JP2015186084A - 撮像装置 - Google Patents

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紀明 高木
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Abstract

【課題】
表示部を筐体に対して回動させるための回動機構を設けつつ、撮像装置の大型化を来すことなく表示部の大型化を図る。
【解決手段】
筐体の内部に配置された撮像素子と、撮影時に撮影者に把持される把持部とを備え、光軸に略直交する第1の回動軸が前記把持部内に配置され、前記撮像素子で撮像した画像が表示される表示部が前記第1の回動軸を中心に前記筐体に対して開閉自在に回動される。これにより、表示部を筐体に対して回動させるための回動機構を設けつつ、撮像装置の大型化を来すことなく表示部の大型化を図ることができる。
【選択図】図2

Description

本技術は、筐体に対して表示部が展開可能とされた撮像装置についての技術分野に関する。
特開2013−254007号公報
撮像装置には、表示部を用いて撮像する際の撮影範囲の確認やピントの確認や撮影した画像の閲覧などを行うものがある。このような撮像装置では、上記の確認や閲覧を容易にするためにも、大型の表示部を用いることができるようにすることが好ましい。
また、撮像装置を用いて自分自身を撮影するために、被写体側から撮影範囲やピント等を確認したいという要望がある。これに対応するため、特許文献1に示すように、筐体に対して表示部が略180度回動する撮像装置がある。このような撮像装置では、自分自身を撮影する際に筐体に対して表示部を180度回動させることによって被写体側に表示部を向け、表示部に表示された自分自身の様子を確認しながら撮影範囲やピントの確認を行う。
表示部が筐体に対して回動する撮像装置の場合には、回動機構を設ける必要がある。ところが、回動機構が専用の機構として設けられていると、回動機構を設けるための専用のスペースが必要となり、表示部が小さくなってしまうという問題がある。
そこで、本技術は、表示部を筐体に対して回動させるための回動機構を設けつつ、撮像装置の大型化を来すことなく表示部の大型化を図ることを目的とする。
第1に、本技術に係る撮像装置は、筐体の内部に配置された撮像素子と、撮影時に撮影者に把持される把持部とを備え、光軸に略直交する第1の回動軸が前記把持部内に配置され、前記撮像素子で撮像した画像が表示される表示部が前記第1の回動軸を中心に前記筐体に対して開閉自在に回動されるものである。
これにより、把持部が回動機構を兼ねているため、表示部を開閉するための専用の回動機構を設ける必要がない。
第2に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記筐体の前面にレンズ若しくはレンズマウント部が位置し、前記筐体の前記前面とは反対に位置する後面に前記表示部を収納する収納部が設けられることが望ましい。
これにより、表示部が筐体に安定して保持される。
撮像装置。
第3に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記収納部には前記表示部の少なくとも一部が収納される収納凹部が形成されることが望ましい。
これにより、表示部の筐体からの突出量が小さくされる。
第4に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記筐体の前面にレンズ若しくはレンズマウント部が位置し、前記撮像素子の短手方向を重力の方向に略一致させて前記筐体を後方から見た場合に、前記把持部は前記レンズ若しくは前記レンズマウント部より右側に位置することが望ましい。
これにより、撮像装置を右手で把持する場合において、把持部が右手の掌で包み込まれる。
第5に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記筐体の前面にレンズ若しくはレンズマウント部が位置し、前記撮像素子の長手方向を重力の方向に略一致させて前記筐体を前記レンズの反対方向若しくは前記レンズマウント部の反対方向から見た場合に、前記把持部は前記レンズ若しくは前記レンズマウント部より上側に位置し、前記表示部が撮影者側を向くように前記第1の回動軸を中心に回動させた場合に前記表示部が前記把持部より上側に位置することが望ましい。
これにより、自分撮り撮影を行う場合において、把持部よりも上側に表示部が位置する。
第6に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記筐体における上端部の右端部または左端部に撮影釦が位置することが望ましい。
これにより、自分撮り撮影を行う場合において、把持した手の親指または人差し指で撮影釦を押下することが可能とされる。
第7に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記第1の回動軸は、前記撮像素子の短手方向に略一致することが望ましい。
これにより、撮像装置を縦長にした状態で撮影する場合に、表示部を第1の回動軸を中心に筐体に対して回動させることにより、表示部を筐体の垂直方向に隣接して位置させることができる。
第8に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記表示部は前記把持部に結合されるベース部と前記ベース部に前記第1の回動軸に直交する第2の回動軸を中心に回動自在に支持された表示本体部とを有し、前記表示本体部は前記ベース部に重ねられた重畳位置と前記ベース部に前記第1の回動軸の軸方向において隣接して位置する展開位置との間で回動されることが望ましい。
これにより、表示本体部の回動に伴い重畳位置と展開位置において表示部が異なる方向を向く。
