JP6072577B2 - 生体情報監視装置 - Google Patents

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本発明は、生体情報監視装置に関する。
従来、複数の患者の状態を監視する生体情報監視装置として、医療機関においてナースステーションに設置されるセントラルモニタが知られている。セントラルモニタは、集中治療室や病室などに居る各患者のベッドサイドに設置されたベッドサイドモニタから各患者の生体情報(例えば、心電図、血圧、動脈血酸素飽和度など)を受信してそれを画面に表示する(例えば、特許文献1参照)。
セントラルモニタは、各ベッドサイドモニタ及び患者が携帯する携帯型テレメータ装置等から受信した生体情報を同時に基本画面として1画面で表示する。このセントラルモニタにおける基本画面の表示モードは、同時に表示する患者の人数に応じて変更できる。
図1Aに示すように従来のセントラルモニタ1の基本画面は、表示画面2に、複数の患者を、患者の氏名等と、患者に対応する生体情報データ3とを患者毎に対応する患者情報ブロックとして、表示区域4a〜4fで並べて表示している。これにより、ナースステーションに配置されたセントラルモニタ1を介して、医療スタッフは、ナースステーションから離れた病床、集中治療室等の場所に居る複数患者の容態を同時にモニタリングできる。
特開2005−124903号公報
ところで、セントラルモニタでは、個々の患者の監視に関する設定を変更させる設定変更は一般に、変更対象の一患者の表示区域をタッチした後に表示される個人画面をタッチすることで行われる。例えば、セントラルモニタ1の表示区域4aをタッチすると、表示画面2の下側の領域にユーザ操作を受け付ける各種のボタンなどが表示された個人画面4gが表示される。従来のセントラルモニタでは、図1Bに示すように、表示画面2の下側の領域を空けるために表示区域4a〜4fの表示サイズを縮小して基本画面をせり上げ、その空いた領域(表示画面2の下側の領域)に個人画面4gを表示する。あるいは、図1Cに示すように、表示区域4a〜4fの表示サイズを縮小せずに、表示画面2の下側の領域に位置する基本画面に重ねて個人画面4gを表示する。この個人画面4gに表示される各ボタンをタッチすることで各種の設定変更を行うことができる。
ところが、図1Bに示すような個人画面表示方法では、各表示区域4a〜4fの表示サイズが縮小するため、例えば表示区域4aおよび4eに表示される生体情報データの波形数が3つから2つに減少するなど、変更対象の一患者だけでなく別の患者についても、表示可能なデータ量が減少する。また、図1Cに示すような個人画面表示方法では、基本画面に重ねて個人画面4gを表示することで、元々表示されていた表示区域4cおよび4fが全部覆い隠されるとともに表示区域4bおよび4eも部分的に覆い隠されることになるため、覆い隠された部分の生体情報データが全く視認できなくなる。つまり、従来のセントラルモニタで設定変更操作を行うと、表示画面2に表示される情報量が減少するため、一時的に監視の精度が低下してしまう虞があった。よって、個々の患者の監視に関する設定を変更する場合に、監視の精度を確保することができるセントラルモニタが求められている。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、個々の患者の監視に関する設定を変更する場合に、監視の精度を確保することができる生体情報監視装置を提供することを目的とする。
本発明の生体情報監視装置は、生体情報データの表示領域を分割した複数の表示区域を有する基本画面において、個々の表示区域内に個々の患者の生体情報データを表示する表示手段と、ユーザ操作を受け付ける操作手段と、個々の患者の監視に関する設定を管理するとともに、前記設定を変更させる設定変更処理を、前記操作手段により受け付けられたユーザ操作に従って実行する制御手段と、を有し、前記複数の表示区域のいずれかに対応付けられた一患者についての設定変更処理を起動させてから完結させるまでの一連のユーザ操作に必要な操作手段はいずれも、前記基本画面において、前記一患者に対応する表示区域内に配置される、構成を採る。
本発明によれば、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
従来のセントラルモニタの基本画面の一例を説明するための図 従来のセントラルモニタの個人画面の第1の例を説明するための図 従来のセントラルモニタの個人画面の第2の例を説明するための図 本発明の一実施の形態に係るセントラルモニタを説明するための図 本発明の一実施の形態に係るセントラルモニタの構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態に係るショートカットメニュー起動ボタンを説明するための図 本発明の一実施の形態に係るショートカットメニューを説明するための図 本発明の一実施の形態に係る設定変更確認ボタンを説明するための図 本発明の一実施の形態に係る監視の一時停止区域を説明するための図 実施の形態に係る個人画面起動ボタンを説明するための図 実施の形態に係る個人画面を説明するための図 実施の形態に係る個人メニュー画面を説明するための図 実施の形態に係る個人画面経由の設定変更確認ボタンを説明するための図
