JP2015185537A - 燃料電池システム - Google Patents

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修平 咲間
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Abstract

【課題】脱硫器まわりの圧力上昇抑制処理を行う際に機器類への影響を抑制する燃料電池システムを提供する。
【解決手段】燃料電池システム1は、脱硫器11と、燃料電池53と、燃料電池53に発電用空気AGを供給する発電用空気供給部41と、被脱硫原料ライン18と、被脱硫原料ライン18に設けられた第1の遮断弁21と、脱硫器11から流出した原料Dを発電用空気AGに合流させる脱硫器流出原料ライン31と、脱硫器流出原料ライン31に設けられた第2の遮断弁32と、脱硫器11の内圧を検知する脱硫器内圧検知器23と、制御部60とを備える。制御部60は、脱硫器11が密封された状態で脱硫器内圧検知器23が検知した圧力が第1の所定の値以上となったときに、発電用空気AGを供給すると共に第2の遮断弁32を開にして脱硫器内圧検知器23の検知圧力を低下させる減圧処理を行うように発電用空気供給部41及び第2の遮断弁32を作動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は燃料電池システムに関し、特に脱硫器まわりの圧力上昇を抑制する処理を行う際に機器類への影響を抑制する燃料電池システムに関する。
水素含有ガスと酸素含有ガスとを導入して発電する燃料電池を設置する際、水素含有ガスを入手するためのインフラ整備が十分でないことに鑑み、炭化水素系原料を改質して水素含有ガスとする改質器(燃料処理機)が併設されることが多い。燃料電池に供給する水素含有ガスを、炭化水素系原料を改質して生成する場合、脱硫器において炭化水素系原料を脱硫してから改質するのが一般的である。
運転時の温度が異なる脱硫器及び燃料処理機の、運転停止後の温度変化の相違に伴う圧力変化の相違によって必要となる、燃料処理機を含む空間の補圧処理を、以下のように行う燃料処理装置が知られている。その燃料処理装置は、脱硫器の上流の原料ガス流路に設けられた第1の弁と、脱硫器と燃料処理機との間の原料ガス流路に設けられた第2の弁と、燃料処理機の下流に設けられた第3の弁とを備え、脱硫器を含む空間の圧力が第1の圧力閾値以上の圧力に加圧されている状態で、燃料処理機を含む空間の補圧処理を行う場合に、第1の弁及び第3の弁を閉じたまま、第2の弁を開放することとしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009−217952号公報(段落0030、図1等)
しかしながら、特許文献1に記載された燃料処理装置では、第1の弁と第3の弁との間に封入されていた原料ガスが排出されると、燃料処理装置の下流側に設置されている燃料電池システムを構成するガス検知器等の機器類の誤作動を発生させるおそれがある。
本発明は上述の課題に鑑み、脱硫器まわりの圧力上昇を抑制する処理を行う際に機器類への影響を抑制する燃料電池システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係る燃料電池システムは、例えば図1に示すように、炭化水素系の原料である被脱硫原料Drを脱硫して脱硫済原料Dfを生成する脱硫器11と;脱硫済原料Dfの改質によって生成された水素を含有する燃料ガスEと、発電用空気AGとを導入して発電する燃料電池53と;燃料電池53に発電用空気AGを供給する発電用空気供給部41と;脱硫器11に被脱硫原料Drを導く被脱硫原料ライン18と;被脱硫原料ライン18に設けられた第1の遮断弁21と;脱硫器11から流出した原料Dを、発電用空気供給部41から供給された発電用空気AGに合流させる脱硫器流出原料ライン31と;脱硫器流出原料ライン31に設けられた第2の遮断弁32と;脱硫器11の内部の圧力を直接又は間接的に検知する脱硫器内圧検知器23と;第1の遮断弁21及び第2の遮断弁32に挟まれた脱硫器11が密封された状態で、脱硫器内圧検知器23が検知した圧力が第1の所定の値以上となったときに、発電用空気AGを供給すると共に、第2の遮断弁32を開にすることによって脱硫器内圧検知器23が検知する圧力を低下させる減圧処理を行うように、発電用空気供給部41及び第2の遮断弁32を作動させる制御部60とを備える。
