JP2015177853A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動装置を例えば手に装着して使用する際、駆動装置を手に対して安定的に固定することができ、指の自由度を十分に確保することができる駆動装置を提供すること。
【解決手段】指関節駆動装置1は、手の甲105に配置される第1ベース部2と、第1ベース部2に対して回動可能な第2ベース部5と、第2ベース部2を回動させる駆動部6Aと、装着機構7とを有している。また、装着機構7は、装着状態で、手の平106と当接する第1湾曲部711と、第1湾曲部711を第1ベース部2に連結する第2湾曲部712および第3湾曲部713と、を備える。この第1湾曲部711は、装着状態では、生命線200に沿って配置される。このため、指関節駆動装置1を手に対して安定的に固定することができ、指の自由度を十分に確保することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動装置に関する。
手に装着され、その装着状態で指の動作を補助する、すなわち、指関節を屈伸させる指関節駆動装置が従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の指関節駆動装置は、動作補助手袋と、被駆動部と、駆動部と、線状部材と、生体信号検出部と、制御ユニットとを備え、全体形状が手袋のような形状になっている。動作補助手袋を使用する際は、手全体を覆うように装着する。このような形態においては、動作補助手袋を手に装着するためには、動作補助手袋の大きさを使用者の手よりも大きく設定する必要がある。
しかしながら、特許文献1に記載の指関節駆動装置では、動作補助手袋を手に装着した装着状態では、手と動作補助手袋との間に若干間隙が形成される。このため、前記間隙分、動作補助手袋は、手に対して移動する可能性がある。すなわち、特許文献1に記載の指関節駆動装置では、動作補助手袋の手に対する固定が不十分となるおそれがある。
特開2010−240285号公報
本発明の目的は、駆動装置を例えば手等の対象物に装着して使用する際、駆動装置を対象物に対して安定的に固定することができる駆動装置を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
[適用例1]
本発明の駆動装置は、第1部材と、
前記第1部材に回動可能に設けられた第2部材と、
前記第2部材を回動させる回動部と、
前記第1部材または前記第2部材に設けられ、フックを有する第3部材と、を備えることを特徴とする。
これにより、駆動装置を手に配置する場合、フックで手に引っかけて固定することが可能になる。よって、例えば特許文献1に記載の動作補助手袋と比較して、駆動装置を安定的に手に固定することができる。
[適用例2]
本発明の駆動装置では、前記回動部は、圧電素子を含む振動部と、前記振動部が当接して駆動される被駆動体と、を有するのが好ましい。
これにより、駆動部を圧電素子とすることにより、小型化が可能となる。よって、駆動装置を手に配置する場合、駆動部を指に配置することが可能になる。
[適用例3]
本発明の駆動装置では、前記フックは、第1フックと、第2フックとを有するのが好ましい。
これにより、駆動装置を手に配置する場合、フックが1つである場合と比較して、より安定的に手に固定することができる。
[適用例4]
本発明の駆動装置では、前記第3部材では、前記第1フックと前記第2フックとが連結されているのが好ましい。
これにより、駆動装置を手に配置する場合、2つのフックが連結されていない場合と比較して、より安定的に手に固定することができる。
[適用例5]
本発明の駆動装置では、当該駆動装置は、手に配置されるものであり、
前記第1部材は、前記手の甲に配置され、
前記第2部材は、前記手の指に配置され、
前記第3部材は、前記第1部材に設けられ、
前記フックは、前記手の平と当接する当接部を有するのが好ましい。
これにより、駆動装置を手に配置する場合、当接部と第1部材との間で、手を挟持することができる。
[適用例6]
本発明の駆動装置では、前記フックは、前記手の親指および人差し指の間に配置される部分を有しているのが好ましい。
これにより、効果的に指の自由度を高めることができる。
[適用例7]
本発明の駆動装置では、前記フックは、前記手の親指の前記手の人差し指と反対側に配置されている部分を有しているのが好ましい。
これにより、効果的に指の自由度を高めることができる。
[適用例8]
本発明の駆動装置では、前記フックは、第1フックと、第2フックとを有し、
前記第1フックは、前記手の親指および人差し指の間に配置され、
前記第2フックは、前記手の親指の前記手の人差し指と反対側に配置されるのが好ましい。
これにより、効果的に指の自由度を高めることができるとともに、手にさらに安定的に駆動装置を固定することができる。
