JP2015161720A - カラオケ装置、カラオケシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の選曲指定手段を従業員と利用客とで使い分けるカラオケシステムの利用形態において、選曲の重複に対して適切な対処を行う。【解決手段】カラオケ装置は、同一の楽曲に関する予約登録が重複して行われたことを検知した場合(S304:YES)、重複した予約登録の中に、カラオケ装置本体のタッチパネルを介して選曲された楽曲があることを条件に(S306:YES)、重複して予約登録された楽曲を表す重複情報をタッチパネルに表示させる(S308)。一方、重複した予約登録の中に、カラオケ装置本体のタッチパネルを介して選曲された楽曲がない場合(S306:NO)、管理者権限が付与されたリモコン端末2に重複情報を表示させる(S310)。表示された重複情報に従って、重複している予約登録に対する処置を指定する操作を受付けることで、カラオケ装置は、指定された処置に従って当該楽曲に関する予約登録の内容を確定する。【選択図】図3

Description

本発明は、複数の選曲受付手段を介して予約登録が可能なカラオケ装置に関する。
従来、カラオケの選曲を指定するリモコン端末と、リモコン端末にて選曲された楽曲を演奏するカラオケ装置本体とを備えるカラオケシステムが知られている。また、カラオケ装置本体に、表示装置の表示面上で接触入力操作が可能なタッチパネルを備えるカラオケシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のカラオケシステムでは、リモコン端末だけでなく、カラオケ装置本体に備えられたタッチパネルからも、楽曲の選曲操作を行うことができるようになっているものがある。
特開2013−7329号公報
上述のようなカラオケシステムが設置される環境の1つとして、酒類の提供と共に従業員が接客を行うスナックバー等のナイト市場(酒場市場)がある。ナイト市場に設置されるカラオケシステムにおいては、カラオケ装置本体に備えられたタッチパネルを従業員が専用して、利用客から伝えられた楽曲の選曲操作を代行する利用形態が採られることがある。一方、利用客は、カラオケ装置に付属のリモコン端末を使用して、自ら所望する楽曲の選曲操作を行うこともできる。
また、1台のカラオケ装置につき、複数台のリモコン端末が使用できるカラオケシステムでは、複数台のリモコン端末のうちの特定の1台を従業員が専用し、他のリモコン端末を利用客が使用するといった利用形態が採られることがある。
上述のように、複数の選曲指定手段を従業員と利用客とで使い分ける利用形態においては、次のような問題がある。例えば、利用客が、ある楽曲の選曲を所望する意図を表明したと想定する。このとき、従業員は、利用客の意図を汲んでタッチパネル又は専用のリモコン端末を用いて選曲操作を代行すると考えられる。一方、利用客は、従業員が選曲操作を代行してくれるとは知らずに、利用客用のリモコン端末を用いて自ら選曲操作を行ってしまうことがある。この場合、同じ楽曲が重複して予約されるため、そのままでは利用客の意図に反して同じ楽曲が立て続けに演奏されてしまうことになる。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものである。その目的は、複数の選曲指定手段を従業員と利用客とで使い分けるカラオケシステムの利用形態において、選曲の重複に対して適切な対処を行うための技術を提供することである。
本発明は、情報を表示する機能と、ユーザから楽曲の選曲指定を受付ける機能とを有する複数の選曲受付手段によって受付けられた選曲指定に従って、演奏する楽曲の予約登録を行うカラオケ装置に関する。本発明のカラオケ装置は、重複検知手段と、表示制御手段と、予約確定手段とを備える。
重複検知手段は、所定時間内に同一の楽曲に関する予約登録が重複して行われたことを検知する。表示制御手段は、重複検知手段によって同一の楽曲に関する予約登録の重複が検知された場合、複数の選曲受付手段のうち、1つの所定の選曲受付手段に対して、重複して予約登録された楽曲を表す重複情報を表示させる。予約確定手段は、所定の選曲受付手段に表示された重複情報に従って、重複している予約登録に対する処置を指定する操作を所定の選曲受付手段が受付けることで、指定された処置に従って当該楽曲に関する予約登録の内容を確定する。
