JP2015178791A - ポンプ装置 - Google Patents

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浩一朗 赤塚
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Tomoyuki Fujita
朋之 藤田
智行 中川
Satoyuki Nakagawa
智行 中川
史恭 加藤
Fumiyasu Kato
史恭 加藤
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hiroki Gomi
裕希 五味
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Abstract

【課題】サブポンプから吐出される作動流体の切り換えを安定して行うこと。
【解決手段】流体圧機器21へ作動流体を供給するポンプ装置であって、第1吐出通路32を通じて流体圧機器21へ作動流体を供給するメインポンプ101と、第1吐出通路32に合流する第2吐出通路33を通じて流体圧機器21へ作動流体を供給するサブポンプ102と、第2吐出通路33に設けられ第2吐出通路33から第1吐出通路32への作動流体の流れのみを許容する逆止弁35と、第2吐出通路33における逆止弁35の上流側から分岐して設けられサブポンプ102から吐出された作動流体を吸込側へと還流させるためのリターン通路36と、リターン通路36に設けられリターン通路36を遮断する遮断位置Aとリターン通路36を開通する開通位置Bとを有する切換弁40と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ポンプ装置に関するものである。
特許文献1には、第1ベーンポンプと第2ベーンポンプのロータが共通の駆動軸にて連結されることによって並列に接続された多連式ベーンポンプが開示されている。その多連式ベーンポンプでは、第1ベーンポンプの吐出通路に、第1ベーンポンプが吐出する作動油を油圧機器へ供給するか又は吸込通路へ戻すかを切り換える切換弁が設けられる。
特開2010−14101号公報
特許文献1に記載の切換弁は、第1ベーンポンプに連通するポンプポートと、油圧機器側に連通する吐出ポートと、吸込通路側に連通する吸込側ポートと、を有する。ポンプポートの作動油は、切換弁のスプールの位置に応じて、油圧機器へ供給されるか又は吸込通路へ戻される。
この種の切換弁では、スプールの位置によっては、ポンプポートが吐出ポートと吸込側ポートの両方に連通するか、或いは、ポンプポートが吐出ポートと吸込側ポートの両方に連通しない瞬間が存在する。
ポンプポートが吐出ポートと吸込側ポートの両方に連通すると、油圧機器へ供給される作動油の圧力が低下してしまう。また、ポンプポートが吐出ポートと吸込側ポートの両方に連通しないと、ポンプポートの内圧が上昇しサージ圧が発生してしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、メインポンプとサブポンプとを有するポンプ装置において、サブポンプから吐出される作動流体の切り換えを安定して行うことを目的とする。
本発明は、流体圧機器へ作動流体を供給するポンプ装置であって、第1吐出通路を通じて前記流体圧機器へ作動流体を供給するメインポンプと、前記第1吐出通路に合流する第2吐出通路を通じて前記流体圧機器へ作動流体を供給するサブポンプと、前記第2吐出通路に設けられ、前記第2吐出通路から前記第1吐出通路への作動流体の流れのみを許容する逆止弁と、前記第2吐出通路における前記逆止弁の上流側から分岐して設けられ、前記サブポンプから吐出された作動流体を吸込側へと還流させるためのリターン通路と、前記リターン通路に設けられ、前記リターン通路を遮断する遮断位置と前記リターン通路を開通する開通位置とを有する切換弁と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、サブポンプから吐出される作動流体の圧力が第1吐出通路の圧力よりも大きくなると逆止弁が開くため、サブポンプの吐出圧が上昇してサージ圧が発生することが防止される。また、第2吐出通路には第2吐出通路から第1吐出通路への作動流体の流れのみを許容する逆止弁が設けられるため、メインポンプ側からサブポンプ側へ作動流体が流入することがなく、流体圧機器へ供給される作動流体の圧力が低下することが防止される。このように、サブポンプから吐出される作動流体の切り換えを安定して行うことができる。
