JP2015161484A - フィルタ移動機構及び空気調和機 - Google Patents

フィルタ移動機構及び空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP2015161484A
JP2015161484A JP2014038351A JP2014038351A JP2015161484A JP 2015161484 A JP2015161484 A JP 2015161484A JP 2014038351 A JP2014038351 A JP 2014038351A JP 2014038351 A JP2014038351 A JP 2014038351A JP 2015161484 A JP2015161484 A JP 2015161484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
moving mechanism
air
shaft
air filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014038351A
Other languages
English (en)
Inventor
小嶋 和仁
Kazuhito Kojima
和仁 小嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014038351A priority Critical patent/JP2015161484A/ja
Priority to CN201520111334.6U priority patent/CN204629986U/zh
Publication of JP2015161484A publication Critical patent/JP2015161484A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

【課題】従来よりもフィルタ組立体を容易に着脱でき、フィルタ組立体の前方の移動(浮き上がり)を抑制できるフィルタ移動機構及び空気調和機を得る。
【解決手段】エアフィルタ16と、エアフィルタ16を回転させる駆動ローラ54と、エアフィルタ16を支持する支持枠51と、を備え、支持枠51は、駆動ローラ54の両側にそれぞれ設けられた軸541を保持する保持部材514を有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、フィルタ移動機構及び空気調和機に関する。
従来、例えば、空気調和機に搭載されるフィルタ移動機構において、環形状に成形されたエアフィルタを室内熱交換器の風上側に設けたフィルタ移動機構があった(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のフィルタ移動機構は、エアフィルタの清掃時において、駆動ローラを回転させ、駆動ローラとエアフィルタとの間に生じる摩擦によってエアフィルタを周回させ、当該エアフィルタと掻き取り部材(例えばブラシ)とが接触することで、掻き取り部材に付着した塵埃を掻き落とす構成となっている。また、特許文献1に記載のフィルタ移動機構は、エアフィルタの浮き上がりを抑制するために、フィルタ組立体の前方に回転式の固定具を備えている。
特開2012−52765号公報([0064]、図17、図18)
しかしながら、特許文献1に記載のフィルタ移動機構は、使用者がフィルタ組立体の着脱を行う際に固定具を回転させる必要があり、フィルタ組立体の着脱が容易でないという課題があった。
本発明は、上述のような課題を背景としてなされたものであり、従来よりもフィルタ組立体を容易に着脱でき、フィルタ組立体の前方の移動(浮き上がり)を抑制できるフィルタ移動機構及び空気調和機を得ることを目的とする。
本発明に係るフィルタ移動機構は、エアフィルタと、前記エアフィルタを回転させる駆動ローラと、前記エアフィルタを支持する支持枠と、を備え、前記支持枠は、前記駆動ローラの両側にそれぞれ設けられた軸を保持する保持部材を有するものである。
本発明に係る空気調和機は、本発明のフィルタ移動機構を備えたものである。