[適用例9]
本発明の駆動装置では、前記フックは、前記手の小指の薬指と反対側に配置されている部分を有している。
これにより、効果的に指の自由度を高めることができる。
[適用例10]
本発明の駆動装置では、前記第3部材は、前記手の生命線に沿って配置される部分を有するのが好ましい。
各指、特に親指を屈伸した際、生命線は、「谷」となる部分である。この生命線に沿って当接部が配置されることで、装着機構が指の動作を阻害するのをより効果的に抑制することができる。従って、装着状態において、さらに指の自由度を高めることができる。
[適用例11]
本発明の駆動装置では、前記第3部材は、縦弾性係数が前記第1部材の縦弾性係数よりも低い部分を有するのが好ましい。
これにより、第3部材は、効果的に撓んで変形することができ、容易に装着状態とすることができる。
[適用例12]
本発明の駆動装置では、前記第3部材は、連続した一本の線状体で構成されているのが好ましい。
これにより、第3部材を容易に製造することができる。
[適用例13]
本発明の駆動装置では、前記フックは、第1フックと、第2フックとを有し、
前記第1フックと前記第2フックとは、一体的に形成されているのが好ましい。
これにより、第3部材を容易に製造することができる。
図1は、(a)が本発明の駆動装置(第1実施形態)の使用状態を示す図(手の甲側からみた図)であり、(b)が(a)に示す駆動装置の使用状態を示す図(手の平側からみた図)である。 図2は、図1中のA−A線断面図である。 図3は、図2に示す状態から指を曲げた状態を示す断面図である。 図4は、図1に示す駆動装置が備える駆動部の平面図である。 図5は、駆動部の動作原理を示す説明図である。 図6は、(a)が本発明の駆動装置(第2実施形態)の使用状態を示す図(手の甲側からみた図)であり、(b)が(a)に示す駆動装置の使用状態を示す図(手の平側から見た図)である。 図7は、(a)が本発明の駆動装置(第3実施形態)の使用状態を示す図(手の甲側からみた図)であり、(b)が(a)に示す駆動装置の使用状態を示す図(手の平側から見た図)である。
以下、本発明の駆動装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、(a)が本発明の駆動装置(第1実施形態)の使用状態を示す図(手の甲側からみた図)であり、(b)が(a)に示す駆動装置の使用状態を示す図(手の平側からみた図)である。図2は、図1中のA−A線断面図である。図3は、図2に示す状態から指を曲げた状態を示す断面図である。図4は、図1に示す駆動装置が備える駆動部の平面図である。図5は、駆動部の動作原理を示す説明図である。
なお、以下では、説明の都合上、図1中(図6および図7についても同様)の上側を「指先側」、その反対側を「手首側」と言い、図2、図3中の左側を「指先側」、その反対側を「手首側」と言う。また、図4中の紙面手前側を「表側」、その反対側を「裏側」と言う。
図1に示す指関節駆動装置(本発明の駆動装置)1は、例えば事故や病気などによって指の曲げ伸ばしに支障が生じた人や、握力が低下した人、高齢のために力が弱くなった老人等の手100、すなわち、本実施形態では人差し指101に装着される。そして、その装着状態で人差し指101の指関節を屈伸させる、すなわち、回動させる補助に用いられる装置である。この指関節駆動装置1は、第1ベース部(第1部材)2と、第1リンク部3と、第2リンク部4と、第2ベース部(第2部材)5と、装着機構(第3部材)7とを備えている。また、第1ベース部2、第1リンク部3、第2リンク部4および第2ベース部5は、手首側から指先側に向かって順に連結されている。以下、各部の構成について説明する。
図1〜図3に示すように、第1ベース部2は、装着状態で手の甲105上に配置される。第1ベース部2は、外形形状が偏平なブロック状をなす部材である。また、第1ベース部2の内部には、後述の制御部10や図示しないボタン電池等が内蔵されている。
また、第1ベース部2の厚さは特に限定されず、例えば、2〜20mm程度であるのが好ましく、5〜10mm程度であるのがより好ましい。これにより、使用者の手の動作に制限が掛かるのを低減することができるとともに、十分な機械的強度を確保することができる。
図1(図2、図3も同様)に示すように、第2ベース部5は、装着状態で第1ベース部2よりも指先側、すなわち、人差し指101の基節102の手の甲105側に配置される。これにより、後述するように人差し指101の基節102と手の甲105との間の中手指節関節(第3関節)108を指関節駆動装置1で屈伸させることができる(図2、図3参照)。
