JP2015165775A - 自走式草刈機 - Google Patents
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Abstract
【課題】駆動輪の轍が作業領域に形成されることを抑制できる自走式草刈機を提供する。【解決手段】第1走行用モータ16及び第2走行用モータ17の動力で駆動輪を回転させて、仕切り部材により囲まれた作業領域で草刈機本体を走行させる自走式草刈機であって、草刈機本体に設けられ、かつ、草刈機本体を帰還地点に移動させる走行経路でワイヤを検出するワイヤ検出センサ28及び制御部22と、草刈機本体に設けられ、かつ、ワイヤ検出センサ28及び制御部22によりワイヤが検出されると、帰還地点を基準とする半径に対して予め定められた関係の値を用いて走行経路での草刈機本体の挙動を設定することにより、走行経路における草刈機本体とワイヤとの距離を変化させる制御部22と、を有する。【選択図】図3
Description
本発明は、駆動源の動力で駆動輪を回転させて作業領域内を走行し、刈刃で草を刈る自走式草刈機に関する。
従来の自走式草刈機の例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された自走式草刈機は、草刈機本体に搭載されたエンジンと、エンジンの動力が伝達される駆動輪と、を有する。また、草刈機本体に操舵輪が設けられており、操舵輪を動作させる操舵用モータが設けられている。また、カッティングユニットが草刈機本体に設けられており、カッティングユニットは、固定刃とリール刃とを有する。エンジンの動力で駆動される油圧ポンプが、草刈機本体に設けられており、油圧ポンプの油圧でリール刃を回転させ、固定刃とリール刃との間で芝を刈り取るようになっている。
さらに、自走式草刈機は、無人運転モードと有人運転モードとを切り替えて選択可能であり、無人運転モードは、作業者が操作することなく、エンジンの動力で駆動輪を回転させて自走式草刈機が作業領域内を走行する。自走式草刈機は、作業領域内における自走式草刈機の位置や、自走式草刈機と周囲の物体との位置関係を検出するために、各種のセンサ、例えば、GPSセンサ、対物センサ等を備えることが可能である。また、これらのセンサの検出信号が入力されるコントローラが設けられている。コントローラには記憶部が接続され、記憶部には、予め自走式草刈機の作業パターンが記憶されている。作業パターンは、作業領域内における自走式草刈機の走行経路を含む。
そして、無人運転モードが選択されると、予め設定されている作業パターンに基づいて、コントローラから制御信号が出力され、エンジン、操舵用モータ、カッティングユニット等が制御される。すると、駆動輪が回転して作業領域内を自走式草刈機が無人で走行するとともに、カッティングユニットにより芝が刈り取られる。さらに、自走式草刈機の走行経路に基づいて、操舵輪の動作が制御されると、自走式草刈機が作業領域で直進走行したり、カーブ走行したりする。
上記の特許文献1に記載された自走式草刈機で無人運転モードが選択されると、予め記憶部に記憶されている走行経路を草刈機本体が走行する。このため、草刈機本体が草刈り作業を終了して帰還位置に戻る動作を複数回行うと、草刈機本体は、作業領域内で毎回同じ走行経路を通って帰還位置に戻ることとなる。その結果、作業領域に駆動輪が通った跡、つまり、轍が形成される可能性があった。
本発明の目的は、草刈機本体を帰還させる動作を複数回実行しても、作業領域に轍が残ることを抑制できる自走式草刈機を提供することにある。
一実施の形態は、駆動源の動力で駆動輪を回転させて、仕切り部材により囲まれた作業領域で草刈機本体を走行させる自走式草刈機であって、前記草刈機本体に設けられ、かつ、前記仕切り部材を検出する検出部と、前記草刈機本体に設けられ、かつ、前記草刈機本体の帰還時において、前記検出部により前記仕切り部材が検出されると、予め定められた関係の値を用いて前記帰還時における前記草刈機本体の挙動を設定することにより、前記帰還時における前記草刈機本体と前記仕切り部材との距離を変化させる挙動制御部と、を有する。
本発明の自走式草刈機によれば、草刈機本体が帰還する動作を複数回行っても、作業領域に駆動輪の轍が形成されることを抑制できる。
