JP2001273434A - 広域広告システム - Google Patents

広域広告システム

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JP2001273434A JP2000082975A JP2000082975A JP2001273434A JP 2001273434 A JP2001273434 A JP 2001273434A JP 2000082975 A JP2000082975 A JP 2000082975A JP 2000082975 A JP2000082975 A JP 2000082975A JP 2001273434 A JP2001273434 A JP 2001273434A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般の広告依頼主を含む全ての依頼主が簡便
な操作で広告内容および表示位置を選択して表示させる
ことができるようにすること。 【解決手段】 広告情報を作成し、発信するクライアン
ト端末と、インタネットを介してクライアント端末から
受信した広告情報をクライアント端末から指定された構
造物の表示装置に向けてインタネットを介して送信する
広告制御サーバと、この広告制御サーバから受信した広
告情報を自構造物または隣接構造物に設置された単一ま
たは複数の表示装置に転送し、表示させる表示制御装置
とから成り、クライアント端末に、表示装置の位置情
報、表示内容、表示希望時間帯および依頼主識別情報を
含む表示要求を入力する入力手段と、入力された表示要
求をインタネットを通じて広告サーバに送信する送信手
段とを設ける。広告制御サーバに、クライアント端末か
ら受信した表示要求に対し、予約状況に応じて当該表示
要求に対する予約登録を行う表示予約管理手段を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般の広告依頼主
または広告宣伝代理業者などの広告依頼主から依頼され
た広告情報をインタネットを通じて建物などの構造物に
設置された表示装置に転送して表示させる広域広告シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来において、企業の広告あるいは商品
の広告を行う場合、市街地等の建物の屋上等に看板を設
置し、これに必要な広告情報のポスターを貼り付けると
いう広告宣伝方法が一般的に行われている。しかし、こ
の方法では、広告内容を変更するためにポスターを貼り
替えなければならず、迅速に広告内容を変更できないと
いう問題があった。そこで、例えば特開平8−1944
47号公報に開示されているように、無線によって表示
画像情報を受信して表示する電子看板を設け、この電子
看板に対し自動車などの移動体送信局から画像情報を送
信することにより、広告内容を変更するようにしたもの
がある。また、特開平9−325992号公報に開示さ
れているように、画像データを記憶する記憶部を備えた
表示装置に対し、パーソナルコンピュータ等からネット
ワークを通じて広告内容に対応する画像情報を送信し、
広告内容を表示させるようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの方法
は、基本的には専門の広告宣伝業者が一般の広告依頼主
からの依頼を受けて実施することを前提とするものであ
り、一般の広告依頼主が簡便な操作で広告内容を表示さ
せることはできないという問題がある。また、予算に応
じて、表示装置のサイズあるいは数を選択しようとして
も、どのような表示装置が準備されているのかを依頼主
側で知ることができないため、予算あるいは広告宣伝効
果を考慮した広告の仕方を選択できず、自由度がないと
いう問題がある。また、広告宣伝効果を大きくするに
は、表示内容が見える位置を通過する通行人の年齢、性
別などの階層構成に応じて表示内容を変えるのが適切で
あるが、従来のシステムでは通行人の階層構成に拘わら
ず同じ表示内容を表示しているため、適切な広告宣伝効
果を期待できないという問題がある。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、一般の広告依頼主を含む全ての
依頼主が簡便な操作で広告内容および表示位置を選択し
て表示させることができる広域広告提供システムを提供
することにある。また、予算あるいは広告宣伝効果を依
頼主側で考慮した広告の仕方を選択することができる広
域広告提供システムを提供することにある。さらに、通
行人の階層構成を考慮し、適切な広告宣伝効果を得るこ
とができる広域広告提供システムを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、広告情報を作成し、発信するクライアン
ト端末と、インタネットを介してクライアント端末から
受信した広告情報をクライアント端末から指定された構
造物の表示装置に向けてインタネットを介して送信する
広告制御サーバと、この広告制御サーバから受信した広
告情報を自構造物または隣接構造物に設置された単一ま
たは複数の表示装置に転送し、表示させる表示制御装置
とから成り、前記クライアント端末に、表示装置の位置
情報、表示内容、表示希望時間帯および依頼主識別情報
を含む表示要求を入力する入力手段と、入力された表示
要求を前記インタネットを通じて前記広告サーバに送信
する送信手段とを設け、前記広告制御サーバに、クライ
アント端末から受信した表示要求に対し、当該表示要求
で要求されている表示装置の予約状況を予約管理テーブ
ルから検索し、予約状況に応じて当該表示要求に対する
予約登録を行う表示予約管理手段と、予約登録した表示
予約内容に対する利用料金を算出し、クライアント端末
に送信する課金手段とを設けたことを特徴とする。
【0006】また、前記クライアント端末に、表示装置
の位置情報、表示内容、表示希望時間帯、予算および依
頼主識別情報を含む表示要求を入力する入力手段と、入
力された表示要求を前記インタネットを通じて前記広告
サーバに送信する送信手段とを設け、前記広告制御サー
バに、クライアント端末から受信した表示要求に対し、
当該表示要求で要求されている表示装置の予約状況を予
約管理テーブルから検索すると共に利用料金を算出し、
表示要求の条件を満たす表示装置の位置および属性情報
をクライアント端末に返信する条件検索手段とを設けた
ことを特徴とする。
【0007】さらに、前記広告制御サーバに、表示装置
の位置および数を含むパラメータによって表示効果を定
めた表示効果テーブルをさらに設け、この表示効果テー
ブルに設定された表示効果値を参照して利用料金を算出
することを特徴とする。
【0008】また、新規の表示要求に対し他の表示要求
が既に予約登録されている場合、該当する依頼主同士で
のオークション処理を起動し、利用料金の高い方の依頼
主の表示要求を選択して予約登録することを特徴とす
る。また、表示内容に対する不適切表現のチェックを行
う手段を設けたことを特徴とする。
【0009】また、各表示装置の表示内容の見える位置
を通過する通行人の階層構成情報を時間帯別に格納した
通行人管理テーブルを設け、各クライアント端末からの
参照要求に応じて要求元のクライアント端末に返信する
ことを特徴とする。また、表示要求で要求された表示位
置における表示装置の表示属性情報を格納した表示装置
管理テーブルを設け、各クライアント端末からの参照要
求に応じて表示属性情報を要求元のクライアント端末に
返信することを特徴とする。
【0010】さらに、各表示装置における予約状況を予
約管理テーブルを検索して調べ、予約が未登録の時間帯