第9に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記表示本体部は前記重畳位置において第1のスライド位置と第2のスライド位置の間で前記ベース部に対してスライド可能とされ、前記第1のスライド位置において前記ベース部に対する前記表示本体部の回動が規制され、前記第2のスライド位置において前記ベース部に対する前記表示本体部の回動が可能とされることが望ましい。
これにより、表示本体部はベース部に対するスライド位置に応じてベース部に対して回動可能または回動不能とされる。
第10に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記ベース部には前記表示本体部に電力を供給するバッテリが着脱可能とされることが望ましい。
これにより、ベース部にバッテリが取り付けられた状態においてバッテリから表示本体部に電力が供給される。
第11に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記把持部が前記表示部の開閉に伴って前記第1の回動軸を中心に回動することが望ましい。
これにより、筐体に回動する部分が設けられなくてよい。
第12に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記把持部に前記表示部が着脱可能に結合され前記撮像素子の撮像信号を前記表示部に送信する接続端子が設けられることが望ましい。
これにより、把持部に表示部が取り付けられた状態において、表示部と装置本体の間でのデータの受渡しや電力の供給が可能とされる。
第13に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記表示部は送信部を有し、前記筐体は受信部を有し、前記送信部は前記表示部が前記把持部から取り外された状態において前記受信部に対して撮影に関する制御信号の発信が可能とされることが望ましい。
これにより、表示部が装置本体から取り外された状態において、送信部から発信される制御信号が受信部によって受信可能とされる。
第14に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記表示本体部はタッチパネル式のディスプレイを有することが望ましい。
これにより、表示部に釦などの操作子が不要とされる。
第15に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記把持部の光軸方向の厚みが前記筐体の光軸方向の厚みよりも厚くされることが望ましい。
これにより、撮影時等において掌に把持部が密着されて把持部の良好な把持状態が確保される。
第16に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記筐体の前面にレンズ若しくはレンズマウント部が位置し、前記把持部は前記前面側にのみ膨出して位置することが望ましい。
これにより、撮影時等において掌に把持部が密着されて把持部の良好な把持状態が確保される。
第17に、上記した本技術に係る撮像装置においては、前記把持部は前記第1の回動軸を中心とする円筒形状をなすことが望ましい。
これにより、把持部が簡易な形状とされる。
本技術に係る撮像装置は、筐体の内部に配置された撮像素子と、撮影時に撮影者に把持される把持部と、前記撮像素子で撮像した画像が表示される表示部とを備え、光軸に略直交する第1の回動軸が前記把持部内に配置され、前記表示部が前記第1の回動軸を中心に前記筐体に対して開閉自在に回動されるものである。
これにより、把持部が回動機構を兼ねているため、表示部を開閉するための専用の回動機構を設ける必要がない。
本技術によれば、第1の回動軸を中心に回動自在に支持された把持部を有することにより、把持部が回動機構を兼ねるため、表示部を筐体に対して回動させるための回動機構を設けつつ、撮像装置の大型化を来すことなく表示部の大型化を図ることができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術の実施の形態の撮像装置の斜視図及び正面図である。 表示部を装置本体に対して第1の回動軸を中心に回動させた状態を示す斜視図である。 筐体と把持部と表示部を示す分解斜視図である。 ベース部と表示本体部と連結部を分解し一部を拡大した状態で示す表示部の分解斜視図である。 表示本体部が第1のスライド位置にある状態と第2のスライド位置にある状態とを示す拡大断面図である。 表示部の収納状態と表示部が装置本体に対して第1の回動軸を中心に回動された状態とを断面で示す概略説明図である。 表示部の収納状態と回動状態とを断面で示す概略説明図である。 表示部の回動状態を示す正面図である。 表示部の収納状態を示す斜視図である。 表示本体部が第1のスライド位置にある状態と第2のスライド位置にある状態とを示す拡大断面図である。 表示本体部が展開位置にある状態を示す拡大断面図である。 表示本体部が展開位置にある状態を示す斜視図である。 表示本体部が展開位置にある状態を示す正面図である。 図15乃至図20と共に第2の実施の形態における撮像装置を示すものであり、本図は表示部の分解斜視図である。 表示部を別の方向からみた状態で示す分解斜視図である。 連結部がベース部のスライド凹部に挿入された状態を示す表示部の分解斜視図である。 表示部の斜視図である。 表示本体部が第1のスライド位置にある状態を示す拡大断面図である。 表示本体部が第2のスライド位置にある状態を示す拡大断面図である。 表示本体部が展開位置にある状態を示す拡大断面図である。 把持部の前後の幅が筐体の前後の幅よりも大きくされた撮像装置の二例を示す概略図である。 表示部を撮像装置の三脚として使用した様子を示す概略図である。
以下、実施の形態を添付図面を参照しながら次の順序で説明する。
<1.撮像装置の構成>
<2.撮像装置の動作>
[2−1.第1の回動軸を中心とした回動]
[2−2.第2の回動軸を中心とした回動]
<3.第2の実施の形態>
<4.変形例>
<5.まとめ>
[他の実施例]
[本技術]
