JP2015175202A - 塀 - Google Patents

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悠介 森本
Yusuke Morimoto
悠介 森本
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Abstract

【課題】支柱間へ塀パネルを容易に取り付けできると共に、良好な意匠性を備えさせる。
【解決手段】塀パネルの縦枠に前隠蔽板部と後隠蔽板部をそれぞれ側方の支柱側へ突出させて形成させ、前記前隠蔽板部の側端に切欠部を形成させる。
縦枠を支柱へ取り付ける支持金具は、支柱の外面に当接させる取付板部と、この取付板部から延設させて前記塀パネル側へ突出する前板部とを備えさせ、前記取付板部を貫通する締結部材によって前記支柱へ取り付ける。
前記塀パネルは、前記締結部材の端部を前記切欠部の内側に通し前隠蔽板部を通過させて、前記前隠蔽板部と後隠蔽板部との間の中間部に前記締結部材の端部を配置させ、前記塀パネルの前記前隠蔽板部を前記支持金具の前板部へ当接させて取り付ける。
塀パネルを支持金具の上方へ持ち上げずに後方側から移動させて取り付け可能となされる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、立設する支柱間にパネルを架設させて設ける目隠し塀や、防音塀など、各種の塀に関するものである。
支柱間にパネルを架設させて設ける塀については、従来よりよく用いられており、種々の発明が開示されている。
例えば、本出願人が開示する特許文献1には、段落0025〜0026や図1等において、2本の支柱2間に配設させ縦方向に連設させる複数枚のパネル3から構成させる塀1において、支柱2を断面略H型に形成し、当該支柱2のフランジ21間の取付溝22内にパネル3を嵌挿させて配設する構成が示されており、また、段落0037や図6には、パネル3と係合するフランジ部231を2個備えるパネル保持部23を支柱2に設ける構成が示されている。
また、本出願人が開示する特許文献2には、地表に立設された支柱間に面材を架設している塀において、面材が備える左右の縦枠に連結部材を設け、この連結部材を支柱の横側面に固定させた支持金具に固定するように形成させて、前方から面材を移動させて左右の支持金具に連結部材をそれぞれ合わせるように設けた構成が示されている。
特開2009−121176号公報 特開2009−191518号公報
特許文献1に示される塀は、フランジ21が配設させたパネル3の厚み方向への動きあるいは傾きを制限するのでパネル3の係止状態が安定するが、支柱2へパネル3を取り付ける際には、パネル3を支柱3やフランジ部231の上方へ持ち上げる必要があった。
また、特許文献2に示される塀は、面材を支柱へ取り付ける際に、支柱の上方へ持ち上げる必要は無いが、意匠性を向上させるために、支持金具の表側面を覆うための化粧用板カバーを固定させていた。
本発明は、これらとは異なる構成によって、支柱間へ架設させる塀パネルを容易に取り付け可能で、意匠性も良好な塀を提供するものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。
すなわち本発明に係る塀は、間隔をおいて立設される支柱と、該各支柱に取り付けられた支持金具を介して支柱間に架設される塀パネルを備え、
前記塀パネルは、パネル本体と、該パネル本体の左右両端にそれぞれ設けられた縦枠を備え、該縦枠には前後に間隔をおいて配置される前隠蔽板部及び後隠蔽板部がそれぞれ側方の支柱側へ突出して形成され、前記前隠蔽板部の側端には切欠部が形成されており、
前記支持金具は、前記支柱の側方外面に当接される取付板部と、該取付板部の前端から延設されて側方の前記塀パネル側へ突出する前板部とを備え、前記支持金具は前記取付板部を貫通する締結部材によって前記支柱へ取り付けられており、