における通行人階層情報を前記通行人管理テーブルから
取得し、通行人階層に適合する表示内容を表示させる手
段を設けたことを特徴とする。また、記表示装置を複数
の表示ユニットを並べたもので構成し、前記表示制御装
置には各表示ユニットをグループ化して駆動する駆動回
路を設けたことを特徴とする。
【0011】さらに、複数の表示装置を使用する連携表
示要求に対し、連携表示パターンの種類と表示装置の属
性情報をクライアント端末に返信する手段を設けたこと
を特徴とする。
【0012】また、表示制御装置内に、表示に要した電
力量を表示予約別に計測し、その計測結果を広告制御サ
ーバに送信する手段を設け、広告制御サーバにおいて受
信した電力量の値が予め計算した概算値の許容範囲内で
ない場合には保守点検作業指示をシステム管理者に通知
する手段を設けたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
従い説明する。図1は、本発明の広域広告提供システム
の一実施形態を示すシステム構成図である。図1に示す
システムは、一般の広告依頼主が使用するクライアント
コンピュータ11,12および専門の広告宣伝業者が使
用するクライアントコンピュータ13と、システム保守
管理者が使用するクライアントコンピュータ14とを備
え、さらにインタネット15を介してクライアントコン
ピュータ11〜13から受信した広告情報を指定された
構造物16〜18の表示装置19〜22に向けてインタ
ネット15を介して送信するサーバ23と、このサーバ
23から受信した広告情報を自構造物または隣接構造物
に設置された単一または複数の表示装置19〜22に転
送し、表示させるディスプレイ制御装置24〜26とを
備えている。ここで、各クライアントコンピュータ11
〜14およびサーバ23、ディスプレイ制御装置24〜
26は通信回線27〜33によってインタネット15に
接続可能に構成されている。
【0014】表示装置19〜22は、図2に示すように
複数の表示ユニット34を平板上に並べて構成したもの
である。この表示ユニット34は、例えばシート状の表
示装置で構成され、建物の壁面などに並べて取り付ける
ことができるものである。このような構成の表示装置1
9〜22は、図3に示すように、m個(m≧2)単位で
グループ化してマルチスクリーン35〜39として分割
してディスプレイ制御装置24〜26から駆動可能にな
っている。なお、図1においては、建造物毎にディスプ
レイ制御装置を設け、各建造物に設置された表示装置1
9〜22を駆動するようにしているが、建造物が隣接し
ている場合、複数の表示装置を1つのディスプレイ制御
装置で駆動する構成にすることができる。
【0015】図4は、サーバ23の詳細構成を示すブロ
ック構成図であり、キーボード41、マウス42、FD
読取装置43、イメージスキャナ44、インタネット1
5との回線接続部45、CPU46、表示装置47、記
憶装置48および外部記憶装置49を備えている。FD
読取装置43は、依頼主からの広告内容がフロッピー
(登録商標)ディスクによって持ち込まれた場合にその
記憶内容を読み出すために用意されるものである。ま
た、イメージスキャナ44は、依頼主からの広告内容が
写真等の印刷物で持ち込まれた場合にその記録内容を読
み取るために用意されるものである。記憶装置48に
は、依頼主からの表示要求を受付け、予約を行うなどの
各種のプログラムが記憶されている。これらのプログラ
ムは、利用者管理部481、コンテンツ表示予約・照会
部482、コンテンツ模擬表示部483、課金情報管理
部484、表示予約オークション処理部485、コンテ
ンツチェック部486、スケジューリング部487、マ
ルチスクリーン管理部488、表示情報同報配信部48
9、表示最適情報管理部490、主要母国語翻訳部49
1、条件検索部492、使用電力量概算計算部493、
世界カレンダー494という機能的な処理プログラムに
よって構成されている。
【0016】また、外部記憶装置49には、各種の管理
テーブル群495と、表示地域の住民構成などの基本情
報496が記憶されている。なお、基本情報496は、
依頼主からの参照要求があった際に、インタネット15
を通じて該当する自治体のデータベースからその都度取
得する構成であってもよい。利用者管理部481は、依
頼主のID番号や名称、料金支払い方法などの利用者ご
との個別情報を管理するものである。コンテンツ表示予
約・照会部482は、依頼主からの広告の表示要求に対
し、予約状況を調べ、予約がなければ予約登録し、さら
に利用料金を算出して依頼主に請求するなどの処理を行
うものである。コンテンツ模擬表示部483は、依頼主
からの要求に応じて広告内容の模擬表示画像を生成し、
依頼主のクライアントコンピュータに返信するものであ
る。課金情報管理部484は、予約登録された表示要求
に対する利用料金あるいは条件検索によって検索された
表示要求に対する利用料金を算出するものである。表示
予約オークション処理部485は、新規の表示要求に対
し他の表示要求が既に予約登録されている場合、該当す
る依頼主同士でのオークション処理を起動し、利用料金
の高い方の依頼主の表示要求を選択して予約登録するも
のである。
【0017】コンテンツチェック部486は、予約登録
された表示内容の中に公序良俗に抵触するような表現な
どの不適切な表現があるか否かをチェックし、不適切な
表現が存在している場合には、表現を改めるように通知
し、指定日までに改めなかった場合は予約を取消す、あ
るいは以後の表示要求を拒否するなどの処理を行うもの
である。
【0018】スケジューリング部487は1日の中で指
定された時刻に、所定時間後に表示すべき予約が登録さ
れているか否かを調べ、登録されている場合には、その
予約登録された表示内容(コンテンツ)を該当する表示
装置に向けて表示情報同報配信部489から配信させる
ものである。マルチスクリーン管理部488はマルチス
クリーン形式による表示予約があった場合、要求された
マルチスクリーンの表示パターンで該当する表示装置が
表示可能であるかなどのチェックを行い、可能であれ
ば、該当する表示装置の表示モードを要求されたマルチ
スクリーンの表示パターンでの表示モードに設定するも
のである。表示情報同報配信部489は、スケジューリ
ング部487からの指示に従い、予約登録された表示内
容(コンテンツ)を該当する表示装置に向けて配信する
ものである。表示最適情報管理部490は、各表示装置
における予約状況を調べ、予約が未登録の時間帯におけ
る通行人階層情報を通行人管理テーブル(後述)から取
得し、通行人階層に適合する表示内容を表示させるもの
である。主要母国語翻訳部491は、表示装置に表示さ
せるコンテンツを当該表示装置が設置された地域の母国
語に翻訳するものである。条件検索部492は、依頼主
が広告を依頼する場合に、予算や表示希望位置に適合す
る表示装置の予約状況、利用料金を調べて依頼主に返信
するためのものである。
【0019】使用電力量概算計算部493は、表示に要
した電力量がディスプレイ制御装置から返信されて来た
場合に、その電力量の値が予め計算した概算値の許容範
囲内でない場合には、表示が正常に行われていないもの
と判断し、保守点検作業指示をシステム管理者に通知す
るものである。この場合、表示が正常に行われない現象
は、ディスプレイ制御装置自身の故障、通信回線の異
常、表示装置の故障の他に、ディスプレイ制御装置を設
置した構造物の持ち主等が故意に表示時間を短くする、
あるいは全く表示させないなどの不正行為をした場合も
起こり得る。使用電力量概算計算部493はこれらの現
象を全て検出するために特別に用意されるものであり、
