JP2015176788A - 非水電解質二次電池 - Google Patents

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寛志 前園
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芳彦 相沢
真由美 山本
Mayumi Yamamoto
真由美 山本
浩嗣 松本
Koji Matsumoto
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Abstract

【課題】薄型化しても、リードタブと外装缶との接触を防止できる非水電解質二次電池の構成を得る。【解決手段】非水電解質二次電池1は、電極体15と、電極体15の厚さ方向において電極体15を挟んで対向して配置され、互いに接合されて電極体15を収容する第1部材11および第2部材12を含む外装缶と、リードタブ152と、外装缶に収容される絶縁板142とを備える。第1部材11は、第1平面部1111と、第1平面部1111よりも第2部材12側に配置される第2平面部1112とを含む。絶縁板142は、平面視において第2平面部1112と部分的に重なるように配置され、厚さ方向において第2平面部1112とリードタブ152との間に配置される平面部1421と、平面視において第1平面部1111と部分的に重なるように配置され、第1平面部1111側へ突出する延出部1422とを含む。【選択図】図6

Description

本発明は、非水電解質二次電池に関する。
従来、正極と負極とを含む電極体を外装缶に収容した非水電解質二次電池の構成が知られている。近年、薄型の携帯機器の普及に伴って、薄型の電池の需要が高まっている。
特許第4148458号公報には、電極体の少なくとも一部が収容される凹部が形成されており且つその開口端の周縁部にフランジ部が設けられてなる缶本体と、前記缶本体の凹部の開口端を密封する金属蓋とを備える電池が開示されている。この電池では、前記缶本体と金属蓋とが前記フランジ部において接合一体化されていることにより電池缶が形成されており、この電池缶の内部に、シート状の正極および負極がセパレータを介して積層された電極体と、電解液とが収容されている。この電池は、一端側が電池缶内にあって少なくとも正・負極の一方と電気的に接続されたリード体と、前記接合一体化されたフランジ部(接合フランジ部)の表裏両面を含むフランジ面部分の一部に設けられたリード体用の取り出し口とを有し、少なくともリード体用の取り出し口が設けられている側ないし周辺の接合フランジ部が樹脂を用いた接着により封止されており、この樹脂による封止箇所を介して前記リード体の他端側が電池缶の外部に取り出されていることを特徴とする。
特許第4254998号公報には、仕切り壁を一体に有するとともに厚み方向の両端面が開口された枠状の金属フレームと、この金属フレームの両開口を塞ぐ一対の金属蓋とを有する回路一体型電池が開示されている。この回路一体型電池は、前記仕切り壁によって前記金属フレームの枠内の空間が、2つ以上の空間に分割されていて、シート状の電極を有する電極体および電解液と、保護回路を有する基板とが、前記金属フレームの枠内の各空間に振り分けられて収容された状態で、前記金属フレームと前記金属蓋とが液密状に接合一体化されていることを特徴とする。
特許第4900751号公報には、平面視で4角形の電池缶の内部に電極体および電解液を収容して密封した薄型電池のパック構造が開示されている。この薄型電池のパック構造は、電池缶には厚み方向の周面を取り囲むようにフランジ部を設ける一方、薄型電池が収納されるパックケースの電池装着面には、前記フランジ部を含めた電池缶の幅とほぼ等しい間隔をあけて対向するように少なくとも一対の弾性片を立設し、これらの弾性片の先端部にフランジ部係止用の係止爪を設けたことを特徴とする。
特許第3885327号公報には、電池缶内に電極素子と非水電解液とを備える非水電解液二次電池において、上記電池缶の最大開口部が、端子を有する電池蓋により密封されてなることを特徴とする非水電解液二次電池が開示されている。
特許第4191433号公報には、金属板を加工して凹部の開口周囲にフランジを設けた半殻体に電池ケースが形成され、凹部内に極板群を収容してフランジに周辺部を重ね合わせて配設された金属製の蓋板とフランジとの間がシーム溶接により接合されてなる電池が開示されている。
特許第4148458号公報 特許第4254998号公報 特許第4900751号公報 特許第3885327号公報 特許第4191433号公報
特許第4148458号公報に記載された電池では、金属蓋の内面をポリプロピレンフィルムによって被覆する絶縁処理が必要である。
特許第4254998号公報、特許第4900751号公報、特許第3885327号公報、および特許第4191433号公報に記載された電池では、特に電池を薄型化した場合に、電極から電流を取り出すリード(リードタブ)と、外装缶とが接触する可能性がある。そのため、製造時にリードと外装缶とが接触しないように注意を払う必要があり、製造工程が煩雑になる。
本発明の目的は、薄型化しても、リードタブと外装缶との接触を防止できる非水電解質二次電池の構成を得ることである。
本発明の一実施形態にかかる非水電解質二次電池は、正極電極および負極電極を含む電極体と、電極体の厚さ方向において電極体を挟んで対向して配置され、互いに接合されて電極体を収容する第1部材および第2部材を含む外装缶と、正極電極および負極電極の一方と電気的に接続されるリードタブと、外装缶に収容される絶縁板とを備える。第1部材は、第1平面部と、第1平面部よりも第2部材側に配置される第2平面部とを含む。絶縁板は、平面視において第2平面部と部分的に重なるように配置され、厚さ方向において第2平面部とリードタブとの間に配置される平面部と、平面視において第1平面部と部分的に重なるように配置され、第1平面部側へ突出する延出部とを含む。
上記の構成によれば、絶縁板は、厚さ方向において第2平面部とリードタブとの間に配置される平面部を含む。これによって、リードタブが第2平面部に接触するのを防止できる。さらに、絶縁板は、第1平面部側へ突出する延出部を含む。これによって、リードタブが第1平面部と第2平面部との段差に接触するのを防止できる。この構成によって、リードタブと外装缶とが接触するのを防止することができる。
