JP2015182008A - 電解水生成装置 - Google Patents

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Masahiro Yokota
昌広 横田
英男 太田
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英男 太田
松田 秀三
Shuzo Matsuda
秀三 松田
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Abstract

【課題】小さい電解抵抗で安定的に電解可能な電解水生成装置を提供する。【解決手段】電解水生成装置は、ケーシング11と、ケーシング内を電解質液を流す中間室15aと原水を流す陽極室15bとに区画する陰イオン交換膜16と、ケーシング内を中間室と原水を流す陰極室15cとに区画する陽イオン交換膜18と、陰イオン交換膜に対向して陽極室に設けられた剛性および通液性を有する陽極14と、陽イオン交換膜に対向して陰極室に設けられた剛性および通液性を有する陰極20と、を具備する電解槽と、中間室に内に設けられた多孔質のスペーサであって、陰イオン交換膜に当接し陽極との間に陰イオン交換膜を挟持する第1主面と、陽イオン交換膜に当接し陰極との間に陽イオン交換膜を挟持する第2主面と、流入した電解質液を流出側に流す流路R1、R2とを有するスペーサを備える。【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、電解水生成装置に関する。
従来、アルカリイオン水、オゾン水または次亜塩素酸水などを生成する装置として、3室型の電解槽を有する電解水生成装置が用いられている。3室型の電解槽は、陽イオン交換膜および陰イオン交換膜によって、ケーシング内が陽極室、中間室および陰極室と3室に区切られる。陽極室および陰極室には、陽極および陰極がそれぞれ配置されている。
このような電解水生成装置では、例えば、中間室に食塩水を流し、左右の陰極室および陽極室に水を流して、中間室の食塩水を陰極および陽極で電解することにより、陽極室で発生した塩素ガスから次亜塩素酸水を生成するとともに、陰極室で水酸化ナトリウム水を生成する。生成した次亜塩素酸水は殺菌消毒水として、水酸化ナトリウム水は洗浄水として活用される。
このような3室型電解槽では、隔壁となるイオン交換膜に、水圧による応力が掛かって破壊されるおそれがある。このため、中間室に多孔質のスペーサを配置し、これにイオン交換膜を接着する技術があった。
特許第3500173号公報 特許第3426348号公報
しかしながら、このような3室型の電解槽において、中間室に多孔質のスペーサを配置すると、中間室を流れる食塩水の流れを阻害し、電解抵抗を増やしてしまう問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、小さい電解抵抗で安定的に電解可能な電解水生成装置を提供することである。
実施形態の電解水生成装置は、ケーシングと、前記ケーシング内を電解質液を流す中間室と原水を流す陽極室とに区画する陰イオン交換膜と、前記ケーシング内を前記中間室と原水を流す陰極室とに区画する陽イオン交換膜と、前記陰イオン交換膜に対向して前記陽極室に設けられた剛性および通液性を有する陽極と、前記陽イオン交換膜に対向して前記陰極室に設けられた剛性および通液性を有する陰極と、を具備する電解槽と、前記中間室内に設けられた多孔質のスペーサであって、前記陰イオン交換膜に当接し前記陽極との間に前記陰イオン交換膜を挟持する第1主面と、前記陽イオン交換膜に当接し前記陰極との間に前記陽イオン交換膜を挟持する第2主面と、前記流入した電解質液を流出側に流す流路と、を有するスペーサを備える。
図1は、第1の実施形態に係る電解水生成装置の概略的な構成図。 図2は、第1の実施形態に係る電解槽を部分的に破断した斜視図。 図3は、第1の実施形態に係る電解槽の分解斜視図。 図4は、第1の実施形態に係る電解槽の縦断面図。 図5は、第1の実施形態に係る電解槽の横断面図。 図6は、第2の実施形態に係る電解槽の横断面図。 図7は、第2の実施形態に係る多孔質スペーサの斜視図。 図8は、第3の実施形態に係る電解槽の横断面図。 図9は、第3の実施形態に係る多孔質スペーサの斜視図。 図10は、第4の実施形態に係る電解槽の縦断面図。