前記塀パネルは、前記取付板部から突出する前記締結部材の端部を前記切欠部の内側に通し前隠蔽板部を通過させて、前記前隠蔽板部と後隠蔽板部との間の中間部に前記締結部材の端部を配置可能に形成されており、
前記中間部に前記締結部材の端部を配置させた前記塀パネルの前記前隠蔽板部が前記支持金具の前板部へ当接して取り付けられていることを特徴とするものである。
本発明に係る塀によれば、間隔をおいて立設させる支柱と、この各支柱に取り付けた支持金具を介して支柱間に架設させる塀パネルを備え、前記塀パネルは、パネル本体と、このパネル本体の左右両端にそれぞれ設けた縦枠を備え、この縦枠に前後に間隔をおいて配置させる前隠蔽板部及び後隠蔽板部をそれぞれ側方の支柱側へ突出させて形成させるので、支柱とパネル本体との間の隙間が前記前隠蔽板部と後隠蔽板部とで隠れ、意匠性が良好となる。
また、前記塀パネルを支柱へ取り付けるための支持金具に、前記支柱の側方外面に当接させる取付板部と、この取付板部の前端から延設させて側方の前記塀パネル側へ突出させる前板部とを備えさせて、前記取付板部を貫通する締結部材によって前記支持金具を前記支柱へ取り付けるので、前記前板部を側方へ突出させて支持金具を支柱へ強固に取り付けることができる。
また、前記前隠蔽板部と後隠蔽板部との間の中間部に前記締結部材の端部を配置可能に前記塀パネルを形成させ、前記中間部に前記締結部材の端部を配置させた前記塀パネルの前記前隠蔽板部を前記支持金具の前板部へ当接して取り付けるので、前記締結部材の端部が前記前隠蔽板部と後隠蔽板部との間に隠れて視認されにくくなされ、意匠性が向上する。
また、前記取付板部から突出する前記締結部材の端部を前記前隠蔽板部に設けた切欠部の内側に通して前隠蔽板部を通過させることができるので、前記塀パネルを支持金具へ取り付けるときに、塀パネルを支持金具の上方へ持ち上げずに後方側から移動させて取り付け可能となされ、その取り付けを容易に行うことができる。
また、前記塀パネルの前隠蔽板部の切欠部を、前記前隠蔽板部に当接する前記支持金具の前板部で塞げば、切欠部そのものが視認されにくくなされると共に、前記前隠蔽板部の前方側から前記切欠部を通して視認される前記締結部材の端部が、前記切欠部を塞ぐ支持金具の前板部で隠されるので、意匠性が向上する。
また、前記取付板部の後端から延設させて側方の塀パネル側へ突出させる後板部を前記支持金具に設け、この後板部を前記締結部材の端部に対応する高さ位置に形成すれば、塀を後方側から目視したときに、塀パネルの後隠蔽板部と支柱との隙間からは前記後板部が視認されて、締結部材の端部が視認されにくくなされるので、その意匠性がより向上するので、好ましい。
また、前記後板部を、前記塀パネルの前記後隠蔽板部へ当接させれば、塀パネルと支持金具との間のがたつき等が抑制され、両者の取り付けがより安定するので、好ましい。
本発明に係る塀によれば、支柱間へ架設させる塀パネルを容易に取り付け可能であると共に、良好な意匠性を備える。
本発明に係る塀の実施の一形態を示す、(イ)は平面図であり、(ロ)は正面図である。 図1の塀パネルを示す正面図である。 塀パネルの縦枠付近の横断面を示す、図2のA−A断面図である。 図1の支持金具を示す、(イ)は平面図であり、(ロ)は正面図であり、(ハ)は背面図である。 図4の支持金具の斜視図である。 支柱へ図4の支持金具を取り付けた状態を示す横断面図である。 図6の支持金具の前板部へ、図2の塀パネルの前隠蔽板部を当接させた状態を示す図である。 図7の支持金具へ塀パネルを取り付けた状況を示す図である。 図8の支柱へ更に塀パネルを取り付けた状況を示す図である。
本発明の実施の形態を図面に基づき具体的に説明する。
図面において、Fは塀である。
