JP2015169435A - コンクリート構造物の健全性検査装置、健全性検査用ハンマ及び健全性検査方法 - Google Patents

コンクリート構造物の健全性検査装置、健全性検査用ハンマ及び健全性検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コンクリートの欠陥の有無を検査する場合において、検査結果を正確に検出する。
【解決手段】コンクリート構造物の健全性検査装置は、コンクリート構造物に打撃を与えるハンマに取付けられて、コンクリート構造物の健全性を判断する装置であって、ハンマの打撃による加速度を計測する加速度センサ11と、加速度センサ11により計測された加速度に基づき、ハンマによる打撃が、コンクリート構造物の健全性を判断するために有効なものであったか判定する打撃有効性判定部12と、打撃有効性判定部12の判定結果を検査者に伝達する打撃有効性伝達部13と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンクリート構造物の健全性検査装置、健全性検査用ハンマ及び健全性検査方法に関する。
例えばトンネルのコンクリート内壁等のコンクリート構造物を検査して、その内部に亀裂や空洞等の欠陥が発生していることを発見する方法として、「打音法」という手法が採用されている。この打音法は、構造物に例えばハンマ等で打撃を加え、その際に発生する音の変化によって構造物内部の欠陥の有無を検査する方法である。ところが、この方法では、検査者の経験又は技術等によって、衝撃の加え方及び音の変化に対する判断が異なるため、検査結果のばらつきが大きく、正確な検査を行うことが困難であった。
そこで、コンクリートの欠陥の有無を客観的に判断する手法として、例えば特許文献1に記載されているような技術がある。特許文献1によると、打撃力を測定するための加速度計と、打音を測定するためのマイクロフォンを取り付けたハンマにより構造物に衝撃を与える旨の技術が記載されている。マイクロフォンによって集音した打音を、パソコンに取り込み、打音の解析を行うことで、構造物の欠陥の有無を定量的に評価している。
特開2010−271116号公報
特許文献1においては、ハンマでの衝撃の与え方を適切にする技術は開示されていない。ハンマでの衝撃の与え方が適切ではない場合、検査結果が正確に検出されなかったり、検査結果にばらつきが生じたりする可能性がある。
そこで、本発明は、コンクリートの欠陥の有無を検査する場合において、検査結果をより正確に検出するコンクリート構造物の健全性検査装置、健全性検査用ハンマ及び健全性検査方法を提供することを目的とする。
本発明のコンクリート構造物の健全性検査装置は、コンクリート構造物に打撃を与えるハンマに取付けられて、前記コンクリート構造物の健全性を判断する装置であって、前記ハンマの打撃による加速度を計測する加速度センサと、前記加速度センサにより計測された前記加速度に基づき、前記ハンマによる打撃が、前記コンクリート構造物の健全性を判断するために有効なものであったか判定する打撃有効性判定部と、前記打撃有効性判定部の判定結果を検査者に伝達する打撃有効性伝達部と、を有する。
この健全性検査装置は、コンクリートの欠陥の有無を検査する場合において、打撃の有効性を判定して検査者に伝達することができるため、検査結果をより正確に検出することができる。
前記コンクリート構造物の健全性検査装置は、前記打撃による打音を集音するマイクロフォンと、少なくとも前記マイクロフォンにより集音された打音に基づき、前記コンクリート構造物の健全性を判定する健全性判定部と、前記健全性判定部の判定結果を検査者に伝達する健全性伝達部と、を有することが好ましい。この健全性検査装置は、コンクリートの健全性を客観的に判定し、検査者に結果を伝達することができるため、コンクリートの欠陥の有無を検査する場合において、検査結果をより正確に検出することができる。
前記コンクリート構造物の健全性検査装置において、前記健全性判定部は、前記打音による信号を周波数解析することにより、前記コンクリート構造物の健全性を判定することが好ましい。この健全性検査装置は、コンクリートの健全性を客観的に判定し、検査者に結果を伝達することができるため、コンクリートの欠陥の有無を検査する場合において、検査結果をより正確に検出することができる。
前記コンクリート構造物の健全性検査装置は、前記コンクリート構造物の健全性を判断する箇所を撮影する撮影部を有することが好ましい。この健全性検査装置は、コンクリート構造物の検査箇所を撮影することができるため、コンクリートの欠陥の有無を検査する場合において、検査結果をより正確に検出することができる。