尚、以下の説明にあっては、撮像装置において撮影釦が配置された面側を上面側として上下を表す。また、特筆しない限り、撮影者側(ディスプレイ側)からみて左右及び前後を表す。即ち、前方とは被写体側を表し、後方とは撮影者側を表す。但し、これらの方向は以下の説明における便宜上のものであり、本技術の実施にあたってはこれらの方向に限定されることはない。
<1.撮像装置の構成>
本実施の形態に係る撮像装置1は、図1及び図2に示すように、内外に所要の各部が配置された横長の装置本体2と装置本体2に対して着脱可能な表示部3とを備えて成る。
尚、以下の説明では、特筆しない限り、表示部3を装置本体2に収納した状態で左右及び上下の方向を記載する。
装置本体2は、略直方体状に形成された筐体4と略円筒形状に形成された把持部5とを有している。把持部5が略円筒形状のような簡素な形状とされることにより、部品を容易に形成することができる。
筐体4は、図3に示すように、天面部4a及び底面部4bの各右端部が天面部4aと底面部4bの間の部分よりも右方に突出した形状とされている。天面部4aの右方に突出した部分の下面側と底面部4bの右方に突出した部分の上面側にはそれぞれ円柱形状の支持突部4cが設けられている。
把持部5の上端部及び下端部にはそれぞれ円柱形状の被支持凹部5aが形成されている。筐体4の天面部4aに設けられた支持突部4cが把持部5の上端部に形成された被支持凹部5aに挿入され、筐体4の底面部4bに設けられた支持突部4cが把持部5の下端部に形成された被支持凹部5aに挿入される。これにより、把持部5は筐体4に上下方向に延びる第1の回動軸Xを中心に回動自在に支持されている。第1の回動軸Xは、光軸、即ち、撮像装置1に設けられた図示しないレンズ群の前後方向に延びる軸に直交し、天面部4aと底面部4bに設けられた支持突部4c、4cの各中心を結んだ直線とされる(図1及び図2参照)。
尚、筐体4に設けられた支持突部4cと把持部5に設けられた被支持凹部5aは、凸と凹が逆になっていてもよい。即ち、少なくとも一方が突部とされ、他方が凹部とされていればよい。
把持部5の外周面の一部には、図3に示すように、上下方向に延び左方及び上下に開口された係合凹部5bが形成されている。係合凹部5bには、表示部3の右端部が配置され、表示部3の後述する端子部と接続される接続端子6が設けられている。
表示部3は、図4に示すように、略矩形の平板状に形成されたベース部7と、ベース部7と略同じ形状及び大きさとされベース部7に連結された表示本体部8と、ベース部7と表示本体部8を連結する連結部9とを有している。
ベース部7の右側部には把持部5の接続端子6と接続される端子部10が設けられている。また、ベース部7の上端部には左右に延びる軸配置溝7aが形成されている。ベース部7にはそれぞれ軸配置溝7aの左右の側壁に開口された軸受孔7bが形成されている。
表示本体部8は、表面上における外部からの操作位置を検出可能なタッチパネル式のディスプレイ8aを片面に有している。また、表示本体部8は、ディスプレイ8aが配置されている反対の面の上側略半分の部分に、略矩形のスライド凹部8bが形成されている。
タッチパネル式のディスプレイ8aが用いられることにより、釦などの操作子が不要となるため、画面の大型化を図ることが可能となる。
連結部9は、略矩形の平板状に形成された被スライド部9aと被スライド部9aの上端に連続し半円弧形状に形成された軸保持部9bと軸保持部9bの左右両端部から側方へ突出された円柱形状の軸部9c、9cとを有している。軸部9c、9cの各中心を結ぶ直線は、第1の回動軸Xに直交する第2の回動軸Yとされる。
連結部9の軸保持部9bは、図4に示すように、ベース部7の軸配置溝7aに挿入され、軸部9c、9cはそれぞれ軸受孔7b、7bに挿入される。従って、連結部9はベース部7に対して軸部9c、9c(第2の回動軸Y)を支点として回動可能とされる。
また、連結部9の被スライド部9aは、表示本体部8のスライド凹部8bに挿入される。従って、表示本体部8は被スライド部9aに対して上下方向へスライド可能とされ、ベース部7に対してもスライド可能とされる。このとき、表示本体部8は被スライド部9aに対して上方にスライドされた位置が第1のスライド位置とされ(図5A参照)、被スライド部9aに対して下方にスライドされた位置が第2のスライド位置とされる(図5B参照)。
表示本体部8が第1のスライド位置にあるときには連結部9のベース部7に対する回動が規制され、表示本体部8が第2のスライド位置にあるときには連結部9のベース部7に対する回動が可能とされる。
これにより、図6に示すように、表示部3は把持部5の回動に伴って回動されて装置本体2に対して開閉される。
また、表示本体部8は連結部9の第2の回動軸Yを中心とした回動に伴ってベース部7に対して回動される。
図1及び図2に示すように、接続端子6と端子部10が接続されることにより、ディスプレイ8aの表示に必要な情報や、タッチパネル上の外部からの接触位置情報などの受渡しや、ディスプレイ8aに画像を表示するために必要な電力の供給が可能とされる。
ベース部7には、図2に示すように、表示部3を装置本体2から外した状態で動作させるための電力を供給するバッテリ11が着脱可能とされている。
表示部3に搭載されたバッテリ11は、ディスプレイ8aに電力を供給する補助バッテリとして用いることができるため、長時間のディスプレイ8aの駆動を行うことができる。また、装置本体2からの電力供給を行わなくても表示部3が使用可能とされるため、表示部3を装置本体2から取り外して使用する場合に好適とされる。
表示本体部8には、図示しない加速度センサが内部に設けられ、加速度センサからの信号がディスプレイ8aに表示される文字や画像の向きを決定するために用いられる。つまり、ディスプレイ8aの姿勢や向く方向に合わせて、表示される画像や文字の向きが適応するようにされている。