本実施形態の塀Fは、設置面Gに適宜間隔をおいて立設させた支柱1の間に塀パネル2を架設させて形成しており、前記塀パネル2は、支持金具6を介して支柱1に取り付けている。
前記支柱1は、断面円形状の筒状に形成させており、具体的には、金属パイプで形成させている。前記支柱の材質は、強度的に安定している周囲が円形状の鋼管を好適にも用いることができ、鋼材以外の他の金属を用いてもよい。他の金属としては、アルミニウム合金、ステンレス合金等を挙げることができる。また、支柱1の耐食性や耐候性を高めるために金属めっきや塗装を施してもよい。また、前記支柱1の上端には、内側の中空部分の開口を塞ぐ支柱キャップ11を取り付けている。
図2は図1の塀パネル2を示す正面図である。
前記塀パネル2は、矩形状のパネル本体3と、このパネル本体3の左右端部に相対向して配置される縦枠4と、上下端部に相対向して配置される横枠5とを備え、縦枠4及び横枠5によってパネル本体3の外周部が囲まれている。
パネル本体3は、正面視矩形状の板状体であって、本形態では、合成樹脂からなるシート状の芯材の表裏両面に金属箔を積層した積層体である。この金属箔を積層した三層構造により、芯材が合成樹脂であって軽量化を図りながら、比較的曲げ強度が高くなるので、本形態に係る塀Fに用いられる時に耐風荷重性が優れたものとなる。なお、パネル本体3は、本形態に限定されるものではなく、例えば、前記合成樹脂製芯材において、発泡芯材を用いてもよく、無機材料や硝子繊維や炭素繊維等を含むものでもよい。更に、パネル本体3として、金属板や、前記合成樹脂製芯材を単独で用いたものでもよく、これらを複数積層させたものを用いてもよい。
図3は、塀パネル2の縦枠4付近の横断面を示す、図2のA−A断面図である。
図3は、塀パネル2の図中左側に配置させた縦枠4付近の横断面を示しているが、図中右側に配置させた縦枠4付近の横断面は、図3と左右対称の形状に形成させている。
縦枠4は、パネル本体3の側端部31を支持しており、前後に間隔をおいて設けられた前側壁41と後側壁42と、左右に間隔をおいて設けられた内側壁43と外側壁44とによって内部に中空部45が形成された略矩形状のものである。前記内側壁43は、パネル本体3の左右の側端部31が挿入されるように、縦枠4の内部に向かって凹む凹溝43aが、上下方向に沿って設けられている。すなわち、前記凹溝43aを相対向させて、パネル本体3の左右端部に縦枠4が配置されている。また縦枠4の上端には、中空部45の開口を塞ぐキャップ4aが取付けられている。
前記縦枠4には、平板状に設けて側方へ突出させる前隠蔽板部46と、後隠蔽板部47を形成させている。
具体的には、前記前隠蔽板部46と後隠蔽板部47は縦枠4の全長に亘って一体的に形成させており、それぞれの板面を前記外側壁44に対し垂直に配置させ、外側壁44から側方へ突出するように形成させている。
詳細には、前記前隠蔽板部46は、その前面46aを前記前側壁41の前面と面一に形成させており、前記後隠蔽板部47は、その後面47aを前記後側壁42の後面と面一に形成させている。
即ち、前記前隠蔽板部46と後隠蔽板部47とは、それぞれ前後に間隔をおいて配置させており、その間に隙間である中間部49が形成されるように設けている。
また、前記縦枠4の前隠蔽板部46には、矩形形状の切欠部48を形成させている。前記切欠部48は、前隠蔽板部46の突出する先側から元側へ向けて窪む凹状部分であり、前隠蔽板部46を矩形に切り欠いたような形状に形成させている。
図2に示すように、前記切欠部48は、上下に間隔をあけて前隠蔽板部46に2個1組で形成させており、1枚の塀パネル2において2組4個の切欠部48を形成させている。
また、図3に示すように、前記縦枠4には、前側壁41を貫通する円形の通孔41aを形成させると共に、後側壁42を貫通する円形の通孔42aを形成させている。
