JP2015184790A - 車両運行管理システム - Google Patents

車両運行管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2015184790A
JP2015184790A JP2014058802A JP2014058802A JP2015184790A JP 2015184790 A JP2015184790 A JP 2015184790A JP 2014058802 A JP2014058802 A JP 2014058802A JP 2014058802 A JP2014058802 A JP 2014058802A JP 2015184790 A JP2015184790 A JP 2015184790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
traffic
entrance
bus
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014058802A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6400927B2 (ja
Inventor
加藤 雅樹
Masaki Kato
雅樹 加藤
則之 菊池
Noriyuki Kikuchi
則之 菊池
宮本 大輔
Daisuke Miyamoto
大輔 宮本
裕史 佐々木
Yuji Sasaki
裕史 佐々木
有道 佐々木
Arimichi Sasaki
有道 佐々木
山田 篤
Atsushi Yamada
篤 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
East Japan Railway Co
Original Assignee
East Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by East Japan Railway Co filed Critical East Japan Railway Co
Priority to JP2014058802A priority Critical patent/JP6400927B2/ja
Publication of JP2015184790A publication Critical patent/JP2015184790A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6400927B2 publication Critical patent/JP6400927B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】 見通しの悪い片側通行区間を含む路線で車両の運行を円滑に進行させることができる車両運行管理システムを提供する。【解決手段】 片側通行区間の出入口近傍に設置された第1及び第2の信号機と、第1及び第2の進入車両感知器と、第1及び第2の退出車両感知器と、これらの車両感知器からの感知信号に基づいて第1及び第2の信号機を制御する片側通行制御装置とを備えた車両運行管理システムにおいて、片側通行制御装置は、第1又は第2の進入車両感知器からの感知信号に基づいて第1又は第2の信号機を進入許可状態に制御した後、所定の優先時間内に第2又は第1の進入車両感知器からの感知信号があっても、第2又は第1の信号機を進入禁止状態に維持したまま第1又は第2の信号機を進入許可状態に制御し、片側通行区間を走行する車両台数がゼロになったのを確認して第2又は第1の信号機を進入許可状態に制御するようにした。【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の車両の運行を管理するための車両運行管理システムに関し、特に単線トンネルのような見通しの悪い片側通行区間内で車両の運行を円滑に進行させるための車両運行管理システムに利用して有効な技術に関するものである。
従来、片側通行区間内で車両の運行を円滑に進行させるための車両運行管理システムとしては、片側通行区間の出入口にそれぞれ信号機を設けるとともに、タイマを用意して、いずれか一方の信号機を青色に点灯させ、他方の信号機を赤色に点灯させるとともに、青色に点灯された信号機を赤色点灯の変更した後、所定のインターバル時間をおいて他方の信号機を赤色から青色の点灯に切り換える方式が一般的であった。
ところが、このような方式の場合、車両の接近とは無関係なタイマによる管理であるため、交通量が少ない地域や路線に適用した場合に、例えば片側通行区間の一方の出入口に1台の車両が接近して来たタイミングで信号機が青色から赤色に切り換わったとすると、反対側からの車両の通行がないにもかかわらず進入を待たされるような事態が発生し、不要な待ち時間が長くなるおそれがある。
そこで、片側通行区間の出入口にそれぞれ車両感知器を設け、片側通行区間の両方の出入口の信号機を赤色に点灯しておいて、先に車両の接近を感知した出入口側の信号機を青色に点灯させ、他方の出入口の信号機を赤色に点灯させておくとともに他方の出入口の車両感知器からの信号を所定時間遮断することで不要な待ち時間を減らせるようにした車両運行管理システムに関する発明が提案されている(特許文献1)。