本発明によれば、薄型化しても、リードタブと外装缶との接触を防止できる非水電解質二次電池の構成を得られる。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる非水電解質二次電池の概略構成を示す斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施形態にかかる非水電解質二次電池の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。 図3は、図1のIII−III線に沿った断面図である。 図4は、本発明の第1の実施形態にかかる非水電解質二次電池の構成から、負極端子の周辺の構成を抜き出して模式的に示す分解斜視図である。 図5は、本発明の第1の実施形態にかかる非水電解質二次電池の内部構成を模式的に示す斜視図である。 図6は、図5のVI−VI線に沿った断面図である。 図7は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる非水電解質二次電池の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。 図8は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる非水電解質二次電池が備える絶縁板の概略構成を示す斜視図である。 図9は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる非水電解質二次電池の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。 図10は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる非水電解質二次電池が備える内部絶縁部材の概略構成を示す斜視図である。 図11は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる非水電解質二次電池が備える内部絶縁部材の側面図である。 図12は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる非水電解質二次電池の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。 図13は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる非水電解質二次電池の内部構成を模式的に示す斜視図である。 図14は、図13のXIV−XIV線に沿った断面図である。 図15は、図13のXV−XV線に沿った断面図である。 図16は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる非水電解質二次電池の概略構成を示す斜視図である。 図17は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる非水電解質二次電池の概略構成を示す斜視図である。 図18は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる非水電解質二次電池の概略構成を示す斜視図である。 図19は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる非水電解質二次電池の概略構成を示す斜視図である。 図20は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる非水電解質二次電池の概略構成を示す斜視図である。 図21は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる非水電解質二次電池の概略構成を示す斜視図である。 図22は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる非水電解質二次電池の概略構成を示す斜視図である。 図23は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる非水電解質二次電池の概略構成を示す斜視図である。 図24は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる非水電解質二次電池の概略構成を示す斜視図である。 図25は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる非水電解質二次電池の概略構成を示す斜視図である。 図26は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる非水電解質二次電池の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。 図27は、本発明の第2の実施形態にかかる非水電解質二次電池の概略構成を示す斜視図である。 図28は、図27のXXVIII−XXVIII線に沿った断面図である。 図29は、第1の実施形態にかかる非水電解質二次電池の断面図である。 図30は、第2の実施形態の変形例にかかる非水電解質二次電池の断面図である。 図31は、第2の実施形態の変形例にかかる非水電解質二次電池の断面図である。 図32は、本発明の第3の実施形態にかかる非水電解質二次電池の概略構成を示す斜視図である。 図33は、本発明の第3の実施形態にかかる非水電解質二次電池の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。 図34は、本発明の第4の実施形態にかかる非水電解質二次電池の概略構成を示す斜視図である。 図35は、本発明の第4の実施形態にかかる非水電解質二次電池の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。なお、説明を分かりやすくするために、以下で参照する図面においては、構成が簡略化または模式化して示されたり、一部の構成部材が省略されたりしている。また、各図に示された構成部材間の寸法比は、必ずしも実際の寸法比を示すものではない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる非水電解質二次電池1の概略構成を示す斜視図である。図2は、非水電解質二次電池1の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。非水電解質二次電池1は、外装缶10、正極端子13、負極端子14、ガスケット141(図2)、絶縁板142(図2)、押さえ板143(図2)、電極体15(図2)、絶縁部材16、および図示しない電解液を備えている。
ここで説明の便宜のため、外装缶10の外形に沿って、図1に示すようにx方向、y方向、z方向を定める。以下では、x方向を幅方向、y方向を厚さ方向、z方向を高さ方向と呼ぶ場合がある。また、ある部品の厚さ方向の寸法を、その部品の「厚さ」と呼ぶ場合がある。非水電解質二次電池1は、厚さ方向の寸法が幅方向および高さ方向の寸法よりも小さい、扁平形状の電池である。
外装缶10は、図2に示すように、内部に電極体15を収容している。外装缶10は、厚さ方向の一方に開口した箱状の第1部材11と、平板状の第2部材12とから構成されている。第1部材11と第2部材12とは、電極体15の厚さ方向において、電極体15を挟んで対向して配置される。第2部材12は、第1部材11の開口を封口する。第1部材11と第2部材12とは、例えばシーム溶接によって接合される。
第1部材11および第2部材12は、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金によって形成されている。
図1に示すように、第1部材11は、概略平板状の平面部111と、平面部111の周囲を囲んで形成される周壁部112とを含んでいる。平面部111はさらに、平面部1111と、平面部1111よりも第2部材12側に配置され、平面部1111と平行に形成された平面部1112とを含んでいる。