前記通孔41aと通孔42aは、互いに対応する位置にそれぞれ形成させており、通孔41aと通孔42aとに後述するボルトB1を挿通させ縦枠4を貫通させて取り付けることができるように設けている。
図2に示すように、前記通孔41aは、前記切欠部48の側方に1個づつ形成させており、前記通孔41a及び通孔42aは、前記切欠部48と同様に、1枚の塀パネル2においてそれぞれ2組4個づつ形成させている。
前記縦枠4は、アルミニウム合金の押出成形からなる長尺形材を用いて形成している。前記縦枠の材質は、これに限るものではなく、アルミニウム合金以外のステンレス合金や鋼材等の他の金属を用いてもよい。また、縦枠4の成型方法は押出成形によるものに限るものではなく、板材をプレス加工や曲げ加工等によって成形したものでもよい。
図4は図1の支持金具6を示す、(イ)は平面図であり、(ロ)は正面図であり、(ハ)は背面図であり、図5は図4の支持金具6の斜視図である。
前記支持金具6は、1枚の金属板を曲げ加工して形成させており、前記支柱1の外面に当接させて取り付ける取付板部61を備えている。
前記取付板部61は矩形板状に形成させている。
具体的には、前記取付板部61は周囲を円形状に形成させた前記支柱1の外面に対応する円弧状の曲板形状に形成させており、この取付板部61の凹状となされた面を前記支柱1の外面へ当接させて取り付けるように設けている。
また、前記取付板部61には、支持金具6を支柱1へ取り付けるために用いる締結部材7を挿通させるための矩形の貫通孔61aを形成させており、前記貫通孔61aは取付板部61の上下方向中央付近の位置に形成させている。
前記取付板部61の一方の端には、側方へ突出する前板部62を延設させて形成させている。
前記前板部62は、上下の大きさを前記取付板部61と同じ大きさに形成させており、前記取付板部61の凸状となされた面側へ突出するように設けている。
また、前記前板部62には、矩形の貫通孔62aを形成させており、前記貫通孔62aは前板部62の上下方向中央付近に形成させている。
前記前板部61と逆側の前記取付板部61の端には、側方へ突出する後板部63を延設させて形成させている。前記後板部63の突出方向への大きさは、前記前板部62よりも小さく形成させている。
また、前記後板部63の上下方向の大きさは、前記取付板部61及び前板部62よりも小さく形成させており、前記取付板部61の上下方向中央付近の位置に配置させて形成させている。即ち、前記後板部63は、前記取付板部61に設けた貫通孔61aに対応する高さ位置に形成させている。
前記前板部62と後板部63は同じ方向へ突出させて設けており、詳細には、前板部62と後板部63とを平行に配置させている。
これにより、前記支持金具6は、取付板部61を支柱1の側方外面へ当接させて取り付けたときに、前記前板部62と後板部63とが前後に配置されて支柱1の側方へそれぞれ突出するように形成させている。
図6は、支柱1へ図4の支持金具6を取り付けた状態を示す横断面図である。
図6は、2個の支持金具6を、ボルト・ナットからなる締結部材7を用いて支柱1へ取り付けた状態を示している。
前記支柱1には、支柱1の筒壁を貫通する通孔12を形成させている。
前記通孔12は、前記支柱1の両側の側方にそれぞれ1個づつ、2個1組で形成させており、前記締結部材7は前記各通孔12へ挿通させ、支柱1を横方向へ貫通するように取り付けている。
前記支柱1には、2個1組に形成させた通孔12を、上下に配置させて2組形成させている。
前記支持金具6は、取付板部61を支柱1の外面へ当接させ、前記取付板部61に設けた貫通孔61aへ前記支柱1に貫通させた締結部材7を挿通させて、この締結部材7の締結によって支柱1へ取り付けている。
即ち、支柱1へ取り付けた前記支持金具6の取付板部61には、その板面に前記締結部材7の端部72が当接して係合される。
また、締結部材7の端部は、前記貫通孔61aの形成位置に配置されるので、この貫通孔61aに対応する高さ位置に形成させた前記後板部63と同じ高さに配置される。