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施の形態に係る生体情報監視装置としてのセントラルモニタ100を示す図である。
図2のセントラルモニタ100には、患者についての生体情報データを計測するベッドサイドモニタまたは医用テレメータ等の生体情報収集装置が通信ネットワークを介して接続されている。セントラルモニタ100は、患者から離れた場所(例えばナースステーションなど)に置いて使用され、生体情報収集装置とともに生体情報監視システムを構成する。
この生体情報監視システムにおける生体情報収集装置としてのベッドサイドモニタは、病室、手術室、集中治療室、または患者搬送時などの様々な場面において、患者の近傍に置いて使用される。また、生体情報収集装置としての医用テレメータは、自力で病棟などを移動できる比較的症状の軽い患者に対して用いられる。言い換えると、医用テレメータを用いて生体情報データが計測される患者は、ベッドサイドモニタを用いて生体情報データが計測される患者よりも症状の軽い患者である。
ベッドサイドモニタで収集される患者の生体情報データは、例えば、心電図データ、呼吸データ、観血血圧データ、体温データ、酸素飽和度(SpO)データ、または非観血血圧データ等である。医用テレメータで収集される患者の生体情報データは、例えば、心電図データ、呼吸データ、またはSpOデータ等である。ベッドサイドモニタまたは医用テレメータ等で収集される患者の生体情報データは、セントラルモニタ100に送信される。
これにより、セントラルモニタ100は、ベッドサイドモニタで収集される生体情報データ(心電図データ、呼吸データ、観血血圧データ、体温データ、SpOデータ、非観血血圧データ等)、または医用テレメータで収集される生体情報データ(心電図データ、呼吸データ、SpOデータ)を取得する。
セントラルモニタ100が患者毎の生体情報データを表示することで、ユーザ(医療スタッフ)は複数の患者の生体情報データを監視することができる。
図2に示すセントラルモニタ100の表示画面について説明する。セントラルモニタ100の表示画面には、表示区域220a〜220hが、予め指定されている基本画面210の表示モード(図2では、8床4波形表示モード)に従って配置される。表示区域220a〜220hは、基本画面210の表示領域を分割して並べて配置され、それぞれの表示区域220a〜220hに患者毎の患者情報および生体情報データを表示する。表示区域220a〜220hのそれぞれには、計測値表示部、波形表示部および患者情報表示部が含まれる。ここでは、患者「佐藤浩太」の表示区域220bについて説明する。
計測値表示部221bには、「佐藤浩太」の生体情報データ(具体的には、心拍数(HR)データ、SpOデータおよび非観血血圧(NIBP)データ)が計測値の形式で表示される。また、波形表示部222bには、「佐藤浩太」の生体情報データ(具体的には、心電図データ、SpOデータおよび呼吸データ)が波形の形式で表示される。なお、計測値表示部221bおよび波形表示部222bに表示される生体情報データは上記のものに限られず、例えば観血血圧(BP)データ、呼気・吸気中の炭酸ガス濃度(CO)データ、麻酔ガス濃度(Agent)データ、または酸素濃度(O)データなどであってもよい。
また、患者情報表示部223bには、「佐藤浩太」の患者情報(具体的には、氏名、性別、年齢区分など)が表示される。なお、患者情報表示部223bに表示される個人情報は上記のものに限られない。
続いて本発明の一実施の形態に係るセントラルモニタ100の構成を図3に示す。セントラルモニタ100は、本発明の表示手段を構成する表示部200と、受信部300と、本発明の制御手段を構成する制御部400と、情報入力部500と、記憶部600と、音声出力部700と、を有する。
受信部300は、例えばテレメータ受信機等で構成され、生体情報データを無線送信し得る外部機器(例えば、ベッドサイドモニタ、医用テレメータ等)との無線通信を可能にするアンテナおよび無線信号処理回路を有する。
受信部300は、ベッドサイドモニタまたは医用テレメータから送信された患者の生体情報データを、無線通信チャネルを介して受信する。受信部300に受信された生体情報データは、制御部400に供給される。これにより、セントラルモニタ100は、ベッドサイドモニタまたは医用テレメータから各患者の生体情報データをリアルタイムに取得することができる。
