JP2015185139A - 広告配信装置、広告配信システム及び広告配信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】広告表示器を用いてターゲットとなる閲覧者に効果的な広告情報を配信する。【解決手段】広告配信装置1は、複数の集合住宅に各々設けられた広告表示器20に向けて広告情報を配信する装置である。広告配信装置1は、集合住宅に住む居住者の属性データを予め集合住宅毎に記憶し、当該属性データと、広告情報に設定されたターゲットの属性条件データとを照合して、広告情報の属性条件を満たすターゲットがいるか否かを集合住宅毎に判定し、特定の集合住宅にある広告表示器20に向けて広告情報を配信する。また、広告配信装置1は、撮影装置30が撮影した映像から作成され、広告表示器20に表示される広告情報を閲覧したターゲットの人数を示す閲覧人数データを取得し、予め記憶された広告料金データを参照して、当該閲覧人数データに対応する広告料金を算出する。【選択図】図1
Description
本発明は、広告配信装置、広告配信システム及び広告配信方法に係り、特に、施設に設けられた広告表示器に向けて広告情報を配信する広告配信装置、広告配信システム及び広告配信方法に関する。
近年、通信ネットワークを介して配信される広告情報を表示するデジタルサイネージと呼ばれる電子広告媒体が、店舗、街頭、駅、空港等の様々な場所に設置されている。
デジタルサイネージは、例えば、テレビコマーシャルのように不特定多数の閲覧者に広告情報を配信するのではなく、設置場所や時間帯等を考慮したターゲットの設定を行い、そのターゲットに焦点をあてた広告情報を配信することができる。そのため、その設置場所や時間帯等に適したキャンペーン等の情報配信を行えることが特徴となっている。
デジタルサイネージは、例えば、テレビコマーシャルのように不特定多数の閲覧者に広告情報を配信するのではなく、設置場所や時間帯等を考慮したターゲットの設定を行い、そのターゲットに焦点をあてた広告情報を配信することができる。そのため、その設置場所や時間帯等に適したキャンペーン等の情報配信を行えることが特徴となっている。
そして、デジタルサイネージの広告効果を高めるために、例えば、デジタルサイネージに設けられたカメラによって閲覧者の顔や体形を撮像し、画像処理によって性別や年齢等を推測し、推定した性別や年齢等に相応しい広告を提供する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、デジタルサイネージに表示される広告情報を効果的に提供するための広告提供システムが開示されている。
具体的には、広告提供管理装置が、デジタルサイネージの近傍に存在する閲覧者の携帯端末から識別情報を取得し、当該識別情報に基づいて閲覧者の性別、年齢等の属性情報を取得し、当該属性情報に基づいて選択された広告情報をデジタルサイネージに配信する構成となっている。
具体的には、広告提供管理装置が、デジタルサイネージの近傍に存在する閲覧者の携帯端末から識別情報を取得し、当該識別情報に基づいて閲覧者の性別、年齢等の属性情報を取得し、当該属性情報に基づいて選択された広告情報をデジタルサイネージに配信する構成となっている。
しかしながら、特許文献1のような広告提供システムでは、閲覧者の携帯端末から属性情報を取得する以上、全ての閲覧者から属性情報を取得することはできず、必ずしもターゲットとなる閲覧者に有益な広告情報になっているとは限らなかった。
また、閲覧者の属性情報を逐次取得することで、プライバシーを侵害されているとの印象を持たせてしまう虞もあり、非常に手間もかかっていた。
そのため、デジタルサイネージのような広告表示器に表示される広告情報を閲覧する者から、新たに属性情報を取得することなく、シンプルな構成でターゲットとなる閲覧者に効果的な広告情報を配信可能な広告配信システムの開発が要望されていた。
また、閲覧者の属性情報を逐次取得することで、プライバシーを侵害されているとの印象を持たせてしまう虞もあり、非常に手間もかかっていた。
そのため、デジタルサイネージのような広告表示器に表示される広告情報を閲覧する者から、新たに属性情報を取得することなく、シンプルな構成でターゲットとなる閲覧者に効果的な広告情報を配信可能な広告配信システムの開発が要望されていた。
また、デジタルサイネージを用いた広告配信システムでは、広告依頼主が所望するターゲットに焦点をあてて広告情報を配信できるため、広告情報を提供する広告依頼主と、広告依頼主から広告料金を受け取る広告配信会社との双方にとって大きなメリットが得られるものの、必ずしも閲覧者側にメリットが得られるシステムとはなっていなかった。
そのため、広告依頼主及び広告配信会社だけでなく、広告閲覧者にとっても有益な広告配信システムが望まれていた。
そのため、広告依頼主及び広告配信会社だけでなく、広告閲覧者にとっても有益な広告配信システムが望まれていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、広告表示器を用いてターゲットとなる閲覧者に効果的な広告情報を配信することが可能な広告配信装置、広告配信システム及び広告配信方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、広告表示器に表示される広告情報を閲覧する者から新たな属性情報を逐次取得することなく、効果的な広告情報を配信可能な広告配信装置、広告配信システム及び広告配信方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、広告依頼主及び広告配信会社だけでなく、広告閲覧者にとっても有益な広告配信装置、広告配信システム及び広告配信方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、広告表示器に表示される広告情報を閲覧する者から新たな属性情報を逐次取得することなく、効果的な広告情報を配信可能な広告配信装置、広告配信システム及び広告配信方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、広告依頼主及び広告配信会社だけでなく、広告閲覧者にとっても有益な広告配信装置、広告配信システム及び広告配信方法を提供することにある。
