JP2015228145A - 表示装置、デジタル表示システム及びデジタル表示プログラム - Google Patents

表示装置、デジタル表示システム及びデジタル表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 不特定多数の人間が同時に視聴する広告用看板以外の用途にも適した表示システムを提供する。【解決手段】本発明は、表示広告ファイルを記憶する記憶部と、表示広告ファイルを読み出した表示画像データを供給する表示制御部と、供給された表示画像データを表示する表示部と、表示部の前方の画像を撮影するカメラ部と、カメラ部によって撮影された画像から人物を検出する検出部と、当該人物をトラッキングするトラッキング部と検出部によって検出された閲覧人物の数をカウントする集計処理部とを有し、集計処理部は、トラッキング部によって閲覧人物が検出されなくなった後、解除時間の経過前に再度同一の閲覧人物が検出された場合、再度検出された閲覧人物を検出されなくなった閲覧人物と同一人物として集計するようにした。【選択図】 図5

Description

本発明は、デジタル表示システム及びデジタル表示プログラムに関するものであり、例えば案内などに使用されるデジタルサイネージに使用して好適なものである。
従来、デジタルサイネージは、広告などに使用されることが想定されている。このデジタルサイネージとして、視聴者の年齢や性別などの属性を判別するようになされたものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2000-105583号公報
近年、デジタルサイネージを例えば業務連絡などの用途など、不特定多数の人間が同時に視聴する広告用看板以外の用途に使用したいという要望がある。
しかしながら、上述した特許文献に記載の技術は、デジタルサイネージを不特定多数の人間が同時に視聴する広告用看板として使用することを想定しており、様々な用途に適していないという問題があった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、その目的は、様々な用途に適する表示装置、デジタル表示システム及びデジタル表示プログラムを提供するものである。
かかる課題を解決するため、本発明の表示装置は、表示広告ファイルを記憶する記憶部と、表示広告ファイルを読み出した表示画像データを供給する表示制御部と、供給された表示画像データを表示する表示部と、表示部の前方の画像を撮影するカメラ部と、カメラ部によって撮影された画像から人物を検出する検出部と、当該人物をトラッキングするトラッキング部と検出部によって検出された閲覧人物の数をカウントする集計処理部とを有し、集計処理部は、トラッキング部によって閲覧人物が検出されなくなった後、解除時間の経過前に再度同一の閲覧人物が検出された場合、再度検出された閲覧人物を検出されなくなった閲覧人物と同一人物として集計するようにした。
これにより、表示装置は、閲覧人物が一時的に検出されなかった場合であっても、同一の閲覧人物を一人としてカウントすることができる。
また、本発明の表示システムでは、表示広告ファイル及び表示広告ファイルの表示順序が登録された表示広告データベースを記憶する記憶部と、表示広告ファイル及び表示広告データベースを送信する送信部とを備えるコンピュータと、コンピュータから送信される表示広告ファイル及び表示広告データベースを記憶する記憶部と、表示広告ファイルを読み出した表示画像データを供給する表示制御部と、供給された表示画像データを表示する表示部と、表示部の前方の画像を撮影するカメラ部と、カメラ部によって撮影された画像から人物を検出する検出部と、当該人物をトラッキングするトラッキング部と検出部によって検出された閲覧人物の数をカウントし、トラッキング部によって閲覧人物が検出されなくなった後、解除時間の経過前に再度同一の閲覧人物が検出された場合、再度検出された閲覧人物を検出されなくなった閲覧人物と同一人物として集計する集計処理部と、集計処理部による集計の結果を送信する送信部とを備える表示装置とを有するようにした。
これにより、表示システムでは、閲覧人物が一時的に検出されなかった場合であっても、同一の閲覧人物を一人としてカウントすることができる。
さらに、本発明の広告閲覧集計プログラムでは、記憶部から表示広告ファイルを読み出して供給された表示画像データを表示部に表示する表示ステップと、表示部の前方の画像を撮影する撮影ステップと、撮影された画像から人物を検出する検出ステップと、当該人物をトラッキングするトラッキングステップと、検出された閲覧人物の数をカウントする集計ステップとを備え、集計ステップでは、閲覧人物が検出されなくなった後、解除時間の経過前に再度同一の閲覧人物が検出された場合、再度検出された閲覧人物を検出されなくなった閲覧人物と同一人物として集計するようにした。
これにより、広告閲覧集計プログラムは、閲覧人物が一時的に検出されなかった場合であっても、同一の閲覧人物を一人としてカウントすることができる。
本発明は、広告閲覧集計プログラムは、閲覧人物が一時的に検出されなかった場合であっても、同一の閲覧人物を一人としてカウントすることができ、かくして様々な用途に適する表示装置、デジタル表示システム及びデジタル表示プログラムを提供できる。
第1の実施の形態におけるデジタル表示システムの構成を示す略線図である。 第1の実施の形態におけるコンピュータのブロック図である。 第1の実施の形態における表示装置のブロック図である。 第1の実施の形態における広告閲覧集計処理手順を示すフローチャートである。 閲覧人物検出処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態におけるデジタル表示システムの構成を示す略線図である。 第2の実施の形態におけるサーバのブロック図である。 第2の実施の形態における表示装置のブロック図である。 求人応募処理手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態における広告閲覧集計処理手順を示すフローチャートである。 第4の実施の形態におけるデジタル表示システムの構成を示す略線図である。 第4の実施の形態における広告閲覧集計処理手順を示すフローチャートである。
次に本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
<第1の実施の形態>
[1−1.デジタル表示システムの構成]
図1において1は全体としてデジタル表示システムを示している。デジタル表示システム1では、1台のコンピュータ2に対して1台の表示装置3がそれぞれ接続されており、合計3台の表示装置3を有してる。
デジタル表示システム1は、例えば複数の人種が雇用されている工場などで使用され、表示装置3ごとに異なる言語で表示される表示広告が表示されることが想定されている。従って、コンピュータ2ごとに異なるオペレータが操作を行う。
オペレータは、例えば工場における総務担当などであり、表示装置3を閲覧するのは、工場で働く労働者である。表示広告としては、例えば業務指示や業務連絡、福利厚生のお知らせなどである。
コンピュータ2は、図示しないCPU(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)から構成されるシステムコントローラ21がコンピュータ2の全体を統括的に制御するようになされている。システムコントローラ21は、フラッシュメモリ、ROM又はハードディスクドライブ等の記憶部22に格納されている基本プログラムや広告設定プログラム等をRAMに展開することによって、これらのプログラムに基づいて各種処理や後述する広告設定処理を実行するようになされている。
表示装置3は、図示しないMPU(Micro-Processing Unit )、ROM及びRAMから構成されるシステムコントローラ31が表示装置3の全体を統括的に制御するようになされている。システムコントローラ31は、フラッシュメモリ、ROM又はハードディスクドライブ等の記憶部32に格納されている基本プログラムや広告閲覧集計プログラム等をRAMに展開することによって、これらのプログラムに基づいて各種処理や後述する広告閲覧集計処理を実行するようになされている。
