JP2015176204A - 電子広告表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
医院,理・美容院等の人の集まる場所に設置される業務案内表示装置(DS)を用いて電子広告する際に、広告主自身が客層を適切に絞込め、効率的な宣伝広告を行い得る、電子広告表示システムを提供する
【解決手段】
本発明の電子広告表示システムは、複数のDS及び広告主端末装置と配信サーバーとを備える。広告主が端末を用いてDS設置者の業種および地理的条件の少なくとも一方を指定して広告を配信するDSを選択する。広告主の選択に基づいて、配信サーバーが電子広告情報を選択されたDSに送信する。DSは、業務案内情報と電子広告を交互に又は組合わせて液晶表示器に表示する。
【選択図】図1

Description

この発明は、電子広告表示システムに関し、特に例えば医院,理・美容院等の多数の人が集まる場所(又は待合所)に設置される業務案内表示装置を用いて、設置者の本来的な業務案内の表示に併せて、設置地域の近くの商品販売店又は役務提供者等の広告主からの電子広告を表示する、電子広告表示システムに関する。
従来、スーパー等の商品販売店・自動車ディーラ店や、飲食店・フィットネスクラブ・塾等の役務提供者等は、販売に係る多種類の商品や目玉商品を掲載した広告チラシ(紙媒体広告)を、新聞配達店舗に委託して、新聞に折込んで各家庭へ配布している。
また、近年、電子看板や、携帯情報端末に直接送信するような、電子広告が普及しつつある。
電子看板によるものは、人通りの多い駅前周辺のビルの壁面に設置された大型表示装置(プラズマディスプレイ)や、駅構内の壁面又は電車内に設置された液晶表示器等を用いて、電子的に広告を掲載している。このような電子看板を用いた電子広告として、特許文献1の技術が知られている。
携帯電話やスマートフォン等の携帯情報端末を用いた電子広告として、特許文献2の技術が知られている。
一方、内科,小児科,産婦人科,歯科,耳鼻科,皮膚科等の医院や、理容院・美容院等では、業務に関連する案内情報を表示するための業務案内表示装置が設置されている。
業務案内表示装置のディスプレイに表示している案内情報には、これらの施設の営業時間・駐車場の案内や、業務に関連する案内情報等がある。より具体的には、医院では健康管理の方法,運動と健康に関する情報や,食品と栄養に関する情報等、歯科医院では歯の手入れ方法等、美容院では頭髪の手入れやお勧めの髪型等の情報等を表示している。
特開2010−128694号公報 特開2002−259794号公報
新聞による折込み広告は、印刷したチラシ広告を新聞配達店舗に委託して、折込んで各家庭へ配布してもらうため、チラシ原稿の編集完了から配達されるまでに時間がかかり、タイムセールや特売等の早期に消費者に知らしめる目的の広告には不向きで、多量のチラシが入る曜日(例えば土日)には他のチラシに埋没して見てもらえないことも多く、印刷・配達のコストの割に宣伝効果が低い。また、新聞を購読していない消費者には見てもらう機会が皆無である。
特許文献1のような電子看板を用いる方法は、広告代理店を通じて広告掲載を申し込む必要があるため、広告主が電子看板の設置場所の状況やそれを見る視聴者のカテゴリーを考慮して、広告を掲載する電子看板を直接かつリアルタイムに選択することができない。しかも、電子看板による電子広告は、不特定多数の通行人を対象とするため、広告内容が企業イメージ広告や清涼飲料の広告等、設置場所の地域とは全く関係の無い広告が多い。
そのため、上述のような電子看板を医院,理・美容院等向けの小規模事業者の業務案内表示装置として用いても、広告主が広告を見て欲しい客層に絞り込んで宣伝広告することが難しく、期待する程の宣伝効果が得られない。特に、業務案内表示装置には、医師等の設置者の希望として、表示して欲しくない種類の広告もあり、広告の種類を適切に絞込みできなければ、宣伝広告してもらえない場合もある。
特許文献2の携帯端末を用いて電子広告を送信する方法は、携帯端末所有者に予めメールアドレスを登録してもらう必要があり、携帯端末のメールアドレスを登録していないユーザーに対して電子広告を送信することができない。
この発明の主たる目的は、医院,理・美容院,フィットネスクラブ等の多くの人の集まる場所に設置される業務案内表示装置を広告媒体として宣伝広告する際に、広告主自身が電子広告を見て欲しい客層(ターゲット層)を適切に絞り込むことができ、効率的な宣伝広告を行うことができる、電子広告表示システムを提供することである。
この発明の他の目的は、広告主の近くの医院,理・美容院等の多くの人の集まる場所に設置される業務案内表示装置を用いて、新聞の折り込み広告よりも宣伝効果が高く、コストパフォーマンスに優れた宣伝広告を行なうことのできる、電子広告表示システムを提供することである。
この発明のその他の目的は、携帯端末等のメールアドレスを登録していない人や携帯端末を所有していない人に対しても、地域に関連する電子広告を行うことができる、電子広告表示システムを提供することである。
この発明のさらにその他の目的は、広告主が客層に合った絞込み条件(例えば、設置者の業種と地域の少なくとも1つ)を指定することにより、広告主の近くの医院や理・美容院等に設置される業務案内表示装置を利用して宣伝効果の高い電子広告を行なうことのできる、電子広告表示システムを提供することである。
第1の発明の電子広告表示システムは、少なくとも、電子広告配信装置(実施例との対応関係を示せば図1の10;以下括弧内符号は同様)と、ネットワークを介して接続される複数の広告主端末装置(図1,図2の20A〜20N)および複数の業務案内表示装置(図1,図3の30a〜30m)とから構成され、複数の業務案内表示装置を利用して不特定多数の広告主から依頼された電子広告を各業務案内表示装置に表示させるものである。
複数の業務案内表示装置のそれぞれは、多数の人達が集まる複数の場所(又は待合所)に設置されかつ設置者の業務に関連する業務案内情報を表示するためのものであって、第1の表示手段(34)と、第1の記憶手段(331)と、第2の記憶手段(332)と、第1の処理手段(31)とを備える。第1の表示手段は、表示情報を表示する。第1の記憶手段は、設置者の業務に関連する業務案内情報を記憶する。第2の記憶手段は、配信された(又は受信した)電子広告情報を記憶する。第1の処理手段は、第1の記憶手段に記憶されている業務案内情報および第2の記憶手段に記憶されている電子広告情報のうちの少なくとも一方を第1の表示手段に供給して表示させる。
複数の広告主端末装置のそれぞれは、操作手段(23)と、第2の表示手段(24)と、第2の処理手段(21)とを備える。操作手段は、その操作によって、複数の業務案内表示装置のうち、電子広告を表示させたい広告先となる少なくとも1つの業務案内表示装置を選択する。第2の表示手段は、広告先の選択に関する広告先関連情報(例えば、設置者の業種情報,地域情報,広告枠の空き情報等を含む上位概念)を表示する。第2の処理手段は、操作手段によって入力された広告先の選択に関する情報(例えば、業種,地域又は距離等の地理的条件,表示時間,回数等)を、ネットワークを介して電子広告配信装置へ送信するとともに、電子広告配信装置から送信された広告先を選択する際に参照される参照情報(例えば、設置者の業種情報,地域情報,広告枠空き情報等)を第2の表示手段に表示させる。
電子広告配信装置は、第3の記憶手段(図1の広告主情報記憶部123)と第4の記憶手段(設置者情報記憶部124)と第5の記憶手段(広告主別フォルダ121)と第6の記憶手段(送信先別フォルダ122)と第3の処理手段(CPU11)とを備える。第3の記憶手段は、広告主別に、少なくとも広告主の名称と業種と地域に関連する情報を記憶する。第4の記憶手段は、設置者別に、少なくとも設置者の名称と業種と地域に関連する情報ならびに広告枠(又は広告枠空き情報)を記憶する。第5の記憶手段は、複数の広告主のそれぞれに対応する記憶領域を含み、各広告主の電子広告情報を対応する記憶領域に記憶する。第6の記憶手段は、複数の業務案内表示装置のそれぞれに対応する記憶領域を含み、各業務案内表示装置へ配信すべき電子広告情報を対応する記憶領域に記憶する。第3の処理手段は、少なくとも、ネットワークを介して複数の広告主端末装置または複数の業務案内表示装置との間で送受信する情報を処理する。
さらに、各広告主端末装置の第2の処理手段は、操作手段の操作によって設置者を絞込むための条件として設置者の業種と地理的条件(地域又は距離)のうちの少なくとも1つを指定する絞込み条件情報が入力されたとき、当該絞込み条件情報を電子広告配信装置へ送信する。
電子広告配信装置の第3の処理手段は、或る広告主端末装置から絞込み条件情報が送信されたとき、当該絞込み条件情報に基づいて、第4の記憶手段に記憶されている複数の設置者の中から広告枠の空きがありかつ当該絞込み条件情報に含まれる1つ以上の設置者名を選択して、当該設置者名を当該広告主端末装置へ送信する。
広告主端末装置の第2の処理手段は、受信した設置者名を第2の表示手段に表示させ、操作手段の操作によって1つ以上の設置者名が選択されたことに応答して、当該選択された設置者名を電子広告配信装置へ送信する。
電子広告配信装置の第3の処理手段は、或る広告主端末装置から選択された設置者名が送信されたとき、当該広告主に対応して第5の記憶手段に記憶されている電子広告情報を第6の記憶手段の当該設置者に対応する記憶領域へ複製し、各広告主端末装置による送信先の選択が完了した後に、第6の記憶手段のそれぞれの送信先別の記憶領域に記憶されている各広告主の電子広告情報を対応する業務案内表示装置へ送信する。
複数の業務案内表示装置のうちの電子広告情報を受信した業務案内表示装置の第1の処理手段は、受信した電子広告情報を第2の記憶手段へ書込む。
第1の発明によれば、広告主が電子広告を見て欲しい客層(ユーザー層)に絞って効率よく宣伝広告を行うことができる、電子広告表示システムが得られる。
第2の発明の電子広告表示システムは、第1の発明において、各広告主端末装置の操作手段がその操作によって、設置者の絞込み条件として地理的条件を入力するものである。各広告主端末装置の第2の処理手段は、各広告主端末装置の操作手段の操作によって設置者の地理的条件(地域又は距離)が入力されたとき、当該地理的条件を電子広告配信装置へ送信する。
電子広告配信装置の第3の処理手段は、或る広告主端末装置から地理的条件が送信されたとき、当該地理的条件に基づいて、第4の記憶手段に記憶されている設置者の中から広告枠の空きがあり、地理的条件に含まれる地域内の1つ以上の設置者名を抽出して、当該設置者名及び当該設置者の地域情報を当該広告主端末装置へ送信する。
広告主端末装置の第2の処理手段は、受信した当該設置者名及び地域情報を第2の表示手段に表示させる。
第2の発明によれば、ターゲット層の絞込み条件として地理的条件を用いることにより、広告主が設置者との地理的関係を選択して、地域の状況に則した宣伝広告を行うことができる。
第3の発明の電子広告表示システムは、第2の発明において、電子広告配信装置が地図情報を記憶する第7の記憶手段をさらに含む。第3の処理手段は、設置者の地域情報に基づいて第7の記憶手段に記憶されている地図情報の中から広告主および設置者を含む範囲の一部地域の地図情報を抽出し、1つ以上の設置者名及び一部地域の地図情報を当該広告主端末装置へ送信する。