この機能を用意しておくことにより、表示装置が国外の
遠隔地にあっても装置故障あるいは不正行為を確実に検
出し、対策をとることが可能になる。世界カレンダー4
94は、複数の国に同じ内容の広告を同時刻に表示する
場合に、各国の標準時刻に合わせて表示させるためのも
のである。
【0020】図5は、ディスプレイ制御装置24〜26
の内部構成を詳細に示したブロック構成図であり、キー
ボード51、マウス52、CPU53、表示装置54、
インタネット15への回線接続部55、記憶装置56、
外部記憶装置57、ディスプレイ駆動回路58、電力計
60を備えている。記憶装置56には、表示情報受信処
理部561、表示パターン展開処理部562、ディスプ
レイ管理処理部563、世界カレンダー564などのプ
ログラムが記憶されている。また、外部記憶装置57に
は、当該ディスプレイ制御装置が駆動する表示装置の各
表示ユニットの属性情報(マルチスクリーン表示モード
の可否、マルチスクリーン表示モードでの表示パターン
など)571が格納されている。
【0021】図6は、サーバ23の外部記憶装置49内
に設けられる依頼主管理テーブル61の構成を示すもの
であり、依頼主ID601、依頼主種別コード602、
依頼主名称603、依頼主Eメールアドレス604、支
払い種別コード605、利用回数が多くなるに従って料
金を割り引くための利用ポイント606、利用制限コー
ド607の各格納フィールドが設けられている。依頼主
種別コード602は、依頼主が個人、企業、官公庁など
のいずれに属するかを区別するものである。これは、依
頼主が官公庁である場合に料金を企業とは異なる計算式
で計算する場合などに使用するものである。依頼主Eメ
ールアドレス604は、予約結果や利用料金等をEメー
ルで依頼主に返信する場合に使用するためのものであ
る。支払い種別コード605は、利用料金を銀行引き落
とし、現金振込み、クレジットカード、小切手等のいず
れで決済するかを示すものである。利用制限コード60
7は、当該依頼主の予約要求があっても数値が大きくな
るほど予約登録を制限するためのものである。これは、
例えば料金の支払い遅延回数が多いなどの理由によっ
て、利用を制限する場合に使用するものであり、システ
ム管理者によって値が変更される。
【0022】図7は、サーバ23の外部記憶装置49内
に設けられる予約受付け管理テーブル71の構成を示す
ものであり、予約番号701、依頼主ID702、予約
受付け日時703、予約されたディスプレイ数(表示ユ
ニットの数)704、予約されたディスプレイID(表
示ユニットのID)(1)705〜(n)706、表示
開始日時707、表示終了日時708、コンテンツID
709、マルチスクリーン表示モード710、予約金額
711、予約状態コード712の各フィールドを備えて
いる。ディスプレイ数(表示ユニットの数)704、予
約されたディスプレイID(表示ユニットのID)
(1)705〜(n)706、表示開始日時707、表
示終了日時708、コンテンツID709、マルチスク
リーン表示モード710が予約内容を構成する。ディス
プレイ数704は、表示装置19〜22の数ではなく、
図3に示した表示ユニット34を単位とした数である。
例えば、予約番号701=「123456」の予約内容
では、ディスプレイ数704=40であるので、40個
の表示ユニットを用いて分割表示する予約であることを
示している。マルチスクリーン表示モード710は、マ
ルチスクリーン形式で表示するのか、他の表示装置と連
携して表示するのかを区別するものである。予約状態コ
ード712は、予約された内容が金額を含めて確定して
いるのか、確定待ちであるのか、オークション途中であ
るのかを区別するものである。確定待ちとオークション
中との相違は、確定待ちが予約競合なしの状態であるの
に対し、オークション中が予約競合ありの確定待ち状態
であるということである。
【0023】図8は、サーバ23の外部記憶装置49内
に設けられるスケジュール管理テーブル81の構成を示
すものであり、スケジュール番号801、予約番号80
2、送信状態コード803、表示管理コード804の各
フィールドを備えている。予約番号802は図7の予約
番号701と同じであるが、スケジュール番号801は
確定した予約内容を表示すべくスケジュールした番号を
意味する。送信状態コード803は、スケジュールした
予約内容を送信したのか、送信待ちの状態にあるのか、
送信したけれども送信エラーとなったのかを示すもので
ある。表示管理コード804は、スケジュールした予約
内容を既に表示したのか、表示待ちにあるのかを示すも
のである。
【0024】図9は、サーバ23の外部記憶装置49内
に設けられるディスプレイ管理テーブル(その1)91
の構成を示すものであり、ディスプレイ制御装置ID9
01、IPアドレス902、国コード903、地域コー
ド904、管理者ID905、稼動開始日時906、状
態コード907の各フィールドを備えている。ディスプ
レイ制御装置ID901は、ディスプレイ制御装置24
〜26に固有に割当てられたIDであり、国コード90
3および地域コード904は当該ディスプレイ制御装置
が設置された国及び地域に割当てられたコードである。
状態コード907は、当該ディスプレイ制御装置が稼動
中であるのか、修理中であるのか、停止中であるのかを
示すものである。
【0025】図10は、サーバ23の外部記憶装置49
内に設けられる通行人管理テーブル101の構成を示す
ものであり、ディスプレイID別のテーブル101−1
〜101−nから構成され、各テーブルには、時間帯1
011別に当該ディスプレイ制御装置で駆動している表
示装置の表示内容が見える位置を通過する通行人の階層
構成が人数の多い順に設定されている。例えば、ディス
プレイID=D123456のテーブル101−1に
は、午前5;00〜6;00の間には最も多い通行人階
層(1)1012として「学生」が設定され、次に多い
通行人階層(2)1013として「サラリーマン」が設
定され、さらに次に多い通行人階層(3)1014とし
て「OL」が設定されている。この通行人管理テーブル
101は、予約の空き時間帯などに通行人の階層構成に
適した広告内容を表示する場合に用いられる。また、依
頼主が現地の通行人階層を知りたい場合に、その参照要
求があった場合に返信するために用いられる。
【0026】図11は、サーバ23の外部記憶装置49
内に設けられるディスプレイ管理テーブル(その2)1
11の構成を示すものであり、ディスプレイID111
1、ディスプレイ制御装置ID1112、マルチスクリ
ーンポジションコード1113、管理者ID1114、
稼動開始日時1115、状態コード1116の各フィー
ルドを備えている。ディスプレイID1111は、表示
装置19〜22を構成する各表示ユニット34に割当て
られたIDを示し、ディスプレイ制御装置ID1112
は当該表示ユニット34を駆動するディスプレイ制御装
置(24〜26)に割当てられたIDである。マルチス
クリーンポジションコード1113は、マルチスクリー
ン表示モードで表示する場合の当該表示ユニットの表示
装置内におけるX−Y座標を示すものである。例えば、
ディスプレイID=000002の表示ユニットにおけ
る「左中央02−02」とは、表示装置を図3(a)に
示すように分割して表示する場合に、図3(a)に符号
34Aで示す位置に存在する表示ユニットであることを
示している。管理者ID1114、稼動開始日時111
5、状態コード1116は図9のものと同じである。こ
の図11のディスプレイ管理テーブル(その2)111
の登録内容および図9のディスプレイ管理テーブル(そ