本発明によれば、複数の選曲受付手段によって同一の楽曲の選曲指定が重複して行われた場合、重複情報が所定の選曲受付手段にだけ表示されるため、従業員がその重複情報を確認することによって、予約登録の是非を判断することができる。そして、重複情報が表示された選曲受付手段を介して、必要に応じて予約登録の修正等を従業員が行うことで、意図しない重複選曲を回避できる。
なお、予約登録が重複したことを示す重複情報を表示させる対象については、従業員が専用することを前提とした選曲受付手段にすることが肝要である。具体的には、請求項2に記載のように構成するとよい。すなわち、カラオケ装置は、重複情報を表示させる所定の選曲受付手段として、カラオケ装置本体に設けられ、表示装置の表示面上において接触入力が可能な入力表示手段を備える。重複検知手段によって同一の楽曲に関する予約登録の重複が検知された場合、表示制御手段は、入力表示手段に対して重複情報を表示させる。そして、予約確定手段は、入力表示手段に表示された重複情報に従って、重複している予約登録に対する処置を指定する操作を入力表示手段が受付けることで、指定された処置に従って当該楽曲に関する予約登録の内容を確定する。
このようにすることで、カラオケ装置本体に設けられた入力表示手段(タッチパネル等)を従業員が専用する利用形態において、従業員が重複情報を速やかに確認して、必要な対処を行うことができる。
あるいは、請求項3に記載のように構成してもよい。すなわち、カラオケ装置は、選曲受付手段として、複数のリモコン端末を通信可能に対応付ける機能を有する。また、対応付けされたリモコン端末のうち所定の条件を満たす1つのリモコン端末に、管理者権限を付与する付与手段を備える。重複検知手段によって同一の楽曲に関する予約登録の重複が検知された場合、表示制御手段は、管理者権限が付与されたリモコン端末リモコン端末に対して重複情報を表示させる。予約確定手段は、管理者権限が付与されたリモコン端末に表示された重複情報に従って、重複している予約登録に対する処置を指定する操作をリモコン端末が受付けることで、指定された処置に従って当該楽曲に関する予約登録の内容を確定する。このようにすることで、管理者権限が付与された1台のリモコン端末を従業員が専用する利用形態において、従業員が重複情報を速やかに確認して、必要な対処を行うことができる。
さらに、請求項4に記載のように構成してもよい。すなわち、カラオケ装置は、選曲受付手段として、複数のリモコン端末を通信可能に対応付ける機能を有する。また、対応付けされたリモコン端末のうち所定の条件を満たす1つのリモコン端末に、管理者権限を付与する付与手段と、所定の選曲受付手段として、カラオケ装置本体に設けられ、表示装置の表示面上において接触入力が可能な入力表示手段とを備える。
重複検知手段によって同一の楽曲に関する予約登録の重複が検知された場合、表示制御手段は、重複した予約登録において入力表示手段による選曲指定がなされていることを条件に、入力表示手段に対して重複情報を表示させる。一方、重複した予約登録において入力表示手段による選曲指定がなされていないことを条件に、表示制御手段は、管理者権限が付与されたリモコン端末に対して重複情報を表示させる。そして、予約確定手段は、入力表示手段又は管理者権限が付与されたリモコン端末に表示された重複情報に従って、重複している予約登録に対する処置を指定する操作を、入力表示手段又は管理者権限が付与されたリモコン端末が受付けることで、指定された処置に従って当該楽曲に関する予約登録の内容を確定する。
このようにすることで、カラオケ装置本体に設けられた入力表示装置、又はリモコン端末のどちらかを従業員が使用する場合であっても、従業員が重複情報を速やかに確認して、必要な対処を行うことができる。
なお、本発明は、請求項5に記載のように、上述のカラオケ装置を構成する各手段と、複数の選曲受付手段とからなるカラオケシステムとして実現することもできる。このようなカラオケシステムによれば、請求項1について記載した上述の効果と同様の効果が得られる。
