JP2015179715A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プローブ検査を行ってもワイヤボンディング時の接続不良を抑制し、かつ、ボンディングパッドサイズを縮小することが可能なボンディングパッド構造を備えた半導体装置を提供する。【解決手段】半導体基板1上に形成され、外部端子との接続領域であるボンディング領域と、半導体基板1上に搭載された素子の電気的特性を測定するためのプローブ領域とを備えたボンディングパッド3に関する。ボンディング領域とプローブ領域を分離するようにボンディングパッド3上に凸部4が形成されており、プローブ領域には、素子の電気的特性を測定する際に押圧されたプローブ痕7が、凸部4の延伸方向に沿ってボンディング領域を避けるように形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、ワイヤボンディング時におけるワイヤとボンディングパッドとの接続不良を低減する電極パッド構造に関する。
半導体製品の製造においては、半導体ウエハ一枚あたりの製品取れ数の増加が製造コストの低減につながる。取れ数増加にはチップサイズの縮小が必要であり、とりわけ半導体基板と外部接続端子とを接続するボンディングパッドサイズの縮小がチップサイズの縮小に大きく寄与する。
一方、製品不良率の低減も製造コストの低減につながるため、製品品質の安定化が求められる。そのため、半導体製品の製造においては、半導体基板と外部接続端子とを電気接続する際の接続信頼性の向上が高品質化のために必須である。
以上より、半導体ウエハの製品取れ数増加と接続信頼性の向上がトータルコストの低減において重要である。
他方、半導体製品製造過程において、不良製品発生の防止の為、半導体チップ上に配線を形成する拡散工程完了後に、半導体ウエハ状態において、半導体チップに対して電気特性検査を実施し、不良品の後工程への流出を防止する検査工程を行うのが一般的である。
この検査工程では、電気特性検査の為のプローブ針をボンディングパッドに押し当ててボンディングパッド上の金属酸化膜を削り、導通を確保して電気特性検査を行う。そのため、この検査工程後のボンディングパッドにはプローブ痕が残る。
図15は半導体チップ106とリード103をワイヤ102で接続した様子を示している。ボンディングパッド101が各々、ワイヤが交差しないように半導体チップ106の周辺に位置する外部接続端子103と接続するためには、通常ボンディングパッド101は半導体チップ106の縁に配置する。さらにチップサイズを縮小するためには、ボンディングパッド101どうしをできる限り接近させる必要がある。
図16はボンディングパッドのプローブ痕とボンディングされたワイヤを示している。プローブ針をボンディングパッドに押し当てるとボンディングパッド上の金属酸化膜を削りながらプローブ針の先端が移動する。ボンディングパッドどうしは接近しているので、隣のプローブ針と干渉しないようにするために、ボンディングパッドの並びとは垂直方向にプローブ針の先端が移動するようにそれぞれのプローブ針は設置されている。図15で説明すれば、ププローブ針の先端が半導体チップの縁から内側に移動するようにプローブ針は設置されている。そのため、プローブ痕を避けるようにボンディングするためには、通常ボンディングパッドは半導体チップの縁から内側に向かって長手方向となる形状になる。
しかしながら、図16に示すように、その後のボンディング工程においてプローブ痕が残存している領域にワイヤボンディングを行うと、ワイヤとボンディングパッドを構成する金属との接合に必要な合金形成が成されず、接続不良が発生し、製品品質を低下してしまう懸念がある。
このような接続不良を解決する為に、図17に示すように、ワイヤとボンディングパッドとのボンディング領域と電気特性検査の為にプローブ針をボンディングパッドに押し当てるプローブ領域とを完全に分離するパッド構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような構造とすれば、ボンディング領域の平坦部とプローブ領域の窪み部の領域に完全に分離される為、プローブ痕とボンディングが重なって接続不良が発生する懸念は非常に小さくなる。
特開2004−207556号公報
しかしながら、上記した従来のボンディング領域とプローブ領域とを完全に分離する構造では、必然的にボンディングパッドが大きくなってしまうため、ボンディングパッドを縮小することが困難となるという課題は解決されない。
本発明は、上記課題に鑑みて、プローブ検査を行ってもワイヤボンディング時の接続不良を抑制し、かつ、ボンディングパッドサイズを縮小することが可能なボンディングパッド構造を備えた半導体装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する為に、本発明の第1の半導体装置は、基板上に形成され、外部端子との接続領域であるボンディング領域と、前記基板上に搭載された素子の電気的特性を測定するためのプローブ領域とを備えたボンディングパッドにおいて、前記ボンディング領域と前記プローブ領域を分離するように前記ボンディングパッド上に凸部が形成されており、前記プローブ領域には、前記素子の電気的特性を測定する際に押圧されたプローブ針の針跡が、前記凸部の延伸方向に沿って前記ボンディング領域を避けるように形成されている。
また、本発明の第1の半導体装置において、前記凸部は、前記ボンディングパッドの長手方向に対して斜め方向に直線形状に形成されていることが好ましい。
また、本発明の第1の半導体装置において、前記凸部は、前記ボンディング領域の周辺部において、前記ボンディング領域に向けて、くの字に広がる形状に形成されていることが好ましい。
また、本発明の第1の半導体装置において、前記凸部は、前記ボンディング領域の周辺部において、前記ボンディング領域に中心を持つ円弧形状に形成されていることが好ましい。
また、本発明の第1の半導体装置において、前記凸部は、前記ボンディングパッドを構成する導電体で形成されていることが好ましい。
また、本発明の第1の半導体装置において、前記凸部は、前記ボンディングパッド下に配置された下層膜を構成する部材に形成された凸部形状が上層膜である前記ボンディングパッドに反映されて形成されていることが好ましい。
また、本発明の第1の半導体装置において、前記凸部は、断面がテーパー形状に形成されていることが好ましい。
また、本発明の第2の半導体装置は、基板上に形成され、外部端子との接続領域であるボンディング領域と、前記基板上に搭載された素子の電気的特性を測定するためのプローブ領域とを備えたボンディングパッドにおいて、前記ボンディング領域と前記プローブ領域を分離するように前記ボンディングパッド上に凹部が形成されており、前記プローブ領域には、前記素子の電気的特性を測定する際に押圧されたプローブ針の針跡が、前記凹部を形成する溝内を前記凹部の延伸方向に沿って前記ボンディング領域を避けるように形成されている。