本発明のコンクリート構造物の健全性検査用ハンマは、コンクリート構造物に打撃を与える打撃部と、前記打撃による加速度を計測する加速度センサと、前記加速度センサにより計測された前記加速度に基づき、前記打撃が、前記コンクリート構造物の健全性を判断するために有効なものであったか判定する打撃有効性判定部と、前記打撃有効性判定部の判定結果を検査者に伝達する打撃有効性伝達部と、を有する。この健全性検査用ハンマは、コンクリートの欠陥の有無を検査する場合において、打撃の有効性を判定して検査者に伝達することができるため、検査結果をより正確に検出することができる。
前記コンクリート構造物の健全性検査用ハンマは、前記打撃による打音を集音するマイクロフォンと、少なくとも前記マイクロフォンにより集音された打音に基づき、前記コンクリート構造物の健全性を判定する健全性判定部と、前記健全性判定部の判定結果を検査者に伝達する健全性伝達部と、を有することが好ましい。この健全性検査用ハンマは、コンクリートの健全性を客観的に判定し、検査者に結果を伝達することができるため、コンクリートの欠陥の有無を検査する場合において、検査結果をより正確に検出することができる。
前記コンクリート構造物の健全性検査用ハンマにおいて、前記健全性判定部は、前記打音による信号を周波数解析することにより、前記コンクリート構造物の健全性を判定することが好ましい。この健全性検査用ハンマは、コンクリートの健全性を客観的に判定し、検査者に結果を伝達することができるため、コンクリートの欠陥の有無を検査する場合において、検査結果をより正確に検出することができる。
前記コンクリート構造物の健全性検査用ハンマは、前記コンクリート構造物の健全性を判断する箇所を撮影する撮影部を有することが好ましい。この健全性検査用ハンマは、コンクリート構造物の検査箇所を撮影することができるため、コンクリートの欠陥の有無を検査する場合において、検査結果をより正確に検出することができる。
本発明のコンクリート構造物の健全性検査方法は、コンクリート構造物に打撃を与え、加速度センサにより前記打撃による加速度を計測し、前記加速度センサにより計測された前記加速度に基づき、前記打撃が、前記コンクリート構造物の健全性を判断するために有効なものであったかを示す打撃有効性を判定し、前記打撃有効性の判定結果を検査者に伝達する。この健全性検査方法によると、コンクリートの欠陥の有無を検査する場合において、打撃の有効性を判定して検査者に伝達することができるため、検査結果をより正確に検出することができる。
前記コンクリート構造物の健全性検査方法は、前記コンクリート構造物に打撃を与えた後に、前記打撃による打音をマイクロフォンにより集音し、前記打撃有効性の判定結果を検査者に伝えた後であって、かつ、前記打撃が有効であった場合に、少なくとも前記マイクロフォンにより集音された打音に基づき、前記コンクリート構造物の健全性を判定し、前記コンクリート構造物の健全性の判定結果を検査者に伝達することが好ましい。このコンクリート構造物の健全性検査方法によると、コンクリートの健全性を客観的に判定し、検査者に結果を伝達することができるため、コンクリートの欠陥の有無を検査する場合において、検査結果をより正確に検出することができる。
前記コンクリート構造物の健全性検査方法において、前記コンクリート構造物の健全性を判定する際には、前記打音による信号を周波数解析することにより、前記コンクリート構造物の健全性を判定することが好ましい。このコンクリート構造物の健全性検査方法によると、コンクリートの健全性を客観的に判定し、検査者に結果を伝達することができるため、コンクリートの欠陥の有無を検査する場合において、検査結果をより正確に検出することができる。
前記コンクリート構造物の健全性検査方法は、前記コンクリート構造物に打撃を与える前に、前記コンクリート構造物の健全性を判断する箇所を撮影することが好ましい。このコンクリート構造物の健全性検査方法によると、コンクリート構造物の検査箇所を撮影することができるため、コンクリートの欠陥の有無を検査する場合において、検査結果をより正確に検出することができる。
本発明によれば、コンクリートの欠陥の有無を検査する場合において、検査結果をより正確に検出することができる。
図1は、本発明に係るハンマと、健全性検査装置とを示した図である。 図2は、健全性検査装置のブロック図である。 図3は、健全性検査装置によるハンマの打撃有効性と、コンクリート構造物の健全性との判定手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るハンマ1と、健全性検査装置2とを示した図である。図1に示されるように、本発明においては、健全性検査装置2は、ハンマ1に取付けられている。ハンマ1は、コンクリート構造物に打撃を加える打撃部4と、検査者がハンマ1を把持する柄部5とを有する。ただし、ハンマ1は、この構造に限られない。
