JP2015161634A - 光学系および光沢計 - Google Patents

光学系および光沢計 Download PDF

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Abstract

【課題】構成の単純性および計測の正確性の点で有利な光学系を提供する。
【解決手段】光学系10は、光源100、200と、受光器400と、対象面500での第1反射角θ1の第1反射光を受光器400に受光させる第1受光系と、対象面500での第1反射角θ1とは異なる第2反射角θ2の第2反射光を受光器400に受光させる第2受光系とを有する。ここで、対象面500での反射光のうち第1受光系を介した光に関する受光器400の第1受光領域120は、当該反射光のうち第2受光系を介した光に関する受光器400の第2受光領域220とは離れている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学系および光沢計に関する。
印刷物、塗装またはプラスチック材などの物体の光沢感(光学的な質感)は、品質に関わる重要な要素である。この光沢感を具体的な値で表すものとして、従来、被検面の性質に係る様々な指標とその計測方法が存在する。この指標としては、例えば、鏡面光沢度、ヘイズ、写像性または分光特性などがある。特許文献1は、光沢感を表す値としての光沢度と、実際に視覚で感ずる光沢感との乖離を低減させるために、それぞれ異なる複数の受光角で計測された指標を組み合わせて評価・判定する方法を開示している。
特開2001−41888号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている方法では、複数の受光角ごとに異なる受光器を用いるため、精度(正確さ)の向上のために受光角のバリエーションを増やすほど受光器の設置数も増え、光学系の構成が複雑化する。これに対して、従来、複数の受光角での複数の計測に共通の受光器を用いることで構成を簡略化させる光学系が存在する。しかしながら、この共通化された受光器を用いる光学系では、一方の受光角での計測時に照射される光が、他方の受光角での計測に用いる光路に入り込み、受光器がノイズを含んだ信号を出力する可能性がある。
本発明は、例えば、構成の単純性および計測の正確性の点で有利な光学系を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の光学系は、光源と、受光器と、対象面での第1反射角の第1反射光を受光器に受光させる第1受光系と、対象面での第1反射角とは異なる第2反射角の第2反射光を受光器に受光させる第2受光系と、を有し、対象面での反射光のうち第1受光系を介した光に関する受光器の第1受光領域は、当該反射光のうち第2受光系を介した光に関する受光器の第2受光領域とは離れていることを特徴とする。
本発明によれば、例えば、構成の単純性および計測の正確性の点で有利な光学系を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る光学系を有する光沢計の構成を示す図である。 第1実施形態における光沢度の計測の流れを示すフローチャートである。 近傍反射光の取り込み条件を説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係る光学系を有する光沢計の構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る光学系を有する光沢計の構成を示す図である。 従来の光学系を有する光沢計の構成を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態に係る光学系、およびそれを用いた光沢計について説明する。図1は、本実施形態に係る光学系10を有する光沢計1の構成を示す概略図である。光沢計1は、光を用いて物体の表面(被検面500;「対象とする面」または「対象面」ともいう。)の光沢度を計測する。以下、光学的(視覚的)な質感を「光沢感」といい、光沢感を表す指標としての鏡面光沢度、ヘイズまたは写像性などを総称して「光沢度」という。例えば、国際規格として、鏡面光沢度は、JIS−Z8741で規定されており、ヘイズは、ASTM−E430で規定されており、写像性(DOI)は、JIS−K7374およびASTM−D5767で規定されている。また、国際規格では、例えばJIS−Z8741のうちの第4章「測定条件」に記載されているように、光源像の開き角(投光系開き角)、受光器の開き角(受光系開き角)、入射角および受光角などが定義されている。そこで、本実施形態では、光沢計1におけるレンズ、偏向部材または受光器などの寸法、構成および配置は、国際規格で示される最低限の基本条件を満たすように設定するものとする。ただし、これは一例であり、本発明は、独自の方式、例えば独自に規定した開き角等による光沢度の計測にも適用され得る。そして、光沢計1は、より正確に光沢感を把握するために、異なる複数の受光角(反射角)に設定された光学系10を採用する。ここで、受光角は、JIS−Z8741で規定されている定義と同義である。以下、本実施形態では、一例として、光学系10が特定の異なる2つの受光角θ1、θ2(θ1<θ2)に設定された2つの光学系を含むものとして説明する。
