JP2015186352A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】トルク低下を抑制することができ、さらにトルクリプルの改善及びコイル渦損の低減を可能とする。【解決手段】モータは、ステータコアと、ティースのそれぞれに嵌合され、ティースの周方向側面に固定される第1インシュレータであって、ティースの根元部の外周まわりに延在するフランジ部と、ティースの根元部から先端部まで延在し、ティースの外周を覆う本体部と含む第1インシュレータと、第1インシュレータを介してティースの外周に巻かれるコイルと、ティースのそれぞれに嵌合され、第1インシュレータに固定される第2インシュレータであって、ステータコアの径方向で第1インシュレータのフランジ部との間にコイルを挟む態様でティースの先端部の外周まわりに延在する絶縁体部と、ティースの先端部の周方向側面に接触し、ティースの先端部の周方向側面からステータコアの周方向に延在する磁性体部とを含む第2インシュレータとを含む。【選択図】図2

Description

本開示は、モータに関する。
2つの分割体からなり、第2の分割体の爪部が、ステータコアのヨークに形成される凹溝に嵌合されることで、2つの分割体のティースへの固定が実現されるインシュレータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
WO2012/011168パンフレット
しかしながら、上記の特許文献1に記載の構成では、ステータコアのヨークに凹溝を形成するので、凹溝に起因してヨークにおける磁束流れが悪くなり、トルク低下が生じうる虞がある。
そこで、本開示は、トルク低下を抑制することができるインシュレータを備えるモータの提供を目的とする。
本開示の一局面によれば、複数のティース(22)が周方向に形成されるステータコア(20)と、
ティース(22)のそれぞれに嵌合され、ティース(22)の周方向側面(223)に固定される第1インシュレータ(70,70A)であって、ティース(22)の根元部の外周まわりに延在するフランジ部(72)と、ティース(22)の根元部から先端部まで延在し、ティース(22)の外周を覆う本体部(76,76A)と含む第1インシュレータ(70,70A)と、
第1インシュレータ(70,70A)を介してティース(22)の外周に巻かれるコイル(30)と、
ティース(22)のそれぞれに嵌合され、第1インシュレータ(70,70A)に固定される第2インシュレータ(80,80A)であって、ステータコア(20)の径方向で第1インシュレータ(70,70A)のフランジ部(72)との間にコイル(30)を挟む態様でティース(22)の先端部の外周まわりに延在する絶縁体部(82,82A)と、ティース(22の先端部の周方向側面(223)に接触し、ティース(22)の先端部の周方向側面(223)からステータコア(20)の周方向に延在する磁性体部(86,86A)とを含む第2インシュレータ(80,80A)とを含む、モータ(1)が提供される。
本開示によれば、トルク低下を抑制することができ、さらにトルクリプルの改善及びコイル渦損の低減が可能なインシュレータを備えるモータが得られる。
一例によるモータ1の構成を示す斜視図である。 モータ1の3面図である。 図2のラインA−Aに沿った断面図である。 図2のラインB−Bに沿った断面図である。 他の例による第1インシュレータ70A及び第2インシュレータ80Aを示す斜視図である。 第1インシュレータ70A及び第2インシュレータ80Aの分解状態を示す斜視図である。 第1インシュレータ70A及び第2インシュレータ80Aが組み付けられたティース22の断面図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。
図1は、一例によるモータ1の構成を示す斜視図である。図2は、モータ1の3面図であり、(A)は、上面視を示し、(B)は、径方向内側からのビューを示し、(C)は、周方向外側からのビューを示す。図3は、図2のラインA−Aに沿った断面図であり、図4は、図2のラインB−Bに沿った断面図である。尚、図1乃至図4では、モータ1の一部のみが示されており、また、見易さの観点からの都合上、第2インシュレータ80やコイル30については、1つのティース22についてのみ示されている。また、図4においては、コイル30の断面は概略的に示されている。
