JP2015177276A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理装置の設定値のインポート時の消費電力を最小限に抑え、またインポートを効率良く実施可能にすること。【解決手段】設定値編集アプリケーション105が、インポートの対象となる複数の設定値を含むインポートデータを生成し、該生成されるインポートデータに含まれる設定値に、画像処理装置102の設定値を管理するコントローラ(プリンタ部311やスキャナ部309)に関する設定値が含まれる場合には、インポート時に給電すべきコントローラを示す情報(図8の802や812)を、前記インポートデータに付与する(S907〜S910)。画像処理装置102では、設定値編集アプリケーション105で生成されたインポートデータのインポート時に、前記付与された情報に従うコントローラ(プリンタ部311やスキャナ部309)に対して給電を行う。【選択図】図9

Description

本発明は、画像処理装置に対して設定値をインポートする技術に関する。
画像処理装置が管理する設定値には、メインコントローラで管理されている設定値の他に、例えば、プリンタ部で管理されている設定値、スキャナ部で管理されている設定値が存在する。異機種間で同一の意味で使用されている設定値であっても、画像処理装置の機種によって、異なる箇所で管理されている設定値も存在する。例えば、機種Aではプリンタ部で管理されている設定値が、機種Bではメインコントローラで管理されていることがある。
近年、画像処理装置は、多機能化が進むことで設定値の数が増加しているため、設定値を一台一台手作業で設定すると作業者に負荷がかかってしまう。そのため、設定値をインポートエクスポートする機能を備え、作業者の負担を軽減する仕組みが提供されている。
また、画像処理装置の設定を行うためのインポートデータを、パーソナルコンピュータ等の外部の設定値編集ツールで作成する仕組みも検討されている。設定値編集ツールは、設定を行う画像処理装置の機種別にデータベースを取り込んでおり、設定を行う画像処理装置の機種に合わせたインポートデータを作成することができる。
従来、プリンタ部やスキャナ部で管理された設定値を参照したり反映したりするためには、画像処理装置がスリープ状態である場合には、画像処理装置をスリープ復帰させて装置全体に電源を供給する必要があった。そのため、設定値のインポートやエクスポートを行う際にも、画像処理装置がスリープ状態である場合には、画像処理装置全体に電源を供給してから設定値のインポートやエクスポートを実施していた。
一方、画像処理装置の省電力機能の向上により、画像処理装置のユーザが使用する機能のみに電力を供給する技術が提案されている。例えば、ユーザがプリンタを使用する際にプリンタに電力を供給し、ユーザがスキャナを使用する際に、スキャナに電力を供給する。
また、画像処理装置のプログラムのインストールにおいては、インストールするプログラムに応じて、給電を必要とするメモリの場所を判断し、必要なメモリにのみ電力を供給することで、供給する電力を低減したプログラムのインストール方法が提案されている(特許文献1)。
特開2012−43353号公報
上記特許文献1では、プログラムをインストールするために給電が必要となるメモリの場所を、インストールするプログラムと対応させてテーブルで保持している。そして、プログラムをインストールする際、保持しているテーブルを参照して、給電が必要となるメモリの場所を判断する。しかし、この技術を画像処理装置の設定値のインポートに用いようとすると次のような問題が発生する。設定値のインポート時に、上記特許文献1と同様にテーブルを参照して給電を必要とする場所の判断を行うと、設定値の数が膨大であるため、給電を必要とする場所の判断に処理時間がかかり、設定値のインポート処理の性能が劣化するという課題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものである。本発明の目的は、画像処理装置の設定値インポートを行う際に、設定を反映するために必要な箇所のみに電力を供給し、電力の消費を低減した設定値のインポートを効率良く行うことを可能とする仕組みを提供することである。
本発明は、複数のコントローラを備え、前記各コントローラに関する設定値の反映に際して、該コントローラに対して給電が必要となる画像処理装置に対するインポートデータを処理する情報処理装置であって、インポートの対象となる複数の設定値を含むインポートデータを生成する生成手段と、前記生成手段により生成されるインポートデータに含まれる設定値に、前記画像処理装置の前記いずれかのコントローラに関する設定値が含まれる場合には、インポート時に給電すべきコントローラを示す情報を、前記インポートデータに付与する付与手段とを、有し、前記画像処理装置では、前記生成されたインポートデータのインポート時に、前記付与された情報に従うコントローラに対して給電が行われることを特徴とする。
本発明によれば、画像処理装置の設定値インポートを行う際に、設定を反映するために必要な箇所のみに電力を供給し、電力の消費を低減した設定値のインポートを効率良く行うことを可能とする。
インポートエクスポートシステムの全体構成図。 設定値編集アプリケーションを動作させる装置のハードウェア構成図。 画像処理装置のハードウェア構成図。 画像処理装置のソフトウェア構成図。 設定値編集アプリケーションのソフトウェア構成図。 画像処理装置内で管理する設定値のデータベースを例示する図。 設定値編集アプリケーションのUIを例示する図。 設定値管理元の情報を含むインポートデータを例示する図。 設定値編集アプリケーションのフローチャート。 画像処理装置で作成するエクスポートデータを例示する図。 画像処理装置におけるエクスポート処理のフローチャート。 実施例1,2の画像処理装置におけるインポート処理のフローチャート。 カテゴリに応じた給電先の管理テーブルを例示する図。 設定値の連動先情報を管理する設定値データベースを例示する図。 実施例3の画像処理装置におけるインポート処理のフローチャート。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
<用語の定義>
まず、本発明における用語の定義を行う。
「エクスポート」とは、画像処理装置が外部に設定値を出力することを示す。例えば任意の画像処理装置から設定値をエクスポートし、エクスポートした設定値(後述「エクスポートデータ」)を他の画像処理装置にインポートすることで、他の画像処理装置の設定を簡易に行うことが可能となる。「エクスポートデータ」とは、画像処理装置からエクスポートした設定値のことを示す。具体的にはアドレス帳や管理者の設定やネットワーク設定等が含まれる。
「インポート」とは、画像処理装置が外部から設定値を取得して反映することを示す。「インポートデータ」とは、画像処理装置がインポートのために受信した設定値を示す。任意の画像処理装置からエクスポートしたエクスポートデータと前記エクスポートデータを使用してインポートを実施したインポートデータは同一である。
「カテゴリ」とは、画像処理装置から設定値をエクスポートする時に選択可能な単位を表す。例えば、「サービスモード設定」、「アドレス帳」、「転送設定」等がインポートエクスポート機能のカテゴリとして存在する。
「連動設定」とは、ある設定の反映に依存して変更される他の1以上の設定のことを示す。例えば、ある設定値を変更すると、条件に応じて変更した設定値とは異なる設定値も同時に値が変更されることがある。このように、明示的に変更していない(自動で変更される)、他の1以上の設定値を「連動設定」と呼ぶ。
