JP2015158106A - 橋梁の固定具取付構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、橋梁におけるコンクリート構造物に固定具を取り付けるための橋梁の固定具取付構造を対象とする。固定具は、少なくとも2つの接着板31を備える。コンクリート構造物の2つの被着面に、かぶり厚さよりも浅い接着剤充填凹部25が形成される。2つの接着板31が、2つの被着面に対応して配置された状態で、接着板31および被着面間と、接着剤充填凹部25内とに接着剤5が充填されることによって、固定具がコンクリート構造物に固定されている。
【選択図】図2
Description
前記固定具は、前記コンクリート構造物における向きが異なる少なくとも2つの被着面にそれぞれ対応して、少なくとも2つの接着板を備え、
前記コンクリート構造物の2つの被着面に、かぶり厚さよりも浅い接着剤充填凹部が部分的に形成される一方、
前記2つの接着板が、前記2つの被着面に対応して配置された状態で、前記接着板および前記被着面間と、前記接着剤充填凹部内とに接着剤がそれぞれ充填されることによって、前記固定具が前記コンクリート構造物に固定されていることを特徴とする橋梁の固定具取付構造。
前記固定具は、対向配置された前記2つの接着板によって構成される両側接着板と、その両側接着板の下部間を連結する下部連結板とを備え、
前記固定具の両側板および下部連結板が、前記橋桁の両側面および下面にそれぞれ対向するように、前記固定具が前記橋桁の下部に外嵌された状態に配置されている前項1〜5のいずれか1項に記載の橋梁の固定具取付構造。
前記上部構造物および前記下部構造物の少なくともいずれか一方がコンクリート構造物によって構成され、
前記第1および第2ブラケットのうち、前記コンクリート構造物に対応する、少なくともいずれか一方のブラケットは、前記コンクリート構造物における向きが異なる少なくとも2つの被着面にそれぞれ対応して、少なくとも2つの接着板を備え、
前記コンクリート構造物の2つの被着面に、かぶり厚さよりも浅い接着剤充填凹部が形成される一方、
前記2つの接着板が、前記2つの被着面に対応して配置された状態で、前記接着板および前記被着面間と、前記接着剤充填凹部の内部とに接着剤がそれぞれ充填されることによって、前記一方のブラケットが前記コンクリート構造物に固定されていることを特徴とする落橋防止構造。
図1はこの発明の第1実施形態である橋梁の橋桁支持部の下面側を模式化して示す斜視図である。同図に示すように、この橋梁は、コンクリート製の橋脚1aに、コンクリート製の橋桁(コンクリート主桁)2が支持されている。そして橋脚1aおよび橋桁2には、それぞれブラケット3,4が固定されるとともに、両ブラケット3,4がチェーン、ケーブル、ロープ、バー等の連結部材10によって連結されている。本実施形態では、ブラケット3,4および連結部材10によって、耐震補強の一つとしての落橋防止装置(横変位拘束装置、支承拘束装置を含む)が構成されている。
図12および図13はこの発明の第2実施形態である橋梁の橋桁支持部を示す図である。両図に示すように、この第2実施形態の構造においては、下部構造物としての橋脚1aに対するブラケット4aの取付構造が、上記第1実施形態の構造と相違している。
図14および図15はこの発明の第3実施形態である橋梁の固定具取付構造を示す図である。両図に示すように、この第3実施形態は、本発明を、支承拘束構造または横変位拘束構造に適用した場合を例に挙げたものである。すなわちこの第3実施形態においては、下部構造物である橋台1bにブラケット4bを固定し、このブラケット4bに、既設の沓(支承)55に加えて、橋桁2の水平方向の支持が可能な新たな沓56を追加できるようにしたものである。
1b:橋台(コンクリート構造物)
10:連結部材
15:接着剤充填孔
2:橋桁(コンクリート構造物)
22:かぶり
25:接着剤充填孔(接着剤充填凹部)
26:接着剤充填凹部
3:ブラケット(固定具)
31:両側接着板
36:接着板側凹部
4a:ブラケット(固定具)
4b:ブラケット(固定具)
41,42:接着板
5:接着剤
D:接着剤充填孔の深さ
T:かぶり厚さ
Claims (9)
- 橋梁におけるコンクリート構造物に固定具を取り付けるための橋梁の固定具取付構造であって、
前記固定具は、前記コンクリート構造物における向きが異なる少なくとも2つの被着面にそれぞれ対応して、少なくとも2つの接着板を備え、
前記コンクリート構造物の2つの被着面に、かぶり厚さよりも浅い接着剤充填凹部が部分的に形成される一方、
前記2つの接着板が、前記2つの被着面に対応して配置された状態で、前記接着板および前記被着面間と、前記接着剤充填凹部内とに接着剤がそれぞれ充填されることによって、前記固定具が前記コンクリート構造物に固定されていることを特徴とする橋梁の固定具取付構造。 - 前記接着剤として、エポキシ樹脂またはアクリル樹脂系接着剤が用いられている請求項1に記載の橋梁の固定具取付構造。
- 前記接着剤充填凹部の深さが3mm以上に調整されている請求項1または2に記載の橋梁の固定具取付構造。
- 前記接着剤充填凹部の深さが、かぶり厚さよりも5mm以上浅くなるように調整されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の橋梁の固定具取付構造。
- 前記接着板の内側面に、接着板側凹部が形成されるとともに、その接着板側凹部内に前記接着剤が充填されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の橋梁の固定具取付構造。
- 橋桁によって前記コンクリート構造物が構成されるとともに、その橋桁の両側面によって前記二つの被着面が構成され、
前記固定具は、対向配置された前記2つの接着板によって構成される両側接着板と、その両側接着板の下部間を連結する下部連結板とを備え、
前記固定具の両側板および下部連結板が、前記橋桁の両側面および下面にそれぞれ対向するように、前記固定具が前記橋桁の下部に外嵌された状態に配置されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の橋梁の固定具取付構造。 - 前記橋桁の下面と、前記固定具の下部連結板との間に接着剤が充填されている請求項6に記載の橋梁の固定具取付構造。
- 橋梁における上部構造物に第1ブラケットが取り付けられるとともに、下部構造物に第2ブラケットが取り付けられて、前記第1および前記第2ブラケット間が連結部材によって連結された落橋防止構造において、
前記上部構造物および前記下部構造物の少なくともいずれか一方がコンクリート構造物によって構成され、
前記第1および第2ブラケットのうち、前記コンクリート構造物に対応する、少なくともいずれか一方のブラケットは、前記コンクリート構造物における向きが異なる少なくとも2つの被着面にそれぞれ対応して、少なくとも2つの接着板を備え、
前記コンクリート構造物の2つの被着面に、かぶり厚さよりも浅い接着剤充填凹部が形成される一方、
前記2つの接着板が、前記2つの被着面に対応して配置された状態で、前記接着板および前記被着面間と、前記接着剤充填凹部の内部とに接着剤がそれぞれ充填されることによって、前記一方のブラケットが前記コンクリート構造物に固定されていることを特徴とする落橋防止構造。 - 前記上部構造物がコンクリート構造物としての橋桁によって構成されている請求項8に記載の落橋防止構造。
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