JP2015171936A - 用紙後処理装置、及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

用紙後処理装置、及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015171936A
JP2015171936A JP2014048833A JP2014048833A JP2015171936A JP 2015171936 A JP2015171936 A JP 2015171936A JP 2014048833 A JP2014048833 A JP 2014048833A JP 2014048833 A JP2014048833 A JP 2014048833A JP 2015171936 A JP2015171936 A JP 2015171936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
binding
sheet
parallel
origami
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014048833A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6252265B2 (ja
Inventor
育美 ▲高▼嶋
育美 ▲高▼嶋
Ikumi Takashima
昭弘 津野
Akihiro Tsuno
昭弘 津野
宏尚 林
Hironao Hayashi
宏尚 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2014048833A priority Critical patent/JP6252265B2/ja
Publication of JP2015171936A publication Critical patent/JP2015171936A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6252265B2 publication Critical patent/JP6252265B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

【課題】受け入れた用紙の搬送方向を変えることなく省スペースでかつ生産性を落とすことなく用紙への処理を行う用紙後処理装置とする。
【解決手段】凸形状の歯を噛み合わせて用紙束の所定の領域を綴じる用紙後処理装置である。綴じ部は、用紙束の搬送方向に平行な用紙端部を綴じる平行綴じ部121と、搬送方向に垂直な用紙端部を綴じる垂直綴じ部123とからなり、これら綴じ部は独立して動作を行う。垂直綴じ部123は、用紙束の搬送方向に垂直な用紙端部を、平行綴じ部121が動作を行っている間に、またはその近傍で、その綴じ動作を完了する。平行綴じ部121は、用紙束の搬送方向に平行な用紙端部を用紙束の搬送中に定時的に綴じる。
【選択図】図15

Description

本発明は、金属製の綴じ針や糊、また、熱エネルギーを使用しないで複数枚の用紙を綴じ込むことが出来る用紙綴じ装置、及びこれを備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いたレーザープリンタやカラー画像複写機等の画像形成装置においては、一般に、パソコンや画像入力装置から入力された画像データをレーザー等により露光して感光体ドラム等の像担持体に対して静電潜像を形成し、現像装置によりトナーを現像した後に用紙に転写し、その後、加熱ローラ方式の定着装置にてトナーを用紙に溶融させて画像を定着させ、排出させる手段が用いられている。
このような画像形成装置に対して、スティプラやパンチ穴あけ、ソート(丁合い)、製本、折り等の後処理を実行する装置を接続させて作業の自動化を図った装置も提供されている。
このような画像形成装置では、画像記録されたシートの後処理を行う用紙後処理装置が知られており、シートの後処理装置では、用紙を複数枚揃えて綴じる綴じ処理がある。
例えば特許文献1には、針を使わないで用紙を綴じることを目的として、綴じ具の構造について開示されている。この技術は、加圧ロッドの下端面と固定ブロックの上端面に、互いにかみ合うように形成された多数の微小歯がそれぞれ形成され、これらの歯の間に、記録紙の折り目と反対側の端部が位置している。そして、これらの歯の間に記録紙を挟んで上下の微小歯を同文献の図12(b)に示すように噛み合わせ、2枚の紙の噛み合わせ部分に歯型を形成させ、これらが互いに噛み合って圧着することが開示されている。