以下では、径方向、周方向及び軸方向は、特に言及しない限り、モータ1の回転軸を基準とし、回転軸を中心として内径側及び外径側を定義する。例えば、内径側とは、回転軸の径方向で回転軸に近い側を指す。
モータ1は、ステータ6を含む。ステータ6は、インナロータ型の任意のモータで使用されてもよい。例えば、ステータ6は、ハイブリッド車又は電気自動車で使用される走行用モータで使用されてもよい。走行用モータは、例えば永久磁石モータであってもよいし、電磁石と永久磁石とを併用するハイブリッド型のモータであってもよい。走行用モータは、例えば3相ブラシレスモータである。
ステータ6は、ステータコア20と、コイル30とを含む。
ステータコア20は、例えば積層鋼板から形成され、又は、紛体を圧縮成型して形成される。ステータコア20は、一体型のコアであるが、複数の分割コアから形成されてもよい。ステータコア20は、内径側にティース22(図3参照)を含む。
ティース22は、周方向に等間隔で複数個形成され、周方向で隣接するティース22間にスロット23(図3参照)が画成される。尚、以下では、主に1つのティース22に関連する構成について説明するが、他のティース22に関連する構成についても同様であってよい。また、以下では、周方向内側とは、周方向でティース22の周方向中心に向う側を指し、周方向外側とは、周方向でティース22の周方向中心から離れる側を指す。同様に、軸方向内側とは、軸方向でティース22の軸方向中心に向う側を指し、軸方向外側とは、軸方向でティース22の軸方向中心から離れる側を指す。
ティース22は、好ましくは、図3に示すように、根元部の幅W2の方が先端部の最小幅W1よりも大きい。
ティース22の周方向側面223には、図3に示すように、第1凹部220が形成される。第1凹部220は、周方向内側に凹む態様で形成される。第1凹部220は、ステータコア20の軸方向全長に亘って形成されてもよいし、ステータコア20の軸方向の一部に形成されてもよい。第1凹部220は、ティース22の周方向側面223の任意の個所に形成されてもよい。図3に示す例では、第1凹部220は、ティース22の根元部に形成される。第1凹部220は、ティース22の周方向両側に形成される。
コイル30は、ステータコア20のスロット23に設けられる。コイル30は、集中巻でステータコア20に装着される。コイル30は、複数の閉ループコイル32をステータコア20に内径側から組み付けることにより形成される。閉ループコイル32は、いわゆるカセットコイルであり、図2に示すように、閉ループの形態を持つ。閉ループコイル32は、図2に示すように、軸方向に延在するコイルサイド部321と、コイルエンド部323とを含む。
モータ1は、更に、第1インシュレータ70と、第2インシュレータ80とを含む。第1インシュレータ70及び第2インシュレータ80は、コイル固定による位置決め機能と共に、ステータコア20とコイル30との間を絶縁する機能を有する。また、第1インシュレータ70及び第2インシュレータ80は、後述の如く、磁性体部86による磁路拡大機能を有する。
第1インシュレータ70は、ティース22のそれぞれに対して設けられる。尚、以下では、主に1つの第1インシュレータ70に関連する構成について説明するが、他の第1インシュレータ70に関連する構成についても同様であってよい。
第1インシュレータ70は、ティース22に嵌合される。第1インシュレータ70は、絶縁材料から形成され、筒状の形態を有する。第1インシュレータ70は、フランジ部72と、本体部76と、第1凸部78とを含む。
フランジ部72は、鍔の形態を有し、ティース22の根元部の外周まわりに延在する。フランジ部72は、コイル30とスロット23の底面23aとの間を絶縁する機能を有する。この目的のため、フランジ部72は、径方向でコイル30とスロット23の底面23aとの間に延在する。図3に示す例では、フランジ部72は、ティース22の両側のスロット23の底面23aに径方向に当接する。