広告主端末装置の第2の処理手段は、受信した一部地域の地図上に、受信した設置者の位置を第2の表示手段に表示させる。
第3の発明によれば、設置者の所在地を地図上に表示しているので、広告主が自己との地理的関係を考慮して設置者の選択を容易に行うことができる。
第4の発明の電子広告表示システムは、第1ないし第3の発明において、各広告主端末装置の第2の処理手段が、操作手段の操作によって設置者の絞込み条件として業種を指定する業種指定情報が入力されたとき、当該業種指定情報を電子広告配信装置へ送信する。
電子広告配信装置の第3の処理手段は、或る広告主端末装置から設置者の業種指定情報が送信されたとき、当該設置者の業種指定情報に基づいて、第4の記憶手段に記憶されている設置者情報の中から広告枠の空きがあり、業種指定情報に含まれる業種に対応する1つ以上の設置者を抽出して、当該設置者名を当該広告主端末装置へ送信する。
広告主端末装置の第2の処理手段は、受信した当該設置者名を第2の表示手段に表示させる。
第4の発明によれば、広告主が設置者の業種に基づいて広告する設置者を選択でき、ターゲット層の顧客に絞り込んだ宣伝広告を行える。
第5の発明の電子広告表示システムは、第1ないし第4の発明において、第4の記憶手段が設置者別に電子広告を拒否する広告主の業種情報をさらに記憶する。
電子広告配信装置の第3の処理手段は、或る広告主端末装置から業種指定情報が送信されたとき、当該業種指定情報に含まれる業種の1つ以上の設置者名を選択する際に、広告主の業種情報が第4の記憶手段に記憶されている設置者別の電子広告を拒否する業種情報と一致するか否かを判断し、一致したとき広告先の選択対象から当該設置者を除外する処理を行う。
第5の発明によれば、設置者が広告を表示したくない(又は拒否したい)広告主の業種を選択でき、設置者の意に沿わない広告を排除できる。
第6の発明の電子広告表示システムは、第1ないし第5の発明において、電子広告配信装置の第3の処理手段が、或る広告主端末装置から電子広告を表示すべき設置者を選択する情報が送信されたとき、第4の記憶手段に記憶されている当該設置者に対応する広告枠情報を所定数だけ減分して、広告枠空き情報として更新記憶させる。
第6の発明によれば、広告枠の空き情報を電子広告配信装置側で管理することができ、広告枠数を超える選択を防止できる。
第7の発明の電子広告表示システムは、第1ないし第6の発明において、電子広告配信装置の第3の処理手段が、各広告主端末装置による送信先の選択が完了した後に、第6の記憶手段の各記憶領域に記憶されている各業務案内表示装置へ配信すべき1つ以上の広告主の電子広告情報に基づいて、それぞれの業務案内表示装置において当該電子広告を表示するのに要する時間と表示させたい回数を指定する広告スケジュールを作成して、当該業務案内表示装置に対応する記憶領域に記憶させ、各記憶領域に記憶されている業務案内表示装置別の電子広告情報と広告スケジュールを対応する業務案内表示装置へ送信する。
第7の発明によれば、電子広告配信装置側で各業務案内表示装置別の広告スケジュールを作成することができ、業務案内表示装置側の表示スケジュールの管理が容易となる。
第8の発明の電子広告表示システムは、第7の発明において、複数の業務案内表示装置のうちの電子広告情報を受信した業務案内表示装置の第1の処理手段が、受信した広告スケジュールと、第1の記憶手段に記憶されている業務案内情報の表示時間の長さに基づいて、業務案内情報と1つ以上の電子広告情報とを組み合わせて表示する際の表示スケジュールを作成し、作成した表示スケジュールに基づいて第1の記憶手段と第2の記憶手段の読出しタイミングを制御して、表示スケジュールに則して業務案内情報と電子広告情報を第1の表示手段に供給する。
第8の発明によれば、各業務案内表示装置が広告スケジュールに基づいて表示スケジュールを作成しているので、広告枠の範囲で効率的な電子広告を表示でき、設置者にとっては広告費の増収を図ることができる。
この発明によれば、医院,理・美容院,フィットネスクラブ等の多くの人の集まる場所に設置される業務案内表示装置を広告媒体として宣伝広告する際に、広告主自身が電子広告を見て欲しい客層(ターゲット層)を適切に絞り込むことができ、効率的な宣伝広告を行うことができる、電子広告表示システムが得られる。
また、この発明によれば、広告主の近くの医院,理・美容院等の多くの人の集まる場所に設置される業務案内表示装置を用いて、新聞の折り込み広告よりも宣伝効果が高く、コストパフォーマンスに優れた宣伝広告を行なうことができる。
また、携帯端末等のメールアドレスを登録していない人や携帯端末を所有していない人に対しても、地域に関連する電子広告を行うことができる。
さらに、広告主が近くの医院や理・美容院等に設置される業務案内表示装置の設置者の業種及び/又は自己の所在地と業務案内表示装置の設置場所との地理的関係を考慮して、客層に合った絞込み条件(検索条件)を指定して、電子広告を表示する業務案内表示装置(設置者)を選択できるので、電子広告の配信先を適切に絞り込むことができ、宣伝効果をより一層高くすることができる。
この発明の一実施例の電子広告表示システムの全体及び電子広告配信装置の詳細なブロック図である。 広告主情報記憶部の詳細図である。 設置者情報記憶部の詳細図である。 広告主情報記憶領域および設置者情報記憶領域のメモリマップの図解図である。 広告主端末装置のブロック図である。 業務案内表示装置のブロック図である。 この発明の一実施例の電子広告表示システムの一連の処理の概要を説明するためのシーケンス図である。 広告主端末装置における広告対象選択画面の表示例を示す図である。 広告主端末装置における広告配信決済画面の表示例を示す図である。 業務案内表示装置によって作成される表示スケジュールの図解図である。 電子広告配信装置のメインルーチンのフローチャートである。 広告主端末装置のDS選択処理のフローチャートである。 電子広告配信装置のDS検索処理のサブルーチンフローチャートである。 広告主端末装置の広告配信決済のサブルーチンフローチャートである。 電子広告配信装置の広告スケジュール作成処理のサブルーチンフローチャートである。 電子広告配信装置の振分処理の詳細を示すサブルーチンフローチャートである。 業務案内表示装置の電子広告ダウンロード処理および表示制御処理のフローチャートである。
図1において、この発明の一実施例の電子広告表示システムは、1つの電子広告配信装置10と複数の広告主端末装置20と複数の業務案内表示装置30とから構成される。
電子広告配信装置10には、パソコン,タブレット又はスマートフォン等の複数台の広告主端末装置20A〜20N及び複数台の業務案内表示装置(図示では、Digital Sinageの略の「DS」と示すが、実施例でも「DS」と略記することもある)30a〜30mがインターネット等のネットワークを介して接続される。
電子広告配信装置10は、広告主が広告主端末装置20A〜20Nを操作して選択した業務案内表示装置30a〜30mに対して、各広告主別の電子広告を配信するものであって、配信サーバーとして働く。電子広告配信装置(以下「配信サーバー」と略称することもある)10は、中央処理ユニット(以下「CPU」と略称する)11と、大容量の不揮発性のメモリ12と、ROM又はフラッシュメモリ等のプログラム記憶用メモリ13と、処理データを一時記憶するRAM14と、送受信部15と、インターフェース(I/O)16とを含んで構成される。インターフェース16には、キーボード17と液晶表示器18が接続される。送受信部15は、ルーター等のモデムであって、インターネットに接続される。
具体的には、CPU11は、プログラムに基づいて後述の図11,図14,図15,図16のフローチャートの処理を実行するものである。例えば、CPU11は、広告主端末装置20A〜20N及び/又は業務案内表示装置30a〜30m(後述の設置者PC42を含む)から送信される各種情報をメモリ12に書込み、後述のDS選択処理や電子広告の振分処理等を行うとともに、送受信部15,インターネットを介して広告主端末装置20A〜20Nまたは業務案内表示装置30a〜30mと通信を行う際の情報処理・通信制御を行う。
不揮発性メモリ12は、ハードディスク又は半導体フラッシュメモリ等の書込み可能な不揮発性のメモリであって、複数の大容量の記憶領域を有し、各記憶領域が広告主別フォルダ121,送信先別フォルダ122,広告主情報記憶部123,設置者情報記憶部124,地図情報記憶部125および設置者別表示履歴記憶部126として用いられる。なお、これらの記憶領域121〜126は、ハード的に独立した記憶媒体で構成してもよい。
次に、図1〜図4を参照して、広告主別フォルダ121,送信先別フォルダ122,広告主情報記憶部123および設置者情報記憶部124に記憶される各種情報の詳細を説明する。
まず、図1及び図2において、広告主別フォルダ121は、広告主端末装置20A〜20Nに対応する記憶領域121A〜121Nを有し、各広告主端末装置20A〜20Nから送信される広告主別の電子広告情報及び表示のための広告スケジュール等の情報を記憶するものであり、第5の記憶手段として働く。ここで、電子広告情報は、静止画の画像ファイル,動画ファイル,テキスト等のデータ形式であって、広告主の任意の形式に選ばれる。
広告主別フォルダ121に含まれる各記憶領域121A〜121Nに記憶される電子広告情報の一例が、図2に詳細に示される。すなわち、各記憶領域121A〜121Nは、広告の単位時間内となるように編集された複数の広告番組(又は広告プロジェクト)1〜広告nを記憶可能な領域と、広告スケジュール領域を含む。広告番号1〜nの各広告番組は、コンテンツとコンテンツ情報を含む。コンテンツは、広告の内容が画像,動画,テキスト又は音声の何れかの形式で作られる。コンテンツ情報には、コンテンツの表示タイプ(画像,動画,テキスト又は音声)の区別と表示時間が含まれる。
広告スケジュール領域には、どのDSに対して、広告番組1〜nのうちのどの番組をどの曜日のどの時間帯に表示すべきかを定める広告スケジュールが登録される。広告スケジュールは、広告主から見たスケジュールであって、図2の下方の表に示すように、広告主によって選択されたどのDS(又は設置者)に対して、どの広告番号の広告コンテンツを、いつの日時(曜日と開始時刻又は時間帯)に、何回表示するか(表示回数)に基づいて、CPU11によって作成される。この広告スケジュールは、医院や理・美容院等の設置者の診療日又は営業日(曜日)の診療又は営業時間の各時間帯別に、どの広告番号の電子広告を表示するかの一例を示している。
なお、「*」印の広告番組(例えば広告開始時刻16時の行)は、広告主がタイムセールを行う際に、所定時間前(配信のT分前)に、電子広告の内容を当該タイムセールに併せてた内容に書換える場合を示している。
図1及び図3において、送信先別フォルダ122は、DS30a〜30mに対応する複数の記憶領域122a〜122mを有し、各DS30a〜30mへ送信すべき1又は2以上の広告主の電子広告情報を格納するものである。