表示部3には、図2に示すように、少なくとも撮影に関する制御信号を送信可能な送信部12が設けられ、装置本体2には送信部12から発信される制御信号を受信可能な受信部13が設けられている。送信部12は、表示部3が装置本体2から外された状態において、上記制御信号の送信が可能とされる。これにより、例えば、表示部3を装置本体2から外した状態で撮像装置1を遠隔操作することにより、写真や動画の撮影が可能とされる。
上述したように、表示部3が装置本体2に対して着脱可能とされ、更に、表示部3の送信部12から発信される送信信号を装置本体2の受信部13が受信可能とされることにより、装置本体2から離れた位置において表示部3を用いた遠隔操作を行うことが可能とされる。
筐体4の内部には、図1に示すように、被写体の光学像を電気信号に変換する撮像素子14や図示しない光学部品や電子部品などがそれぞれ所定の各位置に配置されている。
筐体4の前面部には、レンズマウント部4dが設けられ、レンズマウント部4dの略中央には円形の光通過孔15が形成されている。レンズマウント部4dには、光通過孔15を前面から覆うようにレンズ16が配置されている。レンズ16は、凸レンズや凹レンズを組み合わせたズームレンズや広角レンズや望遠レンズなどから構成され、前端部には撮像レンズ16aが設けられている。
尚、筐体4にレンズマウント部4dが設けられずにレンズ16が配置されていてもよい。
撮像素子14は、撮像装置1を前面からみたときに光通過孔15の内側に位置するように配置されている。尚、レンズ16は、交換式のものであってもよいし、筐体2と一体に設けられるものであってもよい。
筐体4の天面部4aには、撮影釦17や各種の操作子18、18、・・・が配置されている。操作子18、18、・・・としては、例えば、電源釦、撮影釦、ズームスイッチ、撮影モード切替摘子などが設けられている。
筐体4の後面部には、収納部19が設けられている。収納部19には、図2及び図3に示すように、後方に開口され表示部3のベース部7と略同じ形状及び大きさにされた収納凹部19aが形成されている。
筐体4の後面部に収納部19が設けられることにより、表示部3が筐体4に安定して保持される。
更に、収納部19に収納凹部19aが設けられ、収納凹部19aに表示部3の少なくとも一部、例えば、ベース部7が挿入されることにより、表示部3の後方への突出量が小さくされ、撮像装置1の小型化を図ることができる(図1参照)。
尚、収納凹部19aは、表示部3のベース部7だけでなく表示本体部8も挿入することが可能な深さとなるように形成されていてもよい。この場合には、表示部3を収納凹部19aから引き出しやすくするための切り欠きなどが収納凹部19aの側壁に形成されることが望ましい。これにより、表示部3が筐体4から後方に突出されず、撮像装置1の更なる小型化を図ることができる。
表示部3の表示本体部8は、ベース部7に重ねられた位置が重畳位置とされ、ベース部7に対して第1の回動軸Xの軸方向において隣接した位置が展開位置とされる。
また、表示部3は、ベース部7が収納凹部19aに挿入され表示本体部8が重畳位置にある状態が収納状態とされ、装置本体2に対して第1の回動軸Xを中心に略180度回動された状態が回動状態とされる。
<2.撮像装置の動作>
次に、撮像装置1の動作について説明する。
[2−1.第1の回動軸を中心とした回動]
先ずは表示部3の第1の回動軸Xを中心とした回動について、図7を参照しながら説明する。
表示部3を装置本体2に対して回動する場合には、先ず、図7Aのように収納状態において、装置本体2の後方に突出した表示部3の表示本体部8を把持する。次に、把持した表示本体部8を収納凹部19aから後方に引き出して表示部3の装置本体2に対する第1の回動軸Xを中心とした回動を開始する。これにより、表示部3は筐体4に対して把持部5と一体になって第1の回動軸Xを中心に回動される。
表示部3は、図7Bに示すように、第1の回動軸Xを中心に略180度回動された状態(回動状態)において装置本体2の右端部に接して回動が規制される。
表示部3が回動状態まで回動されることにより、ディスプレイ8aが被写体側を向く(図8参照)。従って、ディスプレイ8aと撮像レンズ16aが同じ方向を向くため、表示部3の回動状態は自分撮り撮影に適する。特に、図8に示すように、装置本体2を縦長にした状態で自分撮り撮影を行う場合には、ディスプレイ8aと撮像レンズ16aが上下に並んだ状態で同じ方向を向くため、ディスプレイ8aに表示された画像における自分自身の位置を把握しやすく、画像内における自分自身の位置調整を容易に行うことができる。
また、図8に示すように、把持部5が筐体4の上側に位置し、表示部3が把持部5の更に上側に位置するため、撮影時の筐体4の把持状態の安定化を図ることができる。
更に、図8に示すように、筐体4の上端部の右端部に撮影釦17が位置することにより、撮影者の指による撮影釦17の押下が容易とされる。尚、筐体4の上端部の左端部に撮影釦17が位置していてもよい。
[2−2.第2の回動軸を中心とした回動]
続いて、表示部3の表示本体部8の第2の回動軸Yを中心とした回動について、図9乃至図11を参照しながら説明する。
ここでは、表示部3の収納状態(図9参照)において、表示本体部8を第2の回動軸Yを中心に回動する場合を説明する。この状態においては、図10Aに示すように、ベース部7の上端部7xと表示本体部8の上端部8xとが当接しているため、表示本体部8のベース部7に対する第2の回動軸Yを中心とした回動が規制されている。
表示本体部8の第2の回動軸Yを中心とした回動に際しては、先ず、図10Bに示すように、表示本体部8をベース部7に対して下方にスライドさせる。このとき、連結部9は軸部9cがベース部7に支持されているためベース部7に対して移動されず、表示本体部8のスライド凹部8b内における連結部9の被スライド部9aの可動範囲内において、表示本体部8がベース部7に対して下方にスライドされる。即ち、表示本体部8は第1のスライド位置(図10A)から第2のスライド位置(図10B)に移動される。
