JP2015155679A - エンジン制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】エンジン制御装置は、クランクシャフトが所定角度回転するごとに出力される検出信号に基づいて、クランク角を示すクランク角値(C)を更新する。被制御装置の制御を実行するクランク角を指示クランク角(deg1、2)として特定するとともに、指示クランク角(deg1、2)に到達するまでの予測時間(t1、2)を、エンジンの駆動状況に応じて算出する。予測時間(t1、2)の経過時における実際のクランク角(deg1x、1y、2x、2y)と、指示クランク角(deg1、2)との差分が所定範囲内となる場合、予測時間(t1、t2)の経過時に被制御装置の制御を実行し、差分が所定範囲外となる場合、クランク角値(C)に基づいて被制御装置の制御を実行する。
【選択図】図3
Description
タイマ割込み処理が発生すると、クランク角値更新部110は、まず、クランク角センサ27から入力される検出信号、すなわち、パルス信号を解析する。
次に、クランク角値更新部110は、上記ステップS101における解析結果から、クランクギヤ25の実歯もしくは欠歯部が検出されたか、つまり、クランクシャフト19が10°回転したかを判断する。そして、クランクギヤ25の実歯もしくは欠歯部が検出された(クランクシャフト19が10°回転した)と判断した場合にはステップS105に処理を移し、クランクギヤ25の実歯もしくは欠歯部は検出されていないと判断した場合にはステップS600に処理を移す。
次に、クランク角値更新部110は、上記ステップS101の解析結果から、クランクシャフト19が基準位置にあるかを判断する。ここでは、実歯や欠歯部の検出履歴、つまり、パルス信号の履歴等から、基準位置であるかを判断する。
次に、クランク角値更新部110は、上記ステップS105の処理により、クランクシャフト19が基準位置にあると判断したかを確認する。そして、クランクシャフト19が基準位置にあると判断した場合にはステップS109に処理を移し、クランクシャフト19は基準位置にないと判断した場合にはステップS111に処理を移す。
上記ステップS107において、クランクシャフト19が基準位置にあると判断した場合、クランク角値更新部110は、各種のクランク角値(クランク角値(C)、噴射指示前クランク角値(C1F)、噴射指示後クランク角値(C1B)、点火指示前クランク角値(C2F)、点火指示後クランク角値(C2B))をリセット(0に更新)する。
上記ステップS107において、クランクシャフト19は基準位置にないと判断した場合、クランク角値更新部110は、クランク角カウンタのクランク角値(C)をインクリメントする。
エンジン制御装置100は、上記ステップS109またはステップS111で更新されたクランク角値(C)が17であるか、つまり、クランクシャフト19のクランク角が、エンジン回転数(rpm)を導出するクランク角であるかを判断する。その結果、クランク角値(C)=17であると判断した場合にはステップS115に処理を移し、クランク角値(C)≠17であると判断した場合にはステップS117に処理を移す。
上記ステップS113において、クランク角値(C)=17であると判断した場合には、エンジン回転数導出部120がエンジン回転数(rpm)を導出して記憶する。
上記ステップS113において、クランク角値(C)≠17であると判断した場合には、エンジン制御装置100は、上記ステップS109またはステップS111で更新されたクランク角値(C)が35であるか、つまり、クランクシャフト19のクランク角が、燃料の噴射量や噴射時期を特定するクランク角であるかを判断する。その結果、クランク角値(C)=35であると判断した場合にはステップS200に処理を移し、クランク角値(C)≠35であると判断した場合にはステップS119に処理を移す。
上記ステップS117において、クランク角値(C)=35であると判断した場合には、噴射量特定部130、噴射指示クランク角特定部140、噴射予測時間算出部150が、燃料の噴射量や噴射時期を特定する燃料噴射特定処理を実行する。この燃料噴射特定処理について、図5を用いて説明する。
噴射量特定部130は、エンジン制御装置100に入力されるエンジンEの駆動状況や車両の運転状況を示す入力情報等から、燃料の噴射量を算出する。
次に、噴射量特定部130は、上記ステップS201で算出した噴射量から、燃料を噴射する時間である噴射期間(a)を算出する。