図1(a)は、光沢計1の構成を示す図である。光沢計1は、光学系10と、制御部700(「処理部」ともいう。)とを有する。光学系10は、それぞれ異なる受光角に設定される、第1光学系10aと、第2光学系10bとを含む。第1光学系10aは、第1光源100と、第1投光側レンズ102と、第1受光側レンズ103と、反射部材104とを含む。第2光学系10bは、第2光源200と、第2投光側レンズ202と、第2受光側レンズ203とを含む。ここで、第1光学系10aにおける第1受光角(第1反射角)θ1は、被検面500の法線と、第1受光側レンズ103に入射する光軸110とのなす角である。一方、第2光学系10bにおける第2受光角(第2反射角)θ2は、被検面500の法線と、第2受光側レンズ203の光軸210とのなす角である。さらに、光学系10は、第1受光側レンズ103および第2受光側レンズ203を含む2つの受光系からの光を受光可能とする受光器400を含む。これは、別の表現をすれば、第1光学系10aおよび第2光学系10bにそれぞれ含まれ得る受光器が1つの受光器400として共通化されているといえる。ここで、各受光角θ1、θ2は、国際規格に準ずるのであれば、20度、45度、60度、75度、85度など様々な計測項目があり、この計測項目等に応じて適宜角度を設定することが望ましい。
各光源100、200は、それぞれ各投光側レンズ102、202に光を照射する。各光源100、200としては、それぞれ、無偏光であるD65タイプの標準光またはCタイプの標準光を発光するものが望ましく、例えば、経時ドリフトが少なく安価である白色LEDを採用し得る。なお、光源自体がそれらのような標準光のスペクトル分布特性を有しない場合には、色ガラスフィルタを光源と被検面500との間に配置することで調整してもよい。さらに、本実施形態では、第1光源100と第2光源200とが独立した光源であるものとしているが、本発明はこれに限らない。例えば、光学系10に含まれる発光体(光源)を1つとし、この発光体からビームスプリッタやファイバカプラなどで光を複数(本実施形態に対応させるならば2つ)に分岐させ、開閉可能な開口などにより別々に開閉制御可能とする構成としてもよい。
第1投光側レンズ102は、第1光源100から出射された光を被検面500に入射させ、第1反射光を生成するための第1投光系としての集光レンズである。同様に、第2投光側レンズ202は、第2光源200から出射された光を被検面500に入射させ、第2反射光を生成するための第2投光系としての集光レンズである。国際規格では、第1光源100と第1投光側レンズ102との位置関係は、投光系開き角113と、第1光学系10aの光学倍率とで規定されている。同様に、第2光源200と第2投光側レンズ202との位置関係は、投光系開き角213と、第2光学系10bの光学倍率とで規定されている。投光系開き角113は、第1投光側レンズ102から見た第1光源100の開き角である。同様に、投光系開き角213は、第2投光側レンズ202から見た第2光源200の開き角である。そこで、光学系10に国際規格を適用するために、投光系開き角113に対し、第1光学系10aの光学倍率を乗じたものを規定の値にするとともに、投光系開き角213に対し、第2光学系10bの光学倍率を乗じたものを規定の値にする。なお、各投光系として、各投光側レンズ102、202を例示したが、さらなる性能向上や配置変更などのために、複数のレンズや偏向部材などを組み合わせてもよい。また、各投光側レンズ102、202は、コリメート光を照射するものであってもよいし、被検面500に光束が集光または発散するものであってもよい。また、光源のみで調整に対応できない場合には、第1光源100または第2光源200に投光側スリットを配置し、2次光源としてもよい。または、JIS−Z8741中の図1に示されるように、中間結像を設けて中間結像面を2次光源面としてもよい。そして、被検面500にコリメート光が入射するように、第1光源100を第1投光側レンズ102の焦点面に配置し、一方、第2光源200を第2投光側レンズ202の焦点面に配置すれば、JIS−Z8741に適合する。