本発明によれば、軸を保持する保持部材を有するため、フィルタ組立体を構成するエアフィルタを容易に着脱できる。したがって、従来よりもフィルタ組立体を容易に着脱でき、フィルタ組立体の前方の移動(浮き上がり)を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る空気調和機100の縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機100のフィルタ移動機構50の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機100のフィルタ組立体52の分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機100のエアフィルタ16の外観を示す斜視図である。 図4のエアフィルタ16の側面図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機100のフィルタ組立体52の平面図である。 本発明の実施の形態に係る空気調和機100のフィルタ組立体52及び保持部材514の部分拡大斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[空気調和機100の概要]
図1は本発明の実施の形態に係る空気調和機100の縦断面図である。図1に示されるように、空気調和機100は、フィルタ清掃装置30及び制御部(図示省略)を備える。空気調和機100の外郭は、主に、上面、前面及び下面を覆う本体ケーシング11と、背面を覆う背面板12と、で構成されている。
(フィルタ清掃装置30)
フィルタ清掃装置30は、エアフィルタ16を移動させながら自動的に清掃するためのものであり、主に、塵埃除去機構40と、フィルタ移動機構50と、を備える。
塵埃除去機構40は、ブラシ41と、ダストボックス42と、櫛部44と、圧縮ローラ43と、後述するブラシ駆動モータ47とを備えている。ブラシ41には、多数の比較的長い毛材が植毛されている。ブラシ41は、ブラシ駆動モータ47で回転駆動され、毛材がエアフィルタ16を擦ることによってエアフィルタ16から塵埃を掻き落とす。なお、フィルタ移動機構50の構成については後述する。
本体ケーシング11の前面には前面パネル14が取り付けられている。本体ケーシング11及び背面板12は、本体フレーム15に取り付けられる。本体ケーシング11の上面にはグリル13が形成されている。グリル13の下方の本体内にはエアフィルタ16が設けられる。エアフィルタ16の下流には室内熱交換器17が設けられている。
室内熱交換器17は、暖房運転時には凝縮器として機能し、冷房運転時には蒸発器として機能する熱交換器であり、本体フレーム15に取り付けられている。室内熱交換器17の下方には、クロスフローファン18が配置されている。クロスフローファン18は本体フレーム15に取り付けられている。クロスフローファン18は、本体フレーム15のスクロール構造と協働して、室内熱交換器17から下方の吹出通路19へ向かう気流を発生する。
吹出通路19の内部には垂直フラップ20が設けられている。また、吹出通路19の出口である吹出口19aには水平フラップ21が設けられている。垂直フラップ20及び水平フラップ21は、クロスフローファン18によって吹出通路19に導かれた調和空気を吹き出す風向を調節するための部材である。
図2は本発明の実施の形態に係る空気調和機100のフィルタ移動機構50の分解斜視図である。図3は本発明の実施の形態に係る空気調和機100のフィルタ組立体52の分解斜視図である。図4は本発明の実施の形態に係る空気調和機100のエアフィルタ16の外観を示す斜視図である。図5は図4のエアフィルタ16の側面図である。図6は本発明の実施の形態に係る空気調和機100のフィルタ組立体52の平面図である。図7は本発明の実施の形態に係る空気調和機100のフィルタ組立体52及び保持部材514の部分拡大斜視図である。
図2に示されるように、フィルタ移動機構50は、主に、支持枠51と、フィルタ組立体52と、を備える。1つの支持枠51に対して、2つのフィルタ組立体52が取り付けられるような構成となっている。
支持枠51は、エアフィルタ16を支持するものであり、右側部材511、中央部材512、左側部材513、保持部材514(図7)、ビーム(梁)515、横棒516、補強部材517、ガイドレール518、及び爪部519を備える。支持枠51には、例えば2個のローラ駆動モータ59が取り付けられている。また、支持枠51には、例えば1個のブラシ駆動モータ47が取り付けられている。なお、保持部材514については図7を用いて説明する。
右側部材511、中央部材512、及び左側部材513は、例えば、取り付けられた状態において前後方向に延びるように設けられ、例えば各々並行に設けられている。右側部材511は、中央部材512よりも右側に設けられている。中央部材512は、左側部材513よりも右側に設けられている。
ビーム(梁)515は、例えば、取り付けられた状態において左右方向に延びるように設けられ、右側部材511と中央部材512とを接続し、中央部材512と左側部材513とを接続する部材である。
ビーム(梁)515は、例えば、右側部材511と中央部材512との間、及び中央部材512と左側部材513との間に設けられている。
