JP2015155153A - 紙片束 - Google Patents

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吉孝 嶋田
Yoshitaka Shimada
吉孝 嶋田
啓介 豊田
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啓介 豊田
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【課題】医薬品の包装体内に自動包装機によって挿入する際に、個別の紙片がバラバラにならずに確実に装着可能な紙片束を提供する。【解決手段】この紙片束は、表面に医薬品に関する情報が印刷され、裏面に剥離可能な粘着部を有する紙片が、複数枚重ねられて紙片束を構成し、前記医薬品の包装体内に自動包装機によって挿入される紙片束であって、前記紙片の粘着部が、前記紙片の外周辺にかからないようにパターン形成されている。パターンを構成する要素が菱形であることが好ましく、紙片の面積における粘着部の面積割合が10%以上50%以下であることがより好ましい。【選択図】図2

Description

本発明は、医薬品包装体内に自動包装によって挿入される、医薬品に関する情報が印刷されている紙片束に関する。
従来より、医薬品に関する情報、例えば、医薬品の表示変更に関するお知らせや、服薬方法などが印刷されている、いわゆる「お知らせカード」や「服薬指導箋」などの矩形形状の小紙片が知られている。
図6には、従来の「お知らせカード」の束である紙片束の一例が示されている。この紙片束200は、複数の矩形形状の紙片210が重なって束となっており、それぞれの紙片210の表面には医薬品の情報211が記載されている(図6(a))。さらに、紙片束200の一背面である背面220には糊部230が背面全体に塗布形成されており(図6(b)、この背面220上の糊部230によって、紙片210同士が仮着されてバラバラになることを防止している。
図7や図8に示すように、紙片束200は、医薬品包装工程の一部を構成する紙片束自動供給装置250aや250bによってピロー包装体252の上に自動供給される。図7で具体的に例示すると、紙片束200は、矢印の方向に移動するバケットコンベア251に対して、ラック253内にスタッキングされている紙片束200が、ベルトフィーダ254を介して供給される。なお、図8においては、ベルトフィーダ254の代わりに吸引フィーダ255を介して供給する構成になっている。そして、この後、バケットコンベア251内に配置された、ピロー包装体252及び紙片束200は、図示しない紙箱などの外装容器内に挿入されて密封され、医薬品包装体が完成する。
ここで、従来の紙片束200は、上記のように背面220上の糊部230によって、紙片210同士が仮着されているのみである。このため、仮着が弱く、図7のベルトフィード254付近の拡大図である図9に示すように、フィード時にベルト同士のせん断力によって、それぞれの紙片210がバラバラになってしまい、紙片束200のままピロー包装体252の上に自動供給できないという問題があった。また、同様に、図8の吸引フィード255付近の拡大図である図10に示すように、同じく吸引フィードによっても、フィード時にそれぞれの紙片210が浮いてバラバラになってしまい、紙片束200のままピロー包装体252の上に自動供給できないという問題があった。
また、背面に糊部を形成する天糊タイプでは、糊が紙片束200外側面に露出して形成される。このため、フィーダ部に糊が付着して溜まり、バケット内に落下して内容物である医薬品のピロー包装体に付着する恐れもある。
このように、従来の紙片束200は、高速包装ラインに適用するには不十分であり、供給安定性の点から更なる改善の必要性があった。
なお、用途が異なるが同様の形態の紙片束としては、いわゆる付箋紙が重ねられた付箋紙束があり、例えば下記の特許文献1には、書類の外縁に直近する色や数字を利用して当該書類Pの内容を分類することに利用される付箋紙として、付箋紙を構成する各紙片11の少なくとも表面側を長手方向に区分し、各区分S1〜S6には、色や番号等が印刷されており、紙片の一端側裏面Sに設けられた感圧性接着層を介して書類等に貼付される付箋紙束が開示されている。
特開2001−180171号公報
しかし、特許文献1に開示されている付箋紙束は、用途が全く異なる単なる仕切りのための付箋であり、上記の紙片束200のように、医薬品の自動包装ライン中で、紙片束200をフィードして挿入配置されることは想定されていないので、そもそも紙片がバラバラになるという課題は存在しない。
