JP2000048070A - 評価システム - Google Patents

評価システム

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JP2000048070A
JP2000048070A JP21668898A JP21668898A JP2000048070A JP 2000048070 A JP2000048070 A JP 2000048070A JP 21668898 A JP21668898 A JP 21668898A JP 21668898 A JP21668898 A JP 21668898A JP 2000048070 A JP2000048070 A JP 2000048070A
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Ikuo Kuroda
田 郁 夫 黒
Kazutaka Hayakawa
川 和 孝 早
Tsuneji Tominaga
永 常 治 冨
Masayuki Matsui
井 政 幸 松
Tomiji Ota
田 富 治 太
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Topy Industries Ltd
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Topy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋外広告や交通広告等の広告的効果を、客観
的且つ数値的に評価する事が出来るシステムの提供。 【構成】 屋外広告や交通広告等及び通行量に関する情
報を記憶しているデータベース(18)と、屋外広告や
交通広告等及び通行量に関する情報や調査結果を入力す
るための入力手段と(14)、データベース及び入力手
段と伝達手段(L1、L2)を介して連結されたコンピ
ュータ(10)と、コンピュータにより演算された結果
を表示するディスプレイ手段とを備え、コンピュータ
(10)は、対象となる屋外広告や交通広告等を設置し
た箇所及びその近傍を移動する通行者に関するデータに
より該屋外広告や交通広告等を視覚により認識する可能
性の有る通行者の人数を決定し(R1)、該可能性の有
る通行者の人数から対象となる屋外広告や交通広告等を
実際に見たと推定される有効人数を演算し(R2)、演
算された有効人数に基づいて所定数の有効人数当たりの
コストを演算する(R3)ように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、看板その他の各種
屋外広告や交通広告等の効果を評価するためのシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】広告の対象である商品、役務、その他の
情報を表示して、ビルの壁面、屋上、その他の人目につ
くところに設置する広告(屋外広告、交通広告等)は、
非常に古い歴史を有していると共に、未だに有効な広告
手法の一つである。
【0003】ここで、この様な屋外広告や交通広告等を
行うに当たっては、その広告効果を数値的に表現する事
が非常に困難であり、そのため、コストパフォーマンス
その他について、数値により評価する事は、従来は不可
能であった。そのため従来は、広告後に営業成績が向上
したか否か等の間接的な手法により、その屋外広告や交
通広告等の効果を推定する事しか出来なかった。
【0004】これに対して、屋外広告や交通広告等の効
果を客観的に且つ数値的に評価したいという要請が、近
年においては非常に強くなり、そのため、各種手法が提
案されている。
【0005】しかし、現時点において、屋外広告や交通
広告等の効果を客観的且つ数値的に、そして正確且つ迅
速に評価する技術は、実用化されていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、屋外広告
や交通広告等の広告的効果を、客観的且つ数値的に評価
する事が出来るシステムの提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の評価システムに
かかるコンピュータにより広告の効果を評価する装置
は、広告及び通行量に関する情報を記憶しているデータ
ベースと、広告及び通行量に関する情報や調査結果を入
力するための入力手段と、データベース及び入力手段と
伝達手段を介して連結されたコンピュータと、コンピュ