健全性検査装置2は、例えば柄部5に、固定具3を介して取り付けられる。図1に示されるように、本実施形態において、健全性検査装置2は、例えばスマートフォンである。健全性検査装置2は、ディスプレイ6と、本体部7と、スピーカ8と、マイクロフォン9と、撮影部17とを有する。なお、健全性検査装置2は、スマートフォンでなく、専用の装置であってもよい。
図2は、健全性検査装置2のブロック図である。図2に示されるように、健全性検査装置2は、入力部10と、加速度センサ11と、打撃有効性判定部12と、打撃有効性伝達部13と、マイクロフォン9と、健全性判定部15と、健全性伝達部16と、撮影部17と、記憶部18とを有する。加速度センサ11と、打撃有効性判定部12と、打撃有効性伝達部13とは、ハンマ1によるコンクリート構造物への打撃の有効性を判定する打撃有効性判定システム20を構成する。また、マイクロフォン9と、健全性判定部15と、健全性伝達部16とは、コンクリート構造物の健全性を判定する健全性判定システム21を構成する。本実施形態において、打撃有効性判定システム20及び健全性判定システム21は、例えば本体部7が有するCPU(Central Processing Unit)及び記憶装置(RAM:Random Access Memory)等が、打撃有効性判定システム20及び健全性判定システム21の機能を実現するためのコンピュータプログラムを実行することにより実現される。
入力部10は、例えばディスプレイ6に備えられ、例えば検査者によるディスプレイ6へのタッチ入力により、打撃有効性判定システム20及び健全性判定システム21を起動する。
加速度センサ11は、例えば本体部7に備えられる。加速度センサ11は、健全性検査装置2がハンマ1に取付けられ、打撃有効性判定システム20が起動されることにより、ハンマ1でコンクリート構造物に打撃を加える際の、ハンマ1の加速度を計測する。加速度センサ11は、例えば3軸加速度センサである。加速度センサ11は、3軸加速度センサに限られず、適宜選択される。加速度センサ11は、計測された加速度を増幅する機能を有していてもよい。
打撃有効性判定部12は、変換部22と、解析部23と、比較部24とを有する。変換部22は、加速度センサ11により計測された加速度のアナログ信号を、デジタル信号に変換する。解析部23は、変換部22によりデジタル信号に変換された加速度を、加速度パターンとして解析する。記憶部18は、例えばコンクリート構造物の健全性を判定するために有効な加速度パターンをあらかじめ記憶している。比較部24は、記憶部18が記憶している有効な加速度パターンと、解析部23に解析された加速度パターンとを比較する。比較部24は、その比較結果に基づき、ハンマ1による打撃がコンクリート構造物の健全性を判定するために有効な打撃であったかを判定する。
このように、打撃有効性判定部12は、加速度センサ11により計測された加速度に基づき、ハンマ1による打撃が、コンクリート構造物の健全性を判断するために有効なものであったか判定する。本実施形態において、打撃有効性判定部12は、本体部7が有するCPU及び記憶装置(RAM等)が、打撃有効性判定部12の機能を実現するコンピュータプログラムを実行することにより実現される。
打撃有効性伝達部13は、打撃有効性判定部12により判定されたハンマ1の打撃の有効性を、検査者に伝達する。打撃有効性伝達部13は、例えばディスプレイ6であり、ハンマ1の打撃が有効であるかを表示する。また、打撃有効性伝達部13は、例えばスピーカ8であり、ハンマ1の打撃が有効であるかの音を出力する。
マイクロフォン9は、ハンマ1に取付けられた健全性検査装置2の健全性判定システム21を起動させることにより、ハンマ1でコンクリート構造物に打撃を加える際の、ハンマ1の打音を集音する。
健全性判定部15は、増幅部25と、変換部26と、解析部27と、比較部28とを有する。増幅部25は、マイクロフォン9により集音された打音の信号を増幅する。変換部26は、増幅部25により増幅された打音の信号を、デジタル信号に変換する。解析部27は、変換部26により変換された打音のデジタル信号を、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)処理することにより、打音に対応する周波数成分を算出して、周波数パターンを解析する。記憶部18は、例えばコンクリート構造物が健全である場合の周波数パターンを、あらかじめ記憶している。比較部28は、記憶部18が記憶しているコンクリート構造物が健全である場合の周波数パターンと、解析部27により解析された打音に対応する周波数パターンとを比較する。比較部28は、その比較結果に基づき、コンクリート構造物が健全であるかを判定する。