また特許文献2に開示されているシート綴じ装置は、搬送ベルトと、外周面に凹凸が形成されて搬送ベルトで搬送されるシートを挟んで回転しながらシートに凹凸を形成する凹凸円板状回転体を備える。挟まれるシート側は、最下位シート、介在シート、最上位シートの順に積載されたシート束とする。介在シートは、最下位シート及び最上位シートから突出するように配置する。この場合に、一対の凹凸円板状回転体が最下位シート及び最上位シートの突出部を挟んで回転する。この一対の凹凸円板状回転体が最下位シート及び最上位シートの突出部を挟んで回転することにより凹凸を形成する。
さらに、特許文献3のように、重ね合わされる複数枚の冊子用紙の中面の紙面中央部の綴じ込み箇所にはインクなどの印刷があり、用紙を重ねた後、重ねた方向の両側から凹凸が連なった綴じ部材で圧力を掛けると、紙の繊維とインクなどが絡み合い、綴じ込みがなされる。インクなどが紙の繊維に滲み、紙面には塗膜面ができ、紙の強度や柔軟性が増し繊維の伸長率が高まる。このため、塗膜面も紙の繊維に深く食い込んで絡み、インクなどの成分の物質により複雑に絡み合った状態のまま固定され、強度ある綴じ込みができる装置が開示されている。
特許文献2や特許文献3は、凹凸の回転体を用いて用紙に綴じを施す構成である。ところが、特許文献3では用紙の1辺、特許文献2では用紙2辺に綴じを施すものであり、用紙を袋綴じにしようとした場合、用紙の3辺、4辺に綴じを施す必要がある。すると、従来の装置構成では、用紙を回転させるか、若しくは同一の構成を直行方向に設けて用紙を停止させ、3辺目、4辺目の綴じを行う必要があり、複雑で大型化及び生産性が低下してしまう。
そこで本発明は、搬送されてきた折紙または用紙束の搬送方向は一定で綴じることで受け入れた用紙の搬送方向を変えることなく省スペースでかつ生産性を落とすことなく用紙への処理を行える用紙後処理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る用紙後処理装置は、凸形状の歯を噛み合わせて折り紙または用紙束を綴じる綴じ部により折紙または用紙束の所定の領域を綴じる用紙後処理装置において、前記綴じ部が、折紙または用紙束の搬送方向に平行な用紙端部を綴じる平行綴じ部と、折紙または用紙束の搬送方向に垂直な用紙端部に綴じを行う垂直綴じ部と、からなり、前記平行綴じ部と前記垂直綴じ部とが独立して動作を行うものであり、前記垂直綴じ部は、折紙または用紙束の搬送方向に垂直な用紙端部を、前記平行綴じ部が動作を行っている間に、またはその近傍で、綴じ動作を完了し、前記平行綴じ部は、折紙または用紙束の搬送方向に平行な用紙端部を、前記垂直綴じ部の動作とは独立に、折紙または用紙束の搬送中に一定で綴じる、ことを特徴とする。
本発明によれば、搬送されてきた折紙または用紙束の搬送方向を一定で綴じることで、受け入れた用紙の搬送方向を変えることなく省スペースでかつ生産性を落とすことなく用紙への処理を行うことが可能である。
画像形成システムのシステム構成の概略図である。 用紙後処理装置制御部ブロック図である。 圧着歯動作概略図である。 圧着歯動作概略図である。 圧着歯による加工部構成図である。 袋綴じ部構成概略図である。 袋綴じ部平行綴じ部の構成概略図である。 袋綴じ部垂直綴じ部の構成概略図である。 袋綴じ部垂直綴じ部の構成概略図である。 袋綴じ部垂直綴じ部動作概要図である。 袋綴じ部垂直綴じ部移動機構概略図である。 袋綴じ部垂直綴じ部移動機構概略図である。 袋綴じ部垂直綴じ部歯スジ方向説明図である。 袋綴じ部垂直綴じ部歯スジ方向説明図である。 袋綴じ部による綴じ概略図である。
以下、本発明に係る用紙束綴じ装置の実施形態について説明する。なお、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
本発明に係る用紙束綴じ装置を備えた画像形成装置の全体構成を図1〜図6を参照して説明する。
図1に示す画像形成システム1は、画像形成装置2が用紙処理装置としての用紙後処理装置3を備えて構成されている。画像形成装置2と用紙後処理装置3とは、相互に通信可能に接続されている。画像形成システム1では、画像形成装置2が用紙に画像を形成し、用紙後処理装置3が画像形成装置2から用紙を受け入れて、受け入れた用紙に各種の用紙処理を施す。各種の後処理は、例えば、端部綴じ処理、中折り処理等である。中折り処理は中綴じ処理を含む。本実施形態では、端部綴じ処理および中綴じ処理において、用紙後処理装置3は、用紙束を、針を用いずに用紙束の一部を用いて綴じる。このような各種の後処理を行う用紙後処理装置3は、動作モードとして、排出モードと、端部綴じモードと、中折りモードと袋綴じモードを有している。
画像形成装置2は、公知の構成を有し、一例としては、電子写真方式のカラー画像形成装置として構成することができる。画像形成装置2は、例えば、制御部や作造部、光書き込み部、給紙部、給紙搬送路、画像読取部、中間転写部、定着部、排紙搬送路、両面搬送路等(いずれも図示せず)を有して、用紙の両面または片面に画像を形成する。