表示本体部8が第2のスライド位置にスライドされた状態においては、ベース部7の上端部7xと表示本体部8の上端部8xとの当接状態が解消され、表示本体部8の上端部8xが軸部9cよりも下方に位置する。従って、第2のスライド位置においては、表示本体部8のベース部7に対する回動が可能とされる。このとき、表示本体部8の上端部8xが軸部9cに対して一定以上離隔して下方に位置するため、第2の回動軸Yを中心とした回動を行う際に、ベース部7の上端部7xと表示本体部8の上端部8xが干渉しないようにされる。
このように、表示本体部8がベース部7に対して第2のスライド位置にスライドされたときに回動が可能とされることで、表示本体部8の上端部8xとベース部7の上端部7xとが干渉しないため、表示本体部8とベース部7が回動時に接触せず、表示本体部8及びベース部7の傷付きが防止される。
また、収納状態においてベース部7の上端部7xと表示本体部8の上端部8xとが当接し、表示本体部8のベース部7に対する回動が規制されることにより、表示本体部8のベース部7に対するがたつきが防止され、収納状態において撮影が行われるときのディスプレイ8aに対する良好な視認性及び撮像装置1の使い勝手の向上を図ることができる。
次に、図10Bに示す表示本体部8が第2のスライド位置にある状態から表示本体部8の回動を開始する。尚、図10Bの矢印は、第2の回動軸Yを中心とした回動による表示本体部8の回動方向を表している。
表示本体部8をベース部7に対して第2の回動軸Yの軸回り方向(図10Bに示す矢印の方向)に略180度展開位置まで回動させた状態を図11及び図12に示す。
表示本体部8がベース部7に対して略180度展開位置まで回動されることにより、ディスプレイ8aが被写体側を向くため、表示部3の展開位置は自分撮り撮影に適する。特に、図13に示すように、装置本体2を横長にした状態で自分撮り撮影を行う場合には、ディスプレイ8aと撮像レンズ16aが上下に並んだ状態で同じ方向を向くため、ディスプレイ8aに表示された画像における自分自身の位置を把握しやすく、画像内における自分自身の位置調整を容易に行うことができる。
尚、表示本体部8がベース部7に対して回動する場合には、表示本体部8はベース部7の上端面に接触することにより、略180度以上の回動が規制される。
<3.第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態における撮像装置1Aについて説明する(図14乃至図20参照)。
第2の実施の形態における撮像装置1Aにおいては、表示部の表示本体部にベース部と連結部が挿入される凹部が形成されている。
第2の実施の形態の説明において、第1の実施の形態と同じ部分に関しては同じ番号を付した上で説明を省略し、異なる部分に関する説明を中心に行う。
尚、以下の説明にあっては、特筆しない限り、表示部を装置本体に対していずれの方向にも回動させていない状態において上下方向及び左右方向を記載する。
本実施の形態における撮像装置1Aの表示部3Aは、図14乃至図17に示すように、ベース部7Aと表示本体部8Aと連結部9を備えている。
ベース部7Aは、略矩形の平板状に形成され、後面には後方及び上方に開口されたスライド凹部7cが形成されている。また、ベース部7Aの右端部には上端から下端に亘って前方に突出された被保持部7dが設けられている。被保持部7dは、把持部5の係合凹部5bに係合されて支持される。
表示本体部8Aは、ベース部7Aよりも大きな略矩形の平板状に形成され、前面にディスプレイ8aを備え、後面にベース部7Aと連結部9が挿入され後方に開口された収容凹部8cが形成されている。また、収容凹部8cの上端部における左右の側壁には、それぞれ軸保持部8dが形成されている。
連結部9は、略矩形の平板状に形成された被スライド部9aと、被スライド部9aの上端部の両側から側方に突出された円柱形状の軸部9c、9cとを有している。
ベース部7Aのスライド凹部7cには、図16に示すように、連結部9の被スライド部9aの上端部以外の部分が挿入される。このとき、被スライド部9aはスライド凹部7cに支持された状態で上下にスライド可能とされる。被スライド部9aは、下端部がスライド凹部7cの下側の壁部に接することによりそれ以上の下方へのスライドが規制される。 表示本体部8Aの収容凹部8cには、図17に示すように、被スライド部9aがスライド凹部7cに挿入された状態でベース部7Aと連結部9が挿入される。また、表示本体部8Aの軸保持部8d、8dに連結部9の軸部9c、9cがそれぞれ支持される。軸部9c、9cの各中心を結んだ直線は、第2の回動軸Yとされる。
表示本体部8Aは、連結部9に対して第2の回動軸Yを中心とした回動が可能とされる。従って、連結部9の被スライド部9aがベース部7Aのスライド凹部7cに挿入された状態において、表示本体部8Aはベース部7Aに対して第2の回動軸Yを中心とした回動が可能とされる。
表示本体部8Aは、図18及び図19に示すように、ベース部7Aに対する連結部9のスライドに伴ってベース部7Aに対して上下にスライド可能とされる。このとき、表示本体部8Aは、ベース部7Aに対して下方にスライドされた位置が第1のスライド位置とされ、上方にスライドされた位置が第2のスライド位置とされる。表示本体部8Aが第2のスライド位置にある状態においては、表示本体部8Aの収容凹部8cの下側の壁部8eとベース部7Aの下端面7eが接触することにより、表示本体部8Aのベース部7Aに対するそれ以上の上方へのスライドが規制される。
表示本体部8Aが第1のスライド位置にある場合には、表示本体部8Aの上端部8xと筐体4の天面部4aとが当接されているため、表示本体部8Aのベース部7Aに対する第2の回動軸Yを中心とした回動が規制されている。
表示本体部8Aが第2のスライド位置にスライドされた状態においては、表示本体部8Aの上端部8xと筐体4の天面部4aとの当接状態が解除され、また、筐体4の天面部4aが軸部9cよりも下方に位置する。従って、表示本体部8Aは、図19及び図20に示すように、連結部9に対する第2の回動軸Yを中心とした回動に伴ってベース部7Aに対して回動される。このとき、表示本体部8Aは、筐体4の天面部4aに接触することにより、略180度以上の第2の回動軸Yを中心とした回動が規制される。