また、本発明の第2の半導体装置において、前記凹部は、前記ボンディングパッドの長手方向に対して斜め方向に直線形状に形成されていることが好ましい。
また、本発明の第2の半導体装置において、前記凹部は、前記ボンディング領域の周辺部において、前記ボンディング領域に向けて、くの字に広がる形状に形成されていることが好ましい。
また、本発明の第2の半導体装置において、前記凹部は、前記ボンディング領域の周辺部において、前記ボンディング領域に中心を持つ円弧形状に形成されていることが好ましい。
また、本発明の第2の半導体装置において、前記凹部は、前記ボンディングパッドを構成する導電体で形成されていることが好ましい。
また、本発明の第2の半導体装置において、前記凹部は、前記ボンディングパッド下に配置された下層膜を構成する部材に形成された凹部形状が上層膜である前記ボンディングパッドに反映されて形成されていることが好ましい。
また、本発明の第2の半導体装置において、前記凹部は、断面がテーパー形状に形成されていることが好ましい。
また、本発明の第3の半導体装置は、基板上に形成され、外部端子との接続領域であるボンディング領域と、前記基板上に搭載された素子の電気的特性を測定するためのプローブ領域とを備えたボンディングパッドにおいて、前記ボンディング領域と前記プローブ領域を分離するように前記ボンディングパッド上に凸部が形成されており、前記プローブ領域には、前記素子の電気的特性を測定する際に押圧されたプローブ針の針跡が、前記凸部の延伸方向に沿って前記ボンディング領域を避けるように形成されており、前記凸部は、前記ボンディングパッド下に配置された下層膜を構成する部材に形成された凸部が上層膜である前記ボンディングパッドを構成する導電膜を貫通して形成されている。
また、本発明の第4の半導体装置は、基板上に形成され、外部端子との接続領域であるボンディング領域と、前記基板上に搭載された素子の電気的特性を測定するためのプローブ領域とを備えたボンディングパッドにおいて、前記ボンディング領域と前記プローブ領域を分離するように前記ボンディングパッド上に凹部が形成されており、前記プローブ領域には、前記素子の電気的特性を測定する際に押圧されたプローブ針の針跡が、前記凹部を形成する溝内を前記凹部の延伸方向に沿って前記ボンディング領域を避けるように形成されており、前記凹部は、前記ボンディングパッド下に配置された下層膜を構成する部材に形成された凸部が上層膜である前記ボンディングパッドを構成する導電膜を貫通して形成されている。
本発明の半導体装置の構成によれば、ボンディングパッドのサイズ縮小を図りつつ、ボンディング領域とプローブ領域を完全に分離することが可能となり、接合信頼性の向上とチップサイズの縮小を両立することができる。
(a)〜(c)は、本発明の第1の実施形態におけるボンディングパッドの平面図および断面図 (a)〜(c)は、本発明の第1の実施形態の第1変形例におけるボンディングパッドの平面図および断面図 (a)〜(c)は、本発明の第1の実施形態の第2変形例におけるボンディングパッドの平面図および断面図 本発明の第1の実施形態におけるボンディングパッドの凸部形状のバリエーションを示す断面図 本発明の第1の実施形態におけるボンディングパッドの凸部形状のバリエーションを示す断面図 本発明の第1の実施形態におけるボンディングパッドの凸部形状のバリエーションを示す断面図 (a)〜(c)は、本発明の第2の実施形態におけるボンディングパッドの平面図および断面図 (a)〜(c)は、本発明の第2の実施形態の第1変形例におけるボンディングパッドの平面図および断面図 (a)〜(c)は、本発明の第2の実施形態の第2変形例におけるボンディングパッドの平面図および断面図 本発明の第2の実施形態におけるボンディングパッドの凹部形状のバリエーションを示す断面図 本発明の第2の実施形態におけるボンディングパッドの凹部形状のバリエーションを示す断面図 本発明の第2の実施形態におけるボンディングパッドの凹部形状のバリエーションを示す断面図 (a)〜(c)本発明の第3の実施形態におけるボンディングパッドの平面図および断面図 (a)〜(c)本発明の第3の実施形態の変形例におけるボンディングパッドの平面図および断面図 半導体チップのパッド配置を示す模式上面図 従来の課題を示すボンディングパッドの平面図 (a)〜(c)図15の課題を解決する従来技術におけるボンディングパッドの平面図および断面図
本発明の半導体装置は、ボンディングパッド部の構造として、ワイヤボンディング領域を避けるように形成された凸部あるいは凹部を設けることにより、プローブ検査時におけるプローブ針の進行方向を制御し、極力ボンディングパッドの面積増加を抑制したボンディング領域とプローブ領域の分離構造とすることを特徴としている。
以下では、本発明の実施形態とその製造方法について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1(a)〜(c)は、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置のボンディングパッド部の平面図および要部断面図である。
図1(a)に示すように、本実施形態に開示されたボンディングパッド部は、半導体基板1の配線層2上に形成されたボンディングパッド3の表面に、ボンディング領域を回避してプローブ進行方向を制御するボンディングパッドの凸部4が形成されている。ここで、凸部4の形状はボンディングパッド3の長手方向に対して、斜め方向に直線状に延伸するように形成されている。
以下に、本実施形態のボンディングパッド部の製造方法について図1(b)を参照しながら説明する。
まず、半導体基板1上に配線層2を形成する。配線層2はアルミニウム(Al)あるいは銅(Cu)などからなる配線とその周囲に形成された絶縁膜からなる。配線層2の膜厚は0.1〜5μm程度であれば良い。また、配線層2は2層以上の多層構造であっても構わない。
次に、配線層2上にボンディングパッド3を形成する。配線層2とボンディングパッド3とは直接積層して配線層2内の配線とボンディングパッド3とを電気的に接続しても構わないし、図示しない絶縁膜とそれを貫通するビアを介在させて、ビアを経由してボンディングパッドと下層の配線とを電気的に接続しても構わない。さらに、配線層2とボンディングパッド3との間に密着性を向上させる層間膜を形成しても構わない。
ここで、ボンディングパッド3を形成する際に、後にワイヤとボンディングパッド3とを接続するワイヤボンディング領域を回避するように、ボンディングパッド3の表面の一部に凸部4を形成する。凸部4はボンディングパッド3と同一材料から構成される。