以下、本発明が適用された自走式草刈機の一例について図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1及び図2に示す自走式草刈機10は、作業領域E1を走行して草刈りを実行する。地上には作業領域E1の外周縁に沿ってワイヤ11が設けられている。ワイヤ11は、例えば導電性の金属で形成されている。ワイヤ11は、地中に埋められている構造、地上に張られている構造のいずれでもよい。図1に示されたワイヤ11は、作業領域E1を平面視すると、互いに平行な2辺11a,11bと、互いに平行な2辺11c,11dとを有する四角形となっている。また、地上には充電ベース12が設けられている。図1の例では、充電ベース12は辺11dに相当する箇所で地上に配置されている。
充電ベース12は、商用電源に接続されており、充電ベース12は第1端子を備えている。充電ベース12は、ワイヤ11に通電して信号を発生させる信号発生器を備えている。信号発生器からワイヤ11に通電されると、ワイヤ11により磁界が形成される。
自走式草刈機10は、草刈機本体13と、草刈機本体13に設けられた右駆動輪14及び左駆動輪15とを有する。右駆動輪14に動力を伝達する第1走行用モータ16と、左駆動輪15に動力を伝達する第2走行用モータ17が設けられている。第1走行用モータ16及び第2走行用モータ17は、共に電動モータであり、第1走行用モータ16及び第2走行用モータ17は、草刈機本体13に同心状に搭載されている。つまり、右駆動輪14の車軸及び左駆動輪15の車軸の回転中心となる軸線F1は、草刈機本体13の幅方向に配置されている。
また、草刈機本体13に電源部18が設けられている。電源部18は、例えば、充電及び放電を繰り返し行うことの可能な二次電池を含む。電源部18としては、リチウムイオン電池等を用いることができる。また、電源部18は、草刈機本体13に対して着脱が可能な電池パックでもよい。さらに、電源部18は第2端子を有し、第2端子は第1端子と接続可能である。
草刈機本体13に回転刃用モータ20が設けられている。回転刃用モータ20は電動モータであり、回転刃用モータ20の回転軸にブレード刃19が取り付けられている。ブレード刃19は、回転刃用モータ20の回転軸に固定された円板形状のブレードと、ブレードの外周縁に沿って設けられた複数の刃と、を有する。
ブレード刃19は、右駆動輪14及び左駆動輪15が接地すると草刈機本体13と地面との間に配置される。さらに、草刈機本体13に補助輪21が設けられている。補助輪21は、軸線F1と平行な支持軸を中心として回転可能であり、また、補助輪21は、草刈機本体13に対して垂直方向の支持軸を中心として回転可能である。補助輪21は、草刈機本体13の前後方向において、右駆動輪14及び左駆動輪15よりも前方に配置されている。
自走式草刈機10の制御系統を、図3を参照して説明する。草刈機本体13に制御部22が設けられている。制御部22は、演算処理装置、メモリ、入出力インタフェース等を有するマイクロコンピュータである。メモリには、自走式草刈機10の挙動及び走行経路、第1走行用モータ16、第2走行用モータ17、回転刃用モータ20等を制御するために、各種のデータ、制御プログラムが記憶されている。
電源部18は、電力供給回路23を介して第1走行用モータ16及び第2走行用モータ17に接続される。電力供給回路23は、スイッチング素子を備えたインバータ回路である。
制御部22から出力される駆動信号が電力供給回路23に入力されて、第1走行用モータ16及び第2走行用モータ17は、回転、停止、回転方向、回転数等が、それぞれ別々に制御される。さらに、電源部18の充電量を検出する充電量検出センサ24が設けられており、充電量検出センサ24の出力信号は、制御部22に入力される。さらに、右駆動輪14の回転速度を検出する第1回転速度センサ25が設けられ、左駆動輪15の回転速度を検出する第2回転速度センサ26が設けられている。第1回転速度センサ25から出力された信号、及び第2回転速度センサ26から出力された信号は、制御部22に入力される。さらにまた、ブレード刃19の回転速度を検出する第3回転速度センサ27が設けられており、第3回転速度センサ27の出力信号は制御部22に入力される。