前記課題は、本発明の広告配信装置によれば、複数の施設に各々設けられた広告表示器に向けて、該広告表示器に表示させるための広告情報を配信する広告配信装置であって、前記施設を利用する施設利用者の属性を示す属性データを施設毎に記憶する記憶部と、前記広告情報を提供する広告主端末から、配信対象となる前記広告情報と、該広告情報に対して設定されたターゲットの属性条件を示す属性条件データと、をネットワークを通じて受信する受信部と、各々の前記広告表示器に向けて前記広告情報を配信するか否かを判定する判定部と、該判定部の判定結果によって特定の前記広告表示器に前記広告情報を配信する配信部と、を備え、前記判定部は、前記記憶部に記憶された施設毎の前記属性データと、前記受信部によって受信した前記属性条件データとを照合して、前記広告情報の前記属性条件を満たす前記施設利用者がいるか否かを施設毎に判定すること、により解決される。
上記のように、広告配信装置は、施設に設けられた広告表示器に向けて広告情報を配信する装置からなり、施設を利用する施設利用者の属性を示す属性データを予め施設毎に記憶しており、施設毎の属性データと、広告情報に設定された属性条件データとを照合することで、広告情報の属性条件を満たす施設利用者がいるか否かを施設毎に判定し、特定の広告表示器に向けて広告情報を配信することができる。
そのため、広告表示器に表示される広告情報を閲覧する者から、新たな属性情報を逐次取得することなく、シンプルな構成で、ターゲットとなる閲覧者に効果的な広告情報を配信することが可能となる。
そのため、広告表示器に表示される広告情報を閲覧する者から、新たな属性情報を逐次取得することなく、シンプルな構成で、ターゲットとなる閲覧者に効果的な広告情報を配信することが可能となる。
このとき、前記施設とは、集合住宅からなり、前記施設利用者の属性データとは、前記集合住宅に居住する者の年齢、性別、又は世帯構成を含む情報からなると良い。
上記構成により、広告配信装置は、集合住宅に設置された広告表示器に向けて特定の広告情報を配信することができる。詳しく言うと、広告配信装置は、集合住宅に居住する者の年齢、性別、又は世帯構成を含む属性情報を記憶し、居住者の属性条件を満たした広告情報のみを配信できる。
そのため、広告依頼主にとっては、ターゲットに焦点をあてた広告情報を配信できるメリットがあり、広告配信装置を所有する集合住宅管理会社にとっては、シンプルな構成で広告依頼主から広告料金を受け取れるメリットがあり、かつ、集合住宅に住む居住者にとっては、有益な広告情報を得られるだけでなく、集合住宅管理会社から広告料金の一部を受け取れるメリットがある。
上記構成により、広告配信装置は、集合住宅に設置された広告表示器に向けて特定の広告情報を配信することができる。詳しく言うと、広告配信装置は、集合住宅に居住する者の年齢、性別、又は世帯構成を含む属性情報を記憶し、居住者の属性条件を満たした広告情報のみを配信できる。
そのため、広告依頼主にとっては、ターゲットに焦点をあてた広告情報を配信できるメリットがあり、広告配信装置を所有する集合住宅管理会社にとっては、シンプルな構成で広告依頼主から広告料金を受け取れるメリットがあり、かつ、集合住宅に住む居住者にとっては、有益な広告情報を得られるだけでなく、集合住宅管理会社から広告料金の一部を受け取れるメリットがある。
このとき、前記判定部は、前記属性データと、前記属性条件データとを照合して、前記広告情報の前記属性条件を満たす前記施設利用者が規定人数以上いるか否かを施設毎に判定すると良い。
上記構成により、広告情報を閲覧する施設利用者の人数を規定人数以上確保することができるため、広告情報の広告効果が高まる。
上記構成により、広告情報を閲覧する施設利用者の人数を規定人数以上確保することができるため、広告情報の広告効果が高まる。
このとき、前記広告表示器の周辺を撮影する撮影装置が前記施設に設けられる場合において、前記撮影装置が撮影した映像に基づいて、前記広告表示器に表示される前記広告情報を閲覧した前記施設利用者の人数を示す閲覧人数データを取得する取得部を備え、前記記憶部には、前記広告情報を閲覧した前記施設利用者の人数と、前記広告情報の広告料金との関係を示した広告料金データが記憶され、該広告料金データを参照して、前記取得部によって取得した前記閲覧人数データに対応する前記広告料金を算出する料金算出部を備えていると良い。
上記構成により、実際に広告情報を閲覧した施設利用者の人数に基づいて広告料金を算出することができる。
上記構成により、実際に広告情報を閲覧した施設利用者の人数に基づいて広告料金を算出することができる。
また、上記広告配信装置と、該広告配信装置とネットワークを通じて接続され、前記広告表示器の周辺を撮影する撮影装置と、を備えた広告配信システムであって、前記撮影装置は、前記広告表示器の周辺を撮影した映像から、前記広告表示器に表示される前記広告情報を閲覧した前記施設利用者を認識する認識部と、該認識部によって認識された前記施設利用者の人数を集計する集計部と、該集計部によって集計された前記施設利用者の人数を示す閲覧人数データを、前記広告配信装置に向けて発信する発信部と、を備え、前記広告配信装置は、前記記憶部に、前記広告情報を閲覧した前記施設利用者の人数と、前記広告情報の広告料金との関係を示した広告料金データが記憶され、該広告料金データを参照して、前記発信部によって発信された前記閲覧人数データに対応する前記広告料金を算出する料金算出部を備えた広告配信システムも実現することができる。
上記構成により、撮影装置によって広告表示器の周辺を撮影した映像から、実際に広告情報を閲覧した施設利用者の人数を集計して、施設利用者の人数に基づく広告料金を算出することができる。
上記構成により、撮影装置によって広告表示器の周辺を撮影した映像から、実際に広告情報を閲覧した施設利用者の人数を集計して、施設利用者の人数に基づく広告料金を算出することができる。
このとき、前記集計部は、前記認識部によって認識された前記施設利用者と、新たに認識される前記施設利用者とを照合して、それぞれ特定される前記施設利用者が同一人物の場合には、新たに認識される前記施設利用者の数を加えないで前記施設利用者の人数を集計すると良い。
