JP2015182677A - インホイールモータ駆動装置の電力線保護構造 - Google Patents

インホイールモータ駆動装置の電力線保護構造 Download PDF

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四郎 田村
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【課題】電力線の保護カバーを改良する技術を提供する。【解決手段】インホイールモータ駆動装置の電力線保護構造は、インホイールモータ駆動装置(11)と、車両前後方向に延びる部材であって前端が車体側メンバと連結し後端がインホイールモータ駆動装置と連結するサスペンション部材(41)と、インホイールモータ駆動装置と電気的に接続しサスペンション部材の前端側から後端側に沿って取り付けられる電力線(61,62)と、サスペンション部材に沿って取り付けられ、電力線を覆う保護カバー(65)とを備える。そして保護カバーの下部には水抜き孔(76)が形成されることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、車体の下方に配置されるインホイールモータ駆動装置から車体まで延びるインホイールモータ駆動装置の電力線に関し、特に電力線を覆う保護カバーに関する。
インホイールモータ駆動装置は、車両の車輪に設けられて当該車輪を直接駆動することから、車体のスペースをエンジン搭載車両よりも広くすることができるという点で有利である。インホイールモータ駆動装置に電力を供給する電力線の配索構造としては従来、例えば、特開2008−308033号公報(特許文献1)に記載のごときものが知られている。特許文献1記載の電力線配索構造を、図14を参照しつつ説明する。なお図14は、車両前方からみた状態を示す正面図である。従来技術では、インホイールモータIMと、インホイールモータIMから上方へ延びるナックルアームNAにおいて、三相交流のU相、V相、W相の配線LU、LV、LWと、センサ用配線LSとを、上下方向に延在するナックルアームNAに沿って配索し、クランプC1,C2で固定することが記載されている。このうち2本の配線LU、LVはナックルアームNAにおける車両前方側の壁面NAaに沿って付設され、残る2本の配線はナックルアームNAにおける車両後方側の壁面に沿って付設される。
インホイールモータIMからの配線LU、LV、LW、LSは車体の外方へ露出している。このため、配線LU、LV、LW、LSに飛び石や異物が衝突する虞があるものの、上記従来の構造では、ナックルアームNAがインホイールモータIMから上方へ延びており、路面から離れているため、飛び石や異物がナックルアームNAに衝突する頻度が少ないと考えられる。これに対し、インホイールモータ駆動装置から略水平方向に延びるサスペンション部材に電力線を配線する場合には、サスペンション部材が路面に近く、泥水、塵埃、飛び石といった異物が当該サスペンション部材に衝突する頻度が多いと考えられる。
そこで電力線を保護カバーで覆うことが考えられる。車体の下面に配索された電力線を覆う保護カバーとして例えば、特開2003−112559号公報(特許文献2)の明細書の段落0021および図9に示すように、3本のビニール絶縁電線を束ねて1本とし、管状の保護カバーに収める技術が知られている。そして特許文献2記載の保護カバーは、屈曲可能な合成樹脂製であり、その一端側を第1固定部材に固定され、その他端側を第2固定部材に固定され、これら第1および第2固定部材間で円弧状に湾曲している。第2固定部材が変位すると、合成樹脂製の保護カバーは3本のビニール絶縁電線とともに屈曲する。
特開2008−308033号公報 図1 特開2003−112559号公報 段落0021他
上述したようにインホイールモータ駆動装置から略水平方向に延びるサスペンション部材に電力線を配線する場合に、これらの電力線を1本に束ねて特許文献2記載の合成樹脂製の管状保護カバーを被せるとするならば、管状保護カバーの両端部を特許文献2記載の第1および第2固定部材を介してサスペンション部材に取り付けることになる。そうすると第1および第2固定部材が路面に近い位置にあるために、第1および第2固定部材に泥水や塵埃が付着してしまう。また特許文献2記載の合成樹脂製の保護カバーは、屈曲性の高い材料からなるため、飛び石などの衝突に脆弱である。