次に用紙後処理装置3について説明する。
用紙後処理装置3には、画像形成装置2から排出された用紙5を受け入れて当該用紙を第1の排紙トレイ10に排出するための第1の搬送経路Pt1と、第1の搬送経路Pt1から分岐して用紙束6に端部綴じ処理等を施すための第2の搬送経路Pt2と、第2の搬送経路Pt2と接続していて用紙束6に中綴じ中折り処理または袋綴じ処理を施すための第3の搬送経路Pt3と、が設けられている。各搬送経路Pt1〜Pt3は、例えばガイド部材(図示せず)等によって形成されている。
第1の搬送経路Pt1には、入口ローラ11、搬送ローラ12、13、排紙ローラ14が第1の搬送経路Pt1の上流部から下流部に向けて順に配置されている。入口ローラ11、搬送ローラ12、13および排紙ローラ14は、モータによって回転駆動されて用紙を搬送する。入口ローラ11の上流には、入口センサ15が配置されている。入口センサ15は、用紙5が用紙後処理装置3内へ搬入されたことを検知する。搬送ローラ12の下流には、分岐爪17が配置されている。分岐爪17は、回動してその位置を切り替えすることによって、用紙5を、第1の搬送経路Pt1における分岐爪17の下流側の部分と第2の搬送経路Pt2とのいずれか一方へ選択的に案内する。分岐爪17は、例えばモータやソレノイドなどで駆動される。
排出モードでは、画像形成装置2から第1の搬送経路Pt1に搬入された用紙5は、入口ローラ11、搬送ローラ12、13および排紙ローラ14によって搬送されて、第1の排紙トレイ10に排出される。一方、端部綴じモードおよび中折りモードでは、第1の搬送経路Pt1に搬入された用紙5は、入口ローラ11および搬送ローラ12によって搬送されて、分岐爪17で進行方向を変えられて、第2の搬送経路Pt2へ搬送される。
第2の搬送経路Pt2には、搬送ローラ20、21、22と、用紙集積トレイ23と、第1のジョガーフェンス24と、端部綴じ部(第1の綴じ部)25とが配置されている。搬送ローラ20、21、22はモータによって駆動されて用紙5を搬送する。第1のジョガーフェンス24は、モータによって駆動される。また、用紙集積トレイ23の下流には、分岐爪26、27が配置されている。分岐爪26、27は、回動してその位置を切り替えすることによって、用紙5を、第1の搬送経路Pt1における分岐爪17の下流側の部分と第3の搬送経路Pt3とのいずれか一方へ選択的に案内する。分岐爪26、27は、例えばモータやソレノイドなどによって駆動される。
端部綴じモードでは、順次、用紙集積トレイ23上に集積される。これにより、複数の用紙5が積層された用紙束6が形成される。この際、用紙5はその後端が用紙集積トレイ23に設けられた第1の可動基準フェンス29に当接し、用紙搬送方向位置が揃えられるとともに、第1のジョガーフェンス24によって幅方向位置が揃えられる。第1の可動基準フェンスはモータによって駆動される。ここで、用紙集積トレイ23、第1のジョガーフェンス24および第1の可動基準フェンスは、複数の用紙5を重ねて用紙束とする束化部として第1の束化部28を構成している。また、第1の束化部28は、第1のジョガーフェンス24を駆動するモータや第1の可動基準フェンスを駆動するモータを含む。そして、用紙束6は、第1の可動基準フェンスによって端部綴じ部25へ搬送される。
端部綴じ部では、凹凸形状をした一対の圧着歯が用紙束を挟んで配置されている。用紙束がある状態で、一方の圧着歯を他方の圧着歯の方向に力をかける圧着綴じ方法により、用紙束が綴じられる。なお、綴じ方についての詳細は後述する。
端部がとじられた用紙束は、第1の可動基準フェンスによって第1の搬送経路Pt1に搬送され、その後、搬送ローラ13、排紙ローラ14によって搬送されて第1の排紙トレイ10に排出される。ここで、排紙ローラ14は、端部綴じ部25によって綴じられた用紙束を排出する排紙部の一例である。
用紙集積トレイ23では、折紙以外の用紙の一辺綴じまたは複数辺綴じをすることも可能である。一辺綴じまたは複数辺綴じをする用紙は用紙集積トレイ23に集積されて、端綴じ部25では端綴じを行わず、可動基準フェンスによって、未綴じ束の搬送を行う。未綴じ束がセンサ52にて検知されると、平紙袋綴じ部51にて一辺または複数辺に綴じを行い、その後、搬送ローラ13、排紙ローラ14によって搬送されて第1の排紙トレイ10に排出される。平紙袋綴じ部51についての詳細は後述する。
一方、中折りモードでは、第2の搬送経路Pt2に搬送された用紙は、搬送ローラ20、21、22および第1の可動基準フェンスによって、第3の搬送経路Pt3へ搬送される。
