JP2015176782A - 電池パック - Google Patents

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政展 吉岡
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Abstract

【課題】薄型化が可能な電池パックの構成を得る。【解決手段】電池パック100は、電極体15を収容する外装缶および負極端子14(第1端子)を含む非水電解質二次電池1と、保護回路51およびケース52を含む保護回路アセンブリ5とを備える。外装缶は、電極体配置領域R1と、厚さ方向に垂直な方向において電極体配置領域R1に隣接し、かつ電極体配置領域R1よりも厚さ方向の寸法が小さい部分を含む端子配置領域R2とを含む。負極端子14は、端子配置領域R1であって厚さ方向と交差する面に配置される。保護回路アセンブリ5は、厚さ方向と垂直な方向において端子配置領域R2に隣接して配置される。ケース52の厚さ方向の寸法t4は、電極体配置領域R1における外装缶の厚さ方向の寸法t1以下である。【選択図】図6

Description

本発明は、非水電解質二次電池と保護回路とを備える電池パックに関する。
従来、正極と負極とを含む電極体を外装缶に収容した非水電解質二次電池と、保護回路とを備えた電池パックの構成が知られている。近年、薄型の携帯機器の普及に伴って、薄型の電池パックの需要が高まっている。
特許第4254998号公報には、仕切り壁を一体に有するとともに厚み方向の両端面が開口された枠状の金属フレームと、この金属フレームの両開口を塞ぐ一対の金属蓋とを有する回路一体型電池が開示されている。この回路一体型電池は、前記仕切り壁によって前記金属フレームの枠内の空間が、2つ以上の空間に分割されていて、シート状の電極を有する電極体および電解液と、保護回路を有する基板とが、前記金属フレームの枠内の各空間に振り分けられて収容された状態で、前記金属フレームと前記金属蓋とが液密状に接合一体化されていることを特徴とする。
特許第4900751号公報には、平面視で4角形の電池缶の内部に電極体および電解液を収容して密封した薄型電池のパック構造が開示されている。この薄型電池のパック構造は、電池缶には厚み方向の周面を取り囲むようにフランジ部を設ける一方、薄型電池が収納されるパックケースの電池装着面には、前記フランジ部を含めた電池缶の幅とほぼ等しい間隔をあけて対向するように少なくとも一対の弾性片を立設し、これらの弾性片の先端部にフランジ部係止用の係止爪を設けたことを特徴とする。
特許第4254998号公報 特許第4900751号公報
特許第4254998号公報に記載された回路一体型電池は、電池本体と回路部分とを分離することができない。特許第4900751号公報に記載された薄型電池のパック構造では、電池缶の厚み方向の周面を取り囲むようにフランジ部を設ける必要があり、小型化に限界がある。
本発明の目的は、薄型化が可能な電池パックの構成を得ることである。
本発明の一実施形態にかかる電池パックは、非水電解質二次電池と、保護回路アセンブリとを備える。非水電解質二次電池は、正極電極および負極電極を含む電極体を収容する外装缶、ならびに正極電極および負極電極の一方と電気的に接続される第1端子を含む。保護回路アセンブリは、非水電解質二次電池と電気的に接続される保護回路、および保護回路を収容するケースを含む。外装缶は、電極体配置領域と、厚さ方向に垂直な方向において電極体配置領域に隣接し、かつ電極体配置領域よりも厚さ方向の寸法が小さい部分を含む端子配置領域とを含む。第1端子は、端子配置領域であって厚さ方向と交差する面に配置される。保護回路アセンブリは、厚さ方向と垂直な方向において端子配置領域に隣接して配置される。ケースの厚さ方向の寸法は、電極体配置領域における外装缶の厚さ方向の寸法以下である。
この構成によれば、第1端子は、端子配置領域であって厚さ方向と交差する面に配置される。そのため、第1部材の厚さが薄い場合であっても、第1端子の面積を確保することができる。そのため、電池パックをより薄くできる。また、電極体配置領域よりも厚さ方向の寸法が小さい部分を含む端子配置領域に第1端子を配置することによって、外装缶の外表面からの第1端子の突出量を抑制して、電池パックをより薄くできる。
保護回路アセンブリは、厚さ方向と垂直な方向において端子配置領域に隣接して配置される。保護回路アセンブリのケースの厚さは、電極体配置領域における外装缶の厚さ方向の寸法以下である。そのため、保護回路アセンブリのケースが、厚さ方向において非水電解質二次電池の外装缶の外表面から突出しない。これによって、電池パックをコンパクトにすることができる。
本発明によれば、薄型化が可能な電池パックの構成が得られる。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる電池パックの概略構成を示す分解斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施形態にかかる電池パックの概略構成を示す斜視図である。 図3は、非水電解質二次電池の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。 図4は、図1のIV−IV線に沿った断面図である。 図5は、図1のV−V線に沿った断面図である。 図6は、図2のVI−VI線に沿った断面図である。 図7は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる電池パックの分解斜視図である。 図8は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる電池パックの分解斜視図である。 図9は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる電池パックの分解斜視図である。 図10は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる電池パックの分解斜視図である。 図11は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる電池パックの分解斜視図である。 図12は、非水電解質二次電池の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。 図13は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる電池パックの分解斜視図である。 図14は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる電池パックの分解斜視図である。 図15は、第1の実施形態の変形例の一つにかかる電池パックの分解斜視図である。 図16は、非水電解質二次電池の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。 図17は、本発明の第2の実施形態にかかる電池パックの概略構成を示す分解斜視図である。 図18は、本発明の第2の実施形態にかかる電池パックの概略構成を示す斜視図である。 図19は、非水電解質二次電池の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。 