このように構成すると、発電用空気を供給しつつ第2の遮断弁を開にするので、第2の遮断弁を通過して流下した炭化水素系の原料が発電用空気で希釈されることとなり、機器類への影響を抑制することができる。
また、本発明の第2の態様に係る燃料電池システムは、例えば図1に示すように、上記本発明の第1の態様に係る燃料電池システム1において、脱硫器流出原料ライン31に設けられた流出流量抑制手段33であって、減圧処理によって脱硫器11から流出した原料Dが燃焼下限未満の濃度で外部に排出されるように、原料Dの脱硫器11からの流出流量を抑制する流出流量抑制手段33を備える。
このように構成すると、原料を穏やかに外部へ排出することができる。
また、本発明の第3の態様に係る燃料電池システムは、例えば図1に示すように、上記本発明の第2の態様に係る燃料電池システム1において、脱硫器流出原料ライン31が、脱硫器11から流出した原料Dを、燃料電池53よりも下流側で発電用空気AGに合流させるように構成されている。
このように構成すると、脱硫されていない原料が燃料電池に導入されることを回避することができる。
また、本発明の第3の態様に係る燃料電池システムは、例えば図1に示すように、上記本発明の第1の態様又は第2の態様に係る燃料電池システム1において、脱硫器11から流出した原料Dと発電用空気AGとが合流した流体を外部へ導く合流流体ライン58、59と;燃料電池53よりも下流側の合流流体ライン58、59に設けられた、原料Dを燃焼させる燃焼部55とを備える。
このように構成すると、脱硫器から排出された原料を燃焼させてから外部へ排出させることができ、環境負荷を低減することができる。
また、本発明の第4の態様に係る燃料電池システムは、例えば図1を参照して示すと、上記本発明の第1の態様乃至第3の態様のいずれか1つの態様に係る燃料電池システム1において、制御部60は、減圧処理を開始した後、脱硫器内圧検知器23が検知する圧力が第1の所定の値よりも小さい第2の所定の値に低下したときに、第2の遮断弁32を閉にするように構成されている。
このように構成すると、外部に排出される原料を希釈しつつ、脱硫器内を適切な圧力にすることができると共に、原料のロスを抑制することができる。
また、本発明の第5の態様に係る脱硫器の過圧解消方法として、例えば図1及び図2を参照して示すと、炭化水素系の原料Drを脱硫する脱硫器11内に存在する原料Dを封入する原料封入工程(S1)と;原料Dが封入された脱硫器11の内部の圧力を直接又は間接的に検知する脱硫器内圧検知工程(S2)と;脱硫器内圧検知工程(S2)で検知される圧力が第1の所定の値以上となったときに、燃料電池53に向けて発電用空気AGを供給すると共に、脱硫器11内の原料Dを発電用空気AGに合流させることで、脱硫器11の内部の圧力を低下させつつ外部に排出される原料Dを希釈する減圧希釈工程(S4、S5)とを備えることとしてもよい。
このように構成すると、原料が発電用空気で希釈されて外部に排出されることとなり、機器類への影響を抑制することができる。
本発明によれば、原料が発電用空気で希釈されて外部に排出されることとなり、機器類への影響を抑制することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る燃料電池システムの模式的系統図である。 本発明の第1の実施の形態に係る燃料電池システムにおける脱硫器の過圧解消制御のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る燃料電池システムの模式的系統図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において互いに同一又は相当する部材には同一あるいは類似の符号を付し、重複した説明は省略する。
まず図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る燃料電池システム1を説明する。図1は、燃料電池システム1の模式的系統図である。燃料電池システム1は、原料Dを脱硫する脱硫器11と、脱硫器11で脱硫された原料Dを水素に富む燃料ガスEに改質する改質器51と、燃料電池53と、制御部60と、を主要構成機器として備えている。