以下に、図面を参照しながら、種々の実施形態について説明する。なお、実施形態を通して共通の構成には同一の符号を付すものとし、重複する説明は省略する。また、各図は実施形態とその理解を促すための模式図であり、その形状や寸法、比などは実際の装置と異なる個所があるが、これらは以下の説明と公知の技術を参酌して適宜、設計変更することができる。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る電解水生成装置全体の構成を概略的に示す図である。図1に示すように、電解水生成装置は、3室型の電解槽10を備えている。この電解槽10は、例えば、ほぼ矩形箱状のケーシング11を備え、ケーシング11内は、陽イオン交換膜18および陰イオン交換膜16により、中間室15aと、中間室15aの両側に位置する陽極室15bおよび陰極室15cとに仕切られている。中間室15a内に、後述する押圧機構を構成する多孔質スペーサ12が設けられている。陽極室15b内に陽極14が設けられ、陰極室15c内に陰極20が設けられている。
電解水生成装置は、電解槽10の中間室15aに電解質液、例えば、飽和食塩水を供給する電解質液供給部19と、陽極室15aおよび陰極室15bに電解原水、例えば、水を供給する原水供給部21と、陽極14および陰極20に正電圧および負電圧をそれぞれ印加する電源22と、を備えている。
電解質液供給部19は、飽和食塩水を生成する食塩水タンク24と、食塩水タンク24から中間室15aの下部に飽和食塩水を導く供給配管19aと、供給配管19a中に設けられた第1送液ポンプ28と、中間室15a内を流れた電解質液を中間室15aの上部から食塩水タンク24に送る排出配管19bと、を備えている。
原水供給部21は、水を供給する図示しない給水源と、給水源から陽極室15bおよび陰極室15cの下部に水を導く給水配管21aと、給水配管21a中に設けられた第2送液ポンプ30と、陽極室15bを流れた水を陽極室15bの上部から排出する第1排水配管21bと、陰極室15cを流れた水を陰極室15cの上部から排出する第2排水配管21cと、第2排水配管21c中に設けられた気液分離器26と、を備えている。
次に、電解槽10の構成をより詳細に説明する。図2は電解槽10の一部を破断した斜視図、図3は電解槽10の分解斜視図である。
図2および図3に示すように、電解槽10は、ほぼ矩形状のケーシング11を備えている。このケーシング11は、矩形枠状の中間フレーム13と、中間フレーム13とほぼ等しい外径寸法を有し中間フレームの片面側を覆う矩形カップ状の陽極カバー(第1カバー)23と、中間フレーム13とほぼ等しい外径寸法を有し中間フレームの他面側を覆う矩形カップ状の陰極カバー(第2カバー)25と、を有している。中間フレーム13の内面により中間室15aが形成されている。陽極カバー23は、その外周縁部が中間フレーム13に当接し、その内面により、陽極室15bを形成している。陰極カバー25は、その外周縁部が中間フレーム13に当接し、その内面により、陰極室15cを形成している。
図2および図3に示すように、陽極カバー23と中間フレーム13と陰極カバー25とは、複数のボルト、ナットにより、周縁部同士が互いに締結され一体となってケーシング11を構成している。
中間フレーム13の下端に、中間室15aに連通する第1流入口32が形成され、上端に中間室15aに連通する第1流出口34が設けられている。これら第1流入口32および第1流出口34に供給配管19aおよび排水配管19bがそれぞれ接続される。陽極カバー23の下部に陽極室15bに連通する第2流入口36が形成され、上部に陽極室15bに連通する第2流出口38が設けられている。これら第2流入口36および第2流出口38に給水配管21aおよび第1排水配管21bがそれぞれ接続される。陰極カバー25の下部に陰極室15cに連通する第3流入口40が形成され、上部に陰極室15cに連通する第3流出口42が設けられている。これら第3流入口40および第3流出口42に給水配管21aおよび第2排水配管21cがそれぞれ接続される。