本発明は、上記の課題、すなわち、高速包装ラインに連続的に安定供給できる紙片束を提供することを目的とする。
本発明者らは、糊部のパターン形成について着目して鋭意検討した結果、上記の課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。具体的には、本発明は以下のものを提供する。
(1)表面に医薬品に関する情報が印刷され、裏面に剥離可能な粘着部を有する紙片が、複数枚重ねられて紙片束を構成し、前記医薬品の包装体内に自動包装機によって挿入される紙片束であって、
前記紙片の粘着部が、前記紙片の外周辺にかからないようにパターン形成されていることを特徴とする紙片束。
(2)前記パターンを構成する要素が菱形である(1)に記載の紙片束。
(3) 前記紙片の面積における前記粘着部の面積割合が10%以上50%以下である(1)又は(2)に記載の紙片束。
本発明によれば、上記の課題を解決し、高速包装ラインに連続的に安定供給できる紙片束を提供できる。
本発明の紙片束の一実施形態を示す概略斜視図である。 本発明の紙片束を構成する紙片の(a)表面側平面図、(b)裏面側平面図である。 紙片束を構成する紙片の裏面側平面図であり、粘着部のパターン形状を示す例である。 紙片束を構成する紙片の裏面側平面図であり、粘着部のパターン形状を示す例である。 本発明の紙片束を使用した医薬品包装体の一例を示す概略斜視図である。 従来の紙片束を示す概略斜視図である。 ベルトフィーダによって紙片束を供給する状態示す概略図である。 吸引フィーダによって紙片束を供給する状態示す概略図である。 図7におけるベルトフィーダ付近の拡大図である。 図8における吸引フィーダ付近の拡大図である。
以下、本発明の紙片束の好ましい一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<紙片束>
図1及び図2に示すように、この紙片束100は、複数の矩形形状の紙片110が複数毎重なって紙片束100を構成している。この実施形態は短辺Lの方向にめくる態様である。
それぞれの紙片110の表面には、上記のように、例えば、医薬品の表示変更に関するお知らせや、服薬方法などの情報111が印刷されている。
<粘着部>
次に、図2(b)を参照しながら粘着部120について説明する。粘着部120は、それぞれの紙片110の矩形形状の外周辺にかからないようにパターン形成されており、この実施形態においてはパターンを構成する要素が菱形である。粘着剤としては、塗布形成が容易な従来公知の水性エマルジョン糊などを用いることができ特に限定されない。粘着剤の塗布量としては3から4g/mであることが好ましい。なお、本発明における粘着とは、低強度の接着も含む概念である。
<粘着部の全体配置>
ここで、粘着部120が外周辺にかからないとは、図2(b)における4辺すべてに粘着部120が形成されていないことを意味し、図2(b)で言えば、粘着剤の未形成部AからDが存在することを意味し、その具体的な領域幅としては、対向する長さLの両長辺に対する未形成部A、Bの幅の割合は0.1%以上2%以下が好ましく、対向する長さLの両短辺に対する未形成部Cの幅の割合は同じく0.1%以上2%以下が好ましい。未形成部AからCを0.1%以上とすることで、粘着剤が紙片束100外に露出しないので、フィーダ部に糊が付着して溜まり、バケット内に落下して内容物である医薬品のピロー包装体に付着することを効果的に防止できる。また、2%以下とすることで、紙片110がバラバラになることを防止できる。
また、図2(b)における対向する長さLの両短辺に対する未形成部Dの幅の割合は5%以上90%以下が好ましい。このように未形成部Dの一辺だけを、未形成部AからCより大きくしておくことで、使用者が最終的に紙片110をめくり易くすることができる。
なお、この実施形態においては未形成部Dが長辺に沿って形成されているが、これとは逆に短辺に沿って形成されていてもよい。すなわち、図2(b)において、例えば、未形成部Bを5%以上90%以下、未形成部A、C、Dを0.1%以上2%以下としてもよい。この実施形態は長辺Lの方向にめくる態様である。
<粘着部の面積>
紙片110の全面積中の粘着部120の面積割合は10%以上50%以下が好ましく、12%以上20%以下がより好ましい。10%未満では粘着力が不十分で、自動包装機ラインにおいて紙片束100を供給する際に、紙片110がバラバラになり易くなる。一方、50%を越えると粘着力が高すぎて使用の際に一枚づつ剥がれ難くなる。
