JP2015178869A - 無段変速機及び車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】固定プーリ12と可動プーリ13とを有するプーリ機構10を有し、固定プーリ12と可動プーリ13との間に動力伝達部材30を有し、非接触式センサ50を有し、可動プーリ12は筒状部13Bを有し、可動プーリ13は固定プーリ12と筒状部13Bとの間にプーリ本体部13Aを有し、可動プーリ13は、筒状部13B又はプーリ本体部13Aの一方に被検出面を有しを具備し、可動プーリ13が移動すると非接触式センサ50の探査領域内に進入する被検出面の面積が変化し、非接触式センサ50は、探査領域内に進入する被検出面の面積の変化を検出する。
【選択図】図1
Description
可動プーリの外周に形成した面を被検出面としているが、一般的なプーリ機構の可動プーリの外周は斜面を有さない円筒面なので、可動プーリの構造変更が必要になる。
また、動力伝達部材はV溝内で可動プーリのシーブ面に圧接し、シーブ面と直交する方向に押力を加えるため、プーリ本体部は、この押力を受けた方向に撓みを生じる。
各実施形態にかかる無段変速機は、入力側プーリ機構(プライマリプーリ)及び出力側プーリ機構(セカンダリプーリ)と、これら一対のプーリ機構のV溝に巻き掛けられる動力伝達部材とを備え、車両(自動車)の駆動系に適用される。
〔2−1.プーリ機構の構成〕
本実施形態のプーリ機構は、プライマリプーリに適用するものとして説明するが、本プーリ機構をセカンダリプーリに適用してもよい。
このようなプーリ機構10には、可動プーリ13の軸方向位置を検出する非接触式センサ50が装備されている。
変速機コントローラ60は、マイクロプロセッサやROM,RAM等を集積したLSIデバイス或いは組み込み電子デバイスとして構成される電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)であり、可動プーリ13の軸方向位置から変速比を演算する変速比演算部61を有している。
tanθ=(AP/2)/RP
図1に示すように、本実施形態にかかる可動プーリ13では、シーブ面131と筒状部13Bとの間に、可動プーリ13の軸心に向かって凹設される環状溝54が形成されている。
本発明の第1実施形態にかかる無段変速機は上述のように構成されるので、以下のような作用及び効果を得ることができる。
〔3−1.プーリ機構の構成〕
本実施形態のプーリ機構は、セカンダリプーリに適用するものとして説明するが、本プーリ機構をプライマリプーリに適用してもよい。
このようなプーリ機構30には、可動プーリ33の軸方向位置を検出する非接触式センサ150が装備されている。
変速機コントローラ6は、第1実施形態と同様のものであり、第1実施形態と同様に変速比演算部61を有している。
本発明の第2実施形態にかかる無段変速機は上述のように構成されるので、以下のような作用及び効果を得ることができる。
〔4−1.プーリ機構の全体構成〕
本実施形態のプーリ機構は、第1実施形態の構成に基づいており、プーリ機構10の筒状部13Bの構造と、非接触式センサ50の配置が第1実施形態のものと相違するが、他は第1実施形態のものと同様であり、これらの説明は省略する。
本実施形態では、図8に示すように、可動プーリ13の筒状部213Bの先端252aの付近の第1プランジャ14の移動ストロークの外部に、筒状部213Bの軸方向(可動プーリ13の移動方向)に延びるスリット状の穴部253が複数形成されている。
非接触式センサ250は、第1実施形態のものと同様に、可動プーリ13の軸方向位置を検出するもので筒状部213Bの円筒面の特定の法線上に軸心を配置される。
変速機コントローラ260は、第1実施形態と同様のものであり、第1実施形態と同様に、可動プーリ13の軸方向位置から変速比を演算する変速比演算部261を有している。
本発明の第3実施形態にかかる無段変速機は上述のように構成されるので、第1実施形態と同様の作用及び効果に加えて、非接触式センサ250を用いてプーリ機構の回転軸11の回転速度を演算することもでき、プーリ機構に専用の回転速度センサを省略することができる効果もある。
〔実施例1〕
まず、図1に示す第1実施形態にかかる無段変速機で、センサ出力値及び可動プーリの基準位置に対する軸方向移動量を測定した。
y=ax2+bx+c
y:可動プーリのスライド量、x:センサ出力値、a,b,c:定数
で示される。
次に、図6に示す第2実施形態にかかる無段変速機で、実施例1と同様に、センサ出力値及び可動プーリの基準位置に対する軸方向移動量を測定した。
近似曲線は、Microsoft Office Excel(マイクロソフト社)の近似曲線作成機能を用いて得た。
y=ax3+bx2+cx+d
y:可動プーリのスライド量、x:センサ出力値、a,b,c,d:定数
で示される。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で上記の実施形態を変更したり上記の実施形態を部分的に適用したりして実施することができる。
10 プーリ機構(プライマリプーリ)
10V V溝
11 回転軸
12 固定プーリ
13 可動プーリ
121,131 シーブ面
13A プーリ本体部
13B 筒状部
13C 中空軸部
14 第1プランジャ
15 第1受圧室
16 壁部
17 第2プランジャ
18 第2受圧室
19 調圧室
20 プーリ機構(セカンダリプーリ)
20V V溝
21 回転軸
22 固定プーリ
23 可動プーリ
221,231 シーブ面
23A プーリ本体部
23B 筒状部
23C 中空軸部
24 プランジャ
25 受圧室
30 ベルト
31,32 ベルト30の側面部
50,150,250 非接触式センサ
51,151,251 非接触式センサの先端部
51a,151a,251a 非接触式センサの探査領域
52 可動プーリ13の外周面135の先端部領域
53,231,235,252 被検出面
54,154 環状溝
60,160,260 変速機コントローラ
61,161,261 変速比演算部
253 スリット状の穴部
262 回転速度演算部
Claims (7)
- 固定プーリと可動プーリとを有するプーリ機構を有し、
前記固定プーリと前記可動プーリとの間に動力伝達部材を有し、
非接触式センサを有し、
前記可動プーリは、筒状部を有し、
前記可動プーリは、前記固定プーリと前記筒状部との間にプーリ本体部を有し、
前記可動プーリは、前記筒状部及び前記プーリ本体部の一方に、被検出面を有し、
前記可動プーリが移動すると、前記非接触式センサの探査領域内に進入する前記被検出面の面積が変化し、
前記非接触式センサは、前記探査領域内に進入する前記被検出面の面積の変化を検出する
ことを特徴とする無段変速機。 - 前記非接触式センサは、磁束を発生させる発信部を有し、
前記非接触式センサは、前記磁束の変化を検知する受信部を有する
ことを特徴とする請求項1記載の無段変速機。 - 前記非接触式センサの前記探査領域の前記可動プーリの移動方向の長さは、前記可動プーリの可動範囲よりも長い
ことを特徴とする請求項1又は2記載の無段変速機。 - 前記可動プーリは、前記動力伝達部材から押力が加わるシーブ面を有し、
前記シーブ面と前記筒状部との間に、前記可動プーリの軸心に向かって凹設された環状溝を有する
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の無段変速機。 - 前記環状溝の深さは、前記環状溝の幅よりも大きい
ことを特徴とする請求項4記載の無段変速機。 - 前記環状溝は、前記シーブ面から前記筒状部へ行くほど深くなる曲面状の底面を有する
ことを特徴とする請求項4又は5記載の無段変速機。 - 請求項1〜6の何れか1項に記載の無段変速機を有する
ことを特徴とする車両。
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