JP2015166765A - 画像形成装置及び定着器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子写真方式の画像形成装置から微粒子が放出されることを抑制する。
【解決手段】 フレーム25の長手方向一端部側に空気を導く導風部27を設ける。これにより、導風部27に導かれた空気により、フレーム25の一端部側を冷却することができる。したがって、フレーム25を構成する樹脂材の温度が過度に上昇してしまうことを抑制できるので、フレーム25から超微粒子が発生することが抑制できる。延いては、画像形成装置1から微粒子が放出されることを抑制できる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置、及び当該画像形成装置に用いられる定着器に関する。
電子写真方式の画像形成装置に用いられる定着器は、例えば、特許文献1に記載されているように、シートに転写された現像剤を加熱する加熱部、及び当該加熱部にシートを押し付ける押圧部を有している。
特開2009−180839号公報
電子写真方式の画像形成装置では、現像剤(トナー)等の微粒子状が放出されることを抑制する必要がある。発明者は、電子写真方式の画像形成装置から放出される微粒子を調査・研究したところ、以下の点を新たに発見した。
すなわち、発明者は『定着器のヒータを支持するフレームが樹脂製である場合において、当該フレームの温度が材質によって決まる所定温度を超えると、超微粒子(Ultra Fine Particle)が発生する』ことを発見した。
本発明は、上記新たな知見に基づき、電子写真方式の画像形成装置から微粒子が放出されることを抑制することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、シートに画像を形成する電子写真方式の画像形成装置において、現像剤像を担持する感光体(8)と、感光体(8)からシートに転写された現像剤を加熱する加熱部(21)、及び当該加熱部(21)にシートを押し付ける押圧部(22)を有する定着器(20)とを備え、加熱部(21)は、熱を発生するとともに、搬送されるシートの幅方向と平行な方向に延びるヒータ(23)、ヒータ(23)を収納する筒状の筒体であって、その軸線方向両端が開口した筒体(24)、ヒータ(23)の長手方向両端に設けられ、当該ヒータ(23)を支持する支持端子(23D)、及び前記支持端子(23D)を保持する樹脂製のフレームであって、幅方向と平行な方向に延びるフレーム(25)を有し、少なくともフレーム(25)の長手方向一端部側には、当該一端部側に空気を導く導風部(27)が設けられていることを特徴とする。
そして、本発明では、ヒータ(23)に一体化された支持端子(23D)が樹脂製のフレーム(25)に固定された状態となるので、ヒータ(23)の熱によりフレーム(25)の温度が上昇して超微粒子は発生するおそれがある。
しかし、本発明では、フレーム(25)の長手方向一端部側に空気を導く導風部(27)が設けられているので、導風部(27)に導かれた空気により当該一端部側を冷却することができる。
したがって、フレーム(25)を構成する樹脂材の温度が過度に上昇してしまうことを抑制できるので、フレーム(25)から超微粒子が発生することが抑制できる。延いては、画像形成装置から微粒子が放出されることを抑制できる。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段等に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る画像形成装置1の中央断面図である。 本発明の実施形態に係る定着器20及びファン29の斜視図である。 図2のA矢視図である。 図2のB矢視図である。 本発明に係る加熱部21の斜視図である。 図4のA部拡大図である。 図4のA部の裏面図である。 フレーム25の長手方向一端側の拡大図である。 幅方向と直交する仮想平面における断面図である。 本発明の第2実施形態に係る定着器20の図4のA部に相当する箇所の裏面図である。
以下に説明する「発明の実施形態」は実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的手段や構造等に限定されるものではない。
本実施形態は、カラー方式の画像形成装置に本発明を適用したものである。各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものである。本発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。
少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「複数」や「2つ以上」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
1.画像形成装置の概要