カラオケシステムの構成を表すブロック図。 (a),(b)管理者設定処理の手順を表すフローチャート。 重複監視処理の手順を表すフローチャート。 (a)、(b)重複情報の表示例を表す説明図。 選曲受付処理の手順を表すフローチャート。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は下記の実施形態に限定されるものではなく様々な態様にて実施することが可能である。
[カラオケシステムの構成の説明]
図1に示すように、実施形態のカラオケシステムは、カラオケ装置1と、カラオケ装置1と通信可能に対応付けられた複数台のリモコン端末2とを有する。なお、図1では、2台のリモコン端末2を記載しているが、これより多くのリモコン端末2がカラオケ装置1に通信可能に対応付けられていてもよいし、1台だけであってもよい。
カラオケ装置1は、カラオケ装置1全体の制御を司るメイン制御部14、及び、メイン制御部14に接続された各部、すなわち、操作パネル10、入力表示部11、入力表示制御部12、記憶部13、映像処理部15、音声処理部17、通信インタフェース18を備える。このカラオケ装置1は、ユーザにより選曲されたカラオケの楽曲を演奏する機能を有する。また、楽曲の演奏中に、背景画像上に歌詞テロップを重畳した演奏中画像をメインモニタ30に表示させる。
操作パネル10は、カラオケ装置1に対する各種操作を行うための入力装置であり、カラオケ装置1本体の外装パネルに配置されたスイッチ類により構成される。
入力表示部11は、カラオケ装置1の本体に組込まれた表示パネル11aと、表示パネル11aの表示面上に一体に設置されたタッチパネル11bとからなる表示と入力との2つの機能を兼ね備えた電子装置である。カラオケ装置1は、この入力表示部11を用いて、ユーザが演奏をリクエストする楽曲を指定する選曲操作を受付ける機能を有する。なお、本カラオケ装置1は、ナイト市場で利用されるものであり、従業員が入力表示部11を用いて利用客の所望する選曲操作を行うことを想定している。
表示パネル11aは、例えば、液晶パネル(LCD)等で構成され、入力表示制御部12から入力される画像情報によって各種情報画像やGUIを構成するアイコン画像等が表示される。タッチパネル11bは、表示パネル11aの表示面の形状に合わせて薄板状に形成された透過性を有する樹脂材料により構成されており、操作者の指先等でタッチすることで、タッチされた画面位置の情報を感知して入力表示制御部12に入力する。入力表示制御部12では、タッチパネル11bから入力された位置情報に割当てられているイベント情報がメイン制御部14に通知される。そして、メイン制御部14において、入力表示制御部12から通知されたイベント情報に該当の機能が実行される。
入力表示制御部12は、例えば、マイクロコンピュータ等からなる制御用デバイスであり、入力表示部11の作動を制御する。この入力表示制御部12は、メイン制御部14から入力される画像情報に基づき、情報提示画像や、種々の機能選択を行うためのアイコン画像を描画する。そして、その合成画像を入力表示部11の表示パネル11aに表示させると共に、表示パネル11aに表示されたアイコンに対するタッチ操作をタッチパネル11bにおいて受付可能に設定する。
記憶部13は、カラオケの楽曲データを多数収録したカラオケデータベースや、カラオケ装置1の動作を制御するプログラム、プログラムの実行時に用いられるデータ等を記憶する記憶装置である。この記憶部13は、例えばハードディスクドライブや、不揮発性の半導体メモリ等により具現化される。
映像処理部15は、画像情報を映像化する映像処理装置であり、ビデオ出力端子に接続される外付けのメインモニタ30における表示画像を処理する。メインモニタ30には、カラオケ装置1が実行中のサービス(カラオケ演奏や演奏待ち期間における情報提示)に対応したコンテンツ画像が表示される。音声処理部17は、楽曲データに基づく演奏再生を行うと共に、演奏再生音とオーディオ入力端子に接続されるマイク(非図示)から入力される歌唱者の歌声とをミキシングする音声処理を施し、音声処理された音声信号をオーディオ出力端子から出力する。オーディオ出力端子から出力された音声信号は、オーディオ出力端子に接続されたアンプ(図示省略)を経由してスピーカ(非図示)から放音される。通信インタフェース18は、カラオケ装置1を通信ネットワークに接続して、その通信ネットワークを介した通信を制御する通信装置である。カラオケ装置1は、無線LANアクセスポイント100を経由して、各リモコン端末2と通信する。