上記構成により、実際に広告情報を閲覧した施設利用者の人数をより正確に集計することができ、当該施設利用者の人数に基づく正確な広告料金を算出することができる。
上記構成により、実際に広告情報を閲覧した施設利用者の人数をより正確に集計することができ、当該施設利用者の人数に基づく正確な広告料金を算出することができる。
このとき、前記認識部は、前記映像から、前記広告情報を閲覧した前記施設利用者の属性を認識し、前記集計部は、前記認識部によって認識された前記施設利用者の人数を、前記施設利用者の属性別に分けて集計すると良い。
上記構成により、実際に広告情報を閲覧した施設利用者の中から、広告情報のターゲットなる属性条件を満たす施設利用者のみの人数を集計することができ、当該施設利用者のみの人数に基づく正確な広告料金を算出することができる。
上記構成により、実際に広告情報を閲覧した施設利用者の中から、広告情報のターゲットなる属性条件を満たす施設利用者のみの人数を集計することができ、当該施設利用者のみの人数に基づく正確な広告料金を算出することができる。
また、複数の施設に各々設けられた広告表示器に向けて、該広告表示器に表示させるための広告情報をコンピュータが配信する広告配信方法であって、前記施設を利用する施設利用者の属性を示す属性データを施設毎に記憶する記憶部を備えた前記コンピュータが、前記広告情報を提供する広告主端末から、配信対象となる前記広告情報と、該広告情報に対して設定されたターゲットの属性条件を示す属性条件データと、をネットワークを通じて受信する受信処理と、各々の前記広告表示器に向けて前記広告情報を配信するか否かを判定する判定処理と、該判定部の判定結果によって特定の前記広告表示器に前記広告情報を配信する配信処理と、を備え、前記判定処理において、前記コンピュータは、前記記憶部に記憶された施設毎の前記属性データと、前記受信処理によって受信した前記属性条件データとを照合して、前記広告情報の前記属性条件を満たすか否かを施設毎に判定する広告配信方法も実現することができる。
本発明の広告配信装置、広告配信システム及び広告配信方法によれば、広告表示器を用いてターゲットとなる閲覧者に効果的な広告情報を配信することができる。
また、広告表示器に表示される広告情報を閲覧する者から、新たな属性情報を逐次取得することなく、効果的な広告情報を配信可能な広告配信装置、広告配信システム及び広告配信方法となる。
また、広告依頼主及び広告配信会社だけでなく、広告閲覧者にとっても有益な広告配信装置、広告配信システム及び広告配信方法となる。
また、広告表示器に表示される広告情報を閲覧する者から、新たな属性情報を逐次取得することなく、効果的な広告情報を配信可能な広告配信装置、広告配信システム及び広告配信方法となる。
また、広告依頼主及び広告配信会社だけでなく、広告閲覧者にとっても有益な広告配信装置、広告配信システム及び広告配信方法となる。
以下、本発明の実施形態について図1〜図8を参照して説明する。
本実施形態は、複数の集合住宅に各々設けられた広告表示器に向けて広告情報を配信する広告配信装置であって、集合住宅に住む居住者の属性データを予め集合住宅毎に記憶し、当該属性データと、広告情報に設定されたターゲットの属性条件データとを照合して、広告情報の属性条件を満たすターゲットがいるか否かを集合住宅毎に判定し、特定の集合住宅に設けられた広告表示器に向けて広告情報を配信することを特徴とする広告配信装置の発明に関するものである。
なお、広告表示器が設置される施設は、マンションやアパートのような集合住宅だけでなく、公共施設、宿泊施設又は企業施設等であっても良い。
本実施形態は、複数の集合住宅に各々設けられた広告表示器に向けて広告情報を配信する広告配信装置であって、集合住宅に住む居住者の属性データを予め集合住宅毎に記憶し、当該属性データと、広告情報に設定されたターゲットの属性条件データとを照合して、広告情報の属性条件を満たすターゲットがいるか否かを集合住宅毎に判定し、特定の集合住宅に設けられた広告表示器に向けて広告情報を配信することを特徴とする広告配信装置の発明に関するものである。
なお、広告表示器が設置される施設は、マンションやアパートのような集合住宅だけでなく、公共施設、宿泊施設又は企業施設等であっても良い。
本実施形態の広告配信装置1を含む広告配信システムS全体の構成を図1に示す。
広告配信システムSは、複数の集合住宅を管理する集合住宅管理会社に設置される広告配信装置1と、広告配信装置1とネットワークを介してそれぞれ接続され、広告情報を提供する広告会社に設置される広告主端末10と、複数の集合住宅に各々設置される広告表示器20と撮影装置30と、から主に構成されている。
広告配信システムSは、複数の集合住宅を管理する集合住宅管理会社に設置される広告配信装置1と、広告配信装置1とネットワークを介してそれぞれ接続され、広告情報を提供する広告会社に設置される広告主端末10と、複数の集合住宅に各々設置される広告表示器20と撮影装置30と、から主に構成されている。
広告配信装置1は、広告主端末10と情報データ通信を行い、図8に示すように、広告表示器20に表示させるための広告情報と、当該広告情報に設定されたターゲットの属性条件を示す属性条件データとを受信し、これら広告情報及び属性条件データに基づいて特定の広告表示器20に広告情報を配信した後、広告情報の閲覧人数に対応する広告情報の請求料金を示す請求料金データを発信することができる。
また、広告配信装置1は、広告表示器20と情報データ通信を行い、各々の広告表示器20に向けて広告情報を配信するか否かを判定し、当該判定結果によって特定の広告表示器20に広告情報を配信することができる。
さらに、広告配信装置1は、撮影装置30と情報データ通信を行い、広告表示器20に表示される広告情報を閲覧した閲覧人数を示す閲覧人数データを取得することができる。
また、広告配信装置1は、広告表示器20と情報データ通信を行い、各々の広告表示器20に向けて広告情報を配信するか否かを判定し、当該判定結果によって特定の広告表示器20に広告情報を配信することができる。
さらに、広告配信装置1は、撮影装置30と情報データ通信を行い、広告表示器20に表示される広告情報を閲覧した閲覧人数を示す閲覧人数データを取得することができる。
広告配信装置1のハード構成を図2に示す。