なお、図3、4における、粘着部120の面積割合は、図3(a)の紙片110(図2(b)と同じ)の粘着パターン(構成要素121)で14.4%、図3(b)の紙片111の粘着パターン(構成要素122)で6.5%、図3(c)の紙片112の粘着パターン(構成要素123)で26.8%、図4(d)の紙片113の粘着パターン(構成要素124)で6.3%、図4(e)の紙片114の粘着パターン(構成要素125)で6.1%、図4(f)の紙片115の粘着パターン(構成要素126)で2.2%、
図4(g)の紙片116の粘着パターン(構成要素127)で8.5%、である。
<粘着部のパターン形状>
図2(b)に示すように、粘着部120は粘着剤の全面塗布ではなく、パターン形成されている。これにより、粘着力の調整が容易になる。粘着パターン構成要素121としては、図3、図4に示すような各種形状やストライプなどが選択できるが、なかでも剥離方向(この実施形態では図2(b)のLの方向)において剥離のきっかけとなる部位に角部を有する形状、具体的には粘着パターン構成要素121の菱形形状が特に好ましく用いられる。これにより、剥離の際の初期抵抗を下げることができ、剥離強度の調整が更に容易になる。
<試験例>
実際に図3と図4の紙片(a)から(g)につき、図7、8の装置に装着して供給試験を行った結果、紙片(a)においては、フィーダで問題なく搬送でき、また、1枚づつめくって剥がす際にも問題なく良好であった。
これに対して、粘着剤の塗布面積が小さい紙片(b)では、弱い力でスムーズに剥がせたものの、粘着強度が弱いために図8の吸引フィーダ255で剥がれる場合があった。
また、粘着剤の塗布面積が大きい紙片(c)では、粘着強度が強く剥がすことが困難であった。
また、粘着部124がストライプ形状の紙片(d)では、吸引フィーダ255で剥がれてしまい、また、手でめくって剥がす際に粘着部の部分で紙片が折れ曲がってしまう問題が発生した。
また、粘着部125が大きな円ドット形状の紙片(e)では、ドットあたりの粘着強度が強く、手でめくって剥がす際にドットの部分で紙片が折れ曲がってしまう問題が発生した。また、めくりのきっかけとなる位置に粘着部125があるために剥がし難かった。
また、粘着部125が小さな円ドット形状の紙片(f)では、弱い力でスムーズに剥がせたものの、粘着強度が弱いために図7のベルトフィーダ254で紙片がばらける問題が発生した。
また、粘着部125が中間の円ドット形状でドット数を増した紙片(g)では、ベルトフィーダ254での紙片は発生しなかったが、粘着強度が強く、また、手でめくって剥がす際に粘着部の部分で紙片が折れ曲がってしまう問題が発生した。
このように、本発明においては、紙片束の110の裏面に所定配置、所定面積、所定パターン形状の剥離可能な粘着部120を形成することで、図6のような従来の背面への天糊り方式に比べて、自動包装機ラインにおいて紙片束100を供給する際に、紙片110が浮いてバラバラになることを効果的に防止できる。また、1枚づつめくって剥がす際にも問題なく容易に剥離可能となる。
<医薬品包装体>
図7から図10で説明したような自動包装ラインに、本発明の紙片束100を適用し、医薬品包装工程の一部を構成する紙片束自動供給装置250aや250bによって、医薬品のピロー包装体252の上に自動供給し、この後、バケットコンベア251内に配置された、ピロー包装体252及び紙片束100は、紙箱510などの外装容器内に挿入されて密封され、医薬品包装体500が完成する。
ここで、本発明の紙片束100は、反りの問題も発生せず、上記の供給時に紙片がバラバラになることがなく、使用時のめくり易さも問題なく、従来の紙片束にはない優れた効果を奏するものである。
100 紙片束
110 紙片
111 情報
120 粘着部
121 粘着パターン構成要素
252 医薬品のピロー包装体
500 医薬品包装体
510 紙箱(外装容器)

Claims (3)

  1. 表面に医薬品に関する情報が印刷され、裏面に剥離可能な粘着部を有する紙片が、複数枚重ねられて紙片束を構成し、前記医薬品の包装体内に自動包装機によって挿入される紙片束であって、
    前記紙片の粘着部が、前記紙片の外周辺にかからないようにパターン形成されていることを特徴とする紙片束。
  2. 前記パターンを構成する要素が菱形である請求項1に記載の紙片束。
  3. 前記紙片の面積における前記粘着部の面積割合が10%以上50%以下である請求項1又は2に記載の紙片束。
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