前記支柱1に取り付ける各支持金具6は、その前板部61を前方側に配置させ、後板部62を後方側に配置させて取り付けている。
即ち、前記支持金具6は、その前板部61と後板部62とを側方へ突出させて支柱1に取り付けられる。
尚、図6においては、図中下方を指す矢印Y1が前方を示し、図中上方を示す矢印Y2が後方を示している。
前記支持金具6を取り付けた支柱1へ、前記塀パネル2を取り付けるとき、最初に、塀パネル2の縦枠4を前記支柱金具6の後方に配置させ、これを前方へ移動させる。
そして、前記支柱金具6の後板部62と、締結金具7の端部72とを、前記縦枠4の切欠部48の内側に設けられる凹状の隙間部分を通して前隠蔽板部46を通過させ、前記前隠蔽板部46と後隠蔽板部47との間の中間部49の内側に位置させる。
更に、前記塀パネル2を前方へ移動させ、縦枠4の前面である前側壁41の前面及び前隠蔽板部46の前面46aが、前記支持金具6の前板部62の板面へ当接するまで、前記縦枠4を移動させる。
図7は、図6の支持金具6の前板部62へ、図2の塀パネル2の前隠蔽板部46を当接させた状態を示す図である。
図7に示すように、前記前板部62を前記前隠蔽板部46に当接させたとき、支柱金具6の後板部63が縦枠4の後隠蔽板部47に当接するように、前記支持金具6を形成している。
即ち、前記支持金具6は、前記前板部62と後板部63の各後面間の間隔を、前記縦枠4の前隠蔽板部46と後隠蔽板部47の各前面間の間隔と同じ大きさに設けている。
また、図7に示すように、前記支持金具6の前板部62を前記縦枠4の前隠蔽板部46に当接させたとき、前板部62の貫通孔62aと前記前隠蔽板部46の通孔41aとを重ねて配置できるように、前記各貫通孔62aと各通孔41aを形成させている。
即ち、前記貫通孔62aと通孔41aとを重ねるようにして、前記支持金具6と縦枠4とを当接させたときに、前記支持金具6の貫通孔62aと、前記縦枠4の前側壁41の通孔41a、及び縦枠4の後側壁42に形成した通孔42aの位置が一致して前後に配置されるように、それぞれ形成させている。
位置を一致させて配置させた、前記縦枠4の通孔41a、42a、及び前記支持金具6の貫通孔62aへ、ボルトB1を挿通させてナットN1へ螺結させることで、前記縦枠4が支持金具6へ取り付けられる。
図8は図7の支持金具6へ塀パネル2を取り付けた状況を示す図である。
前記縦枠4の切欠部48は、その上下方向の大きさを、前記支持金具6の前板部62の上下方向の大きさよりも小さく形成させている。
即ち、前記支持金具6へ塀パネル2の縦枠4を取り付けたときに、縦枠4の前隠蔽板部46に設けた前記切欠部48が前記支持金具6の前板部62で覆われて隠れるように設けている。
このため、支柱1への取り付けのために設けた、前記縦枠4の切欠部48や、縦枠4の中間部49に配置させた締結部材7の端部72が、塀パネル2の前方側から視認できなくなり、意匠性が向上する。
また、前記支持金具6へ塀パネル2を取り付けたときに、支持金具4の後板部62が、縦枠4の後隠蔽板部47へ当接するので、取り付けた塀パネル2が風を受けたり、人が触ったりした場合でも、歪みやガタつきなどが抑制されて、より安定して設置できる。
図8は、支柱1へ取り付けた2個の支持金具6のうち、図中右側へ取り付けた支持金具6へ塀パネル2を取り付けた状態を示しているが、図中左側へ取り付けた支持金具6へも、同様の方法で、塀パネル2を取り付けることができる。
即ち、前記支持金具6の後方に塀パネル2の縦枠4を配置させ、支持金具6の後板部63と締結部材7の端部72とを前記切欠部48を通じて縦枠4の中間部に配置させ、支持金具6の前板部62と後板部63とをそれぞれ縦枠4の前隠蔽板部46と後隠蔽板部47とへ当接させた状態で、縦枠4の通孔41a、42a及び支持金具6の貫通孔62aに挿通させたボルト・ナットB1、N1を螺結させて、塀パネル2を支持金具6へ取り付けることができる。