そこで、屈曲性の高い材料からなる特許文献2記載の保護カバーに代えて、容易に変形しない硬質の保護カバーを準備しておき、サスペンション部材には複数の電力線を予めクランプ部材で固定しておき、サスペンション部材の表面と、電力線と、クランプ部材を硬質の保護カバーで覆ってしまうことが考えられる。
しかしながら、雨水や泥水が保護カバーの縁とサスペンション部材の表面との隙間を経由して、保護カバーの中に侵入した場合、これらの水を保護カバーの外側へ容易に排出できなくなる虞がある。
本発明は、上述の実情に鑑み、インホイールモータ駆動装置と電気的に接続する電力線に保護カバーを被せる際、保護カバーの中に侵入した水を容易に排出することを目的とする。
この目的のため本発明によるインホイールモータ駆動装置の電力線保護構造は、インホイールモータ駆動装置と、車両前後方向に延びる部材であって前端が車体側メンバと連結し後端がインホイールモータ駆動装置と連結するサスペンション部材と、インホイールモータ駆動装置と電気的に接続しクランプ部によってサスペンション部材の前端側から後端側に沿って取り付けられる複数の電力線と、サスペンション部材に沿って取り付けられ電力線を覆う保護カバーとを備える。そして保護カバーの下部には水抜き孔が形成されることを特徴とする。
かかる本発明によれば、保護カバーの内側に万一水が侵入しても、水は保護カバーの下部に流下し、保護カバーの外側に自然排出される。なお本発明のクランプ部は、例えばサスペンション部材の前後方向に間隔を空けて複数配置される。また本発明のクランプ部の構成は、特に限定されず、例えばサスペンション部材の表面に取り付け固定されるクランプ部材であってもよいし、サスペンション部材に一体形成されたフック形状の突起であってもよい。なお電力線は、モータに電力を供給するために大電流が流れる動力線と、インホイールモータ駆動装置に電気的な信号を授受するために小電流が流れる信号線を含む概念であり、本数を限定されない。また保護カバーは半割管のような形状であればよく、サスペンション部材に被さることによって電力線を覆うものであればよい。保護カバーの前端側開口は、保護カバーの長手方向前端に形成されてもよいし、長手方向前端よりも後方に形成されてもよい。また保護カバーの後端側開口は、保護カバーの長手方向後端に形成されてもよいし、長手方向後端よりも前方に形成されてもよい。また保護カバーの断面形状は特に限定されず、C字状、U字状、E字状等であってもよい。
本発明によれば、保護カバーが防護壁となる他、サスペンション部材も防護壁となって、電力線を外的要因、例えば飛び石や路面上の突起部等、から保護することができる。サスペンション部材は車両前後方向に延びる部材であればよく、サスペンション部材の長さおよび配置箇所は特に限定されない。本発明の好ましい実施形態として、保護カバーは水抜き孔を下方から覆う底板部を有し、下側の底板部と上側の保護カバー下部との隙間から水抜きされるとよい。かかる実施形態によれば、水抜き孔が底板部に遮蔽されることから、下方から泥水等の異物が飛来しても、水抜き孔を通過して保護カバーの内側に侵入することを防止できる。
本発明の一実施形態として、底板部のうち車両前方の縁になる前縁は保護カバー下部と接続し、底板部のうち車両後方の縁になる後縁と保護カバー下部との隙間から水抜きされる。かかる実施形態によれば、前方から飛来する異物が水抜き孔に侵入することがなく、水抜き孔から水を排出することができる。
本発明の好ましい実施形態として、底板部の後縁は、水抜き孔の周縁を超えて後方へ延び、前記保護カバー下部と重なるとよい。かかる実施形態によれば、上下方向に形成される隙間が車両前後方向に延在することから、後方から飛来する泥水等の異物が水抜き孔を経由して保護カバーの内側に侵入することは困難である。他の実施形態として底板部の後縁は、水抜き孔の周縁よりも前方までであってもよい。
より好ましい実施形態として、保護カバーの縁とサスペンション部材の表面との隙間を閉塞するシール材をさらに備えるとよい。かかる実施形態によれば、保護カバーの内側へ水が侵入することを防止できる。特にサスペンション部材が複雑な曲線形状である場合に、保護カバー内側への水の侵入を効果的に防止できる。