なお、セントラルモニタ100は、LANケーブルなどの接続手段を用いて、双方向に通信可能な通信ネットワークを介して、ベッドサイドモニタと接続してもよい。例えば、セントラルモニタ100のネットワーク用コネクタ(例えば、LAN接続コネクタなど)に、ベッドサイドモニタに接続されたLANケーブルを接続して、ベッドサイドモニタから生体情報データを取得するとともに、セントラルモニタ100からの各種データを送信できるようにしてもよい。なお、コネクタは、LAN接続コネクタに限定されず、シリアルコネクタ、USBコネクタまたは各種外部機器専用の接続コネクタなどであればよい。
情報入力部500は、ユーザが患者情報を手入力するためのキーボードやマウスなど、または磁気カードに記録された患者情報を読み取るカードリーダなどである。情報入力部500は、生体情報データの対象患者の患者情報の入力を受け付けて、制御部400に供給する。なお、各患者の患者情報には、主に患者の識別番号、氏名、性別および年齢区分(新生児・乳児・幼児・小児・成人)を示すデータが含まれ、その他にも病室、フロアや病棟などの名称または番号を示すデータが含まれる。さらに、無線通信チャネルの番号、または患者を担当する医師および看護師の氏名を示すデータを補足的に含むこともできる。
また、情報入力部500は、セントラルモニタ100の各種設定を変更する際に用いることもできる。
制御部400は、例えば演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)を有し、記憶部600に記憶されたプログラムを実行することで、セントラルモニタ100内の各部における動作を制御する。このプログラムには、後述する設定変更処理動作を実行するためのプログラムが含まれる。
制御部400は、受信部300から順次供給される各患者の生体情報データを、患者の患者情報に対応させてリアルタイムで表示部200に表示させるための制御を行う。
例えば、制御部400は、複数の患者の生体情報データが、予め指定されている基本画面210の表示モード(図2では、8床4波形表示モード)に従って表示されるように、画像データを生成する。また、制御部400は、複数の患者の生体情報データを画面全域に表示する基本画面210の他に、特定の患者の生体情報データを画面右側の領域に表示する個人画面の画像データを生成する。生成された画像データは表示部200に供給される。
なお、制御部400は、画像処理によって複数の画面レイヤを形成して、レイヤ毎に画面の画像データを生成する。したがって、画像処理の結果として得られる画像データは、レイヤ構造を有する。これにより、例えば、基本画面210を表示させると同時に、基本画面210の前面側に、各種操作画面をポップアップ表示することができる。
また、制御部400は、受信部300から順次供給される各患者の生体情報データを、患者情報に対応付けて記憶部600に格納して、生体情報データを管理する。また、通信ネットワークを介して電子カルテシステムなどのデータ処理システムに生体情報データまたは患者情報を送信する。
また、制御部400は、ベッドサイドモニタから、患者の容態に異常が生じていないかの判定結果を、通信ネットワークを介して受信できる。患者の容態に異常が生じている場合には、制御部400は、異常発生をユーザに通知するための画面を表示部200に表示させたり、異常発生をユーザに通知するためのアラーム音を音声出力部700から出力させたりする。また、制御部400は、医用テレメータから各患者の生体情報データを取得した場合、それらの生体情報データに対して、例えば閾値判定や不整脈検出などを行うことにより、患者の容態に異常が生じていないかを判定してもよい。
表示部200は、例えばタッチパネル式の液晶表示装置であり、表示機能と入力機能とを有している。表示部200は、制御部400から順次供給される画像データに基づいて、例えば表示部200に基本画面210を表示する。なお、表示部200は制御部400から供給される画像データに基づいて、個人画面を表示することもできる。
また、表示部200には、ユーザ操作(具体的には、タッチ操作)を受け付けると、その操作内容を示す操作信号を生成して、その操作信号を制御部400に伝送する。ユーザは、後述する操作手段をタッチ操作することで、セントラルモニタ100の監視に関する設定を変更することができる。なお、表示部200から患者情報を入力することなどもできる。
記憶部600は、例えば、半導体メモリ装置またはハードディスクなどの記憶装置であり、制御部400により実行されるプログラムや制御部400から供給された各種データを記憶する。
音声出力部700は、スピーカであり、アラーム音などの出力を行う。