広告配信装置1は、データの演算・制御処理装置としてのCPUと、記憶装置としてのROM、RAM、及びHDDと、ホームネットワーク又はインターネットを通じて情報データの送受信を行う通信用インタフェースとを備えたコンピュータである。
また、広告配信装置1は、所定の書式で表示される文字又は画像の情報を出力表示する印刷装置及び表示装置と、CPUに所定の指令を入力するときユーザ入力操作される入力装置と、外付けハードディスク等の外部記憶媒体とを備えている。
なお、広告主端末10、広告表示器20及び撮影装置30についても同様のハード構成を備えたコンピュータである。
広告配信装置1は、データの演算・制御処理装置としてのCPUと、記憶装置としてのROM、RAM、及びHDDと、ホームネットワーク又はインターネットを通じて情報データの送受信を行う通信用インタフェースとを備えたコンピュータである。
また、広告配信装置1は、所定の書式で表示される文字又は画像の情報を出力表示する印刷装置及び表示装置と、CPUに所定の指令を入力するときユーザ入力操作される入力装置と、外付けハードディスク等の外部記憶媒体とを備えている。
なお、広告主端末10、広告表示器20及び撮影装置30についても同様のハード構成を備えたコンピュータである。
広告配信装置1のROM、HDD、及び記憶媒体装置には、図3に示すように、コンピュータとして必要な機能を果たすメインプログラムに加えて、広告配信プログラムが記憶されており、これらプログラムがCPUによって実行されることにより、広告配信装置1の機能が発揮されることになる。
広告配信装置1のソフト構成を図3に示す。
広告配信装置1は、機能面から説明すると、各種プログラム及び各種情報データを記憶する記憶部2と、広告主端末10から広告情報と、属性条件データとをネットワークを通じて受信する受信部3と、各々の広告表示器20に向けて広告情報を配信するか否かを判定する判定部4と、判定部4の判定結果によって特定の広告表示器20に広告情報を配信する配信部5と、撮影装置30から閲覧人数データをネットワークを通じて取得する取得部6と、取得部6によって取得した閲覧人数データに対応する広告料金を算出する料金算出部7と、を主な構成要素として備えている。
広告配信装置1は、機能面から説明すると、各種プログラム及び各種情報データを記憶する記憶部2と、広告主端末10から広告情報と、属性条件データとをネットワークを通じて受信する受信部3と、各々の広告表示器20に向けて広告情報を配信するか否かを判定する判定部4と、判定部4の判定結果によって特定の広告表示器20に広告情報を配信する配信部5と、撮影装置30から閲覧人数データをネットワークを通じて取得する取得部6と、取得部6によって取得した閲覧人数データに対応する広告料金を算出する料金算出部7と、を主な構成要素として備えている。
記憶部2には、集合住宅に住む居住者の属性を示す属性データ、及び、広告情報を閲覧した居住者の人数と、広告情報の広告料金との関係を示した広告料金データが予め記憶されている。また、広告主端末10から受信した広告情報、属性条件データ、及び、撮影装置30から取得した閲覧人数データが記憶されている。また、広告料金データと閲覧人数データに基づいて作成された請求料金データが記憶されている。
これらは、CPU、ROM、RAM、HDD、通信用インタフェース、及び各種プログラム等によって構成されている。
これらは、CPU、ROM、RAM、HDD、通信用インタフェース、及び各種プログラム等によって構成されている。
広告主端末10は、図1に示すように、広告情報を提供する情報通信端末であって、広告主が広告主端末10を操作して広告配信装置1にアクセスできる。
広告主端末10は、情報通信端末として必要な機能を果たすメインプログラムを記憶しており、配信対象となる広告情報と、広告情報に設定された属性条件データとを生成した上で、インターネットを通じて広告配信装置1に送信することができる。
広告主端末10は、情報通信端末として必要な機能を果たすメインプログラムを記憶しており、配信対象となる広告情報と、広告情報に設定された属性条件データとを生成した上で、インターネットを通じて広告配信装置1に送信することができる。
広告表示器20は、図1に示すように、配信された広告情報をディスプレイ上に表示させるデジタルサイネージ端末であって、各集合住宅において出入り口やエレベータホール等の住居者が良く目にする位置に設置されるものである。
広告表示器20は、機能面から説明すると、図3に示すように、各種プログラム及び各種情報データを格納する格納部21と、広告情報を表示するディスプレイに相当する表示部22と、を主な構成要素として備えている。
格納部21には、メインプログラムに加えて、広告配信装置1から配信された広告情報が記憶されている。
広告表示器20は、機能面から説明すると、図3に示すように、各種プログラム及び各種情報データを格納する格納部21と、広告情報を表示するディスプレイに相当する表示部22と、を主な構成要素として備えている。
格納部21には、メインプログラムに加えて、広告配信装置1から配信された広告情報が記憶されている。
撮影装置30は、図1に示すように、カメラ付きの情報通信端末であって、各広告表示器20の上面に各々設置されるものである。
撮影装置30は、広告表示器20の周辺を撮影し、当該撮影した映像から、広告表示器20に表示される広告情報を閲覧した居住者を認識し、認識した居住者の人数を集計することができる。
撮影装置30は、広告表示器20の周辺を撮影し、当該撮影した映像から、広告表示器20に表示される広告情報を閲覧した居住者を認識し、認識した居住者の人数を集計することができる。
撮影装置30は、機能面から説明すると、図3に示すように、各種プログラム及び各種情報データを格納する格納部31と、広告表示器20の前方部分を撮影した映像から、広告表示器20上の広告情報を閲覧した居住者の顔を認識する認識部32と、認識部32によって認識された居住者の人数を所定の条件で集計する集計部33と、集計された居住者の人数を示す閲覧人数データを広告配信装置1に向けて発信する発信部34と、を主な構成要素として備えている。
格納部31には、集計部33によって作成された閲覧人数データが記憶されている。集計部33の集計条件は、適宜設定変更可能である。
なお、広告表示器20、撮影装置30は、各集合住宅に在中する管理人によって操作されても良いし、各集合住宅を一括して管理する集合住宅管理会社によって遠隔操作されても良い。