シール材は特に限定されないが、好ましい実施形態として、シール材は保護カバーの縁に沿って延びる中空の弾性部材であるとよい。かかる実施形態によれば、シール材は自身の中空部分を潰すよう弾性変形することから、シール材の弾性変形を大きくし得て、保護カバーの縁とサスペンション部材の表面との隙間を確実に閉塞することができる。中空の弾性部材は、例えば管状のゴムであってもよいし、断面コの字状のゴムであってもよい。他の実施形態として、シール材は中実であってもよい。あるいはシール材はリップ部を有してもよい。
このように本発明によれば、電力線を飛び石や異物の飛来から保護する保護カバーにおいて、保護カバーの中に雨水あるいは泥水が侵入しても、保護カバーの外側へ自然排出することができる。したがって保護カバーの中に雨水および泥水が滞留することがない。
本発明の一実施形態になる電力線保護構造を車幅方向内側からみた全体図である。 保護カバーを取り出して示す斜視図であって車幅方向外側かつ車両前方からみた状態を示す。 保護カバーを取り出して示す斜視図であって車幅方向内側かつ車両前方かつ下方からみた状態を示す。 図1にIV―IVで示す箇所で切断し矢印の方向から見た状態を示す横断面図である。 図1から保護カバーを取り除いた説明図である。 保護カバーの縦断面図であって車幅方向内側からみた状態を示す。 図6の丸囲み箇所を拡大して示す縦断面図である。 水抜き孔の変形例を示す縦断面図である。 水抜き孔の他の変形例を示す縦断面図である。 水抜き孔のさらに他の変形例を示す縦断面図である。 シール材の変形例を示す横断面図である。 シール材の他の変形例を示す横断面図である。 インホイールモータ駆動装置を示す縦断面図である。 従来の電力線配索構造を示す正面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき詳細に説明する。まず図13に示す縦断面図を参照しつつインホイールモータ駆動装置11から説明すると、インホイールモータ駆動装置11は、モータ部11A、減速部11B、および車輪ハブ部11Cを備える。これらモータ部11A、減速部11B、および車輪ハブ部11Cは、インホイールモータ駆動装置11の軸線O方向に順次直列に配置され、かつ同軸に配置される。車輪ハブ部11Cは、軸線Oに沿って延びる回転部材であるハブ輪33と、ハブ輪33の外周面を包囲する外輪部材34と、外輪部材34の内周面とハブ輪33の外周面との環状隙間に配置された複数の転動体35を有し、複数の転動体35を含む転がり軸受を介してハブ輪33を回転自在に支持する。またハブ輪33にはボルト36によって図示しない車輪が取付固定される。この車輪は車両後輪であって非転舵輪であり、インホイールモータ駆動装置11に駆動されて回転する。インホイールモータ駆動装置11の車輪ハブ部11Cおよび減速部11Bは、車輪のロードホイール内空領域に設置される。これに対しモータ部11Aの一部又は全部は、当該車輪のロードホイール内空領域の外に設置される。
モータ部11Aは、モータ部ケーシング12の内部に回転電機のステータ13、ロータ14、およびモータ軸15を内蔵し、ハブ輪33を駆動し、あるいはハブ輪33の回転を利用して電力回生を行う。モータ軸15は、軸線Oに沿って延び、減速部11Bの入力軸24と結合する。この結合は、筒状に形成されたモータ軸15の一方端開口に、入力軸24の端部を嵌入固定することにより行われる。
図13の減速部11Bは、減速部ケーシング23の内部にサイクロイド減速機を内蔵し、モータ部11Aの回転を減速してハブ輪に伝達する。減速部11Bは図示したサイクロイド減速機の他に遊星歯車式減速機構を内蔵してもよいし、減速部11Bを有さない所謂ダイレクトモータタイプのインホイールモータ駆動装置であってもよい。減速部ケーシング23とモータ部ケーシング12は別部品であってもよいし、一体物であってもよい。
ここで減速部11Bにサイクロイド減速機を採用する場合につき簡単に説明すると、減速部11Bは、減速部ケーシング23と、入力軸24と、入力軸24に偏心して設けられた円板形状の偏心部材25と、かかる偏心部材25に同心円となるように取り付けられた曲線板26と、偏心部材25の外周と曲線板26の中央孔の内周面との間に設けられた転がり軸受29と、減速部ケーシング23に取り付けられた複数の外ピン27と、曲線板26の自転を取り出してハブ輪33に出力する運動変換機構とを有する。なお、この実施形態では180°異なる位相で2枚の偏心部材25および2枚の曲線板26が設けられる。
