JP6308013B2 - 用紙後処理装置、及びこれを備えた画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、金属製の綴じ針や糊、また、熱エネルギーを使用しないで複数枚の用紙を綴じ込むことが出来る用紙後処理装置と、これを画像形成装置と組み合わせて備えた画像形成システムに関する。
電子写真方式を用いたレーザープリンタや複写機、これらの複合機等の画像形成装置においては、一般に、パソコンや画像入力装置から入力された画像データをレーザー等により露光して感光体ドラム等の像担持体に対して静電潜像を形成し、現像装置によりトナーを現像した後に用紙に転写し、その後、加熱ローラ方式の定着装置にてトナーを用紙に溶融させて画像を定着させ、排出させる手段が用いられている。
このような画像形成装置に対して、スティプラやパンチ穴あけ、ソート(丁合い)、製本、折り等の後処理を実行する装置を接続させて作業の自動化を図った画像形成システムも提供されている。このようなシートの後処理には、用紙を複数枚揃えて綴じる綴じ処理がある。
例えば特許文献1には、針を使わないで用紙を綴じることを目的として、綴じ具の構造について開示されている。この技術は、加圧ロッドの下端面と固定ブロックの上端面に、互いにかみ合うように形成された多数の微小歯がそれぞれ形成され、これらの歯の間に、記録紙の折り目と反対側の端部が位置している。そして、これらの歯の間に記録紙を挟んで上下の微小歯を同文献の図12(b)に示すように噛み合わせ、2枚の紙の噛み合わせ部分に歯型を形成させ、これらが互いに噛み合って圧着することが開示されている。
また特許文献2に開示されているシート綴じ装置は、搬送ベルトと、外周面に凹凸が形成されて搬送ベルトで搬送されるシートを挟んで回転しながらシートに凹凸を形成する凹凸円板状回転体を備える。挟まれるシート側は、最下位シート、介在シート、最上位シートの順に積載されたシート束とする。介在シートは、最下位シート及び最上位シートから突出するように配置する。この場合に、一対の凹凸円板状回転体が最下位シート及び最上位シートの突出部を挟んで回転する。この一対の凹凸円板状回転体が最下位シート及び最上位シートの突出部を挟んで回転することにより凹凸を形成する。
さらに、特許文献3のように、重ね合わされる複数枚の冊子用紙の中面の紙面中央部の綴じ込み箇所にはインクなどの印刷があり、用紙を重ねた後、重ねた方向の両側から凹凸が連なった綴じ部材で圧力を掛けると、紙の繊維とインクなどが絡み合い、綴じ込みがなされる。インクなどが紙の繊維に滲み、紙面には塗膜面ができ、紙の強度や柔軟性が増し繊維の伸長率が高まる。このため、塗膜面も紙の繊維に深く食い込んで絡み、インクなどの成分の物質により複雑に絡み合った状態のまま固定され、強度ある綴じ込みができる装置が開示されている。
しかしながら、特許文献2や特許文献3は、凹凸の回転体を用いて用紙に綴じを施す構成である。ところが、特許文献3では用紙の1辺、特許文献2では用紙2辺に綴じを施すものであり、用紙を袋綴じにしようとした場合、用紙の3辺、4辺に綴じを施す必要がある。すると、従来の装置構成では、用紙を回転させるか、若しくは同一の構成を直行方向に設けて用紙を停止させ、3辺目、4辺目の綴じを行う必要があり、複雑で大型化及び生産性が低下してしまう。
そこで本発明は、凹凸形状の歯を噛み合わせて折り紙または用紙束を綴じる綴じ部により折紙または用紙束の所定の領域を綴じる用紙後処理装置において、生産性を落とすことなく少ない荷重での圧着綴じを可能とし、綴じ領域内での綴じ力を均一にして品質向上することを目的とする。