本体部76は、筒状の形態を有し、ティース22の根元部から先端部まで延在する。本体部76は、ティース22の外周を覆う。本体部76は、図1に示すように、ティース22の軸方向側面を覆う軸方向側面76aと、ティース22の周方向側面223を覆う周方向側面76bを含む。即ち、本体部76は、2つの対向する軸方向側面76aと、2つの対向する周方向側面76bとで形成される略矩形断面の空間内にティース22を収める。
本体部76の軸方向側面76aは、図4に示すように、ティース22の先端まで延在する。他方、本体部76の周方向側面76bは、図3に示すように、ティース22の先端まで延在せず、ティース22の先端手前で終端する。尚、ここで、ティース22の先端とは、ティース22の内径側の端面(ロータに対向する面)が存在する位置である。これに対して、ティース22の先端部とは、ティース22の先端を含む径方向の一定の範囲を持つ部位である。例えば、ティース22の先端部とは、実質的に第2インシュレータ80が設けられる部位に対応してもよい。
本体部76の軸方向側面76aには、第2凹部74が形成される。第2凹部74は、軸方向内側に凹む態様で形成され、図4に示す例では、軸方向側面76aに穴(開口)の形態で形成される。また、図4に示す例では、第2凹部74は、本体部76の軸方向両側の軸方向側面76aにそれぞれ形成される。第2凹部74は、ティース22の周方向全長に亘って形成されてもよいし、図2に示すように、ティース22の周方向の一部の範囲に対して形成されてもよい。第2凹部74は、第1インシュレータ70の軸方向側面76aにおける第2インシュレータ80に覆われる領域内の任意の個所に形成されてもよい。
第1凸部78は、スロット23内にのみ設けられる。第1凸部78は、爪の形態であり、本体部76の内周側に形成される。第1凸部78は、本体部76の内周側に、周方向内側に突出する形態で形成される。第1凸部78は、ティース22の周方向側面223の第1凹部220と協動する。即ち、第1凸部78は、ティース22の周方向側面223の第1凹部220に対応して形成され、第1凸部78は、第1インシュレータ70のティース22への嵌合時に、第1凹部220に嵌合される。これにより、第1インシュレータ70のティース22からの抜け(内径側への抜け)が防止される。尚、第1凸部78の高さ(第1凹部220の深さ)は任意である。但し、第1凹部220が深くなるとその分だけティース22の根元部の幅W2が小さくなり、磁束流れの観点から不利となる。従って、第1凸部78の高さ(第1凹部220の深さ)は、所定の抜け力に対して必要な保持機能を実現できる最小値であってよい。
第2インシュレータ80は、ティース22のそれぞれに対して設けられる。尚、以下では、主に1つの第2インシュレータ80に関連する構成について説明するが、他の第2インシュレータ80に関連する構成についても同様であってよい。
第2インシュレータ80は、ティース22に嵌合される。第2インシュレータ80は、第1インシュレータ70よりも内径側でティース22に嵌合される。第2インシュレータ80は、第1インシュレータ70と対をなす。第2インシュレータ80は、後述の如く、部分的に第1インシュレータ70を介してティース22に嵌合される。
第2インシュレータ80は、リング状の形態を有する。第2インシュレータ80は、絶縁体部82と、磁性体部86とを含む。
絶縁体部82は、絶縁材料から形成される。絶縁体部82は、図1等に示すように、鍔の形態を有し、ティース22の先端部の外周まわりに延在する。絶縁体部82は、コイル30と磁性体部86との間を絶縁する機能を有する。この目的のため、絶縁体部82は、スロット23内においては、径方向でフランジ部72との間にコイル30を挟む態様でティース22の周方向側面223から周方向外側に延在する。絶縁体部82は、スロット23内においては、第1インシュレータ70の本体部76と径方向及び周方向で当接する。絶縁体部82は、第1インシュレータ70のフランジ部72と本体部76と協動して、ティース22の外周まわりに凹部(スロット23内では周方向外側に開口し、コイルエンドでは軸方向外側に開口する凹部)を連続して形成し、この凹部内にコイル30が収容される。
