JP2015161064A - キャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法 - Google Patents

キャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 転石や岩の存否にかかわらず、あらゆる地層の敷地にソーラーパネルを設置することができるキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法の提供。
【解決手段】 ロータリーパーカッションドリルで支柱3より大径の縦孔6を削孔する第1工程と、支柱6と縦孔6の内周面との間の管状隙間に4本の縦筋71と縦筋6に溶接固定されたフープ筋72とで構成される鉄筋7を収容し、縦筋71の下端部を縦孔6の底部6aに打ち込む第2工程と、支柱6の下端部に該支柱6を水平方向に貫通する横筋8を固定した状態で、該支柱3を鉄筋7の内側に差し込み、支柱3を自立状態で支持固定可能な支柱自立固定三脚1で縦孔6の底部6aから支柱3を浮かした状態でセットする第3工程と、縦孔6内にコンクリート9を流し込んで固めることにより支柱3を設置する第4工程と、支柱3から支柱自立固定三脚1を取り外す第5工程と、からなる。
【選択図】 図6(d)

Description

本発明は、メガソーラー発電施設の設置において、広大な土地に多数のソーラーパネルを設置する際に、ソーラーパネル架台用支柱を地中に埋め込み設置するためのキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法に関する。
従来、メガソーラー発電施設を設置する場合、先ず設置すべき広大な土地に、等間隔のもとに基礎コンクリートを打設するための縦孔を開け、この縦孔内にソーラーパネル架台用支柱の基部を差し込んだ状態でコンクリートを流し込んで固めることにより、コンクリート基礎に対し架台用支柱を立設固定し、この各架台用支柱上にソーラーパネル架台を設置するようにしている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平08−170790号公報 特開2007−19331号公報
しかしながら、メガソーラー発電システム設置工事においては、最も合理的な施工方法は杭工事であるが、転石や岩が多くスムーズに行える敷地は少ないのが現状である。
本発明の解決しようとする課題は、転石や岩の存否にかかわらず、あらゆる地層の敷地にソーラーパネルを設置することができるキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法を提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法は、支柱設置位置に、ロータリーパーカッションドリルで支柱より大径の孔を削孔する第1工程と、
前記支柱と前記孔の内周面との間の管状隙間に複数本の縦筋と複数本の縦筋に固定されたフープ筋とで構成される鉄筋を収容し、前記縦筋の下端部を孔の底部に打ち込む第2工程と、
前記支柱の下端部に該支柱を水平方向に貫通する横筋を固定した状態で、該支柱を前記鉄筋の内側に差し込み、支柱を自立状態で支持固定可能な固定手段で孔の底部から支柱を浮かした状態でセットする第3工程と、
前記孔内にコンクリートを流し込んで固めることにより支柱を設置する第4工程と、
前記支柱から前記固定手段を取り外す第5工程と、
からなることを特徴とする手段とした。
また、請求項2記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法は、請求項1記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法において、
前記支柱は、断面略コ字状又はH字状等の管状ではない鋼材であることを特徴とする手段とした。
また、請求3記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法は、請求項1又は2の記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法において、
前記固定手段は、下部を開いた3本の支持脚の上部結束部に、支柱を空中に浮かせた垂直起立状態で自立支持固定可能な固定部を備えることを特徴とする手段とした。
また、請求項4記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法は、請求項3記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法において、
前記固定部は、上部結束部の上下2箇所に備えられた平面視で略く字状支柱受け部と、前記上下両支柱受け部の中間位置において支柱を上下両支柱受け部へ向けて押し付けて挟持固定する固定部材と、を備えることを特徴とする手段とした。
また、請求項5記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法は、請求項3又は4に記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法において、
前記固定部における上部結束部には、水準器を備えることを特徴とする手段とした。