原料Dは、改質することで燃料電池53における発電に利用可能となる程度に水素に富むガス(水素リッチガス)にできるものであり、炭化水素系燃料が用いられる。具体例として、炭化水素類、アルコール類、エーテル類、バイオ燃料が挙げられ、これらの炭化水素系燃料は、石油・石炭等の化石燃料由来のもの、合成ガス等の合成系燃料由来のもの、バイオマス由来のもの等を適宜用いることができる。炭化水素類としては、メタン、エタン、プロパン、ブタン、天然ガス、LPG、都市ガス、タウンガス、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油が挙げられる。アルコール類として、メタノール、エタノールが挙げられる。エーテル類として、ジメチルエーテルが挙げられる。バイオ燃料として、バイオガス、バイオエタノール、バイオディーゼル、バイオジェットが挙げられる。以下の説明では、脱硫器11で脱硫される前の原料Dを脱硫前原料Drといい、脱硫器11で脱硫された後の原料Dを脱硫済原料Dfといい、両者を区別しない場合は単に原料Dと総称することとする。脱硫前原料Drは被脱硫原料に相当する。
脱硫器11は、脱硫前原料Drに含まれている硫黄分を吸着する脱硫触媒11cを内部に有している。脱硫触媒11cには、ゼオライト系触媒や金属系触媒等が用いられる。脱硫器11には、脱硫前原料Drを脱硫器11に導く被脱硫原料ラインとしての脱硫前原料管18と、脱硫済原料Dfを改質器51に導く脱硫済原料ラインとしての脱硫済原料管19と、原料Dを改質器51及び燃料電池53をバイパスして燃料電池53の下流側に導くバイパスラインとしてのバイパス管31とが接続されている。本実施の形態では、バイパス管31が脱硫器流出原料ラインに相当する。なお、「・・・ライン」とは、流体の流路であり、典型的には専ら流体を案内する管であるが、他の用途に用いられる物と物との間に形成された空間であってもよい。
脱硫前原料管18には、流路を遮断可能な第1の遮断弁としての入口遮断弁21が配設されている。入口遮断弁21よりも上流側の脱硫前原料管18には上流遮断弁29が配設されている。脱硫済原料管19には、流路を遮断可能な出口遮断弁22が配設されている。バイパス管31には、流路を遮断可能なバイパス遮断弁32が配設されている。本実施の形態では、バイパス遮断弁32が第2の遮断弁に相当する。入口遮断弁21、出口遮断弁22、バイパス遮断弁32は、本実施の形態では電磁弁が用いられている。出口遮断弁22よりも下流側の脱硫済原料管19には、脱硫済原料Dfを改質器51に向けて圧送する原料ブロワ13が配設されている。脱硫器11と入口遮断弁21との間の脱硫前原料管18には、脱硫器内圧検知器としての圧力計23が設けられている。なお、圧力計23は、脱硫器11の内部の圧力を検知することができればよく、出口遮断弁22よりも上流側の脱硫済原料管19や、バイパス遮断弁32よりも上流側のバイパス管31や、脱硫器11に設けられていてもよい。
改質器51は、脱硫済原料Dfの改質を促進させる改質触媒51cを内部に有している。本実施の形態では、改質触媒51cとして、水蒸気改質触媒が改質器51に収容されている。また、改質器51には、水蒸気改質後のシフト反応に適した触媒(不図示)が収容されている。改質器51には、脱硫済原料管19と、改質水導入管(不図示)とが接続されている。改質器51は、脱硫済原料Dfと改質水とを導入し、脱硫済原料Df中の炭化水素と改質水(水蒸気)とを改質触媒51cの下で水蒸気改質反応させて水素と一酸化炭素とを含む改質ガスを生成し、さらに改質ガス中の一酸化炭素と改質水(水蒸気)とをシフト反応させて水素に富み二酸化炭素を含む燃料ガスEを生成するように構成されている。改質器51における反応では、空気(酸素)が用いられないため、改質器51には空気を供給するラインが接続されていない。改質器51には、上述した脱硫済原料管19及び改質水導入管(不図示)のほか、生成された燃料ガスEを導出する燃料ガスラインとしての燃料ガス管52が接続されている。
燃料電池53は、燃料ガス管52を介して改質器51と接続されている。燃料電池53には、また、発電用空気AGを導入する発電用空気ラインとしての発電用空気管42が接続されている。発電用空気管42には、発電用空気AGを燃料電池53に向けて圧送する発電用空気ブロワ43が配設されている。発電用空気管42と発電用空気ブロワ43とを含んで、発電用空気供給部41を構成している。燃料電池53は、燃料ガスE及び発電用空気AGを導入し、燃料ガスE中の水素等と発電用空気AG中の酸素との電気化学的反応により直流の電力を発生するように構成されており、一般にセルスタックと呼称される場合もある。