格納部31には、集計部33によって作成された閲覧人数データが記憶されている。集計部33の集計条件は、適宜設定変更可能である。
なお、広告表示器20、撮影装置30は、各集合住宅に在中する管理人によって操作されても良いし、各集合住宅を一括して管理する集合住宅管理会社によって遠隔操作されても良い。
次に、広告配信装置1にそれぞれ記憶される図4に示す属性データと、図5に示す属性条件データについて詳細に説明する。
なお、広告配信装置1の配信対象となる広告情報については、説明を省略する。
なお、広告配信装置1の配信対象となる広告情報については、説明を省略する。
属性データは、集合住宅に居住する居住者の属性を示すデータテーブルであって、集合住宅管理会社の所有する広告配信装置1に記憶され、所定期間毎に更新されるものである。
具体的には、属性データには、各居住者ID(各施設利用者ID)に対して居住者の年齢、性別、及び世帯構成に関する属性がそれぞれ対応付けられている。
従って、広告配信装置1は、上記属性データを参照することで、例えば、特定の集合住宅において20才〜50才の女性に該当する居住者の人数を計算処理することができる。
具体的には、属性データには、各居住者ID(各施設利用者ID)に対して居住者の年齢、性別、及び世帯構成に関する属性がそれぞれ対応付けられている。
従って、広告配信装置1は、上記属性データを参照することで、例えば、特定の集合住宅において20才〜50才の女性に該当する居住者の人数を計算処理することができる。
属性条件データは、図5に示すように、広告情報に対して設定されたターゲットの属性条件を示すデータテーブルであって、広告主端末10から広告配信装置1に送信されて記憶されるものである。
具体的には、属性条件データには、広告主が提供する各広告情報に対して、広告ターゲットとなる居住者の年齢、性別、及び世帯構成に関する属性と、広告情報を配信する上で必要な最小ターゲット数と、がそれぞれ対応付けられている。
例えば、広告情報Aの属性条件については、ある集合住宅において20才〜50才の女性に該当する居住者の人数が100人以上いることが必要とされている。
従って、広告配信装置1は、上記属性データと、上記属性条件データとを照合することで、特定の集合住宅が広告情報Aの属性条件を満たすか否かを判定処理することができる。
具体的には、属性条件データには、広告主が提供する各広告情報に対して、広告ターゲットとなる居住者の年齢、性別、及び世帯構成に関する属性と、広告情報を配信する上で必要な最小ターゲット数と、がそれぞれ対応付けられている。
例えば、広告情報Aの属性条件については、ある集合住宅において20才〜50才の女性に該当する居住者の人数が100人以上いることが必要とされている。
従って、広告配信装置1は、上記属性データと、上記属性条件データとを照合することで、特定の集合住宅が広告情報Aの属性条件を満たすか否かを判定処理することができる。
次に、広告配信装置1にそれぞれ記憶される図6に示す閲覧人数データと、図7に示す広告料金データについて詳細に説明する。
閲覧人数データは、広告表示器20に表示される広告情報を閲覧した居住者の人数を示すデータテーブルであって、撮影装置30の映像から認識される居住者を集計することで作成され、撮影装置30から広告配信装置1に発信されて記憶されるものである。
具体的には、閲覧人数データには、一定期間中に集計された広告情報のターゲットとなる居住者の閲覧人数が記録されている。
また、閲覧人数データには、一定期間中に撮影装置30によって認識された各居住者の属性を示す一覧データが含まれている。詳しく言うと、各閲覧者IDに対して、居住者が認識された時間帯、居住者の年齢、性別、ターゲットの該当性、重複の有無がそれぞれ対応けられている。
閲覧人数データは、広告表示器20に表示される広告情報を閲覧した居住者の人数を示すデータテーブルであって、撮影装置30の映像から認識される居住者を集計することで作成され、撮影装置30から広告配信装置1に発信されて記憶されるものである。
具体的には、閲覧人数データには、一定期間中に集計された広告情報のターゲットとなる居住者の閲覧人数が記録されている。
また、閲覧人数データには、一定期間中に撮影装置30によって認識された各居住者の属性を示す一覧データが含まれている。詳しく言うと、各閲覧者IDに対して、居住者が認識された時間帯、居住者の年齢、性別、ターゲットの該当性、重複の有無がそれぞれ対応けられている。
ターゲットの該当性について説明すると、例えば、図6に示すように、広告情報のターゲットが20才〜50才の女性である場合、閲覧者ID0002、閲覧者ID0005、閲覧者ID1000の居住者がターゲットに該当し、フラグとしてターゲットの項目欄に目印が付されることになる。
また、重複の有無について説明すると、例えば、当日中に既に認識された閲覧者ID0005の居住者と、新たに認識される閲覧者ID1000の居住者とが同一人物の場合には、新たに認識される閲覧者ID1000の居住者に対応する重複の項目欄にID0005の文字が付されることになる。そして、閲覧者ID1000の居住者を人数に加えないで、ターゲットの閲覧人数が集計される。
また、重複の有無について説明すると、例えば、当日中に既に認識された閲覧者ID0005の居住者と、新たに認識される閲覧者ID1000の居住者とが同一人物の場合には、新たに認識される閲覧者ID1000の居住者に対応する重複の項目欄にID0005の文字が付されることになる。そして、閲覧者ID1000の居住者を人数に加えないで、ターゲットの閲覧人数が集計される。
上記閲覧人数データの作成について、撮影装置30の機能面から説明すると、撮影装置30は、撮影した映像から、広告情報を閲覧した居住者の属性を認識し、認識した居住者の人数を、居住者の属性別に分けて集計処理している。
そして、撮影装置30は、撮影した映像から既に認識された居住者と、新たに認識される居住者とを照合して、それぞれ特定される居住者が同一人物の場合には、新たに認識される居住者の数を加えないでターゲットとなる居住者の閲覧人数を集計処理している。
そして、撮影装置30は、撮影した映像から既に認識された居住者と、新たに認識される居住者とを照合して、それぞれ特定される居住者が同一人物の場合には、新たに認識される居住者の数を加えないでターゲットとなる居住者の閲覧人数を集計処理している。