特開2003−99887号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているような片側通行区間の車両運行制御方式においては、例えば先に片側通行区間に進入した車両が中間地点にさしかかったタイミングで、両方の入出口においてそれぞれ車両が接近してきた場合、先に車両が進入した出入口側の信号機を青色に点灯させた方が、トータルの待ち時間が短くなるにもかかわらず、他方の出入口側の信号機が先に青色に点灯されてしまうことがあり、円滑な車両の運行が阻害されるおそれがある。
また、本発明者らが検討した時刻表(運行ダイヤ)に従って、単線区間を含む路線に沿って車両を運行させるシステムにおいて、特許文献1に開示されているような車両運行制御方式を適用すると、時刻表上は同一時刻の車両として扱われる複数車両の続行運転を行なう場合に、後続車両に著しい遅延を発生させてしまうおそれがあるという課題があることが明らかとなった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、見通しの悪い片側通行区間を含む路線で車両の運行を円滑に進行させることができる車両運行管理システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本出願に係る発明は、
片側通行区間の一方の出入口近傍に設置された第1の信号機と、前記片側通行区間の他方の出入口近傍に設置された第2の信号機と、前記片側通行区間の一方の出入口近傍に設置された第1の進入車両感知器と、前記片側通行区間の他方の出入口近傍に設置された第2の進入車両感知器と、前記片側通行区間の一方の出入口近傍に設置された第1の退出車両感知器と、前記片側通行区間の他方の出入口近傍に設置された第2の退出車両感知器と、前記第1および第2の進入車両感知器と前記第1および第2の退出車両感知器からの感知信号に基づいて前記第1および第2の信号機を制御する片側通行制御装置とを備えた車両運行管理システムであって、
前記片側通行制御装置は、
前記第1の進入車両感知器からの感知信号に基づいて第1の信号機を進入許可状態に制御した後、所定の優先時間内に前記第2の進入車両感知器からの感知信号があっても、第2の信号機を進入禁止状態に維持したまま第1の信号機を進入許可状態に制御し、前記片側通行区間を走行する車両台数がゼロになったのを確認して第2の信号機を進入許可状態に制御し、
前記第2の進入車両感知器からの感知信号に基づいて第2の信号機を進入許可状態に制御した後、所定の優先時間内に前記第1の進入車両感知器からの感知信号があっても、第1の信号機を進入禁止状態に維持したまま第2の信号機を進入許可状態に制御し、前記片側通行区間を走行する車両台数がゼロになったのを確認して第1の信号機を進入許可状態に制御するように構成した。
上記のような発明によれば、片側通行区間の出入口へ到着した順に車両の通過(進入)を許可する方法に比べて、トータルの車両の待ち時間を減少させることができる。また、時刻表上は同一時刻の車両として扱われる複数車両の続行運転を行なう場合に、後続車両に大きな遅延が発生しないようにすることができ、それによって片側通行区間における車両の円滑な運行が可能となる。
ここで、望ましくは、前記優先時間は、所定の車両が前記片側通行区間に進入してから退出するまでに要する時間に設定する。
かかる構成によれば、片側通行区間ごとに最適な優先時間を設定することができる。
また、望ましくは、前記片側通行区間の一方と他方の出入口近傍には、走行車線の横に1台の車両の幅以上の幅を有する待避領域がそれぞれ設けられ、該待避領域に対応してそれぞれ前記第1および第2の進入車両感知器が設置されているとともに、前記片側通行区間の出入口と前記待避領域との間の走行車線に対応してそれぞれ前記第1および第2の退出車両感知器が設置されているように構成する。
かかる構成によれば、信号機と退出車両感知器を1本の支柱に取り付けることができるようになるため、支柱の数を減らして、コストダウンを図ることができる。また、片側通行区間から退出した車両が道路の中央寄りを走行したとしても確実に車両を感知することができる。
さらに、望ましくは、前記片側通行区間の一方と他方の出入口近傍には、前記第1または第2の進入車両感知器が進入車両を感知していることを報知する表示灯がそれぞれ設置されているように構成する。
このような構成とすることにより、片側通行区間の入り口に接近した車両の運転手は、信号機が速やかに赤色から青色に切り換わらなかったとしても、システムが正常であることを認識することができる。
本発明によれば、見通しの悪い片側通行区間を含む路線で車両の運行を円滑に進行させることができる車両運行管理システムを実現できるという効果がある。