次に、噴射指示クランク角特定部140は、エンジンEの駆動状況や車両の運転状況を示す入力情報と、噴射指示クランク角(deg1)とが予め対応付けられたマップを参照し、入力情報に対応する噴射指示クランク角(deg1)を特定する。
次に、噴射指示クランク角特定部140は、上記ステップS205で特定した噴射指示クランク角(deg1)の下一桁を切り捨てて噴射指示前クランク角(deg1F)を算出する。そして、算出した噴射指示前クランク角(deg1F)に対応する噴射指示前クランク角値(C1F)を特定するとともに、当該噴射指示前クランク角値(C1F)を記憶部に記憶する。
次に、噴射指示クランク角特定部140は、上記ステップS205で特定した噴射指示クランク角(deg1)の下一桁を切り上げて噴射指示後クランク角(deg1B)を算出する。そして、算出した噴射指示後クランク角(deg1B)に対応する噴射指示後クランク角値(C1B)を特定するとともに、当該噴射指示後クランク角値(C1B)を記憶部に記憶する。
次に、噴射予測時間算出部150は、上記ステップS205で特定した噴射指示クランク角(deg1)、および、上記ステップS115で記憶されたエンジン回転数(rpm)から、噴射予測時間(t1)を算出する。
次に、噴射予測時間算出部150は、上記ステップS211で算出した噴射予測時間(t1)を噴射予測タイマのタイマ値(T1)としてセットする。
図4に戻り、上記ステップS117において、クランク角値(C)≠35であると判断した場合には、エンジン制御装置100は、上記ステップS109またはステップS111で更新されたクランク角値(C)が65であるか、つまり、クランクシャフト19のクランク角が、点火時期を特定するクランク角であるかを判断する。その結果、クランク角値(C)=65であると判断した場合にはステップS300に処理を移し、クランク角値(C)≠65であると判断した場合にはステップS400に処理を移す。
上記ステップS119において、クランク角値(C)=65であると判断した場合には、点火指示クランク角特定部160および点火予測時間算出部170が、点火時期を特定する点火時期特定処理を実行する。この点火時期特定処理について、図6を用いて説明する。
点火指示クランク角特定部160は、エンジンEの駆動状況や車両の運転状況を示す入力情報と、点火指示クランク角(deg2)とが予め対応付けられたマップを参照し、入力情報に対応する点火指示クランク角(deg2)を特定する。
次に、点火指示クランク角特定部160は、上記ステップS301で特定した点火指示クランク角(deg2)の下一桁を切り捨てて点火指示前クランク角(deg2F)を算出する。そして、算出した点火指示前クランク角(deg2F)に対応する点火指示前クランク角値(C2F)を特定するとともに、当該点火指示前クランク角値(C2F)を記憶部に記憶する。
次に、点火指示クランク角特定部160は、上記ステップS301で特定した点火指示クランク角(deg2)の下一桁を切り上げて点火指示後クランク角(deg2B)を算出する。そして、算出した点火指示後クランク角(deg2B)に対応する点火指示後クランク角値(C2B)を特定するとともに、当該点火指示後クランク角値(C2B)を記憶部に記憶する。
次に、点火予測時間算出部170は、上記ステップS301で特定した点火指示クランク角(deg2)、および、上記ステップS115で記憶されたエンジン回転数(rpm)から、点火予測時間(t2)を算出する。
次に、点火予測時間算出部170は、上記ステップS307で算出した点火予測時間(t2)を点火予測タイマのタイマ値(T2)としてセットする。
また、上記ステップS119(図4)において、クランク角値(C)≠65であると判断した場合には、噴射制御実行部190および点火制御実行部200が、クランク角監視処理を実行する。このクランク角監視処理について、図7を用いて説明する。
噴射制御実行部190は、上記ステップS109またはステップS111で更新されたクランク角値(C)が、噴射指示前クランク角値(C1F)であるかを判断する。その結果、C=C1Fであると判断した場合にはステップS403に処理を移し、C≠C1Fであると判断した場合にはステップS405に処理を移す。
上記ステップS401において、C=C1Fであると判断した場合、噴射制御実行部190は、噴射予測タイマT1のタイマ値が0であるか、つまり、噴射予測時間(t1)が経過しているかを判断する。その結果、噴射予測時間(t1)が経過している(T1=0)と判断した場合にはステップS500に処理を移し、噴射予測時間(t1)は経過していない(T1≠0)と判断した場合にはステップS411に処理を移す。