草刈機本体13に2個のワイヤ検出センサ28が設けられている。2個のワイヤ検出センサ28は、草刈機本体13の前後方向に沿った中心線F2上で異なる位置に配置されている。中心線F2は、自走式草刈機10の平面視で軸線F1と直交する。2個のワイヤ検出センサ28は、共に磁束検出コイルを備えており、2個のワイヤ検出センサ28は、ワイヤ11により形成される磁界をそれぞれ検出可能である。
さらに、草刈機本体13に操作部29が設けられており、作業者が操作部29を操作することにより、自動走行モードがオンまたはオフされる。また、操作部29を操作することにより、自動走行モードがオンされている場合において、ブレード刃19の停止及び回転速度を設定し、自走式草刈機10の走行速度等を設定することができる。操作部29は、液晶ディスプレイ、押しボタン等により構成される。さらに、草刈機本体13に表示部30が設けられている。表示部30には、操作部29の操作により設定された情報が表示される。表示部30は、液晶ディスプレイ、ランプ等により構成される。
次に、自走式草刈機10による草刈り作業の例を説明する。作業者が操作部29を操作して自動走行モードがオンされた後、回転刃用モータ20が回転すると、ブレード刃19により草を刈り取ることができる。操作部29の操作により、自動走行モードにおける自走式草刈機10の走行経路が設定されている場合は、その走行経路に沿って自走式草刈機10が走行する。例えば、ワイヤ11のうち、平行な2辺11a,11bの間を直線状に走行し、かつ、ワイヤ11の手前で旋回またはカーブ走行する動作を繰り返すことにより、作業領域E1内の全体で草刈り作業を行うことが可能である。
ここで、自走式草刈機10を自動走行モードで走行させる制御例を説明する。まず、右駆動輪14及び左駆動輪15が共に正回転すると、自走式草刈機10は前進走行し、右駆動輪14及び左駆動輪15が共に逆回転すると自走式草刈機10は後退走行する。また、右駆動輪14及び左駆動輪15が共に同じ方向に同じ回転速度で回転すると、自走式草刈機10は直線状に走行する。
さらに、右駆動輪14及び左駆動輪15が共に同じ方向に回転し、かつ、右駆動輪14の回転速度と左駆動輪15の回転速度とが異なると、自走式草刈機10はカーブ走行する。例えば、右駆動輪14の回転速度が左駆動輪15の回転速度よりも高いと、自走式草刈機10は左側にカーブ走行する。これに対して、左駆動輪15の回転速度が右駆動輪14の回転速度よりも高いと、自走式草刈機10は右側にカーブ走行する。
さらに、右駆動輪14の回転方向と左駆動輪15の回転方向とが異なり、かつ、右駆動輪14の回転速度と左駆動輪15の回転速度とが同じであると、自走式草刈機10は旋回する。ここで、旋回とは、図2のように自走式草刈機10を平面視した状態で、中心線F2が、基準点G1を中心として回転することを意味する。つまり、自走式草刈機10の平面視で、自走式草刈機10が旋回しても、基準点G1は移動しない。基準点G1は、図2に示す自走式草刈機10の平面視で、軸線F1と中心線F2との交点である。
例えば、右駆動輪14が正回転し、かつ、左駆動輪15が逆回転すると、自走式草刈機10は左側に旋回する。これに対して、左駆動輪15が正回転し、かつ、右駆動輪14が逆回転すると、自走式草刈機10は右側に旋回する。
そして、自走式草刈機10は、自動走行モードがオンされており、作業領域E1における草刈り作業が終了すると、充電ベース12へ戻る。また、制御部22は、電源部18の電力が予め定められた値まで低下すると、自走式草刈機10を充電ベース12へ移動させ、電源部18へ充電する制御を実行する。
(制御例1)
以下、制御部22が、自走式草刈機10を充電ベース12に移動させる制御例1を、図1、図4〜図7を参照して説明する。制御部22は、ステップS1において、自走式草刈機10を所定地点X1から直進させる制御を実行する。所定地点X1は、草刈り作業が終了した地点、または、電源部18の充電量が所定値以下まで低下したことを、制御部22が判断した地点である。
以下、制御部22が、自走式草刈機10を充電ベース12に移動させる制御例1を、図1、図4〜図7を参照して説明する。制御部22は、ステップS1において、自走式草刈機10を所定地点X1から直進させる制御を実行する。所定地点X1は、草刈り作業が終了した地点、または、電源部18の充電量が所定値以下まで低下したことを、制御部22が判断した地点である。