本発明に係る車両運行管理システムに適用して好適な片側通行区間の一形態を示す概略構成図である。 実施形態の車両運行管理システムを適用した片側通行区間としてのトンネルにおけるバスの運行手順の一例を示すステップ図である。 実施形態の車両運行管理システムの概略構成を示すブロック図である。 トンネル入り口からのバスの移動距離と所要時間との関係を示すグラフである。 実施形態の車両運行管理システムにおける運行管理処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図5の運行管理処理における下り側処理の手順の詳細を示すフローチャートである。 本発明に係る車両運行管理システムの変形例を示す概略構成図である。
以下、本発明に係る車両運行管理システムについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の車両運行管理システムを適用して好適な片側通行区間の一形態および車両運行管理システムの一実施形態の概略構成を示すものである。なお、本実施形態では、片側通行区間として単線トンネルを例にとって説明するが、本発明の車両運行管理システムを適用可能な片側通行区間は、トンネルに限定されず1車線のバス専用路線における見通しの悪いカーブ区間等であっても良い。
図1に示すように、片側通行区間は1車線の単線トンネルであり、本実施形態の車両運行管理システムは、トンネル10の両方の出入口A,Bにそれぞれ信号機21A,21Bおよび進入車両感知器22A,22B、退出車両感知器23A,23Bを設置するとともに、車両感知器22A,22B,23A,23Bからの感知信号に基づいて2つの信号機21A,21Bを1つの制御機30(以下、片側通行制御機と称する)で制御するように構成されている。信号機21A,21Bはそれぞれ進入禁止を意味する赤色灯と進入許可を意味する青色灯を備える。
車両感知器22A,22B,23A,23Bは、例えば超音波式の感知器で構成されるとともに、走行方向を判別可能にするためそれぞれ一対の感知器を備え、認知すべき方向と逆方向に走行して来た車両を感知しても片側通行制御機30に対して車両感知信号を送信しないように構成されている。車両感知器22A,22B,23A,23Bからの信号に基づいて、片側通行制御機30が車両の接近と走行方向を判定するように構成しても良い。
また、トンネル10の両方の出入口A,Bにはそれぞれ1台の車両の幅の2倍以上の幅を有し2台の車両のすれ違い走行を可能にするための車両待避領域11A,11Bが設けられており、該車両待避領域11A,11Bに対応して進入車両感知器22A,22Bが設置され、車両待避領域11A,11Bの並びの走行車線に対応して退出車両感知器23A,23Bが設置されている。
具体的には、例えば出入口Aにおいては、車両待避領域11Aの進入路線側に停止線15Aが設定され、該停止線15Aの進行方向手前位置に進入車両感知器22Aが設置され、停止線15Aの進行方向前方位置にトンネル進入制御用の信号機22Aが設置されているとともに、進入路線の反対車線側に退出車両感知器23Aが設置されている。反対側の出入口Bにおいても同様な配置にて、信号機21B、進入車両感知器22B、退出車両感知器23Bが設置されている。
さらに、本実施形態の車両運行管理システムにおいては、トンネル進入制御用の信号機21A,21Bの近傍に、進入車両感知器22A,22Bがそれぞれ車両を感知していることを表示するための車両感知表示灯24A,24Bが設置されている。車両感知表示灯24A,24Bは、ランプでも良いし、「感知中」なる文字を点灯させる液晶パネルなどの表示器であっても良い。
車両感知表示灯24A,24Bがあることによって、トンネル入り口に接近した車両の運転手は、信号機21A,21Bが速やかに赤色から青色に切り換わらなかったとしても、システムが正常であることを認識することができる。
また、片側通行制御機30の設置場所はどこでもよいが、本実施形態の車両運行管理システムにおいては、出入口Aの停止線15Aの近傍に設置されている。片側通行制御機30と車両感知器、信号機、表示灯との間の信号の送受信は、本実施形態ではケーブルによる有線通信方式であるが、無線通信方式であっても良い。
図3は、本実施形態の車両運行管理システムにおける電気的な制御システムの概略構成を示す。
図3に示すように、本実施形態における制御システムは、トンネルの一方の出入口A側の進入車両感知器22Aおよび退出車両感知器23Aと、他方の出入口B側の進入車両感知器22Bおよび退出車両感知器23Bと、これらの車両感知器22A,22B,23A,23Bからの信号を受ける片側通行制御機30と、片側通行制御機30によって制御される出入口A側の信号機21Aおよび車両感知表示灯24Aと、出入口B側の信号機21Bおよび車両感知表示灯24Bとにより構成される。
また、片側通行制御機30は、上記車両感知器22A,22B,23A,23Bからの信号を受けて車両の接近の認識やトンネル進入車両台数の把握、信号機や表示灯の制御などの機能を有するCPU(マイクロプロセッサ)と、該CPUが実行する動作プログラムや各種データを不揮発的に記憶可能なROM(リードオンリメモリ)と、データを一時的に記憶可能なRAM(ランダムアクセスメモリ)などから構成されている。
なお、片側通行制御機30は、営業所に設置されている路線管理装置へシステムの情報を送信可能な通信手段を備えていても良い。
次に本実施形態の車両運行管理システムにおける具体的なバスの運行制御の内容について、図2を用いて説明する。なお、以下の説明では、図面の右側から左側へ向うバスを上りバス、左側から右側へ向うバスを下りバスと称する。
