JP5219132B2 - カラオケリモコン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、カラオケリモコン装置、および、それを利用するカラオケシステムに関するものであり、特に、カラオケリモコン装置において、利用者毎の各種サービスを提供するものに関する。
通信型カラオケ装置では、新たな楽曲をホスト装置から配信する通信技術をベースとしてネットワーク化、並びに、そのアプリケーション開発が進み、近年ではインターネットなどの通信網を介してホスト装置と通信接続し、ホスト装置にてカラオケシステムを集中管理することによる会員サービスも行われている。この会員サービスにおいては、ホスト装置が各利用者を利用者IDで識別し、利用者毎の演奏履歴や、採点履歴、利用者の嗜好情報などを収集し、楽曲に関する情報を提供するなどのサービスが行われている。
このようなサービスの提供において、特許文献1には、カラオケ装置の利用者がログイン操作を行うことにより当該利用者の個人別曲目リストなどを表示できるようにするとともに、この利用者の仲間同士の存在情報を交換できるようにしたことが開示されている。この特許文献1におけるログインは、選曲予約装置本体をクレードル上に載置し、クレードル上に設けられたICカードリーダー上にICカードをセットしてログイン操作をすることで行われる。カラオケボックスに同室している複数の利用者が、各々各自のICカードを設定してログイン操作を行うことで、図10に示すように複数の利用者がメンバーズゲートに登録されることとなる。
このメンバーズゲートにおいては、利用者が自分の顔写真にタッチすることで、当該利用者のマイリストやランキング履歴などの利用者情報が表示され、これらに基づいて利用者は自分の得意とする楽曲を選択することが可能となる。また、利用者は選曲予約装置からICカードを取り外し、図12このメンバーズゲート画面においてタッチスクリーンに表示される「ログアウト」ボタンにタッチすることでサービスを終了することができる。利用者は、このメンバーズゲート画面から各自の利用者情報にアクセスして各種会員サービスを受けることができる。
特開2007−133330公報
カラオケにおいて用いられるカラオケリモコン装置は、特許文献1にもみられるようにその場に集う複数の利用者間で共用して利用される状況となる。特に、特許文献1にみられる会員サービスを利用する場合には、メンバーズゲートを介して利用者を切り替え、利用者情報に基づいてマイリストやランキング履歴といった会員サービスが提供されることとなる。
カラオケは飲酒を伴って行われる機会も多いため、このような会員サービスを行う場合には、カラオケリモコン装置が他人と共用して用いられるという特殊な利用状況も伴い、他人の会員サービスを利用してしまう状況にもなりかねない。カラオケの会員サービスにおいては、利用者間でのメール配信サービスも開始され、他人が簡単にサービスできればこのようなメールも閲覧されてしまい、カラオケボックスにおいては仲間内とはいえ、あまり気持ちのいいものではない。スナックなど見知らぬ相手が集うような場所においてはなおさらである。
本発明は、従来の問題や不都合を解決するために提案されたもので、複数の利用者がログインし、各利用者情報に基づくカラオケ会員サービスが提供されるカラオケリモコン装置において、他人による利用者情報のアクセスを防ぐ手法を提言するものである。
そのため、請求項1に係るカラオケリモコン装置は、入力手段と、表示手段と、制御手段とを備え、カラオケ演奏装置に対して楽曲の演奏リクエストを可能とすると共に、複数の利用者がログイン可能なカラオケリモコン装置であって、制御手段は、サービス処理と、ロック処理と、利用者選択処理とを可能とし、サービス処理は、ログインしているいずれかの利用者に対する各種処理を可能とし、ロック処理は、サービス処理を実行している際、入力手段からのロック操作に応じて当該利用者に対するサービス処理を終了すると共にロックし、利用者選択処理は、ログインしている利用者の選択表示、及び、ログアウトボタン表示を行うとともに、利用者の選択と共にログアウトボタンが操作された場合、選択された当該利用者がロックされていない場合、当該利用者に対するログアウトを許容し、選択された当該利用者がロックされている場合、当該利用者に対するログアウトを禁止することを特徴とするものである。
さらに、請求項2に係るカラオケリモコン装置において、利用者選択処理は、メンバー切替ボタン表示を行うとともに、選択された利用者についてメンバー切替ボタンが操作された場合、選択された当該利用者がロックされていない場合、当該利用者に対するサービス処理への切替を許容し、選択された当該利用者がロックされている場合、当該利用者に対するサービス処理への切替を禁止することを特徴とするものである。