絶縁体部82は、図3に示すように、スロット23内においては、周方向内側に向かって径方向の幅が徐々に小さくなる楔形の断面形状を有する。絶縁体部82は、ティース22の軸方向側面側においては、第1インシュレータ70の軸方向側面76aに軸方向に当接する。即ち、第2インシュレータ80は、ティース22の軸方向側面側においては、第1インシュレータ70の上に嵌められる。
絶縁体部82は、図4に示すように、内周側に第2凸部88を含む。第2凸部88は、爪の形態であり、絶縁体部82の軸方向側面82aに形成される。第2凸部88は、絶縁体部82の内周面に軸方向内側に凸となる向きで形成される。図4に示す例では、第2凸部88は、絶縁体部82の軸方向両側の軸方向側面82aにそれぞれ形成される。第2凸部88は、絶縁体部82の一部として絶縁体部82と一体に成形されてよい。第2凸部88は、第1インシュレータ70の軸方向側面76aの第2凹部74と協動する。即ち、第2凸部88は、第1インシュレータ70の第2凹部74に対応して形成され、第2インシュレータ80のティース22及び第1インシュレータ70の一部への嵌合時に、第2凸部88が第1インシュレータ70の軸方向側面76aの第2凹部74に嵌合される。これにより、第2インシュレータ80の第1インシュレータ70からの抜け(内径側への抜け)が防止される。尚、第2凸部88の高さ(第2凹部74の深さ)は任意であり、所定の抜け力に対して必要な保持機能を実現できるように設定される。
磁性体部86は、磁性材料により形成される。磁性体部86は、例えば積層鋼板をステータコア20の形状へと打ち抜く際に得られる廃材により形成されてもよい。この場合、コスト低減を図ることができる。但し、磁性体部86は、ステータコア20の形成とは関係の無い積層鋼板により形成されてもよいし、積層鋼板以外の磁性材料により形成されてもよい。
磁性体部86は、図3に示すように、スロット23内にのみ設けられる。磁性体部86は、絶縁体部82に接着等により固定され、絶縁体部82に一体化される。磁性体部86は、スロット23内において絶縁体部82の内径側に設けられる。換言すると、磁性体部86の外径側は、絶縁体部82により覆われ、従って、磁性体部86とコイル30との間の絶縁は確保される。磁性体部86は、ティース22の先端部の周方向側面223に接触する。磁性体部86は、周方向に延在する。磁性体部86は、好ましくは、ティース22の軸方向全長に亘って延在する。但し、磁性体部86は、ティース22の周方向側面223における軸方向の一部に対して接触する態様で形成されてもよい。磁性体部86は、図3に示すように、ティース22の先端部の周方向両側に対して設けられる。即ち、磁性体部86は、ティース22の先端部の周方向両側で、ティース22の先端部の周方向側面223に接触する。従って、周方向に延在する磁性体部86は、ティース22の先端部の幅W1を実質的に増加する機能(磁路拡大機能)を果たす。これにより、トルクリプルの改善及びコイル渦損の低減が可能となる。
磁性体部86は、図3に示すように、周方向内側に向かって径方向の幅が徐々に大きくなる楔形の断面形状を有する。即ち、スロット23内において、磁性体部86の楔形の断面形状は、絶縁体部82の楔形の断面形状と協動して矩形断面を形成する。これにより、磁性体部86は、ティース22の周方向側面223に対して比較的大きい面積で接触することができ、磁性体部86の機能(ティース22の先端部の幅W1を実質的に増加する機能)を効率的に高めることができる。
ここで、ステータコア20へのコイル30、第1インシュレータ70及び第2インシュレータ80の組み付け方法について概説する。
まず、ステータコア20の各ティース22に各第1インシュレータ70を内径側から嵌合する。この嵌合は、第1インシュレータ70の第1凸部78がステータコア20の第1凹部220内に嵌合した段階で完了となる。次いで、各第1インシュレータ70より覆われた各ティース22上に、各閉ループコイル32を内径側から組み付ける。即ち、閉ループコイル32は、第1インシュレータ70を介してティース22上に組み付けられる。次いで、各ティース22に各第1インシュレータ70上から各第2インシュレータ80を嵌合する。この嵌合は、第2インシュレータ80の第2凸部88が第1インシュレータ70の第2凹部74内に嵌合した段階で完了となる。