これらの送信先別フォルダ122の各記憶領域122a〜122mには、広告主別フォルダ121の各記憶領域121A〜121Nに登録されている広告主別の電子広告情報が、広告振分処理の際(又はモード)に、広告主による広告主端末装置20A〜20Nの操作による選択に基づいて、広告主の希望する設置者(又はDS)に対応する記憶領域122a〜122mに書き込まれる。結果的に、広告主別の電子広告情報の複製物が、広告主の広告したい設置者のDS30a〜30mに対応する記憶領域122a〜122mに書き込まれて、複製されることになる。
なお、広告振分処理タイミングにおいて、記憶領域121A〜121Nに登録されている広告主別の電子広告情報そのものの情報を、選択されたDSに対応する記憶領域122a〜122mへ複製するのに代えて、次のように処理してもよい。すなわち、どの電子広告情報を送信すべきかを表すインデックスを記憶領域122a〜122mに書込み、配信処理タイミングにおいて各DSに対応する記憶領域122a〜122mに記憶されているインデックスを参照して、送信すべき電子広告情報を広告主別の記憶領域121A〜121Nから読み出して、対応するDSへ送信するようにしてもよい。
送信先別フォルダ121に含まれる各記憶領域122a〜122mに書き込まれる電子広告情報の一例が、図3に詳細に示される。すなわち、各記憶領域122a〜122mは、DS30a〜30m(又は各設置者)に対応するものであって、複数の広告主SA〜SN(又はNよりも少ない複数)別の電子広告情報を記憶する領域と、広告スケジュール領域を含む。1の広告主の電子広告情報を記憶する領域は、1つまたは複数の広告番組(広告プロジェクト)につき、コンテンツとコンテンツ情報を含む。コンテンツは、広告の内容が画像,動画,テキスト又は音声の何れかの形式で作られる。コンテンツ情報には、コンテンツの表示タイプ(画像,動画,テキスト又は音声)の区別と表示時間が含まれる。
広告スケジュール領域には、広告主SA〜SN別の広告番組1〜nをどの広告スロットに割り当てるかを指定するための広告スケジュールが登録される。送信先別フォルダ121側の広告スケジュールは、送信先(DS)から見たスケジュールであって、図3の下方の表に示すように、広告スロット(以下「スロット」と略称)と広告番号との関係を定めるものである。すなわち、広告スケジュールは、スロット01〜10のうちのどの広告枠に、どの広告主のどの種類の電子広告を表示すべきかの広告番号を記憶させる。
広告スロットは、各DS30a〜30mのそれぞれ表示する本来的な業務案内情報の合間に、電子広告を挿入する広告枠の番号(図示では01〜10)をいう。例えば、図2の例では、スロット「00」〜「10」の1スロット期間にそれぞれ3本の広告枠があり、スロット「00」において広告主SAの1種類目の広告「A−1」と広告主SBの1種類目の広告「B−1」と広告主SCの4種類目の広告「C−4」を表示させるスケジュールを示している。
なお、スロット「01」〜「10」において表示すべき広告番号は、図示のとおりであり、その説明を省略する。
図1及び図4において、広告主情報記憶部123には、広告主情報として、広告主名(又は名称),住所(又は地域名),業種情報および広告主端末装置(20A〜20Nの何れか)の機器識別番号が登録される。ここで、広告主の業種情報は、設置者が電子広告の表示を希望しない又は広告を拒否したい広告主の業種を指定している場合に、各広告主の電子広告情報の送信の可否を判断するために用いられる。そのため、この実施例でいう「業種情報」とは、例えば日本産業分類の小分類および/または細分類に示す事業者の業種をいうが、小・細分類に広告主の適切な業種がない場合は小・細分類に準じて適宜定めてもよい。
設置者情報記憶部124には、設置者情報として、設置者名(又は名称),住所(又は地域名),業種情報およびDS(30a〜30mの何れか)の機器識別番号(インターネットを経由して配信サーバーに接続される場合はIPアドレス等)が登録される。ここで、設置者の業種情報は、広告主が電子広告を表示したい設置者(すなわち送信先)を選択する際に利用される。この実施例でいう「業種情報」とは、例えば日本産業分類の小分類および/または細分類に示す事業者の業種(狭義の業種)をいうが、小・細分類に設置者の適切な業種がない場合は小・細分類に準じて適宜定められる。
例えば、DS30a〜30mを設置する可能性の高い業種としては、医療業(中分類)の一般診療所(小分類の名称/いわゆる医院)や、生活関連サービス業である理容業,美容業(小分類;営業店舗は理容院・美容院)や、宿泊業のホテルや、娯楽業のフィットネスクラブ等が考えられる。
しかし、医院の場合、小・細分類の「一般診療所」では広告主がターゲット層とする顧客と共通する業種かどうかの判断が困難なため、これに代えて診療科目(小児科,内科,産婦人科,整形外科,眼科等)の名称を業種情報として用いることとする。
さらに、設置者情報記憶部124には、広告枠情報と、広告を拒否する又は広告を表示したくない広告主の業種情報(すなわち拒否業種情報)が登録される。広告枠情報は、DS30a〜30mの設置者が自己の業務案内情報を表示する時間帯でない時間枠に、どれだけの電子広告の表示を許容するかを指定するものであって、所定時間(例えば1時間)当たりの広告スロット数又は広告時間を示す。拒否業種情報は、設置者にとって業務案内情報の視聴者となる顧客又は患者の年齢層や健康状態等を考慮して、宣伝広告を見せることを回避したい業種の広告を指定する情報である。
次に、広告主の業種と設置者の業種の顧客の共通性(又は密接な関連性)を考慮して、広告主が宣伝効果の高いと考える設置者の業種と、設置者が電子広告の表示をしたくない又は拒否したいと考える広告主の業種について考察する。
例えば、設置者が医院の場合において、診療科目と広告主の業種の顧客の共通性(又は密接な関連性)を考察すると、子供服,おもちゃ,文具等の販売店又は学習塾の役務提供者である広告主は、宣伝効果の高い業種として、小児科のDSに電子広告を表示(掲載)することを希望するであろう。同様に、ベビー用品・ミルクの販売者(広告主)は産婦人科、スポーツ用品の販売者又はフィットネスクラブの役務提供者は整形外科、眼鏡・コンタクトレンズの販売者は眼科のDSに電子広告を行うことが想定される。
医院以外の業種では、ヘア用品の広告主は理・美容院、スポーツ用品・スポーツドリンクの広告主はフィットネスクラブ、土産物店や交通機関の広告主はホテル・旅館向けの電子広告を希望することが想定される。
一方、設置者が拒否する広告主の業種(又は広告商品の種類でも可)を検討すると、小児科や産婦人科は酒類・タバコの販売者・販売店の広告又はパチンコホール等の遊技場の広告を拒否することが想定される。
このように、設置者の業種は広告主が広告先を選択する際の参考とされ、広告主の業種は設置者が広告を拒否する際の参考とされる。
次に、図5を参照して、広告主端末装置20A〜20Nの構成を説明する。広告主端末装置20A〜20Nのそれぞれは、処理ユニット21とメモリ22とキーボード又はタッチパネル等の入力部(操作手段)23と液晶表示器24とから構成される。
また、処理ユニット21には、有線又は無線によるLAN(ローカルエリアネットワーク)25を介して有線又は無線のルーター(又はモデム)26が接続される。ルーター26はインターネット等のネットワークを介して配信サーバー10に接続される。
具体的には、処理ユニット21は、各種演算処理又は制御を行うための中央処理ユニット(以下「CPU」という)211と、液晶表示器24に表示させる画像を生成するための画像処理ユニット212と、RAM213とを含む。
CPU211は、プログラムに基づいて後述の図12および図14のフローチャートの処理を実行するものであって、例えば操作入力部23からの入力に基づく処理および画像処理ユニット212を制御して液晶表示器24に表示する情報を処理(又は生成)するとともに、LAN25,ルーター26を介して配信サーバー10と通信を行う際の情報処理ならびに通信制御を行う。
画像処理ユニット212は、CPU211の制御の下で、後述の図8及び図9に示す広告先となるDSを選択するための画面(これを「DS選択画面」という)及び配信決済画面を表示するための画像情報を生成し、液晶表示器24に供給して表示させる。
メモリ22は、ハードディスク又はフラッシュメモリ等の書込み可能な不揮発性メモリであって、プログラム記憶領域221,地図データ記憶領域222,検索結果格納領域223,広告配信対象リスト記憶領域224および電子広告情報格納領域225を含む。
プログラム記憶領域221は、広告主端末装置20A(〜20N)の処理、すなわち図12,図14に示すフローチャートの処理を実行するためのプログラムを記憶している。このプログラム記憶領域221は、メモリ22とは独立した読出専用メモリ(ROM)で構成してもよい。
地図データ記憶領域222は、配信サーバー10から送信され、広告主と設置者の位置関係を一部地域の地図上に表示するための地図データを記憶している。この地図データは、図8に示すように、広告主が設置者(送信先)を選択する際に液晶表示器24に表示されて、広告主による送信先の選択を容易にするために利用される。
検索結果格納領域223は、広告主の選択した絞込み条件に基づいて、配信サーバー10が検索を行ったときに、当該検索結果を格納する領域である。検索結果格納領域223に記憶された検索結果がインターネットを介して送信される。
広告配信対象リスト記憶領域224は、広告主が入力部23を操作して入力した広告配信対象となるDSのリストを記憶する領域である。
図6を参照して、業務案内表示装置(DS)30a〜30mの構成を説明する。DS30a〜30mのそれぞれは、処理ユニット31とプログラムメモリ32と不揮発性のメモリ33と液晶表示器34とLAN35とから構成される。この液晶表示器34は、設置者の顧客又は患者が順番待ちする待ち合い場所(又は待合室)であって、多くの顧客等の向く方向の壁面等に設置される。
また、処理ユニット31には、有線又は無線によるLAN(ローカルエリアネットワーク)36を介して有線又は無線のルーター(又はモデム)41が接続される。ルーター41はインターネット等のネットワークを介して配信サーバー10に接続される。
具体的には、処理ユニット31は、各種演算処理又は制御を行うための中央処理ユニット(以下「CPU」という)311と、液晶表示器34に表示させる画像を生成するための画像処理ユニット312と、RAM313とを含む。
CPU311は、プログラムに基づいて、後述の図17のフローチャートに示す処理を実行するものであって、例えば画像処理ユニット312を制御して液晶表示器34に表示する情報を処理(又は生成)するとともに、LAN36,ルーター41を介して配信サーバー10と通信を行う際の情報の処理及び通信制御を行う。
画像処理ユニット312は、CPU211の制御の下で、後述の業務案内コンテンツ記憶領域331に記憶されている業務案内情報及び/又は広告コンテンツ記憶領域332に記憶されている電子広告情報から表示画像情報を生成し出力(34へ供給)して、液晶表示器34に表示させる。
プログラムメモリ32は、ROM又はフラッシュメモリ等が用いられ、後述の図17に示すフローチャートの処理を実行するためのプログラムを記憶する。メモリ33は、フラッシュメモリ又はハードディスク(HDD)等の書込み可能な不揮発性メモリであって、業務案内コンテンツ記憶領域331,広告コンテンツ記憶領域332,表示スケジュール記憶領域333,広告表示履歴記憶領域334およびその他の記憶領域335を含む。