凸部4の形成方法としては、ボンディングパッド3を厚膜に形成した後、凸部4となる領域の上を覆うエッチングマスクを用いて、ボンディングパッド3のマスク外領域をエッチング除去することで形成すればよい。あるいは、ボンディングパッド3を薄膜に形成した後、凸部4となる領域を開口したマスクを用いて、凸部4領域にボンディングパッド3と同一材料を堆積して形成しても構わない。また、ボンディング領域とプローブ領域とを分離するように形成できるのであれば、上記以外の他の方法で凸部4を形成しても構わない。
この時、ボンディングパッド3に使用される材料としてはアルミニウムが代表とされるが、これに限定されるものではなく、他の導電性物質であっても構わない。
また、ボンディングパッド3の平面サイズは短手方向、長手方向ともに20〜200μm程度の四角形が望ましいが、他に、例えば円形や多角形の形状であっても構わない。ボンディングパッド3の厚みはワイヤとの接続の際の衝撃による下層の配線へのダメージが吸収される厚みがあれば良く、具体的には0.1〜5μm程度の厚みがあればよい。また、凸部4の高さは0.1〜5μm程度が、凸部4の幅は1μm〜10μm程度が望ましい。
さらに、図1(a)に示すように、凸部4はボンディングパッドのエッジ部まで到達しており、平面視においてボンディング領域とプローブ領域とが完全に分離するように形成されていても良いし、図示しないが、ボンディングパッド3のエッジ部まで到達せずにボンディングパッド3上にその周囲から独立した状態で形成されているものであっても構わない。つまりは、プローブ針のボンディングパッド3上での進行を制御できる形状であれば特に制約はない。
次に、ボンディングパッド3の形成後、隣接するボンディングパッド3間の電気的短絡(ショート)不良を防止する為、ボンディングパッド3上の周縁部を含む半導体基板1上を覆う保護膜5を形成する。この保護膜5としては例えば酸化シリコン(SiO2)膜に代表される絶縁性材料で形成すればよく、膜厚は0.1〜50μm程度であれば良い。なお、保護膜5としては酸化シリコン膜に限定されるものではなく、他の絶縁性材料であっても適用可能である。
以上の製造工程を経て、図1(b)に示す断面構造のボンディングパッド3が形成される。
次に、図1(c)に示すように、プローブ検査工程において、プローブ針が通常ボンディングパッドの長手方向に平行な方向6aからボンディングパッドに接触し、ボンディングパッド表面の金属酸化膜を削りながら通電することにより半導体装置の電気特性検査を実施する。
このとき、プローブ針の先端はボンディングパッドの凸部4に当たると、凸部4が障壁となるため、凸部4に沿ってその延伸方向6bに向かってプローブ痕7が形成される。このため、電気特性検査が終了した後において、半導体装置と外部接続機器との電気接続を行う為のボンディング領域8にはプローブ痕は形成されず、ボンディング領域8とプローブ領域とは完全に分離される。
ここで、従来技術ではプローブ進行方向を制御することが出来ないため、ボンディングパッド長手方向に対し平行にプローブ痕が侵入する長さを想定したプローブ領域を考慮しなければならず、ボンディングパッド長手方向の長さをボンディング領域長とプローブ痕長の和以上の長さに設定する必要がある。しかしながら、本実施形態では、ボンディングパッド長手方向に対して斜め方向に延伸する凸部4に沿ってボンディングパッドの対角線に近い方向にプローブ針の進行を制御できる。これにより、ボンディングパッド長手方向に必要なプロー部痕長を従来技術よりも短く設定することができ、実質的に約30%のパッドサイズの縮小が可能となる。
また、従来、ボンディング領域として四角形で形成された領域を確保する必要があったが、ボンディングボール9は通常円形状を成す為、ボンディング領域内の四角形領域における対角線方向のボンディング領域の円周外部分にボンディングに不要なデッドスペースが発生していた。
しかしながら、本実施形態では、プローブ進行方向を制御することにより、ボンディングパッド長手方向に対して斜め方向に延伸する凸部4に沿ってボンディングパッドの対角線に近い方向にプローブ針の進行を制御できるため、従来のデッドスペースにプローブ針を進行させることができる。つまり、従来デッドスペースであった領域をプローブ痕7の形成領域として活用できる。これにより、実質的に約15%のパッドサイズの縮小が可能となる。
以上のように、本実施形態を用いることにより、従来のボンディング領域とプローブ領域を完全に分離するパッド形状に比べ、15%〜45%のパッド面積の縮小が可能となり、チップサイズの小型化、ひいてはウエハ一枚あたりのチップ取れ数の増加を図ることが出来る。
以下に、本実施形態の第1変形例について説明する。
図2(a)〜(c)は、本実施形態の第1変形例に係る半導体装置のボンディングパッド部の平面図および要部断面図である。
図2(a)に示すように、本変形例に開示されたボンディングパッド部は、半導体基板1の配線層2上に形成されたボンディングパッド3の表面に、ボンディング領域を回避してプローブ進行方向を制御するボンディングパッドの凸部10が形成されている。ここで、凸部10の形状はボンディングパッド3の長手方向において、ボンディング領域の周囲の一部を取り囲むくの字形状に形成されている。
本変形例のボンディングパッド部の製造方法は、図2(b)を参照して説明されるが、上記の図1(b)に示した本実施形態の製造方法と実質的に同一であるため、繰り返しの説明は省略する。本変形例の製造方法と上記した本実施形態の製造方法との相違点は、本変形例における凸部10の平面形状が、ボンディングパッド3の長手方向において、ボンディング領域の周囲の一部を取り囲むくの字形状にパターニングされていることのみである。
次に、図2(c)に示すように、プローブ検査工程において、プローブ針が通常ボンディングパッドの長手方向に平行な方向11aからボンディングパッドに接触し、ボンディングパッド表面の金属酸化膜を削りながら通電することにより半導体装置の電気特性検査を実施する。
このとき、プローブ針の先端はボンディングパッドに形成されたくの字形状の凸部10の先端近傍に当たると、凸部10の先端近傍が障壁となるため、凸部10の一方の側面に沿ってその延伸方向11bに向かってプローブ痕12が形成される。このため、電気特性検査が終了した後において、半導体装置と外部接続機器との電気接続を行う為のボンディング領域8にはプローブ痕は形成されず、ボンディング領域8とプローブ領域とは完全に分離される。