「設定値編集アプリケーション」とは、PC上等で画像処理装置に設定したい設定を編集してインポートファイルを作成する装置のことを示す。画像処理装置の操作部で設定値を変更するよりもユーザビリティに優れているためインポートデータを作成するために使用されることがある。以上が用語の説明となる。ここで説明した以外にも適宜用語の説明を行う。
以降、本発明に係る実施の形態を図1〜図15に基づき説明する。
<システム構成例の説明>
図1は、本発明の一実施例を示す情報処理装置および画像処理装置を含むシステム100の全体構成を説明するシステム全体図である。
本発明は、画像処理装置102がネットワークに接続されている環境でも、ネットワークに非接続でUSBメモリ等を使用可能な環境のどちらの環境でも実現可能である。システム100全体は、画像処理装置102、パーソナルコンピュータ(以下PC)101、サーバ103、PC200等の複数のネットワーク機器と、該ネットワーク機器群が接続されているLAN104を含む。
画像処理装置102は、PC101,200やサーバ103からのインポート指示や、画像処理装置102の後述する操作部312からのインポート指示に従い、インポートされた設定値を反映する。また、画像処理装置102は、PC101,200やサーバ103からのエクスポート指示や、画像処理装置102の後述する操作部312からのエクスポート指示に従い、画像処理装置102に設定されている設定値を、PC101,200やサーバ103、USBメモリ等の記録メディア(メモリメディア)にエクスポートする。
設定値編集アプリケーション105は、PC200上のツール(アプリケーションプログラム)であり、画像処理装置102に設定値をインポートするためのインポートデータを作成する設定値編集ツールである。即ち、PC200は、設定値編集アプリケーション105を動作させる情報処理装置である(詳細は図2に示す)。設定値編集アプリケーション105は、PC200が画像処理装置102とLAN104を介してネットワークで接続されている場合や、ネットワークに非接続な環境のどちらの環境でも動作する。PC200がネットワークに非接続な場合は、設定値編集アプリケーション105で作成したインポートデータを、例えば、USBメモリ等の記録メディアや画像処理装置102が接続されているPC等にダウンロードして、インポートを行う。
なお、PC101、サーバ103は汎用的なものでよく特に本発明にて限定するものではない。そのため、ハードウェア構成は図2に示すPC200と同様に構成可能であり、また、ソフトウェア構成の説明は省略する。
<ハードウェア構成>
まず、図2を用いて、PC200のハードウェア構成について説明する。
図2は、設定値編集アプリケーション105を動作させる情報処理装置(PC200)のハードウェア構成の一例を示す図である。
CPU201は、本装置上の各処理を司る。ROM202は、本装置の各処理に関わるプログラムやデータを記憶し、書き換え不可能である。RAM203は、本装置の各処理に関わる一時的なデータを電気的に記憶でき、かつ書き換え可能である。HDD204はハードディスクドライブである。HDD204は、本装置(PC200)の各処理に関わるプログラム(設定値編集アプリケーション105を含む)やデータ、一時的なデータ、本実施形態に関わる設定値編集アプリケーション105が作成するインポートデータ等を記憶する。なお、HDD204の代わりに、SSD(Solid State Drive)等の他の記憶装置を設けてもよい。CPU201は、ROM202又はHDD204等の記録媒体に記録されたプログラムを読み出して実行することにより、各種処理を実行する。
入力装置205は、本装置への指示入力を受け付けるキーボードやポインティングデバイスである。表示部206は、本装置の動作状況や、本装置で動作する各プログラムが出力する情報を表示するディスプレイである。Network I/F208は、ネットワーク経由でLAN及びインターネットに接続し、外部と情報交換を行う。外部機器I/F207は、外部記憶機器やUSBメモリ等の記録メディア等を接続するネットワークインタフェースである。これらの要素がシステムバス209を介して結びつき、データを遣り取りして、PC200の機能を実現している。
次に、図3を用いて、画像処理装置102のハードウェア構成について説明する。
図3は、画像処理装置102のハードウェア構成の一例を示す図である。
CPU301を含むメインコントローラ300は、画像処理装置102を統括的に制御する。CPU301は、ROM302に記憶された制御プログラムを読み出して実行することにより各種制御処理を実行する。ROM302には、画像処理装置102のブートプログラム等が格納されている。
RAM303は、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、かつ画像データを一時記憶するためのメモリでもある。このRAM303は、記憶した内容を電源OFF後も保持しておくSRAM、電源OFF後には記憶した内容が消去されてしまうDRAM等により構成されている。HDD304はハードディスクドライブであり、画像データや各種プログラム、あるいは各種情報テーブルを記憶する。なお、HDD304の代わりに、SSD等の他の記憶装置を設けてもよい。
操作部I/F305は、システムバス313と操作部312とを接続するためのインターフェース部である。この操作部I/F305は、操作部312に表示するための画像データをシステムバス313から取得して操作部312に出力するとともに、操作部312から入力された情報をシステムバス313へと出力する。操作部312には、表示部(タッチパネル機能を有する液晶表示部など)やキーボードが備えられている。
ネットワークI/F306は、LAN314及びシステムバス313に接続し、情報の入出力を行うネットワークインタフェースである。外部ストレージI/F315は、メモリメディア316と接続され、メモリメディア316へ機器内のデータや画像を保存する、あるいはメモリメディア316内のデータを機器内に書き込む際に利用される。
スキャナI/F308は、スキャナ部309から受け取った画像データに対して、補正、加工、および編集を行う。なお、スキャナI/F308は、受け取った画像データがカラー原稿か白黒原稿か、文字原稿か写真原稿かなどを判定し、その判定結果を画像データに付随させる。こうした付随情報を属性データと称する。なお、スキャナ部309内には、スキャナ部309を制御するコントローラ(不図示)が備えられている。なお、画像処理装置102の機種によっては、このスキャナ部309内のコントローラが、スキャナ部309に関する設定値を管理するものがある。
プリンタI/F310は、画像処理チップ307から送られた画像データを受け取り、この画像データに付随させられている属性データを参照しながら画像データをプリンタ部311で処理可能な形式に変換する。該変換後の画像データは、プリンタI/F310を介してメインコントローラ300からプリンタ部311に転送され、プリンタ部311において記録媒体上に印刷される。なお、プリンタ部311内には、プリンタ部311を制御するコントローラ(不図示)が備えられている。なお、画像処理装置102の機種によっては、このプリンタ部311内のコントローラが、プリンタ部311に関する設定値を管理するものがある。
<ソフトウェア機能構成>
続いて、図4を用いて、画像処理装置102のソフトウェア構成について説明する。
図4は、画像処理装置102のソフトウェア構成を例示する図である。
図4に示すソフトウェア構造は、ROM302にプログラムとして保存され、実行時にCPU301によってRAM303にロードされて実行されることで機能する。ここでは、画像処理装置102を機能させるために必要なソフトウェアモジュールのうち、本発明の構成要件に必要なモジュールだけを抜粋して記載し、その他については省略する。