ここで、自走式草刈機10が所定地点X1から直進する向きは前進である。また、制御部22は、作業領域E1における自走式草刈機10の位置、または地点を判断するにあたり、基準点G1を用いる。制御部22は、ステップS2においてワイヤ11を検出できたか否かを判断する。制御部22は、ワイヤ11を検出できなければ、ステップS1の制御を継続する。
制御部22は、図1のように、自走式草刈機10が第1地点H1まで前進して、ステップS2でワイヤ11を検出すると、自走式草刈機10を一旦停止させ、ステップS3の処理を実行する。ステップS3の処理は、自走式草刈機10を後退する距離A、自走式草刈機10を旋回する角度d、自走式草刈機10をカーブ走行する仮想円R2の半径rの制御値のうち、少なくとも1つの制御値を、不規則(ランダム)に設定する処理である。ここで、制御部22は、距離A、角度d、半径rを、数式(1)及び数式(2)の関係に設定する。
rb>r>A ・・・数式(1)
0度<d<180度 ・・・数式(2)
rbは、充電ベース12の中心12aを中心とする仮想円R1の半径である。中心12aは、ワイヤ11の辺11d上に位置する。なお、半径rbを基準として、距離A、半径rを設定する意義は、後述する。
0度<d<180度 ・・・数式(2)
rbは、充電ベース12の中心12aを中心とする仮想円R1の半径である。中心12aは、ワイヤ11の辺11d上に位置する。なお、半径rbを基準として、距離A、半径rを設定する意義は、後述する。
制御部22は、ステップS3に次ぐステップS4で、自走式草刈機10を図5のように、第1地点H1から距離A分、直線状に後退させ、第2地点H2へ移動する制御を実行する。距離Aは半径rbよりも短い。つまり、自走式草刈機10は、第1地点H1から所定地点X1に向けて後退する。
制御部22は、ステップS4に次いでステップS5の制御を実行する。ステップS5の制御は、図6のように、自走式草刈機10を第2地点H2において、角度dで旋回させる制御である。角度dは、例えば、自走式草刈機10の旋回前における中心線F2と、自走式草刈機10の旋回後における中心線F2とのなす角度である。図6においては、左駆動輪15を正回転させ、右駆動輪14を逆回転させ、かつ、左駆動輪15及び右駆動輪14の回転速度を同一とし、自走式草刈機10を右側に旋回させている。なお、基準点G1の位置は、自走式草刈機10が旋回しても移動しない。
制御部22は、ステップS5に次ぐステップS6において、図7のように自走式草刈機10を半径rでカーブ走行させる制御を実行する。自走式草刈機10をカーブ走行させる場合の中心となる第3地点H3は、第1地点H1及び第2地点H2を通る中心線F2にある。また、第1地点H1は、第2地点H2と第3地点H3との間に位置する。つまり、自走式草刈機10はステップS6の制御で左側にカーブ走行する。
制御部22は、ステップS6の制御を実行中に、充電ベース12が検出されたか否かを判断し、制御部22は、ステップS7でNoと判断すると、ステップS9においてワイヤ11が検出されたか否かを判断する。制御部22は、ステップS9でNoと判断すると、ステップS6の制御を継続する。これに対して、制御部22は、ステップS9でYesと判断するとステップS3に戻る。
上記のように、自走式草刈機10が第1地点H1から後退する距離Aは、仮想円R2の半径r未満に設定されている。このため、自走式草刈機10が第3地点H3を中心とする仮想円R2に沿ってカーブ走行すると、自走式草刈機10が第2地点H2から180度旋回するまでの間に、ステップS9でワイヤ11を検出できる。
図4の制御を実行すると、図1、図5、図7に示す例では、自走式草刈機10が、ステップS2で、ワイヤ11を検出し、次いで、自走式草刈機10が第3地点H3を中心として左側にカーブ走行して、ステップS9においてワイヤ11を検出する制御を繰り返す。このようにして、ステップS9において検出されるワイヤ11の箇所が、順次、辺11a,11c,11b,11dへと移動し、かつ、自走式草刈機10が後退、旋回、カーブ走行を繰り返す。つまり、自走式草刈機10は、図1、図5、図7において、ワイヤ11に沿って作業領域E1を、概ね時計回りに移動する。