例えばシステムコントローラ21は、キーボードやマウスなどの操作入力部24からのユーザの操作入力に応じて、外部インターフェース23を介してユーザから広告設定の要求を表す設定要求信号が供給されたことを認識すると、広告設定処理を開始し、広告設定画面(図示せず)を表す画像データを表示部25に供給する。この結果、表示部25には、広告設定画面が表示される。
広告設定画面には、例えば表示すべき表示広告物のファイルを指定するファイル指定欄と、当該指定されたファイル(以下、これを表示広告ファイルと呼ぶ)に対する重要度を指定する重要度指定欄と、終了ボタンと、表示開始ボタンが表示される。
システムコントローラ21は、ユーザの操作入力に応じて、ファイルと重要度が指定されると、これらを対応付けて記憶部22に記憶されている表示広告データベースに登録する。また、システムコントローラ21は、表示広告ファイルを解析し、当該表示広告ファイルが有する文字数をカウントし、表示広告データベースに登録する。
さらに、システムコントローラ21は、文字数及び重要度に応じて表示広告ファイルの表示時間を決定し、これらを表示広告データベースに登録する。
すなわち、システムコントローラ21は、表示広告ファイルのうち、文字数が多くて読むのに時間を要するもの、重要度が高いものについては表示時間を長くし、逆に文字数が少なくてすぐに読み終わるもの、重要度が低いものについては表示時間を短くする。
具体的には、例えばシステムコントローラ21は、指定された重要度が「高」の場合、文字数に応じた標準時間(例えば10秒)に対して2倍とし、表示時間を「20秒」に決定する。すなわち、システムコントローラ21は、重要度に応じて表示時間を重み付けする。
システムコントローラ21は、処理が終了すると、再び広告設定画面を表示部25に表示させる。システムコントローラ21は、ユーザの操作入力に応じて、終了ボタンが押下されたことを認識すると、広告設定処理を終了すると共に、更新された表示広告データベース及び表示広告ファイルを表示装置3に供給する。
一方、システムコントローラ21は、ユーザの操作入力に応じて、表示開始ボタンが押下されたことを認識すると、外部インターフェース23を介して、広告の表示を開始する旨の要求を表す表示開始要求信号を表示装置3に供給する。
表示装置3は、例えば有線LANや無線LAN、USBケーブル、Bluetoothなどにより、外部インターフェース33を介してコンピュータ2と接続されている。表示装置3のシステムコントローラ31は、外部インターフェース33を介して、表示広告データベース及び表示広告ファイルが供給されると、これらを記憶部32に記憶する。
システムコントローラ31は、コンピュータ2から表示開始要求信号が供給されたことを認識すると、広告表示プログラム及び人物カウントプログラムに従って広告閲覧集計処理を開始する。
具体的に、システムコントローラ31は、記憶部32に記憶されている表示広告データベースに基づいて、設定されている順序及び表示時間で広告表示ファイルを読み出し、表示画像データとして表示部34に供給する。なお、システムコントローラ31は、一つの表示広告ファイルを一つの表示画像データとして供給しても良く、複数の表示広告ファイルを合成して一つの表示画像データとしても良い。
この結果、表示部34には、広告設定処理によって設定された順序及び表示時間で広告表示ファイルに基づく広告表示画面が表示される。
このとき、システムコントローラ31は、表示予定の表示画像データの総数と、現在表示している表示画像データの表示順序を広告表示画面に表示させることもできる。これにより、広告表示ファイルを全て閲覧したかどうかを閲覧人物に認識させ易くなる。
また、システムコントローラ31は、表示広告画面(表示画像データ)ごとに、表示広告画面を閲覧した閲覧人物の数をカウントする。
具体的に、システムコントローラ31は、例えば、広告表示画面に対応する文字数を表示広告データベースから読み出し、文字数に所定の係数を乗算したり、対応する時間を選択することにより、当該文字数に応じた時間を当該広告表示画面に対応する字数時間として決定する。
システムコントローラ31は、カメラ35から供給される画像を解析し、当該画像から人物の顔を検出する。そしてシステムコントローラ31は、字数時間に亘って人物の顔が検出された場合に、当該検出された人物が表示広告画面を閲覧したと判断し、閲覧人物としてカウントする。
そしてシステムコントローラ31は、表示時間が経過すると、表示し終えた表示広告画面についての閲覧人物の数を集計し、集計結果をコンピュータ2へ供給する。
具体的に、システムコントローラ31は、人物の顔を検出すると、当該人物をトラッキングし、閲覧時間に亘って当該人物が検出された場合に、検出された人物が表示広告画面を閲覧した閲覧人物であると判断する。
例えば人物が横を向いたことなどにより、一時的に人物が検出されなくなった場合であっても、所定の解除時間内に再び同一人物が検出された場合には、時間を累積する。
そしてコンピュータ2のシステムコントローラ21は、表示広告ファイルごとに、閲覧人物の数を集計する。
これにより、デジタル表示システム1は、表示広告ファイルが有する字数に必要な時間に亘って検出された人物だけを閲覧人物としてカウントし、表示広告ファイルごとに閲覧人物を集計できる。
[1−2.広告閲覧集計処理手順]
次に、広告閲覧集計プログラムに従って実行される広告閲覧集計処理手順RT1について、図4のフローチャートを用いて説明する。
表示装置3は、開始ステップにおいて人物カウント処理を開始すると、次のステップSP1へ移る。
ステップSP1において、表示装置3は、表示広告データベースに登録された表示広告ファイルの字数に基づいて字数時間及び表示時間を設定すると、次のステップSP2へ移る。
ステップSP2において、表示装置3は、表示広告ファイルに基づいて、表示部34に表示広告画面を表示させると、次のステップSP3へ移る。
ステップSP3において、表示装置3は、人物の顔の検出を開始し、次のステップSP4へ移る。
ステップSP4において、表示装置3は、人物の顔が検出されたか否かを判別する。肯定結果が得られた場合、表示装置3は、次のステップSP5へ移る一方、否定結果が得られた場合、表示装置3は、ステップSP8へ移る。
ステップSP5において、表示装置3は、検出された人物の顔を閲覧人物としてカウントすべきか否かを決定する閲覧人物検出処理手順SRT11のステップSP21へ移る。
ステップSP21において、表示装置3は、人物の顔に対してトラッキングを開始すると共に、累積時間の計測を開始し、次のステップSP22へ移る。
ステップSP22において、表示装置3は、トラッキングにより同一の顔が検出され続けているかを判別し、肯定結果が得られた場合、次のステップSP23へ移る。
これに対してステップSP22において否定結果が得られた場合、このことは、検出された人物がその場を離れた、もしくは単に横を向いた可能性があることを表している。このとき表示装置3は、次のステップSP31へ移る。
ステップSP31において、表示装置3は、非検出時間の計測を開始し、次のステップSP32へ移る。
ステップSP32において、表示装置3は、同一の顔が検出された否かについて判別する。同一顔か否かは、検出された場所、年齢、性別、顔の特徴のいずれか、又はこれらを組み合わせて判別される。ここで工程結果が得られた場合、このことは同一人物がその場所を離れておらず、顔の向きを変えたなど一時的に検出されなかったことを表しており、このとき表示装置3は、次のステップSP33へ移る。
ステップSP33において、表示装置3は、人物のトラッキング及び累積時間の計測を再開し、次のステップSP23へ移る。
ステップSP23において、表示装置3は、現在検出中の人物について、検出された累積時間がステップSP1において設定された字数時間を経過したか否かについて判別する。
ここで肯定結果が得られた場合、このことは、検出された人物が字数時間に亘って表示広告画面を閲覧していることを表しており、このとき表示装置3は、次のステップSP24へ移る。
ステップSP24において、表示装置3は、検出されている人物が表示広告画面を閲覧した閲覧人物であると決定し、広告閲覧集計処理手順RT1(図4)のステップSP6へ移る。