ここで、従来技術ではプローブ進行方向を制御することが出来ないため、ボンディングパッド長手方向に対し平行にプローブ痕が侵入する長さを想定したプローブ領域を考慮しなければならず、ボンディングパッド長手方向の長さをボンディング領域長とプローブ痕長の和以上の長さに設定する必要がある。しかしながら、本実施形態では、ボンディングパッド長手方向に対して、くの字形状の一方の斜め方向に延伸する凸部10に沿ってボンディングパッドの対角線に近い方向にプローブ針の進行を制御できる。これにより、ボンディングパッド長手方向に必要なプロー部痕長を従来技術よりも短く設定することができ、実質的に約30%のパッドサイズの縮小が可能となる。
また、従来、ボンディング領域として四角形で形成された領域を確保する必要があったが、ボンディングボール9は通常円形状を成す為、ボンディング領域内の四角形領域における対角線方向のボンディング領域の円周外部分にボンディングに不要なデッドスペースが発生していた。
しかしながら、本実施形態では、プローブ進行方向を制御することにより、ボンディングパッド長手方向に対して、くの字形状の一方の斜め方向に延伸する凸部10に沿ってボンディングパッドの対角線に近い方向にプローブ針の進行を制御できるため、従来のデッドスペースにプローブ針を進行させることができる。つまり、従来デッドスペースであった領域をプローブ痕12の形成領域として活用できる。これにより、実質的に約15%のパッドサイズの縮小が可能となる。
以上のように、本実施形態を用いることにより、従来のボンディング領域とプローブ領域を完全に分離するパッド形状に比べ、15%〜45%のパッド面積の縮小が可能となり、チップサイズの小型化、ひいてはウエハ一枚あたりのチップ取れ数の増加を図ることが出来る。
以下に、本実施形態の第2変形例について説明する。
図3(a)〜(c)は、本実施形態の第2変形例に係る半導体装置のボンディングパッド部の平面図および要部断面図である。
図3(a)に示すように、本変形例に開示されたボンディングパッド部は、半導体基板1の配線層2上に形成されたボンディングパッド3の表面に、ボンディング領域を回避してプローブ進行方向を制御する凸部13が形成されている。ここで、凸部13の形状はボンディングパッド3の長手方向において、ボンディング領域の周囲の一部を取り囲む円弧形状に形成されている。
本変形例のボンディングパッド部の製造方法は、図3(b)を参照して説明されるが、上記の図1(b)に示した本実施形態の製造方法と実質的に同一であるため、繰り返しの説明は省略する。本変形例の製造方法と上記した本実施形態の製造方法との相違点は、本変形例における凸部13の平面形状が、ボンディングパッド3の長手方向において、ボンディング領域の周囲の一部を取り囲む円弧形状にパターニングされていることのみである。
次に、図3(c)に示すように、プローブ検査工程において、プローブ針が通常ボンディングパッドの長手方向に平行な方向14aからボンディングパッドに接触し、ボンディングパッド表面の金属酸化膜を削りながら通電することにより半導体装置の電気特性検査を実施する。
このとき、プローブ針の先端はボンディングパッドに形成された円弧形状の凸部13の中央部近傍に当たると、凸部13の中央部近傍が障壁となるため、凸部13の一方の円弧面に沿ってその延伸方向14bに向かってプローブ痕15が形成される。このため、電気特性検査が終了した後において、半導体装置と外部接続機器との電気接続を行う為のボンディング領域8にはプローブ痕は形成されず、ボンディング領域8とプローブ領域とは完全に分離される。
ここで、従来技術ではプローブ進行方向を制御することが出来ないため、ボンディングパッド長手方向に対し平行にプローブ痕が侵入する長さを想定したプローブ領域を考慮しなければならず、ボンディングパッド長手方向の長さをボンディング領域長とプローブ痕長の和以上の長さに設定する必要がある。しかしながら本実施形態では、ボンディングパッド長手方向に対して、円弧形状の一方の円弧面方向に延伸する凸部13に沿ってボンディングパッドの対角線に近い方向にプローブ針の進行を制御できる。これにより、ボンディングパッド長手方向に必要なプロー部痕長を従来技術よりも短く設定することができ、実質的に約30%のパッドサイズの縮小が可能となる。
また、従来、ボンディング領域として四角形で形成された領域を確保する必要があったが、ボンディングボール9は通常円形状を成す為、ボンディング領域内の四角形領域における対角線方向のボンディング領域の円周外部分にボンディングに不要なデッドスペースが発生していた。
しかしながら、本実施形態では、プローブ進行方向を制御することにより、ボンディングパッド長手方向に対して、円弧形状の一方の円弧面方向に延伸する凸部13に沿ってボンディングパッドの対角線に近い方向にプローブ針の進行を制御できるため、従来のデッドスペースにプローブ針を進行させることができる。つまり、従来デッドスペースであった領域をプローブ痕15の形成領域として活用できる。これにより、実質的に約15%のパッドサイズの縮小が可能となる。
以上のように、本実施形態を用いることにより、従来のボンディング領域とプローブ領域を完全に分離するパッド形状に比べ、15%〜45%のパッド面積の縮小が可能となり、チップサイズの小型化、ひいてはウエハ一枚あたりのチップ取れ数の増加を図ることが出来る。
なお、本実施形態およびその変形例として、3種類の凸部形状について説明したが、ボンディング領域を避けるように凸部が形成されていれば、本発明の効果を享受できるものであり、上記3種類の凸部形状以外の形状であっても構わない。
次に、図1〜図3における凸部の形状のバリエーションについて説明する。
図4は、上面が平坦な配線層2上に形成されたボンディングパッド3表面の凸部16が側面テーパー状の形状を示すものである。
凸部がボンディングパッド上面に対して垂直に形成される図1〜図3の場合においてはプローブ針が凸部4、10、13とボンディングパッド間の一点に応力集中するように当たる。それに対し、図4に示した凸部16においては、凸部16が側面テーパー形状を成すことにより、プローブ針が凸部16とボンディングパッド間の一点に応力集中せず、応力が分散するように当たることにより、ボンディングパッドへの衝撃が緩和され、結果として下地配線層へのダメージも軽減される。
なお、図4の製造方法は図1の実施形態において説明した方法と実質的に同様のため説明は省略する。
図5は、配線層2の表面に凸部17が形成されており、配線層2の上面上に形成されるボンディングパッド3は配線層2の凸部17の形状を反映した凸部18形状を示すものである。
図5に示した構造においては、プローブ針に印加される圧力が大きくプローブ針がボンディングパッド3の深さ方向に突き刺さるように侵入したとしても、プローブ針が配線層2の凸部17に接触することで配線層2の凸部17に沿ってプローブ進行を制御できる。そのため、ボンディングパッド3が接触抵抗の高い材料であっても、プローブ針圧を高く設定してボンディングパッド3とプローブ針との電気的接続を確保することができ、安定した電気特性検査を実施できる。この結果、半導体装置の品質向上が期待できる。