このように、健全性判定部15は、マイクロフォン9により集音された打音に基づき、打音による信号を周波数解析することにより、コンクリート構造物の健全性を判定する。なお、健全性判定部15は、例えば加速度センサ11によって測定された加速度から求められるハンマ1の速度パターンと、マイクロフォン9により集音されたハンマ1の打撃による打音パターンとから算出される伝達関数により、コンクリート構造物の健全性を判定してもよい。本実施形態において、健全性判定部15は、本体部7が有するCPU及び記憶装置(RAM等)が、打撃有効性判定部12の機能を実現するコンピュータプログラムを実行することにより実現される。
撮影部17は、例えば健全性検査装置2に設けられるカメラである。撮影部17は、健全性検査装置2がハンマ1に取付けられ、打撃有効性判定システム20又は健全性判定システム21を起動させて、コンクリート構造物の健全性を判断する箇所を撮影する。撮影部17により撮影されたコンクリート構造物の健全性を判断する箇所の画像は、例えば記憶部18に記憶される。記憶部18に記憶された画像は、加速度センサ11により計測されたハンマ1の加速度又は、マイクロフォン9により集音された打音のデータと関連付けられる。検査者は、画像と加速度又は打音とが関連付けられることにより、コンクリート構造物のどの部分の健全性を判定したか認識することができる。
本実施形態において、打撃有効性判定システム20と健全性判定システム21とは一体のシステムである。例えば、本実施形態においては、一つのシステムを起動することにより、ハンマ1による打撃有効性の判定と、コンクリート構造物の健全性の判定との双方を行うことができる。ただし、打撃有効性判定システム20と健全性判定システム21とは、別体のシステムであってもよい。次に、ハンマ1の打撃有効性と、コンクリート構造物の健全性との判定手順について説明する。
図3は、健全性検査装置2によるハンマ1の打撃有効性と、コンクリート構造物の健全性との判定手順を示すフローチャートである。健全性検査装置2により、ハンマ1の打撃有効性と、コンクリート構造物の健全性とを判定するためには、ハンマ1に健全性検査装置2を取り付け、入力部10に検査者が入力する。入力部10への入力により、打撃有効性判定システム20と健全性判定システム21とが起動する(スタート)。
検査者は、コンクリート構造物の健全性を判定する箇所を選択し、入力部10を操作する。これにより、撮影部17がコンクリート構造物の健全性を判定する箇所を撮影する(ステップS11)。ステップS11において撮影された画像は、例えば記憶部18に記憶され、後述する加速度又は打音のデータと関連付けられる。ただし、ハンマ1の打撃有効性と、コンクリート構造物の健全性との判定において、ステップS11はなくてもよい。
検査者は、ハンマ1の柄部5を把持し、ハンマ1の打撃部4をコンクリート構造物に打ち付けることにより、コンクリート構造物に打撃を加える(ステップS12)。
加速度センサ11は、打撃の際のハンマ1の加速度を計測する。また、マイクロフォン9は、打撃により生じた打音を集音する(ステップS13)。ステップS13において、ハンマ1の加速度の計測と、打音の集音とは、いずれを先に行ってもよいし、同時に行ってもよい。
次に、変換部22は、ステップS13で計測されたハンマ1の加速度のアナログ信号を、デジタル信号に変換する(ステップS14)。
解析部23は、デジタル信号に変換された加速度を、加速度パターンとして解析する(ステップS15)。加速度パターンは、例えば、時間と加速度との関係を示したパターンである。ただし、加速度パターンは、これに限られず、適宜選択される。
比較部24は、記憶部18から、コンクリート構造物の健全性を判定するために有効な打撃である場合の加速度パターンを読み出す。比較部24は、解析部23により解析された加速度パターンと、記憶部18から読み出された有効な加速度パターンとを比較する(ステップS16)。
比較部24は、ステップS16での比較の結果、ステップS12におけるハンマ1による打撃が、コンクリート構造物の健全性を判定するために有効なものであるかを判定する(ステップS17)。