の1)91の登録内容は、クライアントコンピュータ1
1〜13からの参照要求に応じて、ディスプレイ制御装
置および表示ユニットの属性情報として送信される。
【0027】図12は、サーバ23の外部記憶装置49
内に設けられるコンテンツ管理テーブル121の構成を
示すものであり、コンテンツID1201、予約番号1
202、コンテンツサイズ1203、コンテンツデータ
格納ディレクトリ1204の各フィールドを備えてい
る。コンテンツID1201、予約番号1202は図7
で示したものと同じである。コンテンツサイズ1203
は、コンテンツ(表示内容)のデータサイズであり、単
位はバイトである。また、コンテンツデータ格納ディレ
クトリ1204は、コンテンツデータの格納エリアを表
すものである。
【0028】図13は、サーバ23の外部記憶装置49
内に設けられる表示効果レベル管理テーブル131の構
成を示すものであり、国コード1301、地域コード1
302、表示効果レベル1303の各フィールドを備え
ている。国コード1301、地域コード1302は図9
のものと同じである。表示効果レベル1303は、表示
装置の位置によって広告宣伝効果が異なるので、その広
告宣伝効果の度合いを国および地域別に設定したもので
ある。この表示効果レベル1303の値は、数値が大き
いほど広告宣伝効果が大きいことを意味している。な
お、図13では、国と地域の2つのパラメータによって
表示効果レベルを区別しているが、1つの表示装置を構
成する表示ユニットの数や道路に対する向き、通行人か
らの見易さなども含めて設定するようにすればさらに効
果的である。
【0029】図14は、サーバ23の外部記憶装置49
内に設けられる課金管理テーブル141の構成を示すも
のであり、図13の表示効果レベルとディスプレイ数
(表示ユニット数)との組み合わせにより、複数段階の
利用料金(単位=円)が設定されている。例えば、表示
効果レベル=「1」でディスプレイ数=「1」の利用料
金は「3000円」に設定され、表示効果レベルが高い
ほど利用料金が高くなり、ディスプレイ数が多いほど割
安料金になるように設定されている。
【0030】図15は、予約済みの表示内容を表示させ
る場合に、サーバ23からディスプレイ制御装置24〜
26に送信するデータの構成を示す図であり、認証コー
ド1501、スケジュール番号1502、表示ディスプ
レイ数1503、ディスプレイID(1)1504〜
(n)1505、表示開始日時1506、表示終了日時
1507、マルチスクリーン表示モード1508、コン
テンツサイズ1509、コンテンツデータ1510の各
データが送信されるようになっている。認証コード15
01は、本システムのデータと他のシステムのデータと
を区別するためのシステム固有のコードである。その他
のデータは前述した各管理テーブルのものと同じであ
る。なお、これらのデータは、ハッカーなどの不正行為
によって認証コードを盗まれたり、不正データによる破
壊行為から防御するために、必要に応じて特有の暗号鍵
および暗号アルゴリズムで暗号化して送信される。
【0031】図16は、サーバ23がクライアントコン
ピュータ11〜13から広告依頼を受ける前に、サーバ
管理者またはシステム管理者が依頼主のIDを依頼主管
理テーブル61(図6)に登録する場合のサーバ23に
おける処理を示すフローチャートである。まず、サーバ
管理者またはシステム管理者が依頼主のIDを登録する
ためのコマンドを入力すると、図17に示すような「コ
ンテンツ表示予約(依頼主ID入力)」画面1701が
サーバ23のディスプレイ表示画面に表示される。そこ
で、新規に登録するための新規登録ボタン1703、ま
たは既に登録されている依頼主IDを削除するための削
除ボタン1704または既に登録されている依頼主ID
を変更するための変更ボタン1705を操作すると、そ
の操作内容がサーバ23の利用者管理部481に入力さ
れる。サーバ23の利用者管理部481は、操作内容の
データによって処理種別を判別する(ステップ160
1)。すなわち、新規登録であれば、依頼主IDを発番
し(ステップ1602)、さらにクライアントコンピュ
ータ11の依頼主の名称、依頼主種別コード、Eメール
アドレスの個別情報をサーバ管理者またはシステム管理
者に入力させ(ステップ1603)、さらに支払い方法
の種別を入力させる(ステップ1604)。そして、こ
れらの入力情報を図6の依頼主管理テーブル61に依頼
主IDと1組にして登録する(ステップ1605)。
【0032】処理種別が削除であった場合、クライアン
トコンピュータ11の依頼主に既に割当てられている依
頼主IDを依頼主ID入力フィールド1702に入力さ
せる(ステップ1606)。この依頼主IDを受付けた
サーバ23の利用者管理部481は、その依頼主IDが
登録されているレコードのデータ(依頼主種別コード〜
利用制限コード)を全て削除する(ステップ160
5)。
【0033】同様に、処理種別が変更であった場合、ク
ライアントコンピュータ11の依頼主に既に割当てられ
ている依頼主IDを依頼主ID入力フィールド1702
に入力させる(ステップ1607)。この依頼主IDを
受付けた利用者管理部481は、受信した依頼主IDが
登録されているレコードを依頼主管理テーブル61から
探し出し、その依頼主IDに代えて新たな依頼主IDを
入力させ(ステップ1608)、登録する(ステップ1
605)。
【0034】図18は、サーバ23のコンテンツ表示予
約・照会部482の処理の概要を示すフローチャートで
ある。ここでは、クライアントコンピュータ11から表
示予約を行う場合について説明する。まず、コンテンツ
の表示予約を行う場合、サーバ23は依頼主IDをクラ
イアントコンピュータ11の依頼主に入力させる。入力
された依頼主IDは、インタネット15を介してサーバ
23で受信される(ステップ1801)。コンテンツ表
示予約・照会部482は、受信した依頼主IDが依頼主
管理テーブル61に予め登録された正規のIDであるか
否かをチェックし(ステップ1802)、正規のもので
なければ、再度の入力を促す。正規のものであれば、依
頼主種別によって処理を振り分ける(ステップ180
3)。すなわち、依頼主が企業であった場合には、企業
用予約処理を実行し(ステップ1804)、官公庁であ
れば官公庁用の表示予約処理を実行する(ステップ18
05)。個人であった場合には、個人用の予約処理を実
行する。
【0035】以下、ステップ1806以降に示す個人用
の予約処理について代表して説明する。まず、クライア
ントコンピュータ11に新規予約内容を入力させる(ス
テップ1806)。すなわち、クライアントコンピュー
タ11において入力された依頼主IDが正規のものであ
った場合には、サーバ23は図19に示すような広域広
告予約画面1901をクライアントコンピュータ11の
表示画面に表示させる。この画面1901では、インタ
ネット15を通じて世界各国の表示装置に表示予約を行
なえることを示すために画面中央に世界地図が表示され
ると共に、新規予約を行うための新規予約ボタン190
2および予約取消ボタン1903が画面下部に表示され
ている。そこで、新規予約を行う場合には、新規予約ボ
タン1902をマウス操作等によって指定する。する
と、サーバ23は図20に示すような新規予約内容入力
画面2001をクライアントコンピュータ11の表示画
面に表示させる。この画面2001では、依頼主名、依
頼主Eメールアドレス、広告希望期間の開始日時、終了
日時、予算広告希望の国名、地域名、場所名の入力フィ
ールドが表示される。予約を行う場合、この他に、図7
の予約受付け管理テーブル71で示しているように、デ