第3の搬送経路Pt3には、搬送ローラ31、32と中綴じ折り部33とが配置されている。搬送ローラ31、32は、モータに駆動されて用紙を搬送する。中綴じ折り部33は、中折り部34と、中綴じ部(第2の綴じ部)35と第2の束化部36と、を有している。中綴じ折り部33は、綴じ部形成部の一例である。第3の搬送経路Pt3に搬送された用紙は、搬送ローラ31、32によって、順次、第2の束化部36に集積される。これにより、複数の用紙が積層された用紙束が形成される。つまり、第2の束化部36は、搬送部51によって搬送された複数の用紙5を重ねて用紙束とする。この際、用紙は、その前端が第2の可動基準フェンス37に当接し、用紙搬送方向位置が揃えられるとともに、第2のジョガーフェンス(図示せず)によって幅方向位置が揃えられる。そして、用紙束は、中綴じ部35によって、用紙搬送方向の中央部近傍が綴じられる(中綴じされる)。中綴じされた用紙束は、第2の可動基準フェンス37によって中折り位置まで戻される。第2の可動基準フェンス37は、モータによって駆動される。
中折り位置に移動した用紙束は、中折り部34によって、用紙搬送方向の中央部で折られる(中折りされる)。中折り部34では、中折り位置に位置した用紙束の用紙搬送方向中央部と対向するブレード38が、図1の右から左へ移動して、用紙束の用紙搬送方向中央部を折り曲げながら一対の押圧ローラ39、40の間に押し込む。ブレード38は、モータによって駆動される。そして、折り曲げられた用紙束は、一対の押圧ローラ39、40によって上下から押圧される。一対の押圧ローラ39、40は、モータによって駆動される。このようにして折り曲げられた用紙束、押圧ローラ39、40と排紙ローラ41とよって、第2の排紙トレイ42上に排紙される。排紙ローラ41は、モータによって駆動される。
一対の押圧ローラ39、40の下流には折紙袋綴じ部49が備わっており、画像形成装置2側で袋綴じまたは前後端綴じまたは小口綴じが選択されると、選択された位置に圧着綴じを行う。この構成については後述する。
ここで、上記の入口ローラ11、搬送ローラ12、13、20、21、22、31、32、排紙ローラ14、41は、それらを駆動するモータとともに、搬送部51を構成している。また、分岐爪17、26、27は、それらを駆動するモータまたはソレノイドとともに、経路切替部を構成している。
また、図2に示すように、用紙後処理装置3は、制御部61を備えている。制御部61は、CPU、記憶部、通信インターフェース等を有するコンピュータである。制御部61には、入口センサ15、加工部16、25、49、第1の束化部28、中綴じ折り部33、搬送部51および上述した経路切替部等が接続されている。制御部61(CPU)は、記憶部に記憶されているプログラムに従って、用紙後処理装置3の各部を駆動制御する。また、制御部61は、画像形成装置の制御部とデータ通信可能に接続されている。
図3により圧着綴じ方法について解説する。
圧着綴じは凹凸がある圧着(上凹凸歯、下凹凸歯)を用紙束に対し対向する位置に配置している(図3(a))。どちらか一方の圧着歯(もしくは両方)を動かし、力を掛ける(図3(b)、(c))。加圧力を大きくしていくと、用紙に凹凸形状が転写され綴じが完了する(図3d)。この圧着綴じでは、凹凸の嵌合や、用紙間の繊維の絡まりや固着により用紙を綴じることが可能となる。この圧着歯の凹凸形状には任意の角度の斜面部を持っている。
また、凹凸形状の頂点部、谷部の形状は異なっており、圧着歯がかみ合ったときに、例えば上圧着歯の頂点部とした圧着歯の谷部が接触しないようになっている(図4)。これにより、斜面部のみで用紙束を圧着することになり、効率よく綴じを行うことが可能となる。
図5に圧着歯による端部綴じ部25の動作機構の一例を示す。
この機構としては、上(下)歯アーム111(112)に上(下)圧着歯が配置してあり、下歯アーム112はアーム回転中心113を中心として回転する。回転動作は、不図示の駆動源により、ギヤ114を回転させることでカム駆動ギヤ115が回転し、そこに固定した歯押しカム116が非線形の回転運動をすることで上圧着歯101の反対側を押し下げる。結果、上圧着歯101は下方向に動き下圧着歯102と接触する形となっていることで圧着歯斜面部での用紙束圧着を行う。また、上圧着歯101を元の位置に戻すために戻しバネ117が設置されている。
図6に折紙袋綴じ部49の構成概略の一例を示す。
折紙袋綴じ部49は一対の押圧ローラ(図1に符号39、40で示す)の下流に配置してあり、中折された用紙の搬送方向と平行な用紙端部を綴じる平行綴じ部121、122と用紙の搬送方向と垂直な用紙端部に綴じを行う垂直綴じ部123とを備える。綴じは先に述べた圧着綴じにて綴じる。用紙の綴じた跡としては、平行綴じ部で綴じた跡がe、fで示した様になり、垂直綴じ部で綴じた跡がgとなる。この平行綴じ部121、122と垂直綴じ部123は独立して動作を行い、搬送されてくる用紙の搬送を止めずに綴じ動作を行う。平紙綴じ部51についても、綴じ部の構成は同様である。