燃料電池53としては、本実施の形態では円筒型(平板円筒型を含む)の固体酸化物形燃料電池(SOFC)が用いられているが、固体高分子形燃料電池(PEFC)等の、SOFC以外の燃料電池であってもよい。燃料電池53における発電のために燃料電池53に供給された燃料ガスE及び発電用空気AGは、そのすべてが発電に利用されるのではなく、燃料電池53の発電電流に応じた分が利用され、発電に利用されなかった分は、オフガスFとして導出される。なお、本実施の形態では、燃料電池53の下流側に、燃料電池53から導出されたオフガスFを燃焼させるバーナー(不図示)が設けられており、バーナー(不図示)でオフガスFを燃焼させたときの発熱で改質器51を加熱することができるように構成されている。
燃料電池システム1は、燃料電池53の下流に、燃焼部55を備えている。燃焼部55は、燃料電池53から排出されてバーナー(不図示)で燃焼した後のオフガスFを導入し、1次燃焼後のオフガスF中に含まれる未燃の可燃成分を燃焼処理するように構成されている。燃焼部55は、主として1次燃焼後のオフガスF中の未燃成分を燃焼させるためのものであるが、改質器51に隣接して配置し、改質器51内の改質触媒51cに熱を与えることができるように構成されていてもよい。燃焼部55は、1次燃焼後のオフガスF中の可燃成分を燃焼させる燃焼触媒(不図示)と、燃焼触媒を活性温度に昇温するヒータ55hとを有している。燃焼触媒は、1次燃焼後のオフガスF中の可燃成分の酸化を促進させる物質で構成されており、例えば、白金、パラジウム等の貴金属系触媒や、マンガン、鉄等の卑金属系触媒等を用いることができる。ヒータ55hは、燃料電池システム1の起動時に燃焼触媒(不図示)を活性温度まで速やかに上昇させることができる発熱量を有するように構成されている。燃焼部55は、1次燃焼後のオフガスFの燃焼によって生じる排ガスGを排出するように構成されている。
燃焼部55には、燃料電池53から排出された1次燃焼後のオフガスFを燃焼部55に導くオフガスラインとしてのオフガス管58と、燃焼部55から排出された排ガスGを燃料電池システム1の外に導く排ガスラインとしての排ガス管59とが接続されている。オフガス管58には、一端が脱硫器11に接続されたバイパス管31の他端が接続されている。バイパス管31は、オフガス管58との接続部とバイパス遮断弁32との間に、脱硫器11から流出される原料Dの流量を抑制する流出流量抑制手段としての絞り部材33が設けられている。絞り部材33として、典型的にはキャピラリ又はオリフィスが用いられるが、適切な開度に調節されたバルブ等が用いられることとしてもよい。絞り部材33は、脱硫器11から流出した原料Dが、燃焼下限未満の濃度となる流量でオフガス管58を流れるように構成されている。
制御部60は、燃料電池システム1の動作を制御する機器である。制御部60は、入口遮断弁21、出口遮断弁22、バイパス遮断弁32とそれぞれ信号ケーブルで接続されており、入口遮断弁21、出口遮断弁22、バイパス遮断弁32の開閉動作をさせることができるように構成されている。また、制御部60は、圧力計23と信号ケーブルで接続されており、圧力計23が検知した値を信号として受信することができるように構成されている。また、制御部60は、原料ブロワ13及び発電用空気ブロワ43とそれぞれ信号ケーブルで接続されており、原料ブロワ13及び発電用空気ブロワ43の発停を制御することができるように構成されている。また、制御部60は、ヒータ55hと信号ケーブルで接続されており、ヒータ55hのオン・オフを制御することができるように構成されている。
引き続き図1を参照して、燃料電池システム1の作用を説明する。燃料電池システム1の停止時は、原則として、入口遮断弁21、出口遮断弁22、バイパス遮断弁32が閉になっている。燃料電池システム1を起動する指令を制御部60が受けると、制御部60は、入口遮断弁21及び出口遮断弁22を開にすると共に、原料ブロワ13を起動する。なお、上流遮断弁29は、燃料電池システム1の運転時は常時開となっている。原料ブロワ13が起動すると、脱硫前原料管18を介して脱硫前原料Drが脱硫器11に導入される。脱硫前原料Drは、脱硫器11において脱硫触媒11cの作用によって硫黄分が吸着され、改質器51及び燃料電池53に悪影響を与えないように脱硫された脱硫済原料Dfとなる。脱硫前原料Drの脱硫が行われている脱硫器11は、概ね50℃程度となる。脱硫済原料Dfは、脱硫済原料管19を介して改質器51に導入される。