図20は、図18のXX−XX線に沿った断面図である。 図21は、本発明の第3の実施形態にかかる電池パックの概略構成を示す分解斜視図である。 図22は、図21のXXII−XXII線に沿った断面図である。 図23は、第1の実施形態にかかる非水電解質二次電池の断面図である。 図24は、第3の実施形態の変形例にかかる非水電解質二次電池の断面図である。 図25は、第3の実施形態の変形例にかかる非水電解質二次電池の断面図である。 図26は、本発明の第4の実施形態にかかる電池パックの概略構成を示す分解斜視図である。 図27は、非水電解質二次電池の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。 図28は、本発明の第5の実施形態にかかる電池パックの概略構成を示す分解斜視図である。 図29は、非水電解質二次電池の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。なお、説明を分かりやすくするために、以下で参照する図面においては、構成が簡略化または模式化して示されたり、一部の構成部材が省略されたりしている。また、各図に示された構成部材間の寸法比は、必ずしも実際の寸法比を示すものではない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる電池パック100の概略構成を示す分解斜視図である。電池パック100は、非水電解質二次電池1、保護回路アセンブリ5、リード56、およびラベル59を備えている。
保護回路アセンブリ5は、保護回路51、ケース52、内部端子54、および外部端子55を備えている。ケース52は、内部に空間を有し、保護回路51、および図示しない回路部品を収容している。ケース52は、例えば樹脂の成形品である。ケース52の外表面には、保護回路51と電気的に接続された内部端子54および外部端子55が配置されている。
保護回路51は、内部端子54およびリード56を介して非水電解質二次電池1と電気的に接続され、外部端子55を介して外部機器と電気的に接続される。保護回路51は、例えば非水電解質二次電池1の過充電や過放電を防止する。
図2は、電池パック100の概略構成を示す斜視図である。ラベル59は、非水電解質二次電池1および保護回路アセンブリ5の全周を覆って貼付される。ラベル59は、例えば絶縁性のフィルムである。
図3は、非水電解質二次電池1の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。以下、図1および図3を参照して、非水電解質二次電池1の構成を説明する。非水電解質二次電池1は、外装缶10、正極端子13(図1)、負極端子14(図1)、電極体15(図3)、絶縁部材16(図1)、および図示しない電解液を備えている。
ここで説明の便宜のため、外装缶10の外形に沿って、図1に示すようにx方向、y方向、z方向を定める。以下では、x方向を幅方向、y方向を厚さ方向、z方向を高さ方向と呼ぶ場合がある。また、ある部品の厚さ方向の寸法を、その部品の「厚さ」と呼ぶ場合がある。非水電解質二次電池1は、厚さ方向の寸法が幅方向や高さ方向の寸法よりも小さい、扁平形状の電池である。
外装缶10は、図3に示すように、内部に電極体15を収容している。外装缶10は、厚さ方向の一方に開口した箱状の第1部材11と、平板状の第2部材12とから構成されている。第1部材11と第2部材12とは、電極体15の厚さ方向において、電極体15を挟んで対向して配置される。第2部材12は、第1部材11の開口部を封口する。第1部材11と第2部材12とは、例えばシーム溶接によって接合される。
第1部材11および第2部材12は、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金によって形成されている。
第1部材11は、より詳しくは、概略平板状の平面部111と、平面部111の周囲を囲んで形成される周壁部112とを含んでいる。図1に示すように、平面部111はさらに、平面部1111と、平面部1111よりも第2部材12側に配置され、平面部1111と平行に形成された平面部1112とを含んでいる。
正極端子13および負極端子14は、平面部1112に配置されている。詳しい構成は後述するが、正極端子13は外装缶10と電気的に導通しており、負極端子14は外装缶10と電気的に絶縁されている。
電極体15は、帯状の正極電極と、帯状の負極電極とを、セパレータを間に挟んで捲回し、厚さ方向に圧縮して扁平形状にしたものである。電極体15からは、高さ方向に沿って、電極体15の外側に正極リードタブ151および負極リードタブ152が引き出されている。正極リードタブ151は電極体15の正極電極に接続されており、負極リードタブ152は電極体15の負極電極に接続されている。
正極電極、負極電極、セパレータ、および電解液は特に限定されないが、例示すれば次の様なものである。
正極電極は、帯状の正極集電体の片面または両面に正極合剤層が形成されたものである。正極集電体は、例えば、アルミニウムまたはチタン等の箔、平織金網、エキスパンドメタル、ラス網、またはパンチングメタル等によって形成される。
正極合剤層は、正極活物質と、導電助剤と、バインダとを混合して形成される。正極活物質として、マンガン酸リチウム、リチウムニッケル複合酸化物、リチウムコバルト複合酸化物、リチウムニッケルコバルト複合酸化物、酸化バナジウム、または酸化モリブデン等を用いることができる。導電助剤として、黒鉛、カーボンブラック、またはアセチレンブラック等を用いることができる。バインダとして、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、およびポリフッ化ビニリデン(PVDF)等を、単独または混合して用いることができる。
負極電極は、帯状の負極集電体の片面または両面に負極合剤層が形成されたものである。負極集電体は、例えば、銅、ニッケル、またはステンレス等の箔、平織金網、エキスパンドメタル、ラス網、またはパンチングメタル等によって形成される。
負極合剤層は、負極活物質と、バインダとを混合して形成される。負極活物質として、天然黒鉛、メソフェーズカーボン、または非晶質カーボン等を用いることができる。バインダとして、カルボキシメチルセルロース(CMC)およびヒドロキシプロピルセルロース(HPC)等のセルロース、スチレンブタジエンゴム(SBR)、アクリルゴム等のゴムバインダ、PTFE、ならびにPVDF等を、単独または混合して用いることができる。
セパレータは、例えばポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、またはポリフェニルサルフィド(PPS)等の、多孔性フィルムまたは不織布によって形成される。
電解液は、有機溶媒にリチウム塩を溶解させた溶液である。有機溶媒として、ビニレンカーボネート(VC)、プロピレンカーボネート(PC)、エチレンカーボネート(EC)、ブチレンカーボネート(BC)、ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネート(DEC)、メチルエチルカーボネート(MEC)、またはγ‐ブチロラクトン等を、単独でまたは2種類以上を混合して用いることができる。リチウム塩として、LiPF、LiBF、またはLiN(CFSO等を用いることができる。
