JP2015157634A - 結束装置におけるテープ巻戻り防止機構 - Google Patents

結束装置におけるテープ巻戻り防止機構 Download PDF

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Abstract

【課題】テープ保持機構のテープの押え代を確保することで、操作性を向上させ、且つ結束テープの切断性を向上させることが可能な結束装置におけるテープ巻戻り防止機構を提供する。
【解決手段】結束テープ7の合せ部を圧着するタイミングで、操作板23に形成されたリブ47によって第2案内板22を押圧する。これにより、第1案内板と第2案内板22との隙間が狭められ、結束テープ7の粘着面が第2案内板22に貼着されるので、結束テープ7の端部7Aを、テープ保持機構のテープ押え板で確実に保持することが可能であり、結束装置1の操作性を向上させることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、結束装置に関するもので、特に、一対のレバーを握り締めて一対のアームを支点の回りに回動させることにより、一対のアーム間に誘引された被結束物が一対のアーム間に張られた結束テープによって結束される結束装置に関し、特に、その結束テープの巻戻りを防止する機構に関する。
結束装置は、例えば、ブドウの蔓と棚とを結束させるときに使用される。このような結束装置として、プライヤ型結束装置が周知である。例えば、特許文献1に記載された結束装置では、一対のレバーを握り締めて結束テープの端部をテープ押え板で保持した後、一対のレバーを全開まで戻すことで結束テープがリールテープから引き出され、結束テープを一対のアーム間に張ることができる。この状態で、一対のアーム間に張られた結束テープ間に被結束物を誘引し、再度、一対のレバーを握り締めることにより、一対のアームが完全に閉じられるタイミングで、結束テープの合せ部がステープルによって綴じられるとともに、合せ部近傍の結束テープがカッター刃によって切断される。
ところで、プライヤ型結束装置では、一対のアーム間に結束テープを張る段階で、握り締められた一対のアームが僅かに戻されると、これに連動してテープ保持機構のテープ押え板が前進し、リールテープから引き出された結束テープの端部がテープ受け板とテープ押え板との間で保持される。ここで、結束テープの端部をテープ受け板とテープ押え板との間で保持するには、結束テープの端部がテープ受け板とテープ押え板との間に位置していることが必須である。そして、この段階における結束テープの押え代、換言すると、テープ繰出し機構の一対の案内板間から突出している結束テープの長さは、案内板と切刃との距離に依存する。
しかしながら、従来の結束装置は、テープ繰出し機構内にある結束テープの戻りを防止する手段を備えていない。したがって、結束テープが切断された直後から結束テープがテープ受け板とテープ押え板との間で保持されるまでの間に、例えば、結束装置が左右に振られてテープリールが巻取り方向へ回転してしまうと、結束テープがテープリールによって巻き取られ、テープ押え板が必要とする結束テープの押え代を確保することができない。この場合、作業者は、結束作業を中断して結束テープをリールテープから引き出す必要があり、操作性ならびに作業効率が著しく低下してしまう。また、結束テープを切刃で切断する際には、結束テープに比較的強いテンションがかかるため、結束テープを強固に保持する必要がある。結束テープの保持力が不足した状態で結束テープに切刃を押し当てた場合、結束テープがリールテープから繰り出されるだけで、結束テープが切断されないことがある。
特開2007−117055号公報
そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、テープ保持機構のテープ押え代を確実に確保することで操作性を向上させ、且つ結束テープの切断性を向上させることが可能な結束装置におけるテープ巻戻り防止機構を提供することを課題としてなされたものである。
