JP2015172295A - 土嚢袋及び土嚢並びに土嚢の設置方法 - Google Patents

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【課題】従来の土嚢は、麻袋に土砂を詰め込んだだけの構成となっており、設置作業において倒壊や流動などのおそれがあり、設置作業が容易なものではなかった。そこで、本発明では、土嚢の設置作業における作業性や安全性を向上させることができる土嚢を提供することにした。【解決手段】本発明では、中込材を収容して土嚢(1,2)となる土嚢袋において、中込材を収容する本体部(3,4)の周囲に、他の土嚢(1、2)の本体部(3,4)を載置する萼部(5,6)を形成することにした。また、前記萼部(5,6)は、前記本体部(3,4)の2辺以上に連続して形成することにした。そして、本発明では、先に載置した土嚢(1,2)の萼部(5,6)の上部に次に載置する土嚢(1,2)の本体部(3,4)を載置することにした。【選択図】図1

Description

本発明は、土嚢袋及び土嚢並びに土嚢の設置方法に関するものである。
従来より、土木資材として、麻袋の中に土砂を詰め込んだ土嚢が土木現場などで広く利用されている。
この土嚢は、雨水の浸入や土砂崩れなどを防止するために積み上げられて使用されるものであり、緊急時等に一時的に使用されるものであった。
特開2009−243042号公報
ところが、従来の土嚢は、麻袋に土砂を詰め込んだだけの構成となっており、設置作業において倒壊や流動などのおそれがあり、設置作業が容易なものではなかった。
そこで、請求項1に係る本発明では、中込材を収容して土嚢となる土嚢袋において、中込材を収容する本体部の周囲に、他の土嚢の本体部を載置する萼部を形成することにした。
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記萼部は、前記本体部の2辺以上に連続して形成することにした。
また、請求項3に係る本発明では、土嚢袋に中込材を収容した土嚢において、土嚢袋は、中込材を収容する本体部の周囲に、他の土嚢の本体部を載置する萼部を形成することにした。
また、請求項4に係る本発明では、土嚢袋に中込材を収容した土嚢の設置方法において、土嚢袋の中込材を収容する本体部の周囲に萼部を形成し、萼部の上部に他の土嚢の本体部を載置することにした。
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、本発明では、土嚢袋において、中込材を収容する本体部の周囲に、他の土嚢の本体部を載置する萼部を形成しているために、1個の土嚢を載置した後に、その土嚢の萼部に次の土嚢の本体部を載置することで、先に載置した土嚢を次に載置した土嚢の重量で押さえつけることになり、土嚢の設置作業において土嚢の倒壊や流動を防止することができ、土嚢の設置作業の作業性や安全性を向上させることができる。
特に、萼部を本体部の2辺以上に連続させて形成することで、土嚢同士を前後左右に強固に積み上げることができる。
本発明に係る土嚢を示す平面図。
以下に、本発明に係る土嚢の具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
本発明に係る土嚢は、土嚢袋の内部に中込材を充填したものであり、たとえば、上部に開口を有する土嚢袋の内部に中込材を詰め込んで、上部の開口を紐やミシンや溶着等で封止したものである。
本発明に係る土嚢では、土嚢袋が、一部又は全部に通水性を有していてもよい。この土嚢袋は、麻袋等のように織成された土嚢袋で、全部に通水性を有しているものでもよく、また、ビニール袋等のように通水性を有していない素材で形成した袋本体に矩形貫通状の窓を形成し、その窓に網を袋本体の内側から張設(貼着)して、一部に通水性を有するように構成したものでもよい。
また、本発明に係る土嚢では、土嚢袋の内部に詰め込まれる中込材が、土砂でもよく、また、硬化前のセメント等の水硬性を有する粒子を一部又は全部に含んでいてもよい。