脱硫済原料Dfが改質器51に導入されるようになると、制御部60は、改質水導入管(不図示)を介して改質水も導入させる。脱硫済原料Df及び改質水が導入された改質器51では、水蒸気改質反応が行われ、燃料ガスEが生成される。水蒸気改質反応が行われている改質器51は、概ね800℃程度となる。改質器51で生成された燃料ガスEは、燃料ガス管52を介して燃料電池53に供給される。
燃料ガスEが燃料電池53に供給されるようになると、制御部60は、発電用空気ブロワ43を起動する。発電用空気ブロワ43が起動すると、発電用空気管42を介して発電用空気AGが燃料電池53に導入される。燃料ガスE及び発電用空気AGが導入された燃料電池53では、燃料ガスE中の水素等と発電用空気AG中の酸素との電気化学的反応による発電が行われる。燃料電池53で発生した電力は、燃料電池システム1内の電気機器(各ブロワ13、43等)及び/又は燃料電池システム1外の電力負荷(不図示)に供給される。燃料電池53に導入された燃料ガスE及び発電用空気AGは、発電に利用された後にオフガスFとして排出され、バーナー(不図示)で1次燃焼されて改質器51に熱を与えた後、オフガス管58を介して燃焼部55に至る。
燃焼部55では、燃料電池システム1の起動初期は、燃焼触媒が活性温度に達していないため、制御部60がヒータ55hを作動させ、燃焼触媒を速やかに活性温度に上昇させる。制御部60は、燃焼触媒が活性温度に達したら、ヒータ55hへの通電を停止する。燃焼部55に導入された1次燃焼後のオフガスFは、燃焼触媒によって燃焼処理される。燃焼部55における1次燃焼後のオフガスFの燃焼によって生ずる燃焼熱を、改質器51における改質反応に利用することとしてもよい。燃焼部55で1次燃焼後のオフガスFが燃焼されることによって生じた排ガスGは、排ガス管59を流れて燃料電池システム1から排出される。
上述のように運転する燃料電池システム1の発電を停止する際、制御部60は、原料ブロワ13を停止すると共に、入口遮断弁21及び出口遮断弁22を閉にする。これにより、脱硫済原料Dfの改質器51への供給が停止され、ひいては燃料ガスEの燃料電池53への供給が停止される。また、制御部60は、発電用空気ブロワ43を停止する。これにより、発電用空気AGの燃料電池53への供給が停止される。閉じられている入口遮断弁21、出口遮断弁22、バイパス遮断弁32の間にある脱硫器11並びに脱硫器11と連絡(連通)している脱硫前原料管18、脱硫済原料管19、バイパス管31の部分は、内部が密封された空間となっているため、周囲の環境の温度の変化に応じて内部の圧力が変動することとなる。典型的には、脱硫器11の温度が上昇したときに内部の圧力が上昇し、脱硫器11の温度が低下したときに内部の圧力が低下することとなる。
脱硫器11内の圧力の過度の上昇を回避するために、圧力計23が検知した値が第1の所定の値以上となったときに、例えばバイパス遮断弁32を開にすることで、脱硫器11内の圧力を逃がすことができる。ここで、第1の所定の値は、脱硫器11の保護の観点から設定される圧力の上限値であり、例えば65kPa(ゲージ圧)とすることができる。バイパス遮断弁32を開にすることで、脱硫器11内の圧力を逃がすことができるが、脱硫器11まわりに封入されていた原料Dがそのまま下流側に流出すると、燃料電池システム1内に設置されているガス検知器等の補機類の誤作動が生じ得る。燃料電池システム1では、以下の方策により、補機類の誤作動を回避しつつ、脱硫器11内の圧力上昇を抑制することとしている。
図2は、燃料電池システム1における脱硫器11の過圧解消制御のフローチャートである。以下の説明において、燃料電池システム1の構成に言及しているときは適宜図1を参照することとする。燃料電池システム1は、発電の停止中、上述のように、入口遮断弁21、出口遮断弁22、バイパス遮断弁32を閉じて脱硫器11まわりを密封し、脱硫器11内に存在する原料Dを封入している(原料封入工程:S1)。そして、制御部60は、圧力計23が検知した値を適宜受信しており、圧力計23が検知した値が第1の所定の値以上か否かを判断する(脱硫器内圧検知工程:S2)。圧力計23が検知した値が第1の所定の値以上ではない場合は、再び脱硫器内圧検知工程(S2)に戻る。
