JP7274741B2 - 自律制御型草刈機 - Google Patents

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Description

本発明は、無人で草刈り作業を行う自律制御型草刈機に関する。
従来、芝刈りを含む草刈り作業は、有人草刈機で実施されてきた。人件費の高騰もあり、作業の無人化が求められ、草刈機が自律的に走向しつつ草刈りを行う自律制御型草刈機が各種提案されてきた(例えば、特許文献1参照(図4))。
特許文献1の草刈機を、図12に基づいて説明する。
図12に示すように、草場100は、エリアワイヤ101で囲われている。草刈機102はエリアワイヤ101内を自律走行しつつ、草を刈る。草刈機102は、バッテリを内蔵し、このバッテリにより走行及び草刈りを行う。残量が一定値まで減少したら、充電ステーション103へ帰還して、充電を受ける。
特許文献1では、複数の帰還路105~108を設定している。
仮に、帰還路105のみであると、同じところを草刈機102が走行するため、走行車輪の跡が轍となって残る。深い轍は、走行の妨げになる。
轍対策として、複数の帰還路105~108の一つを自動的に選択させる。
この選択により、深い轍の発生を抑えることができる。
ところで、帰還路105に沿って帰還する草刈機102は、充電ステーション103に近づくと、充電ステーション103一般に、帰還プログラムから充電直前プログラムに移行し、この充電直前プログラムにより、向きを変え、充電ステーション103にコンタクトする。
特許文献1では、帰還路105~108から充電ステーション103までの距離が、各々異なるため、充電直前プログラムは帰還路105~108毎に準備する必要があり、充電直前プログラムが複雑になる。
轍対策を講じつつ、充電直前プログラムを簡単にすることができる草刈機が求められる。
そこで、帰還路を1路で済ませる草刈機が提案されている(例えば、特許文献2参照(図4))。
特許文献2に開示される草刈機は、エリアワイヤを検出するまでは直進する。エリアワイヤを検出すると、草刈機を後退させ、旋回させ、カーブ走行させる。この動作は、充電ステーションにコンタクトするまで続ける。
帰還路が複雑な曲線を描くため、轍の発生は抑えられる。
しかし、充電ステーションに接近したとき、草刈機の姿勢が定まっていない。そのため、充電直前プログラムが極めて複雑になる。
轍対策を講じつつ、充電直前プログラムを簡単にすることができる草刈機が求められる。
特開2013-165588号公報 特開2015-165775号公報
本発明は、轍対策を講じつつ、充電直前プログラムを簡単にすることができる草刈機を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、機体に、旋回する刈刃と、この刈刃より前に配置される前輪と、前記刈刃より後に配置される後輪と、前記前輪及び前記後輪の駆動に供する電気エネルギーを蓄えるバッテリと、作業エリアを囲うエリアワイヤを検出するワイヤセンサと、前記後輪を回転制御すると共に前記前輪を操舵制御する制御部とを備え、自律走向する自律制御型草刈機において、
前記制御部は、前記バッテリの残量が一定値まで低下したら、帰還プログラムに基づいて、前記機体を充電ステーションへ向かわせ、前記機体と前記充電ステーションの距離が所定値になったら充電直前プログラムに基づいて前記機体を充電ステーションにコンタクトさせる制御を実施し、
前記帰還プログラムでは、平面視で帰還路が前記エリアワイヤに沿いつつ不規則に蛇行するように、前記ワイヤセンサの感知レンジがランダムに変更され、
前記充電直前プログラムでは、前記感知レンジを固定し、前記エリアワイヤと草刈機との距離を一定値に維持することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、機体に、旋回する刈刃と、この刈刃より前に配置される前輪と、前記刈刃より後に配置される後輪と、前記前輪及び前記後輪の駆動に供する電気エネルギーを蓄えるバッテリと、作業エリアを囲うエリアワイヤを検出するワイヤセンサと、前記後輪を回転制御すると共に前記前輪を操舵制御する制御部とを備え、自律走向する自律制御型草刈機において、
前記制御部は、前記バッテリの残量が一定値まで低下したら、帰還プログラムに基づいて、前記機体を充電ステーションへ向かわせ、前記機体と前記充電ステーションの距離が所定値になったら充電直前プログラムに基づいて前記機体を充電ステーションにコンタクトさせる制御を実施し、
前記エリアワイヤは、直線部分と平面視で屈曲している屈曲部分とを含み、
前記帰還プログラムでは、前記機体がある直線部分に沿っているときには前記ワイヤセンサの感知レンジがある値に設定され、続く屈曲部で前記感知レンジが別の値に設定し直される要領で、直線部分ごとに感知レンジが異なるように感知レンジがランダムに設定され、