本発明の実施形態に係るポンプ装置の断面図である。 本発明の実施形態に係るポンプ装置におけるポンプカートリッジの平面図である。 本発明の実施形態に係るポンプ装置の油圧回路図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るポンプ装置100ついて説明する。
ポンプ装置100は、車両に搭載される油圧機器、例えば、パワーステアリング装置や変速機等の油圧供給源として用いられるものである。本実施形態では、ポンプ装置100が2つのベーンポンプであるメインポンプ101とサブポンプ102が並列に接続された構造である場合について説明する。
図1及び2に示すように、ポンプ装置100は、エンジン22(図3参照)の動力が伝達される共通の駆動軸1にメインポンプ101及びサブポンプ102のそれぞれのロータ2が連結され、駆動軸1の回転によってロータ2が回転するものである。ロータ2は、図2中時計方向に回転する。
メインポンプ101から吐出される作動油(作動流体)は、常に油圧機器(流体圧機器)21(図3参照)へ供給される。一方、サブポンプ102から吐出される作動油は、切換弁40(図3参照)の作動に応じて、油圧機器21へ供給されるか又は吸込側へと還流する。
メインポンプ101及びサブポンプ102は、ロータ2に対して径方向に往復動自在に設けられる複数のベーン3と、ロータ2を収容すると共にロータ2の回転に伴って内周のカム面4aにベーン3の先端部が摺動するカムリング4と、を備える。
ロータ2には、外周面に開口部を有するスリット16が所定間隔をおいて放射状に形成され、ベーン3は、スリット16に摺動自在に挿入される。
スリット16の基端側には、ポンプの吐出圧が導かれる背圧室17が画成される。隣り合う背圧室17は、ロータ2に形成された円弧状の溝2aによって連通し、この溝2aにはポンプ吐出圧が常時導かれている。ベーン3は、背圧室17の圧力及びロータ2の回転による遠心力によってスリット16から抜け出る方向に押圧され、先端部がカムリング4の内周のカム面4aに当接する。これにより、カムリング4の内部には、ロータ2の外周面、カムリングのカム面4a、及び隣り合うベーン3によって複数のポンプ室7が画成される。ロータ2、ベーン3、及びカムリング4によってポンプカートリッジ20が構成される。
カムリング4は、内周のカム面4aが略楕円形状をした環状の部材であり、ロータ2の回転に伴ってカム面4aを摺動する各ベーン3間によって仕切られるポンプ室7の容積を拡張する吸込領域4bと、ポンプ室7の容積を収縮する吐出領域4cと、を有する。
メインポンプ101及びサブポンプ102のポンプカートリッジ20の間にはセンタープレート5が配置されると共に、それぞれのポンプカートリッジ20の側部にはサイドプレート6が配置される。このように、ポンプカートリッジ20は、センタープレート5とサイドプレート6との間に挟持され、ポンプ室7は、センタープレート5とサイドプレート6とによって密閉される。
センタープレート5には、カムリング4の吸込領域4bに向けて開口し、ポンプ室7に作動油を導く吸込ポート8が形成される。
サイドプレート6には、カムリング4の吐出領域4cに向けて開口し、ポンプ室7が吐出する作動油が導かれる円弧状の2つの吐出ポート9が形成される。
各ポンプ室7は、ロータ2が1回転する過程で、カムリング4の吸込領域4bにて吸込ポート8を通じて作動油を吸込み、その吸込んだ作動油をカムリング4の吐出領域4cにて吐出ポート9を通じて吐出し、その後、カムリング4の吸込領域4bにて吸込ポート8を通じて作動油を吸込み、その吸込んだ作動油をカムリング4の吐出領域4cにて吐出ポート9を通じて吐出する。このように、各ポンプ室7は、ロータ2の回転に伴って拡縮し、ロータ2が1回転する過程で作動油の吸込吐出を2回行う。
駆動軸1は、第1ポンプボディ10及び第2ポンプボディ11にブッシュ18を介して回転自在に支持される。第1ポンプボディ10に形成されたポンプ収容凹部10a内には、メインポンプ101のサイドプレート6とポンプカートリッジ20が積層して収容され、第2ポンプボディ11に形成されたポンプ収容凹部11a内には、サブポンプ102のサイドプレート6とポンプカートリッジ20と共にセンタープレート5が積層して収容される。このように、第1ポンプボディ10にはメインポンプ101が収容され、第2ポンプボディ11にはサブポンプ102が収容される。