第1受光側レンズ103は、第1投光側レンズ102から入射した光で被検面500で反射された第1反射光のうち正反射光(鏡面反射光)およびその近傍の反射光を受光器400に入射させる第1受光系としての集光レンズである。同様に、第2受光側レンズ203は、第2投光側レンズ202から入射した光で被検面500で反射された第2反射光のうち正反射光およびその近傍の反射光を受光器400に入射させる第2受光系としての集光レンズである。ここで、受光系開き角も、投光系開き角と同様に国際規格で規定されている。受光系開き角114は、第1受光側レンズ103から見た受光器400の開き角であり、第1受光側レンズ103と、受光器400の直前に配置される不図示の受光側スリットで決定される。同様に、受光系開き角214は、第2受光側レンズ203から見た受光器400の開き角であり、第2受光側レンズ203と、受光器400の直前に配置される不図示の受光側スリットで決定される。なお、反射部材104としては、例えばミラーとし得るが、反射部材104に換えて、プリズム、偏芯レンズまたは回折格子のような偏向部材としてもよい。さらに、反射部材104は、複数であってもよいし、第1光学系10aおよび第2光学系10bの両方が含むものであってもよい。また、各受光系として各受光側レンズ103、203を例示したが、さらなる性能向上や配置変更などのために、複数のレンズや偏向部材などを組み合わせてもよい。さらに、各投光側および各受光側レンズとしての集光レンズに換えて、収差を良くする観点から、ダブレットレンズとしてもよい。
受光器400は、その受光面400aの位置が、反射部材104および第1受光側レンズ103の集光点と一致するかまたはレイリー長の範囲内となり、かつ、第2受光側レンズ203の集光点と一致するかまたはレイリー長の範囲内となるように配置される。受光器400としては、例えばCCDやCMOSなどの撮像素子(固体撮像素子)を採用し得る。このような撮像素子を用いれば、JIS−Z8741の図1に示されているような開口(受光側スリットS2)を設置しなくとも、後述する制御部700において、このスリットに対応する画素の光量情報をピックアップして処理することができるという利点がある。また、反射光の角度分布を取得できることから、制御部700は、ASTM−E430で規定されているヘイズや、ASTM−D5767に規定されている写像性を演算により求めることができる。さらに、撮像素子がカラータイプである場合には、制御部700は、色相別に信号を取得することにより、スペクトル情報も取得可能となる。なお、受光器400は、例えば、上記JIS−Z8741に示されているように、受光側スリットS2を組み合わせたものとしてもよい。この場合、受光側スリットS2は、各受光側レンズ103、203の近傍に配置される。
ここで、本実施形態では、第1光学系10aと第2光学系10bとでは、被検面500上の計測対象領域が同一であり、第1受光系の光軸110と第2受光系の光軸210とが被検面500上で略同位置となる。このように同位置とすることにより、各受光角θ1、θ2の光沢度は、被検面500における質感の面内誤差に影響されない。また、第1光学系10aと第2光学系10bとは、いずれも被検面500を鏡面とする正反射光学系であり、被検面500に対する投光角と受光角とは同一である。
また、本実施形態では、被検面500、第1受光側レンズ103、反射部材104および第2受光側レンズ203の位置関係は、以下の2つの条件を満たす。まず、第1条件として、第1光学系10aを用いて光沢度を計測する際、受光面400aにおいて、第1反射光を受光する第1受光領域120と、第1反射光のうち他方の第2光学系10bを介して到達した光を受光する第2迂回受光領域とは離れている。また、第2条件として、第2光学系10bを用いて光沢度を計測する際、受光面400aにおいて、第2反射光を受光する第2受光領域220と、第2反射光のうち他方の第1光学系10aを介して到達した光を受光する第1迂回受光領域とは離れている。ここで、「受光領域」とは、受光面400a上に占める受光系開き角の領域をいう。
制御部700は、各光源100、200および受光器400に電気配線を介して接続される。そして、制御部700は、計測に合わせて第1光源100または第2光源200のいずれかを発光させ、受光器400からの情報(出力)に基づいて光沢度を求める(光沢度に関する情報を得る)。このとき、制御部700は、第1光源100と第2光源200との発光タイミングや、それぞれの発光時の光量および照射時間などを制御する。また、制御部700は、記憶装置700aを有するとともに、表示装置710に電気配線を介して接続されている。表示装置710は、例えば液晶ディスプレイであり、制御部700が導出した光沢度を表示し得る。