このように本実施例のモータ1によれば、第1インシュレータ70及び第2インシュレータ80により閉ループコイル32とステータコア20との間の絶縁を行うことができる。第1インシュレータ70は、ステータコア20に対して直接嵌合し、第1凸部78と第1凹部220の嵌合を介してステータコア20からの抜けが防止される。また、第2インシュレータ80は、第1インシュレータ70を介してステータコア20に嵌合し、第2凸部88と第2凹部74の嵌合を介して第1インシュレータ70からの抜け(ひいてはステータコア20からの抜け)が防止される。これにより、ステータコア20のバックヨーク25に凹部を設けることなく、第1インシュレータ70及び第2インシュレータ80をステータコア20に対して固定できる。即ち、第1インシュレータ70及び第2インシュレータ80をステータコア20に対して固定する機構に起因した磁束流れの悪化を抑制し、トルク低下を抑制することができる。尚、第1凹部220は、ティース22の根元部の幅W2を低減するが、ティース22の根元部の幅W2は、ティース22の幅の最小値とならない。従って、この場合は、ティース22における磁束密度は、ティース22の根元部で最大磁束密度(磁束の飽和)とならない。
ところで、本実施例のモータ1によれば、ティース22は、根元部の幅W2が先端部の幅W1よりも大きく、スロット23はいわゆる平行スロットとなる(但し、完全な平行である必要はない)。このため、スロット23内への閉ループコイル32の内径側からの組み付け性が良好である。しかしながら、平行スロットの場合、その反面として、ティース22の先端部の幅W1が小さくなり(即ちティース形状が先細となり)、ティース先端で最大磁束密度(磁束の飽和)の制約が発生する。この点、本実施例のモータ1によれば、磁性体部86は、上述の如く、ティース22の先端部の幅W1を実質的に増加する機能を果たすので、先細形状のティース22を用いた場合でも、ティース22の先端で最大磁束密度(磁束の飽和)の制約が発生せず、良好なトルク特性を実現することが可能である。
図5は、他の例(実施例2)による第1インシュレータ70A及び第2インシュレータ80Aを示す斜視図である。図6は、第1インシュレータ70A及び第2インシュレータ80Aの分解状態を示す斜視図である。尚、図6においては、第2インシュレータ80Aについても分解状態で示されているが、実際には一体化された状態で組み付けられてよい。図7は、第1インシュレータ70A及び第2インシュレータ80Aが組み付けられたティース22の断面図であり、図3の断面図に対応する図である。
本実施例2による第1インシュレータ70A及び第2インシュレータ80Aは、第1インシュレータ70Aと第2インシュレータ80Aとの間の嵌合態様が、上述した第1インシュレータ70と第2インシュレータ80に対して異なる。即ち、上述した第1インシュレータ70と第2インシュレータ80の場合は、絶縁体部82の第2凸部88が第1インシュレータ70の軸方向側面76aの第2凹部74に嵌合する。これに対して、第1インシュレータ70A及び第2インシュレータ80Aの場合、磁性体部86Aの第3凸部88Aが第1インシュレータ70Aの周方向側面760bの開口74Aに嵌合する。以下、本実施例2に特有の構成について説明し、他の構成については上述した第1インシュレータ70と第2インシュレータ80と同様であってよい。上述した第1インシュレータ70と第2インシュレータ80と実質的に同様であってよい構成については、同一の参照符号を付して説明を省略する。
第1インシュレータ70Aは、フランジ部72と、本体部76Aと、第1凸部78とを含む。
本体部76Aは、ティース22の軸方向側面を覆う軸方向側面760aと、ティース22の周方向側面223を覆う周方向側面760bを含む。本体部76Aの軸方向側面760a及び周方向側面760bは、図6及び図7に示すように、ティース22の先端まで延在する。