また、上記ステップS401において、C≠C1Fであると判断した場合、噴射制御実行部190は、上記ステップS109またはステップS111で更新されたクランク角値(C)が、噴射指示後クランク角値(C1B)であるかを判断する。その結果、C=C1Bであると判断した場合にはステップS407に処理を移し、C≠C1Bであると判断した場合にはステップS411に処理を移す。
上記ステップS405において、C=C1Bであると判断した場合、噴射制御実行部190は、噴射予測タイマT1のタイマ値が0よりも大きいか、つまり、噴射予測時間(t1)が経過していないかを判断する。その結果、噴射予測時間(t1)が経過していない(T1>0)と判断した場合にはステップS409に処理を移し、噴射予測時間(t1)が経過している(T1=0)と判断した場合にはステップS411に処理を移す。
上記ステップS407において、T1>0であると判断した場合、噴射制御実行部190は、噴射予測タイマT1のタイマ値をリセットする。
クランク角値(C)が噴射指示前クランク角値(C1F)となったとき(S401のYES)に、噴射予測時間(t1)が既に経過している場合(S403のYES)、または、クランク角値(C)が噴射指示後クランク角値(C1B)となったとき(S405のYES)に、噴射予測時間(t1)が未だ経過していない場合(S407のYES)には、噴射制御実行部190は、燃料噴射装置21から燃料噴射を開始させる燃料噴射開始処理を実行する。この燃料噴射開始処理について、図8を用いて説明する。
噴射制御実行部190は、燃料噴射装置21を制御して燃料の噴射を開始する。
噴射制御実行部190は、上記ステップS203で算出した噴射期間(a)を、噴射期間タイマのタイマ値(Ta)としてセットする。
図7に戻り、上記ステップS401〜ステップS500の処理に続いて、点火制御実行部200は、上記ステップS109またはステップS111で更新されたクランク角値(C)が、点火指示前クランク角値(C2F)であるかを判断する。その結果、C=C2Fであると判断した場合にはステップS413に処理を移し、C≠C2Fであると判断した場合にはステップS415に処理を移す。
上記ステップS411において、C=C2Fであると判断した場合、点火制御実行部200は、点火予測タイマT2のタイマ値が0であるか、つまり、点火予測時間(t2)が経過しているかを判断する。その結果、点火予測時間(t2)が経過している(T2=0)と判断した場合にはステップS421に処理を移し、点火予測時間(t2)は経過していない(T2≠0)と判断した場合にはステップS600(図4)に処理を移す。
また、上記ステップS411において、C≠C2Fであると判断した場合、点火制御実行部200は、上記ステップS109またはステップS111で更新されたクランク角値(C)が、点火指示後クランク角値(C2B)であるかを判断する。その結果、C=C2Bであると判断した場合にはステップS417に処理を移し、C≠C2Bであると判断した場合にはステップS600(図4)に処理を移す。
上記ステップS415において、C=C2Bであると判断した場合、点火制御実行部200は、点火予測タイマT2のタイマ値が0よりも大きいか、つまり、点火予測時間(t2)が経過していないかを判断する。その結果、点火予測時間(t2)が経過していない(T2>0)と判断した場合にはステップS419に処理を移し、点火予測時間(t2)が経過している(T2=0)と判断した場合にはステップS600(図4)に処理を移す。
上記ステップS417において、T2>0であると判断した場合、点火制御実行部200は、点火予測タイマT2のタイマ値をリセットする。
クランク角値(C)が点火指示前クランク角値(C2F)となったとき(S411のYES)に、点火予測時間(t2)が既に経過している場合(S413のYES)、または、クランク角値(C)が点火指示後クランク角値(C2B)となったとき(S415のYES)に、点火予測時間(t2)が未だ経過していない場合(S417のYES)には、点火制御実行部200は、点火装置23を制御して燃焼室5において点火を行い、ステップS600(図4)に処理を移す。
図4に戻り、上記のクランク角監視処理(S400)が実行されると、もしくは、上記ステップS103において、クランクギヤ25の実歯もしくは欠歯部は検出されていないと判断した場合には、噴射制御実行部190が燃料噴射管理処理を実行する。この燃料噴射管理処理について、図9を用いて説明する。