上記課題を解決するために、本発明の結束装置は、テープ巻戻り防止機構を有し、具体的には、一対のレバーを握り締めることにより支点の回りに回動される一対のアームと、結束テープを引き出し可能に支持するテープ支持機構と、一方のアームに設けられて前記テープ支持機構から引き出された前記結束テープが繰り出されるテープ繰出し機構と、他方のアームに設けられて前記テープ繰出し機構から繰り出された前記結束テープの端部を保持するテープ保持機構と、前記テープ繰出し機構から繰り出された前記結束テープの合せ部を圧着するテープ圧着機構と、を備え、前記一対のアーム間に誘引された被結束物が前記一対のアーム間に張られた前記結束テープによって結束される結束装置において、前記結束テープは、片面が粘着面である粘着テープであって、前記テープ圧着機構は、前記一方のアームに設けられてテープ圧着方向へ移動可能に支持される可動部と、前記他方のアームに設けられて前記可動部と協働する固定部と、を有し、前記テープ繰出し機構は、前記可動部に設けられて前記結束テープの非粘着面を案内する第1案内部と、前記可動部に設けられて前記結束テープの粘着面を案内する第2案内部と、を有し、前記一方のアームに設けられて前記第2案内部の非案内面に対向するように配置される押圧部を有し、前記圧着機構の前記可動部が前記固定部によって押し込まれることにより、前記押圧部が前記第2案内部を押圧して前記第1案内部と前記第2案内部との隙間が狭められるように構成されることを特徴とする。
本発明によれば、テープ保持機構のテープ押え代を確保することで、操作性を向上させ、且つ結束テープの切断性を向上させることが可能な結束装置におけるテープ巻戻り防止機構を提供することができる。
本実施形態に係る結束装置の斜視図である。 本実施形態に係る結束装置の説明図であり、第1アームの先端部の斜視図である。 本実施形態に係る結束装置の説明図であり、上部側板に取り付けられる部品が示される分解斜視図である。 本実施形態に係る結束装置の説明図であり、結束テープの端部がテープ繰出し機構から突出している状態を示す図である。 本実施形態に係る結束装置の説明図であり、リブによって第2案内板が押圧されている状態を示す図である。
本発明の一実施形態を添付した図を参照して説明する。
図1に本実施形態の結束装置1を示す。結束装置1は、一対のレバー2,3を握り締めて一対のアーム4,5を支点6の回りに回動させることにより、一対のアーム4,5間に誘引された被結束物(図示省略)が、一対のアーム4,5間に張られた結束テープ7によって結束される、所謂、プライヤ型結束装置1である。
図1を参照すると、結束装置1は、テープリールに巻回された結束テープ7(以下「リールテープ」という)を引き出し可能に支持するテープ支持機構8を有する。テープ支持機構8は、第1レバー2と第1アーム4との間に形成されてリールテープを収容するテープ収容部9と、テープ収容部9内に設けられてリールテープが装着されるスプール(図示省略)と、スプールにリールテープを装着するときに開口されるテープカバー10と、を有する。
図1を参照すると、結束装置1は、第1アーム4に取り付けられる上部側板11を有する。また、図3を参照すると、上部側板11は、第1アーム4に沿って延びる板金部材であり、第1アーム4の基端側(図3における右側)の端部には、リールテープから引き出された結束テープ7の非粘着面を支持する第1樹脂ローラ12が設けられる。第1樹脂ローラ12は、軸13によって回転可能に支持され、軸13は、両端部が上部側板11によって支持される。なお、軸13の両端部にはワッシャ14が装着され、軸13の上部側板11に対する軸線方向への移動が抑止される。
上部側板11の、第1アーム4の先端側(基端側に対して反対側)の端部には、リールテープから引き出された結束テープ7の幅方向両端部を案内するテープガイド板15が設けられる。テープガイド板15は、合成樹脂からなる部材であり、先端部には、リールテープから引き出されて第1樹脂ローラ12を経由した結束テープ7の非粘着面を支持する第2樹脂ローラ16が設けられる。第2樹脂ローラ16は、軸17によって回転可能に支持され、軸17は、両端部がテープガイド板15によって支持される。なお、軸17の両端部にはワッシャ48(図2参照)が装着され、軸17のテープガイド板15に対する軸線方向への移動が抑止される。なお、テープガイド板15は、2個のねじ18によって上部側板11に固定される。