図4は、図1のIV−IV線に沿った断面図である。図4に示すように、第1部材11には、貫通孔1112aおよび貫通孔1112bが形成されている。
正極端子13は、第1材質層131と、第2材質層132とを含んでいる。第1材質層131はさらに、平面部131Aと、ボス部131Bとを含んでいる。第2材質層132は、第1材質層131の平面部131A上に配置されている。正極端子13は、ボス部131Bが貫通孔1112aに圧入され、さらに平面部131Aの周縁と外装缶10(第1部材11)とが溶接されることによって、外装缶10に固定されている。
正極端子13は例えば、第1材質層131と第2材質層132とが圧接されたクラッド材である。正極端子13は例えば、第1材質層131がアルミニウムまたはアルミニウム合金で形成され、第2材質層132がニッケルまたはニッケル合金で形成される。
正極リードタブ151は、外装缶10に溶接されている。この構成によって、電極体15(図3)の正極電極と正極端子13とが、外装缶10を介して電気的に接続されている。
負極端子14は、平面部14Aと、ボス部14Bとを含んでいる。負極端子14の周りには、ガスケット141、絶縁板142、および押さえ板143が配置されている。図4に示すように、負極端子14のボス部14Bは、ガスケット141を間に挟んで貫通孔1112bに挿入されている。ガスケット141の先端は、第1部材11を挟んで反対側に配置された絶縁板142に嵌合している。これによって、負極端子14と第1部材11とが接触しないようになっている。負極端子14は、ボス部14Bの先端を押さえ板143に形成された穴143aに挿入した後、ボス部14Bの先端をかしめることによって、押さえ板143と固定されている。押さえ板143と外装缶10(第1部材11)との間には絶縁板142が配置され、押さえ板143と外装缶10とを電気的に絶縁している。
負極端子14は例えば、銅またはニッケルメッキされた銅によって形成されている。押さえ板143は例えば、銅によって形成されている。ガスケット141および絶縁板142は例えば、樹脂の成形品である。
負極リードタブ152は、押さえ板143に溶接されている。この構成によって、電極体15(図3)の負極電極と負極端子14とが、押さえ板143を介して電気的に接続されている。
図5は、図1のV−V線に沿った断面図である。図5に示すように、第1部材11は、電極体配置領域R1と、端子配置領域R2とを含んでいる。より詳しくは、平面部1111と接する領域が電極体配置領域R1であり、平面部1112と接する領域が端子配置領域R2である。換言すれば、平面部1111、および平面部1111と対向する第2部材12の平面部分が電極体配置領域R1の外表面の一部を構成し、平面部1112、および平面部1112と対向する第2部材12の平面部分が端子配置領域R2の外表面の一部を構成している。
図5に示すように、端子配置領域R2における第1部材11の厚さは、電極体配置領域R1における第1部材11の厚さよりも小さい。ここで、図5に示すように、電極体配置領域R1における外装缶10の厚さを厚さt1と呼ぶ。また、端子配置領域R2における外装缶10の厚さを厚さt2と呼ぶ。
既述のように、負極端子14は、平面部1112に配置されている。すなわち、負極端子14は、端子配置領域R2であって、厚さ方向と交差する面に配置されている。同様に、正極端子13(図1)も、端子配置領域R2であって、厚さ方向と交差する面に配置されている。
図5に示すように、負極端子14が配置された部分の外装缶10の厚さと、負極端子14が外装缶10から突出した部分の厚さとの和を、厚さt3と呼ぶ。本実施形態では、厚さt3を厚さt1以下にする。図示は省略するが、正極端子13が配置された部分の外装缶10の厚さと、正極端子13が外装缶10から突出した部分の厚さとの和も、厚さt1以下にする。
以上、非水電解質二次電池1の構成について説明した。再び図1を参照して、電池パック100の説明を続ける。保護回路アセンブリ5は、高さ方向において平面部1112に隣接するように配置される。すなわち、保護回路アセンブリ5は、高さ方向において端子配置領域R2(図5)に隣接するように配置される。
保護回路アセンブリ5の内部端子54は、厚さ方向において正極端子13および負極端子14側の前記ケースの側面(y方向マイナス側の面)に形成されている。
図6は、図2のVI−VI線に沿った断面図である。図6では、ラベル59の図示は省略している。図6に示すように、保護回路アセンブリ5のケース52の厚さを、厚さt4と呼ぶ。本実施形態では、厚さt4を厚さt1以下にする。
リード56は、非水電解質二次電池1の負極端子14と、保護回路アセンブリ5の内部端子54とを電気的に接続する。リード56は例えば、ニッケルで形成され、負極端子14および内部端子54にそれぞれ溶接されている。図6に示すように、リード56は折り曲げられずに、負極端子14および内部端子54に接続されている。図示は省略するが、正極端子13も同様に、リード56を介して内部端子54と電気的に接続されている。
[電池パック100の製造方法]
以下、電池パック100の製造方法の一例を説明する。
まず、電極体15を準備する。電極体15の製造方法は特に限定されないが、例示すれば次の様なものである。
正極活物質、導電助剤、およびバインダを、純水または有機溶媒中で十分に混合し、分散体を作製する。分散体を、ダイコータ、スリットコータ、ディップコータ等を用いて、正極集電体の片面または両面に塗布する。塗布後、スラリーを乾燥し、カレンダ処理によって厚さおよび密度を調整する。これによって、正極電極が得られる。正極電極に、溶接または導電性接着材によって正極リードタブ151を取り付ける。
負極活物質、およびバインダを、純水または有機溶媒中で十分に混合し、分散体を作製する。分散体を、ダイコータ、スリットコータ、ディップコータ等を用いて、負極集電体の片面または両面に塗布する。塗布後、スラリーを乾燥し、カレンダ処理によって厚さおよび密度を調整する。これによって、負極電極が得られる。負極電極に、溶接または導電性接着材によって負極リードタブ152を取り付ける。
正極電極、負極電極、およびセパレータを、断面形状が円形、楕円形、または菱形の巻き芯を用いて捲回した後、巻き芯を抜き、一方向に圧力をかけて偏平形状にする。あるいは、正極電極、負極電極、およびセパレータを、断面形状が扁平形状の巻き芯を用いて捲回して、扁平形状の捲回体としても良い。これによって、電極体15が得られる。
次に、第1部材11、第2部材12、正極端子13、負極端子14、ガスケット141、絶縁板142、および押さえ板143を準備する。第1部材11に、負極端子14、ガスケット141、絶縁板142、押さえ板143を組み付ける。より具体的には、第1部材11の貫通孔1112bにガスケット141を差し込み、さらにガスケット141の先端を絶縁板142に嵌合させる。ガスケット141に負極端子14のボス部14Bを挿入する。ボス部14Bの先端を押さえ板143の貫通孔143aに挿入し、ボス部14Bの先端をかしめて固定する。
第1部材11の周壁部112の内側に電極体15を配置する。正極リードタブ151と第1部材11とを溶接し、負極リードタブ152と押さえ板143とを溶接する。第1部材11の開口を覆って第2部材12を配置し、第1部材11と第2部材12とをシーム溶接する。