ータにより演算された結果を表示するディスプレイ手段
とを備え、コンピュータは、対象となる広告を設置した
箇所及びその近傍を移動する通行者に関するデータによ
り該広告を視覚により認識する可能性の有る通行者の人
数を決定し、該可能性の有る通行者の人数から対象とな
る広告を実際に見たと推定される有効人数を演算し、演
算された有効人数に基づいて所定数の有効人数当たりの
コストを演算するように構成されている。
【0008】また本発明の評価システムで用いられるコ
ンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータを用いて
広告の効果を評価するため、対象となる広告を設置した
箇所及びその近傍を移動する通行者に関するデータによ
り該広告を視覚により認識する可能性の有る通行者の人
数を決定する手順と、該可能性の有る通行者の人数から
対象となる広告を実際に見たと推定される有効人数を演
算する手順と、演算された有効人数に基づいて所定数の
有効人数当たりのコストを演算する手順、とを含んで構
成されている。さらに本発明の評価システムにかかるコ
ンピュータにより広告の効果を評価する方法は、対象と
なる広告を設置した箇所及びその近傍を移動する通行者
に関するデータを入力手段によりコンピュータへ入力す
る工程と、該工程で入力されたデータにより対象となる
広告を視覚により認識する可能性の有る通行者の人数を
決定する工程と、当該可能性の有る通行者の人数から対
象となる広告を実際に見たと推定される有効人数をコン
ピュータにより演算する有効人数演算工程と、該工程で
演算された有効人数に基づいて所定数の有効人数当たり
のコストをコンピュータにより演算する工程と、該工程
により算出されたコストを評価基準として対象となる広
告の費用対効果を評価する評価工程、とを有している。
【0009】ここで、本明細書でいう「広告」は、例え
ば屋外広告や交通広告等を意味する。
【0010】かかる構成を具備する本発明の評価システ
ムは、前記有効人数に基づいて所定数(1000人)の
有効人数当たりのコスト(CPM)を評価基準として、
評価の対象となる広告の効果を評価する事が出来るの
で、従来は困難であった屋外広告や交通広告等の広告的
効果の数値に基づいた評価が可能となり、特にコストパ
フォーマンスの是非に関する判断について、非常に効果
的である。
【0011】また、データベース等に記録された各種デ
ータに基づいて前記したような推定、決定、或いは演算
を行うので、過去の調査結果やサンプリング結果、その
他の広告に関するデータや、市販のデータベースに記憶
されているデータを有効に利用する事が出来、評価に関
する作業コストや労力が低減させる事が出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施形態について説明する。なお、本発明の実施形
態においては、主として屋外広告の場合について説明す
る。図1は、本発明を実施した屋外広告評価システムの
構成を示している。このシステムはコンピュータ10
(例えば、所謂「パソコン」)を備えており、コンピュ
ータ10は例えばFD12に記録されたソフトウエア
(図1において、符号20で示されている)を実行する
性能があれば、特に限定的な条件は必要とするものでは
ない。図示の実施形態において、コンピュータ10は、
ディスプレイ手段と一体的に構成されたコンピュータで
ある。
【0013】ここで、FD12はソフトウエア20(詳
細は後述)を記録した媒体であり、本発明の屋外広告評
価システムの実施に際してコンピュータ10にソフトウ
エア20をインストールするのに用いられる。
【0014】このコンピュータ10は操作入力手段とし
てキーボード14を有しており、キーボード14を介し
て、符号16で示す調査結果或いは後述する各種事項の
設定値(設定項目)が、データとして入力される。一
方、このコンピュータ10は、電話回線、携帯電話によ
る通信、その他の伝達手段(図1では符号「L1」で示
すライン)を介して、市販のデータベースその他(図1
では符号「18」で示す)から、直接情報を入力するこ
とも可能である。ここで、図1の2点鎖線で示すライン
L2は、データベース18の情報がラインL1を介して
直接コンピュータ10へ入力することが不可能である場
合に、当該情報をキーボード14を介してコンピュータ
10へ入力出来ることを意味している。
【0015】図1において、コンピュータ10からは制
御ケーブルL3(伝達手段)を介して出力表示用のプリ
ンタ22が接続されている。このプリンタ22は、本発