トンネル10の両方の出入口A,Bにバスが来ていない状態では信号機21A,21Bは共に赤色が点灯されている。この状態で、図2(A)に示すように、上り側のトンネル10の出入口Aにバス40aが接近し待避所(11A)で停止すると、片側通行制御機30は上り側の信号機21Aを赤色点灯から青色点灯に切り換える。すると、上りバス40aはトンネル内への進入が許可される。なお、上りバスがトンネル内へ進入すると、信号機21Aを青色点灯から赤色点灯に切り換える。
その後、上りバス40aがトンネル10内を走行している間に、図2(B)に示すように、下りバス40bがトンネル10の出入口Bの待避所(11B)に到着しても信号機21Bは赤色点灯を維持する。また、上りバス40aがトンネル10に進入した後、予め決定された優先期間内に、図2(C)に示すように、後続の上りバス40cがトンネル10の出入口Aの待避所(11A)に到着すると、信号機21Bは赤色点灯を維持して下りバスを待機させたまま、上り側の信号機21Aを赤色点灯から青色点灯に切り換えて、後続の上りバス40cを優先的に進入させる。後続の上りバス40cがトンネル内へ進入すると、信号機21Aを青色点灯から赤色点灯に切り換える。
その後、図2(D)に示すように、後続の上りバス40cがトンネル10を抜けると、トンネル10の出入口Bの信号機21Bを赤色点灯から青色点灯に切り換えて下りバス40bの進入を許可する。そして、下りバスがトンネル内へ進入すると、信号機21Bを青色点灯から赤色点灯に切り換える。
上記のような制御を実行するため、本実施形態の片側通行制御機30は、トンネル内へ進入しているバスの台数を計数する機能を有しており、トンネル10の反対側の出入口にバスが接近しても進入台数が「0」になるまで、トンネル内への進入を許可しないようにすることで、トンネル内での対向車両の遭遇を回避するようにプログラムが構成されている。
そして、上記のような制御を行うによって、トンネル10(片側通行区間)の出入口へ到着した順にバス(車両)の通過(進入)を許可する方法に比べて、トータルのバスの待ち時間を減少させることができる。また、時刻表上は同一時刻の車両として扱われる複数車両の続行運転を行なう場合に、後続車両に大きな遅延が発生しないようにすることができる。
具体的には、例えばトンネル通過所要時間がT0である場合に、上り先行バスがトンネルの中間点にさしかかった時点で先ず下りバスがトンネルの出入口Bに到着し、続いて上りの後続バスがトンネルの出入口Aに到着した場合を考える。このとき、上りと下り交互に進入を許可したとすると、下りバスは0.5T0だけ待たされ上り後続のバスは1.5T待たされるので、トータルの待ち時間は2T0となる。一方、上記のように後続バスに優先的な進入権を付与したとすると、下りバスは1.5T0待たされるが、上りの後続バスは待たされることなく進入できるので、トータルの待ち時間は1.5T0となり、単線トンネル(片側通行区間)における車両の円滑な運行が可能となる。
ここで、片側通行区間の運行制御における上述の優先時間の決定の仕方について説明する。
本実施例では、後続バスを優先的に通行させる優先時間は、トンネルの長さおよび他の条件に基づいて決定する。他の条件としては、例えばトンネル内での定速走行速度(規定速度)、バスの性能(加速度)、バスの重量がある。バスの重量により、加速時間も変わるが運行中のバスの重量(乗客を含む)をその都度測定するのはシステムのコストアップを招く一方、続行運転が行なわれるのはバスの定員がオーバーする際であることが多く、その場合、バスは満員(定員乗客数)となることが予想されるので、定員の客が乗車したときの想定重量をバス重量として計算するのが良い。
具体的には、トンネル入り口からのバスの移動距離と所要時間との関係は、図4に示すようになる。
図4において、T1はトンネルに進入するバスが定速(例えば60km/時)に達するのに要する加速時間、L1はその間の走行距離である。また、T2は定速運転で走行してトンネルを抜けるまでの時間である。なお、図4において、破線Dはトンネル入り口で一旦停止せずに、定速運転で走行すると仮定したときのものである。
本実施例では、上記加速時間T1と定速走行時間T2との合計を優先時間とする。加速時間T1は、バスの性能(加速度)とバスの重量に依存するが、バスの重量は定員乗客時の重量とするので定数となり、運行するバスの車種が決まれば、計算もしくは実験をすることでT1および距離L1を求めることができる。なお、定速走行速度(例えば60km/時)はトンネルごとに異なっていても良い。従って、定速走行速度をV、トンネルの長さをLとすると、T2=(L−L1)/Vなる式からT2を求め、T1+T2を優先時間として決定することができる。
なお、トンネルの入口の待避所にバスの重量を測定可能な測定装置を設けて、バス重量を反映した優先時間を決定するようにしても良い。
次に、上記のような機能を実現する片側通行制御機30内のCPUによって実行される処理の手順について図5および図6を説明する。なお、片側通行制御機30内のCPUは様々な処理を実行するが、ここではそのうち本発明にとって重要な片側通行制御処理について説明する。なお、以下の説明では、進入車両感知器22A,22Bを入口感知器と称し、退出車両感知器23A,23Bを出口感知器と称する。