そして、制御部22がステップS7で充電ベース12を検出すると、ステップS8に進み充電動作を実行し、図4の制御ルーチンを終了する。前記したステップS3において、仮想円R2の半径rは、仮想円R1の半径rb未満に設定されている。このため、制御部22は、ワイヤ検出センサ28がワイヤ11の辺11aを検出してから、自走式草刈機10をカーブ走行させると、ワイヤ検出センサ28が充電ベース12を検出できる。
制御部22は、ステップS8で自走式草刈機10を充電ベース12に移動させて、電源部18の第2端子と充電ベース12の第1端子とを接続し、充電ベース12から電源部18に充電する。このように、図4の制御ルーチンを実行することにより、自走式草刈機10は、図1に示す所定地点X1から、作業領域E1をワイヤ11に沿って概ね時計回りに移動して、充電ベース12に帰還することができる。
上記のように、制御部22は、自走式草刈機10が後退する距離A、自走式草刈機10が旋回する角度d、自走式草刈機10がカーブ走行する際の仮想円R2の半径rの制御値のうち、少なくとも1つの制御値を、不規則に設定する。このため、自走式草刈機10を作業領域E1内で走行させて充電ベース12に帰還させる動作を複数回行っても、自走式草刈機10の帰還時における走行経路は毎回異なる。
したがって、作業領域E1において右駆動輪14が同じ個所を通ることはなく、また、左駆動輪15が同じ個所を通ることはないから、作業領域E1に轍が形成されることを抑制できる。このため、作業領域E1の見栄えや景観が損なわれることを回避できる。
また、制御部22は、半径rbに対して予め定められた関係にある距離A、半径rを用いて後退、旋回させることに加え、自走式草刈機10を角度dで旋回させることにより、自走式草刈機10とワイヤ11との距離が不規則に変化するように、自走式草刈機10の走行経路を設定する。したがって、作業領域E1に轍が形成されることを確実に抑制できる。
さらに、ステップS3において、自走式草刈機10が後退する距離A、自走式草刈機10が旋回する角度d、自走式草刈機10がカーブ走行する仮想円R2の半径rのうち、少なくとも1つの制御値を、不規則に設定する。つまり、自走式草刈機10の走行経路の全部を不規則に設定する訳ではないから、自走式草刈機10を所定地点X1から充電ベース12に帰還させるまでの時間を予測でき、自走式草刈機10の無駄な走行動作を省くことができる。
さらに、上記したステップS3で設定する距離Aは、第1地点H1から自走式草刈機10が第2地点H2まで後退した場合に、その第2地点H2でワイヤ検出センサ28がワイヤ11を検出できる値、または検出できない値のいずれに設定してもよい。ここで、ワイヤ検出センサ28がワイヤ11を検出できないとは、ワイヤ検出センサ28の検出感度の範囲外に、ワイヤ11が位置することを意味し、ワイヤ検出センサ28の故障を意味しない。
前述のように、自走式草刈機10が、第2地点H2からカーブ走行を開始した角度が180度に到達するまでの間に、自走式草刈機10は、ワイヤ検出センサ28がワイヤ11を検出できる距離まで、ワイヤ11に接近するからである。
(制御例2)
自走式草刈機10を充電設備に帰還させる場合に実行可能な制御例2を、図8、図9〜図13を参照して説明する。まず、制御部22は、ステップS11の制御を実行する。ステップS11の制御は、ステップS1の制御と同じであり、自走式草刈機10を、図9のように所定地点X1から前向きに直進させる制御である。制御部22は、ステップS11の制御を継続し、かつ、ステップS12の判断を実行する。ステップS12の判断はステップS2の判断と同じである。制御部22は、ステップS12でNoと判断すると、ステップS11の制御を継続する。
自走式草刈機10を充電設備に帰還させる場合に実行可能な制御例2を、図8、図9〜図13を参照して説明する。まず、制御部22は、ステップS11の制御を実行する。ステップS11の制御は、ステップS1の制御と同じであり、自走式草刈機10を、図9のように所定地点X1から前向きに直進させる制御である。制御部22は、ステップS11の制御を継続し、かつ、ステップS12の判断を実行する。ステップS12の判断はステップS2の判断と同じである。制御部22は、ステップS12でNoと判断すると、ステップS11の制御を継続する。