インポートエクスポート制御モジュール410は、インポートデータの取り込みと、エクスポートデータの生成の責務を請け負っている。設定データ管理モジュール430の送受信部411は、ネットワークI/F306を介して外部端末に対してデータを送付したり、データを受信するか、もしくは外部ストレージI/F315を介してメモリメディア316にデータを格納したり、データを受信する。データ解析部412は、インポートデータの情報から設定を反映する条件を取得する。ファイル作成部413は、エクスポート対象の設定データをエクスポート可能な形式に変更する。給電先管理部414は、設定値のインポート時やエクスポート時にプリンタ部311やスキャナ部309に給電が必要であるかを判断し、必要であれば、電源制御モジュール440内のプリンタ給電部441やスキャナ給電部442に給電の指示を出す。
画像処理装置102は、複数の機器内アプリケーション420をインストール可能である。各機器内アプリケーション420のデータ判断部421は、インポートデータの情報と、設定値データベース433の設定値を、設定データ管理モジュール430の設定取得部432から取得し、インポートが必要な設定値の判断等を行う。なお、詳細は実施例3で説明する。
設定データ管理モジュール430は、設定値データベース433へのアクセスを担う。設定データ管理モジュール430の設定反映部431は、設定値のインポート時に反映が必要な設定値を、設定値データベース433に反映する。設定取得部432は、要求に応じて、設定値データベース433に登録された設定項目の値を取得する。設定値データベース433は、画像処理装置102で用いる各種設定値を記憶管理する。
電源制御モジュール440は、画像処理装置102の電源周りの処理を管理し、シャットダウン処理の制御や、スキャナ部やプリンタ部への給電処理等を担っている。プリンタ給電部441は、プリンタ部331への給電処理を実行する。スキャナ給電部442は、スキャナ部309への給電処理を実行する。
次に、図5を用いて、設定値編集アプリケーション105のソフトウェア構成について説明する。
図5は、設定値編集アプリケーション105のソフトウェア構成を例示する図である。図5に示すソフトウェア構造はROM202にプログラムとして保存され、実行時にCPU201によってRAM203にロードされて実行されることで機能する。ここでは、設定値編集アプリケーション105を機能させるために必要なソフトウェアモジュールのうち本発明の構成要件に必要な構成だけを抜粋して記載し、その他については省略する。
入出力部501は、設定値編集アプリケーション105で作成するインポートデータの元情報となる画像処理装置102で作成されたエクスポートデータを、外部機器I/F207やNetwork I/F208を介して取得する。データ解析部502は、入出力部501で取得したエクスポートデータを解析する。データ解析部502は、該エクスポートデータをエクスポートした画像処理装置102の機種を判定する。
データ管理部503は、データ解析部502が判定した機種のデータベースを使用して設定値を編集できるように、後述する図6に示すようなデータベースを設定値編集アプリケーション105に取り込む。データ解析部502は、データ管理部503が取り込んだデータベースの情報を元に、上記解析したエクスポートデータの内容を表示部206に表示する。また、データ解析部502は、ユーザが入力装置205から入力した所望の設定を、データ管理部503に反映する。
ファイル作成部504は、データ管理部503が管理する設定値を使用して、画像処理装置102にインポートするためのインポートデータを作成する。なお、設定値編集アプリケーション105は、元情報となるエクスポートデータを使用せずに、一からインポートデータを作成することもある。
<設定値編集アプリケーションによるインポートデータ作成>
図6は、設定値編集アプリケーション105が取り込むデータベースの一例を示す図である。なお、図6(a)に示すデータベース600は機種Aのデータベース、図6(b)に示すデータベース610は機種Bのデータベースとする。データベース600、610は、画像処理装置102の機種A、画像処理装置102の機種Bのそれぞれが保持するデータベースと値以外は同じものである。データベース600、610は、設定値の項目名や値、設定値が取りうる値、データ管理元等の情報を有する。以下に具体例をいくつか挙げて説明する。
例えば、機種Bのデータベース600において、601は、「スリープ時の消費電力」には「少ない」が設定されており、設定可能な設定値が「少ない/多い」の二つであり、「メインコントローラ」で管理される設定値であるという情報を持つ。602は、「圧板読取時の画像位置調整」には「0」が設定されており、設定可能な設定値は「−50〜50」の範囲であること、「スキャナ部」で管理される設定値であるという情報を持つ。603は、「排紙トレイの設定」には「on」が設定されており、設定可能な設定値は「on/off」の二つであること、「プリンタ部」で管理される設定値であるという情報を持つ。また、機種Bのデータベース610の611は、「排紙トレイの設定」には「on」が設定されており、設定可能な設定値は「on/off」の二つであること、「メインコントローラ」で管理される設定値であるという情報を持つ。
なお、図6(a)に示すデータベース600、図6(b)に示すデータベース610等は、例えば、設定値編集アプリケーション105を実行するPC200のHDD204に格納されているものとする。しかし、設定値編集アプリケーション105が、データベース600,610等を、ネットワークを介して画像処理装置102等から取得するようにしてもよいし、USBメモリ等の記録メディアから取得するようにしてもよい。
図7は、設定値編集アプリケーション105の表示部206に表示するユーザインタフェース(UI)の一例を示す図である。
設定値編集アプリケーション105は、設定値編集アプリケーション105に取り込んだ画像処理装置102からエクスポートされたエクスポートデータの機種情報を701に表示する。ユーザ入力により機種情報701が変更された場合には、設定値編集アプリケーション105は、ユーザの入力した機種のデータベースを設定値編集アプリケーション105に取り込む。
702〜704は設定値の編集部である。設定値編集アプリケーション105は、データベースで設定範囲が決まっている設定値に対しては、702、704のように、ユーザがプルダウンで設定値を選択可能に制御し、設定範囲が決まっていない設定値に対して、703のように、ユーザがキーボードで設定値を入力することができるように制御してもよい。キャンセルボタン705が押下されると、設定値編集アプリケーション105は、図7のUIを閉じて処理を終了する。ファイル作成ボタン706が押下されると、設定値編集アプリケーション105は、図7のUIで入力されている設定値の情報を含むインポートデータを作成する。
以下、図8を用いて、設定値編集アプリケーション105が作成するインポートデータについて説明する。ここでは、説明を簡潔にするため、ユーザが設定したい設定値として「スリープ時の消費電力」と「排紙トレイの設定」を例に挙げて説明する。
図8は、設定値編集アプリケーション105が作成したインポートデータの一例を示す図であり、設定値編集アプリケーション105に入力されたデータを含む。
図8(a)のインポートデータ800、図8(b)のインポートデータ810は、設定値編集アプリケーション105で指定した機種情報801、811を含む、また、インポートデータ800、810は、設定値編集アプリケーション105で設定した設定値803及び804、813及び814を含む。さらに、インポートデータ800、810は、インポートデータに含まれる設定値の管理元の情報802、812を含む。