次に、貫通孔1112aから電解液を注液する。すなわち、貫通孔1112aは、ボス部131Bと嵌合することによって正極端子13を位置決めするとともに、電解液の注液孔としての機能を兼ねている。また、正極端子13は、注液孔の封止栓としての機能を兼ねている。
貫通孔1112aを開放したまま、必要に応じて予備充電を行う。その後、貫通孔1112aに正極端子13のボス部131Bを圧入し、さらに平面部131Aと第1部材11とを溶接する。これによって、正極端子13が外装缶10に固定されるとともに、貫通孔1112aが封止される。
保護回路アセンブリ5の内部端子54と正極端子13とを、リード56を介して接続する。具体的には、内部端子54とリード56とを溶接し、正極端子13とリード56とを溶接する。同様に、内部端子54と負極端子14とをリード56を介して接続する。
非水電解質二次電池1および保護回路アセンブリ5の全周にラベルを貼付する。その後、所定の容量まで充電することによって、電池パック100が製造される。
[電池パック100の効果]
本実施形態によれば、第1部材11は、電極体配置領域R1と、厚さ方向に垂直な方向において電極体配置領域R1に隣接し、かつ電極体配置領域R1よりも厚さ方向の寸法が小さい部分を含む端子配置領域R2とを含んでいる。
正極端子13および負極端子14は、端子配置領域R2であって厚さ方向と交差する面に配置される。そのため、第1部材11の厚さが薄い場合であっても、正極端子13および負極端子14の面積を確保することができる。そのため、電池パック100をより薄くできる。また、電極体配置領域R1よりも厚さ方向の寸法が小さい部分を含む端子配置領域R2に正極端子13および負極端子14を配置することによって、外装缶10の外表面からの正極端子13および負極端子14の突出量を抑制して、電池パック100をより薄くできる。
保護回路アセンブリ5は、厚さ方向と垂直な方向において端子配置領域R2に隣接して配置される。保護回路アセンブリ5のケース52の厚さt4は、電極体配置領域R1における外装缶10の厚さt1以下である。そのため、保護回路アセンブリ5のケース52が、厚さ方向において非水電解質二次電池1の外装缶10の外表面から突出しない。これによって、電池パック100を薄くできる。
本実施形態によれば、外装缶10は、厚さ方向の一方に開口した箱状の第1部材11と、第1部材11の開口を封口する第2部材12とを含んでいる。この構成によれば、幅方向および高さ方向の寸法の大きい大型の電池や、あるいは幅方向および高さ方向の寸法に対して厚さが薄い薄型の電池の製造が容易になる。すなわち、第1部材11を高さ方向や幅方向に開口させる場合と比較して、開口を広くすることができる。その結果、第1部材11の厚さを薄くしても、電極体15を第1部材11の開口から収容できる。また、深絞り加工が不要になるため、加工が容易になる。そのため、従来よりも大面積の電池や、従来よりも薄型の電池を製造することができる。
本実施形態によれば、ケース52の厚さt4は、端子配置領域R2における外装缶10の厚さt2以上である。すなわち、本実施形態では、t2≦t4≦t1(ただし、t2<t1)となっている。厚さt4を厚さt2以上にすることで、ケース52と外装缶10の外表面との段差を小さくすることができる。また、ケース52の厚さ方向の寸法を大きくすることで、容積を一定にしたまま高さ方向(z方向)の寸法を小さくできる。これによって、電池パック100をよりコンパクトにすることができる。
より好ましくは、ケース52の厚さt4は、電極体配置領域R1における外装缶10の厚さt1と等しい。これによって、ケース52と外装缶10の外表面との段差をなくすことができる。
本実施形態によれば、保護回路アセンブリ5は、厚さ方向において正極端子13および負極端子側14側のケース52の側面に形成された内部端子54をさらに含み、電池パック100は、正極端子13と内部端子54と、負極端子14と内部端子54とをそれぞれ接続するリード56をさらに備えている。
この構成によれば、正極端子13、負極端子14、および内部端子54が、それぞれ厚さ方向と交差する面の一方側(y方向マイナス側)の面に形成されている。そのため、正極端子13と内部端子54とを接続する際、または負極端子14と内部端子54とを接続する際、リードを折り曲げなくても良い。そのため、製造工程を簡略化できる。
本実施形態によれば、負極端子14が配置された部分の外装缶10の厚さと、負極端子14が外装缶10から突出した部分の厚さとの和t3は、外装缶10の最大の厚さ以下である。この構成によれば、負極端子14が外装缶10の電極体配置領域R1の外表面から突出しない。これによって、電池パック100をより薄くできる。また、外装缶10と負極端子14とが不意に短絡するのを抑制することができる。
負極端子14の周囲には、絶縁部材16が配置されている。この構成によれば、外装缶10と負極端子14とが不意に短絡するのを抑制することができる。
本実施形態によれば、貫通孔1112aは、ボス部131Bと嵌合することによって正極端子13を位置決めする機能を有するとともに、電解液を注液するための注液孔としての機能も有している。また、正極端子13は、注液孔の封止栓の機能を兼ねている。この構成によれば、外装缶10の他の箇所に設けた注液孔を封止栓によって封止する場合と比較して、工程および部品数を削減することができる。
[第1の実施形態の変形例]
以下、図7〜図16を参照して、電池パック100の変形例である電池パック100A〜100Hを説明する。
図7は、電池パック100の変形例の一つである電池パック100Aの分解斜視図である。電池パック100Aは、非水電解質二次電池1に代えて非水電解質二次電池1Aを備えている。非水電解質二次電池1Aは、第1部材11の高さ方向と垂直な面(周壁部112)に注液孔112aが形成されている。注液孔112aは、注液孔112aに挿入された封止栓17によって封止されている。すなわち、非水電解質二次電池1の場合は正極端子13が電解液の注液孔の封止栓を兼ねているのに対し、非水電解質二次電池1Aでは、電解液の注液孔112aと封止栓17とが独立して設けられている。この変形例によれば、注液孔112aが厚さ方向と垂直に設けられているため、電解液を電極体15に浸透させやすくできる。
図8は、電池パック100の変形例の一つである電池パック100Bの分解斜視図である。電池パック100Bは、非水電解質二次電池1に代えて非水電解質二次電池1Bを備えている。非水電解質二次電池1Bでは、正極端子13は、第1部材11の高さ方向と垂直な面(周壁部112)であって、平面部1112に近い側の面に配置されている。また、貫通孔1112aに代えて、電解液の注液孔である貫通孔1112cが平面部1112に形成され、封止栓17によって封止されている。この変形例では、リード56を折り曲げて、内部端子54と正極電極13とを接続する。この変形例によれば、電池パック100のバリエーションが得られる。
図9は、電池パック100の変形例の一つである電池パック100Cの分解斜視図である。電池パック100Cは、非水電解質二次電池1に代えて非水電解質二次電池1Cを備えている。非水電解質二次電池1Cは、外装缶10に代えて、外装缶10Cを備えている。外装缶10Cは、外装缶10と同様に、厚さ方向の一方に開口した箱状の第1部材11Cと、第1部材11Cの開口を封口する平板状の第2部材12Cとから構成されている。