制御部22は、自走式草刈機10が図9で第1地点H1に至り、ステップS12でYesと判断すると、ステップS13において、自走式草刈機10を後退させる距離A、自走式草刈機10を旋回させる角度d、自走式草刈機10を直進走行させる距離Lのうち、少なくとも1つの制御値を、不規則(ランダム)に設定する。
ここで、制御部22は、距離A,L、角度d、半径rbを、数式(3)及び数式(4)の関係に設定する。
L>rb>A ・・・数式(3)
0度<d<180度 ・・・数式(4)
なお、制御部22が、距離Lを半径rbを超える値とし、かつ、距離Aを半径rb未満に設定する意義は後述する。
0度<d<180度 ・・・数式(4)
なお、制御部22が、距離Lを半径rbを超える値とし、かつ、距離Aを半径rb未満に設定する意義は後述する。
制御部22は、ステップS13の処理を実行した後、ステップS14の制御を実行する。ステップS14の制御は、自走式草刈機10を図10のように、第1地点H1から距離A分、直進で後退させ、第2地点H2へ移動させるものである。制御部22は、ステップS14に次いでステップS15の制御を実行する。ステップS15の制御は、自走式草刈機10を図10のように第2地点H2で角度d分、右側に旋回させるものである。自走式草刈機10は、ステップS15の制御が実行されても、基準点G1は移動しない。
制御部22は、ステップS15の制御に次ぐステップS16において、自走式草刈機10を、図11のように第2地点H2から距離L分、直進で前進させて第3地点H3へ移動させる。制御部22は、ステップS17において、自走式草刈機10を図12のように第3地点H3で角度d分、左側に旋回させる。制御部22は、ステップS17の制御に次ぐステップS18において、自走式草刈機10を、第3地点H3から距離L分離れた第4地点H4へ向けて移動させる。制御部22は、ステップS18に次いでステップS19の判断を行う。ステップS19の判断は、ステップS9の判断と同じである。
制御部22は、ステップS19でNoと判断すると、ステップS20で充電ベース12が検出されたか否かを判断する。ステップS20の判断は、ステップS7の判断と同じである。制御部22は、ステップS20でNoと判断すると、ステップS17及びステップS18の制御を実行する。つまり、制御部22は、自走式草刈機10を図13のように、第4地点H4で左側に角度d分だけ旋回させた後、自走式草刈機10を第4地点H4から距離L分、前向きに直進走行させる。
そして、再度ステップS19の判断を行う。すると、制御部22は、ステップS19でYesと判断し、ステップS13に戻る。前記したように、自走式草刈機10が後退する距離Aは、半径rb未満であり、かつ、距離Lは半径rbを超える値であるため、制御部22が、ステップS20でNoと判断してからステップS17,S18の制御を実行すると、ステップS19でワイヤ11を検出でき、ステップS13に戻る。
さらに、制御部22がステップS13〜ステップS18の制御を繰り返すと、制御部22は、ワイヤ11を辺11a,11c,11b,11dの順序で検出し、かつ、自走式草刈機10は概ね時計回りに移動する。
その後、自走式草刈機10が辺11d付近に位置し、制御部22が、ワイヤ11を検出することなく、充電ベース12を検出すると、ステップS19でNoと判断し、かつ、ステップS20でYesと判断し、ステップS21の制御を実行して図8の制御ルーチンを終了する。ステップS21の制御は、ステップS8の制御と同じである。
このように、制御部22が図8の制御ルーチンを実行すると、自走式草刈機10は、図9に示す所定地点X1から走行を開始し、作業領域E1内をワイヤ11に沿って概ね時計回りに移動して、充電ベース12に帰還する。また、制御部22は、ステップS13において、距離A、角度d、距離Lの制御値のうち、少なくとも1つの制御値を、不規則に設定する。このため、制御部22が、制御例2を実行した場合に得られる効果は、制御例1を実行した場合に得られる効果と同じである。
なお、図1、図5〜図7、図9〜図13は模式図であるため、自走式草刈機10の大きさ、自走式草刈機10とワイヤ11との距離、ワイヤ11の全体の長さ、充電ベース12の中心12aを基準とする半径rb、自走式草刈機10の移動する距離L,A等の値同士の大小関係は、本明細書の説明と必ずしも一致しない。