また、請求項6記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法は、請求項3〜5のいずれか1項に記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法において、
前記固定手段における3本の支持脚の内の1本に前記上部結束部が固定され、残りの2本が上部結束部を中心として回動自在に連結されることにより3本の支持脚の側面が互いに重なる状態に折り畳み可能に構成されていることを特徴とする手段とした。
請求項1記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法では、上述のように、ロータリーパーカッションドリルで支柱設置用孔の削孔を行うようにしたことで、転石や岩の存否にかかわらず、あらゆる地層の敷地にソーラーパネルを設置することができるようになるという効果が得られる。
また、支柱と孔の内周面との間の管状隙間に複数本の縦筋と複数本の縦筋に固定されたフープ筋とで構成される鉄筋を収容し、縦筋の内側に支柱を差し込んだ状態で孔内にコンクリートを流し込んで固めることにより、孔の径が小さくても、支柱の横揺れに対するコンクリートの破壊を防止できるようになる。
これにより、コンクリートの量が少なくてすみ、材料コストの低減が可能になる。
また、縦筋の下端部を孔の底部に打ち込むことにより、鉄筋を孔の中央にバランスよくセットした状態でコンクリートを流し込むことができるようになる。
また、支柱の下端部に該支柱を水平方向に貫通する横筋を固定することにより、コンクリートからの引き抜き強度を高めることができるようになる。
また、支柱を空中に浮かせた垂直起立状態で自立支持固定可能な固定手段を用いることで、コンクリートが固まるまでの間コンクリート内において支柱を規定のレベル位置で垂直状態に立設維持させることができるようになる。
また、請求項2記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法では、上述のように、支柱の断面形状を略コ字状又はH字状等の管状ではない形状とすることで、コンクリートからの引き抜き強度をさらに高めることができるようになる。
また、請求3記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法では、固定手段は、下部を開いた3本の支持脚の上部結束部に、支柱を空中に浮かせた垂直起立状態で自立支持固定可能な固定部を備えることで、支柱の下端を孔の底部から浮かせた状態でコンクリート内に埋め込むことができ、これにより、地中の水分で支柱の下端から錆を発生させることを阻止することができるようになる。
また、請求項4記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法では、上述のように、固定手段は、上下2箇所に備えられた支柱受け部と中間の固定部材との間に支柱を挟持固定するもので、前記支柱受け部の形状を平面視で略く字状とすることで、あらゆる断面形状の支柱を挟持固定することができるようになる。
また、請求項5記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法では、上述のように、上部結束部には、水準器を備えることで、支柱を容易かつ正確に垂直起立状態にセットすることができるようになり、これにより、作業効率を高めることができるようになる。
また、請求項6記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法では、上述のように、3本の支持脚の内の1本に上部結束部が固定され、残りの2本が上部結束部を中心として回動自在に連結されることにより3本の支持脚の側面が互いに重なる状態に折り畳み可能に構成されることで、コンパクトな状態での運搬や収納が可能になる。
実施例1のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法で用いられる支柱自立用固定三脚を示す平面図である。 実施例1のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法で用いられる支柱自立用固定三脚を示す正面図である。 実施例1のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法で用いられる支柱自立用固定三脚を示す斜視図である。 支柱自立用固定三脚の折り畳み状態を示す平面図である。 支柱自立用固定三脚の折り畳み状態を示す正面図である。 ソーラーパネル架台用支柱の設置方法を示す第1工程図である。 ソーラーパネル架台用支柱の設置方法を示す第2工程図である。 ソーラーパネル架台用支柱の設置方法を示す第3工程図である。 ソーラーパネル架台用支柱の設置方法を示す第4工程図である。 ソーラーパネル架台用支柱の設置方法を示す第5工程図である。 図6(c)のS7―S7線における拡大横断面図である。
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
実施例1のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法を図1〜7に基づいて説明する。