なお、本実施の形態のセントラルモニタ100は、表示部200と、受信部300と、制御部400と、情報入力部500と、記憶部600と、音声出力部700と、の構成を全て1つの筐体に収容した一体型構成を採用しているが、これらの各構成を別々の筐体に収容し、接続手段を介して接続した独立型構成を採用してもよい。
次に、本実施の形態のセントラルモニタ100の監視に関する設定を変更させるための設定変更処理動作について説明する。
ここでは、表示部200は、制御部400の画像処理により生成される画像データに基づいて、複数の患者の患者情報および生体情報データをリアルタイムで表示する。具体的には、図4に示すように、基本画面210に表示区域220a〜220hが配置される。なお、本実施の形態では、表示区域に対応付けられた一患者についての設定変更処理の例として、「佐藤浩太」の監視に関する設定を変更する処理について説明する。また、ここでは、設定変更処理が、監視の中断(言い換えれば、監視の一時停止)である場合を例にとって説明する。
まず、ユーザは設定変更処理を起動させるためのユーザ操作(本実施の形態では、タッチ操作とする)を操作手段に対して行う。本実施の形態では、この操作手段は、図4に示すように、患者情報表示部223b内に配置された選択メニュー起動ボタンとしてのショートカットメニュー起動ボタン223b’である。
ユーザはショートカットメニュー起動ボタン223b’をタッチ操作して、設定変更処理を起動させる。ショートカットメニュー起動ボタン223b’が患者情報表示部223b内に配置されることで、ユーザは患者情報を確認しながら操作を行うことができるので、基本画面210に表示される患者数が多くても、設定変更対象の患者を間違えることを確実に防止できる。
なお、ショートカットメニュー起動ボタン223b’は透明である。ここで、「ショートカットメニュー起動ボタン223b’は透明」とは、ショートカットメニュー起動ボタン223b’の配置位置と患者情報表示部223bの患者情報の表示位置とが重なった場合でも患者情報が隠れることなく完全に視認できる状態であり、ショートカットメニュー起動ボタン223b’自体は目に見えない状態であることを意味する。ショートカットメニュー起動ボタン223b’は目に見えないが、ショートカットメニュー起動ボタン223b’を患者情報表示部223bの領域全体にわたって配置させたことで、患者情報表示部223bの領域全体がショートカットメニュー起動ボタン223b’になっているため、ユーザはそのボタン自体を視認できなくてもその位置を確実に認識することができる。また、ショートカットメニュー起動ボタン223b’が不透明である場合は、ショートカットメニュー起動ボタン223b’が患者情報表示部223bの領域全体にわたって配置された場合であっても、部分的に配置された場合であっても、患者情報表示部223b内に表示可能な情報量が減少してしまうが、本実施の形態ではショートカットメニュー起動ボタン223b’が透明であるため、患者情報の表示可能量を減少させずにすむ。ショートカットメニュー起動ボタン223b’が患者情報と重ならないように配置される場合は、ショートカットメニュー起動ボタン223b’は不透明であってもよい。
設定変更処理を起動すると、図5に示すように、設定の変更内容を複数の候補の中からユーザに選択させるための選択メニューとしてのショートカットメニュー230が、表示区域220b内に配置されて表示される。本実施の形態では、ショートカットメニュー230は波形表示部222b内に配置されるため、ユーザが見ることが比較的多い計測値表示部221bの視認性に、ショートカットメニュー230の表示が全く影響を与えない。また、ショートカットメニュー230は半透明である。これにより、波形表示部222b内の波形の視認性低下を最小限に抑制できる。なお、ショートカットメニュー230が波形表示部222b内の余白部分に配置される場合には、ショートカットメニュー230を半透明にしなくても波形の視認性低下を防止できる。
ショートカットメニュー230には、ユーザに変更内容を選択させるためのボタン(変更内容選択ボタン)が含まれる。本実施の形態では、変更内容選択ボタンとして、監視の開始を選択させるための入床ボタン231、監視の一時停止を選択させるための中断ボタン232、監視の終了を選択させるための退床ボタン233、および監視対象の生体情報データの閾値設定を選択させるためのアラーム設定ボタン234などが含まれる。なお、ショートカットメニュー230に含まれるボタンの種類(つまり個数)などは上記の場合に限られず、ユーザ操作により適宜変更できる。ただし実際には、表示区域220bあるいは波形表示部222bの広さとの関係で、配置可能な変更内容選択ボタンの個数には上限がある。よって、ショートカットメニュー230には、比較的詳細な設定作業を伴わない中断(監視の一時停止)や退床(監視の終了)のための中断ボタン232や退床ボタン233を少なくとも含めるようにすればよい。