明による評価基準を数量的に表示するべく、必要なプリ
ントアウト24を出力するためのものである。
【0016】次に、図1で説明した上記の構成により屋
外広告の評価をどの様に実行するかについて(或いは、
本発明のシステムを稼働するためのソフトウエアについ
て)、主として図2を参照しつつ、説明する。
【0017】図2において符号R0で示すルーチンは、
屋外広告の評価を行うに際して、予め設定しておくべき
各種事項(詳細は図3を参照して後述する)について、
必要な設定値或いは設定事項を、キーボード14により
入力するのに必要な一連の操作手順を示している。
【0018】図2において、前記ルーチンR0に引き続
いて実行されるルーチンR1は、評価の対象である屋外
広告を、視覚により認識する可能性の有る人数の年間に
おける総数(グロスサーキュレーション)を決定するの
に必要な、一連の操作手順を示している。
【0019】ルーチンR1によりグロスサーキュレーシ
ョンが決定されると、次に、評価の対象である屋外広告
を実際に見ると推定される人数(有効人数)を決定する
ための一連の操作手順、ルーチンR2、が実行される。
【0020】ルーチンR2において有効人数が決定され
たのであれば、ルーチンR3において、評価の対象であ
る屋外広告に費やされるコストを入力して、例えば10
00人の人間が当該屋外広告を見るためには、1年間に
どれほどのコストが必要となるか(CPM)を算出す
る。換言すると、1000人の人間に評価対象たる当該
屋外広告を見せるために必要な年間コスト(CPM)
が、屋外広告の評価基準となっている。なお、「100
0人」という人数が広告評価或いはコスト評価の単位と
なっているのは、広告業界の慣例によるものである。
【0021】屋外広告の評価基準(CPM)がルーチン
R3において算出されたのであれば、ルーチンR4にお
いて、当該評価基準に基づいて屋外広告自体の評価が下
される。そして、本発明による屋外広告の評価システム
の実施を終了する。
【0022】次に、上述したルーチンR0、R1、R
2、R3、R4の各々の詳細について説明する。
【0023】前記ルーチンR0の詳細については、図3
で示されている。図3において、本発明の屋外広告評価
システムを実施するに当たって(図3のステップS3:
スタート)、先ず、評価の対象となる広告が屋外広告か
否かを判断する(ステップS1)。評価の対象が屋外広
告でなければ(ステップS1がNo)、本発明の評価シ
ステムの対象外であるので、システムを終了する(ステ
ップS2)。一方、評価の対象が屋外広告であれば(ス
テップS2がYes)、ステップS3において、評価の
対象となる広告の特性の調査或いは決定する。
【0024】ここで、ステップS3において、調査或い
は決定される「広告の特性」としては、例えば次の様な
事項が有る。先ず、屋外広告の設置箇所に関して、例え
ば、広告を設置する建物の名称、当該建物が面している
道路の名称、当該建物の所在地の住所或いは行政区画の
名称(市、町、村名等)、広告面の寸法、広告面が何面
存在するのか(面数)、照明その他の態様が、「広告の
特性」として決定されるべき事項となる。そして、キー
ボード14(図1)によりコンピュータ10へ入力す
る。
【0025】また、当該広告がどのような人を対象とし
ているのか、すなわち、性別、年齢、職業、居住地、そ
の他の人的特性(人口特性)も、ステップS3で調査・
決定するべき事項である。
【0026】当該広告が設置される場所的特性、すなわ
ち歓楽街であるか、ビジネス街であるか、商店街である
か、高速道路から見える箇所であるか一般道からしか見
る事が出来ないかについても、地域特性として、ステッ
プS3で調査・決定する。
【0027】さらに、屋外広告を見る人がどういう状態
で認識するのか(サーキュレーション)も、ステップS
3で調査・決定するべき事項の一つである。ここで、サ
ーキュレーションについての具体的例としては、評価の
対象である屋外広告を視覚により認識する者は走行中の
自動車内から認識するのか、或いは、道路を歩行中に認
識するのかという区分や、屋外広告を見るのは日中であ
るのか夜間であるのかという区分が挙げられる。
【0028】これに加えて、広告の対象となる商品の如
何によっては調査・決定するべきその他の特性も、ステ
ップS3には含まれる。例えば、煙草或いは喫煙具に関
する屋外広告では、ステップS3において、学校からど
の程度の距離が離れているかを調査する必要が有る。
【0029】上述した各種の調査や(予め決定しておく