一方、ステップSP23(図5)で否定結果が得られた場合、このことは、検出されている人物が表示広告画面を閲覧している時間が、表示広告画面の閲覧に必要な字数時間に満たないことを表しており、このとき表示装置3は、ステップSP22へ戻り、人物の顔の検出を継続する。
また、ステップSP32において否定結果が得られた場合、このことは、一旦検出された人物の顔が検出できないことを表しており、このとき表示装置3は、次のステップSP34へ移る。
ステップSP34において、表示装置3は、一旦検出された人物の顔が検出できなくなってからの非検出時間が、解除時間を経過したか否かについて判別する。ここで否定結果が得られると、表示装置3は、ステップSP32へもどり、人物の顔の検出を継続する。
一方、ステップSP34において肯定結果が得られた場合、このことは、一旦検出された人物が解除時間に亘って検出されず、場を離れた可能性が高いことを表しており、このとき表示装置3は、次のステップSP35へ移る。
ステップSP35において、表示装置3は、計測中の非検出時間及び累積時間をリセットし、広告閲覧集計処理手順RT1(図4)のステップSP6へ移る。
ステップSP6において、表示装置3は、閲覧人物を検出したか否かについて判別する。ここで肯定結果が得られると、表示装置3は、次のステップSP7へ移る。一方、ステップSP6で否定結果が得られると、表示装置3は、次のステップSP8へ移る。
ステップSP7において、表示装置3は、閲覧人物のカウンタを「1」加算し、次のステップSP8へ移る。
ステップSP8において、表示装置3は、広告表示時間が経過したか否かについて判別する。ここで否定結果が得られた場合、このことは同一の表示広告画面が表示されていることを表しており、ステップSP4へ戻り、顔の検出を継続する。
一方、ステップSP8において肯定結果が得られた場合、このことは現在の表示広告画面の表示が終了したことを表しており、このとき表示装置3は、次のステップSP9へ移る。
ステップSP9において、表示装置3は、集計処理として、閲覧人物カウンタの値を表示していた表示広告ファイルに対応する集計値としてコンピュータ2に送信すると、終了ステップへ移って広告閲覧集計処理手順RT1を終了する。
[1−3.動作及び効果]
以上の構成において、表示装置3は、表示広告ファイルを記憶する記憶部32と、表示広告ファイルを読み出した表示画像データを供給する表示制御部としてのシステムコントローラ31と、供給された表示画像データを表示する表示部34と、表示部34の前方の画像を撮影するカメラ部35と、カメラ部35によって撮影された画像から人物を検出する検出部、当該人物をトラッキングするトラッキング部、及び検出部によって検出された閲覧人物の数をカウントする集計処理部としてのシステムコントローラ31とを有する。
システムコントローラ31は、閲覧人物が検出されなくなった後、解除時間の経過前に再度同一の閲覧人物が検出された場合、再度検出された閲覧人物を検出されなくなった閲覧人物と同一人物として集計する。
これにより、表示装置3は、横を向いたりしゃがんだりなどしたことにより、一時的に閲覧人物として検出されなくなったユーザを「1」としてカウントできるため、正確に閲覧人物の数を集計することができる。
記憶部32は、表示広告ファイルの表示順序が登録された表示広告データベースを記憶し、システムコントローラ31は、表示広告データベースに従って、表示広告ファイルを読み出し、表示画像データとして表示部34に供給する。
これにより、表示装置3は、予め登録された順序で表示広告ファイルを表示することができる。
表示広告ファイルは、静止画像データであり、システムコントローラ31は、表示予定の表示画像データの総数及び表示順序を、読み出した表示広告ファイルに重畳し、表示画像データとして表示部に供給する。
これにより、表示装置3は、閲覧人物に対して表示画像データ、すなわち表示画面の総数と現在の表示順序を視認させることができ、閲覧人物に全てを閲覧したか、又はあとどれくらいで全て閲覧できるのかなどをわかりやすくできる。
システムコントローラ31は、表示広告ファイルごとに、閲覧人物の数を集計する。これにより、表示装置3は、表示広告ファイルごとの閲覧度合いを集計できる。
また、システムコントローラ31は、表示広告ファイルの表示が終了するごとに、閲覧人物の数を集計し、これをコンピュータ20に供給する。これにより、コンピュータ20を操作するオペレータは、ほぼリアルタイムで閲覧状況を把握することができる。
システムコントローラ31は、表示広告ファイルが有する文字数に基づいて当該表示広告ファイルを表示部に表示させる表示時間を変化させる。これにより、表示装置3は、閲覧に要する時間が長い表示広告ファイルについての表示時間を長く、閲覧に要する時間が短い表示広告ファイルについての表示時間を短くできる。
システムコントローラ31は、表示広告データベースに登録された表示時間に従って表示時間を変化させることにより、表示広告ファイルが有する文字数に基づいて当該表示広告ファイルを表示部に表示させる表示時間を変化させる。これにより表示装置3は、文字数を逐次検出しなくても、単純に登録された表示時間だけ表示広告ファイルを表示すれば良いため、システムコントローラ31の処理負荷を軽減できる。
表示システムとしてのデジタル表示システム1は、表示広告ファイル及び表示広告ファイルの表示順序が登録された表示広告データベースを記憶する記憶部22と、表示広告ファイル及び表示広告データベースを送信する送信部としての外部インターふぇー宇23とを有するコンピュータ2と、表示装置3とを有するようにした。
これによりデジタル表示システム1は、コンピュータ2による統括管理の基、表示装置3による表示広告ファイルの表示及び閲覧人物の調査をすることができる。
コンピュータ2は、ユーザの操作入力に応じて、表示広告ファイル及び表示広告ファイルを表示部34に表示させる表示時間を表示広告データベースに登録する登録部としてのシステムコントローラ21を有し、システムコントローラ21は、表示広告ファイルが有する文字数を検出し、当該文字数に応じた表示時間を表示広告データベースに登録することにより、表示広告ファイルが有する文字数に基づいて表示時間を変化させる。
これにより、デジタル表示システム1は、表示装置3に対して、表示広告データベースに従って表示広告ファイルを表示させれば良く、表示装置3の処理負荷を軽減できる。
システムコントローラ21は、表示広告ファイルの重要度を指定させることにより、ユーザの操作入力に応じて表示広告ファイルに対する表示時間を登録し、文字数に応じて表示時間を増減する。
これにより、デジタル表示システム1は、閲覧に要する時間だけでなく、他の要素も考慮した表示時間を設定することができる。
[1−4.他の実施の形態]
なお、上述した第1の実施の形態においては、表示装置3が閲覧人物検出処理を実行するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、表示装置3は、カメラ35の撮影画像データをコンピュータ2に供給し、コンピュータ2が閲覧人物検出処理を実行しても良い。この場合、広告閲覧集計処理手順RT1におけるステップSP3〜ステップSP9は、コンピュータ2が実行する。
また、上述した第1の実施の形態においては、表示広告ファイル又は表示画像データごとに閲覧人物の数を集計するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば表示広告ファイルが一巡するごとに集計してもよい。
さらに、上述した第1の実施の形態においては、表示広告ファイルが有する文字数及び重要度の双方によって表示時間を決定するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、表示時間は一律でもよく、また、文字数又は重要度の一方のみに応じて表示時間を決定するようにしても良い。
また、上述した第1の実施の形態においては、字数時間に亘って閲覧した人物のみを閲覧人物としてカウントするようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば単純に検出された人物の数を単純にカウントするようにしても良い。少なくとも、同一人物を一人としてカウントできればよい。