第1ポンプボディ10と第2ポンプボディ11は、開口部を有する面を互いに当接して一体に締結され、それぞれのポンプ収容凹部10a,11aが封止される。
メインポンプ101及びサブポンプ102のカムリング4及びサイドプレート6は、センタープレート5を挿通する2つの位置決めピン19によって回り止めされる。位置決めピン19によって、カムリング4に対するセンタープレート5とサイドプレート6の相対回転が規制される。これにより、カムリング4の吸込領域4bとセンタープレート5の吸込ポート8との位置決め、及びカムリング4の吐出領域4cとサイドプレート6の吐出ポート9との位置決めが行われる。
第1ポンプボディ10及び第2ポンプボディ11には、吐出ポート9から吐出された作動油が流入する高圧室12が形成される。高圧室12の作動油は、第1吐出通路32及び第2吐出通路33(図3参照)を通じて油圧機器21へ供給される。また、高圧室12の作動油は、サイドプレート6に形成された貫通孔6aを通じてロータ2の円弧状の溝2aに導かれて各背圧室17へ導かれる。
次に、図3を参照して、ポンプ装置100の油圧回路について説明する。
メインポンプ101及びサブポンプ102の吸込ポート8には、タンク34に接続された吸込通路31が接続される。メインポンプ101の吐出ポート9には第1吐出通路32が接続され、サブポンプ102の吐出ポート9には第2吐出通路33が接続される。第2吐出通路33は第1吐出通路32に合流して設けられる。
このように、メインポンプ101は、吸込通路31を通じてタンク34から作動油を吸い込み、第1吐出通路32を通じて油圧機器21へ作動油を供給し、サブポンプ102は、吸込通路31を通じてタンク34から作動油を吸い込み、第2吐出通路33を通じて油圧機器21へ作動油を供給する。
第2吐出通路33には、第2吐出通路33から第1吐出通路32への作動油の流れのみを許容する逆止弁35が設けられる。
第2吐出通路33における逆止弁35の上流側には、リターン通路36が分岐して設けられる。リターン通路36は、サブポンプ102から吐出された作動油を吸込側へと還流させるためのものである。
リターン通路36には、サブポンプ102が吐出する作動油を油圧機器21に供給するか又は吸込通路31へ戻すかを切り換える切換弁40が設けられる。つまり、サブポンプ102から吐出される作動油は、切換弁40の切り換えによって油圧機器21又は吸込通路31のいずれかに選択的に導かれる。
切換弁40は、リターン通路36を遮断する遮断位置Aとリターン通路36を開通する開通位置Bとの2ポジションを有する。切換弁40は、コントローラ30から出力される制御電流によってポジションが切り換えられる電磁式切換弁である。切換弁40は、ソレノイド41が非励磁のときにはバネ42の付勢力によって開通位置Bに設定され、ソレノイド41が励磁したときにはバネ42の付勢力に抗して遮断位置Aに設定される。切換弁40は、例えば、コントローラ30に入力されるエンジン22の回転数、つまりロータ2の回転数であるポンプ回転数に応じてポジションが切り換えられる。なお、切換弁40は電磁式切換弁には限られず、パイロット液圧によって切換作動するパイロット式切換弁でもよい。
次に、ポンプ装置100の動作について説明する。
メインポンプ101から吐出される作動油は、切換弁40のポジションに関係なく全量が油圧機器21へ供給される。
切換弁40が遮断位置Aに設定された場合には、サブポンプ102から吐出される作動油は、逆止弁35を押し開いて全量が油圧機器21へ供給される。このように、切換弁40が遮断位置Aであっても、逆止弁35が開くため、サブポンプ102の吐出圧が上昇してサージ圧が発生することが防止される。
一方、切換弁40が開通位置Bに設定された場合(図3に示す状態)には、サブポンプ102から吐出される作動油の全量又は一部は、リターン通路36を通じて吸込側へと還流する。この際、第1吐出通路32から第2吐出通路33への作動流体の流れは逆止弁35によって遮断されるため、メインポンプ101から吐出される作動油が切換弁40を通じてリターン通路36へ流入することがなく、油圧機器21へ供給される作動油の圧力が低下することが防止される。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