本発明の用紙後処理装置のうち請求項1に係るものは、凹凸形状の歯を噛み合わせて折り紙または用紙束を綴じる綴じ部を備え、該綴じ部により前記折り紙または用紙束の所定の領域を綴じる用紙後処理装置において、前記折り紙または用紙束を搬送して移動させながら、該搬送方向に垂直な用紙端部または用紙中央に綴じを行う垂直綴じ部を備え、該垂直綴じ部への荷重を、前記搬送方向に位相をずらして掛けることを特徴とする。
本発明によれば、生産性を落とすことなく少ない荷重での圧着綴じを可能とし、綴じ領域内での綴じ力を均一にして品質を向上させることが可能である。
画像形成システムのシステム構成の概略図である。 用紙後処理装置制御部ブロック図である。 圧着歯動作概略図である。 圧着歯動作概略図である。 圧着歯による加工部構成図である。 袋綴じ部の構成概略図である。 袋綴じ部平行綴じ部の構成概略図である。 圧着中綴じ部の構成概略図である。 圧着中綴じ部の構成概略図である。 圧着中綴じ部の構成概略図である。 圧着中綴じ部の構成概略図である。 圧着中綴じ部の構成概略図である。 圧着中綴じ部の構成概略図である。 圧着中綴じ部の圧解除機構の構成概略図である。 圧着中綴じ部の圧解除機構の構成概略図である。 圧着中綴じ部の構成概略図である。 圧着中綴じ部の構成概略図である。 圧着中綴じ部の構成概略図である。 加圧ユニットの構成概略図である。
以下、本発明に係る用紙束綴じ装置の実施形態について説明する。なお、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
<実施形態1>
本発明に係る用紙束綴じ装置を備えた画像形成装置の全体構成を図1〜図6を参照して説明する。
図1に示す画像形成システム1は、画像形成装置2が用紙処理装置としての用紙後処理装置3を備えて構成されている。画像形成装置2と用紙後処理装置3とは、相互に通信可能に接続されている。画像形成システム1では、画像形成装置2が用紙に画像を形成し、用紙後処理装置3が画像形成装置2から用紙を受け入れて、受け入れた用紙に各種の用紙処理を施す。各種の後処理は、例えば、端部綴じ処理、中折り処理等である。中折り処理は中綴じ処理を含む。本実施形態では、端部綴じ処理および中綴じ処理において、用紙後処理装置3は、用紙束を、針を用いずに用紙束の一部を用いて綴じる。このような各種の後処理を行う用紙後処理装置3は、動作モードとして、排出モードと、端部綴じモードと、中折りモードと袋綴じモードを有している。
画像形成装置2は、公知の構成を有し、一例としては、電子写真方式のカラー画像形成装置として構成することができる。画像形成装置2は、例えば、制御部や作造部、光書き込み部、給紙部、給紙搬送路、画像読取部、中間転写部、定着部、排紙搬送路、両面搬送路等(いずれも図示せず)を有して、用紙の両面または片面に画像を形成する。
次に用紙後処理装置3について説明する。
用紙後処理装置3には、画像形成装置2から排出された用紙5を受け入れて当該用紙を第1の排紙トレイ10に排出するための第1の搬送経路Pt1と、第1の搬送経路Pt1から分岐して用紙束6に端部綴じ処理等を施すための第2の搬送経路Pt2と、第2の搬送経路Pt2と接続していて用紙束6に中綴じ中折り処理または袋綴じ処理を施すための第3の搬送経路Pt3と、が設けられている。各搬送経路Pt1〜Pt3は、例えばガイド部材(図示せず)等によって形成されている。
第1の搬送経路Pt1には、入口ローラ11、搬送ローラ12、13、排紙ローラ14が第1の搬送経路Pt1の上流部から下流部に向けて順に配置されている。入口ローラ11、搬送ローラ12、13および排紙ローラ14は、モータによって回転駆動されて用紙を搬送する。入口ローラ11の上流には、入口センサ15が配置されている。入口センサ15は、用紙5が用紙後処理装置3内へ搬入されたことを検知する。搬送ローラ12の下流には、分岐爪17が配置されている。分岐爪17は、回動してその位置を切り替えすることによって、用紙5を、第1の搬送経路Pt1における分岐爪17の下流側の部分と第2の搬送経路Pt2とのいずれか一方へ選択的に案内する。分岐爪17は、例えばモータやソレノイドなどで駆動される。