業務案内コンテンツ記憶領域331には、設置者が設置者パソコン42を操作して作成した業務案内情報が書き込まれて登録される。業務案内情報の他の登録方法として、外部委託により作成された業務案内情報を記憶するSDカード等の記憶媒体36から読み込むことによって、登録してもよい。ここで、業務案内情報は、設置者が順番待ちの顧客又は患者へのサービスとして表示する情報であって、設置者の営業方針,好みや業種等によって異なる。
例えば、医院に設置されるDSの場合は、営業時間や駐車場の場所等の案内表示に加えて、健康管理の方法,成人病検査の案内,運動と健康に関する情報,食品と栄養に関する情報等である。歯科医院に設置されるDSの場合は、歯の手入れ方法や歯周病予防の方法等の案内情報である。理容院・美容院に設置されるDSの場合は、営業日・営業時間や頭髪の手入れ,お勧めの髪型等の情報である。フィットネスクラブに設置されるDSの場合は、運動と健康の関係,年代別のトレーニング上のアドバイス等の情報である。
広告コンテンツ記憶領域332は、配信サーバー10からインターネットを介して送信された広告主別の電子広告情報を記憶するものであり、定期的に異なる種類(広告主又は同じ広告主の別の広告等)の電子広告情報が送信されることにより、更新的に記憶する。
表示スケジュール記憶領域333は、業務案内情報と電子広告情報をどのような組合せでどのような表示タイプによって表示するかを定めたスケジュールを記憶するものである。表示スケジュールは、業務案内情報と電子広告情報の表示に先だって、CPU311が設置者別の広告スケジュールに基づいて作成する。
次に、図1〜図7を参照して、図7のシーケンスに沿って、電子広告表示システムの一連の処理の概要を説明する。
(設置者情報および広告主情報の登録)
業務案内表示装置(DS)30a〜30mのそれぞれの設置者は、設置者毎にDS30a〜30mに関連して設けられた自己のパソコン42を操作して、図4に示すような設置者情報を予め登録しておく。設置者情報は、設置者の名(名称),住所または地域名等の地域情報,業種(又は業種分類)情報,機器識別情報に加えて、広告を拒否したい(又は表示したくない)広告主の業種情報,広告枠情報等である。
なお、広告拒否業種の登録は、設置者自身に限らず、例えば同業者の広告については表示しないようにDS選択することを制限するため、配信サーバー10の運用者側が同業者を広告拒否業種と定めて、プログラム的に自動で拒否してもよい。
これらの設置者情報は、ルーター41及びインターネットを介して配信サーバー10へ送信され、配信サーバー10の設置者情報記憶部124に設置者別に登録(アップロード)される。
一方、広告主は、自己の広告主端末装置(20A〜20Nの何れか)を操作して、図4に示すような設置者情報を予め登録しておく。広告主情報は、広告主の名(名称),住所または地域名等の地域情報,業種(又は業種分類)情報,機器識別情報であり、必要に応じて広告枠に空きのない設置者に空きの生じた場合の通知のリクエスト等の情報である。
これらの広告主情報は、LAN25,ルーター26及びインターネットを介して配信サーバー10へ送信され、配信サーバー10の広告主情報記憶部123に設置者別に登録(アップロード)される。
(広告主別の電子広告情報の登録)
各広告主は、広告主情報の登録に併せて、又はそれとは別に、電子広告情報を登録する。電子広告情報の登録は、広告主が操作入力部23を操作してDSに表示させたい電子広告情報を作成し、それを配信サーバー10へアップロードすることにより、広告主別フォルダ121A〜121Nの広告主に対応する記憶領域に登録される。
この電子広告情報は、広告主の希望によって、ある期間同一の広告でもよく、日々異なる広告又は時間帯によって異なる広告でもよい。要するに、各広告主が各DS30a〜30mに表示させたい電子広告を配信サーバー10へアップロードすることにより、記憶領域121A〜121Nのうちの広告主に対応する記憶領域へ更新的に書き込まれる。そして、配信サーバー10が、配信前の所定のタイミングにおいて、各記憶領域121A〜121Nに登録されている電子広告を送信先別フォルダ122の各設置者(又はDS)に対応する記憶領域122a〜122mに振分けて書き込んでおき、送信タイミングになったときに各記憶領域122a〜122mから読み出して対応する各業務案内装置30a〜30mへ送信する。このときの電子広告情報の送信先は、後述する広告主の操作によって選択された送信先に基づいて行われる。
なお、上述の説明では、広告主(SA,SB・・・SN)別の電子広告情報(広告A,B・・・N),広告主情報および設置者情報の登録が、インターネットを介して送信されてアップロードされる場合を説明したが、その他の登録方法として次のような人為的に登録する方法でもよい。
例えば、広告代理店の営業マンが広告主を回って広告掲載の注文を取り、電子広告情報及び広告主情報を格納したUSB又はCD等の記憶媒体を受領しそれを読み込ませて登録するか、電子広告情報のデータと広告主情報を記載した書類をもらい、営業所に帰ってからこれらのデータを手操作により配信サーバー10に入力してもよい。
同様に、設置者毎の設置者情報の登録は、広告代理店の営業マンが設置者を回って設置者情報を格納したUSB又はCD等の記憶媒体を受領しそれを読み込ませて登録するか、設置者情報を記載した書類を受け取り営業所に帰ってこれらのデータを配信サーバー10に手操作により入力してもよい。
(広告主による送信先DSの選択)
広告主が送信先となるDSを選択する場合、当該広告主の広告主端末装置(20A〜20Nのいずれか)の液晶表示器24には、DS選択画面が表示される。
このDS選択画面は、例えば図8(A)に示すように画面を左右に2分割されて、左画面の上部が検索ウインドウ241、左画面の下部が地図表示領域242とされ、右画面が広告配信対象となるDSのリスト表示領域243とされる。
検索ウインドウ241には、地理的条件を指定する地域情報指定項目と、設置者の業種(又は業種分類)を指定する業種指定項目が表示される。
ここで、地域情報の指定方法は、広告主から設置者までの距離を指定する方法と、地域名称を指定する方法がある。距離を指定する場合は、半径何km(又は何百m)以内の設置者のDSに広告を掲載するかを指定する。地域名称を指定する場合は、市町村の全域か又は同じ市内の1つ以上の地域名によって指定する。業種の指定は、図4を参照して上述したように、理容院・美容院等の業種の細分類か、医院(一般診療所)の場合であれば「全ての医院」又は診療科目(複数でも良い)を指定することになる。
本願発明では、検索条件は、地理的条件(地域情報)および業種のうちの少なくとも1つを指定するものと定められる。地理的条件のみを指定した場合は、広告主の所在地を中心として選択した距離(例えば、500m,1km,2km等)の範囲内か、指定した地域名の範囲内の設置者を選択することにより、広告主の近くの顧客又は患者に電子広告を見てもらえるように絞り込むことができる。また、業種だけを指定した場合は、電子広告のターゲット層の共通する顧客又は患者等に絞り込むことができる。両方を指定して選択することもでき、その場合は近くてターゲット層の共通する顧客又は患者に電子広告を見てもらうことができる。
例えば、スーパーやコンビニ等の販売店又は外食産業の広告は、設置者の業種とターゲット層との関連性が薄いので、地理的条件のみに基づいてDSを選択することになる。遊技場の広告や子供用品・赤ちゃん用品の広告は業種に基づいて選択することが有効となる。
上述のように、広告主(図7では、SAを広告主識別番号「1」と表示)が選択した検索条件が広告主端末装置(20A)から電子広告配信装置(配信サーバー)10へ送信される。
配信サーバー10は、設置者情報記憶部124に登録されている全設置者の住所と順次比較して、地理的条件に含まれる設置者を抽出するとともに、指定業種に基づいてそれに含まれる業種の設置者(結果的としてDS)を抽出する。そして、配信サーバー10は、抽出された全ての設置者(DS)のリストを作成するとともに、抽出された各設置者と当該広告主を地図上に表示できるように、地図情報記憶部125から地域地図情報を抜き出して(図示の「広告主1;地図&リスト生成」の処理)、設置者リストと一部地域を抜粋した地図情報を当該広告主端末装置(20A〜20Nのいずれか)へ送信する。送信された設置者リストは、検索結果格納領域223に記憶され、地域地図情報は地図データ記憶領域222に記憶される。
設置者リスト(例えば、設置者別のDS識別番号,設置者名称,業種等)は、リスト表示領域243に表示されるとともに、地域地図が地図表示領域242に表示される。このとき、広告主と抽出された全ての設置者が、地図上の住所に対応する座標位置に記号で表示される。
図8(A)の例では、四角記号が広告主(S)を示し、丸記号が指定条件に合致する設置者を示す。なお、設置者の丸記号は、広告枠に空きのある設置者(例えば青色;図示では一点鎖線)と空きのない設置者(灰色;図示では点線)を区別するために、色又は記号の形状(線の種類)等で区別できるようにし、必要に応じて広告枠に空きの生じた設置者に対応する丸記号を一定時間点滅表示させて、広告枠に空きの発生したことを知らせてもよい。
このような、広告主による検索条件の指定と、それに基づく検索結果のリスト及び地域地図情報の送受信が、必要に応じて繰り返される。
検索結果のリストを見た広告主は、設置者の業種および/または広告主の住所又は所在地からの地理的関係を考慮して、広告すべきDS(設置者)の地図上の記号を指定することにより選択する(図示の「DS選択」)。
選択されたDSを示す記号は、その色が変化(例えば選択する前の青色が赤色に変化)する。同時に、リスト表示領域243には、選択された設置者の名称に加えて、最大広告時間(広告可能な時間枠),視聴(設置者の営業又は診療の)時間帯,広告単価,広告時間等が表示され、広告時間をプルダウンによって選択すると、広告料金が表示される。
広告主が複数のDS(設置者)を選択した場合は、「検索」アイコン(又は検索ボタン)を押すと、図8(B)に示すように、地図表示領域242の地図上に選択された複数のDS記号の色が選択を表す色で表示されるとともに、リスト表示領域243に複数のDS(設置者)のリストが表示される。そして、リスト表示領域243の下方には、複数の設置者のDSに電子広告を表示する場合の合計広告料金が表示される。
広告主がDSの選択を完了すると、「次」アイコンが選択される。これに応じて、広告主端末装置20AのCPU211は図9に示す広告配信決済画面を作成して、画像処理ユニット212が当該画面を液晶表示器24に表示させる。広告配信決済画面は、例えば図9に示すように画面を左右に2分割されて、左画面が広告配信対象DSリスト表示領域244とされ、右画面がDS情報表示領域245とされる。
リスト表示領域244の下方には、合計広告料金表示欄が表示されるとともに、「戻る」と「確定」のボタン(又はアイコン)が表示される。
「確定」アイコンが選択されると、CPU211は広告主が選択した広告すべき1または複数の設置者のリストと、広告の数量や視聴時間帯等を指定するための広告スケジュールを作成する。
広告主による選択結果と広告スケジュールが、広告主端末装置20Aから配信サーバー10へ送信される。配信サーバー10は、広告主の選択結果と広告スケジュールを広告主別フォルダ121内の当該広告主に対応する記憶領域に登録する。