第1部材11Cは、第1部材11と同様に、概略平板状の平面部11C1と、平面部11C1の周囲を囲んで形成される周壁部11C2とを含んでいる。非水電解質二次電池1Cでは、正極端子13は、第1部材11Cの高さ方向と垂直な面(周壁部11C2)に配置されている。非水電解質二次電池1Cにおいても、正極端子13は、電解液の注液孔の封止栓を兼ねている。
平面部11C1はさらに、平面部11C11と、平面部11C11よりも開口側に配置され、平面部11C11と平行に形成された平面部11C12とを含んでいる。非水電解質二次電池1(図1)では平面部1112が第1部材11の幅方向全体に形成されているのに対し、本変形例では、平面部11C12は第1部材11Cの幅方向の一部にだけ形成されている。
本変形例では、平面部11C11、および平面部11C11に対向する第2部材12Cの平面部分が電極体配置領域の外表面の一部を構成し、平面部11C12、および平面部11C11に対向する第2部材12Cの平面部分が端子配置領域の外表面の一部を構成する。本変形例においても、保護回路アセンブリ5は、厚さ方向と垂直な方向において端子配置領域に隣接して配置される。そして、ケース52の厚さは、電極体配置領域における外装缶10Cの厚さ以下である。
この変形例では、リード56を折り曲げて、内部端子54と正極電極13とを接続する。この変形例によれば、非水電解質二次電池1に比べて外装缶の内容積を増やすことができる。そのため、例えば電解液をより多く注液できる。
図10は、電池パック100の変形例の一つである電池パック100Dの分解斜視図である。電池パック100Dは、非水電解質二次電池1に代えて非水電解質二次電池1Dを備えている。非水電解質二次電池1Dは、外装缶10に代えて、外装缶10Dを備えている。外装缶10Dも、厚さ方向の一方に開口した箱状の第1部材11Dと、第1部材11Dの開口を封口する平板状の第2部材12Dとから構成されている。
第1部材11Dは、概略平板状の平面部11D1と、平面部11D1の周囲を囲んで形成される周壁部11D2とを含んでいる。非水電解質二次電池1Dでは、第1部材11Dの高さ方向と垂直な面(周壁部11D2)に注液孔11D2aが形成されている。注液孔11D2aは、注液孔11D2aに挿入された封止栓17によって封止されている。
平面部11D1はさらに、平面部11D11と、平面部11D11よりも開口側に配置され、平面部11D11と平行に形成された平面部11D12とを含んでいる。本変形例では、平面部11D12は第1部材11Dの幅方向の一部に形成されている。より具体的には、平面部11D12は第1部材11Dの幅方向の両端部近傍に形成されている。
本変形例では、平面部11D11が電極体配置領域の外表面の一部を構成し、平面部11D12が端子配置領域の外表面の一部を構成する。本変形例においても、保護回路アセンブリ5は、厚さ方向と垂直な方向において端子配置領域に隣接して配置される。そして、ケース52の厚さは、電極体配置領域における外装缶10Dの厚さ以下である。
この変形例によれば、非水電解質二次電池1に比べて外装缶の内容積を増やすことができる。そのため、例えば電解液をより多く注液できる。
図11は、電池パック100の変形例の一つである電池パック100Eの分解斜視図である。電池パック100Eは、非水電解質二次電池1に代えて非水電解質二次電池1Eを備えている。図12は、非水電解質二次電池1Eの内部構成を模式的に示す分解斜視図である。非水電解質二次電池1Eは、外装缶10に代えて、外装缶10Eを備えている。外装缶10Eも、厚さ方向の一方に開口した箱状の第1部材11Eと、第1部材11Eの開口を封口する平板状の第2部材12Eとから構成されている。
外装缶10Eは、平面視において矩形の形状を有する外装缶10と異なり、平面視において概略六角形の形状を有している。より具体的には、外装缶10Eは、幅が概略一定の部分と、高さ方向の下端付近において高さ方向に沿って幅が狭くなる部分とを有している。
第1部材11Eは、概略平板状の平面部11E1と、平面部11E1の周囲を囲んで形成される周壁部11E2とを含んでいる。平面部11E1はさらに、平面部11E11と、平面部11E11よりも開口側に配置され、平面部11E11と平行に形成された平面部11E12とを含んでいる。図12に示すように、電極体15は、第1部材11Eの平面部11E11と隣接する部分であって、平面部11E11の幅が概略一定の部分に収容されている。
この変形例によれば、第1部材11Eと第2部材12Eとの溶接個所から、電極体15を遠ざけることができる。そのため、電極体15が溶接時に受ける熱の影響を低減できる。また、電解液をより多く注液できる。
従来の非水電解質二次電池に用いられてきた外装缶は、高さ方向に深絞り加工されて製造されるため、外装缶10Eのように高さ方向に沿って幅が変化する形状に成形することは困難であった。本実施形態によれば、比較的容易に、様々な平面形状に加工することができる。これによって、電池を装着する機器の形状に合わせて、外装缶の形状を設計することができる。例えば、機器の突起などとの干渉を避けるための逃げを外装缶に設けることができる。
図13は、電池パック100の変形例の一つである電池パック100Fの分解斜視図である。電池パック100Fは、非水電解質二次電池1に代えて非水電解質二次電池1Fを備えている。非水電解質二次電池1Fは、外装缶10に代えて、外装缶10Fを備えている。外装缶10Fも、厚さ方向の一方に開口した箱状の第1部材11Fと、第1部材11Fの開口を封口する平板状の第2部材12Fとから構成されている。
外装缶10Fは、平面視において概略六角形の形状を有している。より具体的には、外装缶10Fは、平面視において四角形の四隅の一つが切り取られた形状を有している。
第1部材11Fは、概略平板状の平面部11F1と、平面部11F1の周囲を囲んで形成される周壁部11F2とを含んでいる。平面部11F1はさらに、平面部11F11と、平面部11F11よりも開口側に配置され、平面部11F11と平行に形成された平面部11F12とを含んでいる。図13に示すように、平面部11F12の幅は、平面部11F11の幅よりも狭くなっている。
電池パック100Fは、保護回路アセンブリ5に代えて保護回路アセンブリ5Fを備えている。保護回路アセンブリ5Fは、ケース52に代えてケース52Fを備えている。ケース52Fは、外装缶10Fの外形に沿うように、高さ方向に突出した突出部52F2を含んでいる。保護回路アセンブリ5Fでは、突出部52F2に回路部品を配置することで、突出部52F2以外の部分52F1の容積を小さくすることができる。これによって、電池パック100Fをよりコンパクトにすることができる。
図14は、電池パック100の変形例の一つである電池パック100Gの分解斜視図である。電池パック100Gは、非水電解質二次電池1に代えて非水電解質二次電池1Gを備えている。非水電解質二次電池1Gは、外装缶10に代えて、外装缶10Gを備えている。外装缶10Gも、厚さ方向の一方に開口した箱状の第1部材11Gと、第1部材11Gの開口を封口する平板状の第2部材12Gとから構成されている。
外装缶10Gは、平面視において概略五角形の形状を有している。より具体的には、外装缶11Gは、平面視において四角形の四隅の一つが斜めに切り取られた形状を有している。