排出モードでは、画像形成装置2から第1の搬送経路Pt1に搬入された用紙5は、入口ローラ11、搬送ローラ12、13および排紙ローラ14によって搬送されて、第1の排紙トレイ10に排出される。一方、端部綴じモードおよび中折りモードでは、第1の搬送経路Pt1に搬入された用紙5は、入口ローラ11および搬送ローラ12によって搬送されて、分岐爪17で進行方向を変えられて、第2の搬送経路Pt2へ搬送される。
第2の搬送経路Pt2には、搬送ローラ20、21、22と、用紙集積トレイ23と、第1のジョガーフェンス24と、端部綴じ部(第1の綴じ部)25とが配置されている。搬送ローラ20、21、22はモータによって駆動されて用紙5を搬送する。第1のジョガーフェンス24は、モータによって駆動される。また、用紙集積トレイ23の下流には、分岐爪26、27が配置されている。分岐爪26、27は、回動してその位置を切り替えすることによって、用紙5を、第1の搬送経路Pt1における分岐爪17の下流側の部分と第3の搬送経路Pt3とのいずれか一方へ選択的に案内する。分岐爪26、27は、例えばモータやソレノイドなどによって駆動される。
端部綴じモードでは、順次、用紙集積トレイ23上に集積される。これにより、複数の用紙5が積層された用紙束6が形成される。この際、用紙5はその後端が用紙集積トレイ23に設けられた第1の可動基準フェンス29に当接し、用紙搬送方向位置が揃えられるとともに、第1のジョガーフェンス24によって幅方向位置が揃えられる。第1の可動基準フェンスはモータによって駆動される。ここで、用紙集積トレイ23、第1のジョガーフェンス24および第1の可動基準フェンスは、複数の用紙5を重ねて用紙束とする束化部として第1の束化部28を構成している。また、第1の束化部28は、第1のジョガーフェンス24を駆動するモータや第1の可動基準フェンスを駆動するモータを含む。そして、用紙束6は、第1の可動基準フェンスによって加工部である端部綴じ部25へ搬送される。
端部綴じ部では、凹凸形状をした一対の圧着歯が用紙束を挟んで配置されている。用紙束がある状態で、一方の圧着歯を他方の圧着歯の方向に力をかける圧着綴じ方法により、用紙束が綴じられる。なお、綴じ方についての詳細は後述する。
端部がとじられた用紙束は、第1の可動基準フェンスによって第1の搬送経路Pt1に搬送され、その後、搬送ローラ13、排紙ローラ14によって搬送されて第1の排紙トレイ10に排出される。ここで、排紙ローラ14は、端部綴じ部25によって綴じられた用紙束を排出する排紙部の一例である。
用紙集積トレイ23では、折紙以外の用紙の一辺綴じまたは複数辺綴じをすることも可能である。一辺綴じまたは複数辺綴じをする用紙は用紙集積トレイ23に集積されて、端綴じ部25では端綴じを行わず、可動基準フェンスによって、未綴じ束の搬送を行う。未綴じ束がセンサ52にて検知されると、図示せぬ平紙袋綴じ部にて一辺または複数辺に綴じを行い、その後、搬送ローラ13、排紙ローラ14によって搬送されて第1の排紙トレイ10に排出される。
一方、中折りモードでは、第2の搬送経路Pt2に搬送された用紙は、搬送ローラ20、21、22および第1の可動基準フェンスによって、第3の搬送経路Pt3へ搬送される。