さらに、請求項3に係るカラオケリモコン装置において、利用者選択処理は、選択された利用者がロックされている場合には、認証処理を行い、当該利用者を認証できた場合、利用者に関連する処理を許容することを特徴とするものである。
さらに、請求項4に係るカラオケリモコン装置において、制御手段は、利用者の操作に基づき、ロック処理を可能とする設定と、ロック処理を行わない第2設定を利用者毎に切り替える設定処理を可能とすることを特徴とするものである。
さらに、請求項5に係るカラオケリモコン装置において、制御手段は、複数ある認証のうち、各利用者がログイン時に利用した認証を記憶し、利用者選択処理における認証処理において、ログイン時に利用した認証を各利用者に促することを特徴とするものである。
本発明によれば、カラオケリモコン装置において、利用者毎の個人情報を利用したサービス処理を提供する場合、他人の操作に基づいて自分の個人情報が更新されてしまうことを防止する。したがって、複数の利用者間で共用されることとなるカラオケリモコン装置においても個人情報の保護を図ることができる。
この個人情報の保護を図ることで、利用者にとってみれば、予約履歴、採点履歴や各種の登録情報の改変を防ぐことができることとなり、また、サービス提供側にとってみれば、個人の嗜好などを正確に把握することができ、利用者に対し更なるサービス提供に寄与できることとなる。
さらに本発明によれば、ロック処理を行った場合、再度、サービス処理に入るにはロックを解除するために各種の認証処理が必要となる。利用者によっては、サービス処理に入る毎に認証処理を行うことが煩わしいという要望もある。このような要望に応えるため、利用者各自が設定可能とする設定処理において、ロック処理を行うか、行わないかを設定できることとした。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明を行う。図1は、本発明の実施形態
に係るカラオケシステムを示した図であり、特に、1つの店舗にて複数のコマンダ、いわゆるカラオケ演奏装置を設置して営業を行うカラオケボックスとしての一実施形態を示した図である。
図1において、50は通信網、60はルータ、70は無線アクセスポイント、100はホスト装置、200はリモコン装置、300はコマンダをそれぞれ示している。本実施形態において、各コマンダ300はroom1〜room4毎に1台ずつ配置され、リモコン装置200からリクエストされた楽曲を演奏する。例えば、コマンダ1が設置されるroom1には1台のリモコン装置1が配置され、コマンダ1はリモコン装置1からの楽曲リクエストを受け付けることができる。また、コマンダ4が設置されたroom4では2台のリモコン装置4−1、4−2が配置され、コマンダ4は、リモコン装置4−1、4−2のどちらからも楽曲リクエストを受け付けることが可能となっている。なお、コマンダ300のフロントパネルなどに設けられた入力手段からも楽曲のリクエストは可能となっている。
各コマンダ300は、LANによりルータ60と接続されており、インターネット回線といった通信網50を介してホスト装置100と通信接続されている。このように通信接続されることで各コマンダ300は、ホスト装置100から楽曲配信や、プログラム配信を受信することができると共に、ホスト装置100に対して利用履歴などを送信することができる。
コマンダ300が接続されるLAN上には、無線アクセスポイント70も接続されており、各リモコン装置200と無線通信が可能なように設定されている。このように設定することで、各リモコン装置200はコマンダ300と同様、通信回線を介してホスト装置100と通信を行うことが可能である。リモコン装置200がホスト装置100と通信を行うことで、ホスト装置は、利用者がログインしているリモコン装置200に対して会員サービスを提供することができる。
会員サービスは、各会員の情報をホスト装置100で管理することで、利用者がどのリモコン装置200からログインしても、各利用者に対するサービスを受けることができるものであって、例えば、各利用者の予約履歴を管理することで、再来店した場合に参照可能としたり、予め利用者が気に入った歌手を登録しておき、その歌手の持ち歌を参照可能としたり、登録しておいた十八番を参照可能とする選曲補助や、採点履歴に基づいて他の利用者と得点を競ったりするサービス処理を提供できる。