画像形成装置1の筐体3内には、図1に示すように、用紙等のシートに画像を形成する電子写真方式の画像形成部5が収納されている。画像形成部5は、現像カートリッジ7、感光体8、帯電器8A、露光器9及び定着器20等を有している。
複数の現像カートリッジ7それぞれには、異なる色の現像剤(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)が収納されている。感光体8及び帯電器8Aは現像カートリッジ7と同数設けられている。各帯電器8Aは、対応する位置にある感光体8を帯電させる。
露光器9は帯電した各感光体8を露光する。露光された各感光体8には静電潜像が形成される。静電潜像が形成された各感光体8に現像剤が供給されると、各感光体8の外周面には、当該静電潜像に対応した現像剤像が担持される。
ベルト13は、帯状の無端ベルトであって、一対のローラ13B、13Cにより張架された状態で回転する。なお、本実施形態に係るベルト13は、画像が形成されるシートを定着器20側に搬送する。
ベルト13を挟んで各感光体8と対向する位置には転写体14が配設されている。各転写体14は、対応する感光体8に担持されている現像剤像をシートに転写させる。このため、各感光体8に担持されている現像剤像はベルト13上を搬送されるシートに重畳転写される。
定着器20は、シートに転写された現像剤を加圧しながら加熱することより、現像剤像をシートに定着させる。画像が形成されたシートは、排紙ローラ3A等によって筐体3の上に設けられた排紙トレイ3Bに積載される。なお、定着器20の詳細構成は後述する。
ベルト13よりシート搬送方向上流側には、フィーダ機構19が設けられている。フィーダ機構19は、給紙トレイ17に載置されているシートを1枚ずつ画像形成部5側に向けて給送する。
2.定着器及びその周囲の構造
定着器20は、図2〜図4に示すように、加熱部21、押圧部22及びフレーム25等を有している。なお、図3では、加熱部21の外形を図示すべく、押圧部22は省略されている。
加熱部21は、感光体8からシートに転写された現像剤を加熱する。押圧部22は、図1に示すように、搬送されるシートを挟んで加熱部21と反対側に配設されてシートを加熱部21に押し付ける。
本実施形態に係る押圧部22は、シートの移動と共に従動回転する円柱状又は円筒状のローラである。押圧部22は、加熱部21に対して離接変位可能な構成でフレーム25に組み付けられている。そして、押圧部22は、コイルバネ等の弾性部材22A(図7参照)が発揮する弾性力により加熱部21側に押し付けられている。
加熱部21は、感光体8からシートに転写された現像剤を加熱するものであって、図5に示すように、ヒータ23及び筒体24等を有している。ヒータ23は、熱を発生するとともに、搬送されるシートの幅方向と平行な方向に延びた細管状の部材である。
具体的には、ヒータ23は、幅方向に離散的に直列接続された複数の発熱体23A、及びこれらの発熱体23Aが収納されたガラス製の細管23B等を有している。幅方向とは、搬送されるシートの搬送方向及び厚み方向に直交する方向である。因みに、本実施形態における幅方向は画像形成装置1の左右方向と一致する。
細管23Bの両端は気密に閉塞されている。当該細管23B内にはハロゲン元素を含む不活性ガスが内部に充填されている。ヒータ23(細管23B)の両端には、細管23B内外を貫通したピン状の端子ピン23Cが設けられている。
端子ピン23Cの一端は発熱体23Aと電気的に接続され、端子ピン23Cの他端には金属製の支持端子23Dがハンダ付けされている。一対の支持端子23Dは、ヒータ23の長手方向端部に位置してヒータ23を支持する。そして、発熱体23Aは、端子ピン23C及び支持端子23Dを介して電源(図示せず。)側に電気的に接続される。
筒体24は、ヒータ23を収納するとともに、その中心軸線方向両端が開口した円筒状のパイプ材である。ヒータ23は筒体24の中心軸線上に配設されている。そして、筒体24の軸線方向一端(図5では左端)側には、筒体24を回転させるための歯車24Aが設けられている。なお、筒体24はアルミニウム等の軽金属製であり、歯車24Aは樹脂製である。
一対の支持端子23Dそれぞれは、図4に示すように、フレーム25の長手方向端部側に保持されている。フレーム25は幅方向に延びる樹脂製の部材である。そして、ヒータ23の長手方向両端、つまり一対の支持端子23Dは、金属製のネジ23Eによりフレーム25の長手方向両端側に固定されている。
ネジ23Eは、その頭部(JIS B 0143等参照)が押圧部22側に位置した状態でフレーム25にねじ込まれている。図3に示すように、フレーム25のうちネジ23Eとねじ結合する雌ネジ部25Aは、図6に示す支持プレート部25Bを挟んでネジ23Eの頭部と反対側(以下、上面側ともいう。)に突出している。
支持プレート部25Bは、フレーム25に一体形成された部位であって、支持端子23Dの板面と接触する板状の部位である。雌ネジ部25Aは、図3に示すように、円筒状の部位であって、支持プレート部25Bの上面側に一体形成されている。なお、以下、支持プレート部25Bのうち支持端子23D側を下面側ともいう。