第3の搬送経路Pt3には、搬送ローラ31、32と中綴じ折り部33とが配置されている。搬送ローラ31、32は、モータに駆動されて用紙を搬送する。中綴じ折り部33は、中折り部34と、中綴じ部(第2の綴じ部)35と第2の束化部36と、を有している。中綴じ折り部33は、綴じ部形成部の一例である。第3の搬送経路Pt3に搬送された用紙は、搬送ローラ31、32によって、順次、第2の束化部36に集積される。これにより、複数の用紙が積層された用紙束が形成される。つまり、第2の束化部36は、搬送部51によって搬送された複数の用紙5を重ねて用紙束とする。この際、用紙は、その前端が第2の可動基準フェンス37に当接し、用紙搬送方向位置が揃えられるとともに、第2のジョガーフェンス(図示せず)によって幅方向位置が揃えられる。そして、用紙束は、中綴じ部35によって、用紙搬送方向の中央部近傍が綴じられる(中綴じされる)。中綴じされた用紙束は、第2の可動基準フェンス37によって中折り位置まで戻される。第2の可動基準フェンス37は、モータによって駆動される。
中折り位置に移動した用紙束は、中折り部34によって、用紙搬送方向の中央部で折られる(中折りされる)。中折り部34では、中折り位置に位置した用紙束の用紙搬送方向中央部と対向するブレード38が、図1の右から左へ移動して、用紙束の用紙搬送方向中央部を折り曲げながら一対の押圧ローラ39、40の間に押し込む。ブレード38は、モータによって駆動される。そして、折り曲げられた用紙束は、一対の押圧ローラ39、40によって上下から押圧される。一対の押圧ローラ39、40は、モータによって駆動される。このようにして折り曲げられた用紙束、押圧ローラ39、40と排紙ローラ41とよって、第2の排紙トレイ42上に排紙される。排紙ローラ41は、モータによって駆動される。
一対の押圧ローラ39、40の下流には折紙袋綴じ部49が備わっており、画像形成装置2側で袋綴じまたは前後端綴じまたは小口綴じが選択されると、選択された位置に圧着綴じを行う。この構成については後述する。
ここで、上記の入口ローラ11、搬送ローラ12、13、20、21、22、31、32、排紙ローラ14、41は、それらを駆動するモータとともに、搬送部51を構成している。また、分岐爪17、26、27は、それらを駆動するモータまたはソレノイドとともに、経路切替部を構成している。
また、図2に示すように、用紙後処理装置3は、制御部61を備えている。制御部61は、CPU、記憶部、通信インターフェース等を有するコンピュータである。制御部61には、入口センサ15、加工部16、25、49、第1の束化部28、中綴じ折り部33、搬送部51および上述した経路切替部等が接続されている。制御部61(CPU)は、記憶部に記憶されているプログラムに従って、用紙後処理装置3の各部を駆動制御する。また、制御部61は、画像形成装置の制御部とデータ通信可能に接続されている。
図3により圧着綴じ方法について解説する。
圧着綴じは凹凸がある圧着(上凹凸歯、下凹凸歯)を用紙束に対し対向する位置に配置している(図3(a))。どちらか一方の圧着歯(もしくは両方)を動かし、力を掛ける(図3(b)、(c))。加圧力を大きくしていくと、用紙に凹凸形状が転写され綴じが完了する(図3d)。この圧着綴じでは、凹凸の嵌合や、用紙間の繊維の絡まりや固着により用紙を綴じることが可能となる。この圧着歯の凹凸形状には任意の角度の斜面部を持っている。
また、凹凸形状の頂点部、谷部の形状は異なっており、圧着歯がかみ合ったときに、例えば上圧着歯の頂点部とした圧着歯の谷部が接触しないようになっている(図4)。これにより、斜面部のみで用紙束を圧着することになり、効率よく綴じを行うことが可能となる。
図5に圧着歯による端部綴じ部25の動作機構の一例を示す。
この機構としては、上(下)歯アーム111(112)に上(下)圧着歯が配置してあり、下歯アーム112はアーム回転中心113を中心として回転する。回転動作は、不図示の駆動源により、ギヤ114を回転させることでカム駆動ギヤ115が回転し、そこに固定した歯押しカム116が非線形の回転運動をすることで上圧着歯101の反対側を押し下げる。結果、上圧着歯101は下方向に動き下圧着歯102と接触する形となっていることで圧着歯斜面部での用紙束圧着を行う。また、上圧着歯101を元の位置に戻すために戻しバネ117が設置されている。