噴射制御実行部190は、噴射予測タイマT1のタイマ値が0よりも大きいか、つまり、噴射予測時間t1の計時中であるかを判断する。その結果、T1>0と判断した場合にはステップS603に処理を移し、T1=0と判断した場合にはステップS609に処理を移す。
上記ステップS601において、T1>0であると判断した場合、予測時間監視部180が、噴射予測タイマT1のタイマ値を減算する。
次に、噴射制御実行部190は、上記ステップS603で噴射予測タイマT1を更新した結果、タイマ値が0になったかを判断する。その結果、T1=0と判断した場合にはステップS607に処理を移し、T1≠0と判断した場合にはステップS700(図4)に処理を移す。
噴射制御実行部190は、現在のクランク角値(C)が、噴射指示前クランク角値(C1F)以上であるかを判断する。その結果、C1F≦Cであると判断した場合にはステップS500に処理を移し、C1F≦Cではないと判断した場合にはステップS700(図4)に処理を移す。
上記ステップS607において、C1F≦Cであると判断した場合には、上記した燃料噴射開始処理(図8)を実行し、ステップS700(図4)に処理を移す。
また、上記ステップS601において、T1>0ではないと判断した場合、噴射制御実行部190は、噴射期間タイマTaのタイマ値が0よりも大きいか、つまり、噴射期間aの計時中であるかを判断する。その結果、Ta>0と判断した場合にはステップS611に処理を移し、Ta=0と判断した場合にはステップS700(図4)に処理を移す。
上記ステップS609において、Ta>0であると判断した場合、噴射制御実行部190は、噴射期間タイマTaのタイマ値を減算する。
次に、噴射制御実行部190は、上記ステップS611で噴射期間タイマTaを更新した結果、タイマ値が0になったかを判断する。その結果、Ta=0と判断した場合にはステップS615に処理を移し、Ta≠0と判断した場合にはステップS700(図4)に処理を移す。
上記ステップS613において、Ta=0であると判断した場合には、燃料噴射装置21を制御して燃料の噴射を停止し、ステップS700(図4)に処理を移す。
図4に戻り、上記の燃料噴射管理処理(S600)が実行されると、次に、点火制御実行部200が点火時期管理処理を実行する。この点火時期管理処理について、図10を用いて説明する。
点火制御実行部200は、点火予測タイマT2のタイマ値が0よりも大きいか、つまり、点火予測時間t2の計時中であるかを判断する。その結果、T2>0と判断した場合にはステップS703に処理を移し、T2=0と判断した場合にはタイマ割込み処理を終了する。
上記ステップS701において、T2>0であると判断した場合、予測時間監視部180は、点火予測タイマT2のタイマ値を減算する。
次に、点火制御実行部200は、上記ステップS703で点火予測タイマT2を更新した結果、タイマ値が0になったかを判断する。その結果、T2=0と判断した場合にはステップS707に処理を移し、T2≠0と判断した場合にはタイマ割込み処理を終了する。
点火制御実行部200は、現在のクランク角値(C)が、点火指示前クランク角値(C2F)以上であるかを判断する。その結果、C2F≦Cであると判断した場合にはステップS709に処理を移し、C2F≦Cではないと判断した場合にはタイマ割込み処理を終了する。
上記ステップS707において、C2F≦Cであると判断した場合には、点火制御実行部200は、点火装置23を制御して燃焼室5において点火を行い、タイマ割込み処理を終了する。
補正処理において、補正部210は、まず、最新のエンジン回転数(rpm)を確認する。
次に、補正部210は、上記ステップS801で確認した最新のエンジン回転数(rpm)が、先にエンジン回転数導出部120が記憶したエンジン回転数(rpm)、すなわち、上記実施形態におけるC=17(図2参照)で記憶したエンジン回転数(rpm)に対して、所定の閾値以上変動しているかを判断する。その結果、変動が閾値以上であると判断した場合にはステップS805に処理を移し、変動は閾値未満であると判断した場合には当該補正処理を終了する。
次に、補正部210は、エンジンEaの最新の駆動状況等、最新の入力情報に基づいて、噴射指示クランク角(deg1)を特定する。また、特定した噴射指示クランク角(deg1)から、噴射指示前クランク角値(C1F)および噴射指示後クランク角値(C1B)を特定し記憶する。
次に、補正部210は、上記ステップS805で特定した噴射指示クランク角(deg1)、および、最新のエンジン回転数(rpm)から、噴射予測時間(t1)を再算出する。