ィスプレイ数704、ディスプレイID705〜70
6、コンテンツID709、マルチスクリーン表示モー
ド710の情報が必要であるが、コンテンツID709
を除くディスプレイ数704、ディスプレイID705
〜706、マルチスクリーン表示モード710について
は一般の依頼主は詳しく把握していないので、とりあえ
ず、広告希望期間の開始日時、終了日時、予算、広告希
望の国名、地域名、場所名を空欄部分となっている入力
フィールドに入力させる。なお、依頼主名、依頼主Eメ
ールアドレスについては依頼主IDが発行されているわ
けであるので、入力を省略することができる。また、予
算についても入力を省略してもよい。
【0036】国名については、画面右側の国旗のマーク
をマウス操作によって指定することによっても入力する
ことができるようになっている。この場合、場所名と
は、地域名のさらに下位に属する位置を表すものであ
り、例えば地域名が「東京都千代田区」あったとする
と、場所名は「丸の内」といったものである。地域名、
場所名については、国名を入力した後、参照ボタン20
02を操作することによって詳しく見ることができるよ
うになっている。例えば、国名として「アメリカ」を入
力し、参照ボタン2002を操作すると、図21に示す
ように、「アメリカ」の地図2102を表示した地域名
参照画面2101が表示されるので、この画面2101
の中の地域名=地域コード一覧2103の中から予約希
望の地域名を選択して入力する。例えば「アラスカ州」
を入力すると、画面右側に「アラスカ州」の地図210
4が表示される。そこで、詳細ボタン2105を操作す
ると、「アラスカ州」の中で本システムが管理している
表示装置の場所を示す場所名の一覧が地域名一覧と同様
にして表示されるので、その中から場所名を選択する。
地域名および場所名については、地図上の位置をマウス
のクリック操作で指定することも可能である。
【0037】図22は、地域名として「東京都」を指定
した場合に表示される地域詳細参照画面2201の例を
示すものであり、画面左側に「東京都」を含む地図22
02が表示され、画面右側に東京都内の区部の地域名と
地域コードの一覧2203が表示される。そこで、「千
代田区」をマウス操作で選択すると、「千代田区」内の
場所名の一覧2204が表示される。次に、場所名一覧
2204の中から「丸の内」を選択すると、図23の地
域詳細参照画面2301に示すように、「丸の内」を含
む地図が表示されると共に、「丸の内」に設置されてい
る表示装置のディスプレイIDの一覧2302が表示さ
れる。広告を表示させたい場所を地図2303上で指定
すると、その指定位置近傍の場所に存在するディスプレ
イIDが他の場所のIDと区別されて表示される。例え
ばブリンク表示されるので、この中で所望のディスプレ
イIDを選択する。この場合、各ディスプレイIDの表
示ユニットがマルチスクリーン表示モードでの表示が可
能かどうかなどを知る必要があるので、属性参照ボタン
2304を操作する。すると、選択したディスプレイI
Dの表示ユニットを含む表示装置の属性が図24に示す
ような地域詳細参照画面2401の右側に表示される。
図24では、選択したディスプレイIDの表示ユニット
を含む表示装置の属性の1つである広告表示パターン2
402として、4つの表示パターンP1〜P4での表示
が可能であることが表示されている。このうちP3は1
つの表示装置の表示領域を上下に2分割したマルチスク
リーン表示が可能であることを示し、P4は1つの表示
装置の表示領域を左右に2分割したマルチスクリーン表
示が可能であることを示している。
【0038】表示装置の属性の他に、当該地域の様子を
知りたい場合、詳細ボタン2403を操作すると、図2
5に示すような地域詳細参照画面に遷移し、場所名=
「丸の内」の様子を撮影した静止画(または動画)25
02が表示される。この画像によって当該地域の様子を
知ることができ、それに適切な広告コンテンツを選択す
るのに役立てることができる。そして、住民基本情報参
照ボタン2503を選択すると、図26に示すような地
域詳細参照画面2601に遷移し、「千代田区丸の内」
の住民に関する住民構成、経済指標、環境指標等のデー
タが数値で表示される。広告コンテンツを選択する際
に、このデータを参照して適切なもの選択することがで
きる。
【0039】以上のようにして新規予約に必要な情報を
順次に取得しながら入力することができる。なお、図2
5で示した静止画(または動画)2502および図26
で示した住民基本情報はサーバ23内に記憶させておく
代わりにインタネット15でのリンク先を指定してお
き、そこから取得して表示させるようにすることができ
る。また、地域詳細参照画面を順次遷移させながら取得
する代わりに、条件検索部492を起動し、希望する場
所のディスプレイID等の情報を取得することもでき
る。
【0040】条件検索によって希望する場所のディスプ
レイID等の情報を取得しようとする場合、図20の画
面下部の条件検索ボタン2003を操作する。すると、
図27の新規予約=条件検索画面2701に遷移し、こ
の画面中に、依頼主名、広告希望期間、予算、広告希望
場所、連携する他の広告メディア、広告表示パターン等
の条件入力フィールドが表示されるので、必要な情報を
入力する。ここで、必須の情報は、依頼主名、広告希望
期間、予算、広告希望場所、広告表示パターンである
が、連携する他の広告メディアとして携帯電話等の携帯
端末を指定することもできる。地域名や場所名について
は、地図上の位置をマウスのクリック操作によって指定
することも可能である。
【0041】サーバ23の条件検索部492は、入力さ
れた条件に従い、予約受付け管理テーブル71、スケジ
ュール管理テーブル81、ディスプレイ管理テーブル9
1および111、表示効果レベル管理テーブル131、
課金管理テーブル141を参照し、条件を満たす場所に
存在するディスプレイIDを取得し、依頼元のクライア
ントコンピュータ11に返信する。これにより、依頼元
のクライアントコンピュータ11では、図28に示すよ
うな条件検索結果画面2801が表示され、ここで、条
件を満たす場所に存在するディスプレイIDが表示され
る。この場合、条件を満足しているが、既に予約が確定
しているディスプレイIDについては、図28に示すよ
うに「予約不可」のコメントが付加されて表示される。
依頼主は、検索結果で示されたディスプレイIDを予約
する場合、個別にディスプレイIDをマウス操作によっ
て選択し、予約登録ボタン2802を操作する。する
と、そのディスプレイIDが予約内容の中に付加されて
サーバ23に送信される。同時に、画面2801の中の
予約数フィールド2803の国数、地域数、場所数、デ
ィスプレイ数の値が予約登録操作ごとに更新される。こ
の予約数フィールド2803の内容によって予約した場
所の数やディスプレイ数を知ることができる。
【0042】図18に戻り、新規予約内容の入力が終了
したならば、入力された予約内容を予約受付け管理テー
ブル71に登録する。次に、新規に入力された予約内容
の表示装置が既に予約済みであるか否かを予約受付け管
理テーブル71内で検索することによって調べる(ステ
ップ1807)。予約済みでなければ、新規に入力され
た予約内容の表示ディスプレイ数が複数か1つかを判定
し(ステップ1809)、1つであれば、サンプルコン
テンツの選択処理を行う(ステップ1811)。
【0043】ステップ1807において、新規に入力さ
れた予約内容の表示装置が既に予約済みである場合に
は、表示予約オークション処理部485を起動し、競合
する複数の依頼主同士でのオークションによって利用金
