JP2017113412A - 生体情報モニタ - Google Patents

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Abstract

【課題】入床操作を考慮しつつ、生体情報に対する基本画面の利用効率をより向上し得る生体情報モニタを提供すること。【解決手段】複数の表示区域220a〜220hのいずれかに対応付けられた一患者についての監視を一時停止または終了させるユーザ操作が行われた場合、この一患者に対応する表示区域220a〜220hを基本画面210から削除するとともに、この削除した表示区域の表示領域を利用して、前記一患者と異なる他の患者に対応する表示区域220a〜220hの表示サイズを拡大することで、基本画面210における表示の最適化を行う。加えて、ユーザ操作に応じて、表示の最適化が行われた基本画面210から、削除した表示区域220c、220fが認識可能な画面への切り替えを行う。【選択図】図2

Description

本発明は、生体情報モニタに関する。
従来、複数の患者の状態を監視する生体情報モニタとして、医療機関においてナースステーションに設置されるセントラルモニタが知られている。セントラルモニタは、集中治療室や病室などに居る各患者のベッドサイドに設置されたベッドサイドモニタから各患者の生体情報(例えば、心電図、血圧、動脈血酸素飽和度など)を受信してそれを画面に表示する(例えば、特許文献1参照)。
セントラルモニタは、各ベッドサイドモニタおよび患者が携帯する携帯型テレメータ装置などから受信した生体情報を同時に基本画面として1画面で表示する。このセントラルモニタにおける基本画面の表示モードは、同時に表示する患者の人数に応じて変更できる。
図1に示すように従来のセントラルモニタ1は、表示画面2に、複数の患者を、患者の氏名などと、患者に対応する生体情報データ3とを患者毎に対応する患者情報ブロックとして、表示区域4a〜4fで並べて表示している。これにより、ナースステーションに配置されるセントラルモニタ1を介して、医療スタッフは、ナースステーションから離れた病床、集中治療室などの場所に居る複数患者の容態を同時にモニタリングできる。
ここで、セントラルモニタでは、基本画面に表示させる表示区域の数は、例えば、6区域、8区域または16区域のように予め設定される。また、患者毎に対応付けられた表示区域内に表示させる生体情報データの波形数も予め設定される。例えば、図1に示す表示画面2には、6区域の表示区域4a〜4fが表示され、表示区域4a、4b、4cおよび4e内には、生体情報データの波形が2波形表示されている(6床2波形表示モード)。また、表示区域の数および表示区域内に表示させる生体情報データの波形数が予め設定されると、表示区域の表示サイズも設定される。
ここで、基本画面に表示された複数の表示区域には、食事中により監視が中断されている患者に対応付けられた表示区域(例えば、図1に示す表示区域4f)や、監視が終了したことにより患者に対応付けられていない表示区域(例えば、図1に示す表示区域4d)が含まれることがある。これらの表示区域には生体情報データが表示されないため、生体情報データの表示に利用されない領域が基本画面に現れる。つまり、基本画面の利用効率が低下する。
そこで、本願の出願人は、特許文献2において、基本画面の利用効率低下を抑制することができる生体情報モニタを提案している。特許文献2で提案されている生体情報モニタは、複数の表示区域のいずれかに対応付けられた一患者についての監視を一時停止または終了させるための設定変更処理に伴って、前記一患者に対応する表示区域の表示サイズを縮小するとともに、前記一患者に対応する表示区域の表示サイズ縮小分だけ、前記一患者以外の患者に対応する表示区域の表示サイズを拡大する。
特開2005−124903号公報 特開2015−000177号公報
ところで、特許文献2に開示された生体情報モニタにおいては、入床画面を消してしまうと入床ができなくなってしまうといった観点から、最適化画面中に入床操作のための領域を残している。よって、生体情報の表示のことを考えると、その分だけ基本画面の利用効率が落ちると考えられる。
本発明の目的は、入床操作を考慮しつつ、生体情報に対する基本画面の利用効率をより向上し得る生体情報モニタを提供することである。
本発明の生体情報モニタの一つの態様は、
複数の患者の状態を監視する生体情報モニタであって、
前記複数の患者の生体情報データを外部から取得する取得手段と、
生体情報データの表示領域を分割した複数の表示区域を有する基本画面において、個々の表示区域内に個々の患者の生体情報データを表示する表示手段と、