平行綴じ部121、122は図7に示すように、円形物体の円周上に図3の様な凹凸形状を設けた円形状上圧着歯126、円形状下圧着歯127を配置している。円形状上圧着歯126を不図示の駆動源にて、圧解除カム128の回転により円形状下圧着歯127方向に加圧し、用紙に対して圧着綴じを行う(図7(a))。円形状圧着歯は回転することで、用紙の綴じ領域を連続的に綴じ動作を行うことが可能となる。また、用紙が圧着歯を通過すると、次の用紙を受け入れるために円形状下圧着歯127は圧解除カム128の回転により圧解除を行う。このとき、円形状下圧着歯127はバネ129によって、圧解除カムの回転中心130と円形状上圧着歯126の回転中心126aを引き合い(図7(b))保持する。圧解除カム128の回転中心128aは図示しない側板に支持されている。
図8に袋綴じ部49を構成する垂直綴じ部123の構成概略図の一例を示す。図8は図6の断面C−Cを示す図である。
垂直綴じ部123には偏心回転体の円周上に図3の様な凹凸形状を設けた偏心上圧着歯131を備える。これに噛みあう下側は図7に示したものと同様の円形状下圧着歯132である。偏心上圧着歯131は不図示の駆動源にて回転中心133をその回転の中心として回動することで、円形状下圧着歯132の方向に加圧し、用紙に対して圧着綴じを行う。また、偏心上圧着歯がさらに回転することで、偏心上圧着歯131は円形状下圧着歯132との噛み合いを解除し、圧解除を行う(図8(a))。この偏心上圧着歯131は図9に示すような、扇形形状の円弧状に図3の様な凹凸形状を設けた扇形上圧着歯134でもよい。
ここで、折紙の袋綴じ動作を例に折紙袋綴じ部49の一連の動作を説明する。
袋綴じが選択された場合には、折紙が袋綴じ部49に進入してくると用紙検知センサ(図1に符号50で示す)で用紙位置を検知し、平行綴じ部121、122が回転することで、搬送方向と平行な用紙端部の綴じが開始される。用紙を搬送しながら圧着綴じを行い、搬送方向と垂直な用紙端部が垂直綴じ部123に到達すると、垂直綴じ部は圧着歯に圧を加え、用紙の搬送方向に垂直な端部の綴じを行う。垂直綴じは平行綴じが行われる間に終了する。袋綴じの綴じが完了するとすべての圧着歯は圧解除を行い、次用紙の受け入れのため待機する。垂直綴じは平行綴じが行われている間に綴じが完了する配置が最も生産効率が良いが、平行綴じが行われる前や後に綴じを行っても、少しの時間差は生産性にはほぼ影響しないため、完全に同時に行わなくてもよい。
図10から図12に別の垂直綴じ部を示す。
図10は別の垂直綴じ部の動作概要である。垂直綴じ部141は用紙がセンサ142に到達するとタイミングをとって、圧着動作を開始する(符号141aで示す)。このとき、垂直綴じ部141は用紙の搬送方向とともに移動する。図10では、符号141aで示す状態から符号141bで示す状態へ移動する。そのため、用紙の搬送を止めずに圧着綴じを行うことができる。また、圧着綴じ動作が終わると、垂直綴じ部141は図10の紙面上方へ移動し、圧を解除する。
垂直綴じ部の移動に関する構成の概要について、図11、図12を用いて説明する。図11、図12は垂直綴じ部の移動機構の概略図である。図11(a)は図10に示した矢印D方向から見た図、図11(b)は図11(a)中に示した矢印a方向から見た図である。図12は図11のE部を取り出して示した図である。
これらの図に示すように、下圧着歯151にはラック153が備わっている。ラック153は図示しない駆動源によりギヤ154が回転することで下圧着歯151が搬送方向に移動する(図11で矢印a方向)。上圧着歯152は、上圧着歯上下動カム156が図示しない駆動源によって回転軸157を中心にして回転することにより、非線形の回転運動をすることで上下動を行う(図12(a)→図12(b))。圧着綴じ動作が終了すると次用紙を受け入れるために、上圧着歯上下動カム156が回転し、圧解除を行う(
図12(c))。また、上圧着歯152を元の位置に戻すために圧縮スプリング155が設置されている。
図13で示すように、袋綴じ部49をなす垂直綴じ部123は歯スジ方向が搬送方向と垂直である。歯スジが搬送方向と垂直であることで、水平綴じ部121の歯スジとも歯スジが同じであり、そのことで、搬送されてくる用紙をスムーズに受け取ることができ、生産性を落とさずに処理が可能である。垂直綴じ部123の歯スジは搬送方向と平行でもよい(図14参照)。用紙を圧着綴じにて袋綴じを行った後で、ユーザーが綴じ部を剥がす場合、用紙の端から中央へ向けてめくる。このとき、歯スジ方向と平行なめくり方向の方が綴じ力は強い。このため、しっかりとした袋綴じが必要な場合には、垂直綴じ部123の歯スジは図14で示すように搬送方向と平行の方がよい。
図15に袋綴じ部49による綴じの概略図を示す。
