JP2015159160A - 配線基板及び接続構造 - Google Patents

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秀明 長岡
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Abstract

【課題】電子部品の反りに起因する接続不良を回避できる配線基板及び接続構造を提供する。【解決手段】配線基板20は、厚板部21aと、厚板部21aに支持され、厚板部21aよりも薄く且つ可撓性を有する薄板部21bと備え、薄板部21bには柱状の電極22が配置されている。配線基板20の一方の面側には第1の電子部品が配置され、他方の面側には第2の電子部品17が配置され、第1の電子部品15と第2の電子部品17とは電極22を介して電気的に接続されている。【選択図】図5

Description

本発明は、配線基板及び接続構造に関する。
近年、半導体チップのより一層の小型化及び高密度化が促進されており、それに伴って半導体チップには多数の電極が微小なピッチで設けられるようになった。一方、半導体チップを実装する配線基板には、製造上の制約から、半導体チップの電極と同じピッチで電極を製造することは困難である。
そのため、半導体チップをパッケージ基板に搭載し、パッケージ基板と配線基板とをはんだ付けする実装方法が採用されることが多い。パッケージ基板の一方の面には半導体チップの電極と同じピッチで電極が形成され、他方の面には配線基板の電極と同じピッチで電極が形成されている。そして、一方の面の電極と他方の面の電極とは、パッケージ基板内に設けられたビア及び内部配線により電気的に接続されている。
以下、半導体チップが搭載されたパッケージ基板を、半導体パッケージと呼ぶ。
特開2005−235997号公報 特開2004−47552公報 WO2009/031588号
電子部品の反りに起因する接続不良を回避できる配線基板及び接続構造を提供することを目的とする。
開示の技術の一観点によれば、厚板部と、前記厚板部に支持され、前記厚板部よりも薄く且つ可撓性を有する薄板部と、前記薄板部に支持された柱状の電極とを有する配線基板が提供される。
開示の技術の他の一観点によれば、厚板部と、前記厚板部に支持され、前記厚板部よりも薄く且つ可撓性を有する薄板部と、前記薄板部に支持された柱状の電極とを有する配線基板と、前記配線基板の一方の面側に配置された第1の電子部品と、前記配線基板の他方の面側に配置され、前記電極を介して前記第1の電子部品と電気的に接続された第2の電子部品とを有する接続構造が提供される。
上記一観点に係る配線基板及び配線構造によれば、電子部品の反りに起因する接続不良を回避できる。
図1は、半導体パッケージと配線基板との接続構造の一例を示す模式断面図である。 図2は、図1に示す接続構造の問題点を示す模式断面図である。 図3は、第1の実施形態に係る配線基板を示す模式断面図である。 図4は、第1の実施形態に係る配線基板の斜視図である。 図5は、第1の実施形態に係る配線基板に半導体パッケージ及びDC−DCコンバータを実装した状態(接続構造)を示す模式断面図である。 図6は、半導体パッケージに反りが発生したときの配線基板及びDC−DCコンバータの状態を示す模式断面図である。 図7は、第1の実施形態に係る配線基板の製造方法を示す模式断面図(その1)である。 図8は、第1の実施形態に係る配線基板の製造方法を示す模式断面図(その2)である。 図9は、第2の実施形態に係る配線基板を示す模式断面図である。 図10は、第2の実施形態に係る配線基板に半導体パッケージ及びDC−DCコンバータを実装した状態(実装構造)を示す模式断面図である。 図11は、半導体パッケージに反りが発生したときの配線基板及びDC−DCコンバータの状態を示す模式断面図である。 図12は、第2の実施形態に係る配線基板の製造方法を示す模式断面図(その1)である。 図13は、第2の実施形態に係る配線基板の製造方法を示す模式断面図(その2)である。 図14は、第2の実施形態に係る配線基板の製造方法を示す模式断面図(その3)である。 図15は、貫通穴及び支持部を形成後の材料基板の斜視図である。
以下、実施形態について説明する前に、実施形態の理解を容易にするための予備的事項について説明する。
図1は、半導体パッケージと配線基板との接続構造の一例を示す模式断面図である。この図1に例示した接続構造では、配線基板11の上側の面に半導体パッケージ15が接続されており、配線基板11の下側の面にDC(直流)−DC(直流)コンバータ17が接続されている。