図5の片側通行制御処理が開始されると、先ずトンネル10の両方の出入口A,Bの信号機21A,21Bを共に赤色点灯させる(ステップS1)。続いて、いずれかの入口感知器が進入方向のバスを感知(オン)しているか否か判定する(ステップS2)。ここで、いずれの入口感知器もバスを感知(オン)していない(No)と判定すると、ステップS25へ移行して出口感知器処理を実行する。
一方、ステップS2で、いずれかの入口感知器が進入方向のバスを感知(オン)している(Yes)と判定すると、ステップS3へ進み、所定時間経過するのを待つ。バスが停止するのを待つためである。その後、ステップS4進み、感知(オン)した入口感知器が上り側であるか下り側であるか判定する。ここで、感知(オン)した入口感知器が上り側であると判定すると、ステップS5へ移行して、既に下り側からの進入バスがあるか否か判定する。そして、下り側からの進入バスがある(Yes)と判定すると、ステップS6へ進み、上り側待機フラグを“1”にセットしてからステップS25へ移行して出口感知器処理を実行する。
また、ステップS5で、下り側からの進入バスがない(No)と判定すると、ステップS7へ進み、上り側からの進入バス台数が「0」であるか否か判定する。そして、上り側からの進入バス台数が「0」である(Yes)と判定すると、ステップS8へ進み、上り側信号機21Aを青色点灯に切り替え、上り側待機フラグを“0”にクリアする。続いて、上り側からの進入バス台数カウンタを「+1」し、進入監視タイマを起動する(ステップS9)。そして、所定時間(数秒)後に上り側信号機21Aを赤色点灯に切り換える処理(ステップS10)を実行してから、ステップS25へ移行して出口感知器処理を実行する。
一方、ステップS6で、上り側からの進入バス台数が「0」でない(No)つまり進入中バスが存在すると判定すると、ステップS11へ移行して、所定の優先時間以内であるか否か判定する。そして、優先時間以内である(Yes)と判定すると、ステップS12へ進み、進入監視タイマをリセットしてから、上記ステップS8へ移行し、上り側信号機21Aを青色点灯に切り替え、上り側待機フラグを“0”にクリアする。続いて、上り側からの進入バス台数カウンタを「+1」し、進入監視タイマを起動する(ステップS9)。そして、所定時間(数秒)後に上り側信号機21Aを赤色点灯に切り換える処理(ステップS10)を実行してから、ステップS25へ移行して出口感知器処理を実行する。
また、ステップS11で、優先時間以内でない(No)と判定すると、ステップS13へ移行して、下り側の待機バスがあるか否か判定する。そして、下り側の待機バスがない(No)と判定すると、上記ステップS8へ移行して、上り側信号機21Aを青色点灯に切り替え、上り側待機フラグを“0”にセットする。続いて、上り側からの進入バス台数カウンタを「+1」し、進入監視タイマを起動する(ステップS9)。そして、所定時間(数秒)後に上り側信号機21Aを赤色点灯に切り換える処理(ステップS10)を実行してから、ステップS25へ移行して出口感知器処理を実行する。
この出口感知器処理では、先ずいずれかの出口感知器が退出方向のバスを感知(オン)しているか否か判定する(ステップS25)。ここで、いずれの出口感知器もバスを感知(オン)していない(No)と判定すると、ステップS2へ戻る。
また、ステップS25で、いずれかの出口感知器が退出方向のバスを感知(オン)している(Yes)と判定すると、ステップS26へ進み、感知(オン)した出口感知器が上り側であるか下り側であるか判定する。ここで、感知(オン)した出口感知器が上り側であると判定すると、ステップS27へ移行して、上り側進入バス台数カウンタを減算(−1)してから、ステップS2へ戻る。また、ステップS26で、感知(オン)した出口感知器が下り側であると判定すると、ステップS28へ移行して、下り側進入バス台数カウンタを減算(−1)してから、ステップS2へ戻る。
一方、上記ステップS13で、下り側の待機バスがある(Yes)と判定すると、ステップS14へ進み、下り側待機フラグを“1”にセットしてから、図6の下り側処理のステップS18へ移行する。
図6には、図5のステップS4から移行して来る下り側処理の手順が示されている。この下り側処理の手順S15〜S24は、図5の上り側処理の手順S5〜S14に対応するもので、ほぼ同じ手順である。
すなわち、ステップS4で、感知(オン)した入口感知器が下り側であると判定すると、ステップS15へ移行して、上り側からの進入バスがあるか否か判定する。そして、上り側からの進入バスがある(Yes)と判定すると、ステップS16へ進み、下り側待機フラグを“1”にセットしてからステップS25へ移行して出口感知器処理を実行する。