さらに、上述した第1の実施の形態においては、表示装置3が工場内に配置されるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、表示装置3は、例えば病院、ホテル、旅館、レストラン、店舗、駅、空港、消防所、自衛隊、工事現場など、特にデスクワークが少ない作業員を多く有するような場所に好適に設置される。また、マンションや老人ホーム、老人グループホーム、役所、公民館、病院の入院病棟など、一般の居住者が居住する場所、サービス業などで顧客が多く来訪する場所にも好適に設置される。
また、上述した第1の実施の形態においては、コンピュータ2を操作するオペレータが総務担当の従業員であるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えばマンションや老人ホームの管理人など、広告ファイルを管理する人などがオペレータとしてコンピュータ2を操作するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、システムコントローラ21が予め表示時間を設定するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば表示広告データベースに文字数だけ登録しておき、表示装置3が表示時間を設定してもよい。これにより、表示装置3ごとに文字数ごとの表示時間を設定することができ、言語が相違する場合や、環境などに応じて、文字数が同じでも表示装置3ごとに表示時間を変化させることができ、最適な表示時間を設定できる。
さらに、上述した第1の実施の形態においては、表示広告ファイルとして福利厚生や業務連絡を表示装置3に表示させるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、表示装置3が設置される場所に応じた内容の表示広告ファイルを表示装置3に表示させることが可能である。例えば、高校や大学などの学校であれば、休講や授業変更、講師変更、イベント参加者募集などの各種お知らせ、マンションや老人ホームでは、イベントや工事などの連絡、レストランであれば、メニューやおすすめサービスの紹介及び予告などである。
さらに、上述した第1の実施の形態においては、広告設定プログラム及び広告閲覧集計プログラム等をROM又はハードディスクドライブなどに予め格納した場合について述べた。本発明はこれに限らず、メモリカードなどの外部記憶媒体からコンピュータ内部のフラッシュメモリやハードディスクドライブなどにインストールするようにしても良い。また、データベース作成プログラムなどをUSB(Universal Serial Bus)やEthernet(登録商標)(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11a/b/gなどの無線LAN(Local Area Network)を介して外部から取得し、さらに、は地上ディジタルテレビジョン放送やBSディジタルテレビジョン放送により配信されるようにしても良い。
さらに上述した第1の実施の形態においては、記憶部としての記憶部32と、表示部としての表示部34と、カメラ部としてのカメラ部35と、表示制御部、検出部、トラッキング部及び集計処理部としてのシステムコントローラ31とによって表示装置3を構成するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、種々の構成による記憶部と、表示部と、カメラ部と、表示制御部と、検出部と、トラッキング部と集計処理部とによって本発明の表示装置を構成するようにしても良い。
また上述した第1の実施の形態においては、記憶部としての記憶部22と、送信部としての外部インターフェース23とによってコンピュータ2を構成するようにしたに場合について述べた。本発明はこれに限らず、種々の構成による記憶部と、表示部と、送信部とによって本発明のコンピュータを構成するようにしても良い。
さらに上述した第1の実施の形態においては、表示装置としての表示装置3と、コンピュータとしてのコンピュータ2によって表示システムとしてのデジタル表示システム1を構成するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、種々の構成による表示装置とコンピュータとによって本発明の表示システムを構成するようにしても良い。
<第2の実施の形態>
図6〜9に示す第2の実施の形態においては、図1〜図5に示す第1の実施の形態と対応する箇所に100を加算した符号を附して示し、同一部分についての説明を省略する。第2の実施の形態では、1台のサーバ105により、複数台の表示装置3から供給される集計結果を統括管理できる点と、表示装置103がタッチパネル方式によるID特定処理を実行する点が第1の実施の形態とは異なっている。
[2−1.デジタル表示システムの構成]
図6に示すように、デジタル表示システム101は、複数台のコンピュータ102と、複数台の表示装置103とがサーバ105に接続されている。
第2の実施の形態におけるデジタル表示システム101は、例えば求人広告や不動産広告など、募集数に限りのある広告を表示する際に使用される。ここでは、ハローワークに設置される場合について説明する。
図7に示すように、サーバ105は、図示しないCPU、ROMびRAMから構成されるシステムコントローラ151がサーバ105の全体を統括的に制御するようになされている。システムコントローラ151は、フラッシュメモリ、ROM又はハードディスクドライブ等の記憶部152に格納されている基本プログラムや広告設定プログラム、求人応募処理プログラム等をRAMに展開することによって、これらのプログラムに基づいて各種処理や後述する広告設定処理及び求人応募処理を実行するようになされている。
図8に示すように、表示装置103は、例えばタッチパネルによる操作入力部133を有している。操作入力部133は、ユーザの操作に応じた操作入力信号をシステムコントローラ131に送信する。
表示装置103には、単数又は複数の募集広告が表示される。例えば、表示装置103Aには事務職、表示装置103Bには工場勤務職、表示装置103Cには販売職というように、各表示装置103(103A〜C)に対して相違する業種に関する広告が表示される。
具体的に、サーバ105のシステムコントローラ151は、表示広告データベースに職種カテゴリの項目を設けており、職種カテゴリごとに分割した表示広告データベース及び対応する表示広告ファイルを各表示装置103A〜Cに対してそれぞれ供給する。
この結果、各表示装置103の記憶部132には、自身が表示する表示広告ファイル及び分割された表示広告データベースのみが記憶される。
表示装置103は、表示広告データベースに含まれる表示順序に従って表示広告ファイルを表示部134に表示させると共に、閲覧人物のカウントを行う閲覧人物集計処理を実行する。
かかる構成に加えて、デジタル表示システム101は、求人広告に対してその場でユーザに応募を行わせると共に、ユーザの応募状況に応じて求人広告の表示の有無を変更する求人応募処理を実行する。
具体的に、表示装置103のシステムコントローラ131は、表示中の表示広告に対して、例えば表示画面をタッチすることによりユーザの操作が行われると、操作が行われた求人広告の広告ID(Identification)を特定する。
そしてシステムコントローラ131は、記憶部132から読み出したID要求画像データを表示部134に供給する。この結果、ID要求画像が表示部134に表示される。ID要求画像では、例えば「カメラの前にIDを掲げて下さい」といった文字が表示される。ID要求画像は、表示中の広告に重畳されても良く、単体で表示されても良い。
ユーザには、予め識別子としてスキャンIDが配布されており、例えばカードにバーコードや数字などのスキャンIDが印刷されている。システムコントローラ131は、ID要求画像が表示されると同時に人物の検出を一時中断し、スキャンIDが提示されるのを待ち受ける。もちろん、操作入力部133に対する操作によってスキャンIDを入力することも可能である。
システムコントローラ131は、スキャンIDを読み込むと、スキャンIDと広告IDとを対応付けた状態で、サーバ105に送信すると共に、表示広告の表示及び人物の検出を再開する。なお、システムコントローラ131は、所定の時間に亘ってスキャンIDが読み込めない場合にも、表示広告の表示及び人物の検出を再開する。