図6に折紙袋綴じ部49の構成概略の一例を示す。
折紙袋綴じ部49は一対の押圧ローラ(図1に符号39、40で示す)の下流に配置してあり、中折された用紙の搬送方向と平行な用紙端部を綴じる平行綴じ部121、122と用紙の搬送方向と垂直な用紙端部に綴じを行う垂直綴じ部123とを備える。綴じは先に述べた圧着綴じにて綴じる。用紙の綴じた跡としては、平行綴じ部で綴じた跡がe、fで示した様になり、垂直綴じ部で綴じた跡がgとなる。この平行綴じ部121、122と垂直綴じ部123は独立して動作を行い、搬送されてくる用紙の搬送を止めずに綴じ動作を行う。平紙綴じ部についても、綴じ部の構成は同様である。
平行綴じ部121、122は図7に示すように、円形物体の円周上に図3の様な凹凸形状を設けた円形状上圧着歯126、円形状下圧着歯127を配置している。円形状上圧着歯126を不図示の駆動源にて、圧解除カム128の回転により円形状下圧着歯127方向に加圧し、用紙に対して圧着綴じを行う(図7(a))。円形状圧着歯は回転することで、用紙の綴じ領域を連続的に綴じ動作を行うことが可能となる。また、用紙が圧着歯を通過すると、次の用紙を受け入れるために円形状下圧着歯127は圧解除カム128の回転により圧解除を行う。このとき、円形状下圧着歯127はバネ129によって、圧解除カムの回転中心130と円形状上圧着歯126の回転中心126aを引き合い(図7(b))保持する。圧解除カム128の回転中心128aは図示しない側板に支持されている。
図8に圧着中綴じ部16の一例を示す。
圧着中綴じ部16は加工部の一例であり、凹凸形状の歯で圧着綴じを行う垂直綴じ部を備えており、綴じ方は後述する。用紙の綴じた跡としては、図中に符号hで示したようになる。
図9Aに図8の構成の一例を示す。
垂直綴じ部161は回転体であり、回転体の円周上に圧着歯を備える。歯スジは搬送方向に平行な方向163を向いている。圧着歯は垂直綴じ部161の上方から見ると垂直綴じ部161の回転中心162に対し数個の固まりで傾斜して配置されている。また圧着歯が斜めに配置されていることで、位相をずらした加圧を行うことが可能である。
また、この回転体である垂直綴じ部161は搬送方向に用紙と共に移動する。このことで、用紙を搬送しながら圧着綴じを行うことができる。垂直綴じ部161は上圧着歯161aと下圧着歯161bの一対のローラからなり、圧着歯は円周の半周ほど圧着歯領域164に配置されおり、上下の歯が噛み合わないときには、搬送隙間が形成される(図9B)。
垂直綴じ部161はモータ165の駆動によりギヤ166を介して回転する。回転駆動は、例えば上圧着歯161aのみに備え、下圧着歯161bは上の歯に追従して回転するように構成できる。その他の駆動構成も採用可能である。その外側には支持部材167が設けてあり、支持部材167にラック168を備え、ギヤ169の回転によって一対の回転体を搬送方向へ移動する(図9C)。支持部材は上圧着歯161aと下圧着歯161bを支持しており、垂直綴じ部161の搬送方向の移動の際には、垂直綴じ部161と同時に移動する。
すなわち、本実施形態、凹凸形状の歯を噛み合わせて折り紙または用紙束を綴じる綴じ部により折紙または用紙束の所定の領域を綴じる用紙後処理装置において、折紙または用紙束が移動しながら搬送方向に垂直な用紙端部または用紙中央に綴じを行う垂直綴じ部を備え、前記垂直綴じ部への荷重は搬送方向へ位相をずらして掛けるものである。このことで、生産性を落とすことなく少ない荷重での圧着綴じを可能とし、綴じ領域内での綴じ力を均一にして品質を向上させることが可能である。