図1、図2を参照すると、結束装置1は、テープリールから引き出されてテープガイド板15によって案内された結束テープ7を繰出すテープ繰出し機構19を有する。テープ繰出し機構19は、上部側板11に取り付けられた上部機構取付板20に構成される。テープ繰出し機構19は、結束テープ7の非粘着面を案内する第1案内板21(第1案内部)と、第1案内板21によって案内される結束テープ7の粘着面を案内する第2案内板22(第2案内部)と、を有する。本実施形態では、結束テープ7を指で操作して側方へスライドさせることにより、結束テープ7が第1案内板21と第2案内板22との間の開口23からテープ繰出し機構19内へ差し入れることが可能である。
図3を参照すると、上部機構取付板20は、板金部材であり、2個のねじ18と、2個のねじ24によって上部側板11に固定される。2個のねじ18は、テープガイド板15と共締めされる。また、第1案内板21は、板金部材であり、案内面を有する側壁21Aに対向するように配置された側壁21Bが、ねじ28によって後述する可動板25に固定される。さらに、第2案内板22は、合成樹脂からなる部材であり、ねじ29によって第1案内板21に固定される。なお、第1案内板21は、側壁21Bに設けられた一対の孔26に、合成樹脂からなる部材である可動板25の相対する一対の突起27を嵌合させた後、一対の突起27を熱溶融させることで、可動板25に対して位置決め(回り止め)される。
結束装置1は、結束テープ7の合せ部を加圧して圧着させるテープ圧着機構を有する。テープ圧着機構は、第1アーム4(一方のアーム)の先端部に設けられる可動ユニット(可動部)と、第2アーム5(他方のアーム)の先端部に設けられるテープ圧着板30(固定部)と、を有する。可動ユニットは、合成樹脂からなる部材である可動板25と、可動板25にねじ28を利用して固定されるテープ押え板31と、2個のねじ32によって上部機構取付板20に固定されてテープ押え板31をテープ圧着方向(図3における上下方向)へ移動可能に支持する可動板ガイド33と、可動板25を上部側板11(可動板ガイド33)に対してテープ圧着板30へ向けて(図3における下方向へ)付勢する圧縮コイルばね34と、を有する。
このように構成されたテープ圧着機構では、結束テープ7の合せ部の上からテープ押え板31が下降されると、テープ押え板31の先端の凸部がテープ圧着板30の角穴35(図1参照)に突入される。これにより、結束テープ7の合せ部は、テープ押え板31によって強固に保持される。なお、テープ押え板31による結束テープ7の保持力は、圧縮コイルばね34のばね力を選択することで調節することが可能である。
図2、図3を参照すると、結束装置1は、被結束物に巻回された結束テープ7の合せ部(圧着部)近傍を切断する切断機構を有する。切断機構は、先端にギザ刃が形成された切刃36を有する。切刃36は、切刃固定板37と2個のねじ38とによって上部側板11の切刃固定部39に固定される。そして、切断機構は、切刃36がテープ圧着板30に固定されたテープ受け板40と擦れ違うようにして下降されることにより、テープ押え板31によって保持された結束テープ7の合せ部近傍が切刃36によって切断されるように構成される。
図1を参照すると、結束装置1は、リールテープから引き出された結束テープ7の端部7A(図4参照)を保持するテープ保持機構を有する。テープ保持機構は、第1アーム4の先端部に設けられる操作板41(図3参照)と、第2アーム5の先端部に設けられて操作板41と協働するテープ押えモジュール42と、を有する。図3を参照すると、操作板41は、2個のねじ43によって上部機構取付板20の先端部に固定される。
周知のように、テープ押えモジュール42は、結束時に、操作板41の凸部によって可動板44が押し込まれると、これがトリガーとなって、可動板44に連動してテープ押え板45が動作し、テープ押え板45のヘッド先端部がテープ受け板40のスリット46に突入することにより、テープ受け板40とテープ押え板45との間の結束テープ7の端部7Aが保持される。他方、結束テープ7の切断時には、操作板41によって可動板44が押し込まれると、これがトリガーとなって、テープ押え板45のヘッド先端部がテープ受け板40のスリット46から引き抜かれる。