ユーザ操作を受け付ける操作手段と、
前記操作手段によるユーザ操作に応じて前記基本画面のレイアウト制御を含む制御を行う制御手段と、
を有し、
前記制御手段は、
前記複数の表示区域のいずれかに対応付けられた一患者についての監視を一時停止または終了させるユーザ操作が行われた場合、前記一患者に対応する表示区域を前記基本画面から削除するとともに、この削除した表示区域の表示領域を利用して、前記一患者と異なる他の患者に対応する表示区域の表示サイズを拡大することで、前記基本画面における表示の最適化を行い、
かつ、
ユーザ操作に応じて、前記表示の最適化が行われた基本画面から、前記削除した表示区域が認識可能な画面への切り替えを行う。
本発明の生体情報モニタの一つの態様は、
複数の患者の状態を監視する生体情報モニタであって、
前記複数の患者の生体情報データを外部から取得する取得手段と、
生体情報データの表示領域を分割した複数の表示区域を有する基本画面において、個々の表示区域内に個々の患者の生体情報データを表示する表示手段と、
ユーザ操作を受け付ける操作手段と、
前記操作手段によるユーザ操作に応じて前記基本画面のレイアウト制御を含む制御を行う制御手段と、
を有し、
前記制御手段は、
ユーザ操作によって前記基本画面に表示させる患者が選択された場合、この選択された患者の数に応じて前記表示区域のサイズを変更することで、前記基本画面における表示の最適化を行い、
かつ、
前記表示の最適化が行われた基本画面には表示されていない入床可能な表示区域、を示す画像をユーザ操作に応じて表示する。
本発明によれば、入床操作を損なわずに、生体情報に対する基本画面の利用効率をより向上できるようになる。
従来のセントラルモニタの説明に供する図 実施の形態のセントラルモニタの表示画面の説明に供する図 セントラルモニタの構成を示すブロック図 退床メッセージが表示された画面を示す図 最適化前の画面を示す図 監視床数変更確認メッセージが表示された画面を示す図 最適化後の画面を示す図 入床画面を示す図 他の実施の形態による入床用画像のポップアップ表示例を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施の形態に係る生体情報監視モニタとしてのセントラルモニタ100を示す図である。
図2のセントラルモニタ100には、患者についての生体情報データを計測するベッドサイドモニタまたは医用テレメータなどの生体情報収集装置が通信ネットワークを介して接続されている。セントラルモニタ100は、患者から離れた場所(例えばナースステーションなど)に置いて使用され、生体情報収集装置とともに生体情報モニタリングシステムを構成する。
この生体情報モニタリングシステムにおける生体情報収集装置としてのベッドサイドモニタは、病室、手術室、集中治療室、または患者搬送時などの様々な場面において、患者の近傍に置いて使用される。また、生体情報収集装置としての医用テレメータは、自力で病院内を移動できる比較的症状の軽い患者に対して用いられる。言い換えると、一般に、医用テレメータを用いて生体情報データが計測される患者は、ベッドサイドモニタを用いて生体情報データが計測される患者よりも症状の軽い患者である。
ベッドサイドモニタで収集される患者の生体情報データは、例えば、心電図データ、非観血血圧(NIBP)データ、酸素飽和度(SpO)データ、呼吸(RESP)データ、COデータ、観血血圧データ、体温データなどである。医用テレメータで収集される患者の生体情報データは、例えば、心電図データ、呼吸データ、SpOデータなどである。ベッドサイドモニタまたは医用テレメータなどで収集される患者の生体情報データは、セントラルモニタ100に送信される。
これにより、セントラルモニタ100は、ベッドサイドモニタで収集される生体情報データ(心電図データ、NIBPデータ、SpOデータ、RESPデータ、COデータなど)、または医用テレメータで収集される生体情報データ(心電図データ、呼吸データ、SpOデータ)を取得する。
セントラルモニタ100が患者毎の生体情報データを表示することで、ユーザ(医療スタッフ)は複数の患者の生体情報データを同時に監視することができる。
図2に示すセントラルモニタ100の表示画面について説明する。セントラルモニタ100の表示画面には、表示区域220a〜220hが、予め指定されている基本画面210の表示モード(図2では、8床4波形表示モード)に従って配置される。表示区域220a〜220hは、基本画面210の表示領域を分割して並べて配置され、それぞれの表示区域220a〜220hに患者毎の患者情報および生体情報データが表示される。表示区域220a〜220hのそれぞれには、床番号、患者識別情報などが表示される識別情報表示部、計測波形表示部、計測値表示部などが含まれる。ここでは、表示区域220bの表示について説明する。