図2および図3に示すように、陰イオン交換膜16および陽イオン交換膜18は、それぞれ中間フレーム13とほぼ等しい外径を有する矩形状に形成されている。陰イオン交換膜16は、中間フレーム13の片面側に対向して配置され、その周縁部は、図示しないシール材を介して、中間フレーム13に密着している。同様に、陽イオン交換膜18は、中間フレーム13の他面側に対向して配置され、その周縁部は、図示しないシール材を介して、中間フレーム13に密着している。ケーシング11内は、陰イオン交換膜16により、中間室15aと陽極室15bとに区画され、更に、陽イオン変換膜18により、中間室15aと陰極室15cとに区画されている。
このように、陽イオン交換膜18および陰イオン交換膜16は、互いに平行となるようにケーシング11内部に配置されて、ケーシング11内を3室に区画している。陽イオン交換膜18は、陽イオンを通過させ、陰イオンを通過させない。また、陰イオン交換膜16は、陰イオンを通過させ、陽イオンを通過させない。陽イオン交換膜18および陰イオン交換膜16は、公知の材料を使用してよい。
図2および図3に示すように、陽極室15b内に配設された陽極14は、中間フレーム13とほぼ等しい外径を有する矩形状に形成されている。陽極14は、剛性および通液性を有するメッシュ状の板により形成されている。陽極14は、陰イオン交換膜16の全面に対向して配置され、その周縁部は、中間フレーム13と第1カバー23の周縁部との間に挟持されている。すなわち、陽極14の周縁部の一面側は、陰イオン交換膜16を介して中間フレーム13に密着し、他面側は、図示しないシール材を介して第1カバー23の周縁部に密着している。
本実施形態において、陽極14と陰イオン交換膜16との間に、不織布17を挟んで配置してもよい。この不織布17は、陰イオン交換膜16とほぼ等しい大きさの矩形状に形成され、陰イオン交換膜16および陽極14のほぼ全面に接触している。このような不織布17を設けることにより、イオン交換膜から来るイオンを通過させるとともに、電極で発生するガスをイオン交換膜側へ戻り難くして電解効率を上げることが可能となる。また、イオン交換膜の劣化を回避することができる。また、陽極14と陰イオン交換膜16との間に不織布17を挟むと、後述するように、陰イオン交換膜16を多孔質スペーサ12により陽極14へ押圧する際に、陰イオン交換膜16が破損しにくくなる。
同様に、陰極室15c内に配設された陰極20は、中間フレーム13とほぼ等しい外径を有する矩形状に形成されている。陰極20は、剛性および通液性を有するメッシュ状の板により形成されている。陰極20は、陽イオン交換膜18の全面に対向して配置され、その周縁部は、中間フレーム13と第2カバー25の周縁部との間に挟持されている。すなわち、陰極20の周縁部の一面側は、陽イオン交換膜18を介して中間フレーム13に密着し、他面側は、図示しないシール材を介して第2カバー25の周縁部に密着している。本実施形態において、陰極20と陽イオン交換膜18との間に、不織布17を挟んで配置してもよい。この不織布17は、陽イオン交換膜18とほぼ等しい大きさの矩形状に形成され、陽イオン交換膜18および陰極のほぼ全面に接触している。この場合でも、陽極14と陰イオン交換膜16との間に不織布17を挟んだときと同様の作用効果が得られる。
図4は、第1の実施形態に係る電解槽を中間フレームの位置で破断して示す電解槽の縦断面図、図5は、電解槽の横断面図である。
図2ないし図5に示すように、中間室15aには、押圧機構として、通液性を有する多孔質スペーサ12が設けられている。多孔質スペーサ12は、全体として、直方体形状に形成され、中間室15aとほぼ同様の幅、高さを有し、イオン交換膜のほぼ全体に接するように、中間室15a内に配置されている。また、多孔質スペーサ12には第1流入口32から第1流出口34をつなぐ流路が形成されている。ただし、多孔質スペーサ12の高さは、中間室15aの高さよりも小さく形成されており、この隙間を通して第1流入口32から入った電解液、あるいは第1流出口34から出る電解液を多孔質スペーサ12の幅方向に供給する流路を形成している。これにより、多孔質スペーサ12の一方の主面は、陰イオン交換膜16のほぼ全面に当接し、他方の主面は、陽イオン交換膜18のほぼ全面に当接している。また、多孔質スペーサ12の下端は、第1流入口32を塞がないように、この第1流入口32と隙間をおいて対向している。同様に、多孔質スペーサ12の上端は、第1流出口34を塞がないように、この第1流出口34と隙間をおいて対向している。