また、前記垂直綴じ部は回転可能であり、回転中心の軸線は搬送方向と垂直に備えられており、前記凹凸形状の歯は円弧状に前記回転可能な綴じ部の外周面に設けられ、前記凹凸形状の歯の配列を軸線に対し傾斜させ、回転しながら搬送方向に移動する構成とすることで、生産性を落とすことなく少ない荷重での圧着綴じを可能とし、綴じ領域内での綴じ力を均一にして品質向上をすることが可能である。
さらに、前記凹凸形状の歯は用紙の搬送中心から用紙側端部に向け斜めに、搬送中心から左右対称に配置し、回転しながら搬送方向に移動する構成としても、生産性を落とすことなく少ない荷重での圧着綴じを可能とし、綴じ領域内での綴じ力を均一にして品質を向上させることが可能である。用紙の中央から綴じを開始するよう配置し、回転しながら搬送方向に移動する構成としても同様である。
図10に図8の構成の別の例を示す。
垂直綴じ部161は回転体であり、回転体の円周上に圧着歯を備える。歯スジ172は搬送方向に平行な方向171を向いている。圧着歯は回転体上方から見ると回転体の回転中心162に対し数個の固まりで傾斜してVの字に配置されている。圧着歯が斜めに配置されていることで、位相をずらした加圧を行うことが可能である。垂直綴じ部161の上圧着歯161aと下圧着歯161bの一対のローラであり、図9A〜図9Cと同様の駆動構成である。
図11に図10とは別の構成例を示す。
歯スジ172は搬送方向と平行な方向を向いている。圧着歯は垂直綴じ部161の上方から見ると垂直綴じ部161の回転中心162に対し数個の固まりで傾斜してVの字に配置されている。用紙への圧着は用紙の中央から行うようV字の形に配置されている。用紙の中央から外側へ向けて圧着することで、綴じ力が向上する。
以上説明してきた、図9A〜図11の構成では、圧着歯の位相をずらすと共に垂直綴じ部161が搬送方向に移動することで、用紙端面(または用紙中央)に搬送方向に垂直な一直線で綴じ跡を形成することができる。
<実施形態2>
図12、図13に垂直綴じ部の圧解除の構成を示す。図13は図12のCの拡大図である。
図9A〜図11では圧着歯を回転体である垂直綴じ部161の半周ほどに配置することで、圧解除機構なしに搬送隙間を設けたが、圧着歯を回転体の全周に備え、圧解除機構を備えても良い。
上圧着歯161aは上圧着歯上下動カム175が図示しない駆動源により回転軸176を中心にして回転することにより、非線形の回転運動をすることで上下動を行う(図12(a)→図12(b))。圧着綴じ動作が終了すると次用紙を受け入れるために、上圧着歯上下動カム175が回転し、圧解除を行う(図13(c))。また、上圧着歯161aを元の位置に戻すために圧縮スプリング177が設置されている。
<実施形態3>
図14に図8の他の構成例を示す。
垂直綴じ部161は回転体であり、その回転中心の軸線は搬送中心から所定の角度(θ1)を持って傾いている。このことで、回転体である垂直綴じ部161自体は搬送方向に移動せずに、用紙を搬送しながら圧着綴じを行うことができる。この垂直綴じ部161に備える圧着歯の配列は回転中心軸に対して斜めに(θ2の角度を持って)配置されている。このことで、圧着歯への荷重を搬送方向へ位相をずらして掛けることができる。
すなわち、前記垂直綴じ部は回転体であり、回転中心の軸線が搬送方向に対して直行する方向から所定角度をもって配置されており、前記凹凸形状の歯は回転体の円弧上に斜めに並んでいる構成とすることで、安価な構成で生産性を落とすことなく少ない荷重での圧着綴じを可能とし、綴じ領域内での綴じ力を均一にして品質を向上させることが可能である。
<実施形態4>
図15は図14の構成において、圧着歯の配列が異なる他の例を示す(請求項6)。
圧着歯の歯スジは搬送方向に対して平行であり、圧着された用紙への綴じ跡が図15の左図のようになる。
用紙への圧着綴じを行った後で、ユーザーが綴じ部を剥がす場合、