前記充電直前プログラムでは、前記感知レンジを固定し、前記エリアワイヤと草刈機との距離を一定値に維持することを特徴とする。
請求項1に係る発明では、帰還路はエリアワイヤに沿いつつ不規則に蛇行しているため、有害な轍ができることはない。
加えて、機体が充電ステーションに近づいた時点で、帰還プログラムから充電直前プログラムに切り替えられ、この充電直前プログラムでは一義的に機体の方向などが制御される。充電直前プログラムは、簡単になる。
よって、本発明によれば、轍対策を講じつつ、充電直前プログラムを簡単にすることができる草刈機が提供される。
請求項2に係る発明では、エリアワイヤから機体の距離が、エリアワイヤの直線部分毎に異なる。ランダムに変更されるため、距離は毎回異なる。そのため、有害な轍ができることはない。
加えて、機体が充電ステーションに近づいた時点で、帰還プログラムから充電直前プログラムに切り替えられ、この充電直前プログラムでは一義的に機体の方向などが制御される。充電直前プログラムは、簡単になる。
よって、本発明によれば、轍対策を講じつつ、充電直前プログラムを簡単にすることができる草刈機が提供される。
本発明に係る自律制御型草刈機の正面図である。 本発明に係る自律制御型草刈機の右側面図である。 本発明に係る自律制御型草刈機の平面視構成図である。 (a)は草刈機の走行方向の種類を説明する図、(b)は前進及び後進を説明する図である。 (a)は草刈機がエリアワイヤに接近するときの図、(b)は遠ざかりときの図である。 草刈機が帰還するときの説明図である。 感知レンジを説明する概念図である。 帰還プログラムと充電直前プログラムの区域を説明する平面図である。 感知レンジをランダムに変更する例を説明する図である。 草刈機の動線を示す図である。 変更例に係る平面図である。 従来の技術を説明する平面図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1に示すように、自律制御型草刈機(以下、草刈機という)10は、前輪11と、左後輪12Lと、右後輪12Rを備えている。また、草刈機10は、カバー13の前面中央に横長矩形の開口部14を有している。この開口部14の奥に、V字部品(図3、符号36)が配置される。
図2に示すように、前輪11と、後輪車軸15との間に、カッターハウジング16を有する。
図3に示すように、カバー13内に、旋回する刈刃19と、この刈刃19より前に配置される前輪11と、刈刃19より後に配置される後輪12L、12Rとを備える草刈機10において、この草刈機10は、刈刃19より前輪11側に配置される左ワイヤセンサ21L及び右ワイヤセンサ21Rを備えている。
刈刃19は刈刃モータ24で駆動される。この刈刃モータ24はバッテリ25から給電されると共にドライバ26を介して、制御部27で回転速度及び正転、停止、逆転が制御される。刈刃モータ24が過負荷状態になったときには逆転制御される。
前輪11は前輪モータ28で駆動される。この前輪モータ28はバッテリ25から給電されると共にドライバ29を介して、制御部27で回転速度及び正転、停止、逆転が制御される。
前輪11は操舵輪であり、操舵モータ31で操舵される。この操舵モータ31は、バッテリ25から給電されると共にドライバ32を介して、制御部27で直進、左操舵、右操舵の制御がなされる。
左後輪12Lは左後輪モータ33Lで駆動される。この左後輪モータ33Lはバッテリ25から給電されると共にドライバ34Lを介して、制御部27で回転速度及び正転、停止、逆転が制御される。
同様に、右後輪12Rは右後輪モータ33Rで駆動される。この右後輪モータ33Rはバッテリ25から給電されると共にドライバ34Rを介して、制御部27で回転速度及び正転、停止、逆転が制御される。
ところで、従来の多くの草刈機は、コスト低減の点から、前輪駆動車又は後輪駆動車である。何らかの理由(例えば、刈刃を囲うカッターハウジングが瘤に乗り上げるなど)で、駆動輪が地面から浮き上がると、走行不能となる。この場合、管理者が草刈機まで走っていって、瘤から草刈機を離脱させる。
対して、図3に示す本発明の草刈機10は、全輪駆動車であるため、前輪11が地面に接していれば、後輪12L、12Rが浮いたとしても、自力での離脱が可能となり、走行が継続される。結果、管理者の負担が大幅に軽減される。
また、本発明の草刈機10では、前輪11は、左右2輪であってもよいが、実施例では、1輪とした。1輪であれば、前輪モータ28、ドライバ29、操舵モータ31及びドライバ32の数が半分になり、コストダウンが図れる。
作図の都合で、カバー13の外に示したバッテリ25及び制御部27は、カバー13内に配置される。