サブポンプ102から吐出される作動油の圧力が第1吐出通路32の圧力よりも大きくなると逆止弁35が開くため、サブポンプ102の吐出圧が上昇してサージ圧が発生することが防止される。また、第2吐出通路33には第2吐出通路33から第1吐出通路32への作動油の流れのみを許容する逆止弁35が設けられるため、メインポンプ101側からサブポンプ102側へ作動油が流入することがない。したがって、油圧機器21へ供給される作動油の圧力が低下することが防止される。以上のように、サブポンプ102から吐出される作動油の切り換えを安定して行うことができる。
以下に、上記実施形態の変形例について説明する。
(1)上記実施形態では、ポンプ装置100が2つのベーンポンプであるメインポンプ101とサブポンプ102が並列に接続された構造について説明した。これに代わり、ポンプ装置100のメインポンプとサブポンプを、ロータ2が1回転する過程で作動油の吸込吐出を2回行う1つのベーンポンプによって構成するようにしてもよい。具体的には、一方の吸込吐出を行うカムリング4の吸込領域4b及び吐出領域4cをメインポンプとし、他方の吸込吐出を行うカムリング4の吸込領域4b及び吐出領域4cをサブポンプとして構成する。このように構成しても、図3に示す油圧回路と同一の油圧回路を構成することができる。具体的には、ベーンポンプの2つの吐出ポート9のうち、一方の吐出ポート9に第1吐出通路32が接続され、他方の吐出ポート9に第2吐出通路33が接続される。
(2)上記実施形態では、切換弁40は、遮断位置Aと開通位置Bとの2ポジションを有する電磁式切換弁である場合について説明した。これに代わり、切換弁40は、遮断位置Aと開通位置Bの間で流路面積を無段階に制御可能なリニアソレノイド弁であってもよい。その場合には、サブポンプ102の吐出が切換弁40によって絞られ、サブポンプ102の吐出圧が上昇した分のみ逆止弁35を押し開けてメインポンプ101側の第1吐出通路32に流入する。これにより、油圧機器21へ供給される作動油の流量を緩やかに変化させることができ、圧力変動を防止することができる。この場合でも、サブポンプ102側のサージ圧の発生を防止することができると共に、油圧機器21へ供給される作動油の圧力低下を防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
1 駆動軸
2 ロータ
4b 吸込領域
4c 吐出領域
7 ポンプ室
9 吐出ポート
21 油圧機器(流体圧機器)
32 第1吐出通路
33 第2吐出通路
35 逆止弁
36 リターン通路
40 切換弁
100 ポンプ装置
101 メインポンプ
102 サブポンプ

Claims (4)

  1. 流体圧機器へ作動流体を供給するポンプ装置であって、
    第1吐出通路を通じて前記流体圧機器へ作動流体を供給するメインポンプと、
    前記第1吐出通路に合流する第2吐出通路を通じて前記流体圧機器へ作動流体を供給するサブポンプと、
    前記第2吐出通路に設けられ、前記第2吐出通路から前記第1吐出通路への作動流体の流れのみを許容する逆止弁と、
    前記第2吐出通路における前記逆止弁の上流側から分岐して設けられ、前記サブポンプから吐出された作動流体を吸込側へと還流させるためのリターン通路と、
    前記リターン通路に設けられ、前記リターン通路を遮断する遮断位置と前記リターン通路を開通する開通位置とを有する切換弁と、
    を備えることを特徴とするポンプ装置。
  2. 前記メインポンプ及び前記サブポンプは、それぞれのロータが共通の駆動軸にて連結されることによって並列に接続された2つのベーンポンプであることを特徴とする請求項1に記載のポンプ装置。
  3. 前記メインポンプ及び前記サブポンプは、ロータが1回転する過程で作動油の吸込吐出を2回行う1つのベーンポンプによって構成され、
    前記メインポンプは、一方の吸込吐出を行うカムリングの吸込領域及び吐出領域によって構成され、
    前記サブポンプは、他方の吸込吐出を行うカムリングの吸込領域及び吐出領域によって構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のポンプ装置。
  4. 前記切換弁は、リニアソレノイド弁であって、前記遮断位置と前記開通位置の間で流路面積を無段階に制御可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のポンプ装置。
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