また、ステップS15で、上り側からの進入バスがない(No)と判定すると、ステップS17へ進み、下り側からの進入バスが「0」であるか否か判定する。そして、下り側からの進入バスが「0」である(Yes)と判定すると、ステップS18へ進み、下り側信号機21Bを青色点灯に切り替え、下り側待機フラグを“0”にクリアする。続いて、下り側からの進入バス台数カウンタを「+1」し、進入監視タイマを起動する(ステップS19)。そして、所定時間(数秒)後に下り側信号機21Bを赤色点灯に切り換える処理(ステップS20)を実行してから、ステップS25へ移行して出口感知器処理を実行する。
一方、ステップS16で、下り側からの進入バスが「0」でない(No)つまり進入中バスが存在すると判定すると、ステップS21へ移行して、所定の優先時間以内であるか否か判定する。そして、優先時間以内である(Yes)と判定すると、ステップS22へ進み、進入監視タイマをリセットしてから、上記ステップS18へ移行し、下り側信号機21Bを青色点灯に切り替え、下り側待機フラグを“0”にクリアする。続いて、下り側からの進入バス台数カウンタを「+1」し、進入監視タイマを起動する(ステップS19)。そして、所定時間(数秒)後に下り側信号機21Bを赤色点灯に切り換える処理(ステップS20)を実行してから、ステップS25へ移行して出口感知器処理を実行する。
また、ステップS21で、優先時間以内でない(No)と判定すると、ステップS23へ移行して、上り側の待機バスがあるか否か判定。そして、上り側の待機バスがない(No)と判定すると、上記ステップS18へ移行して、下り側信号機21Bを青色点灯に切り替え、上り側待機フラグを“0”にセットする。続いて、下り側からの進入バス台数カウンタを「+1」し、進入監視タイマを起動する(ステップS19)。そして、所定時間(数秒)後に下り側信号機21Bを赤色点灯に切り換える処理(ステップS20)を実行してから、ステップS25へ移行して出口感知器処理を実行する。
一方、ステップS23で、上り側の待機バスがある(Yes)と判定すると、ステップS24へ進み、下り側待機フラグを“1”にセットしてから、図4のステップS8へ移行して、前述したような上り側処理(ステップS8〜S10)を行う。
以上のような手順に従った制御を行うことによって、図2を用いて説明したような単線トンネル(片側通行区間)の円滑な運行制御が実行されることとなる。
次に、本発明の変形例について図7を用いて説明する。
図7の変形例は、前記実施例(図1)では進入路線の反対車線側に設けられている退出車両感知器23A,23Bの設置位置を、トンネルの出入口の近傍に設定するとともに、信号機21A,21Bの設置位置もトンネルの出入口の近傍に設定して、1本の支柱に退出車両感知器23A,23Bと信号機21A,21Bをそれぞれ取り付けるように構成したものである。具体的には、トンネル10の出入口Aの近傍に立設した支柱16Aに進入制御用の信号機21Aと退出車両感知器23Aとを取り付け、出入口Bの近傍に立設した支柱16Bに進入制御用の信号機21Bと退出車両感知器23Bとを取り付けてある。また、支柱16Aと16Bに、車両感知表示灯24Aと24Bもそれぞれ取り付けるようにしても良い。退出車両感知器23A,23Bは走行車線の中心付近を通過する車両を感知できるように設定される。
図1の実施例では、トンネルの一方の出入口において進入車両感知器22Aと信号機21Aと退出車両感知器23Aをそれぞれ支持する支柱を3本設ける必要があるのに対し、本変形例のような構成を採用することで、支柱の数を減らして2本にすることができ、コストダウンを図ることができる。また、図1の実施例におけるような退出車両感知器23A,23Bの設置方式では、トンネルから退出したバスが道路の中央寄りを走行したとすると感知できないおそれがあるのに対し、本変形例のような設置方式では、トンネルから退出したバスが道路の中央寄りを走行したとしても確実に感知することができるという利点がある。
なお、図1の実施例でも、待避所の道路中央に車線分離標としてのラバーポールを設置することによって、トンネルから退出したバスが道路の中央寄りを走行しないように誘導して退出車両感知器23A,23Bで確実に感知させることができる。また、ラバーポールを設置することによって、対向車両同士の接触事故を効果的に回避することもできるようになる。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。例えば、前記実施形態においては、トンネルの出入口に信号機(21A,21B)の他、車両感知表示灯(24Aと24B)を設けているが、車両感知表示灯は省略しても良い。
また、前記実施形態においては、車両感知器として超音波方式の感知器を使用したものを説明したが、路面に設置するループコイル式の車両感知器を使用するように構成してもよい。
さらに、トンネルの出入口の車両待避領域に昇降バー方式のゲートを設けて、信号機と連動してゲートを制御するように構成しても良い。また、片側通行区間の出入口近傍に一般道との交差点がある場合には、片側通行区間の出入口の信号機を一般道の信号機と連動して制御するようにしても良い。
また、前記実施形態においては、トンネルや見通しの悪い区間が存在する1車線のバス専用路線における片側通行区間の運行制御を行うようにした運行管理システムについて説明したが、本発明は単線路線におけるトンネル区間の片側通行制御を行う列車の運行管理システムにも適用することができる。
10 トンネル
11A,11B 車両待避領域