上述した曲線板26の外周縁は波状に形成されて、減速部ケーシング23に複数取り付けられた外ピン27と係合する。外ピン27は、軸線O回りに周方向等間隔に配置され、曲線板26の外周縁に形成された波状の山の数よりも1つ多い。そして公転部材である曲線板26が軸線O回りに1公転すると、曲線板26はわずかに自転する。
運動変換機構は、曲線板26の自転を取り出して、当該自転のみをハブ輪33に出力するものであって、曲線板26に周方向に間隔を空けて形成された複数の貫通孔と、該貫通孔の内径よりも小さな外径を有し各貫通孔に通される複数の内ピン31と、各内ピン31の一端を共通に支持するフランジ部32fと、フランジ部32fと一体形成された軸部32sを有する。フランジ部32fおよび軸部32sは減速部11Bの出力軸32を構成する。出力軸32の軸部32sは軸線Oに沿って延び、車輪ハブ部11Cのハブ輪33と同軸に結合する。モータ部11Aのモータ軸15と、減速部11Bの入力軸24および出力軸32と、車輪ハブ部11Cのハブ輪33は軸線Oに沿って延びるが、偏心部材25および曲線板26は軸線Oから偏心して配置される。
ステータ13のコイルに三相交流電流を通電するとロータ14がモータ軸15とともに回転して、モータ部11Aは回転を出力する。減速部11Bはモータ軸15から入力軸24に入力された回転を減速し、減速回転を出力軸32から車輪ハブ部11Cに伝達する。ステータ13への通電は、後述する3本の動力線61(図1)によって行う。
次に図1および図5を参照してサスペンション装置および動力線につき説明する。図1は、本発明の一実施形態になる電力線保護構造を示す全体図であり、車幅方向内側からみた状態を表す。図5は、理解を容易にするため、図1から保護カバー65を取り除いた状態を示す。この実施形態では、トレーリングアーム式サスペンション装置を介して、インホイールモータ駆動装置11を図示しない車体に取り付ける。トレーリングアーム式サスペンション装置は複数のサスペンション部材で構成され、インホイールモータ駆動装置11の上方へのバウンドおよび下方へのリバウンドを許容する。トレーリングアーム41は、車両前後方向に延びるサスペンション部材であって、前端が図示しない車体側メンバと連結し、後端53がインホイールモータ駆動装置11の前部と連結する。トレーリングアーム41の前端には、車幅方向に延びる枢軸42が設けられ、トレーリングアーム41は枢軸42を支点として上下方向に揺動可能である。枢軸42は、トレーリングアーム41の前端に形成された貫通穴に挿通されるシャフトであってよいし、あるいはトレーリングアーム41の前端に一体に形成されて車幅方向両側に突出する突起部分であってもよい。枢軸42の両端は、図示しない車体側メンバに取り付けられる。一般的に、ストローク時の変位許容やショック緩和のため、枢軸42にはブッシュが用いられる。
トレーリングアーム41の後端53は、ボルトなどの連結部材によってインホイールモータ駆動装置11に固定されてもよいし、あるいはモータ部ケーシング12(図13)および減速部ケーシング23(図13)の少なくとも一方と一体形成されていてもよい。トレーリングアーム41が前端の枢軸42を中心として上下方向に揺動することにより、本実施形態のインホイールモータ駆動装置11は上下方向にバウンドおよびリバウンドする。
動力線61は、U、V、W相の大電流がそれぞれ流れる3本の電力線である。図1から保護カバー65を取り外した状態を示す図5を参照して、各動力線61は、インホイールモータ駆動装置11のモータ部11Aに付設された端子ボックス11Tから、トレーリングアーム41に沿って前方へ延び、次に上方へ向きを変えるよう屈曲して延び、車体に搭載された図示しないインバータと電気的に接続する。またインホイールモータ駆動装置11は1本の信号線62を介して、図示しない車体側のインバータと電気的に接続する。信号線62は小電流が流れる電力線である。なお端子ボックス11Tは、トレーリングアーム41よりも上方に配置され、モータ部ケーシング12(図13)から車体前方に向かって突出する。