本体部76Aの周方向側面760bには、開口74Aが形成される。開口74Aは、周方向側面760bにおける第2インシュレータ80Aに覆われる領域内の任意の個所に形成されてもよい。開口74Aは、図6に示すように、ティース22の軸方向全長に亘って形成されてもよいし、ティース22の軸方向の一部に対して形成されてもよい。開口74Aは、図6に示すように、ティース22の周方向両側に形成される。
第2インシュレータ80Aは、第1インシュレータ70Aを介してティース22に嵌合される。第2インシュレータ80Aは、絶縁体部82Aと、磁性体部86Aとを含む。
絶縁体部82Aは、内周側に第2凸部88を有さず、第1インシュレータ70Aの軸方向側面760aに軸方向に当接する。
磁性体部86Aは、第3凸部88Aを有する。第3凸部88Aは、周方向内側に凸となる向きで形成される。第3凸部88Aは、第1インシュレータ70Aの周方向側面760bの開口74Aと協動する。即ち、第3凸部88Aは、第1インシュレータ70Aの開口74Aに対応して形成され、第2インシュレータ80Aの第1インシュレータ70Aの一部への嵌合時に、第3凸部88Aが第1インシュレータ70Aの開口74Aに嵌合される。これにより、第2インシュレータ80Aの第1インシュレータ70Aからの抜け(内径側への抜け)が防止される。また、このとき、第3凸部88Aは、図7に示すように、開口74Aを通ってティース22の周方向側面223に接触する。磁性体部86Aの第3凸部88Aは、ティース22の先端部の周方向両側で、ティース22の先端部の周方向側面223に接触する。従って、周方向に延在する磁性体部86Aは、同様に、ティース22の先端部の幅W1を実質的に増加する機能を果たす。
本実施例2による第1インシュレータ70A及び第2インシュレータ80Aを用いた場合でも、上述した第1インシュレータ70及び第2インシュレータ80を用いた構成と同様の効果を得ることができる。但し、本実施例2では、第1インシュレータ70及び第2インシュレータ80を用いた構成に比べて、磁性体部86Aとティース22の先端部との接触面積が小さくなる点で不利となる。尚、この点、第1インシュレータ70の周方向側面76bは、第3凸部88Aよりも先端側のみ、磁性体で形成されてもよい。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述した実施例では、第1インシュレータ70のティース22への固定は、第1凸部78と第1凹部220との嵌合により実現されているが、接着により実現されてもよい。これは、第1インシュレータ70Aについても同様である。また、第2インシュレータ80の第1インシュレータ70への固定は、第2凸部88と第2凹部74との嵌合により実現されているが、接着により実現されてもよい。
また、上述した実施例では、コイル30は、集中巻の形態であるが、分布巻の形態であってもよい。例えば、分布巻の二層巻の形態であってもよい。
また、上述した実施例では、ステータコア20は、インナーロータ型のモータ1用の構成であるが、アウタロータ型のモータにおいても、同様の考え方を適用することができる。
なお、以上の実施例に関し、さらに以下を開示する。
(1)複数のティース22が周方向に形成されるステータコア20と、
ティース22のそれぞれに嵌合され、ティース22の周方向側面223に固定される第1インシュレータ70,70Aであって、ティース22の根元部の外周まわりに延在するフランジ部72と、ティース22の根元部から先端部まで延在し、ティース22の外周を覆う本体部76,76Aと含む第1インシュレータ70,70Aと、
第1インシュレータ70,70Aを介してティース22の外周に巻かれるコイル30と、
ティース22のそれぞれに嵌合され、第1インシュレータ70,70Aに固定される第2インシュレータ80,80Aであって、ステータコア20の径方向で第1インシュレータ70,70Aのフランジ部72との間にコイル30を挟む態様でティース22の先端部の外周まわりに延在する絶縁体部82,82Aと、ティース22の先端部の周方向側面223に接触し、ティース22の先端部の周方向側面223からステータコア20の周方向に延在する磁性体部86,86Aとを含む第2インシュレータ80,80Aとを含む、モータ1。