横棒516は、例えば、取り付けられた状態において左右方向に延びるように設けられ、右側部材511と中央部材512とを接続し、中央部材512と左側部材513とを接続する部材である。
横棒516は、例えば、右側部材511と中央部材512との間、及び中央部材512と左側部材513との間に設けられている。
補強部材517は、取り付けられた状態において前後方向に延び、複数の横棒516に垂直に交わるように設けられている。爪部519は、支持枠51を本体フレーム15(図1)に取り付けるために用いられる部材である。
ガイドレール518は、フィルタ組立体52を支持枠51に取り付けるための部材である。ガイドレール518は、例えば、右側部材511、中央部材512、及び左側部材513の上部に設けられる。
ローラ駆動モータ59は、駆動ギア(図示省略)に動力を伝えるモータであり、駆動軸59aを有する。駆動軸59aは、駆動ギアを駆動するための軸である。
図3に示されるように、フィルタ組立体52は、エアフィルタ16と、ガイドフレーム53と、駆動ローラ54と、被駆動ギア55と、エンドローラ56と、取っ手部材57と、を備える。駆動ローラ54及びエンドローラ56は、使用時においてエアフィルタ16の内部に設けられている。エアフィルタ16は、駆動ローラ54とエンドローラ56との間に掛け渡されている。
フィルタ組立体52は、横棒516や補強部材517の上をエアフィルタ16が通過するように、支持枠51に取り付けられる。これにより、横棒516や補強部材517に支えられて、エアフィルタ16の下方側がガイドフレーム53に沿うように、エアフィルタ16は周回移動することができる。以下にフィルタ組立体52を構成する部材について説明する。
図4,図5に示されるように、エアフィルタ16は、数十デニールのポリエチレンテレフタレート製の縦糸と横糸からなる、数十メッシュの1枚の網で作られている。この網は、両端部を互いに例えば5〜10mm程度重ねて超音波溶着されてなる筒状の部材である。そのため、溶着されてできた高剛性部16aは、他の部分よりも剛性が高くなっている。エアフィルタ16の2つの辺16b,16cの近傍(例えば幅5〜10mm程度)は、糸が解れないように熱処理されている。エアフィルタ16は、側面から見て環形状になるように取り付けられており(図1)、清掃時にはエンドレスのループの上を移動する。
ガイドフレーム53は、桁531と、横棒532と、縦棒533と、横棒534と、支持部535と、突部537と、を備える。ガイドフレーム53の2本の桁531の側端部531aは、ガイドレール518に対してスライドさせながら嵌め込むための部材である。
桁531は、側面視において湾曲した形状を有し、例えばガイドフレーム53の両側にそれぞれ設けられている。桁531は、湾曲しているガイドレール518に嵌め込む際に屈曲できるように、例えば柔らかい樹脂で構成されている。なお、2本の桁531が側面視において湾曲しているのは、図1に示すように、エアフィルタ16及びフィルタ移動機構50が、前面パネル14の背面側から上方のグリル13の下方にかけて配置されているためである。
横棒532は、例えば2本の桁531を渡すように設けられている。横棒532に対して垂直に複数の縦棒533が取り付けられている。2本の桁531の間で且つ横棒532の前方側には横棒534が渡されている。横棒534は、縦棒533と桁531との間を結ぶようにガイドフレーム53の前面側に設けられている。ガイドフレーム53の2本の桁531の前面側の端部には、支持部535が設けられている。支持部535は、駆動ローラ54を取り付けるためのリング状の部材である。2本の桁531の背面側の端部には開孔部536が設けられている。開孔部536は、エンドローラ56を取り付けるための開口である。
突部537は、エアフィルタ16を案内するための多数の突部であり、2本の桁531に設けられている。突部537は、平面視において、前面側から背面側に向けて一直線に並んでいる。エアフィルタ16の移動方向Dr1に沿う2つの辺16b,16cが、これら複数の突部537の並ぶ方向に沿って案内される(図6参照)。そして、エアフィルタ16の2つの辺16b,16cの近傍は、2本の桁531の上を移動する。
このように、ガイドフレーム53は、複数の横棒532と複数の縦棒533とを組み合わせて格子状に構成されるため、室内空気の通風抵抗を小さく抑えて形状を保持することができる。また、桁531を湾曲して構成することで、エアフィルタ16の面積が大きくなる。ここで、エアフィルタ16を通過する風量が同じであれば、エアフィルタ16の面積が大きくなるにつれて、エアフィルタ16を通過する室内空気の風速が小さくなる。このため、桁531を湾曲させることで、塵埃を一層除去し通風抵抗を一層低減することができる。