識別情報表示部221bには、床番号「ROOM-102」、患者識別情報(図中には「ID-00000001」と示されているが患者の氏名、性別、年齢区分など)が表示される。
波形表示部222bには、「ID-00000001」の患者の生体情報データ(具体的には、心電図データ、観血血圧(BP1)データ、SpOデータ、RESPデータ)が波形の形式で表示される。
計測値表示部223bには、「ID-00000001」の患者の生体情報データ(具体的には、心拍数(HR)データ、NIBPデータ、SpOデータ、呼吸数データ)が計測値の形式で表示される。
なお、波形表示部222bおよび計測値表示部223bに表示される生体情報データは上記のものに限られず、例えば呼気・吸気中の炭酸ガス濃度(CO)データ、麻酔ガス濃度(Agent)データ、または酸素濃度(O)データなどであってもよい。
続いて実施の形態のセントラルモニタ100の構成を図3に示す。セントラルモニタ100は、表示部200と、複数の患者の生体情報データを外部から取得する取得手段としての受信部800と、制御部400と、情報入力部500と、記憶部600と、音声出力部700と、を有する。
受信部800は、例えばテレメータ受信機などで構成され、生体情報データを無線送信し得る外部機器(例えば、ベッドサイドモニタ、医用テレメータなど)との無線通信を可能にするアンテナおよび無線信号処理回路を有する。
受信部800は、ベッドサイドモニタまたは医用テレメータから送信された患者の生体情報データを、無線通信チャネルを介して、リアルタイムに取得することができるようになっている。受信部800で受信された生体情報データは、制御部400に供給される。
なお、セントラルモニタ100は、LANケーブルなどの接続手段を用いて、双方向に通信可能な通信ネットワークを介して、ベッドサイドモニタと接続されてもよい。例えば、セントラルモニタ100のネットワーク用コネクタ(例えば、LAN接続コネクタなど)に、ベッドサイドモニタに接続されたLANケーブルを接続して、ベッドサイドモニタから生体情報データを取得するとともに、セントラルモニタ100からの各種データを送信できるようにしてもよい。なお、コネクタは、LAN接続コネクタに限定されず、シリアルコネクタ、USBコネクタまたは各種外部機器専用の接続コネクタなどであってもよい。
情報入力部500は、ユーザが患者情報を手入力するためのキーボードやマウスなど、または磁気カードに記録された患者情報を読み取るカードリーダなどである。情報入力部500は、生体情報データの対象患者の患者情報の入力を受け付けて、制御部400に供給する。なお、各患者の患者情報には、主に患者の識別番号、氏名、性別および年齢区分(新生児・乳児・幼児・小児・成人)を示すデータが含まれ、その他にも病室、フロアや病棟などの名称または番号を示すデータが含まれる。さらに、無線通信チャネルの番号、または患者を担当する医師および看護師の氏名を示すデータを補足的に含むこともできる。
また、情報入力部500は、セントラルモニタ100の各種設定を変更する際に用いることもできる。
制御部400は、例えば演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)を有し、記憶部600に記憶されたプログラムを実行することで、セントラルモニタ100内の各部における動作を制御する。このプログラムには、後述する設定変更処理動作を実行するためのプログラムが含まれる。
制御部400は、受信部800から順次供給される各患者の生体情報データを、患者の患者情報に対応させてリアルタイムで表示部200に表示させるための制御を行う。
例えば、制御部400は、複数の患者の生体情報データが、予め指定されている基本画面210の表示モード(図2では、8床4波形表示モード)に従って表示されるように、画像データを生成する。また、制御部400は、複数の患者の生体情報データを画面全域に表示する基本画面210の他に、特定の患者の生体情報データを画面右側の領域に表示する個人画面の画像データを生成することもできる。生成された画像データは表示部200に供給される。
なお、制御部400は、画像処理によって複数の画面レイヤを形成して、レイヤ毎に画面の画像データを生成する。したがって、画像処理の結果として得られる画像データは、レイヤ構造を有する。これにより、例えば、基本画面210を表示させると同時に、基本画面210の前面側に、各種操作画面をポップアップ表示することもできる。
