JP6155411B1 - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定して把持しつつ、タッチパネルに対する操作を容易にする電子機器を提供する。【解決手段】電子機器1は、長手方向を有する前面と背面とを有する筐体10と、前面に設けられるタッチパネルディスプレイ20、30と、長手方向の第1端の側に設けられた把持部40と、背面の第2端の側に設けられたカメラ60とを備える。把持部40は、前面段差部42と、背面段差部44とを有する。前面段差部42と背面段差部44とは、第1端の側におけるタッチパネルディスプレイ20、30の端部に沿う。【選択図】図1

Description

本開示は、電子機器に関する。
従来、把持しやすい構造でありつつ、把持しながら物理ボタンを操作しやすい構造を有する電子機器がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−260409号公報
電子機器がタッチパネルを有する場合、把持しながらタッチパネルに対する操作をしやすい構造を有することが求められる。
本開示は、安定して把持しつつ、タッチパネルに対する操作を容易にする電子機器を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係る電子機器は、長手方向を有する前面と、前記前面の反対側に位置する背面とを有する筐体を備える。前記電子機器は、前記前面に設けられるタッチパネルディスプレイを備える。前記電子機器は、前記長手方向の第1端の側に設けられた把持部を備える。前記電子機器は、前記背面に設けられ、前記第1端の反対側に位置する第2端の側に設けられたカメラを備える。前記電子機器は、前記カメラに撮像を指示するための物理ボタンを備える。前記把持部は、前記筐体の前面のうち、前記タッチパネルディスプレイの前記第1端の側の近傍に設けられ、中央付近が前記第1端に接近する湾曲形状を有し、中央付近で前記タッチパネルディスプレイから離間する前面段差部を有する。前記把持部は、前記筐体の背面に設けられ、中央付近が前記第1端に接近する湾曲形状を有する背面段差部を有する。前記把持部は、前記筐体の側面のうち角部に設けられ、前記筐体の側面の中央付近より前記筐体のタッチパネルディスプレイを備える面に対する長手方向および短手方向に膨出する側面段差部を有する。前記前面段差部と前記背面段差部とは、前記第1端の近傍に設けられる前記物理ボタンは、前記側面段差部からユーザの第2指の第1関節から先端までの長さ未満だけ離れて位置する。
本開示の一実施形態に係る電子機器によれば、安定して把持しつつ、タッチパネルに対する操作が容易になりうる。
一実施形態に係る電子機器の前面の構成例を示す図である。 一実施形態に係る電子機器の背面の構成例を示す図である。 一実施形態に係る電子機器の構成例を示すブロック図である。 カメラの構成例を示す図である。 図3のA−A断面図である。 シャッターボタンの構成例を示す図である。 表示部に表示されるソフトキーの一例を示す図である。
本実施形態に係る電子機器は、携帯電話、又はスマートフォン等の携帯電子機器であってよい。本実施形態に係る電子機器は、携帯電子機器に限定されるものではない。電子機器は、デスクトップPC(Personal Computer)、ノートPC、タブレット型PC、家電製品、産業用機器若しくはFA(Factory Automation)機器、又は専用端末等の種々の電子機器であってよい。
例えば特許文献1に記載される電子機器は、段落〔0041〕及び〔0042〕に記載されているように、ユーザが把持しやすい構造を有する。特許文献1に記載される電子機器は、ユーザが把持しやすいことによって、該装置によりゲームをプレイしているときに激しい動作をしてもボタンに対する操作性が失われない。一方、本実施形態に係る電子機器は、安定して把持できる構造を有しつつ、把持しながらタッチパネルに対する操作を容易に行いうるものである。
図1及び図2に示されるように、一実施形態に係る電子機器1は、筐体10を備える。筐体10は、略直方体形状であってよい。本実施形態において、筐体10は、6つの面を有するものとする。筐体10の各面は、平面に限られず、湾曲形状等を有する曲面であってよい。筐体10の各面は、互いに交差するように接続してよい。筐体10の各面は、互いになめらかに接続してよい。
筐体10のZ軸の正及び負の方向に向く面はそれぞれ、第1面及び第2面ともいう。第1面及び第2面はそれぞれ、前面及び背面ともいう。前面及び背面は、X軸方向に沿う辺がY軸方向に沿う辺より長い略矩形であるものとする。筐体10の長手方向及び短手方向はそれぞれ、X軸方向及びY軸方向に対応するものとする。