3本の動力線61は、図5に示すように、クランプ部材82によってトレーリングアーム41の前端側から後端側に沿って取り付け固定される。クランプ部材82は動力線61と交差するように上下方向に延び、1個配置される。あるいは図示はしなかったがトレーリングアーム41の長手方向に間隔をあけて複数配置されてもよい。クランプ部材82は例えばコの字形状の部材であり、樹脂製であってもよいし金属製であってもよい。クランプ部材82の上端および下端はボルトでトレーリングアーム41の表面に固定される。クランプ部材82により把握された3本の動力線61は、トレーリングアーム41の内側面41i上で相対移動不能にされ、上下方向に整列して互いに平行に延びる。なお内側面41iは平坦であって、トレーリングアーム41の車幅方向内側面である。信号線62も、クランプ部材82により把握されて、動力線61と束にされるとよい。図1に示すように、3本の動力線61、クランプ部材82、および信号線62は、保護カバー65によって覆われる。
次に図1〜図6を参照して保護カバーの全体構造につき説明する。図2および図3は保護カバーを取り出して示す斜視図であり、図2は車幅方向外側から見た状態を表し、図3は車幅方向内側から見た状態を表す。図4は、本実施形態を図1に示すIV−IVで切断し、切断面を矢印の方向からみた状態を示す横断面図である。図6は保護カバーを取り出して示す縦断面図であり、車幅方向内側から見た状態を表す。トレーリングアーム41の内側面41iに被さる保護カバー65は、図1に示すようにトレーリングアーム41に沿って延び、保護カバー65の後端はインホイールモータ駆動装置11の端子ボックス11Tと接続する。
保護カバー65の断面形状は図4に示すようにトレーリングアーム41からみて溝状に窪んだ形状にされる。また保護カバー65の断面形状は、図4に示すように略コの字状であるが、前端領域65aでは小さな断面形状であり、後端領域65bでは上下方向に拡張した大きな断面形状にされる。そして保護カバー65の前端領域65aはトレーリングアーム41の内側面41iを覆い、保護カバー65の後端領域65bはトレーリングアーム41の内側面41iを覆いつつ端子ボックス11Tと接続する。
保護カバー65は、上縁65uと、膨出部分65cと、下縁65dを有する。上縁65uおよび下縁65dは互いに略平行である。膨出部分65cは鉛直な壁面であり、上縁65uおよび下縁65dは膨出部分65cの上下縁からそれぞれ略直角に突出する壁面である。したがって保護カバー65の断面は略コの字状である。膨出部分65cは車幅方向外側のトレーリングアーム41からみて窪んだ形状であって、車幅方向内側へ向かって膨んだ形状であり、保護カバー65の長手方向に延びる通路空間を構成する。保護カバー65は例えば硬質の樹脂製であるが、金属製であってもよい。樹脂製の場合、保護カバー65は例えば耐久性ポリアミド(ナイロン)、ポリプロピレン、ポリウレタン、塩化ビニール(PVC)、あるいは繊維強化プラスチック(FRP)からなる。金属製の場合、保護カバー65は例えば冷間圧延鋼からなる。
保護カバー65の上縁65uは、保護カバー65の前端領域65aから長手方向中央部まで、トレーリングアーム41の上面41uに対応する形状に形成され、トレーリングアーム41の上面41uに重なるよう取り付けられる。また保護カバー65の下縁65dも、保護カバー65の前端領域65aから長手方向中央部まで、トレーリングアーム41の下面41dに対応する形状に形成され、トレーリングアーム41の下面41dに重なるよう取り付けられる。したがって保護カバー65の前端における上縁65uから下縁65dまでの距離は、端子ボックス11Tの上下方向寸法と略一致する。トレーリングアーム41の表面と保護カバー65の内側面の隙間にはシール材77が介在するとよい。また端子ボックス11Tの表面と保護カバー65の内側面の隙間にもシール材77が介在するとよい。シール部材77については後で詳しく説明する。
保護カバー65の前方側および後方側は、図1に示すようにボルト66および連結具68でトレーリングアーム41に取り付け固定される。ボルト66は保護カバー65の下縁65dに形成された貫通孔65h(図3)を貫通し、ボルト66の軸部がトレーリングアーム41の下面41dに形成されたボルト孔(図示省略)に螺合する。保護カバー65の貫通孔65hの内周とトレーリングアーム41側のボルト66の外周との環状隙間には円筒形状のゴムブッシュ67(図4参照)が介在する。
