JP2015185023A - 文字入力装置、文字入力システム - Google Patents

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Abstract

【課題】文字入力操作の利便性を向上することのできる文字入力装置及び文字入力システムを提供すること。
【解決手段】携帯情報端末1(文字入力装置の一例)は、タッチパネル2と、携帯情報端末の姿勢変化を検出する姿勢検出部4と、複数種類の仮想キーボードのうち姿勢検出部4の検出結果に対応する前記仮想キーボードを前記仮想キーボードごとに予め設定された一又は複数の文字列の入力候補と共にタッチパネル2に表示させる表示制御部61と、タッチパネル2における前記仮想キーボード及び前記文字列のタッチ操作に応じて文字入力を受け付ける入力受付部62とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、文字入力装置及び前記文字入力装置を備える文字入力システムに関する。
スマートフォン及びタブレット端末などの携帯情報端末において、タッチパネルに仮想キーボード(ソフトウェアキーボード)を表示し、その仮想キーボードを用いたユーザーによる文字入力を受け付ける技術が広く知られている。また、このような仮想キーボードが、アルファベット、平仮名、カタカナ、記号や数字など文字の種類ごとに設けられ、タッチパネルに対するタッチ操作により、前記タッチパネルに表示される仮想キーボードが切り替えられる場合がある(特許文献1参照)。
特開2005−92441号公報
ところで、この種の携帯情報端末では、複数の文字で構成された文字列が入力候補として仮想キーボードとともに表示されることがある。この場合、文字列を選択することによりその文字列の入力が行われる。このとき、ユーザーは、入力する文字の種類によって、仮想キーボードの種類を切り替えるが、文字列の入力候補については、仮想キーボードの種類の切り替え前に表示されていたものが引き続き表示されていた。
本発明の目的は、文字入力操作の利便性を向上することのできる文字入力装置及び文字入力システムを提供することである。
本発明の一の局面に係る文字入力装置は、タッチパネルと、姿勢検出部と、表示制御部と、入力受付部とを備える。前記姿勢検出部は、文字入力装置の姿勢又は姿勢変化を検出する。前記表示制御部は、複数種類の仮想キーボードのうち前記姿勢検出部の検出結果に対応する前記仮想キーボードを前記仮想キーボードごとに予め設定された一又は複数の文字列の入力候補と共に前記タッチパネルに表示させる。前記入力受付部は、前記タッチパネルにおける前記仮想キーボード及び前記文字列のタッチ操作に応じて文字入力を受け付ける。
本発明の一の局面に係る文字入力システムは、前記文字入力装置と、通信端末とを備える。前記通信端末は、前記文字入力装置に通信可能に接続され、前記文字入力装置による文字入力を受付可能である。
本発明によれば、文字入力の際の利便性を向上することができる。
図1は、本発明の文字入力装置の第1実施形態に係る携帯情報端末の概略構成を示すブロック図である。 図2は、携帯情報端末の外観例及びその姿勢変化の態様を示す図である。 図3は、仮想キーボードのバリエーションを示す図である。 図4は、携帯情報端末の姿勢変化方向と仮想キーボードの種類との対応関係を規定するテーブルを示す図である。 図5は、記憶部に記憶される文字列の入力候補を示す図である。 図6は、携帯情報端末のタッチパネルに表示される一表示画面を示す図である。 図7は、携帯情報端末のタッチパネルに表示される一表示画面であって、図6に示す表示画面から仮想キーボード等が切り替わった画面を示す図である。 図8は、図7に示す表示画面に対してタッチ操作が行われた場合の一表示画面を示す図である。 図9は、制御部による仮想キーボード及び文字列の表示処理を示すフローチャートである。 図10は、本発明の第2実施形態に係る文字入力システムの構成を示す図である。 図11は、図10に示す文字入力システムにおける画像形成装置の内部構成を示す図である。 図12は、図11に示す画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図13は、図10に示す文字入力システムにおける携帯情報端末の構成を示すブロック図である。 図14は、図12に示す画像形成装置の状態と文字列の入力候補との対応関係を規定するテーブルを示す図である。 図15は、携帯情報端末と画像形成装置との間で行われる通信の流れを示す通信シーケンス図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[第1実施形態]