図1に示されるように、電子機器1は、筐体10の前面に、表示部20と、タッチパネル30と、前面把持部41とを備える。前面把持部41は、前面段差部42を含む。前面把持部41は、タッチパネル30よりもZ軸の正の方向の側に凸となる。前面段差部42は、前面把持部41の、タッチパネル30の側の端部に位置する。前面段差部42は、前面把持部41の凸部分からタッチパネル30の表面に至るまでの、Z軸の負の方向へ変位する部分として特定される。言い換えれば、前面段差部42は、前面把持部41からタッチパネル30の表面までをスロープ形状で接続する部分である。前面段差部42のX軸方向の端部は、前面把持部41の表面がZ軸の負の方向に変位し始める部分とされてよい。前面段差部42のX軸方向の端部は、前面把持部41のX軸の負の方向の側の端部とされてよい。
図2に示されるように、電子機器1は、筐体10の背面に、背面把持部43と、カメラ60とを備える。背面把持部43は、背面段差部44を含む。背面把持部43は、筐体10の背面よりもZ軸の負の方向の側に凸となる。背面段差部44は、背面把持部43の、X軸の正の方向の側の端部に位置する。背面段差部44は、背面把持部43の凸部分から筐体10の背面に至るまでの、Z軸の正の方向へ変位する部分として特定される。言い換えれば、背面段差部44は、背面把持部43から筐体10の背面までをスロープ形状で接続する部分である。背面段差部44のX軸方向の端部は、背面把持部43の表面がZ軸の正の方向に変位し始める部分とされてよい。背面段差部44のX軸方向の端部は、背面把持部43のX軸の負の方向の側の端部とされてよい。
前面把持部41と背面把持部43とは、まとめて把持部40ともいう。把持部40は、X軸の正の方向の側に位置するともいえる。筐体10のX軸の正の方向の端部は、第1端ともいう。筐体10のX軸の負の方向の端部は、第2端ともいう。第1端及び第2端は、筐体10の長手方向の両端に位置するといえる。第2端は、第1端の反対側に位置するともいえる。把持部40は、第1端の側に設けられるものとする。カメラ60は、第2端の側に位置するものとする。
電子機器1のY軸の正及び負の方向に向く面はそれぞれ、第3面及び第4面ともいう。第3面及び第4面は、筐体10の側面ともいう。電子機器1のX軸の正及び負の方向に向く面はそれぞれ、第5面及び第6面ともいう。電子機器1は、第3面に、カメラ60に撮像を指示するためのシャッターボタン70を備える。
電子機器1は、コーナーガード45を備える。コーナーガード45は、第3面と第5面との間、第3面と第6面との間、第4面と第5面との間、及び第4面と第6面との間のそれぞれに位置する角部に設けられる。コーナーガード45は、第3面又は第4面の側に位置する側面段差部46を含む。コーナーガード45は、第3面又は第4面に対して凸形状となる部分を有する。側面段差部46は、コーナーガード45の、第3面又は第4面の側の端部に位置する。第3面の側の側面段差部46は、コーナーガード45の凸部分から第3面に至るまでの、Y軸の負の方向へ変位する部分として特定される。第4面の側の側面段差部46は、コーナーガード45の凸部分から第4面に至るまでの、Y軸の正の方向へ変位する部分として特定される。側面段差部46のX軸方向の端部は、コーナーガード45の第3面又は第4面の側の端部とされてよい。側面段差部46のX軸方向の端部は、コーナーガード45がY軸方向に変位し始める部分とされてよい。側面段差部46は、把持部40に含まれてよい。
コーナーガード45は、筐体10に加わる衝撃を緩和するバンパーとして機能しうる。コーナーガード45は、例えばスポンジ材料又はゴム材料等の弾性部材によって構成されてよい。コーナーガード45又は側面段差部46は、筐体10の長手方向に沿う線について線対称に設けられてよい。側面段差部46が線対称に設けられることによって、ユーザは、左右どちらの手でも電子機器1を安定して把持しうる。
電子機器1は、右手だけで把持されうる。電子機器1が右手だけで把持される態様は、例えば、図1及び図2において二点鎖線の想像線で示される。図1及び図2に示される、第1指81、第2指82、第3指83、第4指84、及び第5指85はそれぞれ、親指、人差し指、中指、薬指、及び小指と一般的に呼称される指に対応する。ユーザは、前面段差部42に置いた第1指81で電子機器1を把持しうる。ユーザは、背面段差部44に置いた第3指83又は第4指84で電子機器1を把持しうる。ユーザは、第1指81と第3指83又は第4指84とで把持部40を挟持し、電子機器1を把持しうる。ユーザは、他の態様で電子機器1を把持してよい。
把持部40は、表面にテクスチャを有してよい。テクスチャは、例えば、ピラミッド形状が並んで構成されるものであってよい。把持部40がテクスチャを有することによって、ユーザは、電子機器1をより安定して把持しうる。
ユーザは、側面段差部46に第2指82を置いて、コーナーガード45で電子機器1を把持しうる。ユーザは、側面段差部46に第2指82の第1関節821が位置するように電子機器1を把持しうる。第2指82の第1関節821が側面段差部46に当たることによって、第2指82がコーナーガード45の形状にフィットしうる。結果として、ユーザは、電子機器1をより安定に把持しうる。