なお、図5の製造方法は図1の実施形態と配線層2の形成方法が異なるため、配線層2の製造工程に関して以下に説明する。
配線層の凸部17の形成方法としては、配線層2を厚膜に形成した後、凸部17となる領域の上を覆うエッチングマスクを用いて、配線層2のマスク外領域をエッチング除去することで形成すればよい。あるいは、配線層2を薄膜に形成した後、凸部17となる領域を開口したマスクを用いて、凸部17領域に配線層2と同一材料を堆積して形成しても構わない。また、上層として形成されるボンディングパッド3において、ボンディング領域とプローブ領域とを分離するように形成できるのであれば、上記以外の他の方法で凸部17を形成しても構わない。
その後、上層としてボンディングパッド3を形成すれば、ボンディングパッド3は配線層2の凸部17の形状を反映して、凸部17上の領域が凸部18形状に形成される。
図6は、配線層2の表面に凸部17が形成されており、配線層2の上面上に形成されるボンディングパッド3は配線層の凸部17の形状を反映し、かつ、側面テーパー状の形状を示す凸部19である。
図6に示した構造は、図4および図5の構造の組み合わせであり、配線層2の凸部17形状がボンディングパッド3の凸部19として反映される。なお、図6に示した構造は、図4および図5の構造の組み合わせであり、構造および製造方法についての詳細な説明は省略する。また、効果については、図4および図5の構造による効果を組合せた効果を得ることができる。
なお、図4〜図6に示した凸部形状はいずれも図1〜図3の半導体装置における凸部として適用可能である。
(第2の実施形態)
図7(a)〜(c)は、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置のボンディングパッド部の平面図および要部断面図である。
本実施形態の構成は、第1の実施形態の凸部が凹部に変更されている以外は第1の実施形態と同様である。
図7(a)に示すように、本実施形態に開示されたボンディングパッド部は、半導体基板1の配線層2上に形成されたボンディングパッド3の表面に、ボンディング領域を回避してプローブ進行方向を制御する凹部20が形成されている。ここで、凹部20の形状はボンディングパッド3の長手方向に対して、斜め方向に直線状に延伸するように形成されている。
以下に、本実施形態のボンディングパッド部の製造方法について図7(b)を参照しながら、第1の実施形態と相違点に限定して説明する。
本実施形態においては、ボンディングパッド3を形成する際に、後にワイヤとボンディングパッド3とを接続するワイヤボンディング領域を回避するように、ボンディングパッド3の表面の一部に凹部20を形成する。凹部20はボンディングパッド3と同一材料から構成される。
凹部20の形成方法としては、ボンディングパッド3を厚膜に形成した後、凹部20となる領域の上を開口するエッチングマスクを用いて、ボンディングパッド3の凹部20をエッチング除去することで形成すればよい。また、ボンディング領域とプローブ領域とを分離するように凹部20が形成できるのであれば、上記以外の他の方法で凹部20を形成しても構わない。
この時、ボンディングパッド3に使用される材料としてはアルミニウムが代表とされるが、これに限定されるものではなく、他の導電性物質であっても構わない。
また、ボンディングパッド3の平面サイズは短手方向、長手方向ともに20〜200μm程度の四角形が望ましいが、他に、例えば円形や多角形の形状であっても構わない。ボンディングパッド3の厚みはワイヤとの接続の際の衝撃による下層配線へのダメージが吸収される厚みがあれば良く、具体的には0.1〜5μm程度の厚みがあればよい。また、凹部20の深さは0.1〜5μm程度が、凹部20の幅は1μm〜20μm程度が望ましい。
さらに、図7(a)に示すように、凹部20はボンディングパッドのエッジ部まで到達しており、平面視においてボンディング領域とプローブ領域とが完全に分離するように形成されていても良いし、図示しないが、ボンディングパッド3のエッジ部まで到達せずにボンディングパッド3上にその周囲から独立した状態で形成されているものであっても構わない。つまりは、プローブ針のボンディングパッド3上での進行を制御できる形状であれば特に制約はない。
次に、図7(c)に示すように、プローブ検査工程において、プローブ針が通常ボンディングパッドの長手方向に平行な方向6aからボンディングパッドに接触し、ボンディングパッド表面の金属酸化膜を削りながら通電することにより半導体装置の電気特性検査を実施する。
このとき、プローブ針の先端はボンディングパッドの凹部20上に来ると、凹部20内に先端が入り込むため、凹部20内をその延伸方向6bに向かってプローブ痕21が形成される。このため、電気特性検査が終了した後において、半導体装置と外部接続機器との電気接続を行う為のボンディング領域8にはプローブ痕は形成されず、ボンディング領域8とプローブ領域とは完全に分離される。
ここで、従来技術ではプローブ進行方向を制御することが出来ないため、ボンディングパッド長手方向に対し平行にプローブ痕が侵入する長さを想定したプローブ領域を考慮しなければならず、ボンディングパッド長手方向の長さをボンディング領域長とプローブ痕長の和以上の長さに設定する必要がある。しかしながら、本実施形態では、ボンディングパッド長手方向に対して斜め方向に延伸する凹部20に沿ってボンディングパッドの対角線に近い方向にプローブ針の進行を制御できる。これにより、ボンディングパッド長手方向に必要なプローブ痕長を従来技術よりも短く設定することができ、実質的に約30%のパッドサイズの縮小が可能となる。
また、従来、ボンディング領域として四角形で形成された領域を確保する必要があったが、ボンディングボール9は通常円形状を成す為、ボンディング領域内の四角形領域における対角線方向のボンディング領域の円周外部分にボンディングに不要なデッドスペースが発生していた。
しかしながら、本実施形態では、プローブ進行方向を制御することにより、ボンディングパッド長手方向に対して斜め方向に延伸する凹部20に沿ってボンディングパッドの対角線に近い方向にプローブ針の進行を制御できるため、従来のデッドスペースにプローブ針を進行させることができる。つまり、従来デッドスペースであった領域をプローブ痕21の形成領域として活用できる。これにより、実質的に約15%のパッドサイズの縮小が可能となる。
以上のように、本実施形態を用いることにより、従来のボンディング領域とプローブ領域を完全に分離するパッド形状に比べ、15%〜45%のパッド面積の縮小が可能となり、チップサイズの小型化、ひいてはウエハ一枚あたりのチップ取れ数の増加を図ることが出来る。
以下に、本実施形態の第1変形例について説明する。
図8(a)〜(c)は、本実施形態の第1変形例に係る半導体装置のボンディングパッド部の平面図および要部断面図である。