本実施形態では、LANを介して複数のコマンダ300が接続された、いわゆるカラオケボックスでの営業形態を説明したが、スナックなどのナイト店においては、コマンダ300が1台設置される共に、リモコン装置200が1台乃至数台設置される構成が採用されることととなる。
次に、本発明のカラオケシステムにおいてカラオケ演奏装置となるコマンダ300についてより詳しく説明する。図2は本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるコマンダ300及びその周辺のブロック構成を示す図である。301はコマンダ制御手段、302はコマンダ通信手段、303はフロントパネル表示手段、304は表示制御手段、305はコマンダ記憶手段、306はコマンダ入力手段、307は音源、308はミキサ手段、401はアンプ、402はスピーカー、403はマイクロフォン、405はディスプレイをそれぞれ示している。
カラオケルームなどの空間に設置されるコマンダ300には、CRTやTFT等の映像表示装置であるディスプレイ405、音声増幅装置であるアンプ401が接続されており
、コマンダ300からの制御出力によりディスプレイ405に歌詞映像と背景画像を表示し、歌詞映像の表示と同期させてカラオケ楽曲の再生信号をアンプ401へ送出し、スピーカー402から演奏音が得られるようにしている。そして、前記アンプ401には、ミキサ手段308を介してマイクロフォン403が接続されており、利用者は、歌詞映像に合わせてこのマイクロフォン402から自身の発声を入力し歌唱することになる。
コマンダ制御手段301は、コマンダシステム全体の制御を司る。コマンダ記憶手段305にはハードディスクなどが用いられ、ホストサーバ100から受信した楽曲データ、映像データやカラオケ演奏以外の機能を実行させるデータであるデータが記憶される。
コマンダ通信手段302は、周知の規格の有線LANなどが用いられ、リモコン装置200からコマンダ300に対する制御命令や、楽曲データ、映像データやファームウエアデータなどをホストサーバ100からダウンロードするために利用される。また、LANを介して他のコマンダやその他の機器に接続する機能も有し、他のコマンダや他の機器との間で情報の送受信が可能とされる。
コマンダ入力手段306は、コマンダ300のフロントパネルなどに設けられた各種スイッチ機能であり、予約選曲、キーコントロール、歌唱プログラムなどカラオケ装置特有の機能を手動設定が可能となるようにしている。表示制御手段304は、カラオケ楽曲に伴う映像や、その他、コンテンツデータ、広告データなどの映像データをディスプレイ405にて表示するための表示制御を行う。音源307は、MIDI、PCM、MPEGなどの規格に基づく楽曲データに基づいて楽音信号を形成する。ミキシング手段308は、音源307が形成した複数の楽音信号とマイクロフォン403から入力される歌唱者の歌唱音声信号を適宜なバランスで混合する。このミキシング手段308で混合された信号、アンプ401に出力されてスピーカ402から放音出力されることとなる。
この他にも、従来のリモコン装置で使用されるIR信号を送受信可能とする通信手段を予備的に設け、IR信号による楽曲リクエストにも対応できる構成としてもよい。
次に、本発明のカラオケシステムにおけるカラオケ選曲装置であるリモコン装置200についてより詳しく説明する。図3(A)、図3(B)は、本発明の実施の形態に係るカラオケシステムで用いられるリモコン装置の構成を示す図である。
図3(A)は、リモコン装置のブロック構成を示した図であって、201は制御手段、202は通信手段、203は指紋読取手段、204は記憶手段、205は表示手段、206はタッチ式センサを示している、そして、205の表示手段とその表面に設置される透明のタッチ式センサ206とでタッチパネル207を構成している。
リモコン装置200は、制御手段201が装置全体の制御を司る。記憶手段204としては、RAMなどメモリやハードディスクなどが用いられ、楽曲選択のためのリストやサービス処理を行う際の利用者情報などが格納される。
タッチ式センサ206は、利用者の指やスタイラスなどの接触による入力操作を可能としている。タッチ式センサ206による入力を可能とするため、表示手段205にはタッチ式センサ206に対する制御と連動した表示画像が表示されるようにプログラムされてる。このタッチ式センサ206と表示手段205により、いわゆるタッチパネル207が構成される。なお、本実施形態では、入力手段としてタッチ式センサ206を用いる例について説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、キーボード、カーソルキーなどの機械的入力手段に代えてもよい。また、これらをタッチ式センサ206と併せて用いてもよい。