本実施形態において、多孔質スペーサ12は、例えば、3つに分離した直方体形状の多孔質部材121、122、123により構成されている。3つの多孔質部材121〜123は、互いに平行に並んで中間室15a内に配置され、かつ、多孔質部材121、122は隙間S1を置いて対向し、多孔質部材122、123は、隙間S2を置いて対向している。隙間S1、S2は、中間室15aの高さ方向(鉛直方向)に延び、第1流入口32から流入した電解質液(食塩水)を第1流出口34へ流す流路R1、R2をそれぞれ形成している。
図2ないし図5に示すとおり、適度な隙間S1、S2を設けながら3つの多孔質部材121〜123を並べることにより、3つの多孔質部材全体は、中間室15aの内径とほぼ等しい外径寸法を有している。また、3つの多孔質部材121〜123のそれぞれは、中間室15aの厚さとほぼ等しい厚さ、あるいは、僅かに厚い、厚さに形成されている。
多孔質スペーサ12(多孔質部材121、122、123)を構成する多孔質体は、例えば、ポリプロピレンまたはポリエチレンからなる粒状または繊維状の材料を固めたものである。このような樹脂製の多孔質スペーサ12では適度な弾性も有しており、イオン交換膜を傷めにくい。多孔質スペーサ12の空隙率は、20〜50%であることが望ましい。多孔質スペーサ12の空隙率が小さいと、中間室15aに流入する電解質液(食塩水)の流水抵抗が高くなり、食塩水流量が0.5L/m以下に低下して、ポンプや流量計を安定的に稼働できなくなる。また、電解で消費する塩分の供給が追い付かず、電解稼働初期に対して数分で電解電圧が上昇する。逆に、多孔質スペーサ12の空隙率が大き過ぎると、多孔質スペーサの強度を失うとともに、イオン交換膜を面で支持できなくなり、局所的にイオン交換膜を押せなくなる箇所が存在して、電極とイオン交換膜の間の拡散抵抗を増大させる。適切な多孔質の隙間は0.3mm以下である。そこで、本実施形態によれば、上記のように、各多孔質部材121、122、123の空隙率を50%以下とし、かつ、食塩水を流す流路R1、R2を多孔質スペーサ12に設けることにより、多孔質スペーサ12の強度を維持しつつ、食塩水の円滑な流通を図っている。
図2および図5に示す通り、3つの多孔質部材(多孔質スペーサ)121、122、123は、陰イオン交換膜16にそれぞれ対向、密着する矩形状の第1主面121a、122a、123a、および陽イオン交換膜18にそれぞれ対向、密着する第2主面121b、122b、123bを有している。本実施形態において、これら第1主面121a、122a、123aおよび第2主面121b、122b、123bは、陽イオン交換膜16および陰イオン交換膜18にそれぞれ弾性的に当接し、陰イオン交換膜16および陽イオン交換膜18を電極側に押圧および支持する。
第1の実施形態では、図4および図5に示すWで定義される1つの多孔質部材の水平方向の幅を、100mm以下とする。また、多孔質スペーサ12を構成する3つの多孔質部材121〜123は、隙間S1、S2を設けられて中間室15a内に配置されている。この隙間S1、S2は、第1流入口32から流入する食塩水の主要な流路R1、R2となる。この流路R1、R2から、食塩水が多孔質スペーサ12全体に浸みわたり、イオン交換膜全体に食塩水が行きわたるようになる。
イオン交換膜に接している流路R1、R2の面積は、がこの隙間S1、S2の幅G1、G2の面積は、中間室15aと陽極室15bまたは陰極室15cとの境界がなす面の面積の5%以下とすることが望ましい。即ち、図4に示した、隙間S1の幅G1と隙間S2の幅G2との合計が中間室15aの幅Xの5%以下とすることが望ましい。上述のとおり、中間室15aと陽極室15bまたは陰極室15cとの境界がなす面は、ほぼイオン交換膜全体に近い。したがって、イオン交換膜に接する流路の面積は、多孔質スペーサ12とイオン交換膜とが接する面積の5%以下と言い換えてもよい。こうすると、多孔質スペーサ12の主面がイオン交換膜を電極に圧接する機能を保持できる。同時に、低い電解電圧の上昇を抑えることができる。