メイン制御部14は、CPU,ROM,RAM、時間を計測するタイマ等を備え、所定のプログラムに従って動作することにより、カラオケ装置1を総合的に制御する。メイン制御部14は、入力表示部11やリモコン端末2を介してユーザにより選曲された楽曲を、選曲された時刻(以下、予約登録時刻)と対応付けて予約リストに登録し、予約リストに従って楽曲を演奏する処理を行う。このとき、映像処理部15を通じて、演奏対象の楽曲に対応する背景画像や歌詞テロップをメインモニタ30に表示する。なお、カラオケ装置1のその他の機能や構成については公知技術に従っているので、ここでは詳細な説明を省略する。
リモコン端末2は、カラオケ装置1専用の遠隔操作機器であり、操作部21、表示部22、記憶部23、通信部24、制御部25を備える。このリモコン端末2を用いることで、ユーザはカラオケサービスに関する情報の閲覧や、カラオケ装置1に演奏させる楽曲の選曲操作を行うことができるようになっている。
操作部21は、ユーザからの各種指示を入力するための入力装置であり、表示部22の表示領域に沿って設置されるタッチパネルや、キー・スイッチ等によって構成される。表示部22は、画像を表示するための表示装置であり、例えば液晶ディスプレイ等によって構成される。記憶部23は、各種情報を記憶する記憶装置である。記憶部23には、リモコン端末2の動作を制御するプログラムや、プログラムの実行時に用いられるデータ等が記憶されている。
通信部24は、周知の無線LAN通信規格に則った無線通信機能を有し、無線LANアクセスポイント100を経由してカラオケ装置1との間で通信を行う通信装置である。なお、カラオケ装置1をリモコン端末2で操作する前提として、操作対象のカラオケ装置1とリモコン端末2とを特定の通信相手として対応付ける、いわゆる「括り付け」がなされるものとする。括り付けは、操作対象となるカラオケ装置1とリモコン端末2との間で、各自の識別情報を(例えば、IPアドレスやシリアル番号)を互いに通知し、特定の通信相手として登録することで成立する。
制御部25は、CPU,ROM,RAM等を備え、所定のプログラムに従って動作することにより、リモコン端末2を総合的に制御する。なお、本リモコン端末2は、ナイト市場で利用されるものであり、利用客が自ら選曲操作を行う際に用いられることを想定している。また、複数台のリモコン端末2を併用する場合、特定の1台を従業員が専用し、残りを利用客が使用することを想定している。その場合、従業員が専用するリモコン端末2には、カラオケ装置1において管理者権限が付与され、他のリモコン端末2と機能的に区別される。リモコン端末2のその他の構成や機能については公知技術に従っているので、ここでは詳細な説明を省略する。
[管理者設定処理の説明]
カラオケ装置1のメイン制御部14が実行する管理者設定処理(括り付け検知)の手順について、図2(a)のフローチャートを参照しながら説明する。この処理は、カラオケ装置1において、リモコン端末2が括り付けされたときに実行される。
S100では、メイン制御部14は、今回括り付けされたリモコン端末2が、1台目の括り付けであるか否かに応じて処理を分岐する。1台目の括り付けである場合(100:YES)、メイン制御部14はS102に進む。一方、1台目の括り付けでない場合(S100:NO)、メイン制御部14は本処理を終了する。S102では、メイン制御部14は、今回括り付けされた1台目のリモコン端末2に対して管理者権限を設定し、本処理を終了する。
つぎに、カラオケ装置1のメイン制御部14が実行する管理者設定処理(ユーザ設定)の手順について、図2(b)のフローチャートを参照しながら説明する。この処理は、ユーザから、管理者権限を付与するリモコン端末2を設定する旨の操作指示が入力されたときに実行される。
S200では、メイン制御部14は、現在括り付けされているリモコン端末2の一覧を、入力表示部11又はメインモニタ30に表示する。そして、S202では、メイン制御部14は、表示されたリモコン端末2の一覧に従って、操作パネル10又はタッチパネル11bを介して指示されたリモコン端末2に対して、管理者権限を設定する。