広告料金データは、図7に示すように、広告情報を閲覧した居住者の人数と、広告情報の広告料金との関係を示すデータテーブルであって、広告配信装置1に記憶されるものである。
具体的には、広告料金データは、各広告情報に対して1日の閲覧人数あたりの広告料金(料金単価)が対応付けられている。
例えば、広告情報Aの1日の広告料金は、当日中に広告情報Aを閲覧したターゲットとなる居住者の人数に、料金単価10円/人を乗じることで算出される。
従って、広告配信装置1が、上記広告料金データを参照することで、上記閲覧人数データに対応する広告料金を算出処理することができる。
具体的には、広告料金データは、各広告情報に対して1日の閲覧人数あたりの広告料金(料金単価)が対応付けられている。
例えば、広告情報Aの1日の広告料金は、当日中に広告情報Aを閲覧したターゲットとなる居住者の人数に、料金単価10円/人を乗じることで算出される。
従って、広告配信装置1が、上記広告料金データを参照することで、上記閲覧人数データに対応する広告料金を算出処理することができる。
<広告配信方法>
次に、広告配信装置1で実行される広告配信プログラムの処理について、図8に基づいて説明する。
図8は、本実施形態に係る広告配信プログラムの処理のうち、コンピュータに相当する広告配信装置1が、広告主端末10から広告情報と、広告情報に設定された属性条件データを受信し、予め記憶された集合住宅に住む居住者の属性データと、受信した属性条件データとを照合して、広告情報の属性条件を満たすか否かを集合住宅毎に判定し、特定の集合住宅に設けられた広告表示器20に広告情報を配信する処理を実行するフローチャートである。
また、図8は、広告配信装置1が、撮影装置30から、広告表示器20上の広告情報を閲覧した居住者の人数を示す閲覧人数データを取得し、予め記憶された広告料金データを参照して、取得した閲覧人数データに対応する広告料金を算出し、広告情報の請求料金データを広告主端末10に発信する処理を実行するフローチャートである。
次に、広告配信装置1で実行される広告配信プログラムの処理について、図8に基づいて説明する。
図8は、本実施形態に係る広告配信プログラムの処理のうち、コンピュータに相当する広告配信装置1が、広告主端末10から広告情報と、広告情報に設定された属性条件データを受信し、予め記憶された集合住宅に住む居住者の属性データと、受信した属性条件データとを照合して、広告情報の属性条件を満たすか否かを集合住宅毎に判定し、特定の集合住宅に設けられた広告表示器20に広告情報を配信する処理を実行するフローチャートである。
また、図8は、広告配信装置1が、撮影装置30から、広告表示器20上の広告情報を閲覧した居住者の人数を示す閲覧人数データを取得し、予め記憶された広告料金データを参照して、取得した閲覧人数データに対応する広告料金を算出し、広告情報の請求料金データを広告主端末10に発信する処理を実行するフローチャートである。
本実施形態に係る広告配信プログラムは、記憶部2を備えた広告配信装置1の機能的な構成要素として、上述した受信部3と、判定部4と、配信部5と、取得部6と、料金算出部7とを実現させるために各種プログラムを集約させたユーティリティプログラムであって、広告配信装置1のCPUがこの広告配信プログラムを実行する。
図8に示す広告配信プロセスでは、まず、広告配信装置1の受信部3が、広告主端末10から各種情報データを受信するステップ01(ST01)から始まる。
各種情報データとは、配信対象となる広告情報と、広告情報に設定された図5に示す属性条件データであって、これら情報データは全て記憶部2に記憶される。
具体的には、広告主端末10側は、広告情報A〜広告情報Jを配信対象として提供するときに、各広告情報のターゲットとなる居住者の年齢、性別、世帯構成等を示す属性条件データを共に送信することになる。
各種情報データとは、配信対象となる広告情報と、広告情報に設定された図5に示す属性条件データであって、これら情報データは全て記憶部2に記憶される。
具体的には、広告主端末10側は、広告情報A〜広告情報Jを配信対象として提供するときに、各広告情報のターゲットとなる居住者の年齢、性別、世帯構成等を示す属性条件データを共に送信することになる。
次に、ステップ02(ST02)で、広告配信装置1の判定部4が、各々の広告表示器20に向けて広告情報を配信するか否かを判定する。
詳細に説明すると、判定部4が、記憶部2に記憶された集合住宅に住む居住者の属性を示す図4に示す属性データと、受信部3によって受信した図5に示す属性条件データとを照合して、広告情報に設定された属性条件を満たすか否かを集合住宅毎に判定する。
具体的には、広告配信装置1は、広告情報Aに設定された広告ターゲットの条件、すなわち20才〜50才の女性居住者の人数が100人以上いることを満たすか否かを集合住宅毎に判定する。
詳細に説明すると、判定部4が、記憶部2に記憶された集合住宅に住む居住者の属性を示す図4に示す属性データと、受信部3によって受信した図5に示す属性条件データとを照合して、広告情報に設定された属性条件を満たすか否かを集合住宅毎に判定する。
具体的には、広告配信装置1は、広告情報Aに設定された広告ターゲットの条件、すなわち20才〜50才の女性居住者の人数が100人以上いることを満たすか否かを集合住宅毎に判定する。
次に、ステップ03で、広告配信装置1の配信部5が、判定部4の判定結果によって特定された広告表示器20に広告情報を配信する。
ステップ03−1で広告配信装置1から広告情報を受信した広告表示器20は、表示部22に当該広告情報を表示する(ステップ03−2)。
ステップ03−1で広告配信装置1から広告情報を受信した広告表示器20は、表示部22に当該広告情報を表示する(ステップ03−2)。
一方で、撮影装置30の認識部32は、広告表示器20の前方部分を撮影した映像から、広告表示器20に表示される広告情報を閲覧した居住者を認識する(ステップ03−3)。
詳細に説明すると、認識部32は、撮影した映像から、広告表示器20上の広告情報を閲覧した居住者の顔を認識する。