本発明の文字入力装置の第1実施形態に係る携帯情報端末1の概略構成について説明する。
携帯情報端末1は、図1に示されるように、タッチパネル2と、通信部3と、姿勢検出部4と、記憶部5と、制御部6とを有する。本実施形態に係る携帯情報端末1は、スマートフォンであるが、本発明に係る文字入力装置は、スマートフォンに限定されず、携帯電話、PDAなども含まれる。
タッチパネル2は、操作部と表示部とを有する。表示部は、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレー、又は有機ELディスプレイ等などを有する。操作部は、表示面上に配置される操作検出パネルを有し、携帯情報端末1のユーザーにより各種の指示が入力される。タッチパネル2は、指先やペン先で操作検出パネルを軽くたたくタッチ操作(タップ操作)、及び、指先やペン先を操作検出パネルに接触させたままその接触位置を移動させるドラッグ操作などの操作が検出可能である。タッチパネル2に対してユーザー操作が行われると、その操作信号がタッチパネル2から制御部6に出力される。なお、携帯情報端末1には、電源ボタン(不図示)、及び、押しボタン7も備えられている。
通信部3は、インターネット及び携帯電話網などを介して、外部の装置との間でデータの送受信を行う。通信部3は、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線部を備えていてもよい。
姿勢検出部4は、携帯情報端末1の姿勢又は姿勢変化を検出するものであり、例えば加速度センサー或いはジャイロセンサーを有する。姿勢検出部4は、図2(A)に示されるように、操作検出パネルのパネル面に対する法線L1周りの回転方向(矢印A,Bの方向)に携帯情報端末1が傾く姿勢変化を検出する。また、姿勢検出部4は、図2(B)に示されるように、法線L1に直交する一方向の線分L2周りの回転方向(矢印C,Dの方向)に携帯情報端末1が傾く姿勢変化を検出する。また、姿勢検出部4は、図2(C)に示されるように、法線L1、線分L2に直交する線分L3周りの回転方向(矢印E,Fの方向)に携帯情報端末1が姿勢変化を検出する。
記憶部5は、EEPROMなどの不揮発性メモリーで構成され、アプリケーションプログラム及び画像データをはじめとする各種のデータ及びプログラム等が記憶可能である。また、本実施形態における記憶部5は、キーボード画像記憶部51と、テーブル記憶部52と、文字列記憶部53とを有する。
本実施形態では、タッチパネル2にキーボード(以下、仮想キーボードという)の画像が表示され、このキーボードを用いて文字を携帯情報端末1に入力可能である。キーボード画像記憶部51は、タッチパネル2に表示可能な前記仮想キーボードの画像を記憶する。本実施形態では、前記仮想キーボードとして、図3に示されるように、大文字のアルファベット入力用の仮想キーボード101(図3(A)参照)と、小文字のアルファベット入力用の仮想キーボード102(図3(B)参照)と、平仮名入力用の仮想キーボード103(図3(C)参照)と、片仮名入力用の仮想キーボード104(図3(D)参照)と、数字・記号入力用の2種類の仮想キーボード105、106(図3(E)、(F)参照)とが設けられている。キーボード画像記憶部51は、これらの仮想キーボード101〜106の画像を記憶する。
テーブル記憶部52は、仮想キーボードの種類(仮想キーボード101〜106)と、姿勢検出部4により検出され得る携帯情報端末1の姿勢変化方向A〜Fとの対応関係を予めテーブル形式で記憶する。図4に示されるように、テーブルT1には、大文字のアルファベット入力用の仮想キーボード101と姿勢変化方向Aとが、小文字のアルファベット入力用の仮想キーボード102と姿勢変化方向Bとが、平仮名入力用の仮想キーボード103と姿勢変化方向Cとが、片仮名入力用の仮想キーボード104と姿勢変化方向Dとが、数字・記号入力用の仮想キーボード105と姿勢変化方向Eとが、数字・記号入力用の仮想キーボード106と姿勢変化方向Fとが対応付けられている。