図2に示すように、フレーム25の長手方向一端部側(本実施形態では、歯車24Aと反対側)には、当該一端部側に空気を導く導風部27が設けられている。導風部27は、図7に示すように、導入部27A及び導出部27Bを有するとともに、空気をフレーム25の長手方向(以下、幅方向ともいう。)と直交する方向に流通させる空気通路27Cを構成している。
導入部27Aは、図8に示すように、幅方向と直交する方向(本実施形態では、後方側)に向けて開口して空気を導入する入口である。導出部27Bは、図7に示すように、幅方向と直交する方向(本実施形態では、前方側)に向けて開口して導入部27Aから導入された空気を導風部27から排出する出口である。
導入部27Aの開口形状は、図2に示すように、略矩形状である。そして、導風部27より空気流れ下流側、つまり導出部27B側にはファン29が設けられている。ファン29は、導入部27Aから導出部27Bに向かう気流を発生させるとともに、導出部27Bから排出された空気を吸引して当該空気を筐体3外に排出する。
図6に示すように、導風部27、つまり空気通路27C(二点鎖線で挟まれた領域)は、フレーム25のうち筒体24に対して幅方向外側(本実施形態では、筒体24より右側)にずれた位置に設けられている。
本実施形態に係る導風部27は支持プレート部25Bの上面側、つまり図6に示す支持プレート部25Bの裏面側に設けられている。そして、導風部27、つまり空気通路27Cは、図7に示すように、支持プレート部25B及び縦壁部25Cを有して構成されている。したがって、支持端子23D及びネジ23Eは、図6に示すように、空気通路27Cの外壁側に位置することになる。
支持プレート部25Bの上面及び縦壁部25Cは、フレーム25の長手方向と直交する方向に延びるとともに、空気を導入部27Aから導出部27Bに案内する案内面を構成する。縦壁部25Cは、筒体24側と支持端子23D側とを区画する壁部であって、フレーム25と共に樹脂にて一体成形されている。
フレーム25は、図9に示すように、押圧部22側を開放した状態で加熱部21側を覆う樋状に構成されている。そして、幅方向と直交する仮想平面に投影された筒体24は、当該仮想平面に投影された導風部27、つまり空気通路27Cと少なくとも一部が重なっている。
具体的には、投影された空気通路27Cは、投影された筒体24の中心より外側にずれた位置にて仮想平面に投影された筒体24の一部と重なっている。そして、図8に示すように、フレーム25には、導風部27の導入部27A側から押圧部22側(本実施形態では、下方側)に延びた遮断壁25Dが設けられている。
遮断壁25Dは、支持プレート部25Bのうち導入部27A側の端部から下方側に延びる帯板状の壁面であって、フレーム25と共に樹脂にて一体成形されている。
3.本実施形態に係る画像形成装置の特徴
本実施形態では、ヒータ23と一体化された支持端子23Dが、図4に示すように、樹脂製のフレーム25に固定された状態となるので、ヒータ23の熱によりフレーム25の温度が上昇して超微粒子は発生するおそれがある。
しかし、本実施形態では、図8に示すように、フレーム25の長手方向一端部側に空気を導く導風部27が設けられているので、導風部27に導かれた空気により当該一端部側を冷却することができる。
したがって、フレーム25を構成する樹脂材の温度が過度に上昇してしまうことを抑制できるので、フレーム25から超微粒子が発生することが抑制できる。延いては、画像形成装置1から微粒子が放出されることを抑制できる。
本実施形態に係る導風部27は、図7に示すように、導かれた空気をフレーム25の長手方向と直交する方向に流通させることを特徴としている。これにより、導風部27に導かれた空気(以下、冷却風ともいう。)が筒体24内等に流れ込む込むことを抑制できる。
したがって、本実施形態では、加熱部21の加熱能力が大きく低下して現像剤の定着不良が発生することを抑制しつつ、フレーム25から超微粒子が発生することが抑制できる。
本実施形態では、図2に示すように、導風部27より空気流れ下流側にファン29が配設されていることを特徴としている。これにより、画像形成装置1内の空気が当該ファン29に吸い込まれるため、ヒータ23で加熱された熱気は、ファン29が配設されたフレーム25の長手方向一端側に集まってくる。
このため、本実施形態では、フレーム25の長手方向一端は、他の部位に比べて温度が大きく上昇するので、当該一端側から超微粒子が発生する可能性ある。しかし、本実施形態では、当該一端側に冷却風を導く導風部27が設けられているので、フレーム25の一端側が冷却されて温度上昇が抑制され、当該一端側から超微粒子が発生することを抑制できる。
本実施形態では、図7に示すように、導風部27は、フレーム25の長手方向と直交し、かつ、筒体24側と支持端子23D側とを区画する樹脂製の縦壁部25Cを有していることを特徴としている。