なお、中断または退床のためのユーザ操作は、ある患者に対して監視をしなくなる場合に行われる。この場合、その患者に対応付けられた表示区域220bに表示される情報量が減少しても問題ないため、変更内容が中断および退床の少なくとも一方に限られる場合には、ショートカットメニュー230は波形表示部222bだけでなく計測値表示部221bに表示されてもよいし、不透明であってもよい。
ユーザが中断ボタン232をタッチ操作すると、図6に示すように、監視の一時停止を実行してよいかどうかをユーザに確認させるための設定変更確認ボタン240が、ショートカットメニュー230と同様に波形表示部222b内に配置される。また、設定変更確認ボタン240はショートカットメニュー230と同様に半透明である。この設定変更確認ボタン240は、変更内容を実行させるための実行ボタン241と、変更内容の実行をキャンセルさせるためのキャンセルボタン242とを含む。
なお、中断または退床のためのユーザ操作は、ある患者に対して監視をしなくなる場合に行われる。この場合、その患者に対応付けられた表示区域220bに表示される情報量が減少しても問題ないため、中断または退床のための設定変更確認ボタン240は波形表示部222bだけでなく計測値表示部221bに表示されてもよいし、設定変更確認ボタン240は不透明であってもよい。
ユーザが実行ボタン241をタッチ操作すると、監視の中断が実行され、設定変更処理が完結する。その結果、図7に示すように、表示区域220b内には波形や計測値が表示されなくなる(中断区域250)。中断区域250には、患者の氏名とモニタ中断中の経過時間とが表示されるとともに、監視の再開を示す再開ボタン251が表示される。モニタ中断中に再開ボタン251がタッチ操作された場合、監視が再開されることとなる。なお、中断区域250の表示態様はこれに限らず、患者の氏名とモニタ中断中の時間とが共に表示されなくてもよいし、どちらか一方のみが表示されてもよい。
以上説明したように、本実施の形態では、一患者(「佐藤浩太」)についての設定変更処理を起動させてから完結させるまでの一連のユーザ操作に必要な操作手段(ショートカットメニュー起動ボタン223b’、ショートカットメニュー230および設定変更確認ボタン240)はいずれも、基本画面210において、「佐藤浩太」に対応する表示区域220b内に配置される。これにより、「佐藤浩太」の監視に関する設定を変更する際に、「佐藤浩太」のための個人画面を表示区域220b外に表示させることなく、「佐藤浩太」のための設定変更を実行させることができる。
ここで、セントラルモニタ100では、監視に関する設定を変更する場合、従来と同様、個人画面を経由して設定変更操作を行うこともできる。個人画面を経由して監視の中断を行う場合、まず計測値表示部221b内に配置された個人画面起動ボタン221b’(図8)をタッチ操作する(第1ステップ)、そうすると、表示区域220a〜220hの幅(高さ方向のサイズ)が縮小されて表示画面の左半分に寄せ集められ、表示画面の右半分が空けられ、これと同時に、個人画面260が基本画面210の右側に表示される(図9)。このような表示態様は、横長の表示画面の場合に有効である。
次いで、ユーザは個人画面260内のメニューボタン261をタッチ操作して(第2ステップ)、図10に示す個人メニュー画面270を個人画面260上に重ねて表示させる。次いで、ユーザは個人メニュー画面270内の中断ボタン271をタッチ操作し(第3ステップ)、さらにその後に表示される設定変更確認ボタン280内の実行ボタン281(図11)をタッチ操作して(第4ステップ)、設定変更処理を完結する。
このように、個人画面260を表示画面の右半分に表示した場合、表示区域220a〜220h内に表示される生体情報データの波形数や計測値数は減少するが、図1Cに示すような、表示画面の下側の領域を覆い隠してしまう個人画面4gと比べると、監視の精度に与える影響を最小限に留めることができる。ただし、基本画面210が表示画面の左半分に寄せ集められるというレイアウト変更が伴うこととなる。これに対して、本実施の形態では、個人画面260を表示しないので、レイアウト変更を全く伴うことなく、図7に示すような監視の中断の状態に入ることとなる。つまり、一患者の監視に関する設定を変更する場合に、他の患者の監視精度に与える影響が全くない。さらに、上述の個人画面260経由の場合は、4ステップの操作を経て監視の設定変更を完結するが、本実施の形態では3ステップのタッチ操作により、監視の設定変更を完結できるため、操作の手間を軽減できる。
さらに、本実施の形態では、ショートカットメニュー起動ボタン223b’は患者情報表示部223b内に配置される一方で、個人画面起動ボタン221b’は計測値表示部221b内に配置されている。つまり、ショートカットメニュー起動ボタン223b’と個人画面起動ボタン221b’が離れて配置されている。これにより、ユーザがこれらのボタンを間違えて操作する可能性が低くなる。また、個人画面起動ボタン221b’は、ショートカットメニュー起動ボタン223b’と同様、透明であることが好ましい。