第1部材11Gは、概略平板状の平面部11G1と、平面部11G1の周囲を囲んで形成される周壁部11G2とを含んでいる。平面部11G1はさらに、平面部11G11と、平面部11G11よりも開口側に配置され、平面部11G11と平行に形成された平面部11G12とを含んでいる。図14に示すように、平面部11G11の幅は概略一定であるのに対し、平面部11G12の幅は高さ方向に沿って変化している。
電池パック100Gは、保護回路アセンブリ5に代えて保護回路アセンブリ5Gを備えている。保護回路アセンブリ5Gは、ケース52に代えてケース52Gを備えている。ケース52Gは、外装缶10Gの外形に沿うように、高さ方向に突出した突出部52G2を含んでいる。保護回路アセンブリ5Gでは、突出部52G2に回路部品を配置することで、突出部52G2以外の部分52G1の容積を小さくすることができる。これによって、電池パック100Gをよりコンパクトにすることができる。
図15は、電池パック100の変形例の一つである電池パック100Hの分解斜視図である。電池パック100Hは、非水電解質二次電池1に代えて非水電解質二次電池1Hを備えている。図16は、非水電解質二次電池1Hの内部構成を模式的に示す分解斜視図である。非水電解質二次電池1Hは、外装缶10に代えて、外装缶10Hを備えている。外装缶10Hも、厚さ方向の一方に開口した箱状の第1部材11Hと、第1部材11Hの開口を封口する平板状の第2部材12Hとから構成されている。
外装缶10Hは、平面視において概略六角形の形状を有している。より具体的には、外装缶10Hは、平面視において四角形の四隅の一つが切り取られた形状を有している。
第1部材11Hは、概略平板状の平面部11H1と、平面部11H1の周囲を囲んで形成される周壁部11H2とを含んでいる。非水電解質二次電池1Hでは、正極端子13は、第1部材11Hの高さ方向と垂直な面(周壁部11H2)に配置されている。非水電解質二次電池1Hの正極端子13は、非水電解質二次電池1の場合と同様に、電解液の注液孔の封止栓を兼ねている。
平面部11H1はさらに、平面部11H11と、平面部11H11よりも開口側に配置され、平面部11H11と平行に形成された平面部11H12とを含んでいる。
図16に示すように、非水電解質二次電池1Hは、電極体15に代えて、電極体15Hを備えている。電極体15Hは、電極体15と同様に、正極電極、負極電極、セパレータ、および負極リードタブ152を備えている。一方、電極体15Hは、正極リードタブを備えていない。非水電解質二次電池1Hでは、電極体15Hの正極電極と外装缶10Hとを、直接導通させている。すなわち、電極体15ではセパレータが最外周に配置されているのに対し、電極体15Hでは、正極電極が最外周に配置されている。
電池パック100Hは、保護回路アセンブリ5に代えて保護回路アセンブリ5Hを備えている。保護回路アセンブリ5Hは、ケース52に代えてケース52Hを備えている。ケース52Hは、外装缶10Hの外形に沿うように、高さ方向に突出した突出部52H2を含んでいる。保護回路アセンブリ5Hでは、突出部52H2に回路部品を配置することで、突出部52H2以外の部分52G1の容積を小さくすることができる。これによって、電池パック100Hをよりコンパクトにすることができる。なおこの変形例では、リード56を折り曲げて、内部端子54と正極電極13とを接続する。
[第2の実施形態]
図17は、本発明の第2の実施形態にかかる電池パック200の概略構成を示す分解斜視図である。図18は、電池パック200の概略構成を示す斜視図である。
電池パック200は、非水電解質二次電池1に代えて、非水電解質二次電池2を備えている。図19は、非水電解質二次電池2の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。非水電解質二次電池2は、非水電解質二次電池1の外装缶10に代えて、外装缶20を備えている。また、非水電解質二次電池2は、内部絶縁部材28をさらに備えている。内部絶縁部材28は、外装缶20の内部で負極リードタブ152と第2部材22とが短絡するのを防止する。
外装缶20は、外装缶10と同様に、厚さ方向の一方に開口した箱状の第1部材21と、第1部材21の開口を封口する平板状の第2部材22とから構成されている。第1部材21と第2部材22とは、例えばシーム溶接によって接合される。
第1部材21は、より詳しくは、概略平板状の平面部211と、平面部211の周囲を囲んで形成される周壁部212とを含んでいる。図17に示すように、平面部211はさらに、平面部2111と、平面部2111から第2部材22側に向かって傾斜する平面部2112とを含んでいる。
電池パック200は、保護回路アセンブリ5に代えて保護回路アセンブリ6を備えている。保護回路アセンブリ6は、ケース52に代えてケース62を備えている。ケース62は、第1部材21の平面部2112の傾斜に沿うように、高さ方向に突出した突出部622を含んでいる。
図20は、図18のXX−XX線に沿った断面図である。図20では、ラベル59の図示は省略している。
図20に示すように、第1部材21は、電極体配置領域R3と、端子配置領域R4とを含んでいる。より詳しくは、平面部2111と接する領域が電極体配置領域R3であり、平面部2112と接する領域が端子配置領域R4である。換言すれば、平面部2111、および平面部2111と対向する第2部材22の平面部分が電極体配置領域R3の外表面の一部を構成し、平面部2112、および平面部2112と対向する第2部材22の平面部分が端子配置領域R4の外表面の一部を構成している。
図20に示すように、端子配置領域R4は、電極体配置領域R3における第1部材21の厚さよりも小さい部分を有している。ここで、図20に示すように、電極体配置領域R3における外装缶20の厚さを厚さt5と呼ぶ。また、保護回路アセンブリ6のケース62の厚さを、厚さt6と呼ぶ。本実施形態では、厚さt6を厚さt5以下にする。
本実施形態においても、正極端子13および負極端子14は、第1部材21の厚さ方向と交差する面に配置される。そのため、第1部材21の厚さが薄い場合であっても、正極端子13および負極端子14の面積を確保することができる。そのため、電池パック200をより薄くできる。また、電極体配置領域R3よりも厚さ方向の寸法が小さい部分を含む端子配置領域R4に正極端子13および負極端子14を配置することによって、外装缶20の外表面からの正極端子13および負極端子14の突出量を抑制して、電池パック200をより薄くできる。
保護回路アセンブリ6は、厚さ方向と垂直な方向において端子配置領域R4に隣接して配置される。保護回路アセンブリ6のケース62の厚さt6は、電極体配置領域R3における外装缶20の厚さt5以下である。そのため、保護回路アセンブリ6のケース62が、厚さ方向において非水電解質二次電池2の外装缶20の外表面から突出しない。これによって、電池パック200を薄くできる。
本実施形態によれば、ケース62の突出部622に回路部品を配置することで、突出部622以外の部分621の容積を小さくすることができる。これによって、電池パック200をよりコンパクトにすることができる。すなわち、電池パック200の電池容量を一定にしたまま、高さ方向の寸法をより小さくすることができる。あるいは、電池パック200の体積(高さ方向の寸法)を一定にしたまま、非水電解質二次電池1の体積(高さ方向の寸法)を大きくできるため、電池容量を大きくすることができる。
[第3の実施形態]