次に、本実施形態の特徴を明確にするために、比較例として従来の光学系を有する光沢計について説明する。図6は、従来の光学系50を含む光沢計5の構成を示す概略図である。なお、本実施形態に係る光学系10を含む光沢計1との比較を容易とするために、光学系50において光学系10の構成要素に対応するものにはそれぞれ同一の符号を付し、また、被検面500および制御部700も光沢計1の場合と同一符号とする。さらに、光沢計5において、異なる2つの受光角θ1、θ2で光沢度を計測し、その両方の計測にて共通する受光器400を用いることは、本実施形態における光沢計1と同様である。
図6(a)は、光沢計5の構成を示す図である。光学系50に含まれる第1光学系10aと第2光学系10bとでは、図6(a)に示すように、第1受光領域120と第2受光領域220とが重なる。図6(b)は、図6(a)から各受光側レンズ103、203および受光器400を抜き出し、第1光学系10aによる計測が実施されている状態を示す概略図である。この場合、第1光源100が被検面500に光を照射すると、被検面500では正反射光11と拡散反射光12とが生じる。正反射光11およびその近傍の光は、第1受光側レンズ103を介して受光器400に照射される。しかしながら、拡散反射光12のうちの一部は、第1光学系10aとは異なる光学系である第2光学系10bの光路に入り込み、第2受光側レンズ203を介して(迂回して)受光器400に照射される。したがって、この状態では、取得すべき第1光学系10aにおける正反射光11と、不要である第2光学系10bにおける拡散反射光12とが第1受光領域120上で重複する。光沢度は、正反射光11およびその近傍の光の受光情報に基づいて算出されるものであるから、第2受光側レンズ203を介して受光した拡散反射光12は、ノイズとなり、算出値に影響を及ぼし得る。
一方、図6(c)は、図6(a)から各受光側レンズ103、203および受光器400を抜き出し、第2光学系10bによる計測が実施されている状態を示す概略図である。この場合、第2光源200が被検面500に光を照射すると、被検面500では正反射光21と拡散反射光22とが生じる。正反射光21およびその近傍の光は、第2受光側レンズ203を介して受光器400に照射される。しかしながら、拡散反射光22のうちの一部は、第2光学系10bとは異なる第1光学系10aの光路に入り込み、第1受光側レンズ103を介して(迂回して)受光器400に照射される。したがって、この状態では、取得すべき第2光学系10bにおける正反射光21と、不要である第2光学系10bにおける拡散反射光22とが第2受光領域220上で重複する。そして、上記と同様に、第1受光側レンズ103を介して受光した拡散反射光22は、ノイズとなり、算出値に影響を及ぼし得る。そこで、本実施形態では、被検面500での反射光のうち第1受光系を介した光に関する受光器400の第1受光領域120は、第2受光系を介した光に関する受光器400の第2受光領域220とは離れるものとする。
図1(b)は、図1(a)から第1受光側レンズ103、反射部材104、第2受光側レンズ203および受光器400を抜き出し、第1光学系10aによる計測が実施されている状態を示す概略図である。まず、このときの第1光学系10aについて、被検面500上(対象面上)の第1計測領域121は、第1受光領域120の任意の点から反射部材104と第1受光側レンズ103とを介し被検面500に光を向かわせたと仮定したときに到達する位置の集合である。これに対し、被検面500上の第2非計測領域223は、実際の計測には不要な領域であって、第1受光領域120の任意の点から第2受光側レンズ203を介し被検面500に光を向かわせたと仮定したときに到達する位置の集合である。すなわち、第2非計測領域223は、被検面500で発生した拡散反射光が第2受光側レンズ203を介して第1受光領域120に入射し得る領域である。なお、図1(b)中に示す不要光222は、第2非計測領域223の最外周光を示している。すなわち、図1(a)に示すように第1計測領域121と第2非計測領域223とが離れていれば、第1光学系10aを用いた計測の際に、第1計測領域121で発生する拡散反射光が第1受光領域120に入射することはない。