第2ベース部5は、外形形状が偏平なブロック状をなす部材である。また、第2ベース部5の基節102に当接する面51は、中節103の形状に沿って湾曲しているのが好ましい。これにより、指関節駆動装置1の使用者にとって、第2ベース部5が違和感なく基節102上に配される。また、第2ベース部5は、基節102に対して安定して配されることとなる。
また、第2ベース部5は、装着バンド20を介して、人差し指101の基節102に装着される。装着バンド20は、長さが調整可能な帯体で構成され、その各端部がそれぞれ第2ベース部5の各側面に固定されている。この装着バンド20は、人差し指101の基節102の手の平106側に回り込んで、第2ベース部5を基節102に密着させることができる。これにより、第2ベース部5が基節102から離脱するのを防止することができる。
図1に示すように、第1リンク部3は、第1ベース部2の指先側に設けられている。第1リンク部3は、その全長が第1ベース部2や第2ベース部5の全長よりも長い部材である。この第1リンク部3は、天板31と、天板31の両縁部からそれぞれ突出した側壁32とを有している。そして、2つの側壁32の間で第1ベース部2を挟み込んでいる。
また、各側壁32と第1ベース部2の連結部21との間は、回動支持部11を介して連結されている。回動支持部11は、側壁32および第1ベース部2のうちの一方に設けられた軸と、他方に設けられ、軸が挿入された軸受けとで構成されている。また、中手指節関節108が屈伸により回動するときの回動軸O108を想定したとき、回動支持部11の回動軸O11は、回動軸O108に平行となっている。このような構成の回動支持部11により、第1リンク部3は、第1ベース部2に対して回動軸O11回りに回動することができる。
第2リンク部4は、第1リンク部3の指先側に設けられている。第2リンク部4は、第2ベース部5に対して摺動する摺動部41と、摺動部41上から突出した突出部42とを有している。
図2、図3に示すように、摺動部41は、筒状をなす、すなわち、中空部411を有する部分であり、当該中空部411を第2ベース部5のレール部53が挿通している。なお、レール部53の全長は、摺動部41の全長よりも十分に長く、例えば摺動部41の全長の1.5〜3倍であるのが好ましく、1.7〜2.3倍であるのがより好ましい。摺動部41がレール部53に案内されつつ摺動することにより、第2ベース部5は、第1ベース部2に対して相対的に接近および離間することができる。図2は、第2ベース部5が第1ベース部2に対して接近した状態を示し、図3は、第2ベース部5が第1ベース部2に対して離間した状態を示している。
突出部42は、第1リンク部3の2つの側壁32の間で挟み込まれている。そして、突出部42と各側壁32との間は、回動支持部12を介して連結されている。回動支持部12は、突出部42および側壁32のうちの一方に設けられた軸と、他方に設けられ、軸が挿入された軸受けとで構成されている。また、回動支持部12の回動軸O12は、回動軸O108に平行となっている。このような構成の回動支持部12により、第2リンク部4は、第1リンク部3と同様に、回動軸O108に平行な回動軸O12回りに回動することができる。回動軸O11および回動軸O12がそれぞれ回動軸O108と平行であるとことにより、指関節駆動装置1で中手指節関節108を容易に、すなわち、中手指節関節108に無理な力が掛かるのを防止しつつ、屈伸させることができる。
第1ベース部2、第1リンク部3、第2リンク部4、第2ベース部5の構成材料としては、特に限定されず、例えば、ポリエチレン等のような各種樹脂材料や、アルミニウム等のような各種金属材料を用いることができる。また、装着バンド20の構成材料としては、特に限定されず、例えば、シリコーンゴム等のような各種ゴム材料を用いることができる。
また、図1に示すように、指関節駆動装置1は、駆動部(回動部)6Aと、制御部10とをさらに備えている。
駆動部6Aは、第1リンク部3が回動支持部11を介して回動する回動駆動を担う機構部である。
図4に示すように、駆動部6Aは、回動支持部11の前記軸に同心的に連結された第1ローター61と、第1ローター61を回転させる第2ローター62と、第2ローター62を回転させる第3ローター63と、第3ローター63を回転させる振動部としての圧電モーター64と有している。
第1ローター61は、円板状をなし、その外縁部に歯611を有する歯車である。
第2ローター62は、小歯車621と大歯車622とを有している。小歯車621は、第1ローター61の歯611と噛み合う歯621aを有している。大歯車622は、その基礎円直径が小歯車621の基礎円直径よりも大きい歯車である。この大歯車622は、小歯車621と同心的に配置され、小歯車621の裏側に連結されて(固定されて)いる。
第3ローター63は、小歯車631と大円板部632とを有している。小歯車631は、大歯車622の歯622aと噛み合う歯631aを有している。大円板部632は、円板状をなし、その直径が小歯車631の基礎円直径よりも大きいものである。この大円板部632は、小歯車631と同心的に配置され、小歯車631の表側に連結されている。