図21は、本発明の第3の実施形態にかかる電池パック300の概略構成を示す分解斜視図である。電池パック300は、非水電解質二次電池1に代えて、非水電解質二次電池3を備えている。非水電解質二次電池3は、非水電解質二次電池1の外装缶10に代えて、外装缶30を備えている。
外装缶30は、外装缶10と同様に、厚さ方向の一方に開口した箱状の第1部材31と、第1部材31の開口を封口する平板状の第2部材32とから構成されている。第1部材31と第2部材32とは、例えばシーム溶接によって接合される。
第1部材31は、より詳しくは、概略平板状の平面部311と、平面部311の周囲を囲んで形成される周壁部312とを含んでいる。平面部311はさらに、平面部3111と、平面部3111よりも開口側に配置され、平面部3111と平行に形成された平面部3112とを含んでいる。
図22は、図21のXXII−XXII線に沿った断面図である。図22に示すように、第1部材31は、幅方向の寸法が開口側(第2部材32側)に向かって大きくなっている。
図23は、比較のために示す非水電解質二次電池1の断面図である。図22と図23とを比較すれば明らかなように、本実施形態の構成によれば、第1部材31と第2部材32との溶接個所Wを、電極体15から遠ざけることができる。これによって、電極体15への溶接時の熱の影響を低減することができる。
なお、第1部材31は、幅方向の寸法だけではなく、高さ方向の寸法も開口側に向かって大きくなっている。これによって、溶接個所である第2部材32の端辺のすべてを、電極体15から遠ざけることができる。そのため、電極体15への溶接時の熱の影響をより低減することができる。
第1部材31は、第2部材32側の端辺の少なくとも一つが電極体15から遠ざかるように形成されていれば、非水電解質二次電池1と比較して有利な効果が得られる。例えば、図22では第1部材31の幅方向両側の周壁部312が幅方向の外側に向かって傾斜しているが、第1部材31の幅方向の一方側の周壁部312だけが幅方向の外側に向かって傾斜していても良い。
また、図24および図25に示すように、周壁部312は湾曲していても良い。
[第4の実施形態]
図26は、本発明の第4の実施形態にかかる電池パック400の概略構成を示す分解斜視図である。電池パック400は、非水電解質二次電池1に代えて、非水電解質二次電池4を備えている。非水電解質二次電池4は、非水電解質二次電池1の外装缶10に代えて、外装缶40を備えている。
図27は、非水電解質二次電池4の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。外装缶40は、外装缶10と同様に、電極体15の厚さ方向において電極体15を挟んで対向して配置される第1部材41および第2部材42から構成されている。本実施形態においても、第1部材41と第2部材42とは、例えばシーム溶接によって接合される。
一方、外装缶40では、第2部材42が厚さ方向の一方に開口した箱状の形状であり、第1部材41が概略平板形状である。すなわち、第2部材42は、概略平板形状の平面部421と、平面部421の周囲を囲んで形成される周壁部422とを含んでいる。なお、第1部材41は、平面部4111(図26)と、平面部4111よりも第2部材42側に配置され、平面部4111と平行に形成された平面部4112(図26)とを含んでいる。本実施形態においても、平面部4111、および平面部4111に対向する第2部材42の平面部分が、電極体配置領域の外表面の一部を構成し、平面部4112、および平面部4112に対向する第2部材42の平面部分が、端子配置領域の外表面の一部を構成する。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
[第5の実施形態]
図28は、本発明の第5の実施形態にかかる電池パック500の概略構成を示す分解斜視図である。電池パック500は、非水電解質二次電池1に代えて、非水電解質二次電池7を備えている。非水電解質二次電池7は、非水電解質二次電池1の外装缶10に代えて、外装缶70を備えている。
図29は、非水電解質二次電池7の内部構成を模式的に示す分解斜視図である。外装缶70は、外装缶10と同様に、電極体15の厚さ方向において電極体15を挟んで対向して配置される第1部材71および第2部材72から構成されている。本実施形態においても、第1部材71と第2部材72とは、例えばシーム溶接によって接合される。
一方、外装缶70では、第1部材71および第2部材72の両方が厚さ方向の一方に開口した箱状の形状である。すなわち、第1部材71は、第4の実施形態における第1部材41の構成に加えて、さらに周壁部712を含んでいる。第2部材72は、概略平板形状の平面部721と、平面部721の周囲を囲んで形成される周壁部722とを含んでいる。本実施形態では、第1部材71の周壁部712と第2部材72の周壁部722の接合部が、外装缶70の厚さ方向のほぼ中央部となる。
本実施形態によっても、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
[その他の実施形態]
以上、本発明についての実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態およびその変形例のみに限定されず、発明の範囲内で種々の変更が可能である。また、各実施形態およびその変形例は、適宜組み合わせて実施することが可能である。
上述の実施形態およびその変形例では、外装缶に収納される電極体が、帯状の正極電極と負極電極とをセパレータを間に挟んで捲回した電極捲回体である場合を説明した。しかし、本実施形態の電極体は電極捲回体に限定されず、例えば、短冊状の正極電極と負極電極とをセパレータを間に挟んで積層した電極積層体であっても良い。
上述の実施形態およびその変形例では、外装缶の極性が正極である場合を説明した。しかし、外装缶の極性は負極であっても良い。あるいは外装缶が、正極および負極の両方から絶縁されていても良い。外装缶が正極および負極の一方と導通している場合には、外装缶の極性と同じ極性の外部端子は、形成されなくても良い。
上述の実施形態およびその変形例によって例示したように、本発明の一実施形態にかかる電池パックは、少なくとも、次の構成を備えていれば良い。すなわち、電池パックは、非水電解質二次電池と、保護回路アセンブリとを備える。非水電解質二次電池は、正極電極および負極電極を含む電極体を収容する外装缶、ならびに正極電極および負極電極の一方と電気的に接続される第1端子を含む。保護回路アセンブリは、非水電解質二次電池と電気的に接続される保護回路、および保護回路を収容するケースを含む。外装缶は、電極体配置領域と、厚さ方向に垂直な方向において電極体配置領域に隣接し、かつ電極体配置領域よりも厚さ方向の寸法が小さい部分を含む端子配置領域とを含む。第1端子は、端子配置領域であって厚さ方向と交差する面に配置される。保護回路アセンブリは、厚さ方向と垂直な方向において端子配置領域に隣接して配置される。ケースの厚さ方向の寸法は、電極体配置領域における外装缶の厚さ方向の寸法以下である。
この構成によれば、第1端子は、端子配置領域であって厚さ方向と交差する面に配置される。そのため、外装缶の厚さが薄い場合であっても、第1端子の面積を確保することができる。そのため、電池パックをより薄くできる。また、電極体配置領域よりも厚さ方向の寸法が小さい部分を含む端子配置領域に第1端子を配置することによって、外装缶の外表面からの第1端子の突出量を抑制して、電池パックをより薄くできる。