上述した広告主による検索条件の指定から選択結果と広告スケジュール(図2の下方の表参照)の送信までの一連の操作・処理が、広告主毎に行われる。
(電子広告配信装置10による広告主別の電子広告情報の振分処理と送信)
上述のようにして、全ての広告主によるDS(又は設置者)の選択が終了すると、各広告主側の広告スケジュールに基づいて、設置者別の広告スケジュール(図3の下方の表参照)が作成される。
そして、広告主別フォルダ121内の広告主別の記憶領域121A〜121Nに登録されている広告主別の電子広告情報がCPU11によって振分処理される。
すなわち、CPU11は、広告主別フォルダ121の各記憶領域121A〜121Nに記憶されている広告主別の広告スケジュール(図2下部の表を参照)に基づいて、各広告主の電子広告情報が選択された設置者に対応する送信先別フォルダ122の記憶領域122a〜122mへ複製される。これと同時に、全ての広告主の広告スケジュールを参照して、設置者別の広告スケジュール(図3下部の表を参照)が作成され、当該設置者別の広告スケジュールが対応する記憶領域122a〜122mへ書き込まれる。
これによって、広告主別フォルダ121内の広告主毎の電子広告情報が送信先別フォルダ122内の送信先となるDSに対応する記憶領域へ振分けられることになる。
全ての設置者に対応するDSへの振分処理が完了した後、所定の送信タイミングになると、送信先別フォルダ122の各記憶領域122a〜122mに記憶されている電子広告情報及び広告スケジュールが対応するDS30a〜30mに送信される。
(業務案内表示装置30a〜30mによる表示スケジュールの作成と表示処理)
各DS30a〜30mは、送信された設置者別の広告スケジュールに基づいて、図10に示すような表示スケジュールを作成する。表示スケジュールは、一定の表示サイクル(例えば1時間)において、設置者の業務案内コンテンツと電子広告をどのようなタイムスケジュールで表示するかを決定するものである。
例えば、図10の例では、DS1(30a)が表示サイクル(例えば1時間)の1/3の20分を電子広告の表示に当てることにした場合、40分の業務案内コンテンツを番組1〜番組10に分割して1番組を4分とし、各番組1〜10の後に2分の広告表示を行うために、スロット00〜09を割り当てる。そして、スロット00では、広告A−1と広告B−1を1分間ずつ表示するものとする。次に、番組2の後にスロット01を割り当て、広告C−1と広告A−1を1分間ずつ表示するものとする。同様にして、番組3〜10の後に、スロット02〜09を割り当て、どのスロットにどの広告主の電子広告(広告番号)を表示するかを図3に示す広告スケジュールに基づいて定めるために、CPU311が表示スケジュールを作成する。この表示スケジュールは、画像処理ユニット312が番組1〜10の業務案内情報とスロット00〜09の電子広告情報を交互に液晶表示器34に供給して、業務案内と電子広告を表示させるためのタイムスケジュールとなる。
同様にして、他のDS30b〜30mにおいても、表示スケジュールが作成される。
このようにして作成された表示スケジュールに基づいて、各DS30a〜30mの処理ユニット31は、予め作成した表示スケジュールに基づいて、業務案内情報(業務案内コンテンツ)および電子広告情報(広告コンテンツ)を時分割的に配分して、液晶表示器34に表示させる。
次に、図11ないし図13のフローチャートを参照して、広告主端末装置(例えば20A)が広告配信対象となるDSを選択し、それに応答して配信サーバー10が広告主端末装置によるDS選択処理を行う場合の詳細な動作を説明する。
なお、広告主端末装置20Aの処理は図12のS21〜S33に示され、配信サーバー10の処理は図11(メインルーチン)のS1〜14及び図13(配信サーバー側DS選択サブルーチン)のS20〜S35に示されるが、DS選択に際しての各種情報を相互に送受信して、それぞれ連動しながら実行しているので、両者の連動する処理(時間)の流れに沿って説明することとする。
そして、図12,図13のフローチャートには、一方から他方への送受信に関連するステップの横に、矢印記号と対応するステップ番号を示して、相互の関連を分かり易くしている。
(DS選択前の配信サーバー10のメインルーチン処理)
DS選択に先立ち、各広告主は広告端末装置20A〜20Nの操作入力部23を操作して広告主情報および電子広告情報を予め登録し、設置者は設置者パソコン42を操作して設置者情報を予め登録しておく必要がある。これらの広告主情報および電子広告情報は広告主が最初に電子広告を行うときに、設置者情報は設置者が最初にDS30a〜30mを導入したときに、それぞれ登録され、必要に応じて更新される。
この場合の電子広告情報,広告主情報及び設置者情報の登録処理は、配信サーバー10に含まれるCPU11が図11に示すステップ1〜6を実行することによって行われる。
すなわち、ステップ1(図示では「S」と略記する)において、新しい広告の登録(又は受信)があったか否かが判断される。新しい広告の登録がある場合は、ステップ2において、新しい広告の電子広告情報が広告主別フォルダ121の当該広告主に対応する記憶領域(広告主SAの場合は121A)へ登録される。その後又は新広告の登録のない場合は次のステップ3へ進む。
ステップ3において、広告主情報の登録(受信)があるか否かが判断される。広告主情報の登録のある場合は、ステップ4において受信した広告主情報が広告主情報記憶部123に登録される。その後又は広告主情報の登録のない場合はステップ5へ進む。
ステップ5において、設置者情報の登録(受信)があるか否かが判断される。設置者情報の登録のある場合は、ステップ6において、受信した設置者情報が設置者情報記憶部15に記憶される。その後設置者情報の登録がない場合はステップ7へ進む。
ステップ7において、広告主端末装置(例えば20A)からDS検索問合せがあったか否かが判断される。ある場合は、ステップ40において広告配信対象DS検索処理(図13)が実行される。
続くステップ8において、広告配信開始予定時刻のX分前か否かが判断される。配信開始予定時刻X分前でないことが判断されると、ステップ1へ戻り、ステップ1〜8の動作を繰り返す。
なお、広告主がタイムセール又は本日の特売等の目的で電子広告の内容を書換えた場合は、ステップ1〜8を繰り返しているときに、ステップ1において新しい広告の登録(すなわち書換え)のあったことが判断されて、ステップ2において新しい電子広告の情報(広告番組)が当該広告主の記憶領域に登録される。これによって、広告主にとっては、次の表示サイクルの広告を簡単に差し替えることのできる利点がある。
(広告主による送信先DSの選択とそれに伴う広告主端末装置及び配信サーバーの処理)
次に、前述のS1〜8の待機状態において、広告主端末装置からDS検索問合せがあった場合の処理を、図12,図13及び図8を参照して説明する。
広告主端末装置20AのCPU211は、ステップ21において、検索ウインドウ241内の検索ボタンが押されたか(アイコンがクリックされたか)否かを判断し、検索ボタンの押されていない状態ではステップ21で待機している。
この状態において、広告主は、地域条件のみを指定したい場合であれば検索項目「地域」に広告希望の地域情報のみを入力し、業種のみを指定したい場合であれば検索項目「業種」に広告希望の業種情報のみを入力し、地域と業種の両方を指定して絞込みたい場合であれば検索項目「地域」,「業種」に地域情報,業種情報の両方を入力した後、検索ボタンを押す。
検索条件が入力(指定)されかつ検索ボタンが押されたことに応じて、CPU211がステップ21においてそのことを判断した後、ステップ22以下の処理を実行する。すなわち、ステップ22において、検索ウインドウ241内で指定された地域条件および/または業種条件の入力情報が読み取られて、入力された検索条件(地域情報および/または業種情報)が配信サーバー10へ送信される。
これに応じて、配信サーバー10のCPU311は、ステップ7(図11)において、何れかの広告主端末装置20A〜20NからDS検索問合せがあることを判断して、配信対象DS選択処理サブルーチン40(図13)へ進み、ステップ41以下の処理を実行する。
すなわち、ステップ41において、問合せのあった広告主端末装置(例えば20A)に対応する広告主情報が広告主情報記憶部213から読み出されて、当該広告主の業種,住所(又は所在地)等が取得される。
ステップ42において、送信された検索条件である地域情報および/または業種情報に基づいて、地域情報の含まれるDS選択地図情報(一部地域地図)が作成される。このDS選択ための地図情報は、広告主の所在地を中心として指定された距離の範囲内に存在するDSを表示できる地域の地図情報であり、このような地域地図を地図情報記憶部125から切り出す(又は抽出する)ことによって作成される。
作成された地域地図情報(DS選択マップ)が、ステップ43において、広告主端末装置20Aへ送信される。
広告主端末装置20A側では、ルーター26,LAN25を介して受信した地域地図情報がCPU211に取り込まれる。CPU211は、ステップ23において、受信した地図情報を画像処理ユニット212に与えて、広告主の周辺の地域地図を液晶表示器24の地図表示領域242に表示させる。ステップ24において、受信情報の中に広告対象となるDSを示す情報(DS識別番号)があるか否かが判断される。当該情報がなければ、ステップ25において、DS選択マップのいずれかの位置に「対象DS無」の表示をした後、ステップ21へ戻り、次に検索ボタンが操作されるまで待機する。
一方、配信サーバー10側では、ステップ44において、検索するDS(始めはDS識別番号「1」の30a)を指定するために、レジスタRd(CPU11の内部レジスタ又はRAM14の或る番地)に数値「1」がストアされて、識別番号「1」のDSを特定する。そして、設置者情報記憶部124に記憶されている当該DS1の設置者の住所(又は地域名)が読み出される。
ステップ45において、検索条件の指定が地理的条件(地域)と業種の両方か否かが判断される。両方であれば、ステップ46において、DS30aの所在地が広告主端末装置20Aによって指定された検索対象地域に含まれるか否かが判断される。この判断は、指定された地理的条件が距離であれば、広告主の所在地からDS30aの設置場所までの距離が広告主の選択した距離の範囲内か否かを判断することによって行われる。
なお、地域名が指定された場合は、DSの設置場所の地域名が指定された地域に含まれるか否かを判断することになる。地理的条件を満たす場合は、次のステップ47へ進む。
ステップ47において、DS1の設置者の業種が指定された業種に含まれるか否かが判断される。業種が一致すれば、次のステップ48において、広告主端末装置20Aの広告主の業種がDS1(DS30a)の設置者によって配信拒否された業種と一致しないか否かが判断される。このとき、配信拒否業種が何も指定されていない場合は一致しないものと判断される。
そして、配信拒否業種と一致しない場合は、ステップ49において、当該DS1の設置者情報(設置者名,住所,業種)が検索結果リストに追加される。