15A,15B 停止線
16A,16B 支柱
21A,21B 信号機
22A,22B 進入車両感知器
23A,23B 退出車両感知器
24A,24B 車両感知表示灯
30 片側通行制御機
40 バス

Claims (4)

  1. 片側通行区間の一方の出入口近傍に設置された第1の信号機と、前記片側通行区間の他方の出入口近傍に設置された第2の信号機と、前記片側通行区間の一方の出入口近傍に設置された第1の進入車両感知器と、前記片側通行区間の他方の出入口近傍に設置された第2の進入車両感知器と、前記片側通行区間の一方の出入口近傍に設置された第1の退出車両感知器と、前記片側通行区間の他方の出入口近傍に設置された第2の退出車両感知器と、前記第1および第2の進入車両感知器と前記第1および第2の退出車両感知器からの感知信号に基づいて前記第1および第2の信号機を制御する片側通行制御装置とを備えた車両運行管理システムであって、
    前記片側通行制御装置は、
    前記第1の進入車両感知器からの感知信号に基づいて第1の信号機を進入許可状態に制御した後、所定の優先時間内に前記第2の進入車両感知器からの感知信号があっても、第2の信号機を進入禁止状態に維持したまま第1の信号機を進入許可状態に制御し、前記片側通行区間を走行する車両台数がゼロになったのを確認して第2の信号機を進入許可状態に制御し、
    前記第2の進入車両感知器からの感知信号に基づいて第2の信号機を進入許可状態に制御した後、所定の優先時間内に前記第1の進入車両感知器からの感知信号があっても、第1の信号機を進入禁止状態に維持したまま第2の信号機を進入許可状態に制御し、前記片側通行区間を走行する車両台数がゼロになったのを確認して第1の信号機を進入許可状態に制御するように構成されていることを特徴とする車両運行管理システム。
  2. 前記優先時間は、所定の車両が前記片側通行区間に進入してから退出するまでに要する時間に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の車両運行管理システム。
  3. 前記片側通行区間の一方と他方の出入口近傍には、走行車線の横に1台の車両の幅以上の幅を有する待避領域がそれぞれ設けられ、該待避領域に対応してそれぞれ前記第1および第2の進入車両感知器が設置されているとともに、前記片側通行区間の出入口と前記待避領域との間の走行車線に対応してそれぞれ前記第1および第2の退出車両感知器が設置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両運行管理システム。
  4. 前記片側通行区間の一方と他方の出入口近傍には、前記第1または第2の進入車両感知器が進入車両を感知していることを報知する表示灯がそれぞれ設置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両運行管理システム。
JP2014058802A 2014-03-20 2014-03-20 車両運行管理システム Active JP6400927B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014058802A JP6400927B2 (ja) 2014-03-20 2014-03-20 車両運行管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014058802A JP6400927B2 (ja) 2014-03-20 2014-03-20 車両運行管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015184790A true JP2015184790A (ja) 2015-10-22
JP6400927B2 JP6400927B2 (ja) 2018-10-03

Family

ID=54351285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014058802A Active JP6400927B2 (ja) 2014-03-20 2014-03-20 車両運行管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6400927B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019133392A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 クラリオン株式会社 車両運行システム、車載装置、通行判断方法
JPWO2020262425A1 (ja) * 2019-06-26 2020-12-30

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59138998U (ja) * 1983-03-03 1984-09-17 オムロン株式会社 信号制御機
JP2000172987A (ja) * 1998-12-02 2000-06-23 Mitsubishi Electric Corp 道路工事交通信号制御装置