電子機器1は、図3に示されるように、制御部2をさらに備える。制御部2は、表示部20と、タッチパネル30と、カメラ60と、シャッターボタン70とに接続され、各構成部を制御する。制御部2は、例えばプロセッサとして構成される。制御部2は、1以上のプロセッサを含んでよい。プロセッサは、特定のプログラムを読み込ませて特定の機能を実行する汎用のプロセッサ、及び特定の処理に特化した専用のプロセッサを含んでよい。専用のプロセッサは、特定用途向けIC(Integrated Circuit)を含んでよい。特定用途向けICは、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)ともいう。プロセッサは、プログラマブルロジックデバイスを含んでよい。プログラマブルロジックデバイスは、PLD(Programmable Logic Device)ともいう。PLDは、FPGA(Field-Programmable Gate Array)を含んでよい。制御部2は、1つ又は複数のプロセッサが協働するSoC(System on a Chip)、及びSiP(System in a Package)のいずれかであってよい。制御部2は、プログラム等を格納する記憶部を備えてよい。
表示部20は、制御部2から取得した情報に基づき、文字、画像、操作用オブジェクト、ポインタ等を表示する。表示部20は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ、無機ELディスプレイ等の表示デバイスであってよいが、これらに限られない。
タッチパネル30は、タッチセンサを備え、ユーザによるタッチを入力として検出する。タッチパネル30には、表示部20が接合される。タッチパネル30に接合された表示部20は、タッチパネルディスプレイともいう。
カメラ60は、電子機器1の背面の側に設けられる。カメラ60は、被写体を撮像可能に構成される。カメラ60は、図4及び図5に示されるように、撮像素子61と、光学系62と、カバー63と、リング64とを備える。筐体10は、開口端10aを有する。カメラ60の各部は、開口端10aで特定される開口の内部、又は、開口よりも筐体10の内側に配置される。
カバー63は、例えばガラス板又は樹脂等で構成されてよい。カバー63は、光の透過率が比較的高くなるように構成されてよい。カバー63は、図4において八角形であるが、これに限られない。カバー63は、他の多角形であってよいし、他の形状であってもよい。カバー63の外形は、開口端10aの外形と同一であってよい。開口端10aには、カバー63が嵌めこまれる受け部16が設けられてよい。筐体10が受け部16を有する場合、カバー63は、受け部16の上に接合される。筐体10が受け部16を有しない場合、カバー63は、開口端10aに接着剤等によって接合されてよい。
リング64は、カバー63の前面の側に設けられる。リング64は、例えば金属又は樹脂などで構成されてよい。リング64の外形は、開口端10aの外形又はカバー63の外形と同じであってよい。リング64は、開口端64aを有する。開口端64aは、円形であってよいし、他の形状であってよい。カメラ60に入射する光は、開口端64aで特定される開口を通り、カバー63で透過され、光学系62に進む。
光学系62は、レンズ若しくはミラー又は光学フィルタ等の光学素子で構成されてよい。光学系62は、入射した光を、撮像素子61の撮像面に結像させる。撮像素子61は、撮像面に照射される光を画像信号に変換する。撮像素子61は、CCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサ又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等であってよい。撮像素子61は、これらに限られず、他の素子であってよい。撮像素子61及び光学系62は、図5において一点鎖線で示される光軸66にあわせて設けられるものとする。
筐体10は、開口端10aの近傍に、背面の側に突出するカメラリブ65を備えてよい。カメラリブ65は、カメラ60の撮像範囲内に位置しないように構成されてよい。カメラ60が広角画像を撮像可能に構成される場合、カメラリブ65は、光軸66からできるだけ離れるように設けられてよい。カメラリブ65が光軸66から離れることによって、カメラリブ65が撮像画像に入りにくくなる。開口端10aが図4に示されるような八角形である場合、カメラリブ65は、光軸66から比較的遠い4辺の近傍に設けられるものとする。