ステップS17における打撃の有効性の判断の例としては、例えば次のようなものがある。ハンマ1がコンクリート構造物に打撃を加える方向における加速度が所定の値以上であり、かつ、その他の方向における加速度が所定の値以下である場合に、健全性検査装置2は、この打撃が有効であると判定する。この場合、検査者は、ハンマ1がコンクリート構造物に向かうように、ハンマ1に力を加えていると考えられる。そして、検査者は、ハンマ1がコンクリート構造物に向かう以外の方向には、ハンマ1に力を加えていないと考えられる。従って、健全性検査装置2は、例えばハンマ1がコンクリート構造物に向かって一方向に力が加えられていると判断して、打撃がコンクリート構造物に適切に加えられたと判断する。
また、ハンマ1とコンクリート構造物とが当たる前後における加速度の差が、所定の値以下である場合には、健全性検査装置2は、この打撃が有効であると判定する。ハンマ1がコンクリート構造物に適切に当たった場合、ハンマ1とコンクリート構造物とが当たった後のハンマ1の加速度は、例えばゼロになるか、または、ハンマ1がコンクリート構造物に打撃を加える方向と反対方向に生じる。従って、ハンマ1とコンクリート構造物とが当たる前後における加速度の差が所定の値以上である場合、健全性検査装置2は、ハンマ1がコンクリート構造物に適切に当たっていない可能性があると判断する。
また、ハンマ1の加速度が所定の値以下であったり、所定の値以上であったりした場合において、健全性検査装置2は、この打撃が有効でないと判定する。この場合、検査者がハンマ1に加える力が小さすぎたり、大きすぎたりするため、健全性検査装置2は、この打撃は適切なものではないと判断する。なお、ステップS17における打撃の有効性の判断は、これらの例に限られない。
ステップS17において、ステップS12におけるハンマ1による打撃が、コンクリート構造物の健全性を判定するために有効なものであると判定された場合、打撃有効性伝達部13は、検査者に、ステップS12におけるハンマ1による打撃が有効であった旨を伝達する(ステップS18)。ステップS18においては、例えば、ディスプレイ6が、打撃が有効である旨を表示したり、スピーカ8が、ハンマ1の打撃が有効である旨の音を出力したりする。
ステップS17において、ステップS12におけるハンマ1による打撃が、コンクリート構造物の健全性を判定するために有効なものでないと判定された場合、打撃有効性伝達部13は、検査者に、ステップS12におけるハンマ1による打撃が有効でなかった旨を伝達する(ステップS19)。ステップS19において、例えば、ディスプレイ6が、打撃が有効でない旨を表示したり、スピーカ8が、ハンマ1の打撃が有効でない旨の音を出力したりする。
ステップS19において打撃が有効でないと伝達された場合、ステップS11に戻り、撮影部17が、コンクリート構造物の健全性を判定する箇所を撮影する。なお、ステップS19の後にステップS11に戻らず、ステップS19の後にステップS12に戻って、再度検査者がハンマ1による打撃を行ってもよい。
なお、打撃有効性伝達部13は、ステップS17で有効な打撃であると判定された場合と、有効な打撃ではないと判定された場合とのうち、いずれかの場合にのみ、検査者に打撃有効性の判定結果を伝達してもよい。例えば、打撃有効性伝達部13は、有効な打撃である場合にのみ検査者に伝達してもよい。また例えば、打撃有効性伝達部13は、有効な打撃でない場合にのみ検査者に伝達して、再度打撃を行う必要があることを検査者に認識させてもよい。
ステップS18により打撃の有効性が作業者に伝達されることで、打撃有効性判定システム20から、健全性判定システム21に切り替わる。
ステップS18により打撃の有効性が作業者に伝達されると、増幅部25は、ステップS13で集音したハンマ1の打撃による打音信号を増幅する(ステップS20)。
変換部26は、ステップS20で増幅された打音信号を、デジタル信号に変換する(ステップS21)。
解析部27は、ステップS21でデジタル信号に変換された打音信号をFFT変換処理することにより、打音に対応する周波数成分を算出する(ステップS22)。解析部27は、ステップS22で算出された打音に対応する周波数成分を、周波数パターンとして解析する(ステップS23)。周波数パターンは、例えば周波数スペクトルを示すものであり、打音信号の強度と周波数との関係を示したパターンである。
比較部28は、記憶部18から、コンクリート構造物が健全である場合の打音に対応する周波数パターンを読み出す。比較部28は、ステップS23で解析された打音に対応する周波数パターンと、記憶部18から読み出された健全な場合の打音に対応する周波数パターンとを比較する(ステップS24)。