図4に示すように、圧電モーター64は、圧電効果を発揮する圧電材料を含み、板状に形成された2枚の圧電素子(ピエゾ素子)65と、これらの間に挟んで貼り合わされ、金属平板で構成されたシム板66とを有している。以下では、圧電モーター64の長手方向を「x方向」、x方向と直交する圧電モーター64の幅方向を「y方向」、x方向およびy方向と直交する圧電モーター64の厚さ方向を「z方向」と言う。
各圧電素子65には、それぞれ、圧電素子65に電圧を印加するための4つの電極651が設けられている。これらの電極651は、圧電素子65上に2行2列の行列状に配置されており、電力供給源としてのボタン電池等のバッテリー(図示せず)に電気的に接続されている。
また、金属製のシム板66は、各圧電素子65を補強するだけでなく、各圧電素子65に電圧を印加するための共通電極としての役割を有しており、グランドに接地されている。
圧電モーター64のx方向の端部には、凸部67が設けられている。凸部67は、シム板66と一体的に形成されている。
圧電モーター64のy方向に向いた両側面には、圧電モーター64を凸部67が設けられた側に向けて付勢した状態で支持するための4つの支持部68が設けられている。これらの支持部68は、シム板66と一体的に形成され、長方形状をなすシム板66の4隅に配置されている。なお、x方向に隣り合う支持部68同士は、連結板69を介して連結されているのが好ましい。
このような構成の圧電モーター64の動作原理について、図5を参照しつつ説明する。
圧電モーター64は、各圧電モーター64の電極651に一定周期で電圧を印加したときに、圧電モーター64の凸部67が楕円運動することによって動作する。圧電モーター64の凸部67が楕円運動するのは次の理由による。なお、各圧電素子65に設けられた電極651は、配置箇所が異なること以外は、同じものあるため、表側の圧電素子65の電極651について代表的に説明する。
まず、周知のように圧電材料を含む圧電素子65は、正電圧を印加すると伸張する性質を有している。従って、図5(a)に示すように、4つの電極651の全てに正電圧を印加した後、印加電圧を解除することを特定の周波数で繰り返すと、圧電モーター64(圧電素子65)は、x方向)に伸縮する一種の共振現象を発生させることができる。なお、圧電モーター64がx方向に伸縮を繰り返す動作を「伸縮振動」と言い、圧電モーター64が伸縮する方向(図中の±x方向)を「伸縮方向」と言う。
また、図5(b)あるいは図5(c)に示すように、互いに対角線の位置にある2つの電極651を組(電極651aおよび電極651dの組、あるいは電極651bおよび電極651cの組)として、特定の周波数の電圧を印加すると、圧電モーター64(圧電素子65)は、x方向の先端部(凸部67が設けられた部分)が、図面上で上下方向(y方向に首を振るような一種の共振現象を発生させることができる。例えば、図5(b)に示したように、電極651aおよび電極651dの組に一定周期で正電圧を印加すると、圧電モーター64は、x方向の先端部が下方向に移動する動作を繰り返す。また、図5(c)に示したように、電極651bおよび電極651cの組に一定周期で正電圧を印加すると、圧電モーター64は、x方向の先端部が上方向に移動する動作を繰り返す。このような圧電モーター64の動作を「屈曲振動」と言う。以下では、圧電モーター64が屈曲振動する方向(図中の±y方向)を「屈曲方向」と言う。
そして、圧電素子65の物性や、圧電素子65の寸法(全長、幅、厚さ)を適切に選んでやれば、「屈曲振動」で共振させることによって同時に「伸縮振動」の共振も誘起することができる。その結果、図5(b)に示す態様で電極651aおよび電極651dの組に電圧を印加した場合には、圧電モーター64の先端部(凸部67が設けられた部分)が図面上で時計回りに楕円を描くような動作(楕円運動)を行う。また、図5(c)に示す態様で電極651bおよび電極651cの組に電圧を印加した場合には、圧電モーター64の先端部が図面上で反時計回りの楕円運動を行う。裏側の圧電素子65についても、表側の圧電素子65と全く同様なことが成り立つ。
圧電モーター64は、このような楕円運動を利用して被駆動体である第1リンク部3を駆動する。
すなわち、圧電モーター64の凸部67を第3ローター63の大円板部632の外縁部632aに押しつけた状態で楕円運動を発生させる。これにより、凸部67は、圧電モーター64が伸張する際には被駆動体に押し付けられた状態で左から右に向かって(あるいは右から左に向かって)移動し、圧電モーター64が収縮する際には被駆動体から離れた状態で元の位置まで復帰する動作を繰り返す。この結果、第3ローター63は、凸部67から受ける摩擦力によって一方向に回転する。そして、この回転力は、第3ローター63の小歯車631、第2ローターの大歯車622、小歯車621、第1ローター61を順に介して伝達される。これにより、回動支持部11を介して、第1リンク部3を回転駆動させることができる。