次に、撮影装置30の集計部33は、撮影した映像から認識される居住者の顔から、居住者の人数を属性別に分けて集計し(ステップ03−4)、発信部34が、集計部33によって集計された居住者の閲覧人数を示す閲覧人数データを、広告配信装置1に向けて発信する(ステップ03−5)。
具体的には、撮影装置30は、撮影した映像から居住者の顔を認識し、居住者の年齢、性別、ターゲットの該当性を推定し、ターゲットとなる居住者の閲覧人数を集計する。このとき、当日中において、既に認識された居住者と、新たに認識される居住者とが同一人物の場合には、新たに認識される居住者の数を加えないでターゲットとなる居住者の閲覧人数を集計する。
詳細に説明すると、認識部32は、撮影した映像から、広告表示器20上の広告情報を閲覧した居住者の顔を認識する。
次に、撮影装置30の集計部33は、撮影した映像から認識される居住者の顔から、居住者の人数を属性別に分けて集計し(ステップ03−4)、発信部34が、集計部33によって集計された居住者の閲覧人数を示す閲覧人数データを、広告配信装置1に向けて発信する(ステップ03−5)。
具体的には、撮影装置30は、撮影した映像から居住者の顔を認識し、居住者の年齢、性別、ターゲットの該当性を推定し、ターゲットとなる居住者の閲覧人数を集計する。このとき、当日中において、既に認識された居住者と、新たに認識される居住者とが同一人物の場合には、新たに認識される居住者の数を加えないでターゲットとなる居住者の閲覧人数を集計する。
次に、ステップ04で、広告配信装置1の取得部6が、撮影装置30から図4に示す閲覧人数データを取得する。閲覧人数データは、広告配信装置1の記憶部2に記憶される。
次に、ステップ05で、広告配信装置1の料金算出部7が、記憶部2に記憶された図7に示す広告料金データを参照して、取得部6によって取得した閲覧人数データに対応する広告料金を算出し、不図示の請求料金データを作成する。
広告料金データとは、広告情報を閲覧した居住者の人数と、広告情報の広告料金との関係を示すデータであって、予め広告配信装置1に記憶されるものである。
請求料金データとは、広告情報の閲覧人数に対応する広告情報の請求料金を示すデータであって、広告配信装置1に記憶されるものである。
広告料金データとは、広告情報を閲覧した居住者の人数と、広告情報の広告料金との関係を示すデータであって、予め広告配信装置1に記憶されるものである。
請求料金データとは、広告情報の閲覧人数に対応する広告情報の請求料金を示すデータであって、広告配信装置1に記憶されるものである。
最後に、ステップ06で、広告配信装置1の不図示の発信部が、広告主端末10に向けて請求料金データを発信する。
なお、広告主端末10は、広告配信装置1から当該請求料金データを受信する。
上記ステップ01からステップ06を経て図8のプロセスを終了する。
なお、広告主端末10は、広告配信装置1から当該請求料金データを受信する。
上記ステップ01からステップ06を経て図8のプロセスを終了する。
上記の広告配信プログラムの処理フローにより、広告配信装置1が、広告表示器20に表示される広告情報を閲覧する者から新たに属性情報を取得することなく、効果的な広告情報を配信することができる。
特に、広告配信装置1が集合住宅管理会社によって所有され、広告表示器20が各集合住宅に各々設置されているため、集合住宅に住む居住者にとって、有益な広告情報を得られるだけでなく、集合住宅管理会社から広告料金の一部を受け取れるメリットがある。
特に、広告配信装置1が集合住宅管理会社によって所有され、広告表示器20が各集合住宅に各々設置されているため、集合住宅に住む居住者にとって、有益な広告情報を得られるだけでなく、集合住宅管理会社から広告料金の一部を受け取れるメリットがある。
<その他の実施形態>
上記実施形態において、広告表示器20は、デジタルサイネージ端末に限定されることなく変更可能であって、電光掲示板や大型映像装置等のように、通信ネットワークを介して広告情報を受信し、当該広告情報を表示可能な機器であれば良い。
上記実施形態において、広告表示器20は、デジタルサイネージ端末に限定されることなく変更可能であって、電光掲示板や大型映像装置等のように、通信ネットワークを介して広告情報を受信し、当該広告情報を表示可能な機器であれば良い。
上記実施形態において、撮影装置30は、撮影した映像から閲覧者の顔を認識する構成となっているが、認識手法を適宜変更可能であって、例えば閲覧者の体形や動作等を認識して閲覧者を特定する構成としても良い。
上記実施形態において、撮影装置30は、撮影機能と、撮影した画像から閲覧者を認識する認識機能と、閲覧者人数を集計する集計機能とを兼ね備えた情報通信端末からなるが、撮影機能を備えた撮影機器と、画像認識機能を備えた機器と、集計機能を備えたデータロガーとをそれぞれ別体で有し、それぞれネットワークで接続される構成としても良い。
上記実施形態において、撮影装置30の集計部33は、撮影した映像から認識される複数の居住者が同一人物の場合には、新たに認識される居住者の数を加えないで居住者の閲覧人数を集計処理しているが、これに限定されることなく、同一人物を当日中に2回以上カウントしても良い。
また、集計部33は、撮影した映像から認識される居住者を、居住者の属性別に分けて集計処理しているが、これに限定されることなく、居住者の属性を問わずに集計処理しても良い。
また、集計部33は、撮影した映像から認識される居住者を、居住者の属性別に分けて集計処理しているが、これに限定されることなく、居住者の属性を問わずに集計処理しても良い。
本実施形態では、主として本発明に係る広告配信装置、広告配信システム及び広告配信方法に関して説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
特に、広告配信装置1で実行される広告配信プログラムの処理について、また、広告配信装置1の記憶部2に記憶される施設利用者の属性データ、属性条件データ、閲覧人数データ、及び広告料金データの構成、配置レイアウトについて、上記の実施形態にて説明したものは、あくまで一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