額の多い方の予約を優先して確定する(ステップ180
8)。
【0044】図29は、この表示予約オークション処理
部485の処理の詳細を示すフローチャートであり、ま
ず、表示開始日が予約終了日より過ぎているか否かをチ
ェックし、過去の日であった場合にはオークション利用
が不可能であることをクライアントコンピュータ11に
通知する(ステップ2903)。しかし、現在より先の
日であった場合には、予約が競合している先約の予約金
額を予約受付け管理テーブル71から読出し、クライア
ントコンピュータ11に送信して表示させ、この表示金
額を参照してオークション金額を入力させる(ステップ
2904)。入力された金額が先約の予約金額を下回っ
ている場合には(ステップ2905)、再度、オークシ
ョン金額を入力させる。そして、再入力されたオークシ
ョン金額が先約の予約金額を上回った場合には、先約の
予約内容をキャンセルし、新規の依頼主の予約内容を予
約受付け管理テーブル71に登録する(ステップ290
6)。なお、再入力されたオークション金額が先約の予
約金額を再度下回っていた場合には、新規予約はオーク
ションによって受付けが拒否されたことをクライアント
コンピュータ11に通知する。
【0045】先約の予約内容をキャンセルした場合、そ
の先約の依頼主が使用するクライアントコンピュータに
対し、Eメールによって予約内容がキャンセルされたこ
とを通知する(ステップ2907)。この場合、先約の
依頼主には、再度のオークション処理を指定回数限度内
で認め、予約の権利を奪還させることもできる。以上の
ようにして、いずれかの予約が確定したならば、そのこ
とを競合する依頼主のクライアントコンピュータに送信
して表示させ、確認させる(ステップ2908)。
【0046】ステップ1809において、新規に入力さ
れた予約内容の表示ディスプレイ数が複数であった場合
には、マルチスクリーン管理部488を起動し、マルチ
スクリーンモード指定処理を実行させる(ステップ18
10)。このマルチスクリーンモード指定処理では、図
30に示すように、予約内容の中に複数のディスプレイ
数が指定されているか否かによってマルチスクリーン表
示指定があるかどうかを判定し(ステップ3001)、
複数のディスプレイ数が指定されている場合には、どの
ような表示パターンにするかの表示モードをクライアン
トコンピュータ11の依頼主に入力させる(ステップ3
002)。そこで、例えば表示装置を上下に2分割した
表示パターンで表示する表示モードが入力された場合、
次にその表示モードでの表示が可能であるか否かをディ
スプレイ管理テーブル(その2)111のマルチスクリ
ーンポジションコード1113によってチェックし(ス
テップ3003)、可能であれば、予約受付け管理テー
ブル71のマルチスクリーン表示モード710を入力さ
れた表示モードに設定する(ステップ3004)。しか
し、不可能な場合には、マルチスクリーン表示モード=
「なし」に設定する。
【0047】マルチスクリーン表示モードの設定が終了
したならば、依頼主に広告のサンプルコンテンツを選択
させる(ステップ1811)。このサンプルコンテンツ
は、表示装置に表示させた場合に、どのような表示内容
になるかを想定させるためのものである。次に、表示メ
ッセージを入力させる(ステップ1812)。これは、
依頼主が実際に表示させようとしているメッセージであ
る。表示メッセージが入力されたならば、コンテンツチ
ェック部486を起動し、そのメッセージの中に不適切
な表現がないかどうかをチェックする(ステップ181
3)。不適切な表現が含まれていた場合には、訂正して
再入力させる。不適切な表現がなければ、次に主要母国
語への翻訳を行うか否かを依頼主に問い合わせ(ステッ
プ1814)、翻訳の指定がなされた場合には、主要母
国語翻訳部491を起動し、表示メッセージを主要母国
語に翻訳させる(ステップ1815)。翻訳の指定がな
い場合には、次に、コンテンツの模擬表示を行うか否か
を依頼主に問い合わせ(ステップ1816)、模擬表示
の指定がなされた場合には、コンテンツ模擬表示部48
3を起動し、ステップ1811で入力されたサンプルコ
ンテンツを表示メッセージと共にクライアントコンピュ
ータ11に送信し、表示画面上に模擬表示させる(ステ
ップ1817)。その後、依頼主管理テーブル61を更
新する(ステップ1818)。すなわち、予約受付け管
理テーブル71の予約内容と予約金額711を更新し、
さらに予約状態コード712を「確定」に設定する。
【0048】ステップ1815の主要母国語翻訳指定処
理では、図31に詳細を示しているように、まず、翻訳
対象の母国語を依頼主に選択させる(ステップ310
1)。次に、ステップ1812で入力された表示メッセ
ージの翻訳メッセージを作成し(ステップ3102)、
その翻訳メッセージをクライアントコンピュータ11に
送信して画面に表示させ、正しいかどうかを依頼主に確
認させる(ステップ3103)。訂正メッセージが入力
された場合は、その訂正メッセージに従って翻訳メッセ
ージを訂正する(ステップ3104)。依頼主が希望す
る翻訳メッセージが完了したならば、その翻訳メッセー
ジとサンプルコンテンツを合成し、表示装置に送信する
コンテンツデータを作成する(ステップ3105)。そ
して、このコンテンツデータにコンテンツIDを割当
て、予約受付け管理テーブル71のコンテンツID70
9として登録する。また、コンテンツ管理テーブル12
1にコンテンツサイズ1203とコンテンツデータ格納
ディレクトリ1204を登録する。
【0049】このようにして予約内容が確定したなら
ば、その予約内容はスケジューリング部487と表示情
報同報送信部489によって実際の表示開始時刻の所定
時間前に該当する表示装置に向けて送信される。図32
は、スケジューリング部487の処理を示すフローチャ
ートであり、まず、1日1回、予約受付け管理テーブル
71から表示開始日付が所定期間後である予約内容を抽
出する(ステップ3201)。次に、スケジュール番号
を発番し、スケジュール管理テーブル81にスケジュー
ル番号801、予約番号802を追加する(ステップ3
202)。次に、スケジュール管理テーブル81の送信
状態コード803が送信待ちあるいは送信エラーとなっ
ている予約内容を抽出し(ステップ3203)、さらに
予約受付け管理テーブル71とコンテンツ管理テーブル
121をもとに図15に示したようなディスプレイ制御
装置への送信データを作成する(ステップ3204)。
次に、ディスプレイ管理テーブル(その1)91から送
信先のディスプレイ制御装置のIPアドレス902を取
得し、データを送信する(ステップ3205)。この送
信処理がエラーが発生することなく終了したならば、ス
ケジュール管理テーブル81の送信状態コード803を
「送信済」に更新する(ステップ3206)。しかし、
送信エラーが発生した場合には、所定回数の再送処理を
行い、所定回数の再送処理を行っても送信エラーとなる
場合にはスケジュール管理テーブル81の送信状態コー
ド803を「送信エラー」に更新する(ステップ320
7,3208)。
【0050】送信先のディスプレイ制御装置では、コン
テンツデータを表示情報受信部561で受信処理した
後、表示パターン展開処理部562で表示画像に展開す
る。この表示画像は世界カレンダー564の標準時刻を
もとに依頼主が予約した時間帯でディスプレイ駆動回路
58により表示装置19(20/21/22)に送ら
れ、画像として表示される。
【0051】ディスプレイ制御装置では、表示している
間の電力量を電力計60からの計測データによって逐次
検出し、表示期間が終了したならば、サーバ23にスケ
ジュール番号を付加して返信する。サーバ23は、受信