図3、図4を参照すると、本実施形態におけるテープ巻戻り防止機構は、板金部材である操作板41に形成されたリブ47(押圧部)を有する。リブ47は、略直角三角形に形成されて斜辺47Aが第2案内板22の非案内面22Aに対向するように配置される。また、リブ47は、操作板41の端部からの突出高さが図3における下方向へ漸次低くなるように配置される。そして、図5を参照すると、テープ巻戻り防止機構は、結束テープ7の合せ部の圧着時に、圧着機構の可動板25(可動部)がテープ圧着板30(固定部)によって押し込まれることにより、リブ47と可動板25、延いては、リブ47と第2案内板22とが圧着方向(図5における上下方向)へ擦れ違うように相対移動されるように構成される。
そして、リブ47と第2案内板22との相対移動の過程で、リブ47は、斜辺47Aを第2案内板22の非案内面22Aに摺動させながら、第2案内板22を第1案内板21側へ押圧し、これにより、第1案内板21と第2案内板22との隙間、換言すると、開口23(図2参照)が押し潰される。その結果、第1案内板21と第2案内板22との間に位置する結束テープ7の粘着面が第2案内板22の案内面に貼着される。なお、第2案内板22の非案内面22A、換言すると、リブ47によって押圧される部分は、リブ47の斜辺47Aに対応する斜面あるいは曲面によって形成することができる。
次に、本実施形態の作用を説明する。
まず、結束テープ7をリールテープから引き出してテープ繰出し機構19の第1案内板21と第2案内板22との間に通した後、結束装置1の一対のレバー2,3を握り締めて、一対のアーム4,5を支点6の回りに回動(閉動作)させる。ここで、一対のアーム4,5を閉じてから僅かに戻すと、テープ押えモジュール42のテープ押え板45が動作(前進)し、テープ押え板45のヘッド先端部が結束テープ7の上からテープ受け板40のスリット46に突入する。これにより、テープ繰出し機構19から突出している結束テープ7の端部7A(図4参照)がテープ受け板40とテープ押え板45との間で保持される。
次に、一対のレバー2,3を完全に開いた位置まで戻すと、リールテープから引き出された結束テープ7が一対のアーム4,5間に張られる。この状態で、結束装置1を被結束物に向けて移動させるように操作すると、一対のアーム4,5間に張られた結束テープ7が被結束物によって支点6側へ押し込まれ、結束テープ7がリールテープから引き出されるとともに被結束物が一対のアーム4,5間に誘引される。
次に、一対のレバー2,3を握り締めると、テープ圧着機構のテープ押え板31の凸部が結束テープ7の合せ部の上からテープ圧着板30の角穴35に突入し、被結束物に巻回された結束テープ7の合せ部が保持され、並行して、テープ押えモジュール42のテープ押え板45が動作(後退)し、テープ押え板45のヘッド先端部がテープ受け板40のスリット46から引き抜かれる。そして、一対のアーム4,5が完全に閉じられるタイミングで、結束テープ7の合せ部がテープ圧着機構によって圧着され、並行して、テープ圧着機構のテープ押え板31によって保持された結束テープ7が合せ部近傍で切断機構の切刃36によって切断される。
そして、本実施形態におけるテープ巻戻り防止機構では、結束テープ7の合せ部がテープ圧着機構によって圧着される過程で、リブ47(押圧部)によって第2案内板22が押圧されることにより、第1案内板21と第2案内板22との隙間が狭められる。これにより、第1案内板21と第2案内板22との間にある結束テープ7の粘着面が第2案内板22の案内面に貼着され、結束テープ7は、端部7A(テープ押え板45のテープ押え代)がテープ繰出し機構19から突出された状態で、テープ繰出し機構19内で保持される。
したがって、連続して結束作業を行うために一対のレバー2,3を操作して、テープ保持機構によって結束テープ7の端部7Aを保持するとき、結束テープ7の端部7Aは、テープ受け板40のスリット46に対向する位置にある。これにより、テープ押え板45のヘッド先端部をテープ受け板40のスリット46に突入させることにより、テープリールから引き出された結束テープ7の端部7Aを、テープ受け板40とテープ押え板45との間で確実に保持することができる。さらに、テープ巻戻り防止機構によって第1案内板21と第2案内板22との隙間が狭められるので、結束テープ7の切断時には、結束テープ7は、第1案内板21と第2案内板22との間で押し付けられて強固に固定される。