第1の実施形態は、例えば、多孔質部材121〜123の水平方向の幅W1、W2、W3が50mmであり、隙間S1、S2の幅G1、G2が2mmであり、中間室15aの幅Xは、156mmである。多孔質部材121〜123を上記の幅および間隔で中間室15a内に配置すると、中間室15aへ流入する食塩水の流量を0.7L/m以上とすることができるとともに、塩分供給不足による電解電圧の上昇を回避することができる。なお、多孔質部材121〜123の水平方向の幅および多孔質部材121〜123を並べる隙間S1、S2は、上記の値に限定されない。また、多孔質スペーサ12は、3つ以外の複数の多孔質部材から構成されてもよい。多孔質スペーサ12を構成する多孔質部材は、それぞれ異なる大きさであってもよい。図5において、3つの多孔質部材121〜123の幅W1、W2、W3は全て同じでもよく、あるいは、それぞれ異なる値でもよい。また、隙間S1、S2の幅G1、G2は同じでもよく、あるいは、互いに異なる値でもよい。その場合も、Wが100mm以下、G1+G2がXの5%以下とすることによって、上記と同様の作用効果がえられる。
以下、上記のように構成された電解水生成装置により、実際に食塩水を電解して酸性水(次亜塩素酸および塩酸)とアルカリ性水(水酸化ナトリウム)を生成する動作について説明する。
図1に示すように、第1送液ポンプ28および第2送液ポンプ30を作動させ、電解槽10の中間室15aに飽和食塩水を供給するとともに、陽極室15bおよび陰極室15cに水を給水する。同時に、電源22から正電圧および負電圧を陽極14および陰極20にそれぞれ印加する。第1流入口32から中間室15aに流入した食塩水は、多孔質スペーサ12の流路R1、R2を通って流れ、第1流出口34に至る。この間、食塩水は、流路R1、R2から多孔質部材121、122、123全体に浸みわたり、陰イオン交換膜16および陽イオン交換膜18全体に食塩水が行きわたる。
中間室15aへ流入した食塩水中において電離しているナトリウムイオンは、陰極20に引き寄せられ、陽イオン交換膜18を通過して、陰極室15cへ流入する。そして、陰極室15cにおいて、ナトリウムイオンは水酸化物イオンと反応し、水酸化ナトリウム水溶液を生成する。また、水から分解された水素イオンは、陰極20から電子を受け取って水素ガスが発生する。このようにして生成された水酸化ナトリウム水溶液および水素ガスは、陰極室15cの第3流出口42から第2排出配管21cに流出し、気液分離器26により、水酸化ナトリウム水溶液と水素ガスとに分離される。分離された水酸化ナトリウム水溶液(アルカリ性水)は、第2排出配管21cを通って排出される。
また、中間室15a内の食塩水中において電離している塩素イオンは、陽極14に引き寄せられ、陰イオン交換膜16を通過して、陽極室15bへ流入する。そして、陽極14にて塩素イオンが還元され塩素ガスが発生する。その後、塩素ガスは陽極室15b内で水と反応して次亜塩素酸と塩酸を生じる。このようにして生成された酸性水(次亜塩素酸および塩酸)は、陽極室15bの第2流出口38から第1排出配管21bを通って流出する。
上記の陽イオン交換膜18および陰イオン交換膜16は、中間室15aに設けられた弾性のある多孔質スペーサ12によって、陽極14および陰極20へ押し付けられている。また、多孔質スペーサ12は、陽イオン交換膜18および陰イオン交換膜16と面接触している。そのため、陽イオン交換膜18および陰イオン交換膜16は、それぞれ、陰極および陽極と均一に密着し、電解抵抗の上昇が抑制されて安定的に電解を行うことができる。また、柔らかい膜である陽イオン交換膜18および陰イオン交換膜16は、剛性を有する陽極14および陰極20と多孔質スペーサ12との間に挟持されている。そのため、イオン交換膜と電極とが互いに常に近接し、拡散抵抗の上昇を抑制し、低く安定した電解電圧を維持するとともに、水圧などによって応力がかかっても破壊されない。