連結具68はトレーリングアーム41に付設されて上面41uから上方へ突出する突起であり、ゴム等の弾性素材で先細に形成されて、保護カバー65の上縁65uに形成された貫通孔65i(図2参照)を貫通する。これにより保護カバー65は、連結具68に係合しているので、ボルト66を除去しない限り連結具68から外れることはない。ボルト66および連結具68の連結手段により、保護カバー65は車両前後方向に延びるようにトレーリングアーム41に取り付けられる。なお連結具68に代えて上述したボルト66およびゴムブッシュ67を用いてもよい。
本実施形態によれば、硬質の保護カバー65が動力線61および信号線62を覆うことから、車両の走行中に飛び石や異物が動力線61および信号線62に衝突することがなく、動力線61および信号線62を保護することができる。
また本実施形態によれば、トレーリングアーム41が車幅方向内側へ指向する内側面41iを有し、動力線61および信号線62が内側面41iに取り付けられることから、車幅方向外側から飛来する飛び石や異物を回避することができる。
保護カバー65の後端領域65bには、図2、図3、および図6に示すように車幅方向外側から略台形の保護カバー75が取り付けられる。つまり動力線61、信号線62、およびクランプ部材82を保護する保護カバーは、カバー本体としての保護カバー65と、保護カバー65の後端領域65bの車幅方向外側を閉塞するカバー付属品としての保護カバー75の2部材が結合したものである。これにより動力線61および信号線62の後端領域は、車幅方向両側から保護カバー65の後端領域65bおよび保護カバー75に覆われる。なお、保護カバー65とその付属品としての保護カバー75を一体に形成してもよい。
図6に示すように、下縁65dの長手方向中央領域は、下縁65dの長手方向両端よりも下方へ膨出するよう形成される。かかる保護カバー65の下部には、水抜き孔76が形成される。
水抜き孔76の理解を容易にするため、図6の丸囲み箇所を拡大して図7に示す。水抜き孔76は、上下方向に貫通する貫通孔76hと、貫通孔76hを下方から覆う底板部76pと、下側にある底板部76pと上側にある保護カバーの下縁65dとの隙間76sとを有する。底板部76pは保護カバー65と一体形成され、底板部76pの前縁(底板部76pのうち車両前方の縁をいう)は上方に立ち上がって下縁65dと接続する。つまり保護カバー65の外側からみて、底板部76pは保護カバー65の下縁65dから下方(車両下側)に突出している。
換言すると、保護カバー65の内側(保護カバー65が内側面41i、動力線61、信号線62、およびクランプ部材82を覆う側をいう)からみて、下縁65dは前方側および後方側の2箇所で下方に窪んでおり、各窪み箇所の後方側には開口部(隙間76s)が形成される。隙間76sは貫通孔76hの下方に設けられ、窪み箇所にたまった水を全て保護カバー65の外側へ自然排出する。
底板部76pの後縁は、貫通孔76hの周縁を超えて後方へ延び、下縁65dと間隔を空けて対面する。かかる間隔が隙間76sを構成する。本実施形態の隙間76sは上下方向にみて底板部76pと下縁65dが重なるため、ラビリンス構造となる。したがって泥水や塵埃等の異物が保護カバー65の外側から内側に侵入することは困難である。
万一、保護カバー65の内側に洗浄水、雨水、泥水等が侵入した場合、この水は重力の作用で下縁65dに流下し、下縁65dに形成された窪み箇所になる水抜き孔76に集まり、隙間76sから排出される。隙間76sの大きさは、水の表面張力や泥詰まり等により排出が阻害されない程度に大きく、かつ保護カバー65の外側から大きなゴミや石が入らない寸法が望ましい。
本実施形態の水抜き孔76によれば、保護カバー65の内側に万一水が侵入しても、水は保護カバー65の下縁65dに流下し、底板部76pの上に集まった後、隙間76sから保護カバー65のカバー外側に自然排出される。しかも水抜き孔76は下方から底板部76pで覆われていることから、下方から異物や泥水が水抜き孔76を通過して保護カバー65のカバー内側に侵入することを防止できる。さらに底板部76pの前縁が下縁65dと接続し、底板部76pの後縁と下縁65dとの間に隙間が形成されることから、前方から飛来する異物や泥水が水抜き孔76からカバー内側に侵入することがなく、カバー内側の水を水抜き孔76の後方開口部(隙間76s)から排出することができる。