特に、広告配信装置1で実行される広告配信プログラムの処理について、また、広告配信装置1の記憶部2に記憶される施設利用者の属性データ、属性条件データ、閲覧人数データ、及び広告料金データの構成、配置レイアウトについて、上記の実施形態にて説明したものは、あくまで一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
S 広告配信システム
1 広告配信装置
2 記憶部
3 受信部
4 判定部
5 配信部
6 取得部
7 料金算出部
10 広告主端末
20 広告表示器
21 格納部
22 表示部
30 撮影装置
31 格納部
32 認識部
33 集計部
34 発信部
1 広告配信装置
2 記憶部
3 受信部
4 判定部
5 配信部
6 取得部
7 料金算出部
10 広告主端末
20 広告表示器
21 格納部
22 表示部
30 撮影装置
31 格納部
32 認識部
33 集計部
34 発信部
Claims (8)
- 複数の施設に各々設けられた広告表示器に向けて、該広告表示器に表示させるための広告情報を配信する広告配信装置であって、
前記施設を利用する施設利用者の属性を示す属性データを施設毎に記憶する記憶部と、
前記広告情報を提供する広告主端末から、配信対象となる前記広告情報と、該広告情報に対して設定されたターゲットの属性条件を示す属性条件データと、をネットワークを通じて受信する受信部と、
各々の前記広告表示器に向けて前記広告情報を配信するか否かを判定する判定部と、
該判定部の判定結果によって特定の前記広告表示器に前記広告情報を配信する配信部と、を備え、
前記判定部は、前記記憶部に記憶された施設毎の前記属性データと、前記受信部によって受信した前記属性条件データとを照合して、前記広告情報の前記属性条件を満たす前記施設利用者がいるか否かを施設毎に判定することを特徴とする広告配信装置。 - 前記施設とは、集合住宅からなり、
前記施設利用者の属性データとは、前記集合住宅に居住する者の年齢、性別、又は世帯構成を含む情報からなることを特徴とする請求項1に記載の広告配信装置。 - 前記判定部は、前記属性データと、前記属性条件データとを照合して、前記広告情報の前記属性条件を満たす前記施設利用者が規定人数以上いるか否かを施設毎に判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の広告配信装置。
- 前記広告表示器の周辺を撮影する撮影装置が前記施設に設けられる場合において、
前記撮影装置が撮影した映像に基づいて、前記広告表示器に表示される前記広告情報を閲覧した前記施設利用者の人数を示す閲覧人数データを取得する取得部を備え、
前記記憶部には、前記広告情報を閲覧した前記施設利用者の人数と、前記広告情報の広告料金との関係を示した広告料金データが記憶され、
該広告料金データを参照して、前記取得部によって取得した前記閲覧人数データに対応する前記広告料金を算出する料金算出部を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の広告配信装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の広告配信装置と、該広告配信装置とネットワークを通じて接続され、前記広告表示器の周辺を撮影する撮影装置と、を備えた広告配信システムであって、
前記撮影装置は、
前記広告表示器の周辺を撮影した映像から、前記広告表示器に表示される前記広告情報を閲覧した前記施設利用者を認識する認識部と、
該認識部によって認識された前記施設利用者の人数を集計する集計部と、
該集計部によって集計された前記施設利用者の人数を示す閲覧人数データを、前記広告配信装置に向けて発信する発信部と、を備え、
前記広告配信装置は、
前記記憶部に、前記広告情報を閲覧した前記施設利用者の人数と、前記広告情報の広告料金との関係を示した広告料金データが記憶され、
該広告料金データを参照して、前記発信部によって発信された前記閲覧人数データに対応する前記広告料金を算出する料金算出部を備えていることを特徴とする広告配信システム。 - 前記集計部は、前記認識部によって認識された前記施設利用者と、新たに認識される前記施設利用者とを照合して、それぞれ特定される前記施設利用者が同一人物の場合には、新たに認識される前記施設利用者の数を加えないで前記施設利用者の人数を集計することを特徴とする請求項5に記載の広告配信システム。
- 前記認識部は、前記映像から、前記広告情報を閲覧した前記施設利用者の属性を認識し、
前記集計部は、前記認識部によって認識された前記施設利用者の人数を、前記施設利用者の属性別に分けて集計することを特徴とする請求項5又は6に記載の広告配信システム。 - 複数の施設に各々設けられた広告表示器に向けて、該広告表示器に表示させるための広告情報をコンピュータが配信する広告配信方法であって、
前記施設を利用する施設利用者の属性を示す属性データを施設毎に記憶する記憶部を備えた前記コンピュータが、
前記広告情報を提供する広告主端末から、配信対象となる前記広告情報と、該広告情報に対して設定されたターゲットの属性条件を示す属性条件データと、をネットワークを通じて受信する受信処理と、
各々の前記広告表示器に向けて前記広告情報を配信するか否かを判定する判定処理と、
該判定処理の判定結果によって特定の前記広告表示器に前記広告情報を配信する配信処理と、を備え、
前記判定処理において、前記コンピュータは、前記記憶部に記憶された施設毎の前記属性データと、前記受信処理によって受信した前記属性条件データとを照合して、前記広告情報の前記属性条件を満たす前記施設利用者がいるか否かを施設毎に判定することを特徴とする広告配信方法。
Priority Applications (1)
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JP2014063995A JP2015185139A (ja) | 2014-03-26 | 2014-03-26 | 広告配信装置、広告配信システム及び広告配信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|
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ID=54351540
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