次に、補正部210は、上記ステップS807で算出した噴射予測時間(t1)を噴射予測タイマT1のタイマ値としてセットする。
19 クランクシャフト
21 燃料噴射装置
23 点火装置
27 クランク角センサ(信号出力部)
100、100a エンジン制御装置
110 クランク角値更新部
140 噴射指示クランク角特定部(指示クランク角特定部)
150 噴射予測時間算出部(予測時間算出部)
160 点火指示クランク角特定部(指示クランク角特定部)
170 点火予測時間算出部(予測時間算出部)
180 予測時間監視部
190 噴射制御実行部(制御実行部)
200 点火制御実行部(制御実行部)
210 補正部
E、Ea エンジン
Claims (8)
- クランクシャフトが所定角度回転するごとに検出信号を出力する信号出力部と、
前記信号出力部から出力された検出信号に基づいて、クランク角を示すクランク角値を更新するクランク角値更新部と、
エンジンを駆動するためのいずれかの被制御装置を制御対象とし、該制御対象の制御を実行するクランク角を指示クランク角として特定する指示クランク角特定部と、
実際のクランク角が、前記指示クランク角特定部が特定した前記指示クランク角に到達するまでの予測時間を、前記エンジンの駆動状況に応じて算出する予測時間算出部と、
前記予測時間の経過を監視する予測時間監視部と、
前記予測時間算出部が算出した予測時間の経過時における実際のクランク角と前記指示クランク角との差分が所定範囲内となる場合、該予測時間に基づいて前記制御対象の制御を実行し、該差分が所定範囲外となる場合、前記クランク角値更新部が更新するクランク角値に基づいて該制御対象の制御を実行する制御実行部と、
を備えたことを特徴とするエンジン制御装置。 - 前記制御実行部は、
前記予測時間算出部が算出した予測時間の経過時における実際のクランク角と前記指示クランク角との差分が所定範囲外となる場合、前記クランク角値更新部が更新したクランク角値が、該指示クランク角になる前に更新される指示前クランク角値、もしくは、該指示クランク角になった後に更新される指示後クランク角値になると、前記制御対象の制御を実行することを特徴とする請求項1に記載のエンジン制御装置。 - 前記指示前クランク角値は、前記クランク角値更新部が更新するクランク角値のうち、前記指示クランク角になる直前に更新されるクランク角値であることを特徴とする請求項2に記載のエンジン制御装置。
- 前記指示後クランク角値は、前記クランク角値更新部が更新するクランク角値のうち、前記指示クランク角になった直後に更新されるクランク角値であることを特徴とする請求項2または3に記載のエンジン制御装置。
- 前記制御実行部は、
前記予測時間算出部が算出した予測時間の経過時に、前記クランク角値が前記指示前クランク角値に更新されていなければ、該指示前クランク角値に更新されるまで前記制御対象の制御の実行を待機するとともに、該指示前クランク角値に更新されたところで該制御対象の制御を実行することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のエンジン制御装置。 - 前記制御実行部は、
前記クランク角値が前記指示後クランク角値に更新された時点で、前記制御対象の制御が実行されていなければ、該指示後クランク角値に更新されたところで該制御対象の制御を実行することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載のエンジン制御装置。 - 前記予測時間算出部が算出した予測時間が経過するよりも前に、前記エンジンの駆動状況に応じて該予測時間を補正もしくは再算出する補正部をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のエンジン制御装置。
- 前記被制御装置は、燃料を噴射する燃料噴射装置、または、燃焼室で点火を行う点火装置であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のエンジン制御装置。
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JPS5847162A (ja) * | 1981-09-16 | 1983-03-18 | Mitsubishi Electric Corp | 電子式点火時期制御装置 |
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