このように指関節駆動装置1では、圧電素子65を用いるという簡単な構成で第1リンク部3の回動駆動を確実に行なうことができる。また、圧電素子65を用いる構成は、指関節駆動装置1の小型化や薄型化にも寄与する。
また、圧電モーター64は、人差し指101の中手指節関節108が握る側に屈曲すればするほど高分解能とさせることができるので好ましい。
なお、駆動部6Aは、本実施形態では第1リンク部3の回動駆動を担うものであるが、これに限定されず、第2リンク部4の回動駆動を担うものであってもよい。この場合も、前記と同様に、第2リンク部4の回動駆動を確実に行なうことができる。
制御部10は、予め記憶されているプログラムに基づいて駆動部6Aの作動を制御するものである。この制御部10は、駆動部6Aに電力を供給するボタン電池等のバッテリー(図示せず)とともに、第1ベース部2に内蔵されている。なお、制御部10の構成としては、特に限定されず、例えば、マイクロプロセッサーとメモリーとを有する構成とすることができる。
次に、装着機構7について説明する。装着機構7は、図1(a)および(b)に示すように、装着状態を維持する、すなわち、装着状態で指関節駆動装置1を手100に固定するものである。この装着機構7は、横断面形状が円形をなす1本の線状体で構成されたフック71で構成されている。また、フック71の両端部は、第1ベース部2の互いに異なる位置に連結されている。フック71は、第1ベース部2とともにループ状をなしている。本実施形態では、フック71は、その両端部が、第1ベース部2の親指110側の側面23にそれぞれ連結されている。
なお、本明細書中では、「フック」とは、例えば、指等の対象物に引っかけることができる引掛け部として機能するもののことを言う。すなわち、「フック」の形状は、「U」字状、「O」字状、「J」字状等の円弧状に湾曲した形状や、途中で屈曲している形状等、変曲点を有していれば特に限定されない。
また、フック71は、弾性を有している。なお、フック71は、外力を付与すると曲げることはできるが、外力を付与していない自然状態では、自重で撓んで変形しない程度の剛性を有している。
このようなフック71は、装着状態で手の平106に配置される第1湾曲部711と、第2湾曲部(第1フック)712と、第3湾曲部(第2フック)713とに分けることができる。
第1湾曲部711は、装着状態で、手の平106と当接(接触)する当接部となっている。この第1湾曲部711は、装着状態で、生命線200にできるだけ沿うように、手首側から指先側にかけて延在し、かつ、図1中上下方向に対して若干傾斜するように湾曲している。
また、第1湾曲部711は、第1ベース部2の平面視で、第1ベース部2と重なるように配置されている。これにより、装着状態では、第1湾曲部711と第1ベース部2とは、手100を介して対向することとなる。すなわち、第1湾曲部711は、装着状態で、第1ベース部2との間で手100を、その厚さ方向に挟持することができる。よって、指関節駆動装置1を手100に安定的に固定することができる。
また、未装着状態における第1湾曲部711と第1ベース部2との離間距離は、例えば、10〜40mm程度であるのが好ましく、20〜30mm程度であるのがより好ましい。
このような第1湾曲部711は、第2湾曲部712および第3湾曲部713によって第1ベース部2に連結されている。
第2湾曲部712は、第1湾曲部711の指先側と、第1ベース部2の側面23の指先側の端部とを連結する連結部として機能する。この第2湾曲部712は、装着状態では、親指110と人差し指101との間に配置されている。また、第2湾曲部712は、手の平106と手の甲105とに跨るように湾曲している。
一方、第3湾曲部713は、第1湾曲部711の手首側と第1ベース部2の側面23の手首側の端部とを連結する連結部として機能する。この第3湾曲部713は、装着状態では、親指110の人差し指101と反対側、すなわち、親指110の手根中手関節111近傍に配置されている。また、第3湾曲部713は、手首の手の平106側と、手首の手の甲105側とに跨るように湾曲している。
これら第2湾曲部712と第3湾曲部713とは、手100と接触していてもよく、離間していてもよい。
このような構成によれば、装着状態で、第2湾曲部712および第3湾曲部713が、指、特に親指110および人差し指101の動作を阻害するのを防止または抑制することができる。
フック71の直径Dは、特に限定されず、2〜10mm程度であるのが好ましく、4〜8mm程度であるのがより好ましい。これにより、装着状態でフック71が邪魔になるのを防止または抑制することができ、使用者は、指関節駆動装置1を違和感なく使用することができる。