機種A向けのインポートデータ800には、「スリープ時の消費電力」を「少ない」にするための設定803と、「排紙トレイの設定」を「on」にするための設定804を含む。図6(a)に示した機種Aのデータベース600を参照すると、「排紙トレイの設定」のデータ管理元は「プリンタ部」であるため、機種A向けのインポートデータ800は、設定値の管理元の情報802に「プリンタ部」の情報を含む。
機種B向けのインポートデータ810にも、同様に「スリープ時の消費電力」を「少ない」にするための設定813と、「排紙トレイの設定」を「on」にするための設定814を含む。図6(b)に示した機種B向けのデータベース610を参照すると、「排紙トレイの設定」のデータ管理元は「メインコントローラ」であるため、設定値の管理元の情報812に、設定値の管理元を示す情報を持たない。プリンタ部で管理される設定値やスキャナ部で管理される設定値を一つも持たないインポートデータの場合、812に示すように、プリンタ部やスキャナ部で管理される項目を含んでいないことを明示する情報「0」を含む。
なお、ユーザが設定したい設定値として「圧板読取時の画像位置調整」が含まれる場合には、インポートデータ800、810の「<device_settings>」に「<Image_processing_position_settings>0</Image_processing_position_settings>」、「<import_information>」に「<printer_scaner_managed_settings>scaner</printer_scaner_managed_settings>」等の情報が含まれるものとする。
<設定値編集アプリケーションでのインポートデータ作成フローチャート>
続いて、図9を用いて、設定値編集アプリケーション105でインポートデータを作成する処理の流れを説明する。
図9は、設定値編集アプリケーション105で実行されるインポートデータ作成処理を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、設定値編集アプリケーション105により実行される。即ち、PC200のCPU201がHDD204に格納されるプログラムを読み出して実行することにより実現されるものである。
S901において、データ解析部502は、入出力部501が受けた画像処理装置102のエクスポートデータに含まれる機種情報、或いはユーザが入力した機種情報を判断して、作成するインポートデータの機種を特定する。次に、S902において、データ管理部503は、上記S901でデータ解析部502により特定された機種情報に対応する機種のデータベース(例えば図6の600や610)を、HDD204から読み出して、設定値編集アプリケーション105に取り込む。
次に、S903において、データ解析部502は、上記S902でデータ管理部503が取り込んだデータベースの情報を元に、例えば入出力部501が受けたエクスポートデータの内容を、設定可能な設定値の情報として、表示部206に表示する。続いて、S904において、入出力部501は、上記表示部206に表示した設定値に対する値の変更、ファイルの作成指示、又は、設定値の編集処理の終了指示というユーザからの入力を受け付け可能に制御する。入出力部501は、ユーザからの入力を受け付けると、S905及びS906において、ユーザからの入力を判定する。
上記S904で受け付けたユーザからの入力が設定値の編集処理の終了指示(即ち、キャンセルボタン705の押下)であると判定した場合(S905でYesの場合)、ファイル作成部504は、UI700上で設定されている内容を破棄し、本フローチャートの処理を終了する。
また、上記S904で受け付けたユーザからの入力が設定値の変更であると判定した場合(S905でNo且つS906でNoの場合)、入出力部501は、S903に処理を戻し、再び、ユーザの入力を受け付ける(S904)。
また、上記S904で受け付けたユーザからの入力がインポートデータ作成指示(即ち、ファイル作成ボタン706の押下)であると判定した場合(S905でNo且つS906でYesの場合)、S907に処理を進める。S907では、データ解析部502が、UI700上で設定されている設定値(以下、インポート対象となる設定値)に、プリンタ部311で管理されている設定値が含まれているか否かを判断する。なお、この判断は、上記S902で取り込んだデータベースの情報に基づいて判断されるものとする。
上記S907において、インポート対象となる設定値にプリンタ部で管理されている設定値が含まれると判断した場合(S907でYesの場合)、S908に処理を進める。S908では、ファイル作成部504が、インポートデータに含まれる設定値の管理元の情報(例えば図8の802,812)として、プリンタ部の情報を追加し、S909に処理を進める。一方、上記S907においてインポート対象となる設定値にプリンタ部で管理されている設定値を含まれないと判断した場合(S907でNoの場合)、そのままS909に処理を進める。
S909では、データ解析部502が、インポート対象となる設定値に、スキャナ部309で管理されている設定値が含まれているか否かを判断する。なお、この判断は、上記S902で取り込んだデータベースの情報に基づいて判断されるものとする。そして、インポート対象となる設定値にスキャナ部309で管理されている設定値が含まれると判断した場合(S909でYesの場合)、S910に処理を進める。S910では、ファイル作成部504が、インポート対象となる設定値の管理元の情報(例えば図8の802,812)に、スキャナ部の情報を追加し、S911に処理を進める。一方、上記S909においてインポート対象となる設定値にスキャナ部で管理されている設定値が含まれないと判断した場合(S909でNoの場合)、そのままS911に処理を進める。
S911では、ファイル作成部504が、機種情報やユーザが設定した設定値、設定値管理元の情報を含むインポートデータのファイルを生成し、本フローチャートの処理を終了する。即ち、設定値編集アプリケーション105は、図8(a)、図8(b)のように、機種情報801、811や設定値803,804、813,814に、設定値管理元の情報802、812を付加したインポートデータを生成する。なお、インポートデータ作成指示があった際(S905でNo且つS906でYesとなった際)に、インポート対象となる設定値を含むインポートデータを生成し、S907〜S910にて、該インポートデータにインポート時に給電すべきコントローラを示す情報を付与するようにしてもよい。
<画像処理装置が作成するエクスポートデータ>
画像処理装置102は、図6に示したような、設定値編集アプリケーション105と同等のデータベース(設定値データベース433)を保持する。以下、画像処理装置102が「機種A」であるとして説明する。
図10は、画像処理装置102が作成するエクスポートデータの一例を示す図である。上述の例と同様に、設定項目としては、「スリープ時の消費電力」と「排紙トレイの設定」を含むエクスポートデータを作成するものとする。
図10のエクスポートデータ1000は、機種情報1001、「スリープ時の消費電力」の設定値1002、及び、「排紙トレイの設定」の設定値1003を含む。なお、機種Aにおいては、「排紙トレイの設定」はプリンタ部で管理されている設定値であるが、画像処理装置102でエクスポートしたエクスポートデータ1000には、設定値管理元の情報は含まれない。
<エクスポート時のフローチャート>
図11は、画像処理装置102で設定値をエクスポートする流れを説明するフローチャートである。このフローチャートの処理は、図4に示した画像処理装置102のソフトウェアにより実行される。即ち、画像処理装置102のCPU301がROM302に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現されるものである。