本実施形態で説明した構成と、本発明の構成との対応関係を説明すると、第1走行用モータ16及び第2走行用モータ17が、本発明の駆動源及び電動モータに相当し、右駆動輪14及び左駆動輪15が、本発明の駆動輪に相当し、充電ベース12が、本発明の帰還地点に相当し、草刈機本体13が、本発明の草刈機本体に相当し、自走式草刈機10が本発明の自走式草刈機に相当する。また、ワイヤ11が、本発明の仕切り部材に相当する。また、距離A、距離L、半径rが、本発明における「帰還地点を基準とする半径に対して予め定められた関係にある値」に相当する。
さらに、草刈機本体13が後退する距離、草刈機本体13が直線走行する距離、草刈機本体13がカーブ走行する際の半径、草刈機本体13が旋回する角度等が、本発明における草刈機本体の挙動に含まれる。また、制御部22が、本発明の挙動制御部、充電制御部に相当し、ワイヤ検出センサ28及び制御部22が、本発明の検出部及び充電ベース検出部に相当する。
本発明は前記した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、本発明は、制御例1または制御例2で実行するステップの制御内容を変更する制御を含む。具体的に説明すると、制御部22は、図4のフローチャートを実行するにあたり、ステップS5で自走式草刈機10を左側に旋回させ、かつ、図4のステップS6で自走式草刈機10を右側にカーブ走行させることができる。このように、制御例1の一部を変更すると、自走式草刈機10を所定地点X1から、ワイヤ11に沿って概ね反時計回りに作業領域E1を走行させ、充電ベース12に帰還させることができる。
一方、制御部22は、図8フローチャートを実行するにあたり、ステップS15で自走式草刈機10を左側に旋回させ、かつ、図8のステップS17で自走式草刈機10を右側に旋回させることができる。このように、制御例2の一部を変更すると、自走式草刈機10を所定地点X1から、ワイヤ11に沿って概ね反時計回りに作業領域E1を走行させ、充電ベース12に帰還させることができる。
また、自走式草刈機10が制御例1または制御例2を開始する際の所定地点X1が、不規則に発生し、かつ、所定地点X1における自走式草刈機10の向きも不規則である。したがって、制御例1または制御例2を実行すれば、自走式草刈機10を所定地点X1から充電ベース12に戻る動作を複数回実行すると、自走式草刈機10が戻る動作を実行する回毎に、自走式草刈機10の走行経路を異ならせることができる。
さらに、図4のステップS2で最初に検出されるワイヤ11の辺は、辺11aとは限らず、辺11b,11c,11dのいずれかが、ステップS2で検出される可能性もある。さらに、図8のステップS12で最初に検出されるワイヤ11の辺は、辺11aとは限らず、辺11b,11c,11dのいずれかが、ステップS12で検出される可能性もある。
また、作業領域E1における自走式草刈機10の位置を判断する基準となる基準点は、軸線F1と中心線F2との交点に限らず、自走式草刈機10の先端または後端等であってもよい。自走式草刈機10とワイヤ11との距離は、自走式草刈機10の基準点からワイヤ11までの最短距離を意味する。
本発明の駆動源は、電動モータまたはエンジンの少なくとも一方を含む。エンジンは、燃料を燃焼させてその熱エネルギを運動エネルギに変換する動力装置である。駆動源がエンジンである場合、エンジンの動力を右駆動輪及び左駆動輪に分配するトランスファが設けられる。また、駆動源がエンジンである場合、右駆動輪及び左駆動輪をそれぞれ単独で正回転または逆回転させることの可能な回転方向切り替え装置が設けられる。回転方向切り替え装置は、遊星歯車機構を有する構造、平行軸歯車構造のいずれでもよい。
本発明において、所定地点、帰還地点は、文字通り、平面上の1点を指す意味に限定されない。つまり、所定地点は、一定の面積を有する場所、箇所、位置を含み、帰還地点は、一定の面積を有する場所、箇所、位置、建物、車庫、倉庫等を含み、また、複数個所ある場合も含む。