JP2011123633A (ja) * 2009-12-10 2011-06-23 Murayama Doken:Kk 交互通行信号装置
US20120262304A1 (en) * 2011-04-13 2012-10-18 Criptonic Energy Solutions, Inc. Portable traffic signaling system

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59138998U (ja) * 1983-03-03 1984-09-17 オムロン株式会社 信号制御機
JP2000172987A (ja) * 1998-12-02 2000-06-23 Mitsubishi Electric Corp 道路工事交通信号制御装置
JP2011123633A (ja) * 2009-12-10 2011-06-23 Murayama Doken:Kk 交互通行信号装置
US20120262304A1 (en) * 2011-04-13 2012-10-18 Criptonic Energy Solutions, Inc. Portable traffic signaling system

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019133392A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 クラリオン株式会社 車両運行システム、車載装置、通行判断方法
JP7043274B2 (ja) 2018-01-31 2022-03-29 フォルシアクラリオン・エレクトロニクス株式会社 車両運行システム、車載装置、通行判断方法
JPWO2020262425A1 (ja) * 2019-06-26 2020-12-30
WO2020262425A1 (ja) * 2019-06-26 2020-12-30 京セラ株式会社 基地局、移動局、交通通信システム、及び交通通信方法
JP7377865B2 (ja) 2019-06-26 2023-11-10 京セラ株式会社 基地局、移動局、交通通信システム、及び交通通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6400927B2 (ja) 2018-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9558666B2 (en) Collision avoidance in traffic crossings using radar sensors
JP6645587B2 (ja) 運転支援方法及び運転支援装置
CN104157149B (zh) 一种确保行人安全过街的干道双向绿波控制方法及系统
JP5526788B2 (ja) 交通信号制御システム、交通信号制御機、中央装置及びプログラム
CN104064037B (zh) 高速公路与城市快速路衔接部交通协同控制系统
CN110189532B (zh) 一种辅助特殊车辆通行的交通信号灯控制方法
KR20160142182A (ko) Its 현장장비 통합 제어 장치 및 이를 포함하는 its 현장장비 통합 제어 시스템
JP2014229255A (ja) 交通信号制御装置
JP2011044063A (ja) 車両運転支援装置及び支援方法
KR102169068B1 (ko) 회전교차로 교통안전시스템 및 그 동작 방법
KR20110082874A (ko) 3지 교차로의 신호제어장치 및 그 제어방법
KR20170133133A (ko) 주차유도 및 충돌 알림장치
JP2018170021A (ja) 交通信号制御装置、コンピュータプログラム、及び交通信号制御方法
JP2008097251A (ja) 渋滞予測装置、運転支援装置、及び運転支援システム
JP2010211301A (ja) 事故予測通知装置、事故予測通知システム及び車載器
JP2016115249A (ja) 交通信号制御装置、コンピュータプログラム、及び交通信号制御方法
JP6400927B2 (ja) 車両運行管理システム
KR20120013700A (ko) 비보호 좌회전 차량 신호 제어시스템
JP5056159B2 (ja) 交通信号制御システム、交通信号制御機、車載装置及び交通信号制御方法
JP6860757B2 (ja) 交差点通過制御システム
JP2012177985A (ja) 交通信号制御装置及び方法
JP2012108664A (ja) 交通信号制御装置及び交通信号制御方法
KR101618434B1 (ko) 트램의 교차로 무정차 운영관리 시스템 및 그 방법
JP4590055B2 (ja) 特定車両優先制御方法及びその装置
JP2005115883A (ja) 無線信号方式による自動車自動走行の方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6400927

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250