通信手段202は、本実施形態では、無線アクセスポイント70との間で無線LAN規格(例えば、IEEE802.11a/b/g規格など)などに従った無線通信を行う、ホスト装置100と通信接続するための無線通信手段である。なお、このホスト装置100との通信は、例えば、Bluetooth(登録商標)によって実現しても構わない。その場合、各コマンダ300には、Bluetooth規格の通信手段が設けられることとなり、リモコン装置200はコマンダ300を経由してホスト装置100と通信を行うこととなる。
本実施形態において、リモコン装置200からの楽曲リクエストは、この通信手段202を介して行われることとなる。すなわち、コマンダ300とリモコン装置200が予め対応付けられることで、同一のLAN上に接続されていても、コマンダ300は自分に対する楽曲リクエストであることを判別することができ、楽曲リクエスト機能を実現する。
指紋読取手段203は、利用者がその表面を押圧、もしくは、スライドさせることで利用者の指紋を読み取る機能を有するものであり、読み取った指紋に基づいて認証処理が行われ利用者はサービスにログインすることとなる。なお、利用者によってはログインのための認証方法として、指紋認証を好まないというような場合がある。そこで、本実施形態におけるカラオケシステムでは、この指紋読取手段203を利用した指紋認証を行うか、タッチパネル207からのパスワード入力による認証を行うかを利用者が選択できるようになっている。
図3(B)は、このリモコン装置200の外観(正面図)を示したものであり、筐体中央にはタッチパネル207が配置され、利用者に対して各種の表示を行うと共に、スタイラス406あるいは指を接触させることによる利用者の入力を受け付ける。本実施形態では、このタッチパネル207のみを利用しているが、この他にも各種の入力手段の形態は変更可能であり、例えば、画面周囲に配置される各種キーにより利用者の入力を受け付ける形態などが考えられる。
タッチパネル207右上には指紋読取手段203が設けられている。左右どちらかに偏らせて指紋読取手段203を設けることで、カラオケリモコン装置200を扱う利用者は、指紋読取の際、意識せずとも偏らせた側の手の指を使用することとなり、どちらの手で認証を行ったかを覚える煩わしさがない。この指紋読取手段203上に指をスライドさせることで指紋の読み取りが行われることとなる。読み取られた指紋は制御手段201において適宜なアルゴリズムで特徴が抽出され指紋情報に変換されることとなる。
以上、図1〜図3を用いて本システムにおけるハードウェア構成を説明したが、これらハードウェア構成を利用し、予め登録した利用者が会員サービスを開始するにあたって行う開始処理について説明を行う。
図4(A)、図4(B)は、図3(B)のタッチパネル207に表示される2種類の初期画面を示したものであって、枠で囲まれた文字やアイコン(ボタン)をタッチすることで、それに応じた処理が実行される。図4(A)は会員サービスに登録していないゲストとしての利用者が各種選曲を行うためのゲスト画面、図4(B)は会員サービスに登録した利用者が会員サービスを利用している状態での利用者画面を示している。図4(A)、図4(B)の左側には、共通して「新譜」、「歌手名」、「曲名」に代表される9つのボタンを備えた選曲メニューが表示され、歌手名や楽曲名を指定することによる通常選曲や各種ゲームなどを選択することが可能となっている。これらは、図4(A)と図4(B)とで共通しており、会員サービスに登録していない利用者(ゲスト)、会員サービスを利用中の利用者に関わらず共通して利用可能となっている。
一方、画面右側には、利用者が会員サービスを利用するための各種ボタンを備えた利用者メニュー600が設けられており、図4(B)にみられるように、会員サービスを利用している場合には、利用者のニックネームまたは氏名(図では「ああああ さん」が利用中)、利用者が事前に登録した写真、アイコン、アバターなどが表示される。
会員サービスを利用している利用者は、図4(B)の「マイメニュー」、「あなたへのオススメ」、「マイリスト」、「マイりれき」といったボタンにタッチすることで、それらに応じた会員サービスを受けることができる。本実施形態では「マイメニュー」ボタンを選択すると、本システム内に構築されたメールシステムを利用したメールサービス(不図示)や、各種設定を行うことが可能であり、また、「あなたへのオススメ」ボタンを選択すると、利用者の登録情報などによる楽曲推薦が行われ、「マイリスト」ボタンを選択すると、利用者が登録している十八番から選曲が可能となり、また、「マイりれき」ボタンを選択すると、利用者がこれまでに歌唱した楽曲が履歴順に表示されることとなる。