図9は図8の支柱1へ更に塀パネル2を取り付けた状況を示す図である。
また、図9は、図1のA−A断面図である。
尚、前記図6〜9に示す支柱1には、支持金具6を2個取り付けているが、図1の左側に配置させた支柱1のように、支柱1に支持金具6を1個のみ取り付けてもよい。
尚、本発明に係る塀Fは、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、図1〜9に示す実施形態の塀Fは、周囲を円形形状に形成させた支柱1に塀パネル2を取り付けているが、これに限るものではなく、周囲を矩形形状に形成させた支柱1に、塀パネル2を取り付けても良い。
この場合、支持金具6の取付板部61は曲板形状ではなく、平面となされた前記支柱1の外面に対応する平板形状に形成させるのがよい。
また、図1〜9に示す実施形態の塀Fは、支柱1全体を貫通する1個の締結金具7により支持金具6を取り付けているが、これに限るものではなく、支柱1の筒壁に設けた雌ねじ部や、支柱1の内側に配置させたナットなどの雌ねじ部材へ締結金具7の雄ねじ部を螺結させて前記支柱金具6を取り付けるように設けても良い。
1 支柱
11 支柱キャップ
12 貫通孔
2 塀パネル
3 パネル本体
31 側端部
4 縦枠
41 前側壁
41a 通孔
42 後側壁
42a 通孔
43 内側壁
43a 凹溝
44 外側壁
45 中空部
46 前隠蔽板部
47 後隠蔽板部
48 切欠部
49 中間部
5 横枠
6 支持金具
61 取付板部
62 前板部
62a 貫通孔
63 後板部
7 締結部材
72 端部
F 塀
G 設置面

Claims (4)

  1. 間隔をおいて立設される支柱と、該各支柱に取り付けられた支持金具を介して支柱間に架設される塀パネルを備え、
    前記塀パネルは、パネル本体と、該パネル本体の左右両端にそれぞれ設けられた縦枠を備え、該縦枠には前後に間隔をおいて配置される前隠蔽板部及び後隠蔽板部がそれぞれ側方の支柱側へ突出して形成され、前記前隠蔽板部の側端には切欠部が形成されており、
    前記支持金具は、前記支柱の側方外面に当接される取付板部と、該取付板部の前端から延設されて側方の前記塀パネル側へ突出する前板部とを備え、前記支持金具は前記取付板部を貫通する締結部材によって前記支柱へ取り付けられており、
    前記塀パネルは、前記取付板部から突出する前記締結部材の端部を前記切欠部の内側に通し前隠蔽板部を通過させて、前記前隠蔽板部と後隠蔽板部との間の中間部に前記締結部材の端部を配置可能に形成されており、
    前記中間部に前記締結部材の端部を配置させた前記塀パネルの前記前隠蔽板部が前記支持金具の前板部へ当接して取り付けられていることを特徴とする塀。
  2. 前記塀パネルの前隠蔽板部の切欠部が、前記前隠蔽板部に当接する前記支持金具の前板部で塞がれていることを特徴とする塀。
  3. 前記支持金具は、前記取付板部の後端から延設されて側方の塀パネル側へ突出する後板部を備え、
    該後板部が前記締結部材の端部に対応する高さ位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の塀。
  4. 前記後板部が、前記塀パネルの前記後隠蔽板部に当接していることを特徴とする請求項2に記載の塀。

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CN109469351A (zh) * 2018-11-30 2019-03-15 浙江精工钢结构集团有限公司 一种航站楼不停航改建单元式施工围挡及其施工方法
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