ところで、検索条件の地域と業種の両方が指定されていない場合は、前述のステップ45においてそのことが判断されてステップ50へ進み、検索条件が業種のみか否かが判断される。業種のみ指定された場合は、ステップ46を行うことなく、ステップ47へ進み、ステップ47〜49の処理が行われる。
また、検索条件として地域のみが指定された場合は、ステップ45,50の何れでもないことが判断された後、ステップ51においてDS1の所在地が検索対象地域に含まれるか否かが判断される。含まれる場合は、ステップ48,49の処理が行われる。そして、検索条件に合致したDS1(又は設置者)が検索結果リストに追加された後、ステップ52へ進む。
次のステップ52において、DS1の最大広告時間が0でないか(換言すれば広告枠の空き情報が0より大きく)、広告枠に空きがあるか否かが判断される。広告枠に空きがある場合は、次のステップ53において当該DS1に空きのあることを示す色(例えば青色)の情報が追加される。一方、広告枠に空きがない場合は、ステップ54において、当該DS1の広告枠に空きのないこと示す色(例えば灰色)の情報が付加される。
その後、ステップ55において、全てのDSのチェックが完了したか否かが判断され、完了していなければステップ56へ進む。ステップ56において、レジスタRdの値に数値「1」が加算されて、次に検索条件の適否および広告枠の空きの有無を判断するDS(例えば、2番目のDS2)が指定される。
その後、ステップ46へ戻って、全てのDSについて検索条件の適否及び広告枠の空きの有無を判断するために、ステップ46〜ステップ56の処理が繰り返される。このようにして、全てのDSについて検索条件の適否及び広告枠の空きの有無がチェックされて、その結果がステップ53において検索結果リストに記録される。
なお、検索結果リストには、広告枠に空きのないDS情報を記載する場合と記載しない場合の何れであっても良い。広告枠に空きのないDS情報を広告主端末装置へ送信しない場合は、DS選択マップの表示に際して、空きのないDSを示す記号の表示が省略される。
一方、ステップ55において、全てのDS(DS1〜DSm)について、広告主(SA)の指定した条件を満たしているか否かのチェックが完了したことを判断されると、ステップ57へ進む。
ステップ57において、広告対象となるDSの検索結果のリストが配信サーバー10から広告主端末装置20Aへ送信される。その後、ステップ1へ戻り、ステップ1〜8を繰り返すことにより、他の広告主の広告主端末装置20B〜20Nの何れかから検索問合せがあるまで待機する。
ところで、広告主端末装置20Aでは、ステップ21〜25の待機中に、配信サーバー10から検索結果リストが送信され、当該リスト中に広告対象となるDSがある場合に、ステップ24においてそのことが判断されて、ステップ26へ進む。
ステップ26において、受信したDS検索結果リストに基づいて、画像処理ユニット212が広告対象の候補となるDSの設置者情報(設置者名,住所,業種,最大広告時間,視聴時間帯,広告単価;単位時間当たりの単価)をリスト表示領域243に表示する。このとき、地図表示領域241に表示される地域地図には、広告主の記号(四角)の周囲に、指定した検索条件を満たすDSの記号(丸)が色分けされて表示される。
但し、図8(A)(B)の例では、広告枠に空きのあるDSが青色の代わりに一点鎖線の丸記号で示され、空きのないDSが灰色の代わりに点線の丸記号で示される。
地域地図(「DS選択マップ」とも言う)を見た広告主(SA)は、宣伝広告を表示(又は掲載)したい1つ以上のDS記号をクリックして、広告先となるDSを選択する。選択されたDS記号の色が、空きのあることを示す青色(一点鎖線)から選択されたことを示す赤色(実線)に変更される。これに併せて、広告主は、リスト表示領域243の広告時間欄に希望の広告時間を入力する。
広告主の操作に応じて、ステップ27において、DS選択マップ上のDSが選択されたか否かが判断される。選択されたことが判断されると、ステップ28において、選択されたDS記号(図8(A)では丸記号に「5」)が選択されたことを示す赤色(実線)に変更されて、DS選択マップ上に表示される。ステップ29において、選択されたDSの設置者情報がリスト記憶領域243に登録されて、配信対象となるDS番号(5)がリスト表示領域243に表示される。その後ステップ27へ戻る。
前述のステップ27において、DS選択マップ上のDSが選択されてないことが判断されると、ステップ30において配信対象DSリストの広告時間が変更(又は選択)されたか否かが判断される。広告時間が変更された場合は、ステップ31において、合計広告料金が再計算されて、配信対象DSリストの下方の合計広告料金欄に表示される。その後ステップ27へ戻る。
一方、ステップ27においてDS選択マップ上のDSが選択されず、ステップ30において広告時間の変更等のないことが判断された場合は、ステップ32においてリスト表示領域243の下方に表示されている「次」ボタンが押されたか否かが判断される。「次」ボタンの押されたことが判断された場合は、ステップ60において広告配信決済サブルーチン処理(図14参照)へ進む。
また、ステップ32において、リスト表示領域243の「次」ボタンの押されていないことが判断されると、ステップ33において「戻る」ボタンが押されたか否かが判断される。「戻る」ボタンが押されていない場合はステップ27へ戻り、ステップ27,30,32,33の処理を繰り返して、何れかのボタンが操作されるのを待つ。
そして、2つ又は2つ以上の広告を配信すべきDSが選択されると、上述のステップ27〜33の処理が繰り返される。2つのDSが選択された場合の表示状態が図8(B)に示される。
このようにして、広告主の操作によって、広告配信すべき1つ以上のDSの選択とその選択に伴う広告時間等の入力に応じた処理が行われる。
なお、前述のステップ33において、「戻る」が押されたことを判断した場合はステップ21へ戻り、DS選択のやり直しのあった後に「検索」ボタンが押されるのを待つ。
(広告主による送信先DS選択後の広告配信決済処理)
次に、図14及び図9を参照して、広告主が自己の電子広告を表示したい数のDSを選択した後、広告配信決済処理する場合の動作を説明する。
前述のステップ32において、「次」ボタンが押されたことを判断した場合は、次のステップ60において広告配信決済処理のサブルーチン(図14)が実行される。
始めに、ステップ61において、CPU211が配信サーバー10から広告配信対象リストを取得して、ステップ62以降の処理を実行する。ステップ62において、既に配信された又は追加配信の対象となるDSがあるか否かが判断される。既配信又は追加配信の対象となるDSがない場合は、ステップ63において、「広告配信対象DSリストがありません」のメッセージが画面に表示される。
一方、既配信又は追加配信対象となるDSのある場合は、ステップ64〜ステップ71において、広告配信決済処理が行われる。
すなわち、ステップ64において、広告配信決済画面が液晶表示器24に表示される。具体的には、画面が左右に2分割されて、左画面には広告配信対象DSリストが表示され、右画面にはDS情報が表示される。このとき、既に配信したDSがあるときはそれを上段に表示し、新たに追加されたDSを下段に表示するものとする。
ステップ65において、追加した配信対象のDS情報が右画面に表示される。ステップ66において、左画面に表示されている配信対象DSリストの配信欄に、チェックマークの変更があるか否かが判断される。変更がある場合は、ステップ67において広告配信対象DSリストの既配信広告料金合計および追加配信広告合計がそれぞれ計算されて表示されるとともに、両者の合計広告料金が再計算されて合計広告料金欄に表示される。
また、ステップ66においてチェックマークに変更のないことが判断された場合は、ステップ68において、DS情報ウインドウの広告時間が変更されたか否かが判断される。変更された場合は、同様にして、ステップ67において広告料金が計算される。
ステップ68において、広告時間が変更されていない場合は、ステップ69において広告配信対象DSリストの確定ボタンが押されたか否かが判断される。確定ボタンの押されていないことが判断されると、ステップ70において、広告配信対象DSリストの「戻る」ボタンが押されたか否かが判断され、「戻る」ボタンが押されていない場合はステップ66へ戻り、ステップ66〜69の処理が繰り返される。
一方、ステップ69において「確定」ボタンの押されたことが判断された場合は、ステップ71において、更新された広告配信対象DSリストが配信サーバー10へ送信される。その後、広告端末装置側の一連の動作を終了する。
このように、広告主が電子広告すべきDS(又は設置者)を自ら選択する際に、広告配信決済画面において広告料金を表示することにより、広告主にとっては宣伝広告の予算枠を考慮しつつ配信先を選択することができ、宣伝広告予算の超過を招くことを防止できる利点もある。
再び配信サーバー10のメインルーチン(図11)に戻って、ステップ8において、広告配信開始予定時刻のX分前であることが判断された場合は、ステップ80において広告スケジュールの作成処理(図15)が実行され、ステップ100において広告振分処理が実行された後、ステップ10〜14の広告配信処理が順次実行される。
(広告スケジュールの作成処理)
次に、図15及び図3を参照して、広告スケジュールの作成処理の動作を説明する。
この実施例では、広告スケジュールの作成処理が広告配信処理の開始予定時刻のX分前に行われるものと定められる。そして、ステップ8において、広告配信開始予定時刻のX分前であることが判断されると、広告スケジュールの作成処理サブルーチン(ステップ80;図15)へ進む。
ステップ81において、CPU11内部のレジスタRsおよびレジスタRdに数値「1」がそれぞれストアされる。ここで、レジスタRsは広告主別フォルダ121に含まれる記憶領域121A〜121Nの何れを読み出すかを指定するレジスタであり、レジスタRdは、送信先別フォルダ122に含まれる記憶領域122a〜122mの何れに書き込むかを指定するレジスタである。
始めは、レジスタRs及びレジスタRdにそれぞれ「1」がストアされることにより、記憶領域121Aに登録されている電子広告情報について、DS1へ送信する必要性の有無が判断され、必要に応じて記憶領域122aに書き込まれる(複製される)ことになる。
ステップ82において、設置者情報記憶部124の中から、レジスタRdで指定されるDS番号に対応する設置者情報が読み出される。ステップ83において、広告主別フォルダ121のうちレジスタRsで指定される広告主(始めはSA)の広告スケジュールが読み込まれる。そして、ステップ84において、当該広告主の広告スケジュールに問題がないかが判断される。ここでいう「広告スケジュールの問題」の有無の判断は、例えば広告主の業種が設置者の拒否業種に該当するか、広告主の指定した時間帯が営業時間外か、又は広告主の指定した曜日(又は月日)が休業日か等をチェックして、問題があれば配信を制限するためである。
もし、問題のないことが判断されれば、次のステップ85において、当該広告主(SA)の広告スケジュールが記憶領域121Aから読み出されて、レジスタRdで指定されるDS番号に対応の広告スケジュール(図3参照)に追加される。この広告スケジュール(設置者側のもの)は、例えば広告主(SA)の広告A−1(同じ広告主の広告が複数ある場合はA−1〜A−nの何れか)をどの広告スロットのときに表示するかを決めるものである。