図8(a)に示すように、本変形例に開示されたボンディングパッド部は、半導体基板1の配線層2上に形成されたボンディングパッド3の表面に、ボンディング領域を回避してプローブ進行方向を制御する凹部22が形成されている。ここで、凹部22の形状はボンディングパッド3の長手方向において、ボンディング領域の周囲の一部を取り囲むくの字形状に形成されている。
本変形例のボンディングパッド部の製造方法は、図8(b)を参照して説明されるが、上記の図2(b)に示した本実施形態の製造方法と実質的に同一であるため、繰り返しの説明は省略する。本変形例の製造方法と上記した本実施形態の製造方法との相違点は、本変形例における凹部22の平面形状が、ボンディングパッド3の長手方向において、ボンディング領域の周囲の一部を取り囲むくの字形状にパターニングされていることのみである。
次に、図8(c)に示すように、プローブ検査工程において、プローブ針が通常ボンディングパッドの長手方向に平行な方向11aからボンディングパッドに接触し、ボンディングパッド表面の金属酸化膜を削りながら通電することにより半導体装置の電気特性検査を実施する。
このとき、プローブ針の先端はボンディングパッドに形成されたくの字形状の凹部22の先端に来ると、凹部22内に先端が入り込むため、凹部22内を一方の凹部に沿ってその延伸方向11bに向かってプローブ痕23が形成される。このため、電気特性検査が終了した後において、半導体装置と外部接続機器との電気接続を行う為のボンディング領域8にはプローブ痕は形成されず、ボンディング領域8とプローブ領域とは完全に分離される。
ここで、従来技術ではプローブ進行方向を制御することが出来ないため、ボンディングパッド長手方向に対し平行にプローブ痕が侵入する長さを想定したプローブ領域を考慮しなければならず、ボンディングパッド長手方向の長さをボンディング領域長とプローブ痕長の和以上の長さに設定する必要がある。しかしながら本実施形態では、ボンディングパッド長手方向に対して、くの字形状の一方の斜め方向に延伸する凹部22に沿ってボンディングパッドの対角線に近い方向にプローブ針の進行を制御できる。これにより、ボンディングパッド長手方向に必要なプロー部痕長を従来技術よりも短く設定することができ、実質的に約30%のパッドサイズの縮小が可能となる。
また、従来、ボンディング領域として四角形で形成された領域を確保する必要があったが、ボンディングボール9は通常円形状を成す為、ボンディング領域内の四角形領域における対角線方向のボンディング領域の円周外部分にボンディングに不要なデッドスペースが発生していた。
しかしながら、本実施形態では、プローブ進行方向を制御することにより、ボンディングパッド長手方向に対して、くの字形状の一方の斜め方向に延伸する凹部22に沿ってボンディングパッドの対角線に近い方向にプローブ針の進行を制御できるため、従来のデッドスペースにプローブ針を進行させることができる。つまり、従来デッドスペースであった領域をプローブ痕23の形成領域として活用できる。これにより、実質的に約15%のパッドサイズの縮小が可能となる。
以上のように、本実施形態を用いることにより、従来のボンディング領域とプローブ領域を完全に分離するパッド形状に比べ、15%〜45%のパッド面積の縮小が可能となり、チップサイズの小型化、ひいてはウエハ一枚あたりのチップ取れ数の増加を図ることが出来る。
以下に、本実施形態の第2変形例について説明する。
図9(a)〜(c)は、本実施形態の第2変形例に係る半導体装置のボンディングパッド部の平面図および要部断面図である。
図9(a)に示すように、本変形例に開示されたボンディングパッド部は、半導体基板1の配線層2上に形成されたボンディングパッド3の表面に、ボンディング領域を回避してプローブ進行方向を制御する凹部24が形成されている。ここで、凹部24の形状はボンディングパッド3の長手方向において、ボンディング領域の周囲の一部を取り囲む円弧形状に形成されている。
本変形例のボンディングパッド部の製造方法は、図9(b)を参照して説明されるが、上記の図3(b)に示した本実施形態の製造方法と実質的に同一であるため、繰り返しの説明は省略する。本変形例の製造方法と上記した本実施形態の製造方法との相違点は、本変形例における凹部24の平面形状が、ボンディングパッド3の長手方向において、ボンディング領域の周囲の一部を取り囲む円弧形状にパターニングされていることのみである。
次に、図9(c)に示すように、プローブ検査工程において、プローブ針が通常ボンディングパッドの長手方向に平行な方向14aからボンディングパッドに接触し、ボンディングパッド表面の金属酸化膜を削りながら通電することにより半導体装置の電気特性検査を実施する。
このとき、プローブ針の先端はボンディングパッドに形成された円弧形状の凹部24の中央部に来ると、凹部24内に先端が入り込むため、凹部24内を一方の凹部に沿ってその延伸方向14bに向かってプローブ痕25が形成される。このため、電気特性検査が終了した後において、半導体装置と外部接続機器との電気接続を行う為のボンディング領域8にはプローブ痕は形成されず、ボンディング領域8とプローブ領域とは完全に分離される。
ここで、従来技術ではプローブ進行方向を制御することが出来ないため、ボンディングパッド長手方向に対し平行にプローブ痕が侵入する長さを想定したプローブ領域を考慮しなければならず、ボンディングパッド長手方向の長さをボンディング領域長とプローブ痕長の和以上の長さに設定する必要がある。しかしながら、本実施形態では、ボンディングパッド長手方向に対して、円弧形状の一方の円弧面方向に延伸する凹部24に沿ってボンディングパッドの対角線に近い方向にプローブ針の進行を制御できる。これにより、ボンディングパッド長手方向に必要なプロー部痕長を従来技術よりも短く設定することができ、実質的に約30%のパッドサイズの縮小が可能となる。
また、従来、ボンディング領域として四角形で形成された領域を確保する必要があったが、ボンディングボール9は通常円形状を成す為、ボンディング領域内の四角形領域における対角線方向のボンディング領域の円周外部分にボンディングに不要なデッドスペースが発生していた。
しかしながら、本実施形態では、プローブ進行方向を制御することにより、ボンディングパッド長手方向に対して、円弧形状の一方の円弧面方向に延伸する凹部24に沿ってボンディングパッドの対角線に近い方向にプローブ針の進行を制御できるため、従来のデッドスペースにプローブ針を進行させることができる。つまり、従来デッドスペースであった領域をプローブ痕25の形成領域として活用できる。これにより、実質的に約15%のパッドサイズの縮小が可能となる。
以上のように、本実施形態を用いることにより、従来のボンディング領域とプローブ領域を完全に分離するパッド形状に比べ、15%〜45%のパッド面積の縮小が可能となり、チップサイズの小型化、ひいてはウエハ一枚あたりのチップ取れ数の増加を図ることが出来る。