文字列記憶部53は、図5に示されるように、予め定められた1又は複数の文字列を予め記憶する。文字列記憶部53には、例えばユーザーID、パスワード、アドレス等の文字列が仮想キーボード101〜106を用いてユーザー操作により入力された場合に、その文字列が記憶される。すなわち、文字列記憶部53は、仮想キーボード101〜106を用いて入力された文字列を蓄積していく。なお、携帯情報端末1の製造時に作成した文字列を文字列記憶部53に記憶させておいてもよい。
制御部6は、CPUと、ROMと、RAMとを備えて構成される。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、前記CPUが実行する各種の処理の一次記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性の記憶部である。制御部6は、前記CPUが前記ROMに記憶されているプログラムを実行することにより、携帯情報端末1の動作を制御する。
本実施形態では、制御部6は、CPUを用いてプログラムを実行することにより、表示制御部61及び入力受付部62として機能する。なお、制御部6が有する機能の一部又は複数が電子回路として設けられる構成も他の実施形態として考えられる。
表示制御部61は、記憶部5に記憶されている或るアプリケーションプログラムの起動によってユーザー識別情報(ユーザーID、パスワード)の入力を要求するログイン画面110(図6参照)をタッチパネル2に表示させる。このログイン画面110には、仮想キーボード表示部111と、文字列入力候補表示部112と、ユーザーID表示部113と、パスワード表示部114と、消去ボタン115と、OKボタン116とが含まれる。
仮想キーボード表示部111には、仮想キーボード101〜106の中から1つの仮想キーボードが択一的に表示される。表示当初のログイン画面110に含まれる仮想キーボードは、予め定められている。ここでは、大文字のアルファベット入力用の仮想キーボード101とする。文字列入力候補表示部112には、文字列記憶部53に記憶されている文字列が表示される。
この状態で、仮想キーボード表示部111又は文字列入力候補表示部112に対してタッチ操作が行われると、そのタッチ操作が行われた領域に表示される文字又は文字列が携帯情報端末1に入力される。ユーザーID表示部113及びパスワード表示部114には、このように入力された文字又は文字列が表示される。消去ボタン115は、ユーザーID表示部113及びパスワード表示部114に表示される文字又は文字列の表示を消去するためのボタンである。OKボタン116は、ユーザーID表示部113及びパスワード表示部114に表示される文字又は文字列をログイン用の文字又は文字列として確定させるためのボタンである。
ところで、携帯情報端末では、複数の文字で構成された文字列が入力候補として仮想キーボードとともに表示されることがある。この場合、文字列を選択することによりその文字列の入力が行われる。このとき、ユーザーは、入力する文字の種類によって、仮想キーボードの種類を切り替えるが、文字列の入力候補については、仮想キーボードの種類の切り替え前に表示されていたものが引き続き表示されていた。
本実施形態では、表示制御部61は、タッチパネル2に表示させる仮想キーボードで入力可能な文字種別で始まる文字列の入力候補のみを文字列記憶部53から検索し、検索した文字列を読み出してタッチパネル2に表示させる。例えば、表示制御部61は、大文字のアルファベット入力用の仮想キーボード101(図3(A)参照)をタッチパネル2に表示させる場合、文字列記憶部53に記憶されている複数の文字列の中から、大文字のアルファベットで始まる文字列の入力候補を文字列記憶部53から検索する。そして、表示制御部61は、その検索した文字列をタッチパネル2に表示させる。表示制御部61は、文字列記憶部53から抽出した文字列が複数存在するとき、それらをリスト形式でタッチパネル2に表示させる。また、表示制御部61は、検索された文字列を一度に表示できない場合は、スクロール表示形式によってその文字列を表示させる。文字列記憶部53は、仮想キーボード101〜106を用いて入力された文字列を蓄積していくので、タッチパネル2に表示される入力候補は、仮想キーボード101〜106で過去に入力された文字列を含む。