正極端子13および負極端子14は、平面部1112に配置されている。図2に示すように、平面部1112には、第1部材11を厚さ方向に貫通する貫通孔1112aおよび1112bが形成されている。詳しい構成は後述するが、正極端子13は、貫通孔1112aに圧入されている。負極端子14は、ガスケット141を間に挟んで貫通孔1112bに挿入されている。正極端子13は外装缶10と電気的に導通しており、負極端子14は外装缶10と電気的に絶縁されている。
電極体15は、帯状の正極電極と、帯状の負極電極とを、セパレータを間に挟んで捲回し、厚さ方向に圧縮して扁平形状にしたものである。電極体15からは、正極リードタブ151および負極リードタブ152が引き出されている。正極リードタブ151は電極体15の正極電極に接続されており、負極リードタブ152は電極体15の負極電極に接続されている。
正極電極、負極電極、セパレータ、および電解液は特に限定されないが、例示すれば次の様なものである。
正極電極は、帯状の正極集電体の片面または両面に正極合剤層が形成されたものである。正極集電体は、例えば、アルミニウムまたはチタン等の箔、平織金網、エキスパンドメタル、ラス網、またはパンチングメタル等によって形成される。
正極合剤層は、正極活物質と、導電助剤と、バインダとを混合して形成される。正極活物質として、マンガン酸リチウム、リチウムニッケル複合酸化物、リチウムコバルト複合酸化物、リチウムニッケルコバルト複合酸化物、酸化バナジウム、または酸化モリブデン等を用いることができる。導電助剤として、黒鉛、カーボンブラック、またはアセチレンブラック等を用いることができる。バインダとして、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、およびポリフッ化ビニリデン(PVDF)等を、単独または混合して用いることができる。
負極電極は、帯状の負極集電体の片面または両面に負極合剤層が形成されたものである。負極集電体は、例えば、銅、ニッケル、またはステンレス等の箔、平織金網、エキスパンドメタル、ラス網、またはパンチングメタル等によって形成される。
負極合剤層は、負極活物質と、バインダとを混合して形成される。負極活物質として、天然黒鉛、メソフェーズカーボン、または非晶質カーボン等を用いることができる。バインダとして、カルボキシメチルセルロース(CMC)およびヒドロキシプロピルセルロース(HPC)等のセルロース、スチレンブタジエンゴム(SBR)、アクリルゴム等のゴムバインダ、PTFE、ならびにPVDF等を、単独または混合して用いることができる。
セパレータは、例えばポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、またはポリフェニルサルフィド(PPS)等の、多孔性フィルムまたは不織布によって形成される。
電解液は、有機溶媒にリチウム塩を溶解させた溶液である。有機溶媒として、ビニレンカーボネート(VC)、プロピレンカーボネート(PC)、エチレンカーボネート(EC)、ブチレンカーボネート(BC)、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、メチルエチルカーボネート(MEC)、またはγ‐ブチロラクトン等を、単独でまたは2種類以上を混合して用いることができる。リチウム塩として、LiPF、LiBF、またはLiN(CFSO等を用いることができる。
図3は、図1のIII−III線に沿った断面図である。正極端子13は、第1材質層131と、第2材質層132とを含んでいる。第1材質層131はさらに、平面部131Aと、ボス部131Bとを含んでいる。第2材質層132は、第1材質層131の平面部131A上に配置されている。正極端子13は、ボス部131Bが貫通孔1112aに圧入され、さらに平面部131Aの周縁と外装缶10(第1部材11)とが溶接されることによって、外装缶10に固定されている。
正極端子13は例えば、第1材質層131と第2材質層132とが圧接されたクラッド材である。正極端子13は例えば、第1材質層131がアルミニウムまたはアルミニウム合金で形成され、第2材質層132がニッケルまたはニッケル合金で形成される。
正極リードタブ151は、外装缶10に溶接されている。この構成によって、電極体15(図2)の正極電極と正極端子13とが、外装缶10を介して電気的に接続されている。
負極端子14は、平面部14Aと、ボス部14Bとを含んでいる。負極端子14のボス部14Bは、ガスケット141を間に挟んで貫通孔1112bに挿入されている。ボス部14Bの先端は、押さえ板143にかしめられている。
負極リードタブ152は、押さえ板143に溶接されている。この構成によって、電極体15(図2)の負極電極と負極端子14とが、押さえ板143を介して電気的に接続されている。
一方、負極リードタブ152(および押さえ板143)と第1部材11との間には、絶縁板142が配置されている。この構成によって、負極リードタブ152が第1部材11に接触するのを防止している。
負極端子14は例えば、銅またはニッケルメッキされた銅によって形成されている。押さえ板143は例えば、銅によって形成されている。ガスケット141、および絶縁板142は例えば、樹脂の成形品である。
図4〜図6を参照して、負極端子14の周辺の構成をより詳しく説明する。
図4は、非水電解質二次電池1の構成から、負極端子14の周辺の構成を抜き出して模式的に示す分解斜視図である。
ガスケット141は、平面部1411と、平面部1411の一方の面から厚さ方向に突出するように形成された筒状部1412とを含んでいる。ガスケット141には、平面部1411および筒状部1412を厚さ方向に貫通する貫通孔141aが形成されている。
貫通孔141aには、負極端子14のボス部14Bが挿入される。筒状部1412は、第1部材11の貫通孔1112bに挿入される。この構成によって、負極端子14と第1部材11とが、電気的に絶縁されている。
筒状部1412と第1部材11の貫通孔1112bとのはめあい交差は、しまりばめである。すなわち、筒状部1412の外径は貫通孔1112bの口径よりも大きく、筒状部1412は貫通孔1112bに圧入されている。同様に、負極端子14のボス部14Bとガスケット141の貫通孔141aとのはめあい交差も、しまりばめである。したがって、第1部材11の貫通孔1112bは、負極端子14およびガスケット141を挿入することによって密閉される。
絶縁板142は、平面部1421と、平面部1421の端辺の一つに連続し、第1部材側へ突出する延出部1422と、延出部1422と反対側の面に形成されたリブ1423とを含んでいる。
平面部1421には、平面部1421を厚さ方向に貫通する貫通孔1421aと、リブ1423が形成された面の反対側の面に開口した凹部1421bとが形成されている。貫通孔1421aには、ガスケット141の筒状部1412が挿入される。凹部1421bには、第1部材11に形成された突起1112cが嵌合する。この構成によって、絶縁板142の面内位置が規制される。すなわち、筒部1412によって貫通孔1421aの位置が規制され、さらに、突起1112cによって絶縁板142の回転が規制される。
押さえ板143は、絶縁板142の平面部1421(リブ1423で囲まれた部分)に重なるように配置される。押さえ板143の面内位置は、絶縁板142のリブ1423によって規制される。
押さえ板143には、押さえ板143を厚さ方向に貫通する貫通孔143aが形成されている。貫通孔143aは、押さえ板143と絶縁板142とを重ねたときに、絶縁板142の貫通孔1421aと同軸になるように形成されている。