底板部76pの後縁は、図7に示すように保護カバー65の下縁65dと重なるが、変形例として図8の縦断面図に示すように底板部76pの後縁76rと保護カバー65の下縁65dは重ならなくてもよい。図8の変形例では、底板部76pの後端76rが貫通孔76hの周縁後端よりも距離Dだけ前方にある。図8の変形例によれば、隙間76sを大きく確保して、保護カバー65の内側に侵入した水の速やかな排出が可能になる。
他の変形例として図9の縦断面図に示すように、底板部76pの前端と保護カバー65の下縁65dとの間にも隙間76tを形成するとよい。底板部76pの幅方向両端は下縁65dと接続している。図9の変形例によれば、前方および後方に隙間76t,76sをそれぞれ確保して、保護カバー65の内側に侵入した水の速やかな排出が可能になる。また、図示はしなかったが、底板部76pの前端および後端で保護カバー65の下端65dと接続し、底板部76pの幅方向両端に隙間76tを形成してもよい。
さらに他の変形例として図10の縦断面図に示すように、水抜き孔76は、下縁65dを貫通する孔にすぎず、底板部で覆われていなくてもよい。隙間76tの位置は貫通孔76hのどの位置にも適宜設定してもよいが、図7の水抜き孔76が最も効果的である。
説明を図4の横断面図に戻すと、保護カバー65とトレーリングアーム41の隙間には、前後方向に延びるシール材77が介在する。シール材77は、保護カバー65の前端から後端まで途切れることなく連続して延び、保護カバー65とトレーリングアーム41の隙間を閉塞する。シール材77は例えばゴムおよびポリエチレンの発泡体や、発泡ウレタン、EPDM(エチレンプロピレンジエンモノマー共重合体)ゴム発泡体、シリコンゴムからなる。
本実施形態のシール材77はトレーリングアーム41の上面41uおよび下面41dにそれぞれ配置される。本実施形態のシール材77は、主に3本のシール部材77u,77d,77tを含む。図1に破線で示す下側のシール材77dの前端領域は、図4に示すように保護カバー65の下縁65dとトレーリングアーム41の下面41dの隙間に介在する。図1に破線で示す下側のシール材77dの後端領域は、保護カバー65の膨出部分65cとトレーリングアーム41の内側面41iとの隙間に介在する。
図1に破線で示す上側のシール材77uの前端領域は、図4に示すように保護カバー65の上縁65uとトレーリングアーム41の上面41uの隙間に介在する。図1に破線で示す上側のシール材77uの後端領域は、保護カバー75の下縁75d(図6)とトレーリングアーム41の上面41uとの隙間に介在する。
さらに保護カバー65の後端領域65bの上縁と端子ボックス11Tの上面との隙間にも、水平方向に延びるシール材77tが介在する。また保護カバー65の後端領域65bと端子ボックス11Tの車幅方向内側面との隙間にも、図1に破線で示すように鉛直方向に延びるシール材77tが介在する。同様に保護カバー75と端子ボックス11Tの車幅方向外側面との隙間にも、鉛直方向に延びるシール材77tが介在する。かかるシール部材77tは、端子ボックス11Tの3面に沿って連続して延び、コの字状に配置される。
シール材77の断面形状は、図4の横断面図に示すように矩形であるが、特に限定されない。変形例として図11の横断面図に示すように環状であってもよい。あるいは他の変形例として図12の横断面図に示すように、保護カバー65の縁に固定される断面コの字状のシール本体77cと、シール本体77cから突出してトレーリングアーム41の上面41uに接触するリップ部77lとを有してもよい。本実施形態あるいは変形例のシール材77によれば、保護カバー65の内側へ水が侵入することを防止できる。なお、図11と図12は、保護カバー65の上縁65uとトレーリングアーム41の上面41uとの隙間にシール材77が介在している箇所を拡大した横断面図である。
ところで本実施形態によれば、保護カバー65の下部には水抜き孔76が形成されることから、万一保護カバー65の内側に水が侵入しても、水は保護カバー65の下縁65dに流下し、保護カバーの外側に自然排出される。
また本実施形態の保護カバー65は、図7〜図9に示すように、水抜き孔76の貫通孔76hを下方から覆う底板部76pを有することから、下方から異物や泥水が飛来しても、水抜き孔76を通過して保護カバー65の内側に侵入することを防止できる。