サーバ105の記憶部152に記憶されている表示広告データベースには、広告IDに対応付けて締切人数と、現在までの応募人数とが登録してある。システムコントローラ151は、表示装置103からスキャンID及び広告IDか供給されると、広告IDに対応に対応する応募人数を「1」だけ加算すると共に、締切人数と照合する。
システムコントローラ151は、応募人数が締切人数に到達しない場合には、そのまま処理を継続する。一方、システムコントローラは、応募人数が締切人数に到達した場合には、例えば表示広告データベースにフラグを立てることにより、締切人数に達した表示広告ファイルが表示されないよう更新すると共に、表示装置103に対して、記憶部132に記憶されている表示広告データベースも同様に更新させる。
ユーザは、スキャンIDが印刷されたカードを持って、窓口に行くと、窓口担当者がコンピュータ102を操作し、スキャンIDを読み取る。コンピュータ102のシステムコントローラ121は、対応付けられた広告IDから表示広告ファイルを特定し、表示部125に表示させる。そして担当者は、表示広告ファイルについての各種処理を実行する。
このように、デジタル表示システム101では、募集人数に限りがある求人広告を表示し、タッチパネルを用いて応募させることにより、わざわざ職員が掲示板に貼りだす作業を行わずに済む。
また、デジタル表示システム101では、職種ごとの求人広告を表示装置103A〜103Cにそれぞれ表示し、閲覧人物の集計を行う。このため、表示装置103ごとに集計を行う事ができ、表示ファイルごとの人気度に加え、職種ごとの閲覧者の数、それに対する応募者の数を取得することができる。このため、職種ごとの人気度や求人広告に対する応募率などを適切に分析することができる。
[2−2.求人応募処理手順]
次に、求人応募プログラムに従って実行される求人応募処理手順について、図9に示すシステムチャートを用いて説明する。
サーバ105は、求人応募プログラムを開始すると、ステップSP51へ移り、表示装置103に対して広告表示開始の要求を表す表示開始要求信号を送信する。
表示装置103は、サーバ105から表示開始要求信号を受信すると、ステップSP61へ移って閲覧人物集計処理を実行し、表示広告データベースの表示順序に従って表示広告ファイルの表示を開始すると、次のステップSP62へ移る。
ステップSP62において、表示装置103は、タッチパネルを監視し、ユーザによって表示広告画面が押加されたか否かを判別する。ここで否定結果が得られると、表示装置103は、次のステップSP67へ移る。
これに対してステップSP62で肯定結果が得られた場合、このことは表示中の求人広告にユーザが応募する意志があることを表しており、このとき表示装置103は、次のステップSP63へ移る。
ステップSP63において、表示装置103は、音声や表示などによりスキャンIDの提示をユーザに対して要求すると、次のステップSP64へ移る。
ステップSP64において、表示装置103は、スキャンIDを読み取ると、次のステップSP65へ移る。
ステップSP65において、表示装置103は、タッチされた求人広告に対応する表示広告ファイルの広告IDからスキャンIDと、スキャンIDとを対応付けた状態でサーバ105に送信すると、次のステップSP66へ移る。
ステップSP66において、表示装置103は、閲覧人物集計処理を再開し、広告の表示を継続すると、次のステップSP67へ移る。
ステップSP67において、表示装置103は、表示広告ファイルの表示が一巡したか否かを判別する。ここで否定結果が得られると、表示装置103は、ステップSP67へ戻り、次の表示広告ファイルを表示しながらユーザの応募を待ち受ける。
これに対してステップSP67において肯定結果が得られた場合、このことは表示広告データベースを更新する必要があることを表しており、このとき表示装置103は、次のステップSP68へ進む。
ステップSP68において、表示装置103は、サーバ105に対して表示広告データベースの更新要求を表す要求信号を送信する。
ステップSP51において広告表示開始の要求信号を表示装置103に供給したサーバ105は、待機状態に入り、表示装置103からスキャンIDとを対応と広告IDとを受信すると、ステップSP52へ移る。
ステップSP52において、サーバ105は、広告IDに対応する表示広告ファイルに対して、これまで応募したユーザの数を確認し、締切人数に到達したか否かを判別する。
このステップSP52において否定結果が得られると、このことは応募のあった表示広告ファイルを引き続き表示する必要があることを表しており、このときサーバ105は、次のステップSP54へ移る。
これに対してステップSP52において肯定結果が得られた場合、このことは広告IDに対応する表示広告ファイルを表示する必要がないことを表しており、このときサーバ105は、次のステップSP53へ移る。
ステップSP53において、サーバ105は、表示広告データベースを更新し、待機状態に移る。
そしてサーバ105は、表示装置103から表示広告データベースの更新要求を表す要求信号を受信すると、次のステップSP54へ移り、表示装置103に対して最新の表示広告データベースに関するデータベース更新情報を表示装置103へ供給する。
表示装置103は、サーバ105からデータベース更新情報を受信すると、次のステップSP69へ移り、表示広告データベースの更新を行うと共に、閲覧人物集計処理及び求人応募処理を終了するか否かについて判別する。
ここで否定結果が得られた場合、表示装置103は、ステップSP62へ移り、閲覧人物集計処理及び求人応募処理を継続する。
一方、ステップSP69において肯定結果が得られた場合、表示装置103は、閲覧人物集計処理及び求人応募処理を終了する。
[2−3.動作及び効果]
以上の構成によれば、デジタル表示システム101の表示装置103は、閲覧人物による操作を感知する操作入力部133を備え、
システムコントローラ131は、表示部134に表示された表示広告ファイルのうち一の広告が特定されると、閲覧人物に対して識別子としてのスキャンIDの提示を要求し、スキャンIDと特定された広告とを関連付けてコンピュータとしてのサーバ105に供給する。
これにより、デジタル表示システム101では、どのユーザがどの広告を特定したかが分かるため、リアルタイムで求人応募状況の管理をすることができる。
また、デジタル表示システム101では、サーバ105が職種ごとに表示広告データベースを分割して表示装置103に供給することにより、表示装置103ごとに相違する表示広告データベースを使用する。
これにより、デジタル表示システム101では、職種ごとの人気度も調査することができる。
[2−4.他の実施の形態]
なお、上述した第2の実施の形態においては、表示装置103がハローワークに設置されるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、アルバイトを募集する大学の学生課や店舗、不動産の居住者を募集する不動産店舗及び仲介業者、一時的なイベント会場などに設置されても良い。
また、上述した第2の実施の形態においては、デジタル表示システム101が広告閲覧集計処理と求人応募処理とをするようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば求人応募処理のみを実行するようにしても良い。
さらに、上述した第2の実施の形態においては、サーバ105が職種ごとに表示広告データベースを分割して表示装置103に供給するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、表示装置103に共通の表示広告データベースを送信し、表示装置103が指定された職種のみを表示するようにしても良い。
<3.第3の実施の形態>
[3−1.デジタル表示システムの構成]
図10に示す第3の実施の形態においては、図1〜図5に示す第1の実施の形態と対応する箇所に200を加算した符号を附して示し、同一部分についての説明を省略する。第3の実施の形態では、ユーザの属性に応じて表示する表示広告ファイルを変更する点が第1の実施の形態と異なっている。