[重複監視処理の説明]
カラオケ装置1のメイン制御部14が実行する重複監視処理の手順について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。この処理は、カラオケ装置1の稼動中に所定の制御間隔で繰返し実行される。
S300では、メイン制御部14は、予約リスト内に予約登録されている楽曲があるか否かを判定する。予約登録されている楽曲がある場合(S300:YES)、メイン制御部14はS302に進む。一方、予約登録されている楽曲がない場合(S300:NO)、メイン制御部14は本処理を終了する。
S302では、メイン制御部14は、予約リスト内に同一の楽曲に係る予約登録が重複しているか否かを判定する。同一の楽曲に係る予約登録が重複している場合(S302:YES)、メイン制御部14はS304に進む。一方、同一の楽曲に係る予約登録が重複していない場合(S302:NO)、メイン制御部14は本処理を終了する。S304では、メイン制御部14は、予約リストに記憶されている同一の楽曲に係る予約登録の各予約登録時刻を比較し、同一の楽曲に係る予約登録が所定時間内に重複したものであるか否かを判定する。同一の楽曲に係る予約登録が所定時間内に重複したものである場合(S304:YES)、メイン制御部14はS306に進む。一方、同一の楽曲に係る予約登録が所定時間内に重複したものではない場合(S304:NO)、メイン制御部14は本処理を終了する。
S306では、メイン制御部14は、重複する予約登録について、カラオケ装置1本体の入力表示部11(タッチパネル)から操作入力された予約登録が含まれるか否かに応じて処理を分岐する。入力表示部11から操作入力された予約登録が含まれる場合(S306:YES)、メイン制御部14はS308に進む。S308では、メイン制御部14は、同一の楽曲に係る予約登録が重複していることを報知する重複情報を、カラオケ装置1本体の入力表示部11(タッチパネル)に表示させる。
一方、入力表示部11から操作入力された予約登録が含まれない場合(S306:NO)、メイン制御部14はS310に進む。S310では、メイン制御部14は、同一の楽曲に係る予約登録が重複していることを報知する重複情報を、管理者権限が設定されているリモコン端末2に送信し、その重複情報をリモコン端末2の表示部22に表示させる。
ここで、上述のS308及びS310において出力される重複情報に基づいて表示される画面ついて、図4を参照しながら説明する。図4(a)は、カラオケ装置1にログインしているユーザ(以下、ログインユーザ)により予約登録された楽曲が含まれる場合の重複情報の表示例である。図4(b)は、ログインユーザにより予約登録された楽曲が含まれない場合の重複情報の表示例である。
図4(a)に例示されるとおり、重複情報の画像40aには、予約登録が重複している楽曲のそれぞれの予約者について、予約登録の内容を表す情報が表示されている。ログインユーザについては、予め登録されているアバタ―画像41と、登録されているユーザ名と、曲名が表示されている。一方、ログインをしていないゲストユーザについては、ゲストユーザを表す汎用画像42と、ゲストユーザの表記と、曲名が表示されている。一方、図4(b)の事例においては、予約登録が重複している楽曲の予約者が何れもゲストユーザとなっている。そのため、重複情報の画像40bには、それぞれの予約登録について、ゲストユーザを表す汎用画像42と、ゲストユーザの表記と、曲名が表示されている。
図4(a),(b)に例示される各画像40a,40bには、各ユーザの予約登録に対応付けて、それぞれ選曲アイコン43が表示される。この選曲アイコン43は、GUI(Graphical User Interface)を構成しており、ユーザ(従業員)がカラオケ装置1又はリモコン端末2のタッチパネル上でこれらの選曲アイコン43を押下することによって、その楽曲を選曲することができるようになっている。そこから更に、GUIを構成する決定アイコン44をユーザ(従業員)が押下することで、選曲された内容がカラオケ装置1に通知され、カラオケ装置1がその予約登録を確定するようになっている。決定アイコン44が押下されたときに、選曲アイコン43が押下されていない(選曲されていない)予約登録については、破棄される。