半導体パッケージ15は、パッケージ基板13と、はんだバンプ16aを介してパッケージ基板13にフリップチップ接続された半導体チップ14とを有する。パッケージ基板13と配線基板11との間は、BGA(Ball grid array)バンプ16bにより接続されている。また、配線基板11とDC−DCコンバータ17との間は、BGAバンプ17aにより接続されている。
配線基板11には、半導体パッケージ15及びDC−DCコンバータ17の外にも多数の電子部品(図示せず)が搭載されている。配線基板11には、それらの電子部品間を電気的に接続する配線及びビアが設けられている。図1中の一点鎖線は、配線基板11内に設けられて半導体パッケージ15とDC−DCコンバータ17との間を電気的に接続する内部配線及びビアを模式的に示している。
近年、半導体チップ14の小型化及び多ピン化に伴って、配線基板11の配線幅が縮小される傾向がある。しかし、配線基板11の配線幅を過度に縮小すると直流抵抗が増大して、半導体チップ14に十分な電力を供給できなくなる。そのため、図1に示す例では、配線基板11の上面側から下面側に貫通して設けられた柱状の銅電極12を介してDC−DCコンバータ17と半導体パッケージ15とを接続し、半導体パッケージ15に十分な電力を供給できるようにしている
ところで、半導体パッケージ15を配線基板11に実装する際には、バンプ16bが溶融する温度まで半導体パッケージ15が加熱される。その後、半導体パッケージ15を室温まで冷却する際に、半導体チップ14とパッケージ基板13との熱膨張係数の違いにより、図2に示すようにパッケージ基板13に上に凸となる反りが発生する。この反りにより、図2中に破線で囲んだ部分に示すように、パッケージ基板11の中央部に引張り力が発生し、配線基板11とパッケージ基板13との間の接続が破損して接続不良となることがある。
以下の実施形態では、半導体パッケージの反りに起因する接続不良を回避できる配線基板及び接続構造について説明する。
(第1の実施形態)
図3は第1の実施形態に係る配線基板を示す模式断面図、図4は同じくその配線基板の斜視図である。
本実施形態に係る配線基板20は、厚板部21aと、厚板部21aの一部を両面から研削して形成された薄板部21bとを有する。
厚板部21aの厚さは例えば3mmであり、その上側の面及び下側の面には各種電子部品を搭載するための電極(図示せず)やパターン配線(図示せず)が設けられている。また、厚板部21aの内部には、電極間を電気的に接続するビア及び内部配線が設けられている。図3中の一点鎖線は、配線基板20に設けられたビア及び内部配線を模式的に示している。
薄板部21bの厚さは例えば1mm又はそれ以下であり、可撓性を有する。薄板部21bの中央には、配線基板20の上側の面から下側の面に貫通する柱状の複数の銅電極22が設けられている。本実施形態では、銅電極22の腐食を防止するため、及び銅電極22同士の接触による短絡を防止するために、銅電極22の側面を絶縁膜23で覆っている。但し、銅電極22の側面の絶縁膜23は必要に応じて形成すればよく、必須ではない。
薄板部21bの大きさは、実装する半導体パッケージの大きさに応じて設定すればよい。本実施形態では、薄板部21bの大きさは25mm×25mmであるとする。
図5は、本実施形態に係る配線基板20に半導体パッケージ15及びDC−DCコンバータ17を実装した状態(接続構造)を示す模式断面図である。この図5に示す例では、配線基板20の上側の面にBGAバンプ16bを介して半導体パッケージ15を実装し、下側の面にBGAバンプ17aを介してDC−DCコンバータ17を実装している。半導体パッケージ15及びDC−DCコンバータ17は電子部品の一例である。
半導体パッケージ15の電極のうち比較的微小な電流が流れる電極は、パッケージ基板13の下側周縁部に配置されており、バンプ16bを介して厚板部21aの上側の面に形成された電極に接続されている。また、半導体パッケージ15の電極のうち比較的大きな電流が流れる電極は、パッケージ基板13の下側中央部に配置されており、バンプ16bを介して銅電極22に接続されている。
これと同様に、DC−DCコンバータ17も、比較的微小な電流が流れる電極は、バンプ17aを介して厚板部21aの下側の面に形成された電極に接続されている。また、DC−DCコンバータ17の電極のうち比較的大きな電流が流れる電極は、バンプ17aを介して銅電極22に接続されている。