貫通孔143aには、負極端子14のボス部14Bの先端が挿入される。ボス部14Bの先端を貫通孔143aに挿入した状態でボス部14Bの先端をかしめることによって、負極端子14と押さえ板143とが締結される。これによって、負極端子14、押さえ板143、ガスケット141、および絶縁板142が、第1部材11に固定される。
図5は、非水電解質二次電池1の内部構成を模式的に示す斜視図である。図5では、第2部材12の図示を省略している。絶縁板142の平面部1421は、平面視(xz面視)において第1部材11の平面部1112と部分的に重なるように配置されている。絶縁板142の延出部1422は、平面視(xz面視)において第1部材11の平面部1111と部分的に重なるように配置されている。
図6は、図5のVI−VI線に沿った断面図である。図6に示すように、絶縁板142は、第1部材11と負極リードタブ152の間において、第1部材11の段差に沿うように配置されている。すなわち、絶縁板142の平面部1421は、厚さ方向(y方向)において第2平面部1112と負極リードタブ152との間に配置され、絶縁板142の延出部1422は、第1平面部1111側に突出している。
なお、本実施形態では、平面部1112と第2部材12との間隔(平面部1112における外装缶10の内寸)taは、電極体15の厚さ方向の寸法よりも小さい。この構成によれば、電極体15が負極端子14等が形成された領域へ移動するのを防止することができる。
[非水電解質二次電池1の製造方法]
以下、非水電解質二次電池1の製造方法の一例を説明する。
まず、電極体15を準備する。電極体15の製造方法は特に限定されないが、例示すれば次の様なものである。
正極活物質、導電助剤、およびバインダを、純水または有機溶媒中で十分に混合し、分散体を作製する。分散体を、ダイコータ、スリットコータ、ディップコータ等を用いて、正極集電体の片面または両面に塗布する。塗布後、スラリーを乾燥し、カレンダ処理によって厚さおよび密度を調整する。これによって、正極電極が得られる。正極電極に、溶接または導電性接着材によって正極リードタブ151を取り付ける。
負極活物質、およびバインダを、純水または有機溶媒中で十分に混合し、分散体を作製する。分散体を、ダイコータ、スリットコータ、ディップコータ等を用いて、負極集電体の片面または両面に塗布する。塗布後、スラリーを乾燥し、カレンダ処理によって厚さおよび密度を調整する。これによって、負極電極が得られる。負極電極に、溶接または導電性接着材によって負極リードタブ152を取り付ける。
正極電極、負極電極、およびセパレータを、断面形状が円形、楕円形、または菱形の巻き芯を用いて捲回した後、巻き芯を抜き、一方向に圧力をかけて偏平形状にする。あるいは、正極電極、負極電極、およびセパレータを、断面形状が扁平形状の巻き芯を用いて捲回して、扁平形状の捲回体としても良い。これによって、電極体15が得られる。
次に、第1部材11、第2部材12、正極端子13、負極端子14、ガスケット141、絶縁板142、および押さえ板143を準備する。
図4を参照して説明したように、負極端子14、ガスケット141、絶縁板142、および押さえ板143を、第1部材11に組み付ける。第1部材11の周壁部112の内側に電極体15を配置する。正極リードタブ151と第1部材11とを溶接し、負極リードタブ152と押さえ板143とを溶接する。
第1部材11の開口を覆って第2部材12を配置し、第1部材11と第2部材12とをシーム溶接する。
次に、貫通孔1112aから電解液を注液する。すなわち、貫通孔1112aは、ボス部131Bと嵌合することによって正極端子13を位置決めするとともに、電解液の注液孔としての機能を兼ねている。また、正極端子13は、注液孔の封止栓としての機能を兼ねている。
貫通孔1112aを開放したまま、必要に応じて予備充電を行う。その後、貫通孔1112aに正極端子13のボス部131Bを圧入し、さらに平面部131Aと第1部材11とを溶接する。これによって、正極端子13が外装缶10に固定されるとともに、貫通孔1112aが封止される。
その後、所定の容量まで充電することによって、非水電解質二次電池1が製造される。
[非水電解質二次電池1の効果]
本実施形態によれば、非水電解質二次電池1は、絶縁板142を備えている。絶縁板142は、厚さ方向において平面部1112と負極リードタブ152との間に配置される平面部1421を含む。これによって、負極リードタブ152が平面部1112に接触するのを防止できる。さらに、絶縁板142は、平面部1111側へ突出する延出部1422を含む。これによって、負極リードタブ152が平面部1111と平面部1112との段差に接触するのを防止できる。この構成によって、負極リードタブ152と外装缶10とが接触するのを防止することができる。
絶縁板142は、平面部1421と延出部1422とが一体となっているため、第1部材11への取り付けが容易である。例えば第1部材11の内面に絶縁シール等を貼付する場合と比較して、作業が簡単であり、製造工程を簡略化することができる。
本実施形態によれば、外装缶10は、厚さ方向の一方に開口した箱状の第1部材11と、第1部材11の開口を封口する第2部材12とを含んでいる。この構成によれば、幅方向および高さ方向の寸法の大きい大型の電池や、あるいは幅方向および高さ方向の寸法に対して厚さが薄い薄型の電池の製造が容易になる。すなわち、第1部材11を高さ方向や幅方向に開口させる場合と比較して、開口を広くすることができる。その結果、第1部材の厚さを薄くしても、電極体を第1部材の開口から収容できる。また、深絞り加工が不要になるため、加工が容易になる。そのため、従来よりも大面積の電池や、従来よりも薄型の電池を製造することができる。
本実施形態によれば、非水電解質二次電池1は、平面部1112を厚さ方向に貫通し、負極リードタブ152と電気的に接続される負極端子14を備えている。負極端子14を第1部材11の厚さ方向と交差する面に配置することで、非水電解質二次電池1の厚さが薄い場合であっても、負極端子14の面積を確保することができる。また、負極端子14を平面部1112に形成することによって、外装缶10の表面からの負極端子14の突出量が抑えられ、非水電解質二次電池1をコンパクトにすることができる。
負極端子14の周囲には、絶縁部材16が配置されている。この構成によれば、外装缶10と負極端子14とが不意に短絡するのを抑制することができる。
正極端子13についても同様に、厚さ方向と交差する面に配置することで、非水電解質二次電池1の厚さが薄い場合であっても、正極端子13の面積を確保することができる。また、正極端子13を平面部1112に形成することによって、非水電解質二次電池1をコンパクトにすることができる。
本実施形態によれば、非水電解質二次電池1は、厚さ方向において絶縁板142と第2部材12との間に位置し、負極リードタブ152および負極端子14と電気的に接続された押さえ板143を備えている。押さえ板143を介して負極端子14と負極リードタブ152とを接続することによって、レイアウトの自由度を高めることができる。
本実施形態によれば、負極端子14は、ボス部14Bの先端がかしめられて押さえ板143と締結されている。この構成によれば、負極端子14と押さえ板143とを締結することによって、負極端子14、押さえ板143、および絶縁板142を、第1部材11に一度に固定することができる。