また、制御部400は、受信部800から順次供給される各患者の生体情報データを、患者情報に対応付けて記憶部600に格納して、生体情報データを管理する。また、通信ネットワークを介して電子カルテなどの病院情報システム(HIS)に接続された機器に対し生体情報データまたは患者情報を送信する。
また、制御部400は、ベッドサイドモニタから、患者の容態に異常が生じていないかの判定結果を、通信ネットワークを介して受信できる。患者の容態に異常が生じている場合には、制御部400は、異常発生をユーザに通知するための画面を表示部200に表示させたり、異常発生をユーザに通知するためのアラーム音を音声出力部700から出力させたりする。また、制御部400は、医用テレメータから各患者の生体情報データを取得した場合、それらの生体情報データに対して、例えば閾値判定や不整脈検出などを行うことにより、患者の容態に異常が生じていないかを判定してもよい。
表示部200は、例えばタッチパネル入力部を備えた液晶表示装置であり、表示機能と入力機能とを有している。表示部200は、制御部400から順次供給される画像データに基づいて、例えば表示部200に基本画面210を表示する。なお、表示部200は制御部400から供給される画像データに基づいて、個人画面を表示することもできる。
また、表示部200は、ユーザ操作(具体的には、タッチ操作)を受け付けると、その操作内容を示す操作信号を生成して、その操作信号を制御部400に伝送する。ユーザは、後述する操作手段をタッチ操作することで、セントラルモニタ100の監視に関する設定を変更することができる。なお、表示部200から患者情報を入力することなどもできる。
記憶部600は、例えば、半導体メモリ装置またはハードディスクなどの記憶装置であり、制御部400により実行されるプログラムや制御部400から供給された各種データを記憶する。
音声出力部700は、スピーカであり、アラーム音などの出力を行う。
なお、本実施の形態のセントラルモニタ100は、表示部200と、受信部800と、制御部400と、情報入力部500と、記憶部600と、音声出力部700と、の構成を全て1つの筐体に収容した一体型構成を採用しているが、これらの各構成を別々の筐体に収容し、接続手段を介して接続した独立型構成を採用してもよい。
次に、本実施の形態のセントラルモニタ100の監視に関する設定を変更させるための設定変更処理動作、設定変更後の基本画面、および入床用画面について説明する。
ここでは、表示部200は、制御部400の画像処理により生成される画像データに基づいて、複数の患者の患者情報および生体情報データをリアルタイムで表示する。具体的には、図2に示すように、基本画面210に表示区域220a〜220hが配置される。なお、本実施の形態では、表示区域220cに対応付けられた床番号「ROOM-103」の患者「ID-00000002」の監視に関する設定を変更する例について説明する。また、ここで説明する設定変更処理は、監視の中断(言い換えれば、退床)する場合である。
まず、ユーザが表示区域220c内をタッチ操作すると、設定変更処理が起動される。設定変更処理が起動されると、図4に示す画面が表示される。図4の画面では、画面左側に8床分の生体情報が表示されるとともに、画面右側に選択された患者(床番号)の生体情報および退床確認メッセージ230が表示される。
ユーザが退床確認メッセージ230内の「退床」のキーをタッチ操作すると、図5に示すような基本画面210が表示される。具体的には、中断(退床)設定が行われた表示区域220cに「モニタ中断中」および「入床」の文字が表示され、床番号「ROOM-103」は入床待ち状態となる。
この状態において、ユーザがメニューバーの表示床数最適化キー240をタッチ操作すると、図6に示すように、監視床数変更確認メッセージ250が表示される。ユーザが監視床数変更確認メッセージ250内の「OK」のキーをタッチ操作すると、図7に示すような表示床数が最適化された基本画面210が表示される。