なお、本実施形態およびその変形例として、3種類の凹部形状について説明したが、ボンディング領域を避けるように凹部が形成されていれば、本発明の効果を享受できるものであり、上記3種類の凹部形状以外の形状であっても構わない。
次に、図7〜図9における凹部の形状のバリエーションについて説明する。
図10は、上面が平坦な配線層2上に形成されたボンディングパッド3表面の凹部26が側面テーパー状の形状を示すものである。
図10に示した凹部26においては、プローブ針はボンディングパッド3上に針当てされて進行し、凹部26に到達した後は凹部26内をプローブ針が進行することでプローブ方向が制御される。図7〜図9の場合では、ボンディングパッドから凹部へとプローブ針が進行する際に、プローブ針は凹部外から凹部内へ移動する間、一時的にボンディングパッドとの接触が無くなるため、電気特性検査が途切れるロスが発生する。つまり、電気特性検査が途切れる時間分の検査ロスが発生する。しかしながら、凹部26のように側面テーパー形状を成すことにより、ボンディングパッド3から凹部26にプローブ針が移行する際にも側面テーパー上をプローブ針が接触しながら凹部26内へと移動するため、プローブの接触は途切れることがなく、電気特性検査のロスが発生しない。その結果として、電気特性検査の効率が向上する。
なお、図10の製造方法は図7の実施形態において説明した方法と実質的に同様のため説明は省略する。
図11は、配線層2の表面に凹部27が形成されており、配線層2の上面上に形成されるボンディングパッド3は配線層2の凹部27の形状を反映した凹部28形状を示すものである。
図11に示した構造においては、凹部28領域の平面視におけるサイズ縮小が可能となる。具体的には、配線層の凹部27を形成後、ボンディングパッド3上に配線層の凹部27の形状を反映するように凹部28が形成されるため、凹部28の開口部分の平面視における幅(寸法)は配線層の凹部27の幅(寸法)よりも狭く形成されることになる。この結果、ボンディングパッド3そのものに凹部を形成するのに比べ、平面視におけるサイズ縮小に効果がある。
なお、図11の製造方法は図7の実施形態と配線層2の形成方法が異なるため、配線層2の製造工程に関して以下に説明する。
配線層の凹部27の形成方法としては、配線層2を厚膜に形成した後、凹部27となる領域の上を開口するエッチングマスクを用いて、配線層2の凹部27をエッチング除去することで形成すればよい。また、ボンディング領域とプローブ領域とを分離するように凹部27が形成できるのであれば、上記以外の他の方法で凹部27を形成しても構わない。
その後、上層としてボンディングパッド3を形成すれば、ボンディングパッド3は配線層2の凹部27の形状を反映して、凹部27上の領域が凹部28形状に形成される。
図12は、配線層2の表面に凹部27が形成されており、配線層2の上面上に形成されるボンディングパッド3は配線層の凹部27の形状を反映し、かつ、側面テーパー状の形状を示す凹部29である。
図12に示した構造は、図10および図11の構造の組み合わせであり、配線層2の凹部27形状がボンディングパッド3の凹部29として反映される。なお、図12に示した構造は、図10および図11の構造の組み合わせであり、構造および製造方法についての詳細な説明は省略する。また、効果については、図10および図11の構造による効果を組合せた効果を得ることができる。
なお、図10〜図12に示した凹部形状はいずれも図7〜図9の半導体装置における凹部として適用可能である。
また、本実施形態に特有の効果として、ボンディングパッド上の凹部20内にプローブ針が入り込むことでプローブ進行を制御できるだけでなく、一度、凹部20内にプローブ針が侵入することで、形成した凹部20をプローブ痕がはみ出すことは無く、たとえプローブ侵入が通常より大きくなっても凹部終点においてプローブの進行が止まるため、決してボンディング領域に干渉することは無く、よりボンディングパッドの小型化が実現できる。
(第3の実施形態)
図13は、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置のボンディングパッド部の平面図および要部断面図である。
本実施形態の構成は、第1の実施形態の凸部に相当する領域がボンディングパッドとは異なる材料からなり、その上面が少なくともボンディングパッドの表面に露出して形成されている点が第1の実施形態とは異なっている。
具体的には、ボンディングパッドの下層にある配線層2の一部が凸部30を形成し、この凸部30がボンディングパッドを貫通してボンディングパッドの表面に露出している構成である。この配線層2の凸部30に沿ってプローブ針の進行を制御でき、プローブ痕31が形成される。
ここで、ボンディングパッドの表面から露出した配線層の凸部30の高さは、プローブ進行を制御する為にはボンディングパッドより高く形成されていれば好適であり、この凸部30の幅は1〜10μm程度が好ましい。
但し、本実施形態の変形例として図14に示すように、ボンディングパッドの表面高さよりも低く形成して凹部としても、第2の実施形態に類似する構成となりその効果を享受できるため、本発明に含まれる。
図13および図14では、配線層2の凸部30の平面形状として第1の実施形態に相当するボンディングパッド3の長手方向に対して、斜め方向に直線状に延伸するように形成されている。
しかしながら、この形状に限るものではなく、図示は省略するが、第1の実施形態の第1変形例におけるくの字形状、あるいは第1の実施形態における円弧形状に形成されていても構わない。要は、ボンディング領域を回避してプローブ進行方向を制御するような形状に形成されておればよい。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、上記ではボンディングパッドに限定したが、ボンディング領域とプローブ領域とを分離しながら信頼性を確保しつつ、サイズを縮小する場合において、本発明を適用することが可能である。
本発明に係る半導体装置は、ボンディングパッドのサイズ縮小を図りつつ、ボンディング領域とプローブ領域を完全に分離することが可能となり、接合信頼性の向上とチップサイズの縮小を両立することができるものであり、特に、ワイヤボンディング時におけるワイヤとボンディングパッドとの接続不良を低減する電極パッド構造として有用である。
1 半導体基板
2 配線層
3 ボンディングパッド
4 ボンディングパッドの凸部(直線形状)
5 保護膜
6a ボンディングパッドの長手方向に平行な方向
6b 延伸方向
7 プローブ痕
8 ボンディング領域
9 ボンディングボール
10 ボンディングパッドの凸部(くの字形状)