一方、図1(c)は、図1(a)から第1受光側レンズ103、反射部材104、第2受光側レンズ203および受光器400を抜き出し、第2受光角θ2の第2光学系10bによる計測が実施されている状態を示す概略図である。まず、このときの第2光学系10bについて、被検面500上の第2計測領域221は、第2受光領域220の任意の点から第2受光側レンズ203を介し被検面500に光を向かわせたと仮定したときに到達する位置の集合である。これに対し、被検面500上の第1非計測領域123は、第2受光領域220の任意の点から被検面500に光を向かわせたと仮定したときに到達する位置の集合である。すなわち、第1非計測領域123は、被検面500で発生した拡散反射光が第1受光側レンズ103と反射部材104とを介して第2受光領域220に入射し得る領域である。なお、第1A非計測領域123aは、反射部材104と第1受光側レンズ103とを介して到達する位置の集合であり、図1(c)中に示す不要光122aは、第1A非計測領域123aの最外周光を示している。一方、第1B非計測領域123bは、反射部材104を介さずに、第1受光側レンズ103を直接介して到達する位置の集合であり、図1(c)中に示す不要光122bは、第1B非計測領域123bの最外周光を示している。すなわち、図1(a)に示すように第2計測領域221と第1非計測領域123とが離れていれば、第2光学系10bを用いた計測の際に、第2計測領域221で発生する拡散反射光が第2受光領域220に入射することはない。
次に、光学系10を含む光沢計1による光沢度計測について説明する。図2は、光沢計1による光沢度計測の流れを示すフローチャートである。まず、制御部700は、受光器400のバックグラウンドノイズを計測し、その情報を記憶装置700aに記録する(ステップS101)。このとき、制御部700は、第1光源100および第2光源200の状態をOFFとし、この状態で、受光器400が受光した光量をモニタする。この光量に係る情報(第1光量情報)は、記憶装置700aに記録される。なお、バックグラウドノイズが十分に小さいと判断されるときは、このステップS101を省略しても構わない。
次に、制御部700は、第1光学系10aを用いて光沢度を予備計測し、本計測時に好適な光量および照射時間を決定する(ステップS102)。このとき、第1光源100の状態は、ONであり、第2光源200の状態は、OFFである。ここで、制御部700は、まず、第1光源100を一定時間発光させつつ受光器400のサチレーションを確認し、サチレーションが発生しない発光光量まで光量を下げる。次に、制御部700は、第1光源100の光量、受光器400の受光量および受光器400のダイナミックレンジに基づいて好適な光量を決定する。また、制御部700は、ステップS101で取得されたノイズに係る光量情報と受光器400の最低光量とを参照して好適な照射時間を決定する。
次に、制御部700は、第2光学系10bを用いて光沢度を予備計測し、第1光学系10aについてのステップS102と同様に、本計測時に好適な光量および照射時間を決定する(ステップS103)。このとき、第2光源200の状態は、ONであり、第1光源100の状態は、OFFである。なお、第2光学系10bについての光量と照射時間の決定は、必ずしも予備計測によるものに限られず、例えば、決定時間の短縮のために、ステップS102で決定された第1光学系10aについての光量および照射時間を参照し、おおよその値に決定してもよい。
次に、制御部700は、ステップS102にて決定された光量および照射時間として、第1光学系10aを用いて光沢度を本計測する(ステップS104)。このとき、第1光源100の状態は、ONであり、第2光源200の状態は、OFFである。ここで、制御部700は、受光器400が受光した光量に係る情報(第2光量情報)を記憶装置700aに記録する。なお、制御部700は、計測時間の短縮のために、受光器400から第1受光領域120の画素に当たる部分の光量情報のみを取得してもよいし、画素を間引いて取得してもよい。
次に、制御部700は、ステップS103にて決定された光量および照射時間として、第2光学系10bを用いて光沢度を本計測する(ステップS105)。このとき、第2光源200の状態は、ONであり、第1光源100の状態は、OFFである。ここで、制御部700は、受光器400が受光した光量に係る情報(第3光量情報)を記憶装置700aに記録する。ここでも、制御部700は、ステップS104と同様に、計測時間の短縮のために、受光器400から第2受光領域220の画素に当たる部分の光量情報のみを取得してもよいし、画素を間引いて取得してもよい。
次に、制御部700は、上記各工程で得られた第1〜第3光量情報に基づいて光沢度を導出する(ステップS106)。具体的には、第2光量情報から第1光量情報1を減算し、例えばJIS−Z8741に定められている演算処理を実行することで、第1光学系10aによる第1光沢度を取得し得る。同様に、第3光量情報から第1光量情報1を減算して演算処理を実行することで、第2光学系10bによる第2光沢度を取得し得る。なお、光沢度の算出に採用される演算処理は、上記国際規格で規定されている方法のみならず、国際規格以外の方法でもよい。国際規格以外の算出方法としては、例えば、被検面500の変角反射光分布特性を計測により取得して、この変角反射光分布特性の半値全幅を正反射近傍光強度として正反射光強度とともに求め、これらに基づいて光沢度を算出する方法がある。または、ある入射角で被検面500に対して光を照射し、散乱光強度の角度分布関数を計測により取得して、この角度分布関数の散乱角に関する微分値に基づいて光沢度を算出する方法がある。