用紙の端から中央へ向けてめくる。このとき、歯スジ方向と平行なめくり方向の方が綴じ力は強い。
このため、しっかりとした綴じが必要な場合には、垂直綴じ部の歯スジは搬送方向と平行(図15)の方がよい。
すなわち、前記垂直綴じ部は回転体であり、回転中心の軸線が搬送方向に対して直行する方向から所定角度をもって配置されており、前記凹凸形状の歯は回転体の円弧上に斜めに並んでおり、歯スジ方向は搬送方向と平行に配置されている構成とすることで、安価な構成で生産性を落とすことなく少ない荷重での圧着綴じを可能とし、綴じ領域内での綴じ力を均一にして品質を向上させるとともに綴じ力を上げることが可能である。
<実施形態5>
図16に図8の構成のさらに他の構成例を示す。
垂直綴じ部161は円弧状の湾曲板190の外周面に沿って複数の湾曲板状の上圧着歯181を備え、加圧ユニット182と加圧レール183を備える。加圧ユニット182は加圧レール183上を移動する。加圧ユニット182が斜めに奥側から手前側へ移動することで、複数の湾曲板状の圧着歯に順次加圧を行い、加圧の位相をずらして圧着歯へ圧をかける。
湾曲板状の上圧着歯181には移動ガイド184を備え、加圧ユニット182が移動してくると、移動ガイド184の傾斜部が水平になることで湾曲板状の上圧着歯181が回転中心185を中心にして回動する。この回転中心の軸線は搬送方向に搬送中心から所定の角度(θ3)傾いている。湾曲板状の上圧着歯181には元の位置に戻すための戻しバネ187が設置されており、加圧ユニット182が通り過ぎると湾曲板状の上圧着歯181は元の位置に戻る。
すなわち、前記垂直綴じ部への荷重は加圧部材が移動することにより位相をずらして圧を掛ける構成とすることで、生産性を落とすことなく少ない荷重での圧着綴じを可能とし、綴じ領域内での綴じ力を均一にして品質を向上させることが可能である。
<実施形態6>
図17に加圧ユニット182の構成例を示す。
加圧ユニット182は移動を案内するガイド184を備える。このガイド184が加圧レール183内の溝にて案内され、移動を行う。加圧ユニット182はベルトホルダ189にてタイミングベルト186と連結し、モータ188の駆動によりタイミングベルト186を介して移動する。
なお、図17の例だけでなく以上説明してきた図14〜16の構成では、垂直綴じ部161の回転体回転中心軸を傾け、さらに圧着歯の配列を傾けることで、用紙端面(または用紙中央)に搬送方向に垂直な一直線で綴じ跡を形成することができる。
本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
1 :画像形成システム
2 :画像形成装置
3 :用紙後処理装置
5 :用紙
6 :用紙束
10 :第1の排紙トレイ
11 :入口ローラ
12 :搬送ローラ
13 :搬送ローラ
14 :排紙ローラ
15 :入口センサ
16 :加工部
17 :分岐爪
20 :搬送ローラ
21 :搬送ローラ
22 :搬送ローラ
23 :用紙集積トレイ
24 :第1のジョガーフェンス
25 :加工部
26 :分岐爪
27 :分岐爪
28 :第1の束化部
29 :第1の可動基準フェンス
31 :搬送ローラ
32 :搬送ローラ
33 :折り部
34 :中折り部
36 :第2の束化部
37 :第2の可動基準フェンス
38 :ブレード
39 :押圧ローラ
40 :押圧ローラ
41 :排紙ローラ
42 :第2の排紙トレイ
49 :加工部
51 :搬送部
52 :センサ
61 :制御部
101 :上圧着歯
102 :動き下圧着歯
111 :歯アーム
112 :下歯アーム
113 :アーム回転中心
114 :ギヤ
115 :カム駆動ギヤ
116 :歯押しカム
117 :戻しバネ
126 :円形状上圧着歯
126a :回転中心
127 :円形状下圧着歯