そして、当該縦壁部25Cにより、筒体24の温度、つまり加熱部21の温度が大きく低下してしまうことを抑制できるとともに、縦壁部25Cの温度が過度に上昇してしまうことを抑制できるので、縦壁部25Cから超微粒子が発生することが抑制できる。
ところで、本実施形態では、ヒータ23から放出された熱は、図5に示すように、筒体24内に封じ込められた状態となるので、行き場を失った熱(熱気)は筒体24の軸線方向端の開口から筒体24外に放出される。
このため、フレーム25のうち筒体24の開口と面する部位の温度が最も上昇し易い。そして、本実施形態では、図9に示すように、仮想平面に投影された筒体24は、当該仮想平面に投影された導風部27と少なくとも一部が重なることを特徴としている。
これにより、フレーム25のうち温度が最も上昇し易い部位、つまり筒体24の開口と面する部位を導風部27に導入された冷却風により冷却できる。したがって、超微粒子が発生することを確実に抑制できる。
本実施形態では、支持端子23Dが空気通路27Cの外壁側、つまり支持プレート部25Bの下面側に位置していることを特徴とする。これにより、ヒータ23に一体化された金属製の支持端子23Dを支持プレート部25Bを介して冷却風にて冷却できる。
本実施形態では、支持端子23Dをフレーム25に固定する金属製のネジ23Eが、上記外壁側、つまり支持プレート部25Bの下面側に位置していることを特徴とする。これにより、温度が上昇し易い金属製のネジ23Eを支持プレート部25Bを介して冷却風にて冷却できる。
本実施形態では、フレーム25は、押圧部22側を開放した状態で加熱部21側を覆う樋状に構成され、かつ、フレーム25には、導風部27の導入部27A側から押圧部22側に延びた遮断壁25Dが設けられていることを特徴としている。これにより、筒体24等の温度が低下すると機能が損なわれる可能性が高い部位が冷却風に晒されることを抑制できる。
(第2実施形態)
上述の実施形態では、ネジ23E及び支持端子23Dが空気通路27Cの外壁側、つまり支持プレート部25Bの下面側に位置していたが、本実施形態では、図10に示すように、ネジ23E及び支持端子23Dは、空気通路27C内に位置している。
これにより、本実施形態では、ヒータ23に一体化された支持端子23D、及び温度が上昇し易い金属製のネジ23Eを冷却風に晒すことができるので、フレーム25の長手方向一端側を確実に冷却できる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態に係るファン29は、空気が回転軸方向を通り抜ける軸流ファン(JIS B 0132番号1012等参照)にて構成されていたが、本発明に係るファンは軸流ファンに限定されるものではなく、遠心ファン等のその他方式のファンであってもよい。
上述の実施形態に係るファン29は、導風部27の下流側に配設されて空気を吸引して筐体3の外に排出するタイプであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、導風部27の上流側に配設されて筐体3の外から空気を吸引して筐体3の中に空気を押し込むタイプであってもよい。
上述の実施形態に係る導風部27は、フレーム25のうち筒体24に対して幅方向外側にずれた位置に設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではない。
上述の実施形態に係る導風部27は、導かれた空気を幅方向と直交する方向に流通させたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、幅方向と交差する方向に流通させてもよい。
上述の実施形態では、導入部27A側から押圧部22側に延びた遮断壁25Dが設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、遮断壁25Dを廃止してもよい。
上述の実施形態に係る画像形成装置1は、カラー方式であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、モノクロ方式であってもよい。
上述の実施形態に係る画像形成装置1は、ベルト13上を搬送されるシートに現像剤を直接的に転写する方式であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、ベルト13に現像剤を転写した後、当該ベルト13に転写された現像剤をシートに転写する中間転写方式であってもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
1… 画像形成装置 3… 筐体 3B… 排紙トレイ
5… 画像形成部 7… 現像カートリッジ 8… 感光体 8A… 帯電器
9… 露光器 13… ベルト 13B… ローラ 14… 転写体
17… 給紙トレイ 19… フィーダ機構 20… 定着器 21… 加熱部
22… 押圧部 22A… 弾性部材 23… ヒータ 23A… 発熱体