べき)各種事項が全て調査・決定されるまで、ステップ
S3の調査・決定が継続する(ステップS4がNoの場
合のループ)。ステップS3の調査・決定が全て完了し
たならば(ステップS4がYes)、ルーチンR1にお
いてグロスサーキュレーションの決定が行われる。
【0030】ルーチンR1を詳細に示すのが図4であ
る。ルーチンR0を終了したのであれば(図3のステッ
プS4がYes)、先ずステップS11(図4)におい
て、調査の対象となる屋外広告が設置された箇所におけ
る1日当たりの通行量を把握する。通行量を把握するに
際しては、既存のデータベース18から信号伝達手段L
L1を介してコンピュータ10に通行量に関するデータ
を入力する事が可能である。勿論、キーボード14を介
して手入力しても良い。既存のデータベースに必要なデ
ータが存在しなければ、通行量の調査やサンプリングを
行い、その結果をコンピュータ10に入力する。
【0031】ここで、日中と夜間で通行量が極端に相違
する場合や、平日か休日かによって交通量がかなり異な
る場合等が存在するので、日中、夜間、平日、休日のそ
れぞれ(必要に応じて、その他の区分法も採用し得る)
について、必要な通行量データを得る必要が有る。換言
すれば、必要な全ての通行量に関するデータが得られる
(ステップS12がYes)まで、ステップS11を繰
り返す事となる(ステップS12がNoのループ)。
【0032】通行量を把握したのであれば(ステップS
12がYes)、自動車に乗った状態で屋外広告を視認
する者の年間数(車の場合のグロスサーキュレーショ
ン)と、歩行中に屋外広告を視認する者の年間数(人の
場合のグロスサーキュレーション)とを、ステップS1
3において演算する(ステップS14がNoのルー
プ)。すなわち、評価の対象となる屋外広告が設置され
た箇所を通行する者は、当該広告を視覚により認識する
可能性が有るので、その様な通行者の総数を求める事に
より、グロスサーキュレーションが得られるのである。
【0033】本明細書において、「自動車」或いは
「車」と表現された場合には、乗用車に限定する趣旨で
はない。各種商用車、バス、電車、その他の交通機関を
包括的に表現する文言として、「自動車」或いは「車」
なる文言を用いている。そして、車の場合のグロスサー
キュレーションを演算するに際しては、例えば車の台数
に平均乗車人数(乗用車であれば、例えば2人/1台)
を乗じて行う。
【0034】車の場合のグロスサーキュレーション及び
人の場合のグロスサーキュレーションの演算が完了した
ならば、ステップS15において、前記屋外広告の設置
箇所における1日の通行量或いはグロスサーキュレーシ
ョンが、一定値以上であるか否かを判断する(ステップ
S15)。通行量が一定値以上でないと(ステップS1
5がNo)、屋外広告としての効果が無いと考えられる
ので、屋外広告の設置場所としてその他の箇所を選定
し、再びルーチンR0から始めるか、或いは、図示のシ
ステムの実施を終了する。
【0035】これに対して、通行量が一定値以上であれ
ば(ステップS15がYes)、前記ルーチンR2を実
行する。
【0036】ルーチンR2の詳細は、図5で示されてい
る。図4のルーチンR4を終了し、図4のステップS1
5がYesである場合には、図5のステップS21、ス
テップS22、ステップS23において、有効人数を算
出するのに必要な各種数値を決定する。
【0037】先ずステップS21では、有効距離及び可
視時間に関連する評価を行う。すなわちステップS21
では、対象となる屋外距離が面している道路において、
当該広告が見える領域はどの程度の長さを有しているの
かにより、グロスサーキュレーションに対して実際に広
告を視認するのはどの程度の人数であるのかを、車の場
合における比例定数η1a、人の場合によるη1bを決定す
る事により評価を行う。
【0038】例えば、自動車を運転する場合に、屋外広
告が見える領域はその500m手前から100m手前ま
でだと仮定した場合、有効距離は400mとなる。そし
て、有効距離が350m以上だと評価係数η1aが1.0
0、有効距離が200mから300mの間であればη1a
が0.75、有効距離が100mから200mだとη1a
が0.50であると仮定すれば、上記の場合は、車の場
合の評価係数η1aが1.00となる。
【0039】一方、歩行者については、例えば、有効距
離が40m以上であれば評価係数η1bが1.00、有効
距離が20m−40mであれば評価係数η1bが0.7
5、有効距離が20m未満であれば評価係数η1bが0.