次に、この状態で、携帯情報端末1の姿勢変化が行われ、その姿勢変化方向が姿勢検出部4により検出されると、表示制御部61は、テーブル記憶部52のテーブルT1を参照して、その検出された姿勢変化方向に対応する前記仮想キーボードの種類を割り出す。そして、表示制御部61は、その仮想キーボードの画像をキーボード画像記憶部51から読み出してタッチパネル2に切替表示させる。また、表示制御部61は、タッチパネル2に表示される仮想キーボードの文字種別で始まる文字列の入力候補のみを文字列記憶部53から検索し、検索した文字列を読み出してタッチパネル2に切替表示させる。
例えば、姿勢検出部4により姿勢変化方向Bが検出されると、表示制御部61は、テーブル記憶部52に記憶されているテーブルT1から、姿勢変化方向Bに対応する仮想キーボードが小文字のアルファベット入力用の仮想キーボード102であることを割り出す。そして、表示制御部61は、仮想キーボード102の画像をキーボード画像記憶部51から読み出し、図7の矢印150で示されるように、この仮想キーボード102の画像を仮想キーボード101に代えて仮想キーボード表示部111に表示させる。
また、表示制御部61は、文字列記憶部53に記憶されている複数の文字列の中から、小文字のアルファベットで始まる文字列を検索する。そして、表示制御部61は、図7の矢印160で示されるように、検索した文字列をタッチパネル2に表示させる。
このように、表示制御部61は、文字列記憶部53に記憶されている文字列を文字列記憶部53から読み出してタッチパネル2に表示させる。また、表示制御部61は、複数種類の仮想キーボードのうち姿勢検出部4の検出結果に対応する仮想キーボードを仮想キーボードごとに予め設定された一又は複数の文字列の入力候補と共にタッチパネル2に表示させる。
入力受付部62は、タッチパネル2に対する操作に応じた入力を受け付ける。例えば図6、図7に示されるログイン画面110でいえば、入力受付部62は、仮想キーボード表示部111に表示される仮想キーボード101、102に対してタッチ操作が行われると、そのタッチ操作が行われた領域に対応する文字の入力を受け付ける。また、文字列入力候補表示部112に対してタッチ操作が行われると、そのタッチ操作が行われた領域に対応する文字列の入力を受け付ける。例えば、図8に示されるように、ユーザーが「jkwl@sw.ne.jp」の文字列が表示された領域をタッチすると、その文字列「jkwl@sw.ne.jp」が一括入力されてユーザーID表示部113に表示される。
次に、図9を参照しつつ、制御部6による仮想キーボード及び文字列の表示処理について説明する。この表示処理は、携帯情報端末1にダウンロードされている所定のアプリケーションの起動操作がユーザーによって行われた場合に実行される。前記所定のアプリケーションの利用時に、パスワードの入力が求められるものとする。なお、図9のフローチャートにおいてS1、S2、・・・は処理手順(ステップ)番号を表している。
図9に示されるように、制御部6は、アプリケーションプログラムが起動されたか否かを判定し、起動されていないと判定した場合は(ステップS1でNO)、待機する。前記プログラムが起動されたと制御部6が判定すると(ステップS1でYES)、表示制御部61は、文字列の入力候補を文字列記憶部53から検索し、前記仮想キーボード及び文字列の入力候補を含むログイン画面110をタッチパネル2に表示させる(ステップS2)。表示制御部61により検索される文字列の入力候補は、ログイン画面110の表示開始当初に表示させる仮想キーボードの文字種別の文字で始まる文字列の入力候補である。
入力受付部62は、文字列入力候補表示部112に対するタッチ操作によって文字列が入力されたか否かを判定する(ステップS3)。文字列が入力されたと入力受付部62が判定すると(ステップS3でYES)、表示制御部61は、その入力された文字列をユーザーID表示部113に表示させる(ステップS4)。入力受付部62は、文字列が入力されていないと判定すると(ステップS3でNO)、仮想キーボード101に対するタッチ操作によって文字が入力されたか否かを判定する(ステップS5)。文字が入力されたと入力受付部62が判定すると(ステップS5でYES)、表示制御部61は、その入力された文字をユーザーID表示部113に表示させる(ステップS6)。