この構成によればまた、保護回路アセンブリは、厚さ方向と垂直な方向において端子配置領域に隣接して配置される。保護回路アセンブリのケースの厚さは、電極体配置領域における外装缶の厚さ方向の寸法以下である。そのため、保護回路アセンブリのケースが、厚さ方向において非水電解質二次電池の外装缶の外表面から突出しない。これによって、電池パックをコンパクトにすることができる。
好ましくは、ケースの厚さ方向の寸法は、端子配置領域における外装缶の厚さ方向の寸法以上である。この構成によれば、ケースと外装缶の外表面との段差を小さくすることができる。また、ケースの厚さ方向の寸法を大きくすることで、容積を一定にしたまま高さ方向の寸法を小さくできる。これによって、電池パックをよりコンパクトにすることができる。
好ましくは、保護回路アセンブリは、厚さ方向において前記第1端子側のケースの側面に形成された内部端子をさらに含み、電池パックは、第1端子と内部端子とを接続するリードをさらに備える。この構成によれば、第1端子と内部端子とが、厚さ方向と交差する面の一方側の面に形成される。そのため、第1端子と内部端子とを接続する際、リードを折り曲げなくても良い。そのため、製造工程を簡略化できる。
好ましくは、第1端子が配置された部分の外装缶の厚さと、第1端子の外装缶から突出した部分の厚さとの和は、外装缶の最大の厚さ以下である。この構成によれば、第1端子が外装缶の電極体配置領域の外表面から突出しない。これによって、電池パックをよりコンパクトにできる。また、外装缶と第1端子とが不意に短絡するのを抑制することができる。
正極電極および負極電極の他方と電気的に接続された第2端子をさらに備え、第2端子は、端子配置領域であって厚さ方向と交差する面に配置されていても良い。
外装缶は、電極体の厚さ方向において電極体を挟んで対向して配置され、互いに接合されて電極体を収容する第1部材および第2部材を含む構成としても良い。
第1部材は、第1平面部と、第1平面部よりも第2部材側に配置され、第1平面部と平行な第2平面部とを含み、第1平面部、および第1平面部と対向する第2部材の平面部分が、電極体配置領域の外表面の一部を構成し、第2平面部、および第2平面部と対向する第2部材の平面部分が、端子配置領域の外表面の一部を構成しても良い。
第1部材は、第1平面部と、第1平面部に連続し、第1平面部から第2部材に向かって傾斜する第2平面部とを含み、第1平面部、および第1平面部と対向する第2部材の平面部分が、電極体配置領域の外表面の一部を構成し、第2平面部、および第2平面部と対向する第2部材の平面部分が、端子配置領域の外表面の一部を構成しても良い。
非水電解質二次電池は、第1部材が第2部材側に開口した箱状の形状である構成としても良い。非水電解質二次電池は、あるいは、第2部材が第1部材側に開口した箱状の形状である構成としても良い。あるいは、第1部材および第2部材の両方が箱状の形状である構成としても良い。
100,100A〜100H,200,300,400,500 電池パック、1,1A〜1H,2,3,4,7 非水電解質二次電池、10,10C〜10H,20,30,40,70 外装缶、11 第1部材、12 第2部材、13 正極端子、14 負極端子、15 電極体、16 絶縁部材、17 封止栓、5,5F〜5H,6 保護回路アセンブリ、51 保護回路、56 リード

Claims (9)

  1. 正極電極および負極電極を含む電極体を収容する外装缶、ならびに前記正極電極および前記負極電極の一方と電気的に接続される第1端子を含む非水電解質二次電池と、
    前記非水電解質二次電池と電気的に接続される保護回路、および前記保護回路を収容するケースを含む保護回路アセンブリとを備え、
    前記外装缶は、電極体配置領域と、前記厚さ方向に垂直な方向において前記電極体配置領域に隣接し、かつ前記電極体配置領域よりも前記厚さ方向の寸法が小さい部分を含む端子配置領域とを含み、
    前記第1端子は、前記端子配置領域であって、前記厚さ方向と交差する面に配置され、
    前記保護回路アセンブリは、前記厚さ方向と垂直な方向において前記端子配置領域に隣接して配置され、
    前記ケースの前記厚さ方向の寸法は、前記電極体配置領域における前記外装缶の前記厚さ方向の寸法以下である、電池パック。
  2. 前記ケースの前記厚さ方向の寸法は、前記端子配置領域における前記外装缶の前記厚さ方向の寸法以上である、請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記保護回路アセンブリは、前記厚さ方向において前記第1端子側の前記ケースの側面に形成された内部端子をさらに含み、
    前記第1端子と前記内部端子とを接続するリードをさらに備える、請求項1または2に記載の電池パック。
  4. 前記第1端子が配置された部分の前記外装缶の厚さと、前記第1端子の前記外装缶から突出した部分の厚さとの和は、前記外装缶の最大の厚さ以下である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電池パック。
  5. 前記正極電極および前記負極電極の他方と電気的に接続された第2端子をさらに備え、
    前記第2端子は、前記端子配置領域であって前記厚さ方向と交差する面に配置される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の電池パック。
  6. 前記外装缶は、前記電極体の厚さ方向において前記電極体を挟んで対向して配置され、互いに接合されて前記電極体を収容する第1部材および第2部材を含み、
    前記第1部材は、第1平面部と、前記第1平面部よりも前記第2部材側に配置され、前記第1平面部と平行な第2平面部とを含み、
    前記第1平面部、および前記第1平面部と対向する前記第2部材の平面部分が、前記電極体配置領域の外表面の一部を構成し、
    前記第2平面部、および前記第2平面部と対向する前記第2部材の平面部分が、前記端子配置領域の外表面の一部を構成する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の電池パック。
  7. 前記外装缶は、前記電極体の厚さ方向において前記電極体を挟んで対向して配置され、互いに接合されて前記電極体を収容する第1部材および第2部材を含み、
    前記第1部材は、第1平面部と、前記第1平面部に連続し、前記第1平面部から前記第2部材に向かって傾斜する第2平面部とを含み、
    前記第1平面部、および前記第1平面部と対向する前記第2部材の平面部分が、前記電極体配置領域の外表面の一部を構成し、
    前記第2平面部、および前記第2平面部と対向する前記第2部材の平面部分が、前記端子配置領域の外表面の一部を構成する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の電池パック。
  8. 前記第1部材は、前記第2部材側に開口した箱状の形状である、請求項6または7に記載の電池パック。
  9. 前記第2部材は、前記第1部材側に開口した箱状の形状である、請求項6〜8のいずれか一項に記載の電池パック。
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