本実施形態におけるデジタル表示システム201は、閲覧人物集計処理の際、ユーザの属性を判別し、判別された属性に応じた表示広告ファイルを表示する。
すなわち、表示装置203のシステムコントローラ231は、表示広告ファイルの表示と同時に、閲覧しているユーザの属性を判別する。ユーザの顔から年齢や性別を判別したり、制服の種類で判別したり、識別子を附したカードを身につけさせたりなど、種々の方法でユーザの属性を判別することができる。
例えば、表示装置203がショッピングセンターなどの案内板として使用される場合、初期画面の半分には、デフォルトの案内表示が用意される。残りの半分は、オススメ画面として閲覧人物にお勧めの場所やイベントなどが表示される。初期設定としては、来訪者数が最も多い年齢・性別層に合わせてオススメ画面が表示される。
ユーザが近づくと、システムコントローラ231は、人物の顔を検出し、年齢及び性別を判別する。なお、年齢及び性別の判別方法は、既知の方法を用いることができる。例えば特願2013−153150号に記載されている。
システムコントローラ231は、ユーザの年齢及び性別を判別すると、ユーザの属性に合わせたオススメ画面を表示する。ユーザが複数存在した場合には、予め設けられた優先順位に従ってオススメ画面を決定する。例えば、子供が存在する場合には、子供を優先する。男性と女性とが1名ずつの場合には、女性を優先する。
具体的に、記憶部234に記憶された表示広告データベースには、表示広告ファイルに対して、属性、及び表示順序が登録されている。システムコントローラ231は、属性を検出すると、表示広告データベースを読み出し、属性に応じた表示順序で表示広告ファイルを表示させる。
また、表示装置203が病院の労働者に対する業務連絡として使用される場合、システムコントローラ231は、制服の色によって医者か看護士かを判別し、それぞれに合わせた業務連絡を表示する。
また、表示装置203が会社の業務連絡として使用される場合、従業員の属する部門や職種ごとに識別子を設けておく。そしてこの識別子を従業員のカードに印刷し、首からぶら下げさせるなどして識別させ、それぞれに合わせた業務連絡を表示する。
これにより、表示装置203は、ユーザの属性に合わせた画面を表示できるため、ユーザは自分に必要な情報のみを閲覧することができる。
[3−2.広告閲覧集計処理手順]
次に、広告閲覧集計プログラムに従って実行される広告閲覧集計処理手順RT3について、図10のフローチャートを用いて説明する。
表示装置203は、広告閲覧集計処理を開始すると、ステップSP81へ移り、表示広告ファイルの表示を開始し、次のステップSP82へ移る。
ステップSP82において、表示装置203は、人物及び属性が検出されたか否かを判別する。肯定結果が得られた場合、表示装置203は、次のステップSP83へ移る一方、否定結果が得られた場合、表示装置203は、ステップSP82において人物の検出を待ち受ける。
ステップSP83において、表示装置203は、現在表示中の表示広告ファイルと検出された属性とが一致するか否かを判別する。ここで否定結果が得られた場合、このことは、現在閲覧中のユーザと表示中の広告内容が合致していないことを表しており、このとき表示装置203は、次のステップSP84へ移る。
ステップSP84において、表示装置203は、現在閲覧中のユーザの属性と合致するよう表示する表示広告ファイルを変更すると、次のステップSP5へ移る。
ステップSP5〜ステップSP9において、表示装置203は、広告閲覧集計処理手順RT1(図4)と同様の処理を実行すると、終了ステップへ移って処理を終了する。
[3−3.動作及び効果]
以上の構成によれば、システムコントローラ231は、識別子を検出することにより、閲覧人物の属性を判別し、属性に応じた表示広告ファイルに基づく表示画像データを表示部233に供給する。
これにより、デジタル表示システム201では、閲覧人物に応じた広告を表示できるため、広告の効果を向上させることができる。
[3−4.他の実施の形態]
なお、上述した第3の実施の形態においては、閲覧人物が身につけている識別子を用いて閲覧人物の属性を検出するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば閲覧人物の制服の種類や、制服に予め縫い付けられたマークなどを識別子として人物の属性を検出してもよい。また、予めユーザの顔を登録しておき、ユーザの顔を識別子として人物の属性を検出することもできる。
また、上述した第3の実施の形態においては、優先順位に従って閲覧人物に応じた表示広告ファイルを選択するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば、一番大きく又は長く検出された顔の人物を優先したり、中心に近い場所で検出された人物の顔を優先しても良く、優先順位の付け方に制限はない。
さらに、上述した第3の実施の形態においては、ショッピングセンター内に案内板として表示装置203を設置するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、設置する場所に制限はない。また、入院患者と看護士、従業員と顧客、所属する会社など、種々の因子をユーザの属性とすることができる。
<第4の実施の形態>
図11に示す第4の実施の形態においては、図1〜図5に示す第1の実施の形態と対応する箇所に300を加算した符号を附して示し、同一部分についての説明を省略する。第4の実施の形態では、人物ごとに閲覧時間をカウントする点が、第1の実施の形態とは異なっている。
図11に示すように、デジタル表示システム301は、不特定多数の人物が数多く集まる場所に、表示装置303が複数台設置されることが想定されている。そして表示装置303は、表示広告ファイルとして、例えば映画の要点をまとめた動画を流すと共に、動画の注目度を調査する。
具体的に、表示装置303のシステムコントローラ321は、表示広告データベースの再生順序に従って、表示広告ファイルを再生する。このとき、システムコントローラ321は、人物ごとに閲覧時間、性別及び年齢、並びに表情など(以下、これを閲覧情報と呼ぶ)の検出を行う。
デジタル表示システム301では、再生する表示広告ファイルが相違する複数の表示装置303を同一箇所に設置することにより、検出された人物の数及び閲覧時間から、表示広告ファイルの注目度を集計することができる。また、デジタル表示システム301は、性別及び年齢など、ユーザの属性を検出することにより、表示広告ファイルに興味を持った年齢層や性別を集計することができる。
さらに、デジタル表示システム301は、人物の表情を検出することにより、表示広告ファイルに対するユーザの反応を検出することができる。検出する表情としては、笑顔度や興奮度、驚き度などを検出可能である。
例えば笑顔度は、口角の角度や目の形、眉毛の角度などから計測できる。興奮度や驚き度は、口角の角度や目の形などに加えて、目や口の動きや手足など体の動きから計測できる。
具体的に、コンピュータ302のシステムコントローラ321は、表示装置303に対し、表示広告ファイル及び表示広告データベースを供給する。表示装置303は、表示広告ファイル及び表示広告データベースを記憶部324に記憶する。
表示装置303は、コンピュータ302から表示開始の要求を表す要求信号を受信すると、表示広告ファイルの再生を開始する。表示広告ファイルは、複数種類のものが順番に再生されても良く、1種類のものが繰り返し表示されても良い。また、表示広告ファイルは、連続的に再生されてもよく、断続的に再生されても良い。
コンピュータ302は、例えば3台の表示装置303に対し、相違する表示広告ファイルを同時に再生開始させることにより、3種類の表示広告ファイル間の人気度の差異を調査することができる。なお、相違する箇所に設置させた複数の表示装置303に対し、同一の表示広告ファイルを再生させても良い。
表示装置303は、表示広告ファイルが1回再生されるごとに、若しくは一定時間(例えば1秒)ごとに人物ごとに検出された閲覧時間、ユーザの属性及び表情の情報をコンピュータ302に供給する。
これにより、コンピュータ302は、ほぼリアルタイムで各表示装置303を閲覧するユーザに関する情報を受信し、管理者に視認させることができる。