半導体パッケージ15を配線基板20に実装する際には、半導体パッケージ15に設けられたBGAバンプ16bが溶融する温度まで加熱される。その後、温度の降下に伴って、図6のように半導体パッケージ15(パッケージ基板13)には、上に凸となる反りが発生する。この反りにより、半導体パッケージ15には銅電極22を上方に引張る引張り力が発生する。
本実施形態に係る配線基板20では、半導体パッケージ15に引張り力が発生すると、図6のように薄板部21bが引張り力に応じて湾曲する。また、銅電極22が半導体パッケージ15側に引張られるのに伴って、DC−DCコンバータ17も湾曲する。
これにより、半導体パッケージ15に発生した引張り力は、半導体パッケージ15と銅電極22との接続部と、銅電極22とDC−DCコンバータ17との接続とに分散される。その結果、半導体パッケージ15と配線基板20との接続不良が回避される。
図7〜図8は、本実施形態に係る配線基板20の製造方法を示す模式断面図である。
まず、図7(a)に示すように、材料となる基板(以下、材料基板という)30を用意し、ドリル加工により銅電極22を形成する位置に貫通穴31を形成する。貫通穴31の直径は、例えば5mmとする。
本実施形態では、材料基板30として、厚さが3mmのガラスエポキシ基板(FR−4)を使用する。材料基板30の上側の面及び下側の面には、予め所望の電極及びパターン配線(いずれも図示せず)を形成しておく。
次に、図7(b)に示すように、貫通穴31内に銅ペースト(導電材料)を充填した後、銅ペーストを硬化させて、銅電極22とする。
次に、材料基板30の一方の面(図7(b)では上側の面)に感光性レジストを塗布して、感光性レジスト膜を形成する。その後、露光マスクを介して感光性レジスト膜の所定の部分を露光した後、現像処理を実施して、図7(c)に示すように、厚板部21aとなる部分と銅電極22とを覆うマスク層32を形成する。
この場合、銅電極22の上を覆うマスク層32の直径は、銅電極22の直径よりも若干大きくする。
次に、図8(a)に示すように、例えばドライエッチングにより、マスク層32に覆われていない部分の材料基板30の表面を約1mmの深さに研削する。
本実施形態では、上述したように、銅電極22の上を覆うマスク層32の直径を銅電極22の直径よりも若干大きくしているので、エッチング後に銅電極22の側部に材料基板30を構成するガラス繊維及び絶縁樹脂が残存し、銅電極22の側部を覆う絶縁膜23となる。なお、図8(a)中の符号33aで示す部分は、研削により材料基板30の一方の面側に形成された凹部である。
次に、剥離液を使用して、図8(b)に示すようにマスク層32を除去する。その後、材料基板30の他方の面(図8(b)では下側の面)に、厚板部21aになる部分と銅電極22とを覆うマスク層(図示せず)を形成する。
次いで、例えばドライエッチングにより、図8(c)に示すように、材料基板30の他方の面を約1mmの深さに研削する。図8(c)中の符号33bで示す部分は、研削により材料基板30の他方の面側に形成された凹部である。
このようにして、厚板部21a、薄板部21b及び柱状の銅電極22を有する本実施形態に係る配線基板20が完成する。
本実施形態によれば、図3に示す構造の配線基板20を容易に製造できる。また、エッチング時に銅電極22の上に銅電極22よりも若干大きな直径のマスク層32を形成しているので、銅電極22の側部が絶縁膜23で覆われる。これにより、銅電極22の腐食を防止できるとともに、銅電極22同士の接触による短絡を防止できる。
(第2の実施形態)
図9は、第2の実施形態に係る配線基板を示す模式断面図である。
本実施形態に係る配線基板40は、厚板部41aと、厚板部41aに設けられた貫通穴45内に配置された薄板部41bとを有する。
厚板部41aの厚さは例えば3mmであり、その上側の面及び下側の面には各種電子部品を搭載するための電極(図示せず)やパターン配線(図示せず)が設けられている。また、厚板部41aの内部には、電極間を電気的に接続するビア及び内部配線(いずれも図示せず)が設けられている。
貫通穴45の壁面中央には、貫通穴45の中心に向けて突出する支持部46が設けられている。薄板部41bの縁部は、支持部46の下側の面に接合されている。
薄板部41bは例えばポリイミド等の樹脂フィルムにより形成されており、可撓性を有する。また、薄板部41bには、配線基板40の上側の面から下側の面に貫通する柱状の銅電極42が設けられている。この銅電極42の側面は、絶縁膜43に覆われている。