ここで、手の平106において、指、特に、親指110の手根中手関節(第3関節)を曲げ伸ばしする際、生命線200を境にして、生命線200よりも親指110側の部分が主に動く。例えば、親指110をその他の指に接近させると、生命線200が手の平106において「谷」となる。指関節駆動装置1では、第1湾曲部711は、装着状態で生命線200に沿って配置されている。これにより、装着状態で指を屈伸しても、第1湾曲部711が指の屈伸を阻害するのを防止または抑制することができる。よって、装着状態において、十分な自由度を確保することができる。
また、未使用状態から装着状態とする際、親指110を、フック71と第1ベース部2とで構成されたループに挿通する。このとき、使用者の手100の厚さや、第1湾曲部711と第1ベース部2との離間距離等によっては、親指110の付け根や、手の甲105が前記ループに引っ掛かり、指関節駆動装置1の装着が不十分となる。
しかしながら、前述したように、フック71は、弾性を有している。このため、親指110の付け根や、手の甲105が前記ループに引っ掛った場合であっても、フック71が撓んで変形することができ、装着状態とすることができる。この場合、装着状態において第1湾曲部711は、フック71の復元力によって手の平106を第1ベース部2に向って付勢する。よって、第1湾曲部711は、第1ベース部2との間で手を確実に挟持することができる。さらに、フック71が弾性を有していることにより、手100の厚さが異なる使用者に対応することができ、汎用性に優れる。
なお、フック71は、縦弾性係数が第1部材の縦弾性係数よりも低い部分を有していれば、上記効果を奏することができる。
また、装着機構7では、第1湾曲部711、第2湾曲部712および第3湾曲部713が連続した一本の線状体で構成されており、かつ、それらが一体的に形成されている。これにより、第1湾曲部711、第2湾曲部712および第3湾曲部713を別体で形成し、この別体をそれぞれ接合する場合に比べて、装着機構7を容易に製造することができる。
なお、フック71の構成材料としては、特に限定されず、各種樹脂材料や、各種金属材料を用いることができる。前記樹脂材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリ−(4−メチルペンテン−1)、アイオノマー、アクリル系樹脂、ポリメチルメタクリレート、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)、ブタジエン−スチレン共重合体、フッ素系樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、シリコーン樹脂、ポリウレタン等、またはこれらを主とする共重合体、ブレンド体、ポリマーアロイ等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
また、前記金属材料としては、特に限定されず、例えば、鉄、ニッケル、ステンレス鋼、銅、アルミニウム、チタン等の各種金属、またはこれらを含む合金等が挙げられる。
次に、指関節駆動装置1の動作について説明する。
図2に示す状態では、指関節駆動装置1は、第1ベース部2が手の甲105に装着され、第2ベース部5が基節102に装着されている。このとき、図1(a)および(b)に示すように、手100が第1湾曲部711および第1ベース部2によって挟持されているため、指関節駆動装置1を手に対して安定的に固定することができる。
そして、この状態から駆動部6Aが前述したように作動すると、図3に示すように、第2リンク部4を図中の反時計回りに回動させることができる。これにより、人差し指101の基節102は、第2ベース部5ごと図3中の右斜め下方に向かって押圧される。その結果、人差し指101の中手指節関節108が屈曲する。
また、図3に示す状態から第2リンク部4を前記と反対に回動させると、図2に示すように、人差し指101の基節102は、第2ベース部5ごと図中の左斜め上方に向かって引張られる。その結果、人差し指101の中手指節関節108が伸長する。
また、中手指節関節108が屈曲(または伸長)すると、第2ベース部5が第1ベース部2に対して離間(または接近)することとなるが、前述したように第2リンク部4と第2ベース部5とが相対的に移動可能であるため、第2ベース部5の第1ベース部2に対する離間(または接近)が迅速かつ円滑に行なわれる。これにより、中手指節関節108を容易に折り曲げることができ、人差し指101への負担が軽減される。
また、指関節駆動装置1の使用者は、当該指関節駆動装置1の補助を受けない人差し指101の近位指節間関節107、遠位指節間関節109や親指110、中指、薬指、小指を、人差し指101の中手指節関節108と独立して屈伸させることができる。