このとき、表示装置303は、表示広告ファイルの再生位置と対応付けて閲覧情報を送信する。これにより、コンピュータ302は、表示広告ファイルの再生位置ごとにユーザの表情に関する情報を得ることができ、再生位置ごとのユーザの反応を集計できる。
[4−2.広告閲覧集計処理手順]
次に、広告閲覧集計プログラムに従って実行される広告閲覧集計処理手順RT5について、図12のフローチャートを用いて説明する。
表示装置303は、開始ステップにおいて広告閲覧集計処理を開始すると、次のステップSP101へ移る。
ステップSP101において、表示装置303は、表示広告ファイルに基づいて、表示部334に表示広告画面を表示させると、次のステップSP102へ移る。
ステップSP102において、表示装置303は、人物の顔の検出を開始し、次のステップSP4へ移る。
ステップSP103において、表示装置303は、人物の顔が検出されたか否かを判別する。肯定結果が得られた場合、表示装置303は、次のステップSP104へ移る一方、否定結果が得られた場合、表示装置303は、ステップSP103に戻り、人物の顔が検出されるのを待ち受ける。
ステップSP104において、表示装置303は、検出された人物の顔に対してトラッキングを開始すると共に、累積時間の計測を開始し、次のステップSP105へ移る。
ステップSP105において、表示装置303は、トラッキングにより同一の顔が検出され続けているかを判別し、肯定結果が得られた場合、次のステップSP121へ移る。
これに対してステップSP105において否定結果が得られた場合、このことは、検出された人物がその場を離れた、もしくは単に横を向いた可能性があることを表している。このとき表示装置303は、次のステップSP111へ移る。
ステップSP111において、表示装置303は、非検出時間の計測を開始し、次のステップSP112へ移る。
ステップSP112において、表示装置303は、同一の顔が検出された否かについて判別する。同一顔か否かは、検出された場所、年齢、性別、顔の特徴のいずれか、又はこれらを組み合わせて判別される。ここで工程結果が得られた場合、このことは同一人物がその場所を離れておらず、顔の向きを変えたなど一時的に検出されなかったことを表しており、このとき表示装置303は、次のステップSP113へ移る。
ステップSP113において、表示装置303は、人物のトラッキング及び累積時間の計測を再開し、次のステップSP121へ移る。
ステップSP121において、表示装置303は、人物に関する累積閲覧時間を「+1」すると、次のステップSP122へ移る。
ここで肯定結果が得られた場合、このことは、検出された人物が字数時間に亘って表示広告画面を閲覧していることを表しており、このとき表示装置303は、次のステップSP122へ移る。
また、ステップSP112において否定結果が得られた場合、このことは、一旦検出された人物の顔が検出できないことを表しており、このとき表示装置303は、次のステップSP114へ移る。
ステップSP114において、表示装置303は、一旦検出された人物の顔が検出できなくなってからの非検出時間が、解除時間を経過したか否かについて判別する。ここで否定結果が得られると、表示装置303は、ステップSP112へもどり、人物の顔の検出を継続する。
一方、ステップSP114において肯定結果が得られた場合、このことは、一旦検出された人物が解除時間に亘って検出されず、場を離れた可能性が高いことを表しており、このとき表示装置303は、次のステップSP115へ移る。
ステップSP115において、表示装置303は、計測中の非検出時間及び累積時間をリセットし、次のステップSP122へ移る。
ステップSP122において、表示装置303は、広告の表示を終了すべきか否かを判別し、否定結果が得られた場合、ステップSP105へ戻り、処理を継続する。
これに対して、ステップSP122において肯定結果が得られた場合、表示装置303は、終了ステップへ移って広告閲覧集計処理を終了する。
[4−3.動作及び効果]
以上の構成によれば、デジタル表示システム301では、コンピュータ302に複数台の表示装置303が接続されており、システムコントローラ331による集計の結果を表示装置303ごとに比較できるよう統計する統計部としてのシステムコントローラ321を有する。
これにより、デジタル表示システム301では、表示装置303ごとに表示される表示広告ファイルの人気度を調査することができる。
システムコントローラ331は、閲覧人物が表示部を閲覧した閲覧時間を検出する。これにより、デジタル表示システム301では、閲覧人物が表示広告ファイルに興味を示したかを、閲覧時間から調査することができる。
システムコントローラ331は、閲覧人物の性別、年齢及び表情のいずれか一つ以上を検出する。これにより、デジタル表示システム301では、閲覧人物の属性、又はどのように表示広告ファイルに興味を示したかを調査することができる。
[4−4.他の実施の形態]
なお、上述した第4の実施の形態においては、閲覧時間、閲覧人物の性別、年齢及び表情を検出するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、単純に閲覧人物の数をカウントしてもよい。
また、上述した第4の実施の形態においては、映画予告の人気度を調査するようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えばパチンコの予告や食品の新製品など、種々の製品及びサービスを表示広告ファイルとして表示装置303に表示させ、人気度を調査させることができる。人気度の調査としては、閲覧時間、表情、閲覧人物の数などを適宜重畳して組み合わせたり、いずれか一つを選択することが可能である。
また、上述した第4の実施の形態においては、3台の表示装置303が設置されるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、表示装置303は1台で構わない。
さらに、上述した第4の実施の形態においては、表示装置303が例えば50インチの大きな画面を有する据え置き型であるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば10インチの画面を有するタブレット端末のような携帯型の端末であっても良い。画面のサイズについては、対象やシチュエーションなどによって適宜選択される。
また、上述した第1〜4の実施の形態においては、コンピュータ2と表示装置3とが接続されるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、表示装置3のみを単体で使用することも可能である。この場合、表示装置3には、一時的に接続されたUSBメモリなどの記憶媒体から表示広告ファイル及び表示広告データベースが供給される。
さらに、上述した第1〜第4の実施の形態における各処理は、適宜組み合わせて使用することが可能である。
例えば、レストランの各テーブルに、タブレット端末型の表示装置403が設置される場合、表示装置403は、閲覧人物の年齢・性別から属性を判断し、属性に応じた新メニュー予告やイベント予告を表示広告ファイルとして表示する。表示装置403の表示部434には、メニューボタンが表示されており、表示装置403は、閲覧人物の要望に応じて通常のメニュー画面を表示する。表示装置403は、適宜注文ボタンを表示し、閲覧人物の操作入力に応じて注文をコンピュータ402に送信する。
一方、表示装置403が操作されない間、表示装置403は表示広告ファイルを表示する。この間、閲覧人物の属性や閲覧時間、表情を検出する。すなわち、表示装置403は、通常の注文用端末として使用するだけでなく、その間に閲覧人物の属性情報を検出すると共に、新メニューやイベントの人気調査をすることが可能となる。
通常、レストランで料理が出されるまでの待ち時間が発生することから、その時間を利用して表示広告ファイルに関する人気調査を行う事ができる。なお、新メニューやイベントは、必ずしもレストランのものである必要はない。
また、表示装置をコンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの各種店舗に設置し、ユーザの属性調査と表示広告ファイルに関する人気調査を行う事も可能である。