50として、人の場合の評価係数η1bを決定する。
【0040】可視時間については、通行者が一定時間、
例えば30秒間以上可視出来る場合、ηを1.00とす
る。
【0041】次にステップS22において、視界による
評価を行う。上述した有功距離を自動車或いは歩行する
に際して、視線を動かす事無く対象屋外広告を見る事が
出来れば、実際にその屋外広告を見る確率は高くなると
考えられる。これに対して、対象となる屋外広告を見る
ためには視線を相当距離だけ移動しなければならないの
であれば、実際に当該広告を見る可能性は比較的低いと
考えられる。そして、視界による評価を行うに際して
は、視線を移動する際の垂直方向移動と水平方向移動と
を考慮する必要が有る。
【0042】以上の点を考慮して、視界による評価を行
うステップS22においては、視線の垂直方向移動を考
慮した垂直方向角度の評価係数η2Vと、視線の水平方向
移動を考慮した水平方向角度の評価係数η2Hとを決定す
る。
【0043】垂直方向角度の評価係数η2V決定に際して
は、例えば、頭が殆ど動かないのであれば評価係数η2V
は1.00、垂直方向へ僅かに目が動く程度であれば評
価係数η2Vは0.80、垂直方向へ僅かに頭が動く程度
であれば評価係数η2Vは0.60、それよりも頭が動く
場合には評価係数η2Vは0.40とする。
【0044】水平方向角度の評価係数η2Hの決定に際し
ても、例えば、頭が殆ど動かないのであれば評価係数η
2Hは1.00、水平方向に僅かに目が動く程度であれば
評価係数η2Hは0.80、水平方向に僅かに頭が動く程
度であれば評価係数η2Hは0.60、それよりも頭が動
く場合には評価係数η2Hは0.40とする。
【0045】ステップS22で視界による評価、すなわ
ち視線の移動に関して評価係数を決定したならば、ステ
ップS23において、視界を遮る障害物(クラッター)
の存在による評価を行う。このクラッターの存在による
評価については、自動車等に乗っている場合(車の場
合)の評価係数η3Cと、歩行者の場合(人の場合)の評
価係数η3Mを、それぞれ決定する。
【0046】ここで、対象屋外広告の設置箇所に、それ
以外の屋外広告が存在しなければ、通行者が実際に対象
屋外広告を見る可能性が高いと推定されるが、他の屋外
広告も混在する場合では、対象屋外広告を通行者が実際
に見る可能性は低くなる。
【0047】また、屋外広告が混在する場合において、
競合他社の広告が存在しなければ、通行者が評価の対象
となる屋外広告を実際に見る可能性が高いと考えられ
る。これに対して、競合他社の広告が混在する場合に
は、通行者が対象屋外広告を実際に見る確率はその分だ
け低くなると考えられる。
【0048】ステップS21、S22、S23で示す評
価が完了して、各種評価係数が決定したならば、ルーチ
ンR1で求めたグロスサーキュレーションをも参照し
て、評価の対象となる屋外広告を実際に見た通行者の数
(有効人数)を演算する(ステップS24)。
【0049】具体的には、有効人数は車の場合の有効人
数と、人の場合(歩行者の場合)の有効人数の和として
求められる。そして、車の場合の有効人数は、車の場合
のグロスサーキュレーションに、前記有効距離による評
価係数η1aと、垂直方向角度の評価係数η2Vと、水平方
向角度の評価係数η2Hと、クラッターに関する評価係数
η3Cとを乗じる事により求められる。
【0050】一方、人の場合の有効人数は、人の場合の
グロスサーキュレーションに、前記有効距離による評価
係数η1bと、垂直方向角度の評価係数η2Vと、水平方向
角度の評価係数η2Hと、クラッターに関する評価係数η
3Mとを乗じる事により求められる。なお図5において、
符号「*」は乗法記号を示している。
【0051】上述した態様により有効人数の演算が完了
したのであれば(ステップS25がYes)、ルーチン
R3において、本実施形態における屋外広告評価におけ
る評価基準であるCPMを算出する。
【0052】ルーチンR3は、その詳細が図6で示され
ている。有効人数の演算が完了したならば(図5:ステ
ップS25がYes)、図6のステップS31におい
て、評価の対象となる屋外広告の年間コストを算出す
る。年間コストの算出に当たっては、例えば既存のデー
タベース18(図1)に記憶されたデータを読み込み、
或いは、過去の記録をキーボード(14)などにより入