尚、撮像装置1Aにおける装置本体2の把持部5の外周面には、第1の実施の形態における撮像装置1と同様に、ベース部7Aの右端部が配置される係合凹部5bが形成されている。
従って、第1の実施の形態と同じように、把持部5の第1の回動軸Xを中心とした回動に伴って、表示部3Aは装置本体2に対して開閉される。
<4.変形例>
上記した各実施の形態においては、撮像装置1(1A)の筐体4の前後方向の厚みと把持部5の前後方向の厚み(即ち直径)とが略同じ大きさとされていたが、図21Aに示すように、把持部5の前後方向の厚みを筐体4の前後方向の厚みよりも厚くしてもよい。
これにより、撮影時等において掌に把持部5が密着されて把持部5の良好な把持状態が確保され、撮像装置1(1A)の使い勝手の向上を図ることができる。
また、把持部5の前後方向の厚みを筐体4の前後方向の厚みよりも厚くする場合に、把持部5は前面側にのみ筐体4よりも膨出され、把持部5の後面側は筐体4の後面側と連続した略平らな面を構成してもよい(図21B参照)。これにより、把持部5は撮影時において指が包み込む部分のみ膨出されるため、小型化を確保した上で、より良好な把持状態が確保されて撮像装置1(1A)の使い勝手の向上を図ることができる。
また、上述した実施の形態においては、表示部3(3A)を装置本体2に対して第1の回動軸Xを中心に回動させる場合に、把持部5の全体が筐体4に対して回動される例を示したが、把持部5の一部分のみが筐体4に対して回動されてもよい。
例えば、把持部5がともに同じ直径に形成され第1の回動軸Xの軸方向に連設された円筒状または円柱状の三つの部材から成り、真ん中に位置する部材が筐体4に対して固定され、上端部及び下端部に位置する二つの部材が筐体4に対して回動可能とされ、表示部3(3A)が上下に位置する二つの部材に連結された構成にすることが可能である。
これにより、把持部5の三つの部材のうちの上下に位置する二つの部材の筐体4に対する回動に伴って、表示部3(3A)が装置本体2に対して回動可能とされる。
従って、撮像装置1(1A)の撮影時等に把持する部分となる把持部5をできる限り回動させずに、表示部3の第1の回動軸Xを中心とした回動が可能とされる。
更に、上記には、表示部3(3A)が、把持部5に対して着脱可能にされた説明を示したが、表示部3(3A)が把持部5に連結され表示部3(3A)が把持部5から取り外し不能とされていてもよい。その場合には、表示部3(3A)に補助用のバッテリ11を搭載する必要がなくなるため、表示部3(3A)や撮像装置1(1A)の小型化を図ることができる。
更にまた、上記には、表示部3(3A)が一つのディスプレイ8aを有している例を示したが、複数のディスプレイ8a、8a、・・・を有していてもよい。例えば、表示本体部8(8A)の両面にディスプレイ8a、8aが設けられていてもよい。
これにより、表示本体部8(8A)を装置本体2に対して回動させた場合において、撮影者側と被写体側の双方からそれぞれのディスプレイ8aが視認可能とされるため、使い勝手のよい撮像装置を提供することができる。
更に、表示部3(3A)が把持部5に対して着脱可能な場合には、例えば、ベース部7(7A)の片面にキーボードなどの操作子が設けられていてもよい。これにより、大型のディスプレイ8aを搭載しつつ操作性の向上を図ることができる。
また、装置本体2から取り外した表示部3(3A)を三脚代わりに使用できるようにしてもよい。例えば、図22に示すように、ベース部7(7A)と表示本体部8(8A)とを有した表示部3(3A)を装置本体2から取り外し、ベース部7(7A)と表示本体部8(8A)を適度な角度に開いた状態でテーブル等の載置面に載置し、表示部3(3A)上に装置本体2を連結してもよい。
装置本体2と表示部3(3A)の連結には、例えば、表示部3(3A)の連結部9に凸部を設け、装置本体2には凸部に嵌合する凹部を形成し、これらの凸部と凹部を結合することにより行ってもよいし、連結部9と装置本体2の双方に凹部を形成し、それらの凹部を結合する結合部材を他に設けることにより行ってもよい。
尚、この場合には、表示部3(3A)は、ベース部7(7A)と表示本体部8(8A)が適度な角度に開いた状態で保持される機構が設けられることが望ましい。
<5.まとめ>
上述したように、各実施の形態及び各変形例において説明した撮像装置1(1A)は、第1の回動軸Xを中心に回動自在に支持された把持部5を有しており、表示部3(3A)は把持部5の回動に伴って装置本体2に対して開閉される。従って、把持部5が回動機構を兼ねているため、表示部3(3A)を開閉するための専用の回動機構を設ける必要がなく、撮像装置1(1A)の大型化を来すことなくディスプレイ8aの大型化を図ることができる。
これにより、撮影時における表示部3(3A)に対する視認性が向上し、撮像装置1(1A)の使い勝手の向上を図ることができる。
また、上述した撮像装置1(1A)においては、表示部3(3A)が装置本体2に対して第1の回動軸Xを中心とした回動と第2の回動軸Yを中心とした回動が可能とされる。
従って、自分撮り撮影を行う場合に、装置本体2を横長の状態で使用する場合と縦長の状態で使用する場合の双方の使用状態において、ディスプレイ8aと撮像レンズ16aが上下に並んだ状態で略同じ方向を向くため、撮影範囲や自分自身の位置を把握しやすく撮影時における使い勝手の向上を図ることができる。
また、表示部3(3A)が把持部5に対して着脱可能とされている場合に、ディスプレイ8aに表示された画像などを装置本体2から離れた位置で確認することが可能となる。
これにより、装置本体2から離れた場所で被写体となっている人が、装置本体2から取り外したディスプレイ8aを用いて自分自身の写り方などを確認することができ、使い勝手のよい撮像装置1(1A)を提供することができる。