駆動ローラ54は、その芯になる部分が平行な複数のリブからなる形状を有し、断面の表面形状が略円形になるように構成されている。駆動ローラ54を断面略円形の表面形状とするために、駆動ローラ54の表面には短い毛材が立毛されたフィルム(図示省略)が螺旋状に巻回されている。駆動ローラ54の表面に巻回される毛材としては、例えば短繊維(パイル)などがある。
駆動ローラ54は、支持部535に支持された状態で回転自在となっている。駆動ローラ54には、被駆動ギア55が嵌め込まれる。被駆動ギア55は、駆動ギアと噛み合わされている。ローラ駆動モータ59の回転が被駆動ギア55を介して駆動ローラ54に伝達されると駆動ローラ54は回転する。図6に示されるように、駆動ローラ54に嵌め込まれた被駆動ギア55の右側面には、ギアの中心に軸541bが設けられている。
エンドローラ56は、断面形状が略十字形の基部561と、断面形状が円形の端部562と、を備える部材である。エンドローラ56の端部562が開孔部536に嵌め込まれることで、エンドローラ56は、2本の桁531で支持された状態で、回転することができる。
取っ手部材57は、フィルタ組立体52の両側にそれぞれ固定される。取っ手部材57は、フィルタ組立体52を支持枠51に取り付けるとき、使用者によって把持される部材である。取っ手部材57は、駆動ローラ54両端の近傍に設けられている。
(制御部)
制御部は、フィルタ清掃装置30を制御するものである。具体的には例えば、制御部は、空気調和機100の運転時間をカウントする。また、制御部は、フィルタ清掃運転の終了後に、累積運転時間が予め設定されている基準時間(例えば18時間)に達したか否かを判定する。制御部は、累積運転時間が上述の基準時間に達したと判定した場合には、新たにフィルタ清掃運転を行う。なお、制御部は、例えば、この機能を実現する回路デバイスなどのハードウェア、又はマイコン若しくはCPUなどの演算装置上で実行されるソフトウェアで構成される。制御部は、フィルタ清掃運転では、空気調和機100を正面右から見て駆動ローラ54を反時計回りに回転させるように駆動ローラ54を制御する。
図6に示されるように、フィルタ組立体52の駆動ローラ54の両側には軸541a,541bが設けられている。以下の説明において、軸541a及び軸541bを単に軸541と総称することがある。図7に示されるように、支持枠51には保持部材514が設けられる。
保持部材514は、軸541が挿入されることで軸541を保持して固定するものであり、軸受部514a及び幅狭部514bを備える。また、保持部材514は、保持部材514を構成する上部が軸541の挿入方向に向かって弧を描くように上方に湾曲する形状を有している。これにより、保持部材514の溝形状は、例えば上向き略L字形状となっている。保持部材514は、軸受部514aから軸541の反挿入方向に向かって開口する。そして、保持部材514の溝の入口は、軸541を入れ易いように広口となっている。
軸受部514aは、保持部材514の溝終端に設けられる部材である。軸受部514aは、軸541を収めるため、軸541の外径(外径A)よりも大きい寸法となっている。幅狭部514bは、軸受部514aの下方(前面側)に設けられる溝部であり、軸541の外径(外径A)よりも小さい寸法(寸法B)となっている。幅狭部514bは、軸受部514aから軸541の反挿入方向に設けられる。幅狭部514bの開口幅は、軸541の外径よりも小さい。
また、フィルタ組立体52の被駆動ギア55の軸541bは、軸541aと同様に、支持枠51の保持部材514の軸受部514aに収められる。なお、軸541bを保持する保持部材514の形状は、軸541aを保持する保持部材514と対称の形状となっている。
フィルタ組立体52を着脱する際には、使用者は取っ手部材57を摘んで軸受部514aから下方へ向かってフィルタ組立体52を移動し、軸541が幅狭部514bを弾性変形させることで、フィルタ組立体52を着脱する。
以下に、空気調和機100の空気流れについて説明する。
空気調和機100の運転が開始されると、室内空気は、グリル13を介して本体ケーシング11の内部に流入し、エアフィルタ16を通過する。室内空気がエアフィルタ16を通過することで、室内空気に含まれる塵埃が除去される。エアフィルタ16を通過した室内空気は室内熱交換器17を通過し、これにより温度や湿度が調整される。室内熱交換器17を通過した空気は、吹出口19aを介して本体ケーシング11の外部に流出する。
次に、フィルタ清掃装置30の動作について説明する。