鍵のアイコンが付されたボタン601は、利用者がロック操作を行うためのロックボタンである。リモコン装置200による歌唱選曲を終えた場合など、利用者リモコン装置を必要としなくなった場合や、他の利用者にリモコン装置を手渡す場合に、自分のサービス処理を他人に利用されたくない利用者は、このロックボタン601にタッチしてから手渡すことになる。ロックボタン601にタッチすると、当該利用者に対するサービス処理は終了し、図4(A)に示すゲスト画面に遷移する。手渡された他の利用者は、このゲスト画面において、自分のサービス処理に入った後、あるいは、ゲスト利用者として選曲などの操作を行うこととなる。なお、このタッチパネル207上でのロックボタン601に限ることなく、例えば、機械式スイッチのような入力手段によりロック操作を行えるようにしてもよい。
このロックボタン601の機能は、その利用の有無について利用者が設定することが可能となっている。その設定は、例えば、利用者メニューの中の「マイメニュー」ボタンを選択して移行する各種設定の中の一設定として設定可能となっており、利用者は、この各種設定においてロックするかしないかを選択できる。本実施形態においては、利用する場合には、図6(B)の利用画面において図に示したようにロックボタン601が表示され、利用しない場合には、このロックボタン601は表示されないことになる。ロック操作を行う入力手段として機械式スイッチを利用する場合において、ロックしない設定とした場合は、機械式スイッチを操作してもロック処理を行わないようにすればよい。
図4(A)のゲスト画面では、会員サービスが利用されていないため、この利用者メニュー600には、個人認証、新機能などの紹介メッセージや、新譜広告などが表示されることとなる。さらに、図4(A)、図4(B)には共通して「メンバー一覧」、「新規登録」、「ログイン」といったボタンが設けられており、利用者の会員サービスへの参加、サービスを受ける利用者の変更、また、サービスの終了を可能としている。また、利用者が「メンバー一覧」ボタンを選択すると、図5のメンバー一覧画面に移動して、現在、ログイン中の利用者が表示される。
このメンバー一覧画面では、利用者を選択し、画面上にある「メンバー切替」ボタンを選択すると、会員サービスの対象は該当する利用者に切り替えられ、図4(B)に移動して、各メンバー個人に対するサービス処理が開始される。
また、図5のメンバー一覧画面から、ログイン、ログアウトを行うことも可能であり、メンバー画面にて、まだ自分がログインしていないことを確認した利用者は「ログイン」ボタンを選択して新たに会員サービスにログインすることとなる。一方、会員サービスを
終了したい利用者は、利用者を選択して「ログアウト」ボタン602を選択することで、会員サービスの終了が可能となる。
各利用者の右上に示された鍵のアイコンは、当該利用者がロックされている状態を示したものであり、ロックしている利用者に対する「メンバー切替」や「ログアウト」といった各種の処理は認証した後でなければ受け付けできないことになる。この認証処理については後で説明を行う。なお、別の表示形態にてロックしてある利用者を示しても構わない。また、ロックしてあることを必ずしも表示する必要は無い。その場合、ロックされている利用者を選択して「メンバー切替」や「ログアウト」などの操作を行った段階で、認証処理が要求されることで利用者はロックの状況が理解できる。
「ログイン」ボタンは、図4(A)、図4(B)にも設けられており、利用者はこの画面からも新たに会員サービスにログインすることができる。また、「ログイン」ボタンの左側には「新規登録」ボタンが表示されており、まだ、会員サービスに登録していない利用者は、このボタンを選択し登録処理を行うことで会員サービスが利用可能となる。また、図4(B)に設けられた「ログアウト」ボタン601をタッチすることにより、利用者は会員サービスからログアウトすることとなる。
次に、図6、図7を用い本願発明の実施形態である会員サービスの開始処理について説明する。図6は会員サービスの開始処理を示したフロー図であり、図7は開始処理において、リモコン装置200のタッチパネル207に表示される画面遷移図を示したものである。
図4(A)、図4(B)、図5のタッチパネル207上に示された「ログイン」ボタンにタッチすると開始処理が始まる(S100)。本実施形態においては、指紋認証、利用者IDとパスワードを用いた認証を採用しているため、利用者は、図7(A)に示す画面にてどちらを利用するかを選択することとなる(S101)。なお、後のロック解除における認証時に利用する場合には、この選択を記憶しておくこととなる。このように構成すれば、ロック解除の認証時に利用者は、どちらの認証を使用するかの選択を省略することができる。