入力受付部62は、文字も入力されていないと判定すると(ステップS5でNO)、OKボタン116によって入力内容が確定されたか否かを判定する(ステップS7)。入力受付部62は、入力内容が確定されていないと判定すると(ステップS7でNO)、制御部6は、姿勢検出部4の検出信号に基づき、携帯情報端末1に姿勢変化があったか否かを判定する(ステップS8)。制御部6は、携帯情報端末1の姿勢変化がないと判定すると(ステップS8でNO)、ステップS3に戻る。
制御部6が携帯情報端末1の姿勢変化があったと判定すると(ステップS8でYES)、表示制御部61は、その姿勢変化方向に対応する仮想キーボードをテーブルT1から検索する(ステップS9)。また、表示制御部61は、ステップS9で検索された仮想キーボードの文字種別の文字で始まる文字列の入力候補のみを文字列記憶部53から検索する(ステップS10)。表示制御部61は、ステップS9、S10で検索した仮想キーボード及び文字列の入力候補をタッチパネル2に表示させ(ステップS11)、ステップS3に戻る。
入力受付部62は、入力内容が確定されたと判定すると(ステップS7でYES)、制御部6は、確定されたユーザーID及びパスワードに基づいて認証処理を行う(ステップS12でYES)。制御部6が認証できないと判定すると(ステップS13でNO)、表示制御部61は、その旨を示すエラーメッセージをタッチパネル2に表示させる(ステップS14)。制御部6が認証できたと判定すると(ステップS13でYES)、表示制御部61は、ステップS1で起動されたアプリケーションプログラムに専用の初期画面をタッチパネル2に表示させる(ステップS15)。
ステップS15の処理後、制御部61は、認証された文字列が文字列記憶部53に登録済みであるか否かを判定する(ステップS16)。制御部61は、前記文字列が文字列記憶部53に登録済みであると判定すると(ステップS16でYES)、一連の処理を終了する。制御部61は、前記文字列が文字列記憶部53に未登録である、すなわち、仮想キーボードを用いて新たな文字列が入力されたと判定すると(ステップS16でNO)、前記文字列を文字列記憶部53に記憶させる(ステップS17)。
以上のように、本実施形態では、複数種類の仮想キーボードのうち姿勢検出部4の検出結果に対応する仮想キーボードを、前記仮想キーボードごとに予め設定された一又は複数の文字列の入力候補と共にタッチパネル2に表示させる。そして、その入力候補がユーザーによって選択された場合には、前記入力候補が一括入力される。これにより、仮想キーボードを用いて所望の文字列が一文字ずつ入力される形態に比べて、仮想キーボードのキーのタッチ回数を低減することができ、携帯情報端末1の利便性を向上することができる。さらに、タッチパネル2に表示させる仮想キーボードの種類と同一の文字種で始まる文字列の入力候補のみを文字列記憶部53から読み出してタッチパネル2に表示させる。すなわち、ユーザーが入力したいと考えている可能性の高い文字列のみをタッチパネル2に表示させる。よって、文字列記憶部53に記憶されている全ての文字列の中から検索する場合に比べて、ユーザーによる検索の手間が省ける機会が増え、携帯情報端末1の文字入力操作の利便性を向上することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る文字入力システム600について説明する。文字入力システム600は、携帯情報端末1と通信端末の一例としての画像形成装置500とを有する。図10に示されるように、文字入力システム600においては、インターネット又は近距離無線により携帯情報端末1と画像形成装置500とが互いにデータの送受信を行う。
画像形成装置500の概略構成について説明する。画像形成装置500は、画像読取機能、ファクシミリー機能及び画像形成機能などを備えた複合機である。図11に示されるように、画像形成装置500は、画像読取部502、原稿カバー503、ADF(自動原稿送り装置)504、画像形成部505、給紙カセット507を備えている。なお、本発明に係る通信端末の一例として複合機である画像形成装置500を例示して説明するが、本発明はこれに限られず、例えばプリンター、スキャナー、ファクシミリー装置、複写機、映像表示装置(TVなど)、パーソナルコンピューター、タブレット端末なども本発明に係る通信端末に該当する。