図10は、本実施形態に係る配線基板40に半導体パッケージ15及びDC−DCコンバータ17を実装した状態(実装構造)を示す模式断面図である。この図10に示す例では、配線基板40の上側の面にBGAバンプ16bを介して半導体パッケージ15を実装し、下側の面にBGAバンプ17aを介してDC−DCコンバータ17を実装している。
半導体パッケージ15の電極のうち比較的微小な電流が流れる電極は、パッケージ基板13の下側周縁部に配置されており、バンプ16bを介して厚板部21aの上側の面に形成された電極に接続されている。また、半導体パッケージ15の電極のうち比較的大きな電流が流れる電極は、パッケージ基板13の下側中央部に配置されており、バンプ16bを介して銅電極42に接続されている。
これと同様に、DC−DCコンバータ17も、比較的微小な電流が流れる電極はバンプ17aを介して厚板部21aの下側の面に形成された電極に接続されており、比較的大きな電流が流れる電極はバンプ17aを介して銅電極42に接続されている。
半導体パッケージ15を配線基板40に実装する際には、半導体パッケージ15に設けられたBGAバンプ16bが溶融する温度まで加熱される。その後、温度の降下に伴って、図11のように半導体パッケージ15(パッケージ基板13)には、上に凸となる反りが発生する。この反りにより、半導体パッケージ15には銅電極42を上方に引張る引張り力が発生する。
本実施形態に係る配線基板40では、半導体パッケージ15に引張り力が発生すると、図11のように薄板部41bが引張り力に応じて湾曲する。また、銅電極42が半導体パッケージ15側に引張られるのに伴って、DC−DCコンバータ17も湾曲する。
これにより、半導体パッケージ15に発生した引張り力は、半導体パッケージ15と銅電極42との接続部と、銅電極42とDC−DCコンバータ17との接続部とに分散される。その結果、半導体パッケージ15と配線基板40との接続不良が回避される。
図12〜図14は、本実施形態に係る配線基板の製造方法を示す模式断面図である。
まず、図12(a)に示すように、材料基板50を用意し、ドリル等により材料基板50の所定の位置に貫通穴51を形成する。本実施形態では、材料基板50として厚さが3mmのガラスエポキシ基板(FR−4)を使用する。また、貫通穴51の直径は20mm程度とする。
次に、材料基板50の一方の面(図12(a)では上側の面)に感光性レジストを塗布して感光性レジスト膜を形成する。その後、露光マスクを介して感光性レジスト膜の所定部分を露光した後、現像処理を実施して、図12(b)に示すように、厚板部41aとなる部分を覆うマスク層52を形成する。
次に、図12(c)に示すように、例えばドライエッチングにより、材料基板50の一方の面を、約1mmの深さに研削する。その後、剥離液を使用してマスク層52を除去する。
次に、図13(a)に示すように、材料基板30の他方の面(図13(a)では下側の面)に、厚板部41aとなる部分を覆うマスク層53を形成する。マスク層53も、感光性レジストにより形成する。
次いで、例えばドライエッチングにより、材料基板50の他方の面を約1mmの深さに研削する。その後、剥離液を使用してマスク層53を除去する。
このようにして、図13(b)に示すように、貫通穴51の壁面から貫通穴51の中心に向けて突出する支持部46が形成される。図15に、貫通穴51及び支持部46を形成した材料基板50の斜視図を示す。
一方、図14(a)に示すように、銅電極42と、銅電極42に対応する大きさの穴が設けられた薄板部41bと、金型55と、金属プレート56とを用意する。
銅電極42は円柱状であり、直径は5mm、長さは3mmである。銅電極42の側部には予め酸化防止膜として機能する絶縁膜、例えば窒化ケイ素(SiN)膜、炭化ケイ素(SiC)膜又は窒化炭化ケイ素(SiCN)膜を形成しておく。
また、薄板部41bとして、本実施形態では厚さが0.5mmのポリイミドフィルムを使用する。薄板部41bはある程度以上の可撓性を有するものであればよく、ポリイミドフィルムに限定されない。
金型55には、予め銅電極42に対応する大きさの貫通穴を形成しておく。
次に、図14(b)に示すように、金属プレート56の上に金型55を配置し、金型55の穴に銅電極42をはめ込む。そして、薄板部41bの穴に銅電極42を通し、薄板部41bを金型55の上に配置する。その後、接着剤等により、銅電極42を薄板部41bに固定する。