まず、S1101において、インポートエクスポート制御モジュール410の送受信部411が、エクスポートを実行する指示を受け付けると、S1102に処理を進める。S1102では、データ解析部412が、設定データ管理モジュール430の設定取得部432を介してエクスポートする設定値にプリンタ部311で管理される設定値が含まれているか否かを判断する。
そして、エクスポートする設定値にプリンタ部311で管理される設定値が含まれていると判断した場合(S1102でYesの場合)、S1103に処理を進める。S1103では、給電先管理部414が、プリンタ部311に給電が必要であると判断し、プリンタ給電部441にプリンタ部311への給電を指示する。この指示により、プリンタ給電部441がプリンタ部311に給電する。一方、エクスポートする設定値にプリンタ部311で管理される設定値が含まれていないと判断した場合(S1102でNoの場合)、そのままS1104に処理を進める。
続いてS1104では、データ解析部412が、設定データ管理モジュール430の設定取得部432を介してエクスポートする設定値にスキャナ部309で管理する設定値が含まれているか否かを判断する。そして、エクスポートする設定値にスキャナ部309で管理する設定値が含まれていると判断した場合(S1104でYesの場合)、S1105に処理を進める。S1105では、給電先管理部414が、スキャナ部309に給電が必要であると判断し、スキャナ給電部442にスキャナ部309への給電を指示する。この指示により、スキャナ給電部442がスキャナ部309に給電する。一方、エクスポートする設定値にスキャナ部309で管理する設定値が含まれていないと判断した場合(S1104でNoの場合)、そのままS1106に処理を進める。
上記S1102〜S1105の処理によって必要となる場所に給電をした後、S1106において、ファイル作成部413が、エクスポート対象の設定値を集めてエクスポートファイルを作成する。例えば、ファイル作成部413は、図10のように、機種情報1001や設定値1002,1003を含むエクスポートデータを生成する。
<インポート時のフローチャート>
続いて、図12(a)を用いて、画像処理装置102におけるインポート時の処理の流れについて説明する。
図12(a)は、画像処理装置102におけるインポート時の処理を例示するフローチャートである。図12(a)及び後述する図12(b)のフローチャートの処理は、図4に示した画像処理装置102のソフトウェアにより実行される。即ち、画像処理装置102のCPU301がROM302に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現されるものである。
まず、S1201において、インポートエクスポート制御モジュール410の送受信部411が、Network I/F306や外部ストレージI/Fを介してインポートデータを受信すると、S1202に処理を進める。なお、上記受信されたインポートデータは一時的にRAM303等に展開される。
S1202では、データ解析部412は、インポートデータを参照し、該インポートデータに設定値管理元の情報が含まれている(設定値管理元を判断したことを示す情報を含んでいる)か否かを判断する。そして、設定値管理元の情報が含まれていない(設定値管理元を判断したことを示す情報を含んでいない)と判断した場合(S1202でNoの場合)、S1208に処理を進める。S1208では、画像処理装置102の保持する情報で給電が必要な箇所を判断し、S1209に処理を進める。なお、S1208の詳細な処理の流れは後述する。
一方、インポートデータに設定値管理元の情報が含まれている(設定値管理元を判断したことを示す情報を含んでいる)と判断した場合(S1202でYesの場合)、S1203に処理を進める。S1203では、データ解析部412は、インポートデータに含まれる機種情報と、画像処理装置102の機種情報が一致するか否かを判断する。そして、機種情報が一致していないと判断した場合(S1203でNoの場合)、画像処理装置102の保持する情報で給電が必要な箇所を判断する(S1208)。
一方、機種情報が一致すると判断した場合(S1203でYesの場合)、S1204に処理を進める。S1204では、データ解析部412が、インポートデータにプリンタ部311で管理される設定値が含まれているか否かを判断する。そして、インポートデータにプリンタ部311で管理される設定値が含まれていると判断した場合(S1204でYesの場合)、S1205に処理を進める。S1205では、給電先管理部414が、プリンタ部311に給電が必要であると判断し、プリンタ給電部441にプリンタ部311への給電を指示する。この指示により、プリンタ給電部441がプリンタ部311に給電する。一方、インポートデータにプリンタ部311で管理される設定値が含まれていないと判断した場合(S1204でNoの場合)、そのままS1206に処理を進める。
S1206では、データ解析部412が、インポートデータにスキャナ部309で管理される設定値が含まれているか否かを判断する。そして、インポートデータにスキャナ部309で管理される設定値が含まれていると判断した場合(S1206でYesの場合)、S1207に処理を進める。S1207では、給電先管理部414が、スキャナ部309に給電が必要であると判断し、スキャナ給電部442にスキャナ部309への給電を指示する。この指示により、スキャナ給電部442がスキャナ部309に給電する。一方、インポートデータにスキャナ部309で管理される設定値が含まれていないと判断した場合(S1206でNoの場合)、そのままS1209に処理を進める。
上記S1204〜S1207の処理により、設定値のインポートに必要となる箇所に電力の供給をした後、S1209において、設定反映部431が、実際に、設定値データベース433の設定値を書き換えてインポート処理を行う。
<インポート時の給電先を判断するフローチャート>
続いて図12(b)を用いて、画像処理装置102内の情報を用いて給電が必要な箇所を特定して設定値のインポートを行う流れを説明する。図12(b)は、実施例1における図12(a)のS1208の処理の詳細を例示するフローチャートであり、画像処理装置102内の情報を用いて給電が必要な箇所を特定して設定値のインポートを行う処理に対応する。
まず、データ解析部412からの指示により、S1221において、設定データ管理モジュール430の設定取得部432が、一時的に展開しているインポートデータ(図12(a)で受信)内にプリンタ部311やスキャナ部309で管理される設定値があるかを判断するために、該インポートデータ内の設定値の情報を元にクエリを実行して、設定値データベース433の情報を検索する。インポートデータ内にプリンタ部311やスキャナ部309で管理される設定値が存在しているか否かは、設定値データベース433内に保持される設定値の管理元の情報を用いて判断することができる。
次に、S1222において、データ解析部412が、上記S1221でクエリを実行した結果に基づいて、インポートデータにプリンタ部311で管理される設定値が含まれているか否かを判断する。そして、インポートデータにプリンタ部311で管理される設定値が含まれていると判断した場合(S1222でYesの場合)、S1223に処理を進める。S1223では、給電先管理部414が、プリンタ部311に給電が必要であると判断し、プリンタ給電部441にプリンタ部311への給電を指示する。この指示により、プリンタ給電部441がプリンタ部311に給電する。一方、インポートデータにプリンタ部311で管理される設定値が含まれていないと判断した場合(S1223でNoの場合)、そのままS1224に処理を進める。