23B… 細管 23C… 端子ピン 23D… 支持端子 23E… ネジ
24… 筒体 24A… 歯車 25… フレーム 25A… 雌ネジ部
25B… 支持プレート部 25C… 縦壁部 25D… 遮断壁
27… 導風部 27A… 導入部 27B… 導出部 27C… 空気通路
29… ファン 37B… ネジ部

Claims (15)

  1. シートに画像を形成する電子写真方式の画像形成装置において、
    現像剤像を担持する感光体と、
    前記感光体からシートに転写された現像剤を加熱する加熱部、当該加熱部にシートを押し付ける押圧部、及びフレームを有する定着器とを備え、
    前記加熱部は、
    熱を発生するとともに、搬送されるシートの幅方向と平行な方向に延びるヒータ、
    前記ヒータを収納する筒状の筒体であって、その軸線方向両端が開口した筒体、及び
    前記ヒータの長手方向両端に設けられ、当該ヒータを支持する支持端子を有し、
    前記フレームは、前記幅方向と平行な方向に延びるとともに、前記支持端子を保持する樹脂製の部材であり、
    さらに、少なくとも前記フレームの長手方向一端部側には、当該一端部側に空気を導く導風部が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記導風部は、前記フレームのうち前記筒体に対して前記幅方向外側にずれた位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記導風部は、導かれた空気を前記フレームの長手方向と直交する方向に流通させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記導風部より空気流れ下流側には、気流を発生させるファンが配設されていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記導風部は、前記フレームの長手方向と直交し、かつ、前記筒体側と前記支持端子側とを区画する樹脂製の壁部を有していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記幅方向と直交する仮想平面に投影された前記筒体は、当該仮想平面に投影された前記導風部と少なくとも一部が重なることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記支持端子は、前記導風部により構成された空気通路内に位置していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記支持端子を前記フレームに固定する金属製のネジは、前記空気通路内に位置していることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記支持端子は、前記導風部のうち当該導風部により構成された空気通路の外壁側に位置していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記支持端子を前記フレームに固定する金属製のネジは、前記導風部のうち前記外壁側に位置していることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記フレームは、前記押圧部側を開放した状態で前記加熱部側を覆う樋状に構成されており、
    さらに、前記フレームには、前記導風部の入口側から前記押圧部側に延びた遮断壁が設けられていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記導風部の入口形状は、矩形状であることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 電子写真方式の画像形成装置に用いられ、シートに転写された現像剤を加熱する加熱部、当該加熱部にシートを押し付ける押圧部、及びフレームを有する定着器において、
    前記加熱部は、
    熱を発生するとともに、搬送されるシートの幅方向と平行な方向に延びるヒータ、
    前記ヒータを収納する筒状の筒体であって、その軸線方向両端が開口した筒体、及び
    前記ヒータの長手方向両端に設けられ、当該ヒータを支持する支持端子を有し、
    前記フレームは、前記幅方向と平行な方向に延びるとともに、前記支持端子を保持する樹脂製の部材であり、
    さらに、前記フレームの長手方向一端部側には、当該一端部側に空気を導く導風部が設けられていることを特徴とする定着器。
  14. 前記導風部は、前記フレームのうち前記筒体に対して前記幅方向外側にずれた位置に設けられていることを特徴とする請求項13に記載の定着器。
  15. 前記導風部は、導かれた空気を前記フレームの長手方向と直交する方向に流通させることを特徴とする請求項13又は14に記載の定着器。
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