他方、脱硫器内圧検知工程(S2)において、圧力計23が検知した値が第1の所定の値以上の場合、制御部60は、ヒータ55hを起動する(S3)。ヒータ55hが起動すると、燃焼部55の温度上昇が始まる。ヒータ55hを起動したら、又はヒータ55hの起動と同時に、制御部60は、発電用空気ブロワ43を起動する(S4)。発電用空気ブロワ43の起動により、発電用空気AGが燃料電池53に供給される。しかし、発電が停止している燃料電池システム1では、燃料ガスEが燃料電池53に供給されていない。このため、燃料電池53に供給された発電用空気AGは、燃料電池53を通過して、オフガス管58及び排ガス管59を流れていく。
次に、制御部60は、バイパス遮断弁32を開にする(S5)。これにより、脱硫器11内の原料Dが脱硫器11から流出し始め、脱硫器11の内部の圧力が低下する減圧処理が行われることとなる。バイパス遮断弁32を開にすることで脱硫器11から流出した原料Dは、バイパス管31を流れてオフガス管58に流入する。オフガス管58に流入した原料Dは、燃料電池53を通過してオフガス管58を流れてきた発電用空気AGに合流することで希釈される。このとき、原料Dは、バイパス管31を流れる際に絞り部材33を通過しているので、発電用空気AGに合流した際に燃焼下限未満の濃度となる。このように、発電用空気ブロワ43を起動する(S4)と共にバイパス遮断弁32を開にする(S5)ことで、脱硫器11の減圧処理と原料Dの希釈が並行して行われるため、これらをまとめて減圧希釈工程ということとする。上述のように、原料Dが発電用空気AGで希釈されて排出されることにより、原料Dがそのまま排出された場合に生じ得る補機類の誤作動を回避することができる。
脱硫器11から排出され、バイパス管31を介して発電用空気AGと合流した原料Dは、燃焼部55に至る。このとき、圧力計23が第1の所定の値以上を検知してからの時間で、ヒータ55hによって燃焼部55の温度が上昇している。そのため、原料Dは、燃焼部55を通過する際に、燃焼部55において燃焼触媒により燃焼され、排ガスGとなる(S6)。排ガスGは、排ガス管59を介して燃料電池システム1の外へ排出される。本実施の形態では、原料Dが燃焼されてから外部に排出されることで、原料Dとして温室効果係数が大きいメタンを含む都市ガス等を用いた場合であっても、環境へ与える負荷を低減することができる。なお、発電用空気AGと混合した原料Dは、燃焼下限未満の濃度に希釈されているので、仮に燃焼部55で燃焼されなくても、燃料電池システム1の外に排出されたときに燃焼することはない。本実施の形態では、バイパス管31を流れてきた原料Dが、オフガス管58の途中で発電用空気AGと合流するため、バイパス管31との接続部よりも下流側のオフガス管58及び排ガス管59が、合流流体ラインに相当する。
バイパス遮断弁32を開にすることで脱硫器11の減圧処理が行われたら(S5)、制御部60は、圧力計23が検知した値が第2の所定の値以下か否かを判断する(脱硫器内圧低下確認工程:S7)。ここで、第2の所定の値は、脱硫器11の過圧が解消した後に温度が低下しても脱硫器11が負圧になることを回避し得る圧力であり、例えば40kPa(ゲージ圧)とすることができる。このとき、圧力計23が検知した値が第2の所定の値を下回ったとしても、圧力計23が検知した値はこれまでの過程で第1の所定の値から低下してきたものであるから、第2の所定の値から大きく乖離することはない。圧力計23が検知した値が第2の所定の値以下ではない場合は、再び脱硫器内圧低下確認工程(S7)に戻る。他方、脱硫器内圧低下確認工程(S7)において、圧力計23が検知した値が第2の所定の値以下の場合、バイパス遮断弁32を閉にする(S8)。これにより、再び脱硫器11の内部が密封される。なお、圧力計23が検知した値が第2の所定の値以下になったときにバイパス遮断弁32を閉にすることで、原料Dのロス、及び燃焼部55の過昇温を防ぐことができる。また、制御部60は、発電用空気ブロワ43を停止する(S9)。バイパス遮断弁32を閉にすると共に発電用空気ブロワ43を停止したら、制御部60は、燃料電池システム1が発電を開始したか否かを判断する(S10)。発電を開始していない場合、脱硫器内圧検知工程(S2)に戻り、以下、上述のフローを行う。他方、燃料電池システム1が発電を開始したか否かを判断する工程(S10)において、発電を開始した場合、脱硫器11の過圧解消制御は終了する。
以上で説明したように、本実施の形態に係る燃料電池システム1によれば、過圧解消制御において脱硫器11の内部圧力が第1の所定の値以上となったときに、圧力を逃がすためにバイパス遮断弁32を開にしつつ、発電用空気ブロワ43を起動して発電用空気AGを供給するので、脱硫器11から排出された原料Dが発電用空気AGで希釈されることとなり、原料Dがそのまま排出された場合に生じ得る補機類の誤作動を回避することができる。また、原料Dが燃焼されてから外部に排出されることで、環境へ与える負荷を低減することができる。