まず、この実施例1の設置方法で用いられる支柱を自立状態で支持固定可能な支柱自立固定三脚(固定手段)1は、図1〜3に示すように、下部を開いた3本の支持脚1a、1b、1cの上部結束部2に、支柱3を空中に浮かせた垂直起立状態で固定可能な固定部4を備える。
さらに詳述すると、前記上部結束部2は、上端結束部21と中間結束部22で構成され、3本の支持脚1a、1b、1cの内、折り畳みの中心となる支持脚1bその上端が上端結束部21に固定され、中間が横バー11bを介して中間結束部22に固定されている。
一方、支持脚1bの両側に位置する2本の支持脚1a、1cは、その上端が上端結束部21に対し回動自在に連結され、中間が横バー11a、11cを介して中間結束部22に対し回動自在に連結されることにより、図4、5に示すように、3本の支持脚1a、1b、1cの側面が互いに重なる状態に折り畳み可能となっている。
図1〜3に戻り、前記固定部4は、上端結束部21と中間結束部22の上下2箇所に備えられた平面視で略く字状支柱受け部41、42と、上下両支柱受け部41、42の中間位置において支柱5を両支柱受け部41、42へ向けて押し付けて挟持固定する固定部材43と、を備えている。
この固定部材43は、先端に支柱3の中間部に係合するフック状係合部43aを有する締結ボルト43bを、支持脚1bの横バー11bと支持脚1bの上部との間を連結固定する状態に設けられた縦バー12に形成された挿通孔に挿通し、締結ボルト43bに締結ナッ43cを螺合して、フック状係合部43aを略く字状支柱受け部41、42方向へ引き寄せることにより、略く字状支柱受け部41、42とフック状係合部43aとの間で支柱3を3点挟持した状態で固定するように構成されている。
また、上端結束部21には、図1、4に示すように、支柱3の垂直起立状態で水平を示す水準器5を備えている。
次に、上記実施例1のソーラーパネル架台用支柱の設置方法を、図6の工程図を用いて説明する。
先ず、整地された地面に所定間隔の基に多数の支柱立て込み位置をマーキングし、図6(a) に示すように、マーキング位置にロータリーパーカッションドリルを用い、杭径0.216m、深さ1.0mの縦孔6を開ける(第1工程)。
次に、図6(b) に示すように、支柱3と縦孔6の内周面との間の管状隙間に4本の縦筋71と、縦筋71の外周を囲む状態で溶接固定されたフープ筋72とで構成される鉄筋7(図7参照)を収容し、縦筋71の下端部を縦孔6の底部6aに打ち込む(第2工程)。
次に、図6(c) に示すように、断面略コ字状の支柱3の下端部に該支柱3を水平方向に貫通する横筋8を固定した状態(図7参照)で、該支柱3を鉄筋7の内側に差し込み、支柱3を支柱自立用固定三脚1の固定部4で縦孔6の底部6aから支柱3を浮かした状態でセットする(第3工程)。
次に、図6(d) に示すように、縦孔6にコンクリート9を流し込んで固めることにより、コンクリート9に対し支柱3を垂直状態に立設固定する(第4工程)。
次に、図6(e) に示すように、固定部4による支柱3の固定を解除して支柱自立用固定三脚1を取り外すことにより、支柱3の設置を完了する(第5工程)。
次に、この実施例1の効果を説明する。
この実施例1のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法では、上述のように、ロータリーパーカッションドリルで支柱設置用縦孔6の削孔を行うようにしたことで、転石や岩の存否にかかわらず、あらゆる地層の敷地にソーラーパネルを設置することができるようになるという効果が得られる。
また、支柱3と縦孔6の内周面との間の管状隙間に4本の縦筋71と縦筋71に溶接固定されたフープ筋72とで構成される鉄筋7を収容し、縦筋7の内側に支柱3を差し込んだ状態で縦孔6内にコンクリート9を流し込んで固めることにより、縦孔6の径が小さくても、支柱3の横揺れに対するコンクリート9の破壊を防止できるようになる。
これにより、コンクリートの量が少なくてすみ、材料コストの低減が可能になる。
また、縦筋の下端部を孔の底部に打ち込むことにより、鉄筋を孔の中央にバランスよくセットした状態でコンクリートを流し込むことができるようになる。
また、支柱3の下端部に該支柱3を水平方向に貫通する横筋8を固定することにより、コンクリート9からの支柱3の引き抜き強度を高めることができるようになる。
また、下部を開いた3本の支持脚1a、1b、1cの上部結束部2に、支柱3を空中に浮かせた垂直起立状態で自立支持固定可能な固定部4を備えることで、コンクリート9が固まるまでの間コンクリート9内において支柱3を規定のレベル位置で垂直状態に立設維持させることができるようになる。
また、上述のように、支柱3の断面形状を略コ字状とすることで、横筋8によるコンクリートからの支柱3の引き抜き強度をさらに高めることができるようになる。
また、支柱自立固定三脚(固定手段)1は、下部を開いた3本の支持脚1a、1b、1cの上部結束部2に、支柱3を空中に浮かせた垂直起立状態で自立支持固定可能な固定部4を備えることで、支柱の下端を縦孔6の底部6aから浮かせた状態でコンクリート9内に埋め込むことができ、これにより、地中の水分で支柱3の下端から錆を発生させることを阻止することができるようになる。
また、上述のように、固定部4は、上下2箇所に備えられた上部結束部2と中間の固定部材43との間に支柱3を挟持固定するもので、支柱受け部41、42の形状を平面視で略く字状とすることで、あらゆる断面形状の支柱を挟持固定することができるようになる。