[選曲受付処理の説明]
カラオケ装置1のメイン制御部14が実行する選曲受付処理の手順について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。この処理は、上述の重複監視処理(図3参照)において、同一の楽曲の予約登録が重複していることが検知されたときに実行される。
S400では、メイン制御部14から指示された表示装置(入力表示部11又はリモコン端末2)において、重複情報が表示される。次のS402では、重複情報が表示された入力表示部11又はリモコン端末2を介して、ユーザによる選曲指示を受付ける。そして、S404では、メイン制御部14は、ユーザによる選曲指示が決定されたか否かを判断する。選曲指示が決定された場合(S404:YES)、メイン制御部14はS406に進む。一方、選曲指示が決定されていない場合(S404:NO)、メイン制御部14はS404を繰返す。S406では、メイン制御部14は、重複情報に基づいてユーザにより指示された選曲内容を予約リストに反映し、本処理を終了する。具体的には、表示された重複情報(図4参照)において、選曲が決定された楽曲を予約リストに登録し、選曲が決定されなかった楽曲の予約登録を予約リストから破棄する。
[効果]
実施形態のカラオケシステムによれば、次の効果を奏する。
同一の楽曲に関する予約登録が重複して行われた場合、従業員が専用する選曲受付手段(カラオケ装置1のタッチパネル、又は管理者権限の付与されたリモコン端末2)に重複情報を表示させることができる。これにより、従業員がその重複情報を確認することによって、予約登録の是非を判断することができる。そして、重複情報が表示された選曲受付手段を介して、必要に応じて予約登録の修正等を従業員が行うことで、意図しない重複選曲を回避できる。また、カラオケ装置1本体に設けられた入力表示部11、又はリモコン端末2のどちらかを従業員が使用する場合であっても、従業員が重複情報を速やかに確認して、必要な対処を行うことができる。
[特許請求の範囲に記載の構成との対応]
実施形態のカラオケシステムの各構成と、特許請求の範囲に記載の構成との対応は次のとおりである。
図3のS302が、重複検知手段に相当する。図3のS308及びS310が、表示制御手段に相当する。図5のS406が、予約確定手段に相当する。入力表示部11が、入力表示手段に相当する。図2のS102及びS202が、付与手段に相当する。カラオケ装置1の入力表示部11、及びリモコン端末2が、選曲受付手段に相当する。カラオケ装置1のメイン制御部14が、予約登録手段に相当する。
[変形例]
上述の実施形態においては、1台目に括り付けされたリモコン端末2、あるいは括り付けされた複数のリモコン端末2の一覧の名からユーザによって選択されたリモコン端末2に対して、管理者権限を付与する事例について説明した。これとは別に、カラオケ装置1にログインする手続をリモコン端末2において行う機能を備えることを前提に、特定のユーザ(管理者)がリモコン端末2からカラオケ装置1にログインしたことを条件に、そのリモコン端末2に管理者権限を付与するように構成してもよい。
1…カラオケ装置、10…操作パネル、11…入力表示部、11a…表示パネル、11b…タッチパネル、12…入力表示制御部、13…記憶部、14…メイン制御部、15…映像処理部、17…音声処理部、18…通信インタフェース、2…リモコン端末、21…操作部、22…表示部、23…記憶部、24…通信部、25…制御部、30…メインモニタ、100…無線LANアクセスポイント。

Claims (5)

  1. 情報を表示する機能と、ユーザから楽曲の選曲指定を受付ける機能とを有する複数の選曲受付手段によって受付けられた選曲指定に従って、演奏する楽曲の予約登録を行うカラオケ装置であって、
    所定時間内に同一の楽曲に関する予約登録が重複して行われたことを検知する重複検知手段と、
    前記重複検知手段によって同一の楽曲に関する予約登録の重複が検知された場合、前記複数の選曲受付手段のうち、1つの所定の選曲受付手段に対して、重複して予約登録された楽曲を表す重複情報を表示させる表示制御手段と、