続くステップ86において、全ての広告主の広告スケジュールのチェックが完了したか否かが判断される。完了していない場合は、ステップ87へ進み、レジスタRsの値に数値「1」が加算されて、次の広告主(SB)の広告スケジュールのチェック処理が行われる。その後ステップ83へ戻る。
なお、前述のステップ84において、広告スケジュールに問題の有ることが判断された場合も、ステップ87を経て、ステップ83へ戻る。
上述のようにして、ステップ83〜87の処理が繰り返されることにより、レジスタRdの値で指定されるDSに配信すべき広告スケジュールがチェックされるとともに、作成処理が行われる。
そして、前述のステップ86において、全ての広告主の広告スケジュールのチェックを完了したことが判断されると、ステップ88において、全てのDSの広告スケジュールの作成を完了したか否かが判断される。全てのDSの広告スケジュールの作成が完了していなければ、ステップ89へ進む。ステップ89において、レジスタRdの値に数値「1」が加算された後、ステップ82へ戻ることより、次のDS番号の広告スケジュールの作成処理へと進む。
前述のステップ82〜87または82〜86,88,89の処理が繰り返されることにより、全てのDSについて広告スケジュールのチェックと作成処理が実行される。
その後、ステップ88において、全てのDSの広告スケジュールの作成の完了したことが判断されると、次のステップ90において、広告配信開始予定時刻がT時間後に設定変更される。これによって、スケジュール作成処理を終了し、メインルーチンの処理へ戻る(すなわち次のS100へ進む)。
(配信サーバーによる広告振分処理)
次に、図16を参照して、配信サーバー10が広告振分処理を行う場合を説明する。
この処理は、広告主別フォルダ121の各記憶領域121A〜121Nに記憶されている各広告主別の電子広告情報を、送信先別フォルダ122のDS(設置者)別に振分ける処理である。この振分処理は、広告配信処理の開始前に完了している必要があるので、この実施例では広告配信処理の開始予定時刻のX分前であって、広告スケジュールの作成処理後に行うものと定めている。
先ず、ステップ101において、CPU11の内部レジスタRs及びレジスタRdに数値「1」がそれぞれ書き込まれる。これによって、広告主SAが電子広告AをDS1に表示することを選択している場合の広告振分処理が開始される。
ステップ102において、広告主別フォルダ121の記憶領域121Aに登録されている、レジスタRsで指定される広告主(始めはSA)の広告スケジュールが読み込まれる。ステップ103において、レジスタRdで指定されるDS1の設置者情報に含まれる広告枠情報が読み出されるとともに、設置者別フォルダ122の記憶領域122Aに登録されている広告スケジュールが読み込まれる。
ステップ104において、レジスタRsで指定される広告主(SA)の広告スケジュールに、レジスタRdで指定されるDS1の選択があるか否かが判断される。DS1が選択されている場合は、ステップ105において、当該DS1の広告枠に空きがあるか否かが判断される。この判断は、広告主端末装置側でDS1の広告枠の空きの数以上に選択された場合の保護のためである。
広告枠に空きのある場合は、ステップ106において、レジスタRsで指定される広告主の電子広告Aが、送信先別フォルダ122に含まれる記憶領域122a〜122mのうち、レジスタRdで指定される記憶領域(122a)へ複製される。
ステップ107において、レジスタRdの値が最大数(m)か否か、すなわち全てのDSについて配信すべき広告の有無の判断が完了したか否かが判断される。全てのDSについて電子広告の配信の有無が判断されていない場合は、ステップ108において、レジスタRdの値に数値「1」が加算されて、次のDS(2番目のDS2)を指定した後、ステップ103へ戻る。
ステップ103〜108の処理が繰り返されることにより、全てのDSについて、配信すべき広告が広告主別フォルダ121に含まれる広告主SAに対応する記憶領域(121A)にあるか否かが判断される。
そして、広告主(SA)の広告の振分が全てのDS30a〜30mについて完了すると、ステップ107においてそのことが判断されて、ステップ109へ進む。ステップ109において、全ての広告主の振分け処理が終了したか否かが判断される。このとき、レジスタRsの値が広告主の最大数(N)でない場合は、全ての広告主の振分処理が終了していないため、ステップ110へ進む。ステップ110において、レジスタRsの値に数値「1」が加算されて、次に広告を振分けるべき広告主(SB)に対応する記憶領域121Bが選択される。その後ステップ102へ戻る。
そして、ステップ102〜ステップ109の処理が繰り返されることにより、2番目の広告主(SB)の広告が各DSに対応する送信先別フォルダ122の各記憶領域に振分けられることになる。
このようにして、全ての広告主(SA〜SN)の電子広告情報が広告主によって選択された各DS30a〜30mに振分けされた後、前述のステップ109においてそのことが判断されて、メインルーチン(S9)へ戻る。
(電子広告情報の配信処理)
次に、図11を参照して、配信サーバー10が広告配信処理を行う場合を説明する。
広告振分処理の終了後のステップ9において、広告配信開始時刻になったことが判断されると、次のステップ10へ進む。ステップ10において、レジスタRdに送信先のDS番号(始めは数値「1」)が書き込まれる。ここで、レジスタRdは、広告配信処理のときに、送信先のDSを指定するレジスタとして用いられる。
ステップ11において、レジスタRdの値で指定されるDSに対して受信可能か否かの問合せが行われる。問合せたDS1(30a)が受信可能である旨の応答があった場合は、送信先別フォルダ122に含まれる当該DS1に対応する記憶領域(始めは122a)内の1つ又は2以上の電子広告情報が配信される。
ステップ12において、レジスタRdの値に「1」が加算されて、次に広告振分処理を行うDS2が指定される。続くステップ13において、全てのDSについて電子広告を配信済か否かが判断される。全てのDSに対して広告配信を完了していない場合は、ステップ14において、レジスタRdに広告未送信のDS番号を登録しておき、ステップ11へ戻る。そして、ステップ11〜14の処理を繰り返すことにより、当該DS番号のDSが受信可能な状態になるのを待つ。
一方、配信対象となるDSの数だけステップ11〜14(但し、DSmのときは1〜13)の処理を繰り返すと、ステップ13において全てのDSに対して広告を配信完了したことが判断される。その後ステップ1へ戻る。これによって、配信サーバー10による広告配信処理が終了する。
(各業務案内表示装置による電子広告ダウンロード処理及び表示処理)
次に、図17を参照して、各DSが電子広告をダウンロードする場合及び表示処理する場合の動作を説明する。
ステップ121において、各DSのCPU311は、次のサイクルの広告表示の開始予定時刻の所定時間(Y分)前か否かを判断し、Y分前でない場合はステップ121で待機している。
ステップ121において、Y分前であることが判断されると、ステップ122へ進む。ステップ122において、配信サーバー10に対して電子広告の送信要求(リクエスト信号)を送り、配信サーバー10が記憶領域122Aに登録(振分処理)されているDS1に配信すべき電子広告情報をDS1へ送信する。これに応答して、DS30aのCPU311が電子広告情報をダウンロードする。
ステップ123において、ダウンロード中に受信エラーが生じていないか否かが判断される。この受信エラーの有無の判断は、広告スケジュールに記載されている複数の電子広告情報の全てを受信しているか否かに基づいて行われる。
エラーが生じていない場合は、ステップ124において広告スケジュールを含む電子広告情報が業務案内表示装置30aに取り込まれ、当該電子広告情報がメモリ33に含まれる広告コンテンツ記憶領域332に格納される。
ステップ125において、ダウンロードした広告スケジュールに基づいて、図10に示すような表示スケジュールが作成される。ここで、表示スケジュールの作成は、配信サーバー10から受信した広告スケジュール(図3の広告スロットと広告番号の付いた表)に基づいて、図10に示すような表示のためのスケジュール表を作成するものである。
すなわち、業務案内コンテンツ記憶領域331に記憶している各番組と広告コンテンツ記憶領域332に記憶している広告主別の電子広告情報のうち、業務案内情報の表示順序を定めたどの番組番号の後のどのスロットにどの広告を割り当てるかを決めて、番組と電子広告を交互に表示するための表示順序を定める。このようにして、液晶表示器34に表示すべき表示内容(番組番号,電子広告の種類)とその表示順序が決定される。
次のステップ126において、広告表示開始予定時刻になったか否かが判断される。広告予定開始時刻でない場合はステップ126において待機している。
なお、前述のステップ123において、ダウンロード中にエラーが生じた場合は、ステップ127においてダウンロードエラーの回数が所定値(例えば10)以上か否かが判断される。所定値以下の場合はステップ122へ戻り、再度ダウンロード処理が実行される。
また、所定回数のダウンロードを行ってもエラーを解消できない場合は、ステップ128において、エラーレポートが配信サーバー10へ送信される。ステップ129において、表示スケジュールが「無広告パターン」(すなわち、番組のみで、広告スロット無の表示モード)に変更される。これによって、ダウンロードエラーが発生した場合に広告スケジュールに基づかない広告表示を中止して、広告主に迷惑をかけないようにしている。その後ステップ126へ進む。
そして、ステップ126において、広告表示開始予定時刻になったことが判断されると、ステップ130へ進む。ステップ130において、CPU311が画像処理ユニット312に対して、先に作成した表示スケジュールに基づいて表示処理を実行する旨の命令を発生する。
これに応じて、画像処理ユニット312は、表示スケジュールに定められた順序で業務案内のための番組と電子広告を交互に表示するために、業務案内コンテンツ記憶領域331と広告コンテンツ記憶領域332の読出しを制御して、業務案内情報または電子広告情報を交互に読出し、その読み出した情報をビットマップ形式の表示データに変換して、画像又はテキスト等として液晶表示器34に表示させる。
その後、CPU311は表示処理に関与することなく、ステップ131において、広告配信開始予定時刻をT時間後に変更した後、ステップ121へ戻り、次の表示サイクルの予定時刻のY分前まで待機するか、別の処理を行う。ここで、別の処理の例としては、画像処理ユニット312が広告表示しているときの広告表示履歴の作成等を行う。このように、広告表示履歴を作成する場合、CPU311は広告表示履歴データを記憶領域334に蓄積しておき、所定のタイミングで配信サーバー10へ送信する。
配信サーバー10では、各DS30a〜30mから送信される広告表示履歴データを表示履歴記憶部126に設置者別に格納しておき、定期的に広告主別の広告表示結果の報告書(レポート)を作成し、広告主に報告しても良い。