力する。
【0053】年間コストを算出したならば、次にステッ
プS32(図6)において、一人が対象屋外広告を実際
に見るのに必要な年間コストを演算する。すなわち、ス
テップS32で求められた年間コストを、ルーチンR2
のステップS24で演算した有効人数で除算すれば(年
間コスト/有効人数)、「一人が対象屋外広告を実際に
見るのに必要な年間コスト」が求まる。
【0054】ここで、前述したように広告業界の慣習に
より、有効人数1000人当たりの単位期間コスト(C
PM:例えば有効人数1000人あたりの1年間のコス
ト)によって対象屋外広告の評価を行うので、前述した
「一人が対象屋外広告を実際に見るのに必要な年間コス
ト」を1000倍して、CPMを算出する。
【0055】CPMの演算を終了したならば(ステップ
S33がYes)、CPMの数値をコンピュータ10
(図1)のディスプレイで表示し、或いは、その情報を
制御ケーブルL3でプリンタ22に出力して、CPMを
プリントアウト24する(ステップS34)。
【0056】そして、算出したCPMの数値を記憶し、
それに対してプロテクトをかけて(ステップS35)、
ルーチンR4を開始する。
【0057】ルーチンR4は、図7で詳細に説明されて
いる。先ず、図7のステップS41において、図6のス
テップS32で求められた「一人が対象屋外広告を実際
に見るのに必要な年間コスト」或いはCPMの評価を開
始する。評価に当たっては、先ず、CPMが限界値より
少ない金額であるか否かを判断する(ステップS4
2)。ここで「限界値」とは、屋外広告のコストパフォ
ーマンスとして、広告主が最低臨界値として考えている
金額である。当該「限界値」よりもCPMが高額であれ
ば、広告主としてはコスト的に不適当と考える。
【0058】CPMが限界値よりも低額であり(ステッ
プS42がNO)、コスト的には問題が無ければ、評価
の対象となった屋外広告を実行するか否かを検討する
(ステップS43)。当該屋外広告を実行するのであれ
ば(ステップS43がYes)、図示の実施形態による
屋外広告の評価システムの実施を終了する(ステップS
44)。
【0059】CPMが限界値よりも高額である場合(ス
テップS42がNo)や、コスト面以外の理由により対
象屋外広告の実行が見送られた場合(ステップS43が
No)には、屋外広告の設置箇所の場所変更により対処
するのか否かを判断する(ステップS45)。
【0060】場所変更により対処するのであれば(ステ
ップS45がYes)、CPMを再度演算するか否かを
決定する(ステップS46)。CPMを再度演算するの
であれば(ステップS46がYes)、再び図示の実施
形態をルーチンR0から実施し直す(ステップS4
8)。
【0061】ステップS45がNoの場合、すなわち、
CPMが限界値よりも高額である場合や、コスト面以外
の理由により対象屋外広告の実行が見送られた場合に、
屋外広告の設置箇所の場所変更により対処するのでなけ
れば、屋外広告自体の実施を含めて再検討を行う(ステ
ップS48)。場所変更により対処するが、CPMを再
度演算しない場合(ステップS46がNo)も同様であ
る。
【0062】図示の実施形態はあくまでも例示であり、
本発明の技術範囲を限定する趣旨のものではない。例え
ば、ルーチンR2で決定した各種評価係数の数値につい
ても、図5に関連して示した数値はあくまでも例示であ
り、これに限定される趣旨ではない。同じく、図5に関
連して示した各種の評価に関しても、それを全て行わな
くてはならないものではなく、例えば、ステップS23
で示すクラッターに関する評価を実施しなくても構わな
い。或いは、その他の評価基準を設定しても、そのこと
により本発明の技術的範囲から逸脱してしまう事は無
い。
【0063】
【発明の効果】本発明の作用効果を、以下に列挙する。 (1) 屋外広告や交通広告等の効果を数値にて評価す
る事が出来るので、特にコストパフォーマンスの是非に
関する判断について、非常に効果的である。 (2) 過去の調査結果やサンプリング結果、その他の
広告に関するデータや、市販のデータベースに記憶され
ているデータを有効に利用する事が出来るので、評価に
関する作業コストや労力が低減することが出来る。 (3) システムを実行するハードウエアは、市販品の
コンピュータ及びその周辺商品を用いるので、設置コス