次に図3を参照して、本発明の第2の実施の形態に係る燃料電池システム2を説明する。図3は、燃料電池システム2の模式的系統図である。燃料電池システム2の構成は、燃料電池システム1(図1参照)と比較して、燃料電池システム1(図1参照)では設けられていたバイパス管31(バイパス管31に配設されたバイパス遮断弁32及び絞り部材33を含む)が設けられていない点で異なっている。かかる構成の相違に伴って、制御部60による脱硫器11の過圧解消制御が、後述するように異なることとなる。燃料電池システム2では、出口遮断弁22が第2の遮断弁に相当し、脱硫済原料管19が脱硫器流出原料ラインに相当する。燃料電池システム2の上記以外の構成は、燃料電池システム1(図1参照)と同様である。
燃料電池システム2では、燃料電池53における発電が行われる定常運転は、燃料電池システム1(図1参照)と同様に行われる。他方、脱硫器11の過圧解消制御においては、図2に示すフローの原料封入工程(S1)では、入口遮断弁21と出口遮断弁22とを閉にすることで、脱硫器11まわりを密封する。その後、脱硫器内圧検知工程(S2)を経て、ヒータ55hを起動し(S3)、発電用空気ブロワ43を起動する(S4)までは、燃料電池システム1(図1参照)と同様である。その後、制御部60は、第2の遮断弁としての出口遮断弁22を開ける。出口遮断弁22を開けると、脱硫器11内に封入されていた原料Dの一部が脱硫器11から排出され、脱硫器11内の圧力が低下する減圧処理が行われることとなる。脱硫器11から排出された原料Dは、脱硫済原料管19を通って、改質器51及び燃料電池53の方に向けて流れることとなる。このとき、脱硫済原料管19には、絞り部材33(図1参照)に相当する構成が設けられていないため、出口遮断弁22を全開の状態で維持すると、過大な流量の原料Dが改質器51及び燃料電池53を経て、燃料電池システム2から排出されることが生じ得る。そこで、制御部60は、減圧処理の際、燃料電池システム2から排出される原料Dが燃焼下限未満の濃度となる程度に、出口遮断弁22の開閉を繰り返す(出口遮断弁22を断続的に開ける)ことで、脱硫器11内に封入されていた原料Dの一部を排出し、脱硫器11内の圧力を低下させるとよい。制御部60は、例えば、出口遮断弁22を、0.1秒間開け、その後0.3秒間閉じることを繰り返す(開閉比率が1:3)ように制御することができる。この場合、出口遮断弁22の開閉動作の繰り返しが流出流量抑制手段となる。
減圧処理において出口遮断弁22を開けることによって脱硫器11から排出された原料Dは、燃料電池53において発電用空気AGと混合されて希釈される。燃料電池53において発電用空気AGと合流した原料Dは、燃料電池システム1(図1参照)と同様に、燃焼部55において燃焼触媒により燃焼されて排ガスGとなり(S6)、脱硫器内圧低下確認工程(S7)が行われる。そして、燃料電池システム2では、脱硫器内圧低下確認工程(S7)において圧力計23が検知した値が第2の所定の値以下の場合、出口遮断弁22を閉にする。その後、発電用空気ブロワ43を停止する工程(S9)、及び燃料電池システム1が発電を開始したか否かを判断する工程(S10)と続くのは、燃料電池システム1(図1参照)と同様である。
以上のように、燃料電池システム2では、図2に示すフローにおいて、バイパス遮断弁32を開にする(S5)ことに代えて、出口遮断弁22を開にし、バイパス遮断弁32を閉にする(S8)ことに代えて、出口遮断弁22を閉にする点で、燃料電池システム1(図1参照)と異なっているが、その他の工程は燃料電池システム1と同様である。なお、出口遮断弁22を開にする際は、出口遮断弁22の開閉を繰り返す(出口遮断弁22を断続的に開ける)ことが好ましいとしたが、これに代えて、出口遮断弁22を電動弁として、出口遮断弁22の開度を調節することとしてもよい。出口遮断弁22を電動弁とすると、弁の頻繁な開閉に伴う劣化を抑制することができる。他方、出口遮断弁22を電磁弁とすると、応答を早めることができる。