シャッターボタン70は、物理ボタンとして設けられる。シャッターボタン70は、所定のストロークより大きく押し込まれた場合、押下されたことを示す信号を制御部2に出力する。シャッターボタン70は、電子機器1の第3面から突出して設けられてよいし、第3面と面一に設けられてよい。シャッターボタン70が第3面から突出する場合、図6に示されるように、シャッターボタン70の周囲に筐体10から突出するシャッターリブ71が設けられてよい。シャッターリブ71が筐体10から突出する長さは、シャッターボタン70が筐体10から突出する長さと同じであってよいし、異なってよい。筐体10から突出する長さは、突出長ともいう。シャッターボタン70の突出長がシャッターリブ71の突出長以下である場合、ユーザがシャッターボタン70に触れた場合に、シャッターボタン70が意図せず押下されることが起こりにくくなる。シャッターボタン70の突出長がシャッターリブ71の突出長より長い場合、所定のストロークがシャッターボタン70の突出長とシャッターリブ71の突出長との差より長く設定される。所定のストロークが長く設定されることによって、シャッターボタン70が意図せずに押下されることが起こりにくくなる。シャッターリブ71が設けられることによって、シャッターボタン70に対する誤操作が発生しにくくなる。
シャッターリブ71は、第1リブともいう。カメラリブ65は、第2リブともいう。
タッチパネル30は、電子機器1を操作するためのタッチ又はスライド等の入力を検出しうる。制御部2は、図7に例示されるスライダ21又はアイコン22等のソフトキーを表示部20に表示しうる。表示部20に表示されるソフトキーは、図7の例に限られず、他の種々の態様とされうる。制御部2は、スライダ21に対応する位置に対するスライド入力、又は、アイコン22に対応する位置に対するタッチ入力等に応じて、電子機器1の各構成部を制御しうる。
前面段差部42は、タッチパネルディスプレイの第1端の側の端部に沿って設けられる。前面段差部42は、第1指81によって把持されうる。前面段差部42は、湾曲形状を有してよい。前面段差部42が湾曲形状を有することによって、ユーザは、第1指81によって前面段差部42を把持しやすい。ユーザは、前面段差部42を第1指81によって把持する場合、タッチパネル30にタッチしないように電子機器1を把持しうる。一方で、ユーザは、前面段差部42を第1指81の付け根の側で把持しつつ、第1指81の先端でタッチパネル30にタッチしうる。つまり、電子機器1は、前面段差部42を把持する第1指81がタッチパネルディスプレイの第1端の側の端部にアクセス可能となるように構成されうる。
制御部2は、第1指81によってアクセス可能となる表示部20の第1端の側にソフトキーを表示してよい。表示部20の第1端の側にソフトキーが表示されることによって、ユーザは、電子機器1を右手で把持しながら、右手の第1指81でソフトキーに対する操作入力を行いうる。
電子機器1は、前面把持部41に物理ボタンが配置されないように構成されてよい。前面把持部41に電子機器1を操作するための物理ボタンが配置されないことによって、ユーザは、前面把持部41の任意の位置を把持しうる。結果として、電子機器1がより安定に把持されるとともに、電子機器1が把持される際の誤操作が発生しにくくなる。
ユーザは、第1指81を前面段差部42に沿って移動させることによって、タッチパネルディスプレイの第1端の側の端部において、Y軸方向のスライド入力を行いやすい。ユーザは、前面段差部42を第1指81で把持しながら、タッチパネルディスプレイの第1端の側の端部のいずれの箇所にもタッチしやすい。制御部2は、表示部20のうち、筐体10の第1端に近い側に、カメラ60を操作するためのソフトキーを表示してよい。ソフトキーは、筐体10の第1端に近い側に表示される場合、前面段差部42を把持している第1指81によるタッチ入力又はスライド入力などで容易にアクセスされうる。ソフトキーは、例えば、カメラ60に撮像を指示するシャッター機能が割り当てられてよい。ソフトキーは、例えば、カメラ60の露出時間、又は、フォーカス位置をスライダ21によって指示する機能が割り当てられてよい。このようにすることで、ユーザは、電子機器1を右手だけで把持しながら、右手だけでカメラ60の種々の機能を操作しうる。
背面段差部44は、筐体10を挟んで、タッチパネルディスプレイの第1端の側の端部に沿って位置する。背面段差部44が筐体10を挟んで前面段差部42の反対側に位置することによって、筐体10は、第1指81と第3指83又は第4指84とによって挟持されやすい。
側面段差部46は、ユーザの第2指82の第1関節821で把持されてよい。側面段差部46の形状は、第1関節821の曲がりに合わせて決定されてよい。シャッターボタン70は、側面段差部46からX軸の負の方向に所定距離だけ離れた位置に設けられてよい。所定距離は、ユーザの第2指82の第1関節821から第2指82の先端までの長さ未満とされてよい。人間の指の平均的な長さは、例えば、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(AIST)によって作成されたAIST人体寸法・形状データベース等を参照することによって知ることができる。シャッターボタン70が側面段差部46から第2指82の第1関節821の長さ以内に設けられることによって、ユーザは、第2指82で側面段差部46を把持しながら、第2指82でシャッターボタン70を押下できる。