カバー13の前部に、V字部品36が収納され、このV字部品36に充電端子37が設けられている。充電端子37を介して、外部からバッテリ25へ充電される。
また、制御部27は、左ワイヤセンサ21Lと右ワイヤセンサ21Rから、エリアワイヤ(図4(b)、符号38)の検知信号を受ける。
図4(a)に示すように、草刈機10は、矢印(1)のように前進し、矢印(2)のように左旋回し、矢印(3)のように右旋回し、矢印(4)のように後進する。
図4(b)に示すように、矢印(1)のように前進する草刈機10が、エリアワイヤ38に接近し、このエリアワイヤ38が発する電磁気を、左ワイヤセンサ21Lと右ワイヤセンサ21Rの両方が検知したときには、制御部(図3、符号27)は、矢印(4)のように草刈機10を後進させる。一定距離又は一定時間後進させた後は、通常運転に切り替える。
図5(a)に示すように、左ワイヤセンサ21Lだけがエリアワイヤ38を検知したら、図5(b)に示すように、制御部(図3、符号27)は、矢印(3)のように草刈機10を右旋回させる。一定距離又は一定時間旋回させた後は、通常運転に切り替える。
図面は省略するが、右ワイヤセンサ21Rだけがエリアワイヤ38を検知したときには、草刈機10を左旋回させ、一定距離又は一定時間旋回させた後は、通常運転に切り替える。
また、バッテリ25の残量が一定値まで減少したときには、制御部(図3、符号27)は、図6に示すように、左ワイヤセンサ21L(又は右ワイヤセンサ21R)がエリアワイヤ38に沿うようにして、草刈機10を充電ステーションへ帰還させる。
ただし、本発明では、轍対策の一環として、帰還時の動線に工夫を凝らした。この工夫の具体例は後述する。
次に、感知レンジについて、図7で説明する。
図7(a)に示すように、エリアワイヤ38から距離L1の所にワイヤセンサ21Lがある。エリアワイヤ38に通電されているため、エリアワイヤ38を中心に電磁気が形成される。電磁気はエリアワイヤ38に近いほど強く、離れるほど弱くなる。
制御部は、ワイヤセンサ21Lで検知した電流が、所定値より小さいときには、ワイヤセンサ21Lがエリアワイヤ38に接近するように草刈機を移動する。この移動は、検知した電流が所定値になったら停止する。
同様に、制御部は、ワイヤセンサ21Lで検知した電流が、所定値より大きいときには、ワイヤセンサ21Lがエリアワイヤ38から離れるように草刈機を移動する。この移動は、検知した電流が所定値になったら停止する。
結果、感知レンジが1のときには、エリアワイヤ38とワイヤセンサ21Lの距離はL1に保たれる。
図7(b)に示すように、感知レンジを例えば1.5に変更すると、ワイヤセンサ21Lで検知した電流は、見かけ上、所定値より1.5倍になる。制御部は検知電流が小さくなるように、草刈機をエリアワイヤ38から離す。
結果、感知レンジが1.5のときには、エリアワイヤ38とワイヤセンサ21Lの距離はL1より大きなL2に保たれる。
図7(c)に示すように、感知レンジを例えば0.5に変更すると、ワイヤセンサ21Lで検知した電流は、見かけ上、所定値より0.5倍になる。制御部は検知電流が大きくなるように、草刈機をエリアワイヤ38に接近させる。
結果、感知レンジが0.5のときには、エリアワイヤ38とワイヤセンサ21Lの距離はL1より小さなL3に保たれる。
図8に示すように、充電が必要になると、草刈機10は、充電ステーション40に帰還する。充電ステーション40には、電波発信部41が内蔵されており、この電波発信部41から電波が発せられる。この電波は、電波発信部41から離れるほど弱くなる。草刈機10にはこの電波を受信する受信部が搭載されている。この電波の強さが一定以上である領域の縁は、半径Rで描かれる。
制御部は、草刈機10が半径Rに到達した点42までは「帰還プログラム」により走行を制御する。そして、点42から充電ステーション40までは「充電直前プログラム」により走行及び方位を制御する。
本発明では、「充電直前プログラム」では、感知レンジを1に固定する。すると、点42から充電ステーション40の間では、エリアワイヤ38と草刈機10との距離はL4に維持される。この距離L4は図7(a)の距離L1に対応している。
結果、半径R内では、草刈機10の動線は一義的に決まり、「充電直前プログラム」は簡単になる。
本発明の「帰還プログラム」を、図9~図10で説明する。
図9に示すように、制御部はバッテリの残量が一定値まで減ったら、横軸を時間(又は距離)、縦軸を感知レンジとしたグラフにおいて、感知レンジがランダムに変化した曲線39を発生する。この曲線39により、ワイヤセンサの感知レンジを変化させる。
すると、図10に示すように、草刈機10は、マクロ的にはエリアワイヤ38に沿いながら走行し、ミクロ的にはエリアワイヤ38との距離がランダムに変化しながら走行する。結果、轍ができにくくなり、できたとても軽微である。