また、燃料電池システム2では、脱硫器11の過圧解消制御の際、流出流量抑制手段として、電磁弁の開閉動作の繰り返し、又は電動弁の開度調節を行うこととしたが、出口遮断弁22の下流側の脱硫済原料管19に絞り部材33(図1参照)が設置されたバイパス管を設け、脱硫器11から排出された原料Dが絞り部材33(図1参照)が設置されたバイパス管を通過するように構成してもよい。このようにすると、原料Dの排出流量の抑制の信頼性を向上させることができる。他方、原料Dの排出流量の調節を弁の開閉動作又は開度調節で行うこととすると、特別な装置を設けることなく原料Dを穏やかに排出することができる。
以上で説明したように、本実施の形態に係る燃料電池システム2によれば、過圧解消制御において脱硫器11の内部圧力が第1の所定の値以上となったときに、圧力を逃がすために出口遮断弁22を開にしつつ、発電用空気ブロワ43を起動して発電用空気AGを供給するので、脱硫器11から排出された原料Dが発電用空気AGで希釈されることとなり、原料Dがそのまま排出された場合に生じ得る補機類の誤作動を回避することができる。また、原料Dが燃焼されてから外部に排出されることで、環境へ与える負荷を低減することができる。
以上の説明では、燃料電池システム1、2が燃焼部55を備えていることとしたが、原料Dを燃焼させなくても差し支えない場合は、燃焼部55を省略してもよい。この場合、図2に示すフローにおいて、ヒータ55hを起動する工程(S3)及び原料Dを燃焼する工程(S6)が省略されることとなる。
1 燃料電池システム
11 脱硫器
18 脱硫前原料管
19 脱硫済原料管
21 入口遮断弁
22 出口遮断弁
23 圧力計
31 バイパス管
32 バイパス遮断弁
33 絞り部材
41 発電用空気供給部
43 発電用空気ブロワ
53 燃料電池
55 燃焼部
60 制御部
D 原料
Dr 脱硫前原料
Df 脱硫済原料
E 燃料ガス
AG 発電用空気

Claims (5)

  1. 炭化水素系の原料である被脱硫原料を脱硫して脱硫済原料を生成する脱硫器と;
    前記脱硫済原料の改質によって生成された水素を含有する燃料ガスと、発電用空気とを導入して発電する燃料電池と;
    前記燃料電池に前記発電用空気を供給する発電用空気供給部と;
    前記脱硫器に前記被脱硫原料を導く被脱硫原料ラインと;
    前記被脱硫原料ラインに設けられた第1の遮断弁と;
    前記脱硫器から流出した前記原料を、前記発電用空気供給部から供給された前記発電用空気に合流させる脱硫器流出原料ラインと;
    前記脱硫器流出原料ラインに設けられた第2の遮断弁と;
    前記脱硫器の内部の圧力を直接又は間接的に検知する脱硫器内圧検知器と;
    前記第1の遮断弁及び前記第2の遮断弁に挟まれた前記脱硫器が密封された状態で、前記脱硫器内圧検知器が検知した圧力が第1の所定の値以上となったときに、前記発電用空気を供給すると共に、前記第2の遮断弁を開にすることによって前記脱硫器内圧検知器が検知する圧力を低下させる減圧処理を行うように、前記発電用空気供給部及び前記第2の遮断弁を作動させる制御部とを備える;
    燃料電池システム。
  2. 前記脱硫器流出原料ラインに設けられた流出流量抑制手段であって、前記減圧処理によって前記脱硫器から流出した前記原料が燃焼下限未満の濃度で外部に排出されるように、前記原料の前記脱硫器からの流出流量を抑制する流出流量抑制手段を備える;
    請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記脱硫器流出原料ラインが、前記脱硫器から流出した原料を、前記燃料電池よりも下流側で前記発電用空気に合流させるように構成された;
    請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記脱硫器から流出した原料と前記発電用空気とが合流した流体を外部へ導く合流流体ラインと;
    前記燃料電池よりも下流側の前記合流流体ラインに設けられた、前記原料を燃焼させる燃焼部とを備える;
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  5. 前記制御部は、前記減圧処理を開始した後、前記脱硫器内圧検知器が検知する圧力が前記第1の所定の値よりも小さい第2の所定の値に低下したときに、前記第2の遮断弁を閉にするように構成された;
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
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