そして、制御部700は、ステップS106にて得られた光沢度を出力する(ステップS107)。このとき、制御部700は、例えば、表示装置710へ光沢度情報を送信して表示させる。これ以外にも、制御部700は、例えば、光沢度情報を信号回線を通じて外部に送信してもよいし、記憶装置700aに記録し続けてもよい。
なお、上記各工程の流れは、これに限定されるものではなく、適宜前後してもよい。例えば、ステップS101としたバックグラウンドノイズを計測および記録する工程は、ステップS106での光沢度算出工程の前に実行される範囲でどのときに実行されるものでも構わない。また、ステップS106とした光沢度算出工程の一部は、他の工程中に並行して実行されてもよい。
ここで、被検面500と受光系との間の光学距離、投光系から出射された光が被検面500に照射される照射領域、または受光系の有効瞳径の各条件によっては、受光系開き角で規定される正反射光近傍の反射光(以下「近傍反射光」という。)が取り込まれないことがある。光沢度を導出する際には、近傍反射光を取り込むものとすることが望ましい。そこで、以下、近傍反射光を好適に取り込み可能とする条件について説明する。
図3は、近傍反射光の取り込み条件を説明するための概略図であり、入射面を切断面(国際規格でいう角度αの方向のなす平面)とした、第1光学系10aにおける被検面500から受光器400までの光学配置を示すものである。照射領域131は、第1光源100から出射した光が第1投光側レンズ102を介して被検面500に照射される領域である。反射光光束132は、照射領域131で角度αの方向に反射した光であり、第1受光側レンズ103を介して受光器400に集光される。なお、角度α=0度のとき、鏡面反射である。ここで、鏡面反射のときの光軸をx軸とし、入射面内においてx軸に垂直で第1受光側レンズ103の主点を通る直線をy軸とする。また、被検面500への入射面内における入射光束径がσであり、第1受光側レンズ103の入射面内における有効瞳径がDであるとする。その上で、照射領域131のy軸方向の長さをσαとし、第1受光側レンズ103のy軸方向の有効瞳径をDαとし、x軸と照射領域131との交点と原点Oとの距離をdとし、受光角をγとすると、反射光光束132の大きさLαは、以下のように定義される。
Figure 2015161634
ただし、lαは、式(2)で表される。
Figure 2015161634

式(1)から、角度αの方向に反射する光を受光器400で受光するには、σα、Dα、d、γの各値がLα>0を満たすときのものであればよい。国際規格では、受光角γに対する受光系開き角が規定されている。この規定されている受光系開き角をαとすると、受光系開き角α内で近傍反射光を取り込むには、式(1)を変形して得られる式(3)で表される条件を満たせばよい。
Figure 2015161634
ISO規格2813、ISO規格7668、JIS−Z8741およびASTM−D523に規定されている条件に合わせると、受光角γ=20度のとき、受光系開き角α=1.80である。したがって、光学系10は、式(4)で表される条件を満たせば、角度αの方向に反射する光を取り込むことができる。
Figure 2015161634
同様に、受光角γ=45度、60度、75度、85度のとき、受光系開き角α=4.4、4.4、11.5、4.0であるから、光学系10は、式(5)〜(8)で表される条件をそれぞれ満たせば、角度αの方向に反射する光を取り込むことができる。
Figure 2015161634
Figure 2015161634
Figure 2015161634
Figure 2015161634
また、ASTM−E430で規定されているヘイズ20度を計測するには、受光角θ=20度で受光系開き角α=2.8とすればよいので、光学系10は、式(9)で表される条件を満たせば、ヘイズ20度を正確に計測し得る。
Figure 2015161634
このように、光学系10は、まず、異なる複数の受光角θ1、θ2に対して同一の受光器400を用いるので、複数の受光角のそれぞれに合わせた専用の受光器を用いる従来に比べ、受光器の設置数を減少させる、すなわち構成を簡略化させることができる。また、光学系10は、上記のような配置とすることで、複数の受光角での計測に対応させつつ、受光器400の情報(出力)に含まれ得るノイズを低減できるので、情報取得の精度が向上する。