比較部28は、ステップS24での比較の結果、ステップS12でハンマ1により打撃を加えたコンクリート構造物の箇所において、コンクリート構造物が健全であるかを判定する(ステップS25)。
ステップS25におけるコンクリート構造物が健全であるかの判定は、例えば次のように行われる。コンクリート構造物に打撃を加えた場合、コンクリート内部では弾性波が往復して、コンクリート構造物の厚さに応じた共振周波数が発生する。この共振周波数は、コンクリート構造物の成分及び厚さに応じてほぼ一定のものになる。従って、コンクリート構造物が健全なものであれば、打音に応じた周波数パターンは、所定の周波数にピーク値を持つ。
例えばコンクリート構造物の内部に欠陥がある場合など、コンクリート構造物が健全なものでない場合には、欠陥部分において、異なる周波数成分を持った弾性波が生じる。従って、コンクリート構造物が健全なものでない場合の打音に応じた周波数パターンは、コンクリート構造物が健全なものである場合の所定の周波数以外の周波数にピーク値を持つことになる。
比較部28は、ステップS23で解析された打音に対応する周波数パターンが、コンクリート構造物が健全なものである場合の所定の周波数以外の周波数にピーク値を持つものであるかを判断する。所定の周波数以外の周波数にピーク値を持つ場合、比較部28は、例えばそのピーク値が所定の閾値を超えた場合に、コンクリート構造物は健全でないと判定する。
健全性伝達部16は、ステップS25におけるコンクリート構造物の健全性の判定結果を検査者に伝達する(ステップS26)。ステップS26においては、例えば、ディスプレイ6が、コンクリート構造物の健全性の判定結果を表示したり、スピーカ8が、コンクリート構造物の健全性の判定結果を示す音を出力したりする。
ステップS26において、コンクリート構造物の健全性の判定結果を、検査者に伝達することで、健全性判定システム21は一連の処理を終える(エンド)。この場合、例えば記憶部18は、撮影部17が撮影したコンクリート構造物の健全性を判定する箇所の画像と、コンクリート構造物の健全性の判定結果とを関連付けて記憶してもよい。ステップS26が終了した後、ステップS11に戻り、コンクリート構造物の別の箇所の健全性の判定を開始することにしてもよい。
このように、健全性検査装置2は、加速度センサ11と、打撃有効性判定部12と、打撃有効性伝達部13により、ハンマ1による打撃が、コンクリート構造物の健全性の判定のために有効なものであったかを判定することができる。検査者は、打撃が有効な場合の検査結果のみを参照することができるため、コンクリートの欠陥の有無を検査する場合において、検査結果を正確に検出することができる。また、健全性検査装置2は、検査を行っているその場で、打撃の有効性を検査者に伝達することができる。従って、検査者は、打撃が有効でない場合に、検査をやり直すことができるため、コンクリートの欠陥の有無を検査する場合において、例えば経験が少ない検査者であっても、検査結果を正確に検出することができ、また、検査時間を短縮することができる。
また、健全性検査装置2は、例えば様々なハンマ等の打撃具に取付けることができるため、専用のハンマ等を使用する必要がなく、例えば検査費用を削減することができる。また、健全性検査装置2は、マイクロフォン9と、健全性判定部15と、健全性伝達部16とにより、検査を行っているその場で、コンクリート構造物の健全性の判定結果を検査者に伝達することができる。従って、検査者は短時間でコンクリート構造物の健全性の判定結果を知ることができる。
また、健全性検査装置2は、撮影部17により、コンクリート構造物の健全性を検査した箇所と、その検査結果とを関連付けることができるため、検査結果をより正確に検出することができる。
本実施形態において、健全性検査装置2は、スマートフォンであった。しかし、健全性検査装置2は、加速度センサ11と、打撃有効性判定部12と、打撃有効性伝達部13とを有していれば、スマートフォンに限られず、例えば専用の装置であってもよい。本実施形態において、打撃有効性とコンクリート構造物の健全性の判定は、コンピュータプログラムによって行われていたが、例えばハードウェアによって行われてもよい。
また、本実施形態において、健全性検査装置2は、ハンマ1と別体であったが、これに限られない。例えば、健全性検査装置2を組み込んだ専用のハンマによって、打撃有効性とコンクリート構造物の健全性の判定を行ってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、この実施形態の内容によりこの発明が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