具体的には、モニタが中断されている(換言すれば退床している)患者の表示区域220c、220fが基本画面210から完全に削除され、基本画面210には、モニタが行われている患者の表示区域220a’、220b’、220d’、220e’、220g’、220h’のみが表示される。これにより、モニタが行われている患者の表示区域220a’、220b’、220d’、220e’、220g’、220h’が拡大するので、モニタが行われている患者について、より多くの生体情報を表示することができるようになる。具体的には、図6と図7とを比較すれば分かるように、最適化後の基本画面210(図7)においては、最適化前の基本画面210(図6)で表示される生体情報に加えて、COデータや観血血圧(BP2)データが表示される。図7の例の場合、表示区域220a’、220e’ではCOデータおよび観血血圧(BP2)データが追加表示され、表示区域220b’、220d’、220g’、220h’では観血血圧(BP2)データが追加表示されている。
本実施の形態の場合、図7の最適化画面において、メニューバー中に入床キー260、表示床数最適化解除キー270が設けられている。ユーザが入床キー260をタッチ操作すると、図8に示すような入床画面が表示される。
この入床画面では、画面左側に現在モニタ中の(つまりモニタ中断中を除く)6床分の生体情報が表示されるとともに、画面右側に入床用画像300が表示される。入床用画像300は、最適化前の基本画面210の表示区域220a〜220hを模した画像中に入床可能な床を識別可能に表示しかつ入床を受け付ける入床キー301、302を表示したものである。この入床用画像300により、ユーザはどの床に入床可能なのかを認識できるとともに、入床操作を行うことができるようになる。換言すれば、図7に示したように表示床数が最適化された画面では、ユーザはどの画面が入床可能なのかが認識できなくなるが、図8に示したような入床用画像300を含む入床画面を表示することにより、ユーザはどの床が最適化によって削除されたのか(つまり入床可能な床はどの床なのか)を認識できるとともに、入床操作を行うことができるようになる。入床用画像300を用いたことにより、例えば文字によって入床可能な床を表示した場合と比較して、ユーザに一目で入床可能な床を認識させることができるようになる。
ユーザが入床キー301または302をタッチ操作すると、セントラルモニタ100はその床への入床処理に移る。
因みに、図7の最適化画面において、ユーザがメニューバー中の表示床数最適化解除キー270をタッチ操作すると、図5に示すような表示床数が最適化される前の画面が表示されるようになっている。ユーザは、この画面において、どの床に入床可能なのかを認識して、入床操作を行ってもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、複数の表示区域220a〜220hのいずれかに対応付けられた一患者についての監視を一時停止または終了(つまり中断または退床)させるユーザ操作が行われた場合、この一患者に対応する表示区域220a〜220hを基本画面210から削除するとともに、この削除した表示区域の表示領域を利用して、前記一患者と異なる他の患者に対応する表示区域220a〜220hの表示サイズを拡大することで、基本画面210における表示の最適化を行うようにしたことにより、基本画面210に表示される生体情報を増やすことができ、基本画面210の利用効率を上げることができる。
加えて、ユーザ操作に応じて、表示の最適化が行われた基本画面120から、削除した表示区域220c、220fが認識可能な画面への切り替えを行うことができるようにしたことにより、つまり、最適化が行われた画面とは別画面で入床可能な床を表示したことにより、最適化画面中から入床可能な床を示す画像を完全に削除することができるので、生体情報に対する基本画面210の利用効率を上げることができる。そしてユーザは、最適化画面とは別画面において、入床可能な床の認識および入床操作を行うことができる。
なお、上述の実施の形態では、入床用画像300を、最適化後の画面(図7)とは別画面(図8)に表示した場合について述べたが、図9に示すように、入床キー260がタッチ操作されたときに、入床用画像300を最適化後の画面と同一画面にポップアップ表示してもよい。このようにすれば、最適化された画面を見ながら、入床操作を行うことができるようになる。この場合、入床用画像300を患者識別情報および計測値を隠すことなく波形表示領域に表示すれば、ユーザが患者の容体急変などを見逃す可能性を低くできるので好ましい。また、入床用画像300は、必ずしも1つの画像である必要はなく、例えば左側および右側の2つの画像に分割し、左側の画像は基本画面120のうち対応する左側の領域に表示するとともに右側の画像基本画面120のうち対応する右側の領域に表示してもよい。