土嚢袋の内部に詰め込まれた中込材は、水分と反応して硬化(固化)する水硬性を有する物質の粒子を含有させてもよい。たとえば、中込材として、粉末状のスラグ100重量部と粉末状のセメント30重量部との混合物を土嚢袋の内部に詰め込んでいる。なお、土嚢袋の内部には、重金属の流出を防止するために重金属固化材を添加してもよく、スサやセルロースなどの繊維状材料や有機材料を添加してもよく、さらには、使用済みの土嚢で固化した中込材を破砕又は粉砕したものを骨材や増量材として添加してもよい。なお、中込材としては、0.01μm以上0.5mm以下の粒体であって0.5μm以下の微粒子を5重量%以上含まれているものを用いている。また、袋の内部にスラグとセメントを詰め込んだ場合には、100重量部〜500重量部の水と反応することで固化し、重量が倍以上に増大する。
以上に説明したように、上記土嚢は、土嚢袋が通水性を有し、中込材が水硬性を有することから、設置後の自然な通水や強制的な通水によって土嚢袋の内部の中込材を硬化(固化)させることができ、長期間にわたって使用しても変形することがなく、恒久的に使用することができる。
特に、上記土嚢では、中込材に吸水性及び導水性を有する繊維状材料を添加することで、中込材に含有された繊維状材料によって、固化する際に水分を内部に良好に導くことができ、袋の内部の中込材を均一に硬化(固化)させることができるとともに、水の分散が適当となるために水和反応の速度や固化反応による内部ストレスの発生を抑制することができてクラックの発生がなく、固化した際の強度を増大させることができる。
また、上記土嚢では、中込材が水分と反応して水和体を生成することで重量が増大することで、使用前(硬化前)においては重量が軽く、使用前の運搬作業や積み上げ作業を容易なものとすることができる。
さらに、上記土嚢では、土嚢袋の通水性を有する部分を通水性を有しない素材で着脱自在に被覆することで、袋の内部に水分が浸入するのを防止することができ、使用前に長期間にわたって備蓄しておくことができる。
本発明に係る土嚢は、図1(a)、(b)に示す土嚢1,2のように、中込材を収容した本体部3,4の周囲に萼部5,6を形成した形状の土嚢袋を用いている。図中、7,8は、運搬を容易にするために貫通孔状に形成した手持ち部である。
土嚢1,2は、土嚢袋の本体部3,4の周囲に萼部5,6を形成することで、図1(c)、(d)に示すように、使用時に土嚢1,2の萼部5,6に他の(上に載置する)土嚢1,2の本体部3,4を乗せることで、土嚢同士を強固に積み上げることができる。
、萼部5,6は、平面視四角形状の本体部3,4の2辺以上に連続させて形成してもよい。これにより、土嚢同士を前後左右に強固に積み上げることができる。また、図1(d)に示すように、本体部4を長手状に形成して屈曲可能に形成することで、設置する地形等に柔軟に追従させることができる。
このように、土嚢1,2では、土嚢同士を強固に積み上げることができ、土嚢同士を密着させて止水効果を向上させることができる。
以上に説明したように、本発明に係る土嚢1,2では、土嚢袋において、中込材を収容する本体部の周囲に、他の土嚢の本体部を載置する萼部を形成しているために、1個の土嚢を載置した後に、その土嚢の萼部に次の土嚢の本体部を載置することで、先に載置した土嚢を次に載置した土嚢の重量で押さえつけることになり、土嚢の設置作業において土嚢の倒壊や流動を防止することができ、土嚢の設置作業の作業性や安全性を向上させることができる。
1,2 土嚢
3,4 本体部
5,6 萼部
7,8 手持ち部

Claims (4)

  1. 中込材を収容して土嚢となる土嚢袋において、
    中込材を収容する本体部の周囲に、他の土嚢の本体部を載置する萼部を形成したことを特徴とする土嚢袋。
  2. 前記萼部は、前記本体部の2辺以上に連続して形成したことを特徴とする請求項1に記載の土嚢袋。
  3. 土嚢袋に中込材を収容した土嚢において、
    土嚢袋は、中込材を収容する本体部の周囲に、他の土嚢の本体部を載置する萼部を形成したことを特徴とする土嚢。
  4. 土嚢袋に中込材を収容した土嚢の設置方法において、
    土嚢袋の中込材を収容する本体部の周囲に萼部を形成し、萼部の上部に他の土嚢の本体部を載置することを特徴とする土嚢の設置方法。
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