利用者IDとパスワードを用いた認証を選択した場合には、S107〜S109で示す過程のログイン処理が行われ、成功した場合(S110)には、リモコン装置200は、ホスト装置100から各種情報を得てサービス処理を開始する。
この利用者IDとパスワードを用いた認証を選択した場合のログインでは、指紋情報を用いない認証であるから、本発明の特徴である指紋情報を用いた利用者の切替処理を行う場合には、ホスト装置100に、各種会員情報の1つとして指紋情報を登録しておき、ログイン後、ホスト装置100からリモコン装置200に当該利用者の指紋情報を取得して切替処理に利用することとしてもよい。
一方、指紋認証を利用した場合にはS102へ進み、図7(B)に示す画面にて生年月日の入力が促される。入力された生年月日は、S103にてホスト装置100へ送信される。ホスト装置100では、予め会員情報の位置情報として登録されている指紋情報の中から、受信した生年月日に対応する指紋情報を少なくとも含んだ情報をリモコン装置200に返信する。リモコン装置200側では、生年月日の入力を終えた利用者は、図7(C)に示す画面にて、指紋読取手段203による指紋の読み取りを行う。そして、S106にて、読み取られた指紋による指紋情報と、ホスト装置から取得した生年月日に対応する指紋情報を照合し、照合できた、すなわち、ログインに成功した場合には、どの指紋情報と照合できたかをホスト装置100へ送信し、当該指紋情報を利用者と判断するサービス
処理が開始される。
このように、本実施形態における指紋情報を利用した開始処理では、利用者関連情報に対応する指紋情報をリモコン装置200側に一旦ダウンロードし、リモコン装置側にて指紋情報の照合を行うこととなるため、ホスト装置100における検索負荷を抑制することができる。
本実施形態では、リモコン装置200側にて指紋情報の照合を行うこととしたが、これに代えて、ホスト装置100側にて指紋情報の照合を行うこととしてもよい。その際には、入力した利用者関連情報と指紋情報をホスト装置100に送信し、ホスト装置側にて利用者関連情報にて絞り込んだ上で指紋情報の照合を行うことができるため、このホスト装置100側で行う際にも認証の負荷を削減することが可能となる。
なお、本実施形態、および、このホスト装置100側にて指紋情報の照合を行う何れの場合においても、指紋情報の入力(S104)と利用者関連情報の入力(S102)との入力順序を問うものではない。
では、次に、本発明の実施形態に係る利用者選択処理について説明を行う。図8は利用者選択処理のフローを示した図である。図4(A)、図4(B)に示す「メンバー一覧」ボタンにタッチすると、図5のメンバー一覧画面へ遷移する(S201)。このメンバー一覧画面において、ログインしているメンバーの中から利用者の選択がなされ(S202)た上、「ログアウト」ボタンにタッチすることでログアウトの選択がなされた(S204)と判断した場合には、次のS205にて選択された利用者がロックされているか否かの判断がなされる。
ロックされている場合には、次のS206に進みログインしたときに選択した認証手法が読み出される。これは図6の開始処理における、S101で利用者が選択した認証方法であり、本実施形態では、このログイン時の認証方法を自動的に選択することができることとしている。したがって、ログイン時に利用者IDとパスワードでの認証を選択していた場合には、パスワードの入力を利用者に促せばよく、また、ログイン時に生年月日と指紋認証での認証を選択していた場合には、指紋読取手段203による指紋入力を促せばよいこととなる(S209)。なお、このS207での分岐は、本実施形態のようにすることに代え、どちらかを選択させるメニュー画面にて利用者に選択させることとしてもよい。
パスワードでの認証の場合には、S208にてパスワードの入力を受け付け、S210にて認証できれば、S211にてログアウト処理が実行される。また、指紋認証の場合には、S209において指紋読取手段203による指紋入力を受け付け、認証できれば同様にログアウト処理が実行される。一方、認証できない場合には、S201に戻りメンバー一覧画面に戻る。
一方、S205にてロックされていないと判断した場合には、S206〜S210といった認証処理を行う必要がないため、S211のログアウト処理が直接実行されることとなる。