この実施形態では以下の効果を奏する。
本実施形態によれば、結束テープ7の合せ部を圧着するタイミング、換言すると、結束テープ7の合せ部(圧着部)近傍を切断する直前のタイミングで、操作板23に形成されたリブ47(押圧部)によって第2案内板22を押圧することにより、第1案内板21と第2案内板22との隙間が狭められるようにテープ巻戻り防止機構を構成した。
これにより、第1案内板21と第2案内板22との間にある結束テープ7の粘着面が第2案内板22に押し付けられて貼着され、結束テープ7は、端部7A(テープ押え代)がテープ繰出し機構19から突出された状態で、テープ繰出し機構19内で保持される。
したがって、例えば、結束装置1が左右に振られてテープリールに巻取り方向へ回転する力が作用したとしても、結束テープ7がテープリールによって巻き取られることがなく、次のレバー2,3操作で、テープ保持機構によって結束テープ7の端部7Aを保持することが可能であり、結束装置1の操作性を向上させることができる。
さらに、結束テープ7が第1案内板21と第2案内板22との間で押し付けられて固定されることから、切断時に結束テープ7に十分にテンションをかけることが可能であり、切断性をも向上させることができる。
このように、作業者は、ストレスなく結束作業を継続することが可能であり、作業者への負担が軽減されるとともに、作業効率を向上させることができる。
なお、第2案内板22に貼着された結束テープ7の端部7Aは、テープ押え板45のヘッド先端部がテープ受け板40のスリット46に突入されるときの衝撃によって第2案内板22から剥離される。これにより、結束テープ7の繰出しに支障をきたすことはない。
1 結束装置、2 第1レバー、3 第2レバー、4 第1アーム、5 第2アーム、6 支点、7 結束テープ、8 テープ支持機構、19 テープ繰出し機構、21 第1案内板(第1案内部)、22 第2案内板(第2案内部)、23 開口(隙間)、30 テープ圧着板(固定部)、47 リブ(テープ巻戻り防止機構、押圧部)

Claims (2)

  1. 一対のレバーを握り締めることにより支点の回りに回動される一対のアームと、結束テープを引き出し可能に支持するテープ支持機構と、一方のアームに設けられて前記テープ支持機構から引き出された前記結束テープが繰り出されるテープ繰出し機構と、他方のアームに設けられて前記テープ繰出し機構から繰り出された前記結束テープの端部を保持するテープ保持機構と、前記テープ繰出し機構から繰り出された前記結束テープの合せ部を圧着するテープ圧着機構と、を備え、前記一対のアーム間に誘引された被結束物が前記一対のアーム間に張られた前記結束テープによって結束される結束装置において、
    前記結束テープは、片面が粘着面である粘着テープであって、
    前記テープ圧着機構は、
    前記一方のアームに設けられてテープ圧着方向へ移動可能に支持される可動部と、前記他方のアームに設けられて前記可動部と協働する固定部と、を有し、
    前記テープ繰出し機構は、
    前記可動部に設けられて前記結束テープの非粘着面を案内する第1案内部と、前記可動部に設けられて前記結束テープの粘着面を案内する第2案内部と、を有し、
    前記一方のアームに設けられて前記第2案内部の非案内面に対向するように配置される押圧部を有し、前記圧着機構の前記可動部が前記固定部によって押し込まれることにより、前記押圧部が前記第2案内部を押圧して前記第1案内部と前記第2案内部との隙間が狭められるように構成されることを特徴とする結束装置におけるテープ巻戻り防止機構。
  2. 前記テープ保持機構は、前記一方のアームに設けられる操作板と、前記操作板の操作によって動作する可動板と、前記可動板に連動するテープ押え板と、前記テープ押え板の動作を案内する案内板と、を有し、
    前記押圧部は、前記操作板に形成されたリブであることを特徴とする請求項1に記載の結束装置におけるテープ巻戻り防止機構。
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