このように、本発明の第1の実施形態によれば、3室型電解槽を備える電解水生成装置において、中間室に設けた電解質液供給用の流路付きの多孔質スペーサと剛性のある電極とにより、柔らかく壊れやすいイオン交換膜を挟持して保持することにより、イオン交換膜の破壊を回避することができる。同時に、多孔質スペーサによりイオン交換膜を押圧して電極に均一に密着させることにより、電解抵抗を小さくし、かつ安定した電解を行うことができる。更に、多孔質スペーサに電解質液が流れる流路を設けることにより、電解質液を円滑に供給できるとともに多孔質スペーサを介してイオン交換膜全体に電解質液を供給することができる。これにより、塩分供給不足による電解電圧の上昇を回避することができる。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態に係る電解水生成装置が有する電解槽の横断面図、図7は、多孔質スペーサを示す斜視図である。第2の実施形態に係る電解水生成装置によれば、多孔質スペーサ12は独立した3つの多孔質部材ではなく、単一の直方体形状の多孔質部材により構成され、この多孔質スペーサの第1および第2主面に、流路を形成する複数の溝が形成されている。第2の実施形態において、他の電解水生成装置の他の構成は、第1の実施形態に係る電解水生成装置と同様である。
第2の実施形態に係る多孔質スペーサ12は、中間室15aの内径とほぼ等しい寸法の直方体形状に形成され、陰イオン交換膜16に面接触する矩形状の第1主面12aと、陽イオン交換膜18に面接触する矩形状の第2主面12bを有している。また、多孔質スペーサ12は、第1主面12aに形成された2つの溝S1、S2、および第2主面12bに形成された2つの溝S1を有している。これらの溝S1、S2は、中間室15aの高さ方向に沿って、ここでは、鉛直方向に沿って、多孔質スペーサ12の下端縁から上端縁まで直線的に延びている。そして、これらの溝S1、S2は、第1流入口32から中間室15a内に流入した電解質液を第1排出口39に向かって流す流路R1、R2を形成している。
2つの溝S1およびS2の幅は、それぞれ、G1およびG2である。多孔質スペーサ12の幅方向一端と溝S1との間隔W1、溝S1、S2間の間隔W2、溝S2と多孔質スペーサ12の幅方向他端との間隔W3は、ほぼ同一に設定されている。多孔質スペーサ12の第1主面12aは陰イオン交換膜16と面接触し、第2主面12bは陽イオン交換膜18と面接触する。多孔質スペーサ12は、ケーシング11の中間室15aに設けられた第1流入口32および第1流出口34を塞がないように配置されている。第2の実施形態において、溝S1、S2は、第1流入口32から流入する食塩水の主要な流路R1、R2となる。これらの流路R1、R2を流れる食塩水は、多孔質スペーサ12全体に浸みわたり、イオン交換膜16、18全体に行きわたるようになる。
第2の実施形態においても、溝S1、S2の幅G1+G2は、中間室15a幅Xの5%以下となるようにする。上記の関係を満たせば、幅G1およびG2の値は互いに同じでもよく、異なってもよい。また、間隔W1、W2およびW3の値は互い異なってもよい。
第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様、中間室15aに設けた流路付きの多孔質スペーサ12と剛性のある電極14、20とにより、柔らかく壊れやすいイオン交換膜16、18を挟持してイオン交換膜の破壊を回避するとともに、電解抵抗を小さくし、かつ安定した電解を行うことができる。また、多孔質スペーサ12が1体の部品であるため、少ないコストで量産することが可能である。
(第3の実施形態)
図8は、第3の実施形態に係る電解水生成装置の電解槽の横断面図、図9は、多孔質スペーサの斜視図である。第3の実施形態に係る電解水生成装置によれば、多孔質スペーサ12は、単一の直方体形状の多孔質部材により構成され、この多孔質スペーサ12内に複数、例えば、3本の透孔が貫通形成されている。第2の実施形態において、他の電解水生成装置の他の構成は、第1の実施形態に係る電解水生成装置と同様である。