本実施形態によれば、貫通孔1112aは、ボス部131Bと嵌合することによって正極端子13を位置決めする機能を有するとともに、電解液を注液するための注液孔としての機能も有している。また、正極端子13は、注液孔の封止栓の機能を兼ねている。この構成によれば、外装缶10の他の箇所に設けた注液孔を封止栓によって封止する場合と比較して、工程および部品数を削減することができる。
[第1の実施形態の変形例]
以下、図7〜図26を参照して、非水電解質二次電池1の変形例である非水電解質二次電池1A〜1Mを説明する。
図7は、非水電解質二次電池1の変形例の一つである非水電解質二次電池1Aの内部構成を模式的に示す分解斜視図である。非水電解質二次電池1Aは、非水電解質二次電池1の絶縁板142に代えて、絶縁板142Aを備えている。
図8は、絶縁板142Aの概略構成を示す斜視図である。絶縁板142Aは、絶縁板142の延出部1422(図4)に代えて、延出部1422Aを含んでいる。延出部1422(図4)は平面部1421の端辺の一つに沿って幅方向(x方向)全体に形成されているのに対し、延出部1422Aは、負極リードタブ152と重なる部分にだけ形成されている。
絶縁板142Aによっても、絶縁板142と同様に、負極リードタブ152と第1部材11とが接触するのを防止することができる。絶縁板142と絶縁板142Aとを比較すると、絶縁板142の場合、負極リードタブ152の位置が移動しても、負極リードタブ152と第1部材11とが接触するのを防止することができる。そのため、絶縁板142の方が設計変更に容易に対応できる。一方、絶縁板142Aは絶縁板142よりも体積が小さいため、絶縁板142Aを用いた方が外装缶10の内部空間をより有効に活用できる。例えば、電解液をより多く充填することができる。
図9は、非水電解質二次電池1の変形例の一つである非水電解質二次電池1Bの内部構成を模式的に示す分解斜視図である。非水電解質二次電池1Bは、非水電解質二次電池1Aの構成に加えて、内部絶縁部材5をさらに備えている。
図10は、内部絶縁部材5の概略構成を示す斜視図である。図11は、内部絶縁部材5の側面図である。内部絶縁部材5は、側面視において、L字型の形状を有している。具体的には、内部絶縁部材5は、厚さ方向と垂直な面状の形状を有する基部51と、高さ方向の一方(z方向マイナス側)の基部51の端辺から、厚さ方向に突出した突出部52とを含んでいる。
内部絶縁部材5はさらに、基部51の幅方向の両側の端辺(x方向両側の端辺)から厚さ方向に突出した側部リブ53、基部51の高さ方向の他方側の端辺(z方向プラス側の端辺)から厚さ方向に突出した上部リブ54を含んでいる。
側部リブ53および上部リブ54は、基部51からの突出量がそれぞれ等しい。側部リブ53および上部リブ54は、後述するように第1部材11の平面部1112と接するように形成されている。一方、突出部52の突出量は、側部リブ53および上部リブ54の突出量よりも大きい。ここで、突出部52が形成された部分における内部絶縁部材5の厚さをt1と呼ぶ。
基部51には、貫通孔51aが形成されている。貫通孔51aは、内部絶縁部材5の体積を減らし、外装缶10の内部空間を有効に活用するためのものである。また、基部51には、後述するように絶縁板142と嵌合する孔51bが形成されている。
突出部52には、第1部材11と隣接する面(y方向マイナス側の面)に、切欠き52aおよび切欠き52bが形成されている。
図12は、非水電解質二次電池1Bの内部構成を模式的に示す分解斜視図である。図12では、第2部材12の図示を省略し、電極体15を二点鎖線で示している。
内部絶縁部材5は、正極リードタブ151および負極リードタブ152が引き出された電極体15の側面に隣接して配置される。内部絶縁部材5は、平面視において基部51と平面部1112とが部分的に重なるように配置され、突出部52と平面部1111とが部分的に重なるように配置される。切欠き52aは正極リードタブ151と重なる位置に、切欠き52bは負極リードタブ152と重なる位置に形成されている。
本実施形態では、内部絶縁部材5は、絶縁板142Aに取り付けられる。より具体的には、絶縁板142Aのリブ上の設けられた突起1422aが、内部絶縁部材5の孔51bに嵌合する。
図13は、非水電解質二次電池1Bの内部構成を模式的に示す斜視図である。図13においても、第2部材12の図示を省略している。
図14は、図13のXIV−XIV線に沿った断面図(負極リードタブ152を通る断面図)である。図14に示すように、基部51は、厚さ方向において負極リードタブ152と第2部材12との間に配置される。負極リードタブ152は、突出部52に形成された切欠き52bを通じて、突出部52の一方側(z方向マイナス側)から他方側(z方向プラス側)に引き出されている。
図15は、図13のXV−XV線に沿った断面図(側部リブ53を通る断面図)である。突出部52が形成された部分における内部絶縁部材5の厚さt1は、平面部1112と第2部材12との間隔(平面部1112における外装缶10の内寸)taよりも大きい。
この構成によれば、突出部52が高さ方向(z方向)から平面部1112に接するため、内部絶縁部材5は、高さ方向の移動が制限される。内部絶縁部材5の移動が制限されることによって、これに隣接している電極体15の移動も制限される。そのため、電極体15の移動を抑制できる。これによって、正極リードタブ151、負極リードタブ152、およびこれらとの接合箇所に歪が加わることを防止できる。
また、負極リードタブ152と第2部材12との間に基部51が配置されことによって、負極リードタブ152と第2部材12との短絡を防止することができる。
本実施形態では、内部絶縁部材5は、絶縁板142Aに取り付けられる。これによって、内部絶縁部材5の面内位置が規制される。これによって、電極体15をより安定して保持することができる。
本実施形態では、厚さt1は、平面部1111と第2部材との間隔と等しい。また、側部リブ53および上部リブ54が形成された部分における内部絶縁部材5の厚さは、平面部1112と第2部材12との間隔taと等しい。換言すれば、内部絶縁部材5は、厚さ方向の一方で第1部材11と接し、厚さ方向の他方で第2部材と接している。この構成によれば、内部絶縁部材5の厚さ方向の位置が外装缶10によって規制され、内部絶縁部材5が安定して保持される。これによって、電極体15をより安定して保持することができる。
図16は、非水電解質二次電池1の変形例の一つである非水電解質二次電池1Cの概略構成を示す斜視図である。非水電解質二次電池1Cは、第1部材11の高さ方向と垂直な面(周壁部112)に注液孔112aが形成されている。注液孔112aは、注液孔112aに挿入された封止栓17によって封止されている。すなわち、非水電解質二次電池1の場合は正極端子13が電解液の注液孔の封止栓を兼ねているのに対し、非水電解質二次電池1Cでは、電解液の注液孔112aと封止栓17とが独立して設けられている。この変形例によれば、注液孔112aが厚さ方向と垂直に設けられているため、電解液を電極体15に浸透させやすくできる。
次に説明する非水電解質二次電池1D〜1Fによって示すように、正極端子13は、周壁部112に配置されていても良い。この変形例により、電池を装着する機器の構成に合わせて端子位置を変えることができる。