さらに、上述した第4の実施の形態においては、表示装置303が特定の場所に設置される端末であるようにした場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば、デジタル表示システム501における表示装置503は、一般人が個人的又は仕事用に所持する端末であっても良い。この場合、表示装置503は、インターネットなどに接続されており、クラウドで表示広告ファイルが表示される。
表示装置503に表示される表示広告ファイルとしては、YouTube(グーグルインコーポレーテッドの登録商標)の間に表示される広告動画や、無料閲覧できる電子漫画や電子雑誌の間若しくは並行して表示される動画又は静止画広告となる。もちろん、動画本体や、電子漫画、電子雑誌を表示広告ファイルとして視聴率調査を行う事も可能である。
また、表示広告ファイルとしては、ホームページやブログ、フェイスブック(フェースブック・インコーポレーテッドの登録商標)などのSNS(Social Networking Service)であっても良い。
これにより、デジタル表示システム501では、広告を視聴した閲覧人物の年齢や性別などのマーケティング情報に加え、視聴者の表情を統計できるので、マーケティング情報として有効な情報を収集することができる。
本発明は、例えば多くの作業員が働く職場などに設置されるデジタル表示システムに適用することができる。
1・・・・・・デジタル表示システム
2、102、202、302・・・・・・コンピュータ
3、103、203、303・・・・・・表示装置
21、121、151、221、321・・・・・・システムコントローラ
31、131、231、331・・・・・・システムコントローラ
22、122、151、222、322・・・・・・記憶部
23、123、223、323・・・・・・外部インターフェース
33、133、233、333・・・・・・外部インターフェース

Claims (15)

  1. 表示広告ファイルを記憶する記憶部と、
    前記表示広告ファイルを読み出した表示画像データを供給する表示制御部と、
    供給された前記表示画像データを表示する表示部と、
    前記表示部の前方の画像を撮影するカメラ部と、
    前記カメラ部によって撮影された画像から人物を検出する検出部と、
    当該人物をトラッキングするトラッキング部と
    前記検出部によって検出された閲覧人物の数をカウントする集計処理部と
    を有し、
    前記集計処理部は、
    前記トラッキング部によって前記閲覧人物が検出されなくなった後、解除時間の経過前に再度同一の閲覧人物が検出された場合、再度検出された閲覧人物を前記検出されなくなった閲覧人物と同一人物として集計する
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記記憶部は、
    前記表示広告ファイルの表示順序が登録された表示広告データベースを記憶し、
    前記表示制御部は、
    前記表示広告データベースに従って、前記表示広告ファイルを読み出し、表示画像データとして前記表示部に供給する
    を有することを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記表示広告ファイルは、
    静止画像データであり、
    前記表示制御部は、
    表示予定の前記表示画像データの総数及び表示順序を、読み出した前記表示広告ファイルに重畳し、前記表示画像データとして前記表示部に供給する
    を有することを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 前記集計処理部は、
    前記表示広告ファイルごとに、
    前記閲覧人物の数を集計する
    ことを特徴とする請求項3記載の表示装置。
  5. 前記表示制御部は、
    前記表示広告ファイルが有する文字数に基づいて当該表示広告ファイルを前記表示部に表示させる表示時間を変化させる
    を有することを特徴とする表示装置。
  6. 前記検出部は、
    前記閲覧人物の属性を判別し、
    前記表示制御部は、
    前記属性に応じた表示広告ファイルに基づく表示画像データを前記表示部に供給する
    ことを特徴とする請求項7記載の表示装置。
  7. 表示広告ファイル及び前記表示広告ファイルの表示順序が登録された表示広告データベースを記憶する記憶部と、
    前記表示広告ファイル及び前記表示広告データベースを送信する送信部と
    を備えるコンピュータと、
    前記コンピュータから送信される前記表示広告ファイル及び前記表示広告データベースを記憶する記憶部と、
    前記表示広告ファイルを読み出した表示画像データを供給する表示制御部と、
    供給された前記表示画像データを表示する表示部と、
    前記表示部の前方の画像を撮影するカメラ部と、
    前記カメラ部によって撮影された画像から人物を検出する検出部と、
    当該人物をトラッキングするトラッキング部と
    前記検出部によって検出された閲覧人物の数をカウントし、前記トラッキング部によって前記閲覧人物が検出されなくなった後、解除時間の経過前に再度同一の閲覧人物が検出された場合、再度検出された閲覧人物を前記検出されなくなった閲覧人物と同一人物として集計する集計処理部と、
    前記集計処理部による集計の結果を送信する送信部と
    を備える表示装置と
    を有することを特徴とする表示システム。
  8. 前記コンピュータは、
    ユーザの操作入力に応じて、表示広告ファイル及び前記表示広告ファイルを前記表示部に表示させる表示時間を前記表示広告データベースに登録する登録部
    を備え、
    前記登録部は、
    前記表示広告ファイルが有する文字数に基づいて表示時間を変化させる
    ことを特徴とする請求項7記載の表示システム。
  9. 前記登録部は、
    前記表示広告ファイルが有する文字数を検出し、当該文字数に応じた表示時間を前記表示広告データベースに登録する
    ことを特徴とする請求項8記載の表示システム。
  10. 前記登録部は、
    ユーザの操作入力に応じて前記表示広告ファイルに対する表示時間を登録し、
    前記文字数に応じて前記表示時間を増減する
    ことを特徴とする請求項9記載の表示システム。
  11. 前記コンピュータには、
    複数台の前記表示装置が接続されており、
    前記集計処理部による集計の結果を前記表示装置ごとに比較できるよう統計する統計部
    を有することを特徴とする請求項7記載の表示システム。
  12. 前記検出部は、
    前記閲覧人物が表示部を閲覧した閲覧時間を検出する
    ことを特徴とする請求項11記載の表示システム。
  13. 前記検出部は、
    前記閲覧人物の性別、年齢及び表情のいずれか一つ以上を検出する
    ことを特徴とする表示システム。
  14. 前記表示装置は、
    前記閲覧人物による操作を感知する操作入力部
    を備え、
    前記表示制御部は、
    前記表示部に表示された表示広告ファイルのうち一の広告が特定されると、前記閲覧人物に対して識別子の提示を要求し、
    前記識別子と前記特定された広告とを関連付けて前記コンピュータに供給する
    ことを特徴とする表示システム。
  15. 記憶部から表示広告ファイルを読み出して供給された表示画像データを表示部に表示する表示ステップと、
    前記表示部の前方の画像を撮影する撮影ステップと、
    撮影された画像から人物を検出する検出ステップと、
    当該人物をトラッキングするトラッキングステップと、
    検出された閲覧人物の数をカウントする集計ステップと
    を備え、
    前記集計ステップでは、
    前記閲覧人物が検出されなくなった後、解除時間の経過前に再度同一の閲覧人物が検出された場合、再度検出された閲覧人物を前記検出されなくなった閲覧人物と同一人物として集計する
    ことを特徴とする広告閲覧集計プログラム。

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