制御部は、フィルタ清掃運転では、空気調和機100を正面右から見て駆動ローラ54を反時計回りに回転させるように駆動ローラ54を制御する。これにより、エアフィルタ16は、短毛のある駆動ローラ54の回転によって、駆動ローラ54とエンドローラ56とで折り返されて反時計回りに周回移動を行う。このとき、エアフィルタ16は、ガイドフレーム53よりも上を前面側に向かって移動するときには、ガイドフレーム53の桁531、横棒532及び縦棒533などによって支えられながら移動する。エアフィルタ16は、比較的ゆっくり回転され、例えば3分程度で1周回る。
上述したようにエアフィルタ16が移動しているときに、ブラシ41はブラシ駆動モータ47によって反時計回りに回転させられている。このため、ブラシ41の毛材がエアフィルタ16の移動方向とは反対に動いて、エアフィルタ16の網目からブラシ41の毛材が塵埃を掻き出す。こうしてブラシ41によって掻き出された塵埃は、上述したように、櫛部44(図1)と圧縮ローラ43とによってダストボックス42に溜められる。なお、ダストボックス42に多くの塵埃を溜められるように、圧縮ローラ43が回転して塵埃を圧縮する。また、ブラシ41の毛材中に入り込んだ塵埃は、ブラシ41から離れ難いため、塵埃が櫛部44によって掻き落とされる。
以上のように、本実施の形態に係る空気調和機100は、支持枠51が、軸541を保持する保持部材514を有する。このため、エアフィルタ16の自動清掃の際に、フィルタ移動機構50の駆動ローラ54が回転し、駆動ローラ54が駆動ギアにより前方に押されても、駆動ローラ54の浮き上がりを抑制することができる。したがって、従来のように固定具の回転作業を行うことなくフィルタ組立体52を着脱でき、フィルタ組立体52の前方の移動(浮き上がり)を抑制することができる。すなわち、従来よりもフィルタ組立体52を容易に着脱でき、フィルタ組立体52の前方の移動(浮き上がり)を抑制することができる。このようにして、使用者による手入れやサービスマンによるメンテナンスが容易になる。また、従来のように固定具を設けることなくフィルタ組立体52を着脱できるため、部品点数を削減することができる。このため、省資源化の効果を得ることができる。
なお、本実施の形態では、フィルタ清掃運転時において、空気調和機100を正面右から見て、駆動ローラ54を反時計回りに回転させる例について説明したが、これに限定されない。例えば駆動ローラ54を時計回りに回転させるように構成してもよい。駆動ローラ54を時計回りに回転させるように構成した場合には、保持部材514は、保持部材514を構成する下部が軸541の挿入方向に向かって弧を描くように下方に湾曲する形状を有していることが望ましい。これにより、保持部材514の溝形状は、例えば下向き略L字形状となる。このように構成すれば、保持部材514が駆動ギアにより前方に押されても、軸541が軸受部514aに収まり、フィルタ組立体52が浮き上がることはない。
また、保持部材514の略L字形状は、その角度を鈍角にすることで、フィルタ組立体52の着脱がさらに容易になる。
11 本体ケーシング、12 背面板、13 グリル、14 前面パネル、15 本体フレーム、16 エアフィルタ、16a 高剛性部、16b,16c 辺、17 室内熱交換器、18 クロスフローファン、19 吹出通路、19a 吹出口、20 垂直フラップ、21 水平フラップ、30 フィルタ清掃装置、40 塵埃除去機構、41 ブラシ、42 ダストボックス、43 圧縮ローラ、44 櫛部、47 ブラシ駆動モータ、50 フィルタ移動機構、51 支持枠、52 フィルタ組立体、53 ガイドフレーム、54 駆動ローラ、55 被駆動ギア、56 エンドローラ、57 取っ手部材、59 ローラ駆動モータ、59a 駆動軸、100 空気調和機、511 右側部材、512 中央部材、513 左側部材、514 保持部材、514a 軸受部、514b 幅狭部、515 ビーム(梁)、516 横棒、517 補強部材、518 ガイドレール、519 爪部、531 桁、531a 側端部、532 横棒、533 縦棒、534 横棒、535 支持部、536 開孔部、537 突部、541,541a,541b 軸、561 基部、562 端部、A 外径、B 寸法、Dr1 移動方向。

Claims (5)

  1. エアフィルタと、
    前記エアフィルタを回転させる駆動ローラと、
    前記エアフィルタを支持する支持枠と、を備え、
    前記支持枠は、
    前記駆動ローラの両側にそれぞれ設けられた軸を保持する保持部材を有する
    ことを特徴とするフィルタ移動機構。
  2. 前記保持部材は、
    前記軸が挿入されることで前記軸を保持する軸受部を有し、
    前記軸受部から前記軸の反挿入方向に向かって開口する
    ことを特徴とする請求項1に記載のフィルタ移動機構。
  3. 前記保持部材は、