図17は、非水電解質二次電池1の変形例の一つである非水電解質二次電池1Dの概略構成を示す斜視図である。非水電解質二次電池1Dでは、正極端子13は、第1部材11の高さ方向と垂直な面(周壁部112)であって、平面部1112に近い側の面に配置されている。また、貫通孔1112aに代えて、電解液の注液孔である貫通孔1112cが平面部1112に形成され、封止栓17によって封止されている。
図18は、非水電解質二次電池1の変形例の一つである非水電解質二次電池1Eの概略構成を示す斜視図である。非水電解質二次電池1Eでは、正極端子13は、第1部材11の高さ方向と垂直な面(周壁部112)であって、高さ方向(z方向)において平面部1112と反対側の平面部1111に近い側の面に配置されている。それ以外の構成は、非水電解質二次電池1Dと同じである。
図19は、非水電解質二次電池1の変形例の一つである非水電解質二次電池1Fの概略構成を示す斜視図である。非水電解質二次電池1Fでは、正極端子13は、第1部材11の幅方向と垂直な面(周壁部112)に配置されている。この変形例では、非水電解質二次電池1の場合と同様に、正極端子13が電解液の注液孔の封止栓を兼ねている。
次に説明する非水電解質二次電池1Gおよび1Hによって示すように、第1部材11の平面部111は、任意の形状を取り得る。第1部材11は、第1の平面部と、第1の平面部よりも第2部材側に位置する第2の平面部とを含んでいれば良い。
図20は、非水電解質二次電池1の変形例の一つである非水電解質二次電池1Gの概略構成を示す斜視図である。非水電解質二次電池1Gは、外装缶10に代えて、外装缶10Gを備えている。外装缶10Gは、外装缶10と同様に、厚さ方向の一方に開口した箱状の第1部材11Gと、第1部材11Gの開口を封口する平板状の第2部材12Gとから構成されている。
第1部材11Gは、第1部材11と同様に、概略平板状の平面部11G1と、平面部11G1の周囲を囲んで形成される周壁部11G2とを含んでいる。非水電解質二次電池1Gでは、正極端子13は、第1部材11Gの高さ方向と垂直な面(周壁部11G2)に配置されている。非水電解質二次電池1Gにおいても、正極端子13は、電解液の注液孔の封止栓を兼ねている。
平面部11G1はさらに、平面部11G11と、平面部11G11よりも第2部材12G側に配置され、平面部11G11と平行に形成された平面部11G12とを含んでいる。非水電解質二次電池1(図1)では平面部1112が第1部材11の幅方向全体に形成されているのに対し、本変形例では、平面部11G12は第1部材11Gの幅方向の一部にだけ形成されている。この変形例によれば、非水電解質二次電池1に比べて外装缶の内容積を増やすことができる。そのため、例えば電解液をより多く注液できる。
図21は、非水電解質二次電池1の変形例の一つである非水電解質二次電池1Hの概略構成を示す斜視図である。非水電解質二次電池1Hは、外装缶10に代えて、外装缶10Hを備えている。外装缶10Hも、厚さ方向の一方に開口した箱状の第1部材10Hと、第1部材11Hの開口を封口する平板状の第2部材12Hとから構成されている。
第1部材11Hは、概略平板状の平面部11H1と、平面部11H1の周囲を囲んで形成される周壁部11H2とを含んでいる。非水電解質二次電池1Hでは、第1部材11Hの高さ方向と垂直な面(周壁部11H2)に注液孔11H2aが形成されている。注液孔11H2aは、注液孔11H2aに挿入された封止栓17によって封止されている。
平面部11H1はさらに、平面部11H11と、平面部11H11よりも第2部材12H側に配置され、平面部11H11と平行に形成された平面部11H12とを含んでいる。本変形例では、平面部11H12は第1部材11Hの幅方向の一部に形成されている。より具体的には、平面部11H12は第1部材11Hの幅方向の両端部近傍に形成されている。この変形例によれば、非水電解質二次電池1に比べて外装缶の内容積を増やすことができる。そのため、例えば電解液をより多く注液できる。
次に説明する非水電解質二次電池1J〜1Mに示すように、第1部材10は、任意の形状を取り得る。従来の非水電解質二次電池に用いられてきた外装缶は、高さ方向に深絞り加工されて製造されるため、高さ方向に沿って幅が変化する形状に成形することは困難であった。一方、本実施形態によれば、比較的容易に、様々な平面形状に加工することができる。これによって、電池を装着する機器の形状に合わせて、外装缶の形状を設計することができる。例えば、機器の突起などとの干渉を避けるための逃げを外装缶に設けることができる。
図22は、非水電解質二次電池1の変形例の一つである非水電解質二次電池1Jの概略構成を示す斜視図である。非水電解質二次電池1Jは、外装缶10に代えて、外装缶10Jを備えている。外装缶10Jも、厚さ方向の一方に開口した箱状の第1部材11Jと、第1部材11Jの開口を封口する平板状の第2部材12Jとから構成されている。
外装缶10Jは、平面視において概略六角形の形状を有している。より具体的には、外装缶10Jは、幅が概略一定の部分と、高さ方向の下端付近において高さ方向に沿って幅が狭くなる部分とを有している。
第1部材11Jは、概略平板状の平面部11J1と、平面部11J1の周囲を囲んで形成される周壁部11J2とを含んでいる。平面部11J1はさらに、平面部11J11と、平面部11J11よりも第2部材12J側に配置され、平面部11J11と平行に形成された平面部11J12とを含んでいる。
この変形例によれば、第1部材11Jと第2部材12Jとの溶接個所から、電極体15を遠ざけることができる。そのため、電極体15が溶接時に受ける熱の影響を低減できる。また、電解液をより多く注液できる。
図23は、非水電解質二次電池1の変形例の一つである非水電解質二次電池1Kの概略構成を示す斜視図である。非水電解質二次電池1Kは、外装缶10に代えて、外装缶10Kを備えている。外装缶10Kも、厚さ方向の一方に開口した箱状の第1部材11Kと、第1部材11Kの開口を封口する平板状の第2部材12Kとから構成されている。
外装缶10Kは、平面視において概略六角形の形状を有している。より具体的には、外装缶10Kは、平面視において四角形の四隅の一つが切り取られた形状を有している。
第1部材11Kは、概略平板状の平面部11K1と、平面部11K1の周囲を囲んで形成される周壁部11K2とを含んでいる。平面部11K1はさらに、平面部11K11と、平面部11K11よりも第2部材12K側に配置され、平面部11K11と平行に形成された平面部11K12とを含んでいる。図23に示すように、平面部11K12の幅は、平面部11K11の幅よりも狭くなっている。
図24は、非水電解質二次電池1の変形例の一つである非水電解質二次電池1Lの概略構成を示す斜視図である。非水電解質二次電池1Lは、外装缶10に代えて、外装缶10Lを備えている。外装缶10Lも、厚さ方向の一方に開口した箱状の第1部材11Lと、第1部材11Lの開口を封口する平板状の第2部材12Lとから構成されている。
外装缶10Lは、平面視において概略五角形の形状を有している。より具体的には、外装缶11Lは、平面視において四角形の四隅の一つが斜めに切り取られた形状を有している。