画像読取部502は、原稿から画像データを読み取る画像読取処理を実行する。図11に示されるように、画像読取部502は、コンタクトガラス510、読取ユニット511、ミラー512,513、光学レンズ514及びCCD515などを備えている。また、画像読取部502には、原稿カバー503が回動自在に設けられている。原稿カバー503が回動操作されることにより、画像読取部502の上面のコンタクトガラス510が開閉される。
読取ユニット511は、LED光源516及びミラー517を備えており、ステッピングモーター等の駆動モーターを用いた移動機構(不図示)により副走査方向518(図11における左右方向)へ移動可能に構成されている。ミラー517は、LED光源516から光が照射されたときに、原稿又は原稿カバー503の裏面で反射した反射光をミラー512へ向けて反射させる。ミラー517で反射した光は、ミラー512,513により光学レンズ514に導かれる。光学レンズ514は、入射した光を集光してCCD515に入射させる。CCD515は、受光した光をその光量(輝度の強度)に応じた電気信号(電圧)に変換して制御部506(図12参照)へ出力する光電変換素子である。
画像読取部502による原稿画像の読み取りは、以下の手順で行われる。まず、原稿がコンタクトガラス510上に載置され、その後、原稿カバー503が閉姿勢にされる。その後、操作表示部(不図示)から画像読取指示が入力されると、読取ユニット511を副走査方向518の右向きへ移動させつつLED光源516から連続して順次1ライン分の光が照射される。そして、原稿又は原稿カバー503の裏面からの反射光がミラー517,512,513及び光学レンズ514を介してCCD515に導かれ、CCD515にて受光した光量に応じた光量データが順次制御部506に出力される。制御部506は、光が照射された領域全体における光量データが得られると、その光量データを処理することにより、前記光量データから原稿の画像データを生成する。
なお、原稿カバー503にはADF504が設けられている。ADF504は、原稿セット部519にセットされた一以上の原稿を複数の搬送ローラーにより順次搬送して、コンタクトガラス510上に定められた自動原稿読取位置を副走査方向518の右向きへ通過するように原稿を移動させる。ADF504による原稿の移動時は、前記自動原稿読取位置の下方に読取ユニット511が配置され、この位置で読取ユニット511により移動中の原稿の画像が読み取られる。
画像形成部505は、画像読取部502で読み取られた画像データ、又は外部のパーソナルコンピューター等の情報処理装置から入力された印刷ジョブに基づいて画像形成処理(印刷処理)を実行する。具体的には、画像形成部505は、感光体ドラム520、帯電部521、現像部522、トナーコンテナ523、転写ローラー524、除電部525、定着部526などを備えている。
画像形成部505では、給紙カセット507から供給されるシートに対する画像形成処理が以下の手順で行われる。まず、外部の装置から印刷指示を含む印刷ジョブが入力されると、帯電部521により感光体ドラム520が所定の電位に一様に帯電される。次に、レーザスキャナユニット(不図示)により感光体ドラム520の表面に印刷ジョブに含まれる画像データに基づく光が照射される。これにより、感光体ドラム520の表面に静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム520上の静電潜像は現像部522によりトナー像として現像(可視像化)される。なお、現像部522には、トナーコンテナ523からトナー(現像剤)が補給される。続いて、感光体ドラム520に形成されたトナー像は転写ローラー524によりシートに転写される。前記シートは、紙、コート紙、ハガキ、封筒、及びOHPシートなどである。その後、シートに転写されたトナー像は、そのシートが定着ローラー527及び加圧ローラー528の間を通過して排出される際に定着ローラー527で加熱されて溶融定着する。なお、感光体ドラム520の電位は除電部525で除電される。