1 ハンマ
2 健全性検査装置
3 固定具
9 マイクロフォン
10 入力部
11 加速度センサ
12 打撃有効性判定部
13 打撃有効性伝達部
15 健全性判定部
16 健全性伝達部
17 撮影部
18 記憶部

Claims (12)

  1. コンクリート構造物に打撃を与えるハンマに取付けられて、前記コンクリート構造物の健全性を判断する装置であって、
    前記ハンマの打撃による加速度を計測する加速度センサと、
    前記加速度センサにより計測された前記加速度に基づき、前記ハンマによる打撃が、前記コンクリート構造物の健全性を判断するために有効なものであったか判定する打撃有効性判定部と、
    前記打撃有効性判定部の判定結果を検査者に伝達する打撃有効性伝達部と、
    を有する、コンクリート構造物の健全性検査装置。
  2. 前記打撃による打音を集音するマイクロフォンと、
    少なくとも前記マイクロフォンにより集音された打音に基づき、前記コンクリート構造物の健全性を判定する健全性判定部と、
    前記健全性判定部の判定結果を検査者に伝達する健全性伝達部と、
    を有する、請求項1に記載のコンクリート構造物の健全性検査装置。
  3. 前記健全性判定部は、
    前記打音による信号を周波数解析することにより、前記コンクリート構造物の健全性を判定する、
    請求項2に記載のコンクリート構造物の健全性検査装置。
  4. 前記コンクリート構造物の健全性を判断する箇所を撮影する撮影部を有する、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコンクリート構造物の健全性検査装置。
  5. コンクリート構造物に打撃を与える打撃部と、
    前記打撃による加速度を計測する加速度センサと、
    前記加速度センサにより計測された前記加速度に基づき、前記打撃が、前記コンクリート構造物の健全性を判断するために有効なものであったか判定する打撃有効性判定部と、
    前記打撃有効性判定部の判定結果を検査者に伝達する打撃有効性伝達部と、
    を有する、コンクリート構造物の健全性検査用ハンマ。
  6. 前記打撃による打音を集音するマイクロフォンと、
    少なくとも前記マイクロフォンにより集音された打音に基づき、前記コンクリート構造物の健全性を判定する健全性判定部と、
    前記健全性判定部の判定結果を検査者に伝達する健全性伝達部と、
    を有する、請求項5に記載のコンクリート構造物の健全性検査用ハンマ。
  7. 前記健全性判定部は、
    前記打音による信号を周波数解析することにより、前記コンクリート構造物の健全性を判定する、
    請求項6に記載のコンクリート構造物の健全性検査用ハンマ。
  8. 前記コンクリート構造物の健全性を判断する箇所を撮影する撮影部を有する、
    請求項5から請求項7のいずれか1項に記載のコンクリート構造物の健全性検査用ハンマ。
  9. コンクリート構造物に打撃を与え、
    加速度センサにより前記打撃による加速度を計測し、
    前記加速度センサにより計測された前記加速度に基づき、前記打撃が、前記コンクリート構造物の健全性を判断するために有効なものであったかを示す打撃有効性を判定し、
    前記打撃有効性の判定結果を検査者に伝達する、
    コンクリート構造物の健全性検査方法。
  10. 前記コンクリート構造物に打撃を与えた後に、前記打撃による打音をマイクロフォンにより集音し、
    前記打撃有効性の判定結果を検査者に伝えた後であって、かつ、前記打撃が有効であった場合に、少なくとも前記マイクロフォンにより集音された打音に基づき、前記コンクリート構造物の健全性を判定し、
    前記コンクリート構造物の健全性の判定結果を検査者に伝達する、
    請求項9に記載のコンクリート構造物の健全性検査方法。
  11. 前記コンクリート構造物の健全性を判定する際には、
    前記打音による信号を周波数解析することにより、前記コンクリート構造物の健全性を判定する、
    請求項10に記載のコンクリート構造物の健全性検査方法。
  12. 前記コンクリート構造物に打撃を与える前に、前記コンクリート構造物の健全性を判断する箇所を撮影する、
    請求項9から請求項11のいずれか1項に記載のコンクリート構造物の健全性検査方法。
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