また、指関節駆動装置1は、例えば手の甲105上を摺動する部材が摺動することにより指関節を屈伸させるよう構成された場合(例えば特開2002−345861号公報参照)と比較して、装置全体の厚さを抑えることができる。これにより、指関節駆動装置1を手に装着して使用する際、その使用者の手の動作に制限が掛かるのを低減することができる。
なお、人差し指101が屈伸する際、装着機構7の第1湾曲部711が生命線200に沿って配置されているため、人差し指101の屈伸を阻害するのを防止することができる。さらに、装着機構7によれば、その他の指、特に親指110の自由度も確保することができる。
また、人差し指101の基節102側で第2リンク部4と第2ベース部5とが相対的に移動可能であるため、人差し指101の長さによらず指関節駆動装置1を装着することができ、汎用性が高い。
このような装着機構7によれば、簡素な構成にも関わらず、指関節駆動装置1を手に対して安定的に固定することができるとともに、指の自由度を十分に確保することができる。
さらに、装着機構が手全体を覆うような構成(例えば特開2010−240285号公報参照)では、装着機構ごと駆動する分、余分な駆動力を必要としていた。これに対し、装着機構7では、指関節駆動装置1のうちの駆動部6Aが駆動する部分とは、別体であり、直接的に接続されていない。このため、比較的小さい駆動力で指を屈伸させることができる。
<第2実施形態>
図6は、(a)が本発明の駆動装置(第2実施形態)の使用状態を示す図(手の甲側からみた図)であり、(b)が(a)に示す装着機構を備える指関節駆動装置の使用状態を示す図(手の平側から見た図)である。
以下、これらの図を参照して本発明の駆動装置の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、装着機構の構成が異なっていること以外は前記第1実施形態と同様である。
図6(a)に示すように、装着機構7Aでは、フック71の両端部が、第1ベース部2の小指112側の側面23の異なる位置にそれぞれ連結されている。また、第2湾曲部712および第3湾曲部713は、装着状態において、小指112の薬指113と反対側、すなわち、小指112の中手骨(第5中手骨)114の外側に配置されている。
また、図6(b)に示すように、第2湾曲部712は、第1実施形態での第2湾曲部712よりも長く、手の平106に配置される部分714を有している。この部分714は、感情線300にできるだけ沿って配置されるよう、小指112側から人差し指101側に向って延在している。
ここで、感情線300は、人差し指101、中指114、薬指113および小指112の中手指節関節を屈曲させたときに、手の平106において、「谷」となる部分である。この感情線300に部分714が配置されることで、装着状態で指を屈伸しても、部分714が指の屈伸を阻害するのを防止または抑制することができる。よって、装着状態において、十分な自由度を確保することができる。
<第3実施形態>
図7は、(a)が本発明の駆動装置(第3実施形態)の使用状態を示す図(手の甲側からみた図)であり、(b)が(a)に示す装着機構を備える指関節駆動装置の使用状態を示す図(手の平側から見た図)である。
以下、これらの図を参照して本発明の駆動装置の第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、装着機構の構成が異なっていること以外は前記第1実施形態と同様である。
図7(a)および(b)に示すように、本実施形態では、フック71は、第1湾曲部711と、一対の第2湾曲部712と、一対の第3湾曲部713とを有している。
第2湾曲部712は、親指110および人差し指101の間と、小指112の薬指113と反対側とに配置されている。また、各第2湾曲部712は、第1湾曲部711の指先側に連結されている。
一方、第3湾曲部713は、親指110の人差し指101と反対側と、小指112の薬指113と反対側とに配置されている。また、各第3湾曲部713は、第1湾曲部711の手首側に連結されている。
このような構成によれば、第2湾曲部712および第3湾曲部713が一対ずつ設けられている分、装着状態で、指関節駆動装置1を手に、より安定的に固定することができる。
以上、本発明の駆動装置を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、駆動装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
なお、前記実施形態では、第1部材に第3部材が設けられているが、本発明ではこれに限定されず、第2部材に第3部材が設けられていてもよい。
また、前記実施形態では、振動部では、シム板が第3ローターと当接しているが、本発明ではこれに限定されず、圧電素子が第3ローターと当接していてもよい。