図12に示されるように、画像形成装置500においては、画像読取部502、ADF504、画像形成部505、操作表示部535、通信部508、記憶部509及び定着部526が制御部506に電気的に接続されている。
通信部508は、画像形成装置500にインターネット又はLANのような通信ネットワークを介して接続された外部装置との間でデータ通信を実行する。記憶部509は、EEPROM等の不揮発性メモリーで構成される。
制御部506は、CPUと、ROMと、RAMとを備えて構成される。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、前記CPUが実行する各種の処理の一次記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性の記憶部である。制御部506は、前記CPUが前記ROMに記憶されているプログラムを実行することにより、画像形成装置500の動作を制御する。
操作表示部535は、操作部と表示部とを有する。操作部は、表示部に隣接配置された各種の押しボタンキー及び表示部の表示画面上に配置されるタッチパネルなどを有し、画像形成装置500のユーザーにより各種の指示が入力される。ユーザーにより操作表示部535に対して操作が行われると、その操作信号が操作表示部535から制御部506に出力される。表示部は、例えばカラー液晶ディスプレイなどを有し、前記操作部を操作するユーザーに対して各種の情報を表示する。
本実施形態では、制御部506は、CPUを用いてプログラムを実行することにより、状態情報生成部511及び通信制御部512として機能する。なお、制御部506が有する機能の一部又は複数が電子回路として設けられる構成も他の実施形態として考えられる。
状態情報生成部511は、画像形成装置500の現在の状態を示す状態情報を生成するものである。例えば、ユーザーがスリープ状態の画像形成装置500における操作表示部535に操作を行ったことにより画像形成装置500が起動し、画像形成装置500は、操作表示部535の表示画面にユーザー識別情報(ユーザーID及びパスワード)の入力を要求するログイン画面(不図示)を表示させたものとする。状態情報生成部511は、この状態で携帯情報端末と画像形成装置500との通信が確立された場合、前記ログイン画面を表示させている状態であることを示す状態情報を生成する。
この他、例えば画像形成装置500が、記憶部509に記憶されている画像データを検索するための検索画面(不図示)を操作表示部535に表示させている状態であるものとする。状態情報生成部511は、この状態で携帯情報端末1と画像形成装置500との通信が確立された場合、前記検索画面を表示させている状態であることを示す状態情報を生成する。
通信制御部512は、状態情報生成部511により状態情報が生成されると、携帯情報端末1にその状態情報を通信部508に送信させる。
一方、携帯情報端末1は、第1の実施形態に係る携帯情報端末1が備える機能に加えて、画像形成装置500に文字情報を入力するための文字入力装置としての機能を有する。第1の実施形態との相違点について説明する。
図13に示される記憶部5の文字列記憶部53は、前記状態情報に関する複数の文字列入力候補を予め記憶している。前記文字列入力候補は、前記状態情報の内容ごとに分類された状態で記憶部5に記憶されている。図14(A)、(B)は、前記文字列入力候補が前記ログイン画面表示状態及び前記検索画面表示状態に分類されている状態を示している。
表示制御部61は、画像形成装置500から状態情報を受信すると、その受信した状態情報の内容に対応する文字列の入力候補を記憶部5から読み出し、その入力候補を仮想キーボードとともにタッチパネル2に表示させる。例えば、画像形成装置500から前記ログイン画面表示状態を示す状態情報を受信すると、図14(A)に示される文字列の入力候補を記憶部5から読み出し、その文字列入力候補を仮想キーボードとともにタッチパネル2に表示させる。このように、表示制御部61は、画像形成装置500の状態に応じてタッチパネル9に表示される入力候補の内容を変更する。仮想キーボードの文字種別と文字列の入力候補の文字列とは同一の文字種別であることが好ましい。