第3の実施形態に係る多孔質スペーサ12は、中間室15aの内径とほぼ等しい寸法の直方体形状に形成され、陰イオン交換膜16に面接触する矩形状の第1主面12aと、陽イオン交換膜18に面接触する矩形状の第2主面12bを有している。また、多孔質スペーサ12内には、3本の透孔S1、S2、S3が貫通形成されている。これらの透孔S1、S2、S3は、それぞれ中間室15aの高さ方向に沿って、ここでは、鉛直方向に沿って、多孔質スペーサ12の下端縁から上端縁まで直線的に延びている。また、透孔S1、S2、S3は、多孔質スペーサ12の幅方向に互いに離間して設けられている。そして、これらの3つの透孔は、第1流入口32から中間室15a内に流入した電解質液を第1排出口39に向かって流す流路R1、R2、R3を形成している。
多孔質スペーサ12は、ケーシング11の中間室15aに設けられた第1流入口32および第1流出口34を塞がないように配置されている。第3の実施形態においても同様に、多孔質スペーサ12の透孔S1、S2、S3は、第1流入口32から流入する食塩水の主要な流路R1、R2、R3となる。これらの流路R1、R2、R3を流れる食塩水は多孔質スペーサ12全体に浸みわたり、陰イオン交換膜16および陽イオン交換膜18全体に行きわたるようになる。
第3の実施形態においても、中間室15aに設けた流路付きの多孔質スペーサ12と剛性のある電極14、20とにより、柔らかく壊れやすいイオン交換膜16、18を挟持してイオン交換膜の破壊を回避するとともに、電解抵抗を小さくし、かつ安定した電解を行うことができる。また、多孔質スペーサ12が1体の部品であるため、少ないコストで量産することが可能である。
(第4の実施形態)
図10は、第4の実施形態に係る電解水生成装置が有する電解槽の横断面図である。第4の実施形態に係る電解水生成装置によれば、多孔質スペーサ12は、陰イオン交換膜16に面接触する第1主面121aを有する第1多孔質部材121と、陽イオン交換膜18に面接触する第2主面122aを有しているとともに第1多孔質部材121と隙間を置いて対向する第2多孔質部材122とを備えている。第1多孔質部材121および第2多孔質部材122は、それぞれ板状に形成されている。第1多孔質部材121と第2多孔質部材122との間には複数の弾性部材90が設けられている。弾性部材90は、第1多孔質部材121および第2多孔質部材122のそれぞれを、陰イオン交換膜側16および陽イオン交換膜側18へ押圧する。
弾性部材90は、例えば、中空の円筒形状に形成され、透孔S1が貫通形成されている。透孔S1は、中間室15aの高さ方向に沿って、ここでは、鉛直方向に沿って、多孔質スペーサ12の下端縁から上端縁まで直線的に延びている。弾性部材90を複数個中間室15aに設けることによって、第1多孔質部材121および第2多孔質部材122を押圧する。多孔質スペーサ12は、ケーシング11の中間室15aに設けられた第1流入口32および第1流出口34を塞がないように配置されている。弾性部材90のそれぞれに設けられた透孔S1と弾性部材90を並べる際にできる隙間S2とは、第1流入口32から中間室15a内に流入した電解質液を第1排出口39に向かって流す流路R1、R2を形成している。
弾性部材90には、適度な弾力と剛性を有するテフロン(登録商標)チューブを使用した。この場合、第1および第2多孔質部材の材料は、樹脂のみならず、硬いセラミックスや金属も使用することができる。また、弾性部材90の材料は、テフロン(登録商標)チューブとは異なる弾性部品であってよい。また、第1多孔質部材121および第2多孔質部材122のそれぞれを、厚さが2mm以下の薄板とした場合、多孔質部材の空隙率が20〜50%であっても、イオン交換膜全体へ食塩水が行きわたるようになる。そのため、第1および第2多孔質部材121、122がイオン交換膜と接触する主面に溝を形成する必要がなくなる。