なお、上述の実施例では、画像処理ユニット312による業務案内情報の番組と電子広告の表示態様が、時分割的に表示する場合を説明したが、これに代えて次のような表示形態を採用してもよい。
例えば、液晶表示器34で表示される画面を左右(又は上下)に分割して、表示領域分割(又は空間分割)により、ウインドウを異ならせて表示しても良い。
また、電子広告のデータフォーマットがテキスト(文字)のみの場合は、画面の下方に帯状のテキスト表示領域を確保して、テキスト形式の広告文をスクロール表示させ、残りの画面領域に業務案内の番組を並行して表示させてもよい。
この発明は、業務案内装置(DS)を設置している設置者の業種および/または広告主と設置者との地理的関係を考慮して、広告主自身がどのDSに電子広告を表示させるかを選択することが可能となり、広告主が宣伝広告効果の高いと考えるターゲット層のいるDSに対して電子広告を掲載することができ、電子広告表示システムとして産業上の利用性が高い。
10 … 電子広告配信装置(配信サーバー)
11 … CPU(第3の処理手段)
12,22,33 … メモリ(HDD,フラッシュメモリ等)
121 … 広告主別フォルダ(第5の記憶手段)
122 … 送信先別フォルダ(第6の記憶手段)
123 … 広告主情報記憶部(第3の記憶手段)
124 … 設置者情報記憶部(第4の記憶手段)
125 … 地図情報記憶部(第7の記憶手段)
126 … 設置者別表示履歴記憶部
13,32… プログラム記憶用メモリ
14 … RAM
15 … 送受信部
20A〜20N … 広告主端末装置(パソコン又はタブレット若しくはスマートフォン)
21 … 処理ユニット(第2の処理手段)
211,311 … CPU
212,312 … 画像処理ユニット
213,313 … RAM
221,331
… プログラム記憶領域
222
… 地図データ記憶領域
223 … 検索結果格納領域
224 … 広告配信対象DSリスト記憶領域
23 … 操作入力部
24 … 液晶表示器(第2の表示手段)
30a〜30m … 業務案内表示装置(DS)
31 … 処理ユニット(第1の処理手段)
32 … プログラムメモリ(ROM)
331 … 業務案内コンテンツ記憶領域(第1の記憶手段)
332 … 広告コンテンツ記憶領域(第2の記憶手段)
333 … 表示スケジュール記憶領域
334 … 広告表示履歴記憶領域
335 … その他の記憶領域
34 … 液晶表示器(第1の表示手段)

Claims (8)

  1. 少なくとも、複数の業務案内表示装置と、複数の広告主端末装置と、複数の広告主端末装置および複数の業務案内表示装置がネットワークを介して接続される電子広告配信装置とから構成され、広告主から依頼された電子広告を配信して各業務案内表示装置に表示させるための電子広告表示システムであって、
    前記複数の業務案内表示装置のそれぞれは、多数の人達が集まる場所に設置されかつ少なくとも設置者の業務に関連する業務案内情報を表示するものであって、
    供給される表示情報を表示するための第1の表示手段、
    設置者の業務に関連する業務案内情報を記憶する第1の記憶手段、
    配信された電子広告情報を記憶する第2の記憶手段、
    前記第1の記憶手段に記憶されている業務案内情報および前記第2の記憶手段に記憶されている電子広告情報のうちの少なくとも一方を表示情報として前記第1の表示手段に供給する第1の処理手段を備え、
    前記複数の広告主端末装置のそれぞれは、
    その操作によって、前記複数の業務案内表示装置のうち、電子広告を表示させたい広告先となる少なくとも1つの業務案内表示装置を選択する操作手段、
    広告先の選択に関する広告先関連情報を表示するための第2の表示手段、
    前記操作手段によって入力された広告先の選択に関する情報を、前記ネットワークを介して前記電子広告配信装置へ送信するとともに、前記電子広告配信装置から送信された広告先を選択する際に参照される参照情報を前記第2の表示手段に表示させる第2の処理手段を備え、
    前記電子広告配信装置は、
    広告主別に、少なくとも広告主の名称と業種と地域に関する情報を記憶する第3の記憶手段、
    設置者別に、少なくとも設置者の名称と業種と地域に関する情報ならびに広告枠情報を記憶する第4の記憶手段、
    複数の広告主のそれぞれに対応する記憶領域を含み、各広告主の電子広告情報を対応する記憶領域に記憶する第5の記憶手段、
    前記複数の業務案内表示装置のそれぞれに対応する記憶領域を含み、各業務案内表示装置へ配信すべき電子広告情報を対応する記憶領域に記憶する第6の記憶手段、
    少なくとも、前記ネットワークを介して前記複数の広告主端末装置または前記複数の業務案内表示装置との間で送受信する情報を処理する第3の処理手段を備え、
    前記各広告主端末装置の第2の処理手段は、前記操作手段の操作によって設置者を絞込むための条件として設置者の業種と地理的条件のうちの少なくとも1つを指定する絞込み条件情報が入力されたとき、当該絞込み条件情報を前記電子広告配信装置へ送信し、
    前記電子広告配信装置の第3の処理手段は、或る前記広告主端末装置から絞込み条件情報が送信されたとき、当該絞込み条件情報に基づいて、前記第4の記憶手段に記憶されている複数の設置者の中から前記広告枠の空きがありかつ当該絞込み条件情報に含まれる1つ以上の設置者を選択して、当該設置者名を当該広告主端末装置へ送信し、
    前記広告主端末装置の第2の処理手段は、受信した設置者名を前記第2の表示手段に表示させ、前記操作手段の操作によって1つ以上の設置者が選択されたことに応答して、当該選択された設置者名を前記電子広告配信装置へ送信し、
    前記電子広告配信装置の第3の処理手段は、或る前記広告主端末装置から選択された設置者名が送信されたとき、当該広告主に対応して前記第5の記憶手段に記憶されている電子広告情報を前記第6の記憶手段の当該設置者に対応する記憶領域へ複製し、各広告主端末装置による送信先の選択が完了した後に、前記第6の記憶手段のそれぞれの送信先別の記憶領域に記憶されている各広告主の電子広告情報を対応する業務案内表示装置へ送信し、
    前記複数の業務案内表示装置のうちの電子広告情報を受信した業務案内表示装置の第1の処理手段は、受信した電子広告情報を前記第2の記憶手段へ書込む、電子広告表示システム。
  2. 前記操作手段は、その操作によって、前記設置者の絞込み条件として地理的条件を入力するものであり、
    前記各広告主端末装置の第2の処理手段は、前記各広告主端末装置の前記操作手段の操作によって設置者の地理的条件が入力されたとき、当該地理的条件を前記電子広告配信装置へ送信し、
    前記電子広告配信装置の第3の処理手段は、或る前記広告主端末装置から地理的条件が送信されたとき、当該地理的条件に基づいて、前記第4の記憶手段に記憶されている設置者の中から前記広告枠の空きがあり、地理的条件に含まれる地域内の1つ以上の設置者名を抽出して、当該設置者名及び当該設置者の地域情報を当該広告主端末装置へ送信し、
    前記広告主端末装置の第2の処理手段は、受信した当該設置者名及び地域情報を前記第2の表示手段に表示させることを特徴とする、請求項1に記載の電子広告表示システム。
  3. 前記電子広告配信装置は、地図情報を記憶する第7の記憶手段を含み、
    前記電子広告配信装置の第3の処理手段は、設置者の地域情報に基づいて前記第7の記憶手段に記憶されている地図情報の中から広告主および設置者を含む範囲の一部地域の地図情報を抽出し、前記1つ以上の設置者名及び一部地域の地図情報を当該広告主端末装置へ送信し、
    前記広告主端末装置の第2の処理手段は、受信した一部地域の地図上に、受信した1つ以上の設置者の位置を前記第2の表示手段に表示させることを特徴とする、請求項2に記載の電子広告表示システム。
  4. 前記各広告主端末装置の第2の処理手段は、前記操作手段の操作によって設置者の絞込み条件として業種を指定する業種指定情報が入力されたとき、当該業種指定情報を前記電子広告配信装置へ送信し、
    前記電子広告配信装置の第3の処理手段は、或る前記広告主端末装置から設置者の業種指定情報が送信されたとき、当該設置者の業種指定情報に基づいて、前記第4の記憶手段に記憶されている設置者情報の中から前記広告枠の空きがあり、業種指定情報に含まれる業種に対応する1つ以上の設置者を抽出して、当該1つ以上の設置者名を当該広告主端末装置へ送信し、
    前記広告主端末装置の第2の処理手段は、受信した当該1つ以上の設置者名を前記第2の表示手段に表示させることを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電子広告表示システム。
  5. 前記第4の記憶手段は、設置者別に電子広告を拒否する広告主の業種情報をさらに記憶し、
    前記電子広告配信装置の第3の処理手段は、或る前記広告主端末装置から業種指定情報が送信されたとき、当該業種指定情報に含まれる業種の1つ以上の設置者名を選択する際に、広告主の業種情報が前記第4の記憶手段に記憶されている設置者別の電子広告を拒否する業種情報と一致するか否かを判断し、一致したとき広告先の選択対象から当該設置者を除外する処理を行うことを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電子広告表示システム。
  6. 前記電子広告配信装置の第3の処理手段は、或る前記広告主端末装置から電子広告を表示すべき設置者を選択する情報が送信されたとき、前記第4の記憶手段に記憶されている当該設置者に対応する広告枠情報を所定数だけ減分して、広告枠空き情報として更新記憶させることを特徴とする、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の電子広告表示システム。
  7. 前記電子広告配信装置の第3の処理手段は、各広告主端末装置による送信先の選択が完了した後に、前記第6の記憶手段の各記憶領域に記憶されている前記各業務案内表示装置へ配信すべき1つ以上の広告主の電子広告情報に基づいて、それぞれの業務案内表示装置において当該電子広告を表示するのに要する時間と表示させたい回数を指定する広告スケジュールを作成して、当該業務案内表示装置に対応する記憶領域に記憶させ、各記憶領域に記憶されている業務案内表示装置別の電子広告情報と広告スケジュールを対応する業務案内表示装置へ送信することを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の電子広告表示システム。
  8. 前記複数の業務案内表示装置のうちの電子広告情報を受信した業務案内表示装置の第1の処理手段は、受信した広告スケジュールと、前記第1の記憶手段に記憶されている業務案内情報の表示時間の長さに基づいて、業務案内情報と1つ以上の電子広告情報とを組み合わせて表示する際の表示スケジュールを作成し、作成した表示スケジュールに基づいて第1の記憶手段と前記第2の記憶手段の読出しタイミングを制御して、表示スケジュールに則して業務案内情報と電子広告情報を前記第1の表示手段に供給することを特徴とする、請求項75に記載の電子広告表示システム。
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