また、表示部3(3A)が着脱可能な構成においては、装置本体2のみにおって撮像装置1(1A)が構成されていてもよい。その場合には、例えば、装置本体2から成る撮像装置1(1A)に取り付けられる表示部3(3A)として、ディスプレイを備えた携帯電話などの別の電子機器が用いられてもよい。
尚、本明細書に記載された効果はあくまでも例示であって限定されるものではなく、また他の効果があってもよい。
[他の実施例]
撮像装置の他の実施例として、以下のような構成も採ることができる。
(1)
被写体の光学像を電気信号に変換する撮像素子が内部に配置された筐体と前記筐体に光軸に直交する第1の回動軸の軸回り方向に回動自在に支持された把持部とを有する装置本体と、
画像が表示されるディスプレイを有する表示部とを備え、
前記表示部は前記把持部の回動に伴って前記装置本体に対して開閉される
撮像装置。
(2)
前記筐体に前記表示部の少なくとも一部を収納するための収納凹部が形成された
(1)に記載の撮像装置
(3)
前記表示部はベース部と前記ベース部に前記第1の回動軸に直交する第2の回動軸の軸回り方向に回動自在に支持された表示本体部とを有し、
前記表示本体部は前記ベース部に重ねられた重畳位置と前記ベース部に前記第1の回動軸の軸方向ににおいて隣接して位置する展開位置との間で回動される
(1)に記載の撮像装置。
(4)
前記表示本体部は前記重畳位置において第1のスライド位置と第2のスライド位置の間で前記ベース部に対してスライド可能とされ、
前記第1のスライド位置において前記ベース部に対する前記表示本体部の回動が規制され、
前記第2のスライド位置において前記ベース部に対する前記表示本体部の回動が可能とされた
(3)に記載の撮像装置。
(5)
前記ベース部には前記表示本体部に電力を供給するためのバッテリが着脱可能とされた
(3)に記載の撮像装置。
(6)
前記表示部は端子部を有し前記把持部に対して着脱可能とされ、
前記把持部に前記端子部と接続される接続端子が設けられた
(1)に記載の撮像装置。
(7)
前記表示部は送信部を有し、
前記装置本体は受信部を有し、
前記送信部は前記表示部が前記装置本体から取り外された状態において前記受信部に対して撮影に関する制御信号の発信が可能とされた
(6)に記載の撮像装置。
(8)
前記表示本体部はタッチパネル式のディスプレイを有した
(3)に記載の撮像装置。
(9)
前記把持部の光軸方向の厚みが前記筐体の光軸方向の厚みよりも厚くされた
(1)に記載の撮像装置。
(10)
被写体の光学像を電気信号に変換する撮像素子が内部に配置された筐体と、
画像が表示されるディスプレイを有する表示部に設けられた端子部と接続される接続端子が設けられた把持部とを備え、
前記把持部が前記筐体に光軸に直交する第1の回動軸の軸回り方向に回動自在に支持された
撮像装置。
[本技術]
本技術は以下のような構成も採ることができる。
(1)
筐体の内部に配置された撮像素子と、
撮影時に撮影者に把持される把持部とを備え、
光軸に略直交する第1の回動軸が前記把持部内に配置され、
前記撮像素子で撮像した画像が表示される表示部が前記第1の回動軸を中心に前記筐体に対して開閉自在に回動される
撮像装置。
(2)
前記筐体の前面にレンズ若しくはレンズマウント部が位置し、
前記筐体の前記前面とは反対に位置する後面に前記表示部を収納する収納部が設けられた
(1)に記載の撮像装置。
(3)
前記収納部には前記表示部の少なくとも一部が収納される収納凹部が形成された
(2)に記載の撮像装置
(4)
前記筐体の前面にレンズ若しくはレンズマウント部が位置し、
前記撮像素子の短手方向を重力の方向に略一致させて前記筐体を後方から見た場合に、前記把持部は前記レンズ若しくは前記レンズマウント部より右側に位置する
(1)乃至(3)のいずれかに記載の撮像装置。
(5)
前記筐体の前面にレンズ若しくはレンズマウント部が位置し、
前記撮像素子の長手方向を重力の方向に略一致させて前記筐体を前記レンズの反対方向若しくは前記レンズマウント部の反対方向から見た場合に、前記把持部は前記レンズ若しくは前記レンズマウント部より上側に位置し、
前記表示部が撮影者側を向くように前記第1の回動軸を中心に回動させた場合に前記表示部が前記把持部より上側に位置する
(1)乃至(4)のいずれかに記載の撮像装置。
(6)
前記筐体における上端部の右端部または左端部に撮影釦が位置する
(5)に記載の撮像装置。
(7)
前記第1の回動軸は、前記撮像素子の短手方向に略一致する
(1)乃至(6)のいずれかに記載の撮像装置。
(8)
前記表示部は前記把持部に結合されるベース部と前記ベース部に前記第1の回動軸に直交する第2の回動軸を中心に回動自在に支持された表示本体部とを有し、
前記表示本体部は前記ベース部に重ねられた重畳位置と前記ベース部に前記第1の回動軸の軸方向において隣接して位置する展開位置との間で回動される
(1)乃至(7)のいずれかに記載の撮像装置。
(9)
前記表示本体部は前記重畳位置において第1のスライド位置と第2のスライド位置の間で前記ベース部に対してスライド可能とされ、
前記第1のスライド位置において前記ベース部に対する前記表示本体部の回動が規制され、
前記第2のスライド位置において前記ベース部に対する前記表示本体部の回動が可能とされた
(8)に記載の撮像装置。
(10)
前記ベース部には前記表示本体部に電力を供給するバッテリが着脱可能とされた
(8)または(9)に記載の撮像装置。
(11)
前記把持部が前記表示部の開閉に伴って前記第1の回動軸を中心に回動する
(1)乃至(10)のいずれかに記載の撮像装置。
(12)
前記把持部に前記表示部が着脱可能に結合され前記撮像素子の撮像信号を前記表示部に送信する接続端子が設けられた
(11)に記載の撮像装置。
(13)
前記表示部は送信部を有し、
前記筐体は受信部を有し、
前記送信部は前記表示部が前記把持部から取り外された状態において前記受信部に対して撮影に関する制御信号の発信が可能とされた
(12)に記載の撮像装置。
(14)
前記表示本体部はタッチパネル式のディスプレイを有した
(8)乃至(13)のいずれかに記載の撮像装置。
(15)