第1部材11Lは、概略平板状の平面部11L1と、平面部11L1の周囲を囲んで形成される周壁部11L2とを含んでいる。平面部11L1はさらに、平面部11L11と、平面部11L11よりも第2部材12L側に配置され、平面部11L11と平行に形成された平面部11L12とを含んでいる。図24に示すように、平面部11L11の幅は概略一定であるのに対し、平面部11L12の幅は高さ方向に沿って変化している。
図25は、非水電解質二次電池1の変形例の一つである非水電解質二次電池1Mの概略構成を示す斜視図である。図26は、非水電解質二次電池1Mの内部構成を模式的に示す分解斜視図である。非水電解質二次電池1Mは、外装缶10に代えて、外装缶10Mを備えている。外装缶10Mも、厚さ方向の一方に開口した箱状の第1部材11Mと、第1部材11Mの開口を封口する平板状の第2部材12Mとから構成されている。
外装缶10Mは、平面視において概略六角形の形状を有している。より具体的には、外装缶10Mは、平面視において四角形の四隅の一つが切り取られた形状を有している。
第1部材11Mは、概略平板状の平面部11M1と、平面部11M1の周囲を囲んで形成される周壁部11M2とを含んでいる。非水電解質二次電池1Mでは、正極端子13は、第1部材11Mの高さ方向と垂直な面(周壁部11M2)に配置されている。非水電解質二次電池1Mの正極端子13は、非水電解質二次電池1の場合と同様に、電解液の注液孔の封止栓を兼ねている。
平面部11M1はさらに、平面部11M11と、平面部11M11よりも第2部材12M側に配置され、平面部11M11と平行に形成された平面部11M12とを含んでいる。
図26に示すように、非水電解質二次電池1Mは、電極体15に代えて、電極体15Mを備えている。電極体15Mは、電極体15と同様に、正極電極、負極電極、セパレータ、および負極リードタブ152を備えている。一方、電極体15Mは、正極リードタブを備えていない。非水電解質二次電池1Mでは、電極体15Mの正極電極と外装缶10Mとを、直接導通させている。すなわち、電極体15ではセパレータが最外周に配置されているのに対し、電極体15Mでは、正極電極が最外周に配置されている。
この変形例によれば、正極リードタブを溶接する工程を省略できる。そのため、製造工程を簡略化することができる。
[第2の実施形態]
図27は、本発明の第2の実施形態にかかる非水電解質二次電池2の概略構成を示す斜視図である。非水電解質二次電池2は、非水電解質二次電池1の外装缶10に代えて、外装缶20を備えている。
外装缶20は、外装缶10と同様に、厚さ方向の一方に開口した箱状の第1部材21と、第1部材21の開口を封口する平板状の第2部材22とから構成されている。第1部材21と第2部材22とは、例えばシーム溶接によって接合される。
第1部材21は、より詳しくは、概略平板状の平面部211と、平面部211の周囲を囲んで形成される周壁部212とを含んでいる。平面部211はさらに、平面部2111と、平面部2111よりも第2部材側に配置され、平面部2111と平行に形成された平面部2112とを含んでいる。
図28は、図27のXXVIII−XXVIII線に沿った断面図である。図28に示すように、第1部材21は、幅方向の寸法が開口側(第2部材22側)に向かって大きくなっている。
図29は、比較のために示す非水電解質二次電池1の断面図である。図28と図29とを比較すれば明らかなように、本実施形態の構成によれば、第1部材21と第2部材22との溶接個所Wを、電極体15から遠ざけることができる。これによって、電極体15への溶接時の熱の影響を低減することができる。
なお、第1部材21は、幅方向の寸法だけではなく、高さ方向の寸法も開口側に向かって大きくなっている。これによって、溶接個所である第2部材22の端辺のすべてを、電極体15から遠ざけることができる。そのため、電極体15への溶接時の熱の影響をより低減することができる。
第1部材21は、第2部材22側の端辺の少なくとも一つが電極体15から遠ざかるように形成されていれば、非水電解質二次電池1と比較して有利な効果が得られる。例えば、図28では第1部材31の幅方向両側の周壁部212が幅方向の外側に向かって傾斜しているが、第1部材21の幅方向の一方側の周壁部212だけが幅方向の外側に向かって傾斜していても良い。
また、図30および図31に示すように、周壁部212は湾曲していても良い。
[第3の実施形態]
図32は、本発明の第3の実施形態にかかる非水電解質二次電池3の概略構成を示す斜視図である。図33は、非水電解質二次電池3の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。非水電解質二次電池3は、非水電解質二次電池1の外装缶10に代えて、外装缶30を備えている。
外装缶30は、外装缶10と同様に、電極体15の厚さ方向において電極体15を挟んで対向して配置される第1部材31および第2部材32から構成されている。本実施形態においても、第1部材31と第2部材32とは、例えばシーム溶接によって接合される。
一方、外装缶30では、第2部材32が厚さ方向の一方に開口した箱状の形状であり、第1部材31が概略平板形状である。すなわち、第2部材32は、概略平板形状の平面部321と、平面部321の周囲を囲んで形成される周壁部322とを含んでいる。なお、第1部材31は、平面部3111と、平面部3111よりも第2部材32側に配置され、平面部3111と平行に形成された平面部3112とを含んでいる。
正極端子13および負極端子14は、平面部3112に配置される。本実施形態においても第1の実施形態と同様に、絶縁板142の平面部は平面視において平面部3112と部分的に重なるように配置され、絶縁板142延出部は平面視において平面部3111と部分的に重なるように配置される。絶縁板142の平面部は厚さ方向において平面部3112と負極リードタブ152との間に配置され、絶縁板142の延出部は平面部3111側に突出している。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
[第4の実施形態]
図34は、本発明の第4の実施形態にかかる非水電解質二次電池4の概略構成を示す斜視図である。図35は、非水電解質二次電池4の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。非水電解質二次電池4は、非水電解質二次電池1の外装缶10に代えて、外装缶40を備えている。
外装缶40は、外装缶10と同様に、電極体15の厚さ方向において電極体15を挟んで対向して配置される第1部材41および第2部材42から構成されている。本実施形態においても、第1部材41と第2部材42とは、例えばシーム溶接によって接合される。
一方、外装缶40では、第1部材41および第2部材42の両方が厚さ方向の一方に開口した箱状の形状である。すなわち、第1部材41は、第3の実施形態における第1部材31の構成に加えて、さらに周壁部412を含んでいる。第2部材42は、概略平板形状の平面部421と、平面部421の周囲を囲んで形成される周壁部422とを含んでいる。本実施形態では、第1部材41の周壁部412と第2部材42の周壁部422の接合部が、外装缶40の厚さ方向のほぼ中央部となる。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
[その他の実施形態]
以上、本発明についての実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態およびその変形例のみに限定されず、発明の範囲内で種々の変更が可能である。また、各実施形態およびその変形例は、適宜組み合わせて実施することが可能である。