した電力量の値が使用電力量概算計算部493によって
計算した電力量の許容範囲内にない場合には、正常に表
示されなかったものとして表示履歴データを作成すると
共に、システム保守管理者が使用するクライアントコン
ピュータ14に対し保守点検作業の指示メッセージを送
信する。表示が正常に行われない現象は、ディスプレイ
制御装置自身の故障、通信回線の異常、表示装置の故障
の他に、ディスプレイ制御装置を設置した構造物の持ち
主等が故意に表示時間を短くする、あるいは全く表示さ
せないなどの不正行為をした場合も起こり得る。使用電
力量概算計算部493はこれらの現象を全て検出するた
めに特別に用意されるものであり、この機能を用意して
おくことにより、表示装置が国外の遠隔地にあっても装
置故障あるいは不正行為を確実に検出し、対策をとるこ
とが可能になる。
【0052】ところで、表示最適情報管理部490は、
各表示装置の空き時間を1日に1回ずつ監視している。
図33は、表示最適情報管理部490の処理を示すフロ
ーチャートであり、まず、1日に1回、予約受付け管理
テーブル71から所定時間後に予約の入っていない時間
帯をディスプレイ制御装置ごとに抽出する(ステップ3
301)。そして、そのディスプレイ制御装置のIDを
用いて通行人管理テーブル101から当該ディスプレイ
制御装置が管理している表示装置の表示内容が見える位
置を通行する通行人の階層構成のデータを取得し、その
通行人をターゲットとするコンテンツデータをコンテン
ツ管理テーブル121から抽出し(ステップ330
2)、そのコンテンツデータをフリーコンテンツとする
コンテンツデータを作成する(ステップ3303)。そ
して、ディスプレイ管理テーブル(その1)91から送
信先のディスプレイ制御装置のIPアドレスを取得し、
ステップ3303で作成したコンテンツデータを送信す
る(ステップ3304)。
【0053】このコンテンツデータを受信したディスプ
レイ制御装置は、通行人をターゲットとするコンテンツ
データを表示させる。このようにして、表示装置の空き
時間を利用して通行人をターゲットとするコンテンツデ
ータを表示することにより、表示装置の無駄時間をなく
し、かつ通行人の階層構成に適した効果的な宣伝効果を
得ることができる。
【0054】課金情報管理部484は、新規予約があっ
た場合の利用料金を算出するものであり、図34にその
処理の概要を示している。まず、予約した表示位置(デ
ィスプレイ制御装置ID)をもとにディスプレイ管理テ
ーブル(その1)91を参照し、国コード903と地域
コード904を取得する(ステップ3401)。次に、
国コード903と地域コード904をもとに、表示効果
レベル管理テーブル131を参照し、表示効果レベル1
303を取得する(ステップ3402)。次に、その表
示効果レベル1303と予約したディスプレイ数をもと
に課金管理テーブル141を参照し、単位時間当りの利
用料金を取得する(ステップ3403)。次に、予約し
た表示時間と単位時間当りの利用料金を乗算し、本予約
における利用料金(依頼主への請求料金)を算出する
(ステップ3404)。最後に、依頼主管理テーブル6
1を参照し、利用ポイント606に応じた割引料金を算
出する(ステップ3405)。この課金管理処理で算出
された利用料金はオークション処理によって更新される
が、オークション処理が行われなかった場合には(予約
が競合しなかった場合には)、そのまま依頼主への請求
金額となる。
【0055】図35は、コンテンツ模擬表示部483に
よってクライアントコンピュータ11の画面に表示され
るコンテンツの模擬表示画面3501の例を示すもので
ある。ここでは、3月1日に発売開始となるコンピュー
タの画像3502とメッセージ「3月1日発売開始」3
503が表示されている例を示している。図36(a)
は、図35の模擬表示と同じ広告を1つの表示装置36
01に表示させた例を示すものである。図36(b)
は、2つの表示装置3602と3603を連携させ、図
36(a)の表示内容と「画質向上」、「通信機能強
化」のメッセージを連携して表示させた例を示すもので
ある。このような連携表示を行うことにより、広告宣伝
効果がさらに向上する。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一般の広
告依頼主を含む全ての依頼主が簡便な操作で広告内容お
よび表示位置を選択して表示させることができる。ま
た、予算あるいは広告宣伝効果を依頼主側で考慮した広
告の仕方を選択することができる。さらに、通行人の階
層構成を考慮し、適切な広告宣伝効果を得ることができ
る。また、インタネットを通じて予約、コンテンツの配
信を行っているため、複数の国で同じ日に同じ広告内容
を表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による広域広告提供システムの実施形態
を示すシステム構成図である。
【図2】構造物に設置される表示装置の構成を示すブロ
ック構成図である。
【図3】表示装置の分割表示形式の例を示す図である。
【図4】サーバの内部構成を示すブロック構成図であ
る。
【図5】ディスプレイ制御装置の内部構成を示すブロッ
ク構成図である。
【図6】依頼主管理テーブルの構成図である。
【図7】予約受付け管理テーブルの構成図である。
【図8】スケジュール管理テーブルの構成図である。
【図9】ディスプレイ管理テーブル(その1)の構成図
である。
【図10】通行人管理テーブルの構成図である。
【図11】ディスプレイ管理テーブル(その2)の構成
図である。
【図12】コンテンツ管理テーブルの構成図である。
【図13】表示効果レベル管理テーブルの構成図であ
る。
【図14】課金管理テーブルの構成図である。
【図15】ディスプレイ制御装置への送信データの構成
図である。
【図16】依頼主管理処理のフローチャートである。
【図17】依頼主ID入力画面の例を示す図である。
【図18】コンテンツ表示予約処理のフローチャートで
ある。
【図19】広域広告予約画面の例を示す図である。
【図20】新規予約内容入力画面の例を示す図である。
【図21】地域名参照画面の例を示す図である。
【図22】地域詳細参照画面の例を示す図である。
【図23】図22に続く地域詳細参照画面の例を示す図
である。
【図24】図23に続く地域詳細参照画面の例を示す図
である。
【図25】図24に続く地域詳細参照画面の例を示す図
である。
【図26】図25に続く地域詳細参照画面の例を示す図
である。
【図27】条件検索画面の例を示す図である。
【図28】条件検索結果の画面例を示す図である。
【図29】表示予約オークション処理のフローチャート
である。
【図30】マルチスクリーン管理処理のフローチャート
である。
【図31】主要母国語翻訳処理のフローチャートであ
る。
【図32】スケジューリング処理のフローチャートであ
る。
【図33】表示最適情報管理処理のフローチャートであ
る。
【図34】課金管理処理フローチャートである。
【図35】コンテンツ模擬表示の例を示す図である。
【図36】広告表示の例を示す図である。
【符号の説明】
11,12,13,14…クライアントコンピュータ、
15…インタネット、16,17,18…構造物、1
9,20,21,22…表示装置、23…サーバ、2
4,25,26…ディスプレイ制御装置、34…表示ユ
ニット、58…ディスプレイ駆動回路、60…電力計、
481…利用者管理部、482…コンテンツ表示予約・
照会部、483…コンテンツ模擬表示部、484…課金
情報管理部、485…表示予約オークション処理部、4
86…コンテンツチェック部、487…スケジューリン