また、前記実施形態では、装着機構は、一本の線状体で構成されているが、本発明ではこれに限定されず、例えば、線状体の一部が切り欠かれている、すなわち、途中で途切れていてもよい。
また、線状体は、その長手方向の全長にわたって弾性を有しているが、本発明ではこれに限定されず、例えば、少なくとも連結部が弾性を有していればよい。また、線状体が弾性を有していなくても、本発明の効果を奏することができる。
また、前記各実施形態では、駆動装置は、手に装着されているが、本発明ではこれに限定されず、足に装着されていてもよい。
また、前記各実施形態では、駆動装置は、本実施形態では人差し指を駆動するものであるが、これに限定されず、例えば、親指、中指、薬指、小指を駆動するものであってもよい。
1……指関節駆動装置
2……第1ベース部
21……連結部
23……側面
3……第1リンク部
31……天板
32……側壁
4……第2リンク部
41……摺動部
411……中空部
42……突出部
5……第2ベース部
51……面
53……レール部
6A……駆動部(第1駆動部)
61……第1ローター
611……歯
62……第2ローター
621……小歯車
621a……歯
622……大歯車
622a……歯
63……第3ローター
631……小歯車
631a……歯
632……大円板部
632a……外縁部
64……圧電モーター
65……圧電素子
651、651a、651b、651c、651d……電極
66……シム板
67……凸部
68……支持部
69……連結板
7、7A……装着機構
71……線状体
711……第1湾曲部(当接部)
712……第2湾曲部(連結部)
713……第3湾曲部(連結部)
714……部分
10……制御部
11、12……回動支持部
20……装着バンド
100……手
101……人差し指
102……基節
103……中節
104……末節
105……手の甲
106……手の平
107……近位指節間関節(第2関節)
108……中手指節関節(第3関節)
109……遠位指節間関節(第1関節)
110……親指
111……手根中手関節
112……小指
113……薬指
114……中指
200……生命線
300……感情線
11、O12、O108……回動軸

Claims (13)

  1. 第1部材と、
    前記第1部材に回動可能に設けられた第2部材と、
    前記第2部材を回動させる回動部と、
    前記第1部材または前記第2部材に設けられ、フックを有する第3部材と、を備えることを特徴とする駆動装置。
  2. 前記回動部は、圧電素子を含む振動部と、前記振動部が当接して駆動される被駆動体と、を有する請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記フックは、第1フックと、第2フックとを有する請求項1または2に記載の駆動装置。
  4. 前記第3部材では、前記第1フックと前記第2フックとが連結されている請求項3に記載の駆動装置。
  5. 当該駆動装置は、手に配置されるものであり、
    前記第1部材は、前記手の甲に配置され、
    前記第2部材は、前記手の指に配置され、
    前記第3部材は、前記第1部材に設けられ、
    前記フックは、前記手の平と当接する当接部を有する請求項1ないし4のいずれか1項に記載の駆動装置。
  6. 前記フックは、前記手の親指および人差し指の間に配置される部分を有している請求項5に記載の駆動装置。
  7. 前記フックは、前記手の親指の前記手の人差し指と反対側に配置されている部分を有している請求項5または6に記載の駆動装置。
  8. 前記フックは、第1フックと、第2フックとを有し、
    前記第1フックは、前記手の親指および人差し指の間に配置され、
    前記第2フックは、前記手の親指の前記手の人差し指と反対側に配置される請求項5ないし7のいずれか1項に記載の駆動装置。
  9. 前記フックは、前記手の小指の薬指と反対側に配置されている部分を有している請求項5ないし8のいずれか1項に記載の駆動装置。
  10. 前記第3部材は、前記手の生命線に沿って配置される部分を有する請求項5ないし9のいずれか1項に記載の駆動装置。
  11. 前記第3部材は、縦弾性係数が前記第1部材の縦弾性係数よりも低い部分を有する請求項1ないし10のいずれか1項に記載の駆動装置。
  12. 前記第3部材は、連続した一本の線状体で構成されている請求項1ないし11のいずれか1項に記載の駆動装置。
  13. 前記フックは、第1フックと、第2フックとを有し、
    前記第1フックと前記第2フックとは、一体的に形成されている請求項1ないし12のいずれか1項に記載の駆動装置。
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