上述の実施形態およびその変形例では、外装缶に収納される電極体が、帯状の正極電極と負極電極とをセパレータを間に挟んで捲回した電極捲回体である場合を説明した。しかし、本実施形態の電極体は電極捲回体に限定されず、例えば、短冊状の正極電極と負極電極とをセパレータを間に挟んで積層した電極積層体であっても良い。
上述の実施形態およびその変形例では、外装缶の極性が正極である場合を説明した。しかし、外装缶の極性は負極であっても良い。あるいは外装缶が、正極および負極の両方から絶縁されていても良い。外装缶が正極および負極の一方と導通している場合には、外装缶の極性と同じ極性の外部端子は、形成されなくても良い。
上述の実施形態およびその変形例によって例示したように、本発明の一実施形態にかかる非水電解質二次電池は、正極電極および負極電極を含む電極体と、電極体の厚さ方向において電極体を挟んで対向して配置され、互いに接合されて電極体を収容する第1部材および第2部材を含む外装缶と、正極電極および負極電極の一方と電気的に接続されるリードタブと、外装缶に収容される絶縁板とを備える。第1部材は、第1平面部と、第1平面部よりも第2部材側に配置される第2平面部とを含む。そして、絶縁板は、平面視において第2平面部と部分的に重なるように配置され、厚さ方向において第2平面部とリードタブとの間に配置される平面部と、平面視において第1平面部と部分的に重なるように配置され、第1平面部側へ突出する延出部とを含んでいれば良い。
上記の構成によれば、絶縁板は、厚さ方向において第2平面部とリードタブとの間に配置される平面部を含む。これによって、リードタブが第2平面部に接触するのを防止できる。さらに、絶縁板は、第1平面部側へ突出する延出部を含む。これによって、リードタブが第1平面部と第2平面部との段差に接触するのを防止できる。この構成によって、リードタブと外装缶とが接触するのを防止することができる。
好ましくは、非水電解質二次電池は、第2平面部を厚さ方向に貫通し、リードタブと電気的に接続される端子を備えている。端子を第1部材の厚さ方向と交差する面に配置することで、非水電解質二次電池の厚さが薄い場合であっても、端子の面積を確保することができる。また、端子を第2平面部に形成することによって、外装缶の表面からの端子の突出量が抑えられ、非水電解質二次電池をコンパクトにすることができる。
好ましくは、厚さ方向において絶縁板と第2部材との間に位置し、リードタブおよび端子と電気的に接続された押さえ板をさらに備えている。押さえ板を介して端子とリードタブとを接続することによって、レイアウトの自由度を高めることができる。
好ましくは、端子は、端子の先端がかしめられて押さえ板と締結されている。この構成によれば、端子と押さえ板とを締結することによって、端子、押さえ板、および絶縁板を、第1部材に一度に固定することができる。
好ましくは、非水電解質二次電池は、外装缶に収容され、リードタブが引き出された電極体の側面に隣接して配置される内部絶縁部材をさらに備える。内部絶縁部材は、厚さ方向と垂直な面状の形状であって、厚さ方向においてリードタブと第2部材との間に配置される基部と、電極体と隣接する基部の一方端から厚さ方向に突出する突出部とを含む。そして、内部絶縁部材の突出部の厚さ方向の寸法は、第2平面部と第2部材との間隔よりも大きい。
この構成によれば、突出部が第2平面部に接するため、内部絶縁部材の移動が制限される。内部絶縁部材の移動が制限されることによって、これに隣接している電極体の移動も制限される。そのため、電極体の移動を抑制できる。またこれによって、リードタブおよびこれとの接合箇所に歪が加わることを防止できる。また、リードタブと第2部材との間に基部が配置されことによって、リードタブと第2部材との短絡を防止することができる。
非水電解質二次電池は、第1部材が第2部材側に開口した箱状の形状である構成としても良い。非水電解質二次電池は、あるいは、第2部材が第1部材側に開口した箱状の形状である構成としても良い。あるいは、第1部材および第2部材の両方が箱状の形状である構成としても良い。
1,1A〜1M,2,3,4 非水電解質二次電池、10,20,30,40 外装缶、11 第1部材、12 第2部材、13 正極端子、14 負極端子、141 ガスケット、142 絶縁板、143 押さえ板、15 電極体、151 正極リードタブ、152 負極リードタブ、16 絶縁部材、17 封止栓、5 内部絶縁部材

Claims (7)

  1. 正極電極および負極電極を含む電極体と、
    前記電極体の厚さ方向において前記電極体を挟んで対向して配置され、互いに接合されて前記電極体を収容する第1部材および第2部材を含む外装缶と、
    前記正極電極および前記負極電極の一方と電気的に接続されるリードタブと、
    前記外装缶に収容される絶縁板とを備え、
    前記第1部材は、第1平面部と、前記第1平面部よりも前記第2部材側に配置される第2平面部とを含み、
    前記絶縁板は、平面視において前記第2平面部と部分的に重なるように配置され、前記厚さ方向において前記第2平面部と前記リードタブとの間に配置される平面部と、平面視において前記第1平面部と部分的に重なるように配置され、前記第1平面部側へ突出する延出部とを含む、非水電解質二次電池。
  2. 前記第2平面部を前記厚さ方向に貫通し、前記リードタブと電気的に接続される端子をさらに備える、請求項1に記載の非水電解質二次電池。
  3. 前記厚さ方向において前記絶縁板と前記第2部材との間に位置し、前記リードタブおよび前記端子と電気的に接続された押さえ板をさらに備える、請求項2に記載の非水電解質二次電池。
  4. 前記端子は、前記端子の先端がかしめられて前記押さえ板と締結されている、請求項3に記載の非水電解質二次電池。
  5. 前記外装缶に収容され、前記リードタブが引き出された前記電極体の側面に隣接して配置される内部絶縁部材をさらに備え、
    前記内部絶縁部材は、前記厚さ方向と垂直な面状の形状であって、前記厚さ方向において前記リードタブと前記第2部材との間に配置される基部と、前記電極体と隣接する前記基部の一方端から前記厚さ方向に突出する突出部とを含み、
    前記内部絶縁部材の突出部の厚さ方向の寸法は、前記第2平面部と前記第2部材との間隔よりも大きい、請求項1〜4のいずれか一項に記載の非水電解質二次電池。
  6. 前記第1部材は、前記第2部材側に開口した箱状の形状である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の非水電解質二次電池。
  7. 前記第2部材は、前記第1部材側に開口した箱状の形状である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の非水電解質二次電池。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10637035B2 (en) 2015-03-31 2020-04-28 Gs Yuasa International Ltd. Energy storage device

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