また本実施形態の底板部76pのうち車両前方の縁になる前縁は、図7および図8に示すように保護カバー65の下縁65dと接続し、底板部76pのうち車両後方の縁になる後縁76rと下縁65dとの隙間76sから水抜きされることから、前方から飛来する異物が水抜き孔76に侵入することがなく、水抜き孔76から水を排出することができる。
特に本実施形態の底板部76pの後縁は、図7に示すように水抜き孔76の貫通孔76hの周縁を超えて後方へ延び、下縁65dと重なることから、後方から泥水等の異物が飛来しても、隙間76sを通過して保護カバー65の内側に侵入することは困難である。
また本実施形態によれば、保護カバー65の縁とトレーリングアーム41の表面との隙間を閉塞するシール材77をさらに備えることから、保護カバー65の外側から内側へ水が侵入することを防止できる。
また変形例のシール材77は図11に示すように保護カバー65の縁に沿って延びる中空の弾性部材であるから、シール材77は自身の中空部分を潰すよう弾性変形する。したがってシール材77の弾性変形を大きくし得て、保護カバー65の縁とトレーリングアーム41の表面との隙間を確実に閉塞することができる。
以上、図面を参照してこの発明の実施の形態を説明したが、この発明は、図示した実施
の形態のものに限定されない。図示した実施の形態に対して、この発明と同一の範囲内に
おいて、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明になるインホイールモータ駆動装置は、電気自動車およびハイブリッド車両に
おいて有利に利用される。
11 インホイールモータ駆動装置、 11A モータ部、
11B 減速部、 11C 車輪ハブ部、 11T 端子ボックス、
12 モータ部ケーシング、 33 ハブ輪、 41 トレーリングアーム、
41d 下面、 41i 内側面、 41u 上面、 42 枢軸、
53 後端、 61 動力線、 62 信号線、 65 保護カバー、
65c 膨出部分、 65d 下縁、 65u 上縁、
67 ゴムブッシュ、 75 保護カバー、 76 水抜き孔、
76p 底板部、 O 軸線。

Claims (6)

  1. インホイールモータ駆動装置と、
    車両前後方向に延びる部材であって、前端が車体側メンバと連結し、後端が前記インホイールモータ駆動装置と連結するサスペンション部材と、
    前記インホイールモータ駆動装置と電気的に接続し、クランプ部によって前記サスペンション部材の前端側から後端側に沿って取り付けられる複数の電力線と、
    前記サスペンション部材に沿って取り付けられ、前記電力線を覆う保護カバーとを備え、
    前記保護カバーの下部には水抜き孔が形成されることを特徴とする、インホイールモータ駆動装置の電力線保護構造。
  2. 前記保護カバーは、前記水抜き孔を下方から覆う底板部を有し、下側の前記底板部と上側の前記保護カバー下部との隙間から水抜きされる、請求項1に記載のインホイールモータ駆動装置の電力線保護構造。
  3. 前記底板部のうち車両前方の縁になる前縁は前記保護カバー下部と接続し、前記底板部のうち車両後方の縁になる後縁と前記保護カバー下部との隙間から水抜きされる、請求項2に記載のインホイールモータ駆動装置の電力線保護構造。
  4. 前記底板部の後縁は、前記水抜き孔の周縁を超えて後方へ延び、前記保護カバー下部と重なる、請求項2または3に記載のインホイールモータ駆動装置の電力線保護構造。
  5. 前記保護カバーの縁と前記サスペンション部材の表面との隙間を閉塞するシール材をさらに備える、請求項1〜4のいずれかに記載のインホイールモータ駆動装置の電力線保護構造。
  6. 前記シール材は前記保護カバーの縁に沿って延びる中空の弾性部材である、請求項5に記載のインホイールモータ駆動装置の電力線保護構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017154611A (ja) * 2016-03-02 2017-09-07 株式会社ミツバ ワイパシステム
CN107848403A (zh) * 2016-04-06 2018-03-27 Ntn株式会社 轮内电动机驱动装置

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