また、本発明における仕切り部材は、地上または地中に設けるワイヤの他、地上または地中に設ける金属製や強磁性体の柱、地上に設ける金属製や強磁性体の柵枠等、磁界、電界、或いは電磁波等を生じさせることが可能な導電性部材や強磁性体材料を含む。この場合、草刈機本体に金属や磁界、電界、あるいは電磁波を検出するセンサを設けておけば、制御部は、センサの出力信号に基づいて、草刈機本体と仕切り部材との距離を検出できる。さらに、自走式草刈機が草刈り作業を行う作業領域は、平面視で略四角形に限らず、円形、楕円形、台形等どのような平面形状であってもよい。
草刈刃は、ブレード刃の他、ロータリ式の刃、リール式の刃等を含む。ロータリ式の刃は、電動モータの回転軸に、複数の刃が取り付けられている構造である。リール式の刃は、水平方向の軸線を中心として回転可能な円筒形状のリールと、リールの円周方向に沿って取り付けられた複数の刃と、を有する。
また、実施の形態で説明した右駆動輪14及び左駆動輪15は操舵輪としての役割を備えている。これに対して、草刈機本体に駆動輪とは別に操舵輪を設けてもよい。この場合、操舵輪の操舵角度を制御するアクチュエータを設け、制御部から出力される信号により、アクチュエータが動作する構成とする。
10…自走式草刈機、11…ワイヤ、12…充電ベース、13…草刈機本体、14…右駆動輪、15…左駆動輪、16…第1走行用モータ、17…第2走行用モータ、18…電源部、22…制御部、A,L…距離、d…角度、E1…作業領域、r,rb…半径。
Claims (11)
- 駆動源の動力で駆動輪を回転させて、仕切り部材により囲まれた作業領域で草刈機本体を走行させる自走式草刈機であって、
前記草刈機本体に設けられ、かつ、前記仕切り部材を検出する検出部と、
前記草刈機本体に設けられ、かつ、前記草刈機本体の帰還時において、
前記検出部により前記仕切り部材が検出されると、予め定められた関係の値を用いて前記帰還時における前記草刈機本体の挙動を設定することにより、前記帰還時における前記草刈機本体と前記仕切り部材との距離を変化させる挙動制御部と、
を有する、自走式草刈機。 - 前記検出部は、前記草刈機本体を前記作業領域の所定地点から予め定めた帰還地点に帰還させる走行経路において、前記仕切り部材との距離を変化させる、請求項1に記載の自走式草刈機。
- 前記駆動源は、電動モータを含み、
前記草刈機本体は、前記電動モータに電力を供給する電源部を備え、
前記帰還地点は、充電ベースを含み、
前記草刈機本体が前記充電ベースに帰還すると、前記充電ベースから前記電源部に充電する制御を行う充電制御部が設けられている、請求項2に記載の自走式草刈機。 - 前記充電ベースを検出する充電ベース検出部が、前記草刈機本体に設けられ、
前記充電ベース検出部は、前記充電ベースを基準とする半径内に前記草刈機本体が位置した際に、前記充電ベースを検出する、請求項3に記載の自走式草刈機。 - 前記挙動制御部は、前記草刈機本体を前記充電ベースに帰還させる走行経路において、前記充電ベースが検出された場合は、前記草刈機本体と前記仕切り部材との距離を変化させる制御を終了する、請求項4に記載の自走式草刈機。
- 前記仕切り部材は、磁界、電界、或いは、電磁波を形成するワイヤを含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の自走式草刈機。
- 前記草刈機本体の挙動は、前記草刈機本体が前記作業領域で旋回することを含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の自走式草刈機。
- 前記草刈機本体の挙動は、前記帰還地点を基準とする半径よりも短い距離を前記草刈機本体が直線走行することを含む、請求項2に記載の自走式草刈機。
- 前記草刈機本体の挙動は、前記検出部が前記作業領域の外周縁を検出できない距離まで、前記草刈機本体を前記作業領域の外周縁から離れる向きに直線走行することを含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の自走式草刈機。
- 前記草刈機本体の挙動は、前記帰還地点を基準とする半径よりも短い半径でカーブ走行することを含む、請求項2または8に記載の自走式草刈機。
- 前記草刈機本体の挙動は、前記帰還地点を基準とする半径よりも長い直線走行を含む、請求項2、8、10のいずれか1項に記載の自走式草刈機。
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