また、上述のように、上部結束部2には、水準器5を備えることで、支柱3を容易かつ正確に垂直起立状態にセットすることができるようになり、これにより、作業効率を高めることができるようになる。
また、上述のように、3本の支持脚1a、1b、1cの内の1本に上部結束部2が固定され、残りの2本が上部結束部2を中心として回動自在に連結されることにより3本の支持脚1a、1b、1cの側面が互いに重なる状態に折り畳み可能に構成されることで、コンパクトな状態での運搬や収納が可能になる。
以上本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例1では、縦筋を4本、フープ筋を1本としたが、その本数は任意である。
また、フープ筋は縦筋の外側又は内側に溶接その他の手段で固定するようにしてもよい。
また、実施例1では、固定手段として三脚を用いた例を示したが、支柱を垂直状態で支持固定可能なものであればよい。
また、実施例1では、固定部4として、上端結束部21と中間結束部22の上下2箇所に備えられた平面視で略く字状支柱受け部41、42と、上下両支柱受け部41、42の中間位置において支柱3を両支柱受け部41、42へ向けて押し付けて挟持固定する固定部材43と、を備えている構成としたが、支柱3を浮かせた状態で支持固定可能であればその構成は任意である。
また、実施例1では、上部結束部2に水準器5を備えたが、上部結束部2に水準器載置用水平基準面を設けておいてもよい。
1 支柱自立固定三脚(固定手段)
1a 支持脚
1b 支持脚
1c 支持脚
11a 横バー
11b 横バー
11c 横バー
12 縦バー
2 上部結束部
21 上端結束部
22 中間結束部
3 支柱
4 固定部
41 略く字状支柱受け部
42 略く字状支柱受け部
43 固定部材
43a フック状係合部
43b 締結ボルト
43c 締結ナット
5 水準器
6 縦孔
6a 底部
7 鉄筋
71 縦筋
72 フープ筋
8 横筋
9 コンクリート

Claims (6)

  1. 支柱設置位置に、ロータリーパーカッションドリルで支柱より大径の孔を削孔する第1工程と、
    前記支柱と前記孔の内周面との間の管状隙間に複数本の縦筋と複数本の縦筋に固定されたフープ筋とで構成される鉄筋を収容し、前記縦筋の下端部を孔の底部に打ち込む第2工程と、
    前記支柱の下端部に該支柱を水平方向に貫通する横筋を固定した状態で、該支柱を前記鉄筋の内側に差し込み、支柱を自立状態で支持固定可能な固定手段で孔の底部から支柱を浮かした状態でセットする第3工程と、
    前記孔内にコンクリートを流し込んで固めることにより支柱を設置する第4工程と、
    前記支柱から前記固定手段を取り外す第5工程と、
    からなることを特徴とするキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法。
  2. 請求項1記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法において、
    前記支柱は、断面略コ字状又はH字状等の管状ではない鋼材であることを特徴とするキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法。
  3. 請求項1又は2の記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法において、
    前記固定手段は、下部を開いた3本の支持脚の上部結束部に、支柱を空中に浮かせた垂直起立状態で自立支持固定可能な固定部を備えることを特徴とするキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法。
  4. 請求項3記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法において、
    前記固定部は、上部結束部の上下2箇所に備えられた平面視で略く字状支柱受け部と、前記上下両支柱受け部の中間位置において支柱を上下両支柱受け部へ向けて押し付けて挟持固定する固定部材と、を備えることを特徴とするキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法。
  5. 請求項3又は4に記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法において、
    前記固定部における上部結束部には、水準器を備えることを特徴とするキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載のキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法において、
    前記固定手段における3本の支持脚の内の1本に前記上部結束部が固定され、残りの2本が上部結束部を中心として回動自在に連結されることにより3本の支持脚の側面が互いに重なる状態に折り畳み可能に構成されていることを特徴とするキャストイン・パーカッション方式によるソーラーパネル架台用支柱の設置方法。
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