袋綴じ部49は、水平綴じ部121と垂直綴じ部123が独立しており、別々の駆動であるため、四辺を綴じて袋綴じにしたい場合と一辺(図15(a))、二辺または三辺を綴じたい場合と綴じる辺を選択することが可能である。これは、折紙では三辺を綴じることで袋綴じとなる(図6)が、折りのない用紙では四綴じなければ袋綴じとならないためである(図15(b))。また、用紙の長辺を水平綴じ部121、垂直綴じ部123どちらで綴じることも可能である(図15(c))。これは、例えばA4ヨコ送りの場合に長辺一辺だけを綴じたい場合には垂直綴じ部123を使用しなければ綴じることができないが、A3タテ送りの場合には長辺は平行綴じ部121でなければ綴じることができないためである。
以上説明してきたように、本発明では、凹凸形状の歯を噛み合わせて折り紙または用紙束を綴じる綴じ部により折紙または用紙束の所定の領域を綴じる用紙後処理装置において、折紙または用紙束が移動すると共に搬送方向に平行な用紙端部を綴じる平行綴じと、折紙または用紙束が搬送速度と同一な速度で移動しながら搬送方向に垂直な用紙端部に綴じを行う垂直綴じ部とを備え、前記平行綴じ部と垂直綴じ部は独立して動作を行い、折紙または用紙束の搬送方向に垂直な用紙端部は前記平行綴じ部が動作を行っている間またはその近傍で綴じ動作が完了しており、搬送されてきた折紙または用紙束の搬送方向は一定で綴じることで、受け入れた用紙の搬送方向を変えることなく省スペースでかつ生産性を落とすことなく用紙への処理を行う。なお、本明細書において、「動作を行っている間またはその近傍で」とは、動作を行っている間に垂直綴じと平行綴じを行う場合を、または、その動作タイミングから少しタイミングをズラして垂直綴じと平行綴じを行う場合を言う。
本発明では、前記平行綴じ部および垂直綴じ部の一方または両方には折紙または用紙束が綴じ位置に来たときに前記凹凸形状の歯を噛み合わせる綴じ位置に移動し、それ以外の場合には離間する圧解除機構を備えることで、生産性を落とすことなく用紙への処理を行う。
本発明では、前記垂直綴じ部は偏心回転体であることで機械を複雑にすることなくかつ生産性を落とすことなく用紙への処理を行う。
本発明では、前記垂直綴じ部の凹凸形状の歯は円弧上に並んでおり、断面形状が扇形であることで機械を複雑にすることなくかつ生産性を落とさずに用紙への処理を行う。
本発明では、前記垂直綴じ部は用紙の搬送方向に移動する移動手段を備えることで生産性を落とさずに用紙への処理を行う。
本発明では、前記垂直綴じ部の凹凸形状の歯は歯スジが搬送方向に垂直であることで、用紙を搬送しながら生産性を落とさずに用紙への処理を行う。
本発明では、前記垂直綴じ部の凹凸形状の歯は歯スジが搬送方向に平行であることで、用紙端部からの用紙内側へのめくり方向に対する綴じ力を強くし、用紙を搬送しながら生産性を落とさずに用紙への処理を行う。
本発明では、前記垂直綴じ部および平行綴じ部は折紙または用紙束に対して綴じる位置が選択可能であることで機械を大型化させることなく用紙端部に圧着綴じを行う。
また本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
1 :画像形成システム
2 :画像形成装置
3 :用紙後処理装置
5 :用紙
6 :用紙束
10 :第1の排紙トレイ
11 :入口ローラ
12 :搬送ローラ
13 :搬送ローラ
14 :排紙ローラ
15 :入口センサ
16 :加工部
17 :分岐爪
20〜22 :搬送ローラ
23 :用紙集積トレイ
24 :第1のジョガーフェンス
25 :端部綴じ部
26、27 :分岐爪
28 :第1の束化部
29 :第1の可動基準フェンス
31、32 :搬送ローラ
33 :中綴じ折り部
34 :中折り部
35 :中綴じ部
36 :第2の束化部
37 :第2の可動基準フェンス
38 :ブレード
39、40 :押圧ローラ
41 :排紙ローラ
42 :第2の排紙トレイ
49 :折紙袋綴じ部
51 :搬送部
52 :センサ
61 :制御部
101 :上圧着歯
102 :下圧着歯
111 :上歯アーム
112 :下歯アーム
113 :アーム回転中心
114 :ギヤ
115 :カム駆動ギヤ
116 :歯押しカム
117 :戻しバネ
121、122 :平行綴じ部
123 :垂直綴じ部
126 :円形状上圧着歯
126a :回転中心
127 :円形状下圧着歯
128 :圧解除カム
128a :回転中心
129 :バネ
130 :回転中心
131 :偏心上圧着歯
132 :円形状下圧着歯
133 :回転中心
134 :扇形上圧着歯
141 :垂直綴じ部
142 :センサ
151 :下圧着歯
152 :上圧着歯
153 :ラック
154 :ギヤ
155 :圧縮スプリング
156 :上圧着歯上下動カム
157 :回転軸
Pt1、Pt2、Pt3 :搬送経路
特開平07−165365号公報 特開2012−062129号公報 国際公開WO09/110298号公報

Claims (9)