以上のように、本実施形態によれば、構成の単純性および計測の正確性の点で有利な光学系を提供することができる。また、この光学系を用いた光沢計によれば、光沢計自体の構成の単純性の点にも有利であることに加え、受光器400(光学系10)からのノイズが低減された情報に基づいて光沢度を求めるので、計測して得られる光沢感の把握の正確性も向上する。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る光学系、およびそれを用いた光沢計について説明する。図4は、本実施形態に係る光学系20を含む光沢計2の構成を示す概略図である。第1実施形態では、各受光側レンズ103、203や反射部材104等の配置が適切に設定された光学系10を有する光沢計1を例示した。これに対して、本実施形態に係る光学系20および光沢計2の特徴は、第1実施形態に係る光学系10の構成(配置)に加え、受光器400の受光面400aの表面近傍に遮光部材を有する点にある。なお、本実施形態における光沢計2では、第1実施形態における光沢計1と同一構成のものには同一の符号を付し、説明を省略する。
遮光部材450は、各受光領域120、220に影響を与えない範囲で、第1受光領域120の任意の点から第2受光側レンズ203が見えない位置、かつ第2受光領域220の任意の点から第1受光側レンズ103が見えない位置に設置される。また、遮光部材450は、例えば、遮光性の板材とし得る。遮光部材450では、入射角の大きさに関わらず反射率をゼロに近づけるため、例えば、表面に黒色メッキ処理を施し反射率を低減したり、シボ加工などの表面加工を施して光を拡散したりすることが望ましい。または、遮光部材450は、ブレーズド型のような指向性のある反射特性を持つ構造体を有し、ゴーストを低減するものであってもよい。これにより、計測の際に使用していない方の受光側レンズから、計測に使用されている受光領域に反射光が進入しようとしたとしても、遮光部材450は、その反射光を好適に遮蔽する。
このように、本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏しつつ、その確実性が向上する。なお、上記説明した遮光部材450の設置位置の条件は、必ずしも満たさなければならないものではない。例えば、第1受光領域120の任意の点から第2受光側レンズ203の一部が見える場合や、第2受光領域220の任意の点から第1受光側レンズ103の一部が見える場合であっても、第1実施形態の条件を満たす限り一定の効果を奏する。また、遮光部材450は、図4に示すような板材に限られず、適切に反射光の進行方向を規定し得るものであれば、例えば、アパーチャー(開口を有する部材)や鏡筒などとすることもあり得る。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る光学系、およびそれを用いた光沢計について説明する。図5は、本実施形態に係る光学系30を含む光沢計3の構成を示す概略図である。第1実施形態では、異なる2つの受光角θ1、θ2で、かつ1つの受光器400で計測を行う光学系10を有する光沢計1を例示した。これに対して、本実施形態に係る光学系30および光沢計3の特徴は、第1実施形態における各光学系10a、10bに加え、第1受光角θ1および第2受光角θ2とは異なる第3受光角(第3反射角)θ3を有する第3光学系10cを含む点にある。なお、本実施形態における光沢計3では、第1実施形態における光沢計1と同一構成のものには同一の符号を付し、説明を省略する。
第3光学系10cは、第3光源300と、第3投光系としての第3投光側レンズ302と、第3受光系としての第3受光側レンズ303と、上記の受光器400とは異なる第2受光器600とを含む。第3光源300は、第3投光側レンズ302に光を照射する。第3投光側レンズ302は、第3反射光を生成するために、第3光源300から出射された光をコリメートし被検面500に入射させる。第3受光側レンズ303は、被検面500で反射された反射光のうち正反射光およびその近傍の反射光を第2受光器600に入射させる。第3投光側レンズ302と第3受光側レンズ303とは、正反射配置の関係にある。本実施形態では、一例として、第3光学系10cにおける被検面500上の光軸310の始点と、第2光学系10bにおける被検面500上の光軸210の始点とが略同位置としており、各受光角は、θ1<θ2<θ3の関係にある。なお、構成のコンパクト化のために、投光系または受光系は、偏向部材を用いて折り曲げた光路を形成するものとしてもよい。そして、第3光学系10cも、第1実施形態で説明した各光学系10a、10bと同様に、投光系開き角313、受光系開き角314および第3受光領域320が設定される。なお、第3光源300や第2受光器600自体は、第1実施形態にて説明した各光源100、200または受光器400と同種のものを採用し得る。