トが極めて安い。 (4) 屋外広告や交通広告等を実際に見た通行者を客
観的な判断基準に基づいて推定しているので、屋外広告
や交通広告等の評価精度が極めて高い。 (5) 評価に関して、各種改良や変更が極めて容易で
あるので、各種広告(屋外広告や交通広告等)及びその
設置箇所に関して、非常にフレキシブルに対応出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の全体構成を示すブロック
図。
【図2】本発明の実施形態にかかるシステムの操作手順
の概要を示すフローチャート。
【図3】図2のフローチャートのルーチンR0を詳細に
説明するフローチャート。
【図4】図2のフローチャートのルーチンR1を詳細に
説明するフローチャート。
【図5】図2のフローチャートのルーチンR2を詳細に
説明するフローチャート。
【図6】図2のフローチャートのルーチンR3を詳細に
説明するフローチャート。
【図7】図2のフローチャートのルーチンR4を詳細に
説明するフローチャート。
【符号の説明】
10・・・コンピュータ 12・・・ソフトウェアを記録したフロッピーディスク
(FD) 14・・・キーボード 16・・・調査結果或いは各種事項の設定値 18・・・市販のデータベース 22・・・出力表示用のプリンタ 24・・・プリントアウト
フロントページの続き (72)発明者 冨 永 常 治 東京都千代田区四番町五番地九 トピー工 業株式会社内 (72)発明者 松 井 政 幸 東京都千代田区四番町五番地九 トピー工 業株式会社内 (72)発明者 太 田 富 治 神奈川県横浜市旭区上白根2−41−18 Fターム(参考) 5B049 BB49 CC00 EE00 FF01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広告及び通行量に関する情報を記憶して
    いるデータベースと、広告及び通行量に関する情報や調
    査結果を入力するための入力手段と、データベース及び
    入力手段と伝達手段を介して連結されたコンピュータ
    と、コンピュータにより演算された結果を表示するディ
    スプレイ手段とを備え、コンピュータは、対象となる広
    告を設置した箇所及びその近傍を移動する通行者に関す
    るデータにより該広告を視覚により認識する可能性の有
    る通行者の人数を決定し、該可能性の有る通行者の人数
    から対象となる広告を実際に見たと推定される有効人数
    を演算し、演算された有効人数に基づいて所定数の有効
    人数当たりのコストを演算するように構成されている事
    を特徴とするコンピュータにより広告の効果を評価する
    装置。
  2. 【請求項2】 コンピュータを用いて広告の効果を評価
    するため、対象となる広告を設置した箇所及びその近傍
    を移動する通行者に関するデータにより該広告を視覚に
    より認識する可能性の有る通行者の人数を決定する手順
    と、該可能性の有る通行者の人数から対象となる広告を
    実際に見たと推定される有効人数を演算する手順と、演
    算された有効人数に基づいて所定数の有効人数当たりの
    コストを演算する手順、とをコンピュータに実行させる
    プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  3. 【請求項3】 対象となる広告を設置した箇所及びその
    近傍を移動する通行者に関するデータを入力手段により
    コンピュータへ入力する工程と、該工程で入力されたデ
    ータにより対象となる広告を視覚により認識する可能性
    の有る通行者の人数を決定する工程と、当該可能性の有
    る通行者の人数から対象となる広告を実際に見たと推定
    される有効人数をコンピュータにより演算する有効人数
    演算工程と、該工程で演算された有効人数に基づいて所
    定数の有効人数当たりのコストをコンピュータにより演
    算する工程と、該工程により算出されたコストを評価基
    準として対象となる広告の費用対効果を評価する評価工
    程、とを有する事を特徴とするコンピュータにより広告
    の効果を評価する方法。
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