また、上述の実施の形態は、監視の「中断」や「退床」があったときの基本画面210の最適化および入床用画像の表示制御について述べたが、本実施の形態の表示制御は監視の「中断」や「退床」がない場合にも適用できる。例えば基本画面に表示可能な表示区域の数が8個であるとする。そして、その8個の表示区域のうち、ユーザ操作によって6個の表示区域に患者が割り当てられたとする。すると、図7に示したのと同様の基本画面210の最適化が行われる。そして、ユーザの入床キー260のタッチ操作に応じて図8に示した入床用画像300を含む画面を表示し、あるいはユーザの表示床数最小化解除キー270のタッチ操作に応じて図5に示したような最適化前の画面を表示する制御を行えば、つまり表示の最適化が行われた基本画面には表示されていない入床可能な表示区域、を示す画像をユーザ操作に応じて表示する制御を行えば、上述の実施の形態と同様に、入床操作を損なわずに、生体情報に対する基本画面の利用効率を向上できるようになる。
上述の実施の形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することの無い範囲で、様々な形で実施することができる。
本発明は、複数の患者の状態を監視する生体情報モニタに適用し得る。
100 セントラルモニタ
200 表示部
210 基本画面
220a、220b、220c、220d、220e、220f、220g、220h 表示区域
221b 識別情報表示部
222b 波形表示部
223b 計測値表示部
230 退床確認メッセージ
240 表示床数最適化キー
250 監視床数変更確認メッセージ
260、301、302 入床キー
270 表示床数最適化解除キー
300 入床用画像
400 制御部

Claims (5)

  1. 複数の患者の状態を監視する生体情報モニタであって、
    前記複数の患者の生体情報データを外部から取得する取得手段と、
    生体情報データの表示領域を分割した複数の表示区域を有する基本画面において、個々の表示区域内に個々の患者の生体情報データを表示する表示手段と、
    ユーザ操作を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段によるユーザ操作に応じて前記基本画面のレイアウト制御を含む制御を行う制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、
    前記複数の表示区域のいずれかに対応付けられた一患者についての監視を一時停止または終了させるユーザ操作が行われた場合、前記一患者に対応する表示区域を前記基本画面から削除するとともに、この削除した表示区域の表示領域を利用して、前記一患者と異なる他の患者に対応する表示区域の表示サイズを拡大することで、前記基本画面における表示の最適化を行い、
    かつ、
    ユーザ操作に応じて、前記表示の最適化が行われた基本画面から、前記削除した表示区域が認識可能な画面への切り替えを行う、
    生体情報モニタ。
  2. 前記削除した表示区域が認識可能な画面は、最適化前の画面レイアウトを模した画面である、
    請求項1に記載の生体情報モニタ。
  3. 前記削除した表示区域が認識可能な画面は、現在監視を行っている患者の生体情報が表示された画面と同一画面に表示される、
    請求項1または請求項2に記載の生体情報モニタ。
  4. 前記削除した表示区域が認識可能な画面は、前記表示の最適化が行われた画面と同一画面にポップアップ表示される、
    請求項3に記載の生体情報モニタ。
  5. 複数の患者の状態を監視する生体情報モニタであって、
    前記複数の患者の生体情報データを外部から取得する取得手段と、
    生体情報データの表示領域を分割した複数の表示区域を有する基本画面において、個々の表示区域内に個々の患者の生体情報データを表示する表示手段と、
    ユーザ操作を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段によるユーザ操作に応じて前記基本画面のレイアウト制御を含む制御を行う制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、
    ユーザ操作によって前記基本画面に表示させる患者が選択された場合、この選択された患者の数に応じて前記表示区域のサイズを変更することで、前記基本画面における表示の最適化を行い、
    かつ、
    前記表示の最適化が行われた基本画面には表示されていない入床可能な表示区域、を示す画像をユーザ操作に応じて表示する、
    生体情報モニタ。
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