ここで、本実施形態に係る光学系30において、例えば、3つの受光角θ1〜θ3をそれぞれ20度、60度、85度に設定すれば、ISO規格2813、ASTM−D523およびJIS−Z8741に適合する。または、3つの受光角θ1〜θ3をそれぞれ20度、45度、60度に設定すれば、ISO規格7668、ASTM−D2457およびJIS−Z8741に適合する。または、3つの受光角θ1〜θ3のいずれかを75度に設定すれば、特に紙を用途とする光沢度の計測規格JIS−Z8741に適合する。さらには、光沢感を正確に把握するために、例えば、被検面500内の第1受光角θ1および第2受光角θ2とは異なる方向に第3受光角θ3を設定すれば、被検面500の光沢の異方性を計測することができる。
このように、本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏するとともに、より詳細に光沢感を把握したり、光沢度の別の指標を計測したりすることができる。なお、本実施形態に係る光学系30は、3つの光学系を含むが、第3光学系10cのような光学系をさらに増やしてもよいし、または、第1実施形態の光学系10を構成する2つの光学系を複数組み合わせたものとすることもあり得る。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
10 光学系
100 第1光源
103 第1受光側レンズ
200 第2光源
203 第2受光側レンズ
400 受光器

Claims (9)

  1. 光源と、
    受光器と、
    対象面での第1反射角の第1反射光を前記受光器に受光させる第1受光系と、
    前記対象面での前記第1反射角とは異なる第2反射角の第2反射光を前記受光器に受光させる第2受光系と、を有し、
    前記対象面での反射光のうち前記第1受光系を介した光に関する前記受光器の第1受光領域は、当該反射光のうち前記第2受光系を介した光に関する前記受光器の第2受光領域とは離れている、
    ことを特徴とする光学系。
  2. 前記第1反射光を生成するための第1投光系と、前記第2反射光を生成するための第2投光系とを含み、
    前記第1受光系は、前記第1反射光を前記受光器に向けて偏向させる偏向部材を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学系。
  3. 前記第1反射光は、前記第1投光系から前記対象面に入射する光の正反射光を含み、
    前記第2反射光は、前記第2投光系から前記対象面に入射する光の正反射光を含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の光学系。
  4. 前記第1受光領域の任意の点から前記第1受光系を経て前記対象面に向かわせた場合に該対象面上に到達する光の位置の集合としての計測領域と、前記任意の点から前記第2受光系を経て前記対象面に向かわせた場合に該対象面上に到達する光の位置の集合としての領域とが離れているように、前記第1受光系と前記第2受光系とが構成されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の光学系。
  5. 前記第2受光系を介して前記第1受光領域に向かう光を遮る遮光部材を有する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の光学系。
  6. 第2受光器と、
    前記第1反射角および前記第2反射角とは異なる第3反射角の第3反射光を前記第2受光器に受光させる第3受光系と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の光学系。
  7. 前記第3反射光を生成するための第3投光系を含み、
    前記第3反射光は、前記第3投光系から前記対象面に入射する光の正反射光を含む、
    ことを特徴とする請求項6に記載の光学系。
  8. 前記第1反射角または前記第2反射角は、20度、45度、60度、75度、85度のうちのいずれかである、ことを特徴とする請求項1に記載の光学系。
  9. 対象面の光沢度を計測する光沢計であって、
    請求項1ないし請求項8のうちいずれか1項に記載の光学系と、
    前記光学系により取得された情報に基づいて前記光沢度に関する情報を得る処理部と、
    を有することを特徴とする光沢計。
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