シャッターボタン70は、側面段差部46からX軸の負の方向に設けられることによって、コーナーガード45に対して、第3面の凹部に位置する。シャッターボタン70は、第3面の凹部に位置することによって、誤操作されにくくなる。
図1及び図7において、電子機器1は、ユーザの右手で把持されるものとして説明されている。電子機器1は、Z軸周りに180度回転され、ユーザの左手で把持されてよい。この場合でも、制御部2が表示部20の第1端側にソフトキーを表示することによって、ユーザは左手の第1指81によって、ソフトキーに容易にアクセスできる。
本開示に係る実施形態について、諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形又は修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形又は修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部又は各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部又はステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本開示に係る実施形態について装置を中心に説明してきたが、本開示に係る実施形態は装置の各構成部が実行するステップを含む方法としても実現し得るものである。本開示に係る実施形態は装置が備えるプロセッサにより実行される方法、プログラム、又はプログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものである。本開示の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
本開示において「第1」及び「第2」等の記載は、当該構成を区別するための識別子である。本開示における「第1」及び「第2」等の記載で区別された構成は、当該構成における番号を交換することができる。例えば、第1面は、第2面と識別子である「第1」と「第2」とを交換することができる。識別子の交換は同時に行われる。識別子の交換後も当該構成は区別される。識別子は削除してよい。識別子を削除した構成は、符号で区別される。本開示における「第1」及び「第2」等の識別子の記載のみに基づいて、当該構成の順序の解釈、小さい番号の識別子が存在することの根拠に利用してはならない。
1 電子機器
2 制御部
10 筐体
10a 開口端
16 受け部
20 表示部
21 スライダ
22 アイコン
30 タッチパネル
40 把持部
41 前面把持部
42 前面段差部
43 背面把持部
44 背面段差部
45 コーナーガード
46 側面段差部
60 カメラ
61 撮像素子
62 光学系
63 カバー
64 リング
64a 開口端
65 カメラリブ
66 光軸
70 シャッターボタン
71 シャッターリブ
81〜85 第1〜第5指
821 第2指の第1関節

Claims (5)

  1. 長手方向を有する前面と、前記前面の反対側に位置する背面とを有する筐体と、
    前記前面に設けられるタッチパネルディスプレイと、
    前記長手方向の第1端の側に設けられた把持部と、
    前記背面に設けられ、前記第1端の反対側に位置する第2端の側に設けられたカメラと
    前記カメラに撮像を指示するための物理ボタンと、
    を備え、
    前記把持部は
    前記筐体の前面のうち、前記タッチパネルディスプレイの前記第1端の側の近傍に設けられ、中央付近が前記第1端に接近する湾曲形状を有し、中央付近で前記タッチパネルディスプレイから離間する前面段差部と
    前記筐体の背面に設けられ、中央付近が前記第1端に接近する湾曲形状を有する背面段差部と
    前記筐体の側面のうち角部に設けられ、前記筐体の側面の中央付近より前記筐体のタッチパネルディスプレイを備える面に対する長手方向および短手方向に膨出する側面段差部と、を有し、
    前記前面段差部と前記背面段差部とは、前記第1端の近傍に設けられ、
    前記物理ボタンは、前記側面段差部からユーザの第2指の第1関節から先端までの長さ未満だけ離れて位置する、電子機器。
  2. 前記側面段差部は、前記長手方向に沿う線について線対称に設けられる、請求項に記載の電子機器。
  3. 前記物理ボタンの周囲に設けられる第1リブをさらに有する、請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記カメラの近傍に、第2リブをさらに有する、請求項1乃至のいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 前記第2リブを複数有する、請求項に記載の電子機器。
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