(1)に記載の構成によれば、第1インシュレータ70,70Aがティース22の周方向側面223に固定され、第2インシュレータ80,80Aが第1インシュレータ70,70Aに固定される。従って、第1インシュレータ70,70A及び第2インシュレータ80,80Aを固定するための溝をバックヨーク25に形成する必要がなく、トルク低下を抑制することができる。また、磁性体部86,86Aを備えることで、トルクリプルの改善及びコイル渦損の低減が可能となる。
(2)ティース22は、根元部の方が先端部よりも周方向の幅が広い、(1)に記載のモータ1。
(2)に記載の構成によれば、コイルの内径側からの組み付け性を高めることができる。
(3)ティース22の周方向側面223は、第1凹部220を有し、
第1インシュレータ70,70Aは、本体部76,76Aの内周側に設けられる第1凸部78を含み、
第1インシュレータ70,70Aのティース22の周方向側面223への固定は、第1凹部220に第1凸部78が嵌合することにより実現される、(1)又は(2)に記載のモータ1。
(3)に記載の構成によれば、簡易な嵌合により第1インシュレータ70,70Aのティース22の周方向側面223への固定を実現することができる。また、ティース22の周方向側面223に第1凹部220が形成されるので、バックヨーク25に溝を形成する場合に比べて磁束流れへの影響が小さく、トルク低下を抑制することができる。
(4)第1凹部220は、ティース22の根元部に形成される、(3)に記載のモータ。
(4)に記載の構成によれば、ティース22の根元部に第1凹部220が形成されるので、第1凹部220に起因した磁路幅の低減による不都合を抑制することができる。これは、特に(2)に記載の構成の場合には、磁路幅が最小となる位置が第1凹部220に起因してティース22の根元部になることがない。
(5)第1インシュレータ70の本体部76の軸方向側面76aは、第1インシュレータ70の本体部76の周方向側面76bよりもティース22の先端方向に延在すると共に、第1インシュレータ70の本体部76の周方向側面76bよりもティース22の先端側に第2凹部74を有し、
絶縁体部82は、内周側に第2凸部88を含み、
第2インシュレータ80は、絶縁体部82の内周側が第1インシュレータ70の本体部76の軸方向側面76a上に重なり且つ磁性体部86がティース22の先端部の周方向側面223上に接触する態様で、ティース22に嵌合され、
第2インシュレータ80の第1インシュレータ70への固定は、第2凸部88が第2凹部74に嵌合することにより実現される、(1)〜(4)のうちのいずれかに記載のモータ1。
(5)に記載の構成によれば、簡易な嵌合により第2インシュレータ80の第1インシュレータ70への固定を実現することができる。また、第1インシュレータ70の本体部76の軸方向側面76aで嵌合を行うことで、磁性体部86とティース22の先端部の周方向側面223との間の接触面積を効率的に増加することができる。
(6)第1インシュレータ70Aの本体部76Aの周方向側面760bには、開口74Aが形成され、
磁性体部86Aは第3凸部88Aを含み、
第2インシュレータ80Aは、磁性体部86Aが第1インシュレータ70Aの本体部76Aの周方向側面760bに重なる態様で、ティース22に嵌合され、
第2インシュレータ80,80Aの第1インシュレータ70,70Aへの固定は、第3凸部88Aが開口74Aに嵌合することにより実現され、
第3凸部88Aは、開口74Aを通ってティース22の先端部の周方向側面223に接触する、(1)〜(4)のうちのいずれかに記載のモータ1。
(6)に記載の構成によれば、簡易な嵌合により第2インシュレータ80Aの第1インシュレータ70Aへの固定を実現することができる。
(7)ステータコア20は、積層鋼板により形成され、
磁性体部86,86Aは、積層鋼板をステータコア20の形状へと打ち抜く際に得られる廃材により形成される、(1)〜(6)のうちのいずれかに記載のモータ1。