  1. 凸形状の歯を噛み合わせて折り紙または用紙束を綴じる綴じ部により折紙または用紙束の所定の領域を綴じる用紙後処理装置において、
    前記綴じ部が、
    折紙または用紙束の搬送方向に平行な用紙端部を綴じる平行綴じ部と、
    折紙または用紙束の搬送方向に垂直な用紙端部に綴じを行う垂直綴じ部と、
    からなり、
    前記平行綴じ部と前記垂直綴じ部とが独立して動作を行うものであり、
    前記垂直綴じ部は、折紙または用紙束の搬送方向に垂直な用紙端部を、前記平行綴じ部が動作を行っている間に、またはその近傍で、綴じ動作を完了し、
    前記平行綴じ部は、折紙または用紙束の搬送方向に平行な用紙端部を、前記垂直綴じ部の動作とは独立に、折紙または用紙束の搬送中に一定で綴じる、ことを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 前記平行綴じ部および垂直綴じ部の一方または両方には、折紙または用紙束が綴じ位置に来たときに前記凹凸形状の歯を噛み合わせる綴じ位置に移動し、それ以外の場合には離間する圧解除機構を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。
  3. 前記垂直綴じ部は偏心回転体であることを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙後処理装置。
  4. 前記垂直綴じ部の凹凸形状の歯は、円弧上に並んでおり、かつ断面形状が扇形であることを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙後処理装置。
  5. 前記垂直綴じ部は、用紙の搬送方向に移動する移動手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙後処理装置。
  6. 前記垂直綴じ部の凹凸形状の歯は、歯スジが搬送方向に垂直であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の用紙後処理装置。
  7. 前記垂直綴じ部の凹凸形状の歯は、歯スジが搬送方向に平行であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の用紙後処理装置。
  8. 前記垂直綴じ部および平行綴じ部は、折紙または用紙束に対して綴じる位置が選択可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙後処理装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の用紙後処理装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
JP2014048833A 2014-03-12 2014-03-12 用紙後処理装置、及びこれを備えた画像形成装置 Expired - Fee Related JP6252265B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014048833A JP6252265B2 (ja) 2014-03-12 2014-03-12 用紙後処理装置、及びこれを備えた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014048833A JP6252265B2 (ja) 2014-03-12 2014-03-12 用紙後処理装置、及びこれを備えた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015171936A true JP2015171936A (ja) 2015-10-01
JP6252265B2 JP6252265B2 (ja) 2017-12-27

Family

ID=54259546

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014048833A Expired - Fee Related JP6252265B2 (ja) 2014-03-12 2014-03-12 用紙後処理装置、及びこれを備えた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6252265B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0967063A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Toppan Moore Co Ltd 連続用紙処理装置
JP2009051661A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Canon Inc シート処理装置及び画像形成装置