(変形例)
ところで、表示部200の画面サイズは通常、十数インチ〜二十数インチ程度であるが、近年のテレビ受像機の大画面化と同様、セントラルモニタ1の表示部200についても今後、大画面化が予想される。表示部200が大画面化すると、基本画面210や各表示区域220a〜220hのサイズが大きくなる。よって、一患者についてのより多くの情報や表示物、例えば上記の個人画面260や個人メニュー画面270を、波形や計測値とともに、それぞれの視認性を低下させることなく、その一患者に対応する表示区域内に表示させることが可能となる。つまり、この場合は、個人画面経由で行う設定変更処理の起動から完結までをその表示区域内で行うことができる。
大型の表示部200において、個人画面を経由して行う設定変更処理の起動から完結までを表示区域内で行うことができない場合、表示部200が大型であるが故に操作の動線が長くなりやすく、操作に手間がかかる。これに対して、この変形例では、大型の表示部200において、視認性を低下させることなく、操作の動線が長くなることを抑制し、操作の手間を軽減できるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されるものではない。よって、上記実施の形態は、種々変更して実施可能である。
100 セントラルモニタ
200 表示部
210 基本画面
220a、220b、220c、220d、220e、220f、220g、220h 表示区域
221b 計測値表示部
221b’ 個人画面起動ボタン
222b 波形表示部
223b 患者情報表示部
223b’ ショートカットメニュー起動ボタン
230 ショートカットメニュー
231 入床ボタン
232、271 中断ボタン
233 退床ボタン
234 アラーム設定ボタン
240、280 設定変更確認ボタン
241、281 実行ボタン
242 キャンセルボタン
250 中断区域
251 再開ボタン
260 個人画面
261 メニューボタン
270 個人メニュー画面

Claims (10)

  1. 生体情報データの表示領域を分割した複数の表示区域を有する基本画面において、個々の表示区域内に個々の患者の生体情報データを表示する表示手段と、
    ユーザ操作を受け付ける操作手段と、
    個々の患者の監視に関する設定を管理するとともに、前記設定を変更させる設定変更処理を、前記操作手段により受け付けられたユーザ操作に従って実行する制御手段と、
    を有し、
    前記複数の表示区域のいずれかに対応付けられた一患者についての設定変更処理を起動させてから完結させるまでの一連のユーザ操作に必要な操作手段はいずれも、前記基本画面において、前記一患者に対応する表示区域内に配置される、
    生体情報監視装置。
  2. 前記一連のユーザ操作に必要な操作手段は、前記設定の変更内容を複数の候補の中からユーザに選択させるための選択メニューと、前記選択メニューを表示させるための選択メニュー起動ボタンと、を含む、
    請求項1記載の生体情報監視装置。
  3. 前記操作手段は、前記選択メニューにおいて選択された変更内容を実行してよいかどうかをユーザに確認させるための設定変更確認ボタンをさらに含む、
    請求項2記載の生体情報監視装置。
  4. 前記一患者に対応する表示区域は、前記一患者の生体情報データの波形を表示する波形表示部と、前記一患者の生体情報データの計測値を表示する計測値表示部と、を含み、
    前記選択メニューは、前記波形表示部内に配置される、
    請求項2記載の生体情報監視装置。
  5. 前記選択メニューは、半透明である、
    請求項4記載の生体情報監視装置。
  6. 前記設定変更確認ボタンは、前記波形表示部内に配置される、
    請求項3記載の生体情報監視装置。
  7. 前記設定変更確認ボタンは、半透明である、
    請求項6記載の生体情報監視装置。
  8. 前記一患者に対応する表示区域は、前記一患者に関する患者情報を表示する患者情報表示部をさらに含み、
    前記選択メニュー起動ボタンは、前記患者情報表示部内に配置される、
    請求項2記載の生体情報監視装置。
  9. 前記選択メニュー起動ボタンは、透明である、
    請求項8記載の生体情報監視装置。
  10. 前記選択メニューにおいて候補として示される変更内容は、前記一患者の監視の一時停止または終了を少なくとも含む、
    請求項2記載の生体情報監視装置。
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