図8の点42で充電直前プログラムに移行し、感知レンジを1に戻す。
図9~図10で説明した具体例は、エリアワイヤ38の形態に左右されない。例えば、平面視で円形や楕円形であっても差し支えない。半面、蛇行走行するために、帰還に係る走行距離が長くなる。充電が待たれる中、帰還距離は短いことが望まれる。
帰還距離が短くて済む、本発明の変更例を、図11に基づいて説明する。
この変更例は、エリアワイヤ38に直線部分と屈曲部分が含まれている場合に適用できる。
すなわち、図11に示すように、エリアワイヤ38は、横長矩形であり、第1直線部分44と第2直線部分45との境界に、第1屈曲部分46を有し、第2直線部分45と第3直線部分47との境界に、第2屈曲部分48を有する。
制御部は、草刈機10が第1直線部分44に沿っているときには、エリアワイヤ38と草刈機10との距離をL5に維持する。
制御部は、第1屈曲部分46で草刈機10が90°程度旋回するときに、感知レンジを弱める。すると、草刈機10は、距離L5より小さな距離L6を保って第2直線部分45に沿って走行する。
制御部は、第2屈曲部分48で草刈機10が90°程度旋回するときに、感知レンジを強める。すると、草刈機10は、距離L6より大きな距離L7を保って第3直線部分47に沿って走行する。
点42で充電直前プログラムに移行し、感知レンジを1に戻す。
距離L5、L6、L7はランダムな値であり、確率的に同じ値になることはない。
よって、有効な轍対策を講じることができる。
なお、変更例において、第1・第2屈曲部分46、48での旋回は、制御部自身が発する旋回命令に基づいて認識させることができる。
また、本発明の草刈機は、芝刈機に適用することは差し支えない。
また、実施例では、前輪11に、前輪モータ28を備えたが、前輪モータ28を省いて前輪11は従動輪としてもよい。
本発明は、無人で草刈り作業を行う自律制御型草刈機に好適である。
10…自律制御型草刈機(草刈機)、11…前輪、12L…左後輪、12R…右後輪、18…機体、19…刈刃、21L…左ワイヤセンサ、21R…右ワイヤセンサ、25…バッテリ、27…制御部、38…エリアワイヤ、40…充電ステーション、44…第1直線部分、45…第2直線部分、46…第1屈曲部分、47…第3直線部分、48…第2屈曲部分。

Claims (2)

  1. 機体に、旋回する刈刃と、この刈刃より前に配置される前輪と、前記刈刃より後に配置される後輪と、前記前輪及び前記後輪の駆動に供する電気エネルギーを蓄えるバッテリと、作業エリアを囲うエリアワイヤを検出するワイヤセンサと、前記後輪を回転制御すると共に前記前輪を操舵制御する制御部とを備え、自律走向する自律制御型草刈機において、
    前記制御部は、前記バッテリの残量が一定値まで低下したら、帰還プログラムに基づいて、前記機体を充電ステーションへ向かわせ、前記機体と前記充電ステーションの距離が所定値になったら充電直前プログラムに基づいて前記機体を充電ステーションにコンタクトさせる制御を実施し、
    前記帰還プログラムでは、平面視で帰還路が前記エリアワイヤに沿いつつ不規則に蛇行するように、前記ワイヤセンサの感知レンジがランダムに変更され、
    前記充電直前プログラムでは、前記感知レンジを固定し、前記エリアワイヤと草刈機との距離を一定値に維持することを特徴とする自律制御型草刈機。
  2. 機体に、旋回する刈刃と、この刈刃より前に配置される前輪と、前記刈刃より後に配置される後輪と、前記前輪及び前記後輪の駆動に供する電気エネルギーを蓄えるバッテリと、作業エリアを囲うエリアワイヤを検出するワイヤセンサと、前記後輪を回転制御すると共に前記前輪を操舵制御する制御部とを備え、自律走向する自律制御型草刈機において、
    前記制御部は、前記バッテリの残量が一定値まで低下したら、帰還プログラムに基づいて、前記機体を充電ステーションへ向かわせ、前記機体と前記充電ステーションの距離が所定値になったら充電直前プログラムに基づいて前記機体を充電ステーションにコンタクトさせる制御を実施し、
    前記エリアワイヤは、直線部分と平面視で屈曲している屈曲部分とを含み、
    前記帰還プログラムでは、前記機体がある直線部分に沿っているときには前記ワイヤセンサの感知レンジがある値に設定され、続く屈曲部で前記感知レンジが別の値に設定し直される要領で、直線部分ごとに感知レンジが異なるように感知レンジがランダムに設定され、
    前記充電直前プログラムでは、前記感知レンジを固定し、前記エリアワイヤと草刈機との距離を一定値に維持することを特徴とする自律制御型草刈機。
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