グ部、488…マルチスクリーン管理部、489…表示
情報同報配信部、490…表示最適情報管理部、491
…主要母国語翻訳部、492…条件検索部、493…使
用電力量概算計算部、494…世界カレンダー、562
…表示パターン展開処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関本 正一 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 大平 剛士 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 宋 永敏 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会 社内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA04 AA06 BB36 BB49 CC00 CC05 DD01 DD05 EE00 EE05 EE56 FF01 GG04 GG07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 依頼主から依頼された広告情報を建物な
    どの構造物に設置された表示装置に転送して表示させる
    広域広告システムであって、 広告情報を作成し、発信するクライアント端末と、イン
    タネットを介してクライアント端末から受信した広告情
    報をクライアント端末から指定された構造物の表示装置
    に向けてインタネットを介して送信する広告制御サーバ
    と、この広告制御サーバから受信した広告情報を自構造
    物または隣接構造物に設置された単一または複数の表示
    装置に転送し、表示させる表示制御装置とから成り、 前記クライアント端末は、表示装置の位置情報、表示内
    容、表示希望時間帯および依頼主識別情報を含む表示要
    求を入力する入力手段と、入力された表示要求を前記イ
    ンタネットを通じて前記広告サーバに送信する送信手段
    とを備え、 前記広告制御サーバは、クライアント端末から受信した
    表示要求に対し、当該表示要求で要求されている表示装
    置の予約状況を予約管理テーブルから検索し、予約状況
    に応じて当該表示要求に対する予約登録を行う表示予約
    管理手段と、予約登録した表示予約内容に対する利用料
    金を算出し、クライアント端末に送信する課金手段とを
    備えることを特徴とする広域広告提供システム。
  2. 【請求項2】 前記広告制御サーバは、表示装置の位置
    および数を含むパラメータによって表示効果を定めた表
    示効果テーブルをさらに備え、前記課金手段は前記表示
    効果テーブルに設定された表示効果値を参照して利用料
    金を算出することを特徴とする請求項1記載の広域広告
    提供システム。
  3. 【請求項3】 前記表示予約管理手段は、新規の表示要
    求に対し他の表示要求が既に予約登録されている場合、
    該当する依頼主同士でのオークション処理を起動し、利
    用料金の高い方の依頼主の表示要求を選択して予約登録
    することを特徴とする請求項1または2に記載の広域広
    告提供システム。
  4. 【請求項4】 前記広告制御サーバは、表示内容に対す
    る不適切表現のチェックを行う手段を備えることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の広域広告提
    供システム。
  5. 【請求項5】 前記広告制御サーバは、各表示装置の表
    示内容の見える位置を通過する通行人の階層構成情報を
    時間帯別に格納した通行人管理テーブルを備え、各クラ
    イアント端末からの参照要求に応じて要求元のクライア
    ント端末に返信することを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれか一項に記載の広域広告提供システム。
  6. 【請求項6】 前記広告制御サーバは、表示要求で要求
    された表示位置における表示装置の表示属性情報を格納
    した表示装置管理テーブルを備え、各クライアント端末
    からの参照要求に応じて表示属性情報を要求元のクライ
    アント端末に返信することを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか一項に記載の広域広告提供システム。
  7. 【請求項7】 前記広告制御サーバは、各表示装置にお
    ける予約状況を前記予約管理テーブルを検索して調べ、
    予約が未登録の時間帯における通行人階層情報を前記通
    行人管理テーブルから取得し、通行人階層に適合する表
    示内容を表示させる手段を備える請求項5または6に記
    載の広域広告提供システム。
  8. 【請求項8】 前記表示装置は、複数の表示ユニットを
    並べて構成したものであり、前記表示制御装置は各表示
    ユニットをグループ化して駆動する駆動回路を備えるこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の広
    域広告提供システム。
  9. 【請求項9】 前記広告制御サーバは、複数の表示装置
    を使用する連携表示要求に対し、連携表示パターンの種
    類と表示装置の属性情報をクライアント端末に返信する
    手段を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか
    一項に記載の広域広告提供システム。
  10. 【請求項10】 前記表示制御装置は、表示に要した電
    力量を表示予約別に計測し、その計測結果を前記広告制
    御サーバに送信する手段を備え、 前記広告制御サーバは受信した電力量の値が予め計算し
    た概算値の許容範囲内でない場合には保守点検作業指示
    をシステム管理者に通知する手段を備えることを特徴と
    する請求項1〜9のいずれか一項に記載の広域広告提供
    システム。
  11. 【請求項11】 依頼主から依頼された広告情報を建物
    などの構造物に設置された表示装置に転送して表示させ
    る広域広告システムであって、 広告情報を作成し、発信するクライアント端末と、イン
    タネットを介してクライアント端末から受信した広告情
    報をクライアント端末から指定された構造物の表示装置
    に向けてインタネットを介して送信する広告制御サーバ
    と、この広告制御サーバから受信した広告情報を自構造
    物または隣接構造物に設置された単一または複数の表示
    装置に転送し、表示させる表示制御装置とから成り、 前記クライアント端末は、表示装置の位置情報、表示内
    容、表示希望時間帯、予算および依頼主識別情報を含む
    表示要求を入力する入力手段と、入力された表示要求を
    前記インタネットを通じて前記広告サーバに送信する送
    信手段とを備え、 前記広告制御サーバは、クライアント端末から受信した
    表示要求に対し、当該表示要求で要求されている表示装
    置の予約状況を予約管理テーブルから検索すると共に利
    用料金を算出し、表示要求の条件を満たす表示装置の位
    置および属性情報をクライアント端末に返信する条件検
    索手段とを備えることを特徴とする広域広告提供システ
    ム。
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