    前記軸受部よりも前記軸の反挿入方向に設けられる幅狭部を有し、
    前記幅狭部の開口幅は、前記軸の外径よりも小さい
    ことを特徴とする請求項2に記載のフィルタ移動機構。
  4. 前記保持部材は、
    上向きのL字形状をなすように設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のフィルタ移動機構。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載のフィルタ移動機構を備えた
    ことを特徴とする空気調和機。
JP2014038351A 2014-02-28 2014-02-28 フィルタ移動機構及び空気調和機 Pending JP2015161484A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014038351A JP2015161484A (ja) 2014-02-28 2014-02-28 フィルタ移動機構及び空気調和機
CN201520111334.6U CN204629986U (zh) 2014-02-28 2015-02-15 过滤器移动机构以及空调机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014038351A JP2015161484A (ja) 2014-02-28 2014-02-28 フィルタ移動機構及び空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015161484A true JP2015161484A (ja) 2015-09-07

Family

ID=54049004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014038351A Pending JP2015161484A (ja) 2014-02-28 2014-02-28 フィルタ移動機構及び空気調和機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2015161484A (ja)
CN (1) CN204629986U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112484291A (zh) * 2020-11-19 2021-03-12 珠海格力电器股份有限公司 滤网更换装置及空调器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112484291A (zh) * 2020-11-19 2021-03-12 珠海格力电器股份有限公司 滤网更换装置及空调器

Also Published As

Publication number Publication date
CN204629986U (zh) 2015-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5521474B2 (ja) 空調室内機
WO2010087154A1 (ja) 空調室内機
JP6423626B2 (ja) 空気調和機
JP2009216250A (ja) 空気調和機
JP2016065687A (ja) 空気調和機
JP5212439B2 (ja) フィルタ移動機構及び空調室内機
JP4760988B2 (ja) 空気調和機の室内機
JP2015161484A (ja) フィルタ移動機構及び空気調和機
JP4020931B2 (ja) 空気調和機
JP5212438B2 (ja) フィルタ移動機構及び空調室内機
JP2010065894A (ja) 空気調和装置の室内機
JP2016125712A (ja) 空気調和機
JP5999944B2 (ja) 空調室内機
JP2011080735A (ja) 空気調和機
JP2012072956A (ja) フィルタおよび同フィルタを備えた空気調和機
JP5614434B2 (ja) フィルタ移動機構及び空調室内機
JP2011202931A (ja) 空気調和機の室内機
JP2020000987A (ja) フィルタ清掃ユニット及び空気調和機
JP2014070842A (ja) 空調室内機
JP2011080635A (ja) 空調室内機
JP4623098B2 (ja) 空気調和装置の室内機
WO2007037198A1 (ja) フィルター清掃装置及びこれを備えた空気調節装置
JP2007071494A (ja) 空気調和機
JP2011080637A (ja) 空調室内機
JP2008145057A (ja) 空気調和機のフィルタ清掃機構および空気調和機