(7)に記載の構成によれば、廃材を利用することでコスト低減を図ることができる。
1 モータ
6 ステータ
20 ステータコア
22 ティース
220 第1凹部
23 スロット
30 コイル
32 閉ループコイル
321 コイルサイド部
323 コイルエンド部
70,70A 第1インシュレータ
72 フランジ部
74 第2凹部
74A 開口
76,76A 本体部
76a,760a 軸方向側面
76b,760b 周方向側面
78 第1凸部
80,80A 第2インシュレータ
82,82A 絶縁体部
82a 軸方向側面
86,86A 磁性体部
88 第2凸部
88A 第3凸部

Claims (7)

  1. 複数のティースが周方向に形成されるステータコアと、
    前記ティースのそれぞれに嵌合され、前記ティースの周方向側面に固定される第1インシュレータであって、前記ティースの根元部の外周まわりに延在するフランジ部と、前記ティースの根元部から先端部まで延在し、前記ティースの外周を覆う本体部と含む第1インシュレータと、
    前記第1インシュレータを介して前記ティースの外周に巻かれるコイルと、
    前記ティースのそれぞれに嵌合され、前記第1インシュレータに固定される第2インシュレータであって、前記ステータコアの径方向で前記第1インシュレータのフランジ部との間に前記コイルを挟む態様で前記ティースの先端部の外周まわりに延在する絶縁体部と、前記ティースの先端部の周方向側面に接触し、前記ティースの先端部の周方向側面から前記ステータコアの周方向に延在する磁性体部とを含む第2インシュレータとを含む、モータ。
  2. 前記ティースは、根元部の方が先端部よりも周方向の幅が広い、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記ティースの周方向側面は、第1凹部を有し、
    前記第1インシュレータは、前記本体部の内周側に設けられる第1凸部を含み、
    前記第1インシュレータの前記ティースの周方向側面への固定は、前記第1凹部に前記第1凸部が嵌合することにより実現される、請求項1又は2に記載のモータ。
  4. 前記第1凹部は、前記ティースの根元部に形成される、請求項3に記載のモータ。
  5. 前記第1インシュレータの本体部の軸方向側面は、前記第1インシュレータの本体部の周方向側面よりも前記ティースの先端方向に延在すると共に、前記第1インシュレータの本体部の周方向側面よりも前記ティースの先端側に第2凹部を有し、
    前記絶縁体部は、内周側に第2凸部を含み、
    前記第2インシュレータは、前記絶縁体部の内周側が前記第1インシュレータの本体部の軸方向側面上に重なり且つ前記磁性体部が前記ティースの先端部の周方向側面上に接触する態様で、前記ティースに嵌合され、
    前記第2インシュレータの前記第1インシュレータへの固定は、前記第2凸部が前記第2凹部に嵌合することにより実現される、請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載のモータ。
  6. 前記第1インシュレータの本体部の周方向側面には、開口が形成され、
    前記磁性体部は第3凸部を含み、
    前記第2インシュレータは、前記磁性体部が前記第1インシュレータの本体部の周方向側面に重なる態様で、前記ティースに嵌合され、
    前記第2インシュレータの前記第1インシュレータへの固定は、前記第3凸部が前記開口に嵌合することにより実現され、
    前記第3凸部は、前記開口を通って前記ティースの先端部の周方向側面に接触する、請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載のモータ。
  7. 前記ステータコアは、積層鋼板により形成され、
    前記磁性体部は、前記積層鋼板を前記ステータコアの形状へと打ち抜く際に得られる廃材により形成される、請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載のモータ。
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