次に、S1224では、データ解析部412が、上記S1221でクエリを実行した結果に基づいて、インポートデータにスキャナ部309で管理される設定値が含まれているか否かを判断する。そして、インポートデータにスキャナ部309で管理される設定値が含まれていると判断した場合(S1224でYesの場合)、S1225に処理を進める。S1225では、給電先管理部414が、スキャナ部309に給電が必要であると判断し、スキャナ給電部442にスキャナ部309への給電を指示する。この指示により、スキャナ給電部442がスキャナ部309に給電する。そして、本フローチャートの処理を終了して図12(a)に処理を戻す。一方、インポートデータにスキャナ部309で管理される設定値が含まれていないと判断した場合(S1224でNoの場合)、そのまま本フローチャートの処理を終了して図12(a)に処理を戻す。
以上が設定値インポート時に必要な電力の供給先を判断する基本的な流れである。
実施例1によれば、設定値のインポート時に必要となる給電先を判断することが可能となり、消費電力を低減した設定値のインポートを行うことができるようになる。さらに、インポートする画像処理装置の機種に合わせたインポートデータであれば、画像処理装置内で給電を必要とする箇所を判断する処理が不要となる。これにより、設定値のインポート処理にかかる画像処理装置の負荷を軽減し、インポート処理にかかる時間を短縮することができる。
続いて、本発明の別の実施例について説明する。
上述した実施例1では、画像処理装置102が保持する情報を用いて給電を必要とする箇所を判断する方法として、設定値データベース433にクエリをかける例を示した。しかし、画像処理装置102が保持する設定値の項目数は膨大であるため、クエリをかけると処理時間が長くなってしまう可能性がある。よって、実施例2の画像処理装置102では、インポートする設定値が属するカテゴリ毎に、必要な給電先の情報を保持しておき、給電を必要とする箇所を判断するように構成する。
<カテゴリ単位での給電先情報テーブル>
図13は、実施例2の画像処理装置102が保持するテーブルを例示する図であり、インポートするカテゴリ単位で給電が必要となる箇所の情報を保持する。
例えば、1301は、「サービスモード設定」カテゴリに属する(分類される)設定値をインポートする場合には、プリンタ部、スキャナ部共に給電が「必要」であることを示す情報を示す。また、1302は、「アドレス帳」カテゴリに属する(分類される)設定値をインポートする場合には、プリンタ部、スキャナ部共に給電が「不要」であることを示す情報を示す。
<カテゴリ単位での給電先情報テーブルを使用した給電先判断のフローチャート>
図12(c)を用いて、図12(a)のS1208における画像処理装置102内の情報を用いて給電が必要な箇所を特定して設定値のインポートを行う流れを説明する。
図12(c)は、実施例2における図12(a)のS1208の処理の詳細を例示するフローチャートであり、画像処理装置102内の給電先情報テーブルを用いて給電が必要な箇所を特定して給電を行う処理に対応する。図12(c)のフローチャートの処理は、このフローチャートの処理は、図4に示した画像処理装置102のソフトウェアにより実行される。即ち、画像処理装置102のCPU301がROM302に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現されるものである。
まず、S1231において、データ解析部412が、インポートデータに含まれる設定値のカテゴリを全て取得する。続いて、S1232において、データ解析部412が、上記S1231で取得したカテゴリの中に、プリンタ部311の給電が必要なカテゴリが含まれているか否かを、給電先情報テーブル1300を参照して判断する。
そして、プリンタ部311の給電が必要なカテゴリが含まれていると判断した場合(S1232でYesの場合)、S1233に処理を進める。S1233では、給電先管理部414が、プリンタ部311に給電が必要であると判断し、プリンタ給電部441にプリンタ部311への給電を指示する。この指示により、プリンタ給電部441がプリンタ部311に給電する。一方、プリンタ部311の給電が必要なカテゴリが含まれていないと判断した場合(S1232でNoの場合)、そのままS1234に処理を進める。
続いて、S1234において、データ解析部412が、上記S1231で取得したカテゴリの中に、スキャナ部309の給電が必要なカテゴリが含まれているか否かを、給電先情報テーブル1300を参照して判断する。そして、スキャナ部309の給電が必要なカテゴリが含まれていると判断した場合(S1234でYesの場合)、S1245に処理を進める。S1235では、給電先管理部414が、スキャナ部309に給電が必要であると判断し、スキャナ給電部442にスキャナ部309への給電を指示する。この指示により、スキャナ給電部442がスキャナ部309に給電する。そして、本フローチャートの処理を終了して図12(a)に処理を戻す。一方、スキャナ部309の給電が必要なカテゴリが含まれていないと判断した場合(S1234でNoの場合)、そのまま本フローチャートの処理を終了して図12(a)に処理を戻す。
以上示したように、図12(c)の処理を実行することにより、インポートするカテゴリ単位で給電の要否を判断し、カテゴリ単位での消費電力を低減することが可能となる。また、設定値一項目ごとに設定値データベースにアクセスしないため、設定値管理元の情報をインポートデータに含まない場合のインポート処理の性能の劣化を抑え、効率良く設定値のインポートを行うことができる。
なお、実施例1の設定値編集アプリケーション105が、図13に示したようなテーブルをも取り込み(S902)、該テーブルに基づいて、インポートするカテゴリ単位で給電が必要となる箇所を判断して、インポートデータに設定値の管理元の情報を付与するようにしてもよい(図9のS907〜S910)。この構成の場合、図13に示したようなテーブルは、例えば、PC200のHDD204又はUSB等の記録メディアに格納しておくものとする。又は、設定値編集アプリケーション105が、図13に示したようなテーブルを、画像処理装置102からネットワークを介して取得してもよい。
さらに、別の実施例について説明する。
上述した実施例1、2では、インポートデータに含まれる設定値と実際に画像処理装置102に設定されている設定値に差異がなくとも、インポートデータにプリンタ部やスキャナ部で管理された項目が含まれていると、プリンタ部やスキャナ部に給電する。また、画像処理装置の設定値には、ある設定値の反映に依存して自動で変更される他の一以上の設定値が存在する場合がある。このような画像処理装置では、インポートデータに含まれる設定値に連動して変更される設定値(連動設定値)のみがプリンタ部、スキャナ部で管理されている設定値である場合、連動設定値を変更する必要があるにも関わらずプリンタ部やスキャナ部に給電がされておらず、設定値を反映することができないケースが発生する可能性がある。
以上を考慮して、実施例3では、インポートデータにプリンタ部やスキャナ部で管理された項目が含まれていても、インポートデータと既に反映されている設定値に差異がない場合にはプリンタ部とスキャナ部に給電を行わず、電力の消費量を更に低減する。また、インポートデータにプリンタ部やスキャナ部で管理された項目が含まれていなくても、連動設定を考慮し、インポートデータの連動設定にプリンタ部やスキャナ部で管理された項目が含まれている場合にはプリンタ部やスキャナ部に給電を行うように構成する。
<画像処理装置が保持する連動設定を含むデータベース>