    前記所定の選曲受付手段に表示された前記重複情報に従って、重複している予約登録に対する処置を指定する操作を前記所定の選曲受付手段が受付けることで、指定された前記処置に従って当該楽曲に関する予約登録の内容を確定する予約確定手段と、
    を備えることを特徴とするカラオケ装置。
  2. 請求項1に記載のカラオケ装置において、
    前記所定の選曲受付手段として、カラオケ装置本体に設けられ、表示装置の表示面上において接触入力が可能な入力表示手段を備え、
    前記重複検知手段によって同一の楽曲に関する予約登録の重複が検知された場合、前記表示制御手段は、前記入力表示手段に対して前記重複情報を表示させ、
    前記予約確定手段は、前記入力表示手段に表示された前記重複情報に従って、重複している予約登録に対する処置を指定する操作を前記入力表示手段が受付けることで、指定された前記処置に従って当該楽曲に関する予約登録の内容を確定すること、
    を特徴とするカラオケ装置。
  3. 請求項1に記載のカラオケ装置において、
    前記選曲受付手段として、複数のリモコン端末を通信可能に対応付ける機能を有し、
    対応付けされた前記リモコン端末のうち所定の条件を満たす1つのリモコン端末に、管理者権限を付与する付与手段を備え、
    前記重複検知手段によって同一の楽曲に関する予約登録の重複が検知された場合、前記表示制御手段は、前記管理者権限が付与されたリモコン端末に対して前記重複情報を表示させ、
    前記予約確定手段は、前記管理者権限が付与された前記リモコン端末に表示された前記重複情報に従って、重複している予約登録に対する処置を指定する操作を前記リモコン端末が受付けることで、指定された前記処置に従って当該楽曲に関する予約登録の内容を確定すること、
    を特徴とするカラオケ装置。
  4. 請求項1に記載のカラオケ装置において、
    前記選曲受付手段として、複数のリモコン端末を通信可能に対応付ける機能を有し、
    対応付けされた前記リモコン端末のうち所定の条件を満たす1つのリモコン端末に、管理者権限を付与する付与手段と、
    前記所定の選曲受付手段として、カラオケ装置本体に設けられ、表示装置の表示面上において接触入力が可能な入力表示手段とを備え、
    前記重複検知手段によって同一の楽曲に関する予約登録の重複が検知された場合、前記表示制御手段は、重複した予約登録において前記入力表示手段による選曲指定がなされていることを条件に、前記入力表示手段に対して前記重複情報を表示させる一方、重複した予約登録において前記入力表示手段による選曲指定がなされていないことを条件に、前記管理者権限が付与されたリモコン端末に対して前記重複情報を表示させ、
    前記予約確定手段は、前記入力表示手段又は前記管理者権限が付与されたリモコン端末に表示された前記重複情報に従って、重複している予約登録に対する処置を指定する操作を、前記入力表示手段又は前記管理者権限が付与されたリモコン端末が受付けることで、指定された前記処置に従って当該楽曲に関する予約登録の内容を確定すること、
    を特徴とするカラオケ装置。
  5. 情報を表示する機能と、ユーザから楽曲の選曲指定を受付ける機能とを有する複数の選曲受付手段と、
    前記選曲受付手段によって受付けられた選曲指定に従って、演奏する楽曲の予約登録を行う予約登録手段と、
    所定時間内に同一の楽曲に関する予約登録が重複して行われたことを検知する重複検知手段と、
    前記重複検知手段によって同一の楽曲に関する予約登録の重複が検知された場合、前記複数の選曲受付手段のうち、1つの所定の選曲受付手段に対して、重複して予約登録された楽曲を表す重複情報を表示させる表示制御手段と、
    前記所定の選曲受付手段に表示された前記重複情報に従って、重複している予約登録に対する処置を指定する操作を前記所定の選曲受付手段が受付けることで、指定された前記処置に従って当該楽曲に関する予約登録の内容を確定する予約確定手段と、
    を備えることを特徴とするカラオケシステム。
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