前記把持部の光軸方向の厚みが前記筐体の光軸方向の厚みよりも厚くされた
(1)乃至(14)のいずれかに記載の撮像装置。
(16)
前記筐体の前面にレンズ若しくはレンズマウント部が位置し、
前記把持部は前記前面側にのみ膨出して位置する
(1)乃至(15)のいずれかに記載の撮像装置。
(17)
前記把持部は前記第1の回動軸を中心とする円筒形状をなす
(1)乃至(16)のいずれかに記載の撮像装置。
(18)
筐体の内部に配置された撮像素子と、
撮影時に撮影者に把持される把持部と、
前記撮像素子で撮像した画像が表示される表示部とを備え、
光軸に略直交する第1の回動軸が前記把持部内に配置され、
前記表示部が前記第1の回動軸を中心に前記筐体に対して開閉自在に回動される
撮像装置。
1…撮像装置、1A…撮像装置、2…装置本体、3…表示部、3A…表示部、4…筐体、4d…レンズマウント部、5…把持部、6…接続端子、7…ベース部、7A…ベース部、8…表示本体部、8A…表示本体部、11…バッテリ、12…送信部、13…受信部、14…撮像素子、16…レンズ、17…撮影釦、19…収納部、19a…収納凹部

Claims (18)

  1. 筐体の内部に配置された撮像素子と、
    撮影時に撮影者に把持される把持部とを備え、
    光軸に略直交する第1の回動軸が前記把持部内に配置され、
    前記撮像素子で撮像した画像が表示される表示部が前記第1の回動軸を中心に前記筐体に対して開閉自在に回動される
    撮像装置。
  2. 前記筐体の前面にレンズ若しくはレンズマウント部が位置し、
    前記筐体の前記前面とは反対に位置する後面に前記表示部を収納する収納部が設けられた
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記収納部には前記表示部の少なくとも一部が収納される収納凹部が形成された
    請求項2に記載の撮像装置
  4. 前記筐体の前面にレンズ若しくはレンズマウント部が位置し、
    前記撮像素子の短手方向を重力の方向に略一致させて前記筐体を後方から見た場合に、前記把持部は前記レンズ若しくは前記レンズマウント部より右側に位置する
    請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記筐体の前面にレンズ若しくはレンズマウント部が位置し、
    前記撮像素子の長手方向を重力の方向に略一致させて前記筐体を前記レンズの反対方向若しくは前記レンズマウント部の反対方向から見た場合に、前記把持部は前記レンズ若しくは前記レンズマウント部より上側に位置し、
    前記表示部が撮影者側を向くように前記第1の回動軸を中心に回動させた場合に前記表示部が前記把持部より上側に位置する
    請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記筐体における上端部の右端部または左端部に撮影釦が位置する
    請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記第1の回動軸は、前記撮像素子の短手方向に略一致する
    請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記表示部は前記把持部に結合されるベース部と前記ベース部に前記第1の回動軸に直交する第2の回動軸を中心に回動自在に支持された表示本体部とを有し、
    前記表示本体部は前記ベース部に重ねられた重畳位置と前記ベース部に前記第1の回動軸の軸方向において隣接して位置する展開位置との間で回動される
    請求項1に記載の撮像装置。
  9. 前記表示本体部は前記重畳位置において第1のスライド位置と第2のスライド位置の間で前記ベース部に対してスライド可能とされ、
    前記第1のスライド位置において前記ベース部に対する前記表示本体部の回動が規制され、
    前記第2のスライド位置において前記ベース部に対する前記表示本体部の回動が可能とされた
    請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記ベース部には前記表示本体部に電力を供給するバッテリが着脱可能とされた
    請求項8に記載の撮像装置。
  11. 前記把持部が前記表示部の開閉に伴って前記第1の回動軸を中心に回動する
    請求項1に記載の撮像装置。
  12. 前記把持部に前記表示部が着脱可能に結合され前記撮像素子の撮像信号を前記表示部に送信する接続端子が設けられた
    請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記表示部は送信部を有し、
    前記筐体は受信部を有し、
    前記送信部は前記表示部が前記把持部から取り外された状態において前記受信部に対して撮影に関する制御信号の発信が可能とされた
    請求項12に記載の撮像装置。
  14. 前記表示本体部はタッチパネル式のディスプレイを有した
    請求項8に記載の撮像装置。
  15. 前記把持部の光軸方向の厚みが前記筐体の光軸方向の厚みよりも厚くされた
    請求項1に記載の撮像装置。
  16. 前記筐体の前面にレンズ若しくはレンズマウント部が位置し、
    前記把持部は前記前面側にのみ膨出して位置する
    請求項1に記載の撮像装置。
  17. 前記把持部は前記第1の回動軸を中心とする円筒形状をなす
    請求項1に記載の撮像装置。
  18. 筐体の内部に配置された撮像素子と、
    撮影時に撮影者に把持される把持部と、
    前記撮像素子で撮像した画像が表示される表示部とを備え、
    光軸に略直交する第1の回動軸が前記把持部内に配置され、
    前記表示部が前記第1の回動軸を中心に前記筐体に対して開閉自在に回動される
    撮像装置。
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