図14は、連動設定を含む画像処理装置102の設定値データベース433の一例を示す図である。
図14に示す実施例3の設定値データベース433の例では、id「001」の「画像調整関連項目の表示/非表示」設定は、id「002」の「濃度調整モード」設定と連動していることを示している。また、この例では、「画像調整関連項目の表示/非表示」設定の値が「1」(表示)に設定されると、これに連動して、連動先の「濃度調整モード」設定が自動で「1」(Bモード)に設定されることを示している。
<インポートで設定値が変更される場合に電力を供給するフローチャート>
以下、図15を用いて、インポートデータに含まれる設定値と画像処理装置102に反映されている値に差異がない場合、差異のない設定のインポートをせず、不要な給電を行わない設定値インポート方法の処理の流れを説明する。
図15は、実施例3の画像処理装置102におけるインポート時の処理を例示するフローチャートである。このフローチャートの処理は、図4に示した画像処理装置102のソフトウェアにより実行される。即ち、画像処理装置102のCPU301がROM302に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現されるものである。
まず、S1501において、インポートエクスポート制御モジュール410の送受信部411が、Network I/F306や外部ストレージI/Fを介してインポートデータを受信すると、S1202に処理を進める。なお、上記受信されたインポートデータは一時的にRAM303等に展開される。
S1502では、インポートエクスポート制御モジュール410のデータ解析部412からインポート指示を受けた機器内アプリケーション420のデータ判断部421が、一時展開領域に展開されたインポートデータ内の設定値を1つ取得し、該取得したインポートデータ内の設定値と、実際に反映されている設定値を設定取得部432から取得して比較する。次に、S1503において、データ判断部421は、上記S1502での比較結果に基づき、上記インポートデータ内の設置値と実際に反映されている設定値に差異があるか否かを判定する。そして、設定値に差異がないと判定した場合(S1503でNoの場合)、そのままS1508に処理を進める。
一方、設定値に差異があると判定した場合(S1503でYesの場合)、S1504に処理を進める。S1504では、データ解析部412が、設定取得部432を介して上記インポートデータ内の設定値の管理元情報を取得し、該インポートデータ内の設定値の管理元がプリンタ部311であるか否かを判断する。なお、設定取得部432は、上記インポートデータ内の設定値の管理元情報として、該設定値の管理元情報と、該設定値に連動する設定値の管理元情報を取得する。また、データ解析部412は、上記インポートデータ内の設定値の管理元情報と、該設定値に連動する設定値の管理元情報の少なくともいずれかの設定値管理元が「プリンタ部」である場合に、インポートデータ内の設定値の管理元がプリンタ部311であると判断する。
そして、上記インポートデータ内の設定値の管理元がプリンタ部311であると判断した場合(S1504でYesの場合)、S1505に処理を進める。S1505では、給電先管理部414が、プリンタ部311に給電が必要であると判断し、プリンタ部311に給電が必要である旨を内部に記憶し、S1508に処理を進める。
一方、上記インポートデータ内の設定値の管理元がプリンタ部311でないと判断した場合(S1504でNoの場合)、S1506に処理を進める。S1506では、データ解析部412が、上記インポートデータ内の設定値の管理元がスキャナ部309であるか否かを判断する。なお、データ解析部412は、上記インポートデータ内の設定値の管理元情報と、該設定値に連動する設定値の管理元情報の少なくともいずれかの設定値管理元が「スキャナ部」である場合に、インポートデータ内の設定値の管理元がスキャナ部309であると判断する。
そして、上記インポートデータ内の設定値の管理元がスキャナ部309であると判断した場合(S1506でYesの場合)、S1507に処理を進める。S1507では、給電先管理部414が、スキャナ部に給電が必要であると判断し、内部にスキャナ部に給電が必要である旨を記憶し、S1508に処理を進める。一方、上記インポートデータ内の設定値の管理元がスキャナ部309でないと判断した場合(S1506でNoの場合)、そのままS1508に処理を進める。
S1508では、給電先管理部414が、上記S1505及びS1507で記憶された情報に基づいて、プリンタ部311とスキャナ部309の両方に給電が必要であると判断したか否かを確認する。そして、プリンタ部311とスキャナ部309の両方に給電が必要であると判断していなかった場合(S1508でNoの場合)、S1509に処理を進める。
S1509では、データ解析部412が、上記S1501で受信したインポートデータ内に未確認の設定値(未だ上記S1502〜S1507の確認を行っていない設定値)があるか否かを判断する。そして、未確認の設定値があると判断した場合(S1509でYesの場合)、S1502に移行し、未確認の設定値に対して上記S1502〜S1507の確認を行う。
一方、上記S1509にて未確認の設定値がないと判断した場合(S1509でNoの場合)、S1510に処理を進める。また、上記S1508にてプリンタ部311とスキャナ部309の両方に給電が必要であると判断していた場合(S1508でYesの場合)にも、S1510に処理を進める。
S1510では、給電先管理部414が、プリンタ部311に給電が必要であると上記S1505で判断したか否かを確認する。そして、プリンタ部311に給電が必要と判断していた場合、給電先管理部414が、プリンタ給電部441にプリンタ部311への給電を指示する。この指示により、プリンタ給電部441がプリンタ部311に給電する。一方、プリンタ部311に給電が必要と判断していなかった場合、そのままS1512に処理を進める。
S1512では、給電先管理部414は、スキャナ部309に給電が必要であると上記S1506で判断したか否かを確認する。そして、スキャナ部309に給電が必要と判断していた場合、給電先管理部414が、スキャナ給電部442にスキャナ部309への給電を指示する。この指示により、スキャナ給電部442がスキャナ部309に給電する。一方、スキャナ部309に給電が必要と判断していなかった場合、そのままS1514に処理を進める。
上記S1510〜S1513の処理によって、設定値インポート処理において電力の供給が必要な箇所に給電が完了しているため、S1514において、設定反映部431が、上記S1501で受信したインポートデータを設定値データベース433に反映する。
以上示したように、インポートデータに含まれる設定値と画像処理装置の設定値に差異がある場合のみ、プリンタ部やスキャナ部に電力を供給することが可能となる。そのため、インポートデータ内にプリンタ部やスキャナ部管理の設定値があるが、画像処理装置に設定されている設定と同じ設定である場合、プリンタ部やスキャナ部に電力を供給しなくてすみ、更なる消費電力の低減が可能となる。
また、連動元の設定値がメインコントローラ管理の設定値で、連動する設定値がプリンタ部やスキャナ部管理の設定値である場合でも、インポート時に設定値の反映が可能となる。
上記実施例3では、画像処理装置102において、インポートデータ内の設定値および該設定値に連動する連動設定値の管理元を判断して、プリンタ部311やスキャナ部309への給電を制御する構成を説明した。しかし、PC200の設定値編集アプリケーション105において、インポートデータに含める設定値および該設定値に連動する連動設定値の管理元を判断して、インポートデータに含める設定値の管理元の情報のみならず、該設定値に連動する設定値の管理元の情報も、図8の802に示したように、インポートデータに付加するようにしてもよい。