以上が、利用者選択処理におけるログアウトの一連の流れである。メンバー切替選択についても同様の流れにて処理が行われることとなる。メンバー一覧画面において、ログインしているメンバーの中から利用者の選択がなされ(S202)た上、「メンバー切替」ボタンにタッチすると、S212にて当該選択された利用者がロックされているか否かが判断される。ロックされている場合には、S213〜S217での認証処理を行った上、
認証できた場合にはS218にて利用者の切替を実行し、認証できなかった場合にはS201に戻りメンバー一覧画面に戻ることとなる。また、ロックがない場合には、直接メンバー切替が実行される。
以上、本実施形態における利用者選択処理について説明を行ったが、本実施形態では、パスワードによる認証、指紋認証という2つの認証方法を用いることとしているため、S207、S214での選択が必要とされているが、適宜な1つの認証方法で行ってもよくその場合にはこれらの選択は必要としない。
以上、本発明の種々の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
本発明の実施形態に係るカラオケシステムを示した図。 本発明の実施形態に係るコマンダを示した図。 本発明の実施形態に係るリモコン装置を示した図。 本発明の実施形態に係る2種類の初期画面を示した図。 本発明の実施形態に係るメンバー一覧画面を示した図。 本発明の実施形態に係る開始処理のフローを示した図。 本発明の実施形態に係る開始処理の画面遷移を示した図。 本発明の実施形態に係る利用者選択処理を示した図。
符号の説明
50…通信網、60…ルータ、70…無線アクセスポイント、100…カラオケホスト装置、200…リモコン装置、201…制御手段、202…通信手段、203…指紋読取手段、204…記憶手段、205…表示手段、206…タッチ式センサ(入力手段)、207…タッチパネル、300…コマンダ(カラオケ演奏装置)、301…コマンダ制御手段、302…コマンダ通信手段、303…フロントパネル表示手段、304…表示制御手段、305…コマンダ記憶手段、306…コマンダ入力手段、307…音源、308…ミキサ手段、401…アンプ、402…スピーカ、403…マイクロフォン、404…ディスプレイ、405…スタイラス、500…選曲メニュー、600…利用者メニュー

Claims (5)

  1. 入力手段と、表示手段と、制御手段とを備え、カラオケ演奏装置に対して楽曲の演奏リクエストを可能とすると共に、複数の利用者がログイン可能なカラオケリモコン装置であって、
    制御手段は、サービス処理と、ロック処理と、利用者選択処理とを可能とし、
    サービス処理は、ログインしているいずれかの利用者に対する各種処理を可能とし、
    ロック処理は、サービス処理を実行している際、入力手段からのロック操作に応じて当該利用者に対するサービス処理を終了すると共にロックし、
    利用者選択処理は、ログインしている利用者の選択表示、及び、ログアウトボタン表示を行うとともに、利用者の選択と共にログアウトボタンが操作された場合、選択された当該利用者がロックされていない場合、当該利用者に対するログアウトを許容し、選択された当該利用者がロックされている場合、当該利用者に対するログアウトを禁止する
    カラオケリモコン装置。
  2. 利用者選択処理は、切替ボタン表示を行うとともに、選択された利用者について切替ボタンが操作された場合、選択された当該利用者がロックされていない場合、当該利用者に対するサービス処理への切替を許容し、選択された当該利用者がロックされている場合、当該利用者に対するサービス処理への切替を禁止する
    請求項1に記載のカラオケリモコン装置。
  3. 利用者選択処理は、選択された利用者がロックされている場合には、認証処理を行い、当該利用者を認証できた場合、利用者に関連する処理を許容する
    請求項1または請求項2に記載のカラオケリモコン装置。
  4. 制御手段は、利用者の操作に基づき、ロック処理を可能とする第1設定と、ロック処理を行わない第2設定を利用者毎に切り替える設定処理を可能とする
    請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のカラオケリモコン装置。
  5. 制御手段は、複数ある認証のうち、各利用者がログイン時に利用した認証を記憶し、
    利用者選択処理における認証処理において、ログイン時に利用した認証を各利用者に促す
    請求項3または請求項に記載のカラオケリモコン装置。
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