通信制御部62は、仮想キーボード及び文字列入力候補表示部112を用いて入力された文字列で確定する旨の入力が行われた場合、画像形成装置500にその文字列情報を通信部508に送信させる。
次に、図15を参照しつつ、携帯情報端末1を用いた画像形成装置500にログインする場合の携帯情報端末1と画像形成装置500との間で行われる通信の通信シーケンスについて説明する。なお、図15に示す通信シーケンス図においてプロセスP1、P2、・・・は処理手順の番号を表している。
携帯情報端末1と画像形成装置500との間で通信コネクションを確立するための処理を経て前記通信コネクションが確立されると(プロセスP1、P2)、画像形成装置500の状態情報生成部511は、画像形成装置500の現在の状態、すなわちログイン画面表示状態を示す状態情報を生成する。そして、通信制御部512は、携帯情報端末1にその状態情報を通信部508に送信させる(プロセスP3)。
携帯情報端末1の通信部3が前記状態情報を画像形成装置500から受信すると、表示制御部61は、その状態情報の内容に対応する文字列入力候補を記憶部5の文字列記憶部53から読み出し、その文字列入力候補を仮想キーボードとともにタッチパネル2に表示させる(プロセスP4)。ここでは、図14(A)に示される文字列の入力候補が文字列記憶部53から読み出されてタッチパネル2に表示される。
そして、図9に示すステップS3〜S10の処理を経て入力文字送信操作が行われると(プロセスP5)、仮想キーボード及び文字列入力候補表示部112を用いて入力された文字列で確定する旨の入力が行われると、通信制御部62は、その文字列の情報を画像形成装置500へ送信する処理を通信部508に行わせる(プロセスP6)。
画像形成装置500において、制御部506は、前記文字列情報を携帯情報端末1から受信すると、認証を行い(プロセスP7)、承認する場合、通信制御部512は、携帯情報端末1に承認情報を通信部508に送信させる(プロセスP8)。
携帯情報端末1の通信部3が前記承認情報を画像形成装置500から受信すると、その旨をタッチパネル2に制御部6は表示させてユーザーに報知する(プロセスP9)。
このように、携帯情報端末1は、画像形成装置500の状態に応じた文字列の入力候補をタッチパネル2に表示させる。これにより、所望の文字列の表示領域をタッチするだけでその文字列の一括入力が可能となり、前記仮想キーボードを用いて前記文字列を入力する必要がなくなる。その結果、仮想キーボードの操作回数を低減することができ、携帯情報端末1の文字入力操作の利便性を向上することができる。
1 携帯情報端末(文字入力装置の一例)
2 タッチパネル
4 姿勢検出部
61 表示制御部
62 入力受付部
500 画像形成装置(通信端末の一例)

Claims (6)

  1. タッチパネルと、
    文字入力装置の姿勢又は姿勢変化を検出する姿勢検出部と、
    複数種類の仮想キーボードのうち前記姿勢検出部の検出結果に対応する前記仮想キーボードを前記仮想キーボードごとに予め設定された一又は複数の文字列の入力候補と共に前記タッチパネルに表示させる表示制御部と、
    前記タッチパネルにおける前記仮想キーボード及び前記文字列のタッチ操作に応じて文字入力を受け付ける入力受付部と、
    を備える文字入力装置。
  2. 前記入力候補が、前記入力候補に対応する前記仮想キーボードで入力可能な文字種別で始まる文字列である請求項1に記載の文字入力装置。
  3. 前記表示制御部が、前記文字入力装置が通信可能に接続される通信端末の状態に応じて前記タッチパネルに表示される前記入力候補の内容を変更する請求項1又は2に記載の文字入力装置。
  4. 前記入力候補が、前記仮想キーボードで過去に入力された文字列を含む請求項1〜3のいずれかに記載の文字入力装置。
  5. 前記姿勢検出部が、前記文字入力装置の鉛直方向に対する傾き又は傾き動作を検出する請求項1〜4のいずれかに記載の文字入力装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の文字入力装置と、
    前記文字入力装置に通信可能に接続され、前記文字入力装置による文字入力を受付可能な通信端末と、
    を備える文字入力システム。
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