例えば、図6に示した、設定値編集アプリケーション105が取り込むデータベースを、図14に示したデータベースと同様の構成にする。また、図9のS907では、インポート対象となる設定値、及び、該設定値の反映に依存して変更される他の一以上の設定値に、プリンタ部311で管理されている設定値が含まれているか否かを判断する。そして、インポート対象となる設定値、及び、該設定値の反映に依存して変更される他の一以上の設定値の少なくともいずれかが、プリンタ部311で管理されている設定値に含まれている場合、S908に移行する。そして、S908にて、インポートデータの設定値の管理元の情報(例えば図8の802,812)として、プリンタ部の情報を追加するように構成する。
同様に、図9のS909では、インポート対象となる設定値、及び、該設定値の反映に依存して変更される他の一以上の設定値に、スキャナ部309で管理されている設定値が含まれている否かを判断する。そして、UI700上で設定されている設定値、及び、該設定値の反映に依存して変更される他の一以上の設定値の少なくともいずれかが、スキャナ部309で管理されている設定値に含まれている場合、S910に移行する。そして、S910にて、インポートデータの設定値の管理元の情報として、スキャナ部309の情報を追加するように構成する。
このような構成の設定値編集アプリケーション105により作成されたインポートデータをインポートすることによって、インポートデータにプリンタ部311やスキャナ部309で管理された項目の設定値が含まれていなくても、設定値の連動設定を考慮し、連動設定にプリンタ部311やスキャナ部309で管理された項目が含まれている場合には、プリンタ部311やスキャナ部309に給電を行うことができる。
以上示した各実施例では、メインコントローラ以外に設定値を管理する部位を、プリンタ部311のコントローラ、スキャナ部309のコントローラとして説明した。しかし、設定値を管理する部位はこれらに限定されるものではない。即ち、複数のコントローラを備え、各コントローラに関する設定値の反映に際して、該コントローラに対して給電が必要となる画像処理装置に対するインポート処理・エクスポート処理に対して、本発明を適用可能である。
例えば、設定値編集アプリケーション105は、複数のコントローラを備え、各コントローラに関する設定値の反映に際して、該コントローラに対して給電が必要となる画像処理装置102に対するインポートデータを作成する場合、以下のように動作する。設定値編集アプリケーション105は、インポートの対象となる複数の設定値を含むインポートデータを生成する。なお、設定値編集アプリケーション105は、該生成されるインポートデータに含まれる設定値に、画像処理装置102の前記いずれかのコントローラに関する設定値が含まれる場合には、インポート時に給電すべきコントローラを示す情報を、前記インポートデータに付与する。そして、前記画像処理装置102は、前記生成されたインポートデータのインポート時に、前記付与された情報に従うコントローラに対して給電を行う。
また、設定値編集アプリケーション105は、前記画像処理装置102において前記生成されるインポートデータに含まれる設定値の反映に依存して変更される他の一以上の設定値(連動設定値)が前記画像処理装置102の前記いずれかのコントローラに関連する場合にも、インポート時に給電すべきコントローラを示す情報を、前記インポートデータに付与するように構成する。
以上のように、本発明によれば、設定値のインポート時の給電を最小限に抑えるために、インポートの対象となる設定値を含むファイルを、専用エディタとしての設定値編集アプリケーション105で解析して、画像処理装置の各コントローラの給電の要否を示す情報をファイル(インポートデータ)に付加する構成とする。このような構成により、画像処理装置に対して設定値をインポートする際の画像処理装置への電力の供給を低減でき、また、インポート処理の性能の劣化を抑え、効率良く設定値のインポートを行うことができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。

Claims (6)

  1. 複数のコントローラを備え、前記各コントローラに関する設定値の反映に際して、該コントローラに対して給電が必要となる画像処理装置に対するインポートデータを処理する情報処理装置であって、
    インポートの対象となる複数の設定値を含むインポートデータを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成されるインポートデータに含まれる設定値に、前記画像処理装置の前記いずれかのコントローラに関する設定値が含まれる場合には、インポート時に給電すべきコントローラを示す情報を、前記インポートデータに付与する付与手段とを、有し、
    前記画像処理装置では、前記生成されたインポートデータのインポート時に、前記付与された情報に従うコントローラに対して給電が行われることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記付与手段は、前記画像処理装置において前記生成されるインポートデータに含まれる設定値の反映に依存して変更される他の一以上の設定値が前記画像処理装置のいずれかのコントローラに関連する場合にも、インポート時に給電すべきコントローラを示す情報を、前記インポートデータに付与することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記付与手段は、前記生成されるインポートデータの対象となる画像処理装置の機種に応じて、前記インポート時に給電すべきコントローラを示す情報を、前記インポートデータに付与することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記付与手段は、前記画像処理装置の設定値が属するカテゴリ毎に該カテゴリに属する設定値のインポート時に給電すべきコントローラの情報を示す給電先情報を用いて、前記インポート時に給電すべきコントローラを示す情報を、前記インポートデータに付与することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 複数のコントローラを備え、前記各コントローラに関する設定値の反映に際して、該コントローラに対して給電が必要となる画像処理装置に対するインポートデータを処理する情報処理装置の制御方法であって、
    インポートの対象となる複数の設定値を含むインポートデータを生成する生成ステップと、
    前記生成されるインポートデータに含まれる設定値に、前記画像処理装置の前記いずれかのコントローラに関する設定値が含まれる場合には、インポート時に給電すべきコントローラを示す情報を、前記インポートデータに付与する付与ステップとを、有し、
    前記画像処理装置では、前記生成されたインポートデータのインポート時に、前記付与された情報に従うコントローラに対して給電が行われることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  6. コンピュータを、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の手段として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021016183A (ja) * 2020-10-28 2021-02-12 株式会社リコー 情報処理装置、データ処理方法、プログラム

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