第4の実施形態において、他の電解水生成装置の他の構成は、第1の実施形態に係る電解水生成装置と同様である。上記のように構成された第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様、中間室15aに設けた多孔質スペーサ12と剛性のある電極14、20とにより、柔らかく壊れやすいイオン交換膜16、18を挟持してイオン交換膜の破壊を回避するとともに、電解抵抗を小さくし、かつ安定した電解を行うことができる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
たとえば、溝の形状は、ケーシングの中間室側に設けられた第1流入口から第1流出口まで、多孔質スペーサ12を蛇腹状に這うものであってもよい。さらには、電解質液は食塩水以外のものでもよく、生成する電解水も次亜塩素酸以外の電解水でもよい。
10…電解槽、11…ケーシング、
12…多孔質スペーサ、12a…第1面、12b…第2面、13…中間フレーム、
14…陽極、15a…中間室、15b…陽極室、15c…陰極室、
16…陰イオン交換膜、17…不織布、
18…陽イオン交換膜、19…電解質液供給部、20…陰極、
21…原水供給部、22…電源、23…第1カバー、
24…食塩水タンク、25…第2カバー、
26…気液分離器、28…第1送液ポンプ、30…第2送液ポンプ、
32…第1流入口、34…第1流出口、36…第2流入口、38…第2流出口、
40…第3流入口、42…第3流出口、 90…弾性部材、
121、122、123…多孔質部材、
121a、122a、123a…第1主面、
121b、122b、123b…第2主面、
S1…隙間、溝、S2…隙間、溝、R1、R2、R3…流路

Claims (8)

  1. ケーシングと、前記ケーシング内を電解質液を流す中間室と原水を流す陽極室とに区画する陰イオン交換膜と、前記ケーシング内を前記中間室と原水を流す陰極室とに区画する陽イオン交換膜と、前記陰イオン交換膜に対向して前記陽極室に設けられた剛性および通液性を有する陽極と、前記陽イオン交換膜に対向して前記陰極室に設けられた剛性および通液性を有する陰極と、を具備する電解槽と、
    前記中間室内に設けられた多孔質のスペーサであって、前記陰イオン交換膜に当接し前記陽極との間に前記陰イオン交換膜を挟持する第1主面と、前記陽イオン交換膜に当接し前記陰極との間に前記陽イオン交換膜を挟持する第2主面と、前記流入した電解質液を流出側に流す流路と、を有するスペーサと、
    を備える電解水生成装置。
  2. 前記スペーサは、空隙率が20〜50%の多孔質体で形成されている請求項1に記載の電解水生成装置。
  3. 前記流路の前記陰イオン交換膜あるいは陽イオン交換膜に面接触する面における面積が前記中間室の面積の5%以下である請求項1又は2に記載の電解水生成装置。
  4. 前記スペーサは、それぞれ前記陰イオン交換膜に当接する第1主面および前記陽イオン交換膜に当接する第2主面を有する複数の多孔質部材で構成され、前記複数の多孔質部材は、隙間をおいて並んで配置され、この隙間により前記流路を形成している請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電解水生成装置。
  5. 前記スペーサは、前記第1主面および第2主面の少なくとも一方に形成され前記流路を規定した溝を有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電解水生成装置。
  6. 前記スペーサは、前記電解質液の流通方向に沿って貫通形成された透孔を有し、前記透孔により前記流路を形成している請求項1又は2に記載の電解水生成装置。
  7. 前記スペーサは、前記陰イオン交換膜に面接触する第1主面を有する第1多孔質部材と、前記陽イオン交換膜に面接触する第2主面を有しているとともに前記第1多孔質部材と隙間を置いて対向する第2多孔質部材と、前記第1多孔質部材と前記第2多孔質部材との間に設けられ、前記第1多孔質部材および第2多孔質部材のそれぞれを、前記陰イオン交換膜側および前記陽イオン交換膜側へ押圧する弾性部材と、を備えている請求項1に記載の電解水生成装置。
  8. 前記第1多孔質部材および前記第2多孔質部材は、それぞれ、厚さが2mm以下の薄板である請求項7に記載の電解水生成装置。
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