11a ボンディングパッドの長手方向に平行な方向
11b 凸部10の一方の側面に沿った延伸方向
12 プローブ痕
13 ボンディングパッドの凸部(円弧形状)
14a ボンディングパッドの長手方向に平行な方向
14b 延伸方向
15 プローブ痕
16 ボンディングパッドの凸部(側面テーパー状)
17 配線層2の凸部
18 ボンディングパッドの凸部(側面垂直)
19 ボンディングパッドの凸部(側面テーパー状)
20 ボンディングパッドの凹部(直線形状)
21 プローブ痕
22 ボンディングパッドの凹部(くの字形状)
23 プローブ痕
24 ボンディングパッドの凹部(円弧形状)
25 プローブ痕
26 ボンディングパッドの凹部(側面テーパー状)
27 配線層の凹部
28 ボンディングパッドの凹部(側面垂直)
29 ボンディングパッドの凹部(側面テーパー状)
30 配線層2の凸部
31 プローブ痕

Claims (17)

  1. 基板上に形成され、外部端子との接続領域であるボンディング領域と、前記基板上に搭載された素子の電気的特性を測定するためのプローブ領域とを備えたボンディングパッドにおいて、
    前記ボンディング領域と前記プローブ領域を分離するように前記ボンディングパッド上に凸部が形成されており、
    前記プローブ領域には、前記素子の電気的特性を測定する際に押圧されたプローブ針の針跡が、前記凸部の延伸方向に沿って前記ボンディング領域を避けるように形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記凸部は、前記ボンディングパッドの長手方向に対して斜め方向に直線形状に形成されている請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記凸部は、前記ボンディング領域の周辺部において、前記ボンディング領域に向けて、くの字に広がる形状に形成されている請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記凸部は、前記ボンディング領域の周辺部において、前記ボンディング領域に中心を持つ円弧形状に形成されている請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記凸部は、前記ボンディングパッドを構成する導電体で形成されている請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記凸部は、前記ボンディングパッド下に配置された下層膜を構成する部材に形成された凸部形状が上層膜である前記ボンディングパッドに反映されて形成されている請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 前記凸部は、断面がテーパー形状に形成されている請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の半導体装置。
  8. 基板上に形成され、外部端子との接続領域であるボンディング領域と、前記基板上に搭載された素子の電気的特性を測定するためのプローブ領域とを備えたボンディングパッドにおいて、
    前記ボンディング領域と前記プローブ領域を分離するように前記ボンディングパッド上に凹部が形成されており、
    前記プローブ領域には、前記素子の電気的特性を測定する際に押圧されたプローブ針の針跡が、前記凹部を形成する溝内を前記凹部の延伸方向に沿って前記ボンディング領域を避けるように形成されていることを特徴とする半導体装置。
  9. 前記凹部は、前記ボンディングパッドの長手方向に対して斜め方向に直線形状に形成されている請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記凹部は、前記ボンディング領域の周辺部において、前記ボンディング領域に向けて、くの字に広がる形状に形成されている請求項8に記載の半導体装置。
  11. 前記凹部は、前記ボンディング領域の周辺部において、前記ボンディング領域に中心を持つ円弧形状に形成されている請求項8に記載の半導体装置。
  12. 前記凹部は、前記ボンディングパッドを構成する導電体で形成されている請求項8〜11のうちのいずれか1項に記載の半導体装置。
  13. 前記凹部は、前記ボンディングパッド下に配置された下層膜を構成する部材に形成された凹部形状が上層膜である前記ボンディングパッドに反映されて形成されている請求項8〜11のうちのいずれか1項に記載の半導体装置。
  14. 前記凹部は、断面がテーパー形状に形成されている請求項8〜13のうちのいずれか1項に記載の半導体装置。
  15. 基板上に形成され、外部端子との接続領域であるボンディング領域と、前記基板上に搭載された素子の電気的特性を測定するためのプローブ領域とを備えたボンディングパッドにおいて、
    前記ボンディング領域と前記プローブ領域を分離するように前記ボンディングパッド上に凸部が形成されており、
    前記プローブ領域には、前記素子の電気的特性を測定する際に押圧されたプローブ針の針跡が、前記凸部の延伸方向に沿って前記ボンディング領域を避けるように形成されており、
    前記凸部は、前記ボンディングパッド下に配置された下層膜を構成する部材に形成された凸部が上層膜である前記ボンディングパッドを構成する導電膜を貫通して形成されている半導体装置。
  16. 基板上に形成され、外部端子との接続領域であるボンディング領域と、前記基板上に搭載された素子の電気的特性を測定するためのプローブ領域とを備えたボンディングパッドにおいて、
    前記ボンディング領域と前記プローブ領域を分離するように前記ボンディングパッド上に凹部が形成されており、
    前記プローブ領域には、前記素子の電気的特性を測定する際に押圧されたプローブ針の針跡が、前記凹部を形成する溝内を前記凹部の延伸方向に沿って前記ボンディング領域を避けるように形成されており、
    前記凹部は、前記ボンディングパッド下に配置された下層膜を構成する部材に形成された凸部が上層膜である前記ボンディングパッドを構成する導電膜を貫通して形成されている半導体装置。
  17. 基板上に形成され、外部端子との接続領域であるボンディング領域と、前記基板上に搭載された素子の電気的特性を測定するためのプローブ領域とを備えたボンディングパッドにおいて、
    前記ボンディング領域と前記プローブ領域を分離する境界領域にボンディング領域からプローブ領域へ向かう壁面を備え、
    前記ボンディング領域の少なくとも一部は、ボンディング領域と前記プローブ領域を横断するボンディングパッドの中央から外側に従い徐々に狭くなることを特徴とする半導体装置。
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