次いで、図14(c)に示すように、銅電極42を金型55から取り外し、図13(c)に示すように、薄板部41の縁部を材料基板50の支持部46に接合する。これにより、図8に示す本実施形態に係る配線基板40が完成する。
上述の製造方法によれば、図8に示す配線基板40を容易に製造することができる。
以上の諸実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)厚板部と、
前記厚板部に支持され、前記厚板部よりも薄く且つ可撓性を有する薄板部と、
前記薄板部に支持された柱状の電極と
を有することを特徴とする配線基板。
(付記2)前記薄板部が、前記厚板部と一体的に形成されていることを特徴とする付記1に記載の配線基板。
(付記3)前記薄板部が、前記厚板部とは異なる樹脂により形成されていることを特徴とする付記1に記載の配線基板。
(付記4)前記電極の側面が絶縁膜に覆われていることを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載の配線基板。
(付記5)厚板部と、前記厚板部に支持され、前記厚板部よりも薄く且つ可撓性を有する薄板部と、前記薄板部に支持された柱状の電極とを有する配線基板と、
前記配線基板の一方の面側に配置された第1の電子部品と、
前記配線基板の他方の面側に配置され、前記電極を介して前記第1の電子部品と電気的に接続された第2の電子部品と
を有することを特徴とする接続構造。
(付記6)前記第1の電子部品は、前記厚板部に接続されるバンプと、前記電極に接続されるバンプとを有し、前記厚板部に接続されるバンプには前記電極に接続されるバンプよりも多くの電流が流れることを特徴とする付記5に記載の接続構造。
(付記7)前記第1の電子部品はパッケージ基板に半導体チップが搭載されてなる半導体パッケージであり、前記第2の電子部品はDC−DCコンバータであることを特徴とする付記5に記載の接続構造。
(付記8)前記第2の電子部品は、前記第1の電子部品の湾曲に応じて湾曲することを特徴とする付記5乃至7のいずれか1項に記載の接続構造。
(付記9)前記薄板部が、前記厚板部と一体的に形成されていることを特徴とする付記5乃至8のいずれか1項に記載の接続構造。
(付記10)前記薄板部が、前記厚板部とは異なる樹脂により形成されていることを特徴とする付記5乃至8のいずれか1項に記載の接続構造。
(付記11)前記電極の側面が絶縁膜に覆われていることを特徴とする付記5至10のいずれか1項に記載の接続構造。
11…配線基板、12…銅電極、13…パッケージ基板、14…半導体チップ、 15…半導体パッケージ、17…DC−DCコンバータ、20,40…配線基板、21a,41a…厚板部、21b,41b…薄板部、22,42…銅電極、23,43…絶縁膜、30,50…材料基板、32,52,53…マスク層、46…支持部、55…金型、56…金属プレート。

Claims (6)

  1. 厚板部と、
    前記厚板部に支持され、前記厚板部よりも薄く且つ可撓性を有する薄板部と、
    前記薄板部に支持された柱状の電極と
    を有することを特徴とする配線基板。
  2. 前記薄板部が、前記厚板部と一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  3. 前記薄板部が、前記厚板部とは異なる樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  4. 前記電極の側面が絶縁膜に覆われていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の配線基板。
  5. 厚板部と、前記厚板部に支持され、前記厚板部よりも薄く且つ可撓性を有する薄板部と、前記薄板部に支持された柱状の電極とを有する配線基板と、
    前記配線基板の一方の面側に配置された第1の電子部品と、
    前記配線基板の他方の面側に配置され、前記電極を介して前記第1の電子部品と電気的に接続された第2の電子部品と
    を有することを特徴とする接続構造。
  6. 前記第1の電子部品はパッケージ基板に半導体チップが搭載されてなる半導体パッケージであり、前記第2の電子部品はDC−DCコンバータであることを特徴とする請求項5に記載の接続構造。
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