128 :圧解除カム
128a :回転中心
129 :バネ
130 :回転中心
161a :上圧着歯
161b :下圧着歯
162 :回転中心
163 :方向
164 :圧着歯領域
165 :モータ
166 :ギヤ
167 :支持部材
168 :ラック
169 :ギヤ
171 :方向
172 :歯スジ
175 :上圧着歯上下動カム
176 :回転軸
177 :圧縮スプリング
181 :上圧着歯
182 :加圧ユニット
183 :加圧レール
184 :移動ガイド
185 :回転中心
186 :タイミングベルト
187 :戻しバネ
188 :モータ
189 :ベルトホルダ
190 :湾曲板
特許第3502204号公報 特開平07−165365号公報

Claims (9)

  1. 凹凸形状の歯を噛み合わせて折り紙または用紙束を綴じる綴じ部を備え、
    該綴じ部により前記折り紙または用紙束の所定の領域を綴じる用紙後処理装置において、
    前記折り紙または用紙束を搬送して移動させながら、該搬送方向に垂直な用紙端部または用紙中央に綴じを行う垂直綴じ部を備え、
    該垂直綴じ部への荷重を、前記搬送方向に位相をずらして掛ける、
    ことを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 請求項1の用紙後処理装置において、
    前記垂直綴じ部が回転可能で、該回転の中心の軸線が前記搬送方向と垂直であり、
    前記凹凸形状の歯は、
    円弧状に前記回転可能な綴じ部の外周面に設けられ、
    前記回転の中心の軸線に対して傾斜させて配列してあり、
    回転しながら前記搬送方向へ移動する、
    ことを特徴とする用紙後処理装置。
  3. 請求項1の用紙後処理装置において、
    前記垂直綴じ部が回転可能で、該回転の中心の軸線が前記搬送方向と垂直であり、
    前記凹凸形状の歯は、
    円弧状に前記回転可能な綴じ部の外周面に設けられ、
    前記折り紙または用紙束の搬送の中心から用紙側端部に向けて斜めにかつ左右対称に配列してあり、
    回転しながら前記搬送方向に移動する、
    ことを特徴とする用紙後処理装置。
  4. 請求項3の用紙後処理装置において、
    前記凹凸形状の歯は、
    前記搬送の中心から用紙側端部に向け斜めにかつ左右対称に配置されており、
    用紙の中央から綴じを開始するよう配置されている、
    ことを特徴とする用紙後処理装置。
  5. 請求項1の用紙後処理装置において、
    前記垂直綴じ部が回転体であり、
    該垂直綴じ部の回転中心の軸線が前記搬送方向に対して直行する方向から所定角度をもって配置されており、
    前記凹凸形状の歯は、回転体である前記垂直綴じ部に円弧状に斜めに並んでいる、
    ことを特徴とする用紙後処理装置。
  6. 請求項5の用紙後処理装置において、
    前記凹凸形状の歯の歯スジ方向は、前記搬送方向と平行に配置されている、
    ことを特徴とする用紙後処理装置。
  7. 請求項1から6の何れか一つに記載の用紙後処理装置において、
    前記垂直綴じ部への荷重は、加圧部材が移動することにより位相をずらして圧を掛ける、
    ことを特徴とする用紙後処理装置。
  8. 請求項1から7の何れか一つに記載の用紙後処理装置において、
    前記折り紙または用紙束の搬送方向に平行な用紙端部を綴じる綴じ部を備えた、
    ことを特徴とする用紙後処理装置。
  9. 請求項1から8の何れか一つに記載の用紙後処理装置を画像形成装置と組み合わせて備えたことを特徴とする画像形成システム。
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