JP2011011913A (ja) * 2009-06-05 2011-01-20 Canon Inc シート処理装置及び画像形成装置
JP2011184153A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成システム及び用紙処理装置
JP2013129477A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Ricoh Co Ltd 用紙処理装置、画像形成システム及び用紙処理方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0967063A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Toppan Moore Co Ltd 連続用紙処理装置
JP2009051661A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Canon Inc シート処理装置及び画像形成装置
JP2011011913A (ja) * 2009-06-05 2011-01-20 Canon Inc シート処理装置及び画像形成装置
JP2011184153A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成システム及び用紙処理装置
JP2013129477A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Ricoh Co Ltd 用紙処理装置、画像形成システム及び用紙処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6252265B2 (ja) 2017-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6288543B2 (ja) シート処理装置、画像形成システム及び画像形成装置
JP5971032B2 (ja) 用紙後処理装置及び画像形成システム
JP6171407B2 (ja) シート処理装置および画像形成システム
JP6032556B2 (ja) 用紙処理装置及び画像形成システム
CN111252613B (zh) 后处理装置、图像形成装置及图像形成系统
JP6089675B2 (ja) 用紙処理装置、画像形成システム及び中折り製本方法
JP5298924B2 (ja) 後処理装置および画像形成システム
JP2017071491A (ja) シート束綴じ処理装置及びこれを備えた画像形成システム
JP6233679B2 (ja) 用紙綴じ装置、用紙処理装置、画像形成装置、及び画像形成システム
JP2009292571A (ja) 紙折り装置と画像形成装置の後処理装置
JP6255911B2 (ja) 用紙後処理装置、及び画像形成装置
JP6252265B2 (ja) 用紙後処理装置、及びこれを備えた画像形成装置
JP6065659B2 (ja) 用紙処理装置、画像形成システム及び用紙束綴じ方法
JP6308013B2 (ja) 用紙後処理装置、及びこれを備えた画像形成システム
JP2007176684A (ja) 用紙後処理装置
JP2014177056A (ja) 用紙綴じ装置、用紙処理装置、及び画像形成システム
JP2012218900A (ja) 用紙処理装置及び画像形成装置
JP5919932B2 (ja) 用紙処理装置および画像形成システム
JP6274521B2 (ja) 用紙処理装置、及び、画像形成装置
JP6179764B2 (ja) 綴じ装置、及び、画像形成装置
JP2017064963A (ja) シート束綴じ処理装置及びこれを備えた画像形成システム
JP4404134B2 (ja) 製本システム
JP6428299B2 (ja) 記録材綴じ処理装置、記録材揃え装置、および画像形成システム
JP5861922B2 (ja) 用紙処理装置及び画像形成システム
JP2014047013A (ja) 用紙後処理装置及び画像形成システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170220

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20170322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171113

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6252265

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees