JP2015154171A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像読取装置において、受光センサにおける受光感度の影響による読取画像のムラを低減すること。
【解決手段】複数色の光を読取対象物に照射してその画像を読み取る場合において、上記複数色のうち所定の1色の光を基準部材に照射して読み取った第1ラインデータを記憶し(S101)、その第1基準画像データに基づき、上記1色の光を用いた読み取りにおける主走査方向の感度ムラの発生位置を特定し(S104,S105)、上記複数色の光を原稿に照射して読み取った原稿画像データのうちその特定した感度ムラ発生位置のデータを、上記第1基準画像データを用いて補正する(S108,S109)ようにした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像読取装置に関する。
密着イメージセンサCIS(Contact Image Sensor)を使用した画像読取装置でモノクロ読取を行う場合、光源は単色の緑(G)、又は、赤(R)、緑(G)、青(B)の三色LEDを使用する。単色Gで読み取る理由は、波長がRとBの間にあるため、単色でもモノクロ画像に近くなるためである。
しかし、単色Gでは、画像の緑色が抜けてしまう。このため、モノクロ読取では、3色を使用したほうが、読み取れない色がないため、画質面で有利である。
しかしながら、この3色のLED光源を用いて原稿を読み取るとき、LED光源の波長と受光センサの保護膜厚さとの関係によって干渉が発生し、読み取った原稿の色が異なってしまうという問題がある。
特許文献1には、発光素子(LED)の光波長のバラツキに起因する受光素子(センサ)の出力変化を抑制して読取画像の画質を向上させるために、発光素子と受光素子の間にフィルタを挿入して、それらのバラツキの影響を吸収させる発明が開示されている。
しかし、特許文献1に記載の発明は、光源側の波長バラツキを抑えることはできるが、受光センサ感度の影響を抑えることはできず、画像にムラが発生するという問題があった。
本発明は、上述のような問題点に鑑み為されたものであり、画像読取装置において、受光センサにおける受光感度の影響による読取画像のムラを低減することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、画像読取装置において、複数色の光を読取対象物に照射してその画像を読み取る画像読取手段と、上記画像読取手段が上記複数色のうち所定の1色の光を基準部材に照射して読み取った第1基準画像データを記憶する記憶手段と、上記第1基準画像データに基づき、上記画像読取手段による上記1色の光を用いた読み取りにおける主走査方向の感度ムラの発生位置を特定する特定手段と、上記画像読取手段が上記複数色の光を原稿に照射して読み取った原稿画像データのうち上記特定手段が特定した感度ムラ発生位置のデータを、上記第1基準画像データを用いて補正する補正手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、画像読取装置において、受光センサにおける受光感度の影響による読取画像のムラを低減することが可能となる。
本発明の第1実施形態の画像読取装置の構造及びその基本的な動作について説明するための図である。 図1に示した画像読取装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1に示した画像読取装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 図1に示した画像読取装置における感度ムラの補正処理の流れを示すフローチャートである。 第1実施形態の画像読取装置における画像補正処理の概念について説明するための図である。 本発明の第2実施形態の画像読取装置における感度ムラの補正処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態の画像読取装置における感度ムラの補正処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態の画像読取装置において用いる主走査方向のエリア分割について説明する図である。 本発明の第4実施形態の画像読取装置における感度ムラの補正処理の流れを示すフローチャートである。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
〔第1実施形態:図1乃至図5〕
まず、本発明の第1実施形態である画像読取装置について説明する。
図1は、その画像読取装置の構造及び基本的な動作について説明するための図である。
図1に示すように、画像読取装置100は、原稿101を載置して読み取るための原稿台ガラス102と、原稿台ガラスの下方に配設され、原稿に照射する光を発する光源103と、原稿からの反射光を集束させる集光レンズ(以下「レンズ」という。)104と、レンズ104を通過した光をライン画像データ(以下「ラインデータ」という。)として受信するイメージセンサ(受光センサ)105とを備える。
光源103、レンズ104及びイメージセンサ105により、画像読取ユニット106が構成される。なお、この実施形態では、光源は3色(R,G,B)のLEDを使用する。
また、画像読取装置100は、原稿台ガラス102と同じ平面内に、シェーディング補正に使用する白色データを取得するための基準白板(基準部材の実施形態)107とコンタクトガラス108を備える。
さらに、図1に示す画像読取装置100は、原稿自動送り装置(Auto Document Feeder。以下「ADF」という。)を構成する原稿設置台109と原稿搬送路110を備える。コンタクトガラス108は、ADFを利用して原稿を読み取る場合、ここを通過する原稿の読み取り場所となる。
次に、画像読取装置100の基本的な画像読み取り動作について説明する。読み取り動作は2通りあり、1つは原稿台ガラス102上に載置された原稿101を読み取るブックスキャン型、もう1つは、原稿101をADFを用いて搬送させて読み取るシートスキャン型である。
まず、原稿台ガラス102上の原稿101を読み取るブックスキャン型について説明する。
ユーザ(オペレータ)により、原稿読み取りのコマンドが入力(具体的にはコピーボタンが押される等)されると、画像読取装置100は、不図示の駆動系により、画像読取ユニット106をホームポジション(図1のコンタクトガラス108の下)から矢印A方向に移動する。これにより、読取位置を基準白板107の真下に配置する。基準白板107のラインデータを読み取り、シェーディング補正のデータに使用するためである。
画像読取装置100は、光源103を点灯させて基準白板107に照射し、該基準白板107のライン画像をレンズ104を介してイメージセンサ105へ導く。イメージセンサ105で読み取った基準白板107のライン画像の画素ごとの出力信号は、不図示の画像処理回路によって、全ての画素の出力レベルが所定のレベルになるように補正される。この画像処理によって、光源103の照度ムラ、レンズ104のばらつき、イメージセンサ105の画素ごとの感度ムラを補正し、後述の原稿画像データの読み取りムラを補正する。
基準白板107の読み取り処理が終了すると、画像読取ユニット106は、不図示の駆動系により矢印B方向に移動し、ホームポジションに位置する。
不図示の駆動系は、ホームポジションから画像読取ユニット106を矢印A方向に加速移動させ、画像読取ユニット106が原稿台ガラス102上の原稿101の先端部に達するまでに画像読取ユニット106が等速駆動されるように制御される。画像読取ユニット106が原稿101の先端部に達すると、イメージセンサ105は原稿101の画像読み取り処理を開始し、原稿101のラインデータである原稿画像データを取得する。
不図示の駆動系は、画像読取ユニット106を等速のまま矢印A方向に移動させ、原稿101の終端部まで読み取った後、画像読取ユニット106の移動を停止させ、矢印B方向に画像読取ユニット106を加速移動させてホームポジションまで戻す。これにより、一連の画像読み取り処理を終了して、次回の画像読み取り処理まで待機する。
次に、ADFで搬送している原稿101を読み取るシートスキャン型について説明する。基準白板107の読み取り処理の終了までは、前述のブックスキャン型と同じなので、説明を省略する。
基準白板107の読み取り処理終了後、画像読取ユニット106は、不図示の駆動系により矢印B方向に移動し、ホームポジションに停止する。
不図示の駆動系により、原稿設置台109に置かれた原稿を、原稿搬送路110を等速で搬送する。原稿の先端がホームポジションに届いた時点で、画像読取ユニット106が原稿の読み取りを開始し、原稿101のラインデータである原稿画像データを取得する。原稿の後端がホームポジションに達したときは、読み取り動作を終え、原稿読み取り処理を終了して、次回の読み取り処理まで待機する。
次に、画像読取装置100のハードウェア構成について説明する。図2は画像読取装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、画像読取装置100は、CPU201、ROM202、RAM203、通信I/F204、HDD205、エンジンI/F(インタフェース)206、UI(ユーザインタフェース)部I/F207をシステムバス208により接続した構成である。また、エンジンI/F206にはエンジン部209を、UI部I/F207にはUI部210をそれぞれ接続する。
そして、CPU201がRAM203をワークエリアとしてROM202あるいはHDD205に記憶されたプログラムを実行することにより、画像読取装置100全体の動作を制御し、画像読取処理の機能を実現することができる。通信I/F204は、LAN等のネットワークを介して外部装置と通信するためのインタフェースである。
エンジン部209は、図1に示した画像読取のための構成を含む画像読取エンジン等の、外部に対して通信及び表示以外の物理的な出力を行う手段である。
エンジンI/F206は、エンジン部209とCPU201とを接続してエンジン部209をCPU201から制御可能とするためのインタフェースである。
UI部I/F207は、UI部210とCPU201とを接続してUI部210をCPU201から制御可能とするためのインタフェースである。
UI部210は、ユーザの操作を受け付けるための操作部や、ユーザに情報を提示するための表示部を含む操作受け付け手段である。外付けの操作部や表示部を用いてもよいことはもちろんである。
なお、ユーザの操作は、パーソナルコンピュータ等の外部装置から操作内容を示すデータを受信することにより受け付けてもよい。また、ユーザへの情報の提示は、画面の表示内容を示すデータや画面に表示させるべきデータを外部装置へ送信することによって行ってもよい。
図3は、図1に示した画像読取装置100のエンジン部209の中の画像読取エンジンの構成を示すブロック図である。
図3に示すように、画像読取エンジンは、画像読取ユニット106、制御部301、ムラ発生位置特定部302、画像補正部303、記憶部304及び駆動部305を備える。
なお、ムラ発生位置特定部302及び画像補正部303は、制御部301が備える機能である。
このうち、画像読取ユニット106は、図1に示したものであり、光源103R、103G及び103Bから光を原稿や基準白板などの読取対象物に照射し、反射光をイメージセンサ105でラインデータとして取得する機能を備え、複数色の光を読取対象物に照射してその画像を読み取る画像読取手段として機能する。
制御部301は、上記画像読取ユニット106、記憶部304及び駆動部305を制御する機能と、ムラ発生位置特定部302及び画像補正部303の機能とを備える。制御部301の機能は、制御ICによりハードウェア的に実現してもよいし、所定のプログラムによってCPU201で実現してもよい。
ムラ発生位置特定部302は、画像読取ユニット106が所定の1色の光を用いて読み取った基準白板107の第1ラインデータ(第1基準画像データ)に基づき、主走査方向の感度ムラの発生位置を特定する機能を備える。すなわち、第1基準画像データに基づき、画像読取手段による所定の1色の光を用いた読み取りにおける主走査方向の感度ムラの発生位置を特定する特定手段として機能する。
画像補正部303は、画像読取ユニット106が読み取った原稿のラインデータのうち、ムラ発生位置特定部302が特定した感度ムラ発生位置のデータを基準白板107の第1ラインデータに基づいて補正する機能を備える。すなわち、画像読取手段が複数色の光を原稿に照射して読み取った原稿画像データのうち、特定手段が特定した感度ムラ発生位置のデータを、第1基準画像データを用いて補正する補正手段として機能する。
記憶部304は、画像読取ユニット106が読み取ったラインデータを記憶する機能を備え、画像読取手段が読み取った第1基準画像データ及び第2基準画像データを記憶する記憶手段として機能する。
駆動部305は、画像読取ユニット106を駆動して主走査方向及び副走査方向に移動させたり、原稿を搬送するADFを駆動したりする機能を備える。
次に、画像読取装置100の行う感度ムラの補正処理について説明する。
図4は、画像読取装置100における感度ムラの補正処理の流れを示すフローチャートである。各ステップにおける処理は、図3に示した制御部301が行うものである。この処理は、ソフトウェアによるものであっても、ハードウェアロジックによるものであってもよい。
図4の処理は、ユーザ(オペレータ)が原稿読み取りのコマンドを入力(具体的には読取スタートボタンを押す等)し、CPU201がその信号を検知して制御部301に読み取り開始を指示した時にスタートする。
なお、保護膜の膜厚、屈折率及び各照明光の波長等から、どの色の光について保護膜の干渉の影響が大きいかは、装置の設計時あるいは製造時に特定することができる。以下の処理においては、その干渉の影響が大きい色を「所定の1色」とし、ここではその色はRであるとする。
図4の処理において、制御部301はまず、画像読取ユニット106に所定の1色(R)の光源のみを点灯させ、基準白板107を読み取らせて、読み取ったラインデータ(これを「第1ラインデータ」という。)を記憶部304に保存する(S101)。この第1ラインデータが、画像読取手段が複数色のうち所定の1色の光を基準部材に照射して読み取った第1基準画像データに相当する。
次に、制御部301は、画像読取ユニット106に3色(R,G,B)の光源を点灯させ、基準白板107を読み取らせて、読み取ったラインデータ(これを「第2ラインデータ」という。)を記憶部304に保存する(S102)。この第2ラインデータが、画像読取手段が複数色の光を基準部材に照射して読み取った第2基準画像データに相当する。
次に、制御部301は、画像読取ユニット106に原稿101を3色の光源にて読み取らせ、原稿画像データ(以下単に「画像データ」という。)を記憶部304に保存する。この画像データが、画像読取手段が複数色の光を原稿に照射して読み取った原稿画像データに相当する。
次に、制御部301は、ステップS101で読み取った第1ラインデータに感度ムラが発生しているか否かを調べる(S104)。感度ムラの発生有無を調べる方法については、図5に基づいて説明する。
図5は、画像読取装置100における画像補正処理の概念について説明するための図である。
図5において、(a)は基準白板読取時のラインデータを示しており、第1ラインデータをfwr(x)、第2ラインデータをfw(x)とする。xは主走査方向の画素の位置を表す。
第1ラインデータをfwr(x)の平均値をAr、平均値からの差の絶対値の最大値(変動幅)をBrとする。第2ラインデータfw(x)の平均値をA、平均値からの差の絶対値の最大値をBとする。
感度ムラの発生有無は、第1ラインデータfwr(x)とその平均値Arの差が所定値以上でかつ、R色を除いた(G+B)色のラインデータ|fw(x) − fwr(x)| と
|A − Ar|の比が所定値以下であるか否かにより判定する。
すなわち、次の式1及び式2を同時に満たすxが存在するか否かで感度ムラの発生有無を判定する。
|fwr(x) − Ar| ≧ 0.1・Ar すなわち、
|fwr(x)/Ar − 1|≧ 0.1…(式1)
|(fw(x) − fwr(x))/(A − Ar)−1 |≦ 0.1…(式2)
式1及び式2を同時に満たすxが存在すれば、その範囲(P≦x≦P)がR色光源で感度ムラが発生している箇所と特定する。一方、そのようなxが存在しなければ、感度ムラは発生していないと判定する。
なお、この実施形態では、感度ムラ発生判定の閾値である所定値は、平均値の10%としたがこれに限定されるものではない。式2の所定値0.1についても同様である。また、式2は、G、B、または(G+B)のデータであればよい。ここでは、RGBの3色のデータからR色のデータを引いて計算で求めたが、直接、G、B、または(G+B)で基準白板を読み取ることで取得してもよい。
図5(b)は、原稿を3色光源で読み取った時の画像データを示しており、画像データをfd(x,y)とする。xは主走査方向の画素位置、yは副走査方向の画素位置である。また、 fd(x,y)の主走査1ラインのうち(a)で判定した基準白板読取時における感度ムラが発生している主走査画素PからPまでの範囲の平均値をAd、平均値Adからの差の絶対値の最大値(変動幅)をBdとする。
このBdは、主走査画素PからPまでの範囲において、平均値からの変動幅(Br及びBd)どうしを比較して、画像データにおいて感度ムラが発生しているか否かを確認するために使用される。
すなわち、次の式3において、Dif(B)が0以上であれば主走査画素PからPまでの範囲において画像データの感度ムラの補正を行い、0未満であれば画像データの補正は不要と判定する。
Dif(B) = Br − Bd …(式3)
Dif(B)が0以上とは、BrがBdに比べて大きい場合であり、この場合には画像データfd(x,y)中の画素値の変動には、Rの光の干渉の影響が大きいと考えられるため、補正を行う。逆に、Dif(B)が負とは、BrがBdに比べて小さい場合であり、この場合には画像データfd(x,y)中の画素値の変動には、Rの光の干渉の影響が小さく、画素値の変動は画像自体の濃淡によるものであると考えられる。従って、補正は行わない。なお、ここではDif(B)=0を閾値としたが、読み取り画像のシャープさや発生する感度ムラの大きさに応じて閾値を変えてもよい。
図5(c)は、感度ムラが発生している範囲(P≦x≦P)において、画像データfd(x,y)を次の式4によって補正した補正画像データf'd(x,y)を示している。
f'd(x,y) = fd(x,y) − {fwr(x) − Ar}・Bd/Br … (式4)
これは、Rの感度ムラが反映されている第1ラインデータを用い、その平均値からのずれを、画像データにおける画素値変動のスケールに換算して、読み取りで得られた画像データの画素値から減算するものである。このことにより、画像データからRの感度ムラの影響による画素値の変動を取り除くことができる。
感度ムラが複数の箇所で発生している場合には、その各範囲毎に、Ad及びBdの算出、Dif(B)の算出及び必要な場合の画像データの補正を行う。
図4に戻り、ステップS104において、制御部301は、上記式1及び式2を同時に満たすxが存在するか否かを調べる。その結果、そのようなxが存在しなければ(S104のN)、感度ムラは発生していないと判断し、感度ムラに関する画像データの補正は行わず、シェーディング補正を行い(S112)、処理を終了する。シェーディング補正は公知の方法で処理可能であるので、説明は省略する。
一方、上記式1及び式2を同時に満たすxが存在する場合(S104のY)、制御部301は、そのようなxの範囲(P≦x≦P)を、感度ムラが発生している主走査位置と特定する(S105)。
次に、画像データの1ラインごとに順番に感度ムラの影響の有無を確認し、影響があればその都度補正を行うために、制御部301は、ライン数レジスタcomp_lineに「1」をセットし、画像データの総ライン数img_lineに1ページ分のライン数(ここでは「7000」とする)をセットする(S106)。なお、img_lineの「7000」は、A4サイズの原稿を副走査方向の解像度600dpiでスキャンした場合のライン数である。
comp_lineがimg_line以下であるとき(S107のY)、制御部301は、上記式3に基づいて画像データの各ラインについて、感度ムラの影響があるか否かの判定を行う(S108)。具体的には、式3のDif(B)の値で判定する。
ステップS108において、Dif(B)≧0の場合(S108のY)、制御部301は、画像データを式4に基づいて補正する(S109)。なお、式4において、xはP≦x≦Pの範囲の各値であり、yはcomp_lineによって決まる値である。図示は省略したが、ステップS105で感度ムラの発生領域を複数特定した場合には、その各領域についてステップS108及びS109の処理を行う。
次に、ライン数レジスタ(comp_line)をインクリメントし(S110)、ステップS107に戻り、ステップS108〜S110の処理を繰り返す。
これに対して、ステップS108において、Dif(B)<0の場合(S108のN)、制御部301は、ステップS110に移行し、ライン数レジスタ(comp_line)をインクリメントしてからステップS107に戻り、ステップS108〜S110の処理を繰り返す。
一方、comp_lineがimg_lineを超えた場合(S107のN)、すべての画像データのラインについての補正処理が終了したことになるので、制御部301は、第2ラインデータの感度ムラを、次の式5を用いて補正する(S111)。
f'w(x) = (fw(x) − fwr(x))・A/(A - Ar) …(式5)
これは、3色の光源を点灯させて読み取った基準白番107のデータ(第2ラインデータ)から感度ムラのあるRの成分を除いた上で、スケールを調整して元の第2ラインデータのレベルに戻すものである。このことにより、画像データのシェーディング補正に使用する基準白板データ(第2ラインデータ)の感度ムラを補正することができる。
そして、制御部301は、最後に(必要に応じてステップS109の補正を行った後の)画像データを、ステップS111の補正を行った後の第2ラインデータを用いてシェーディング補正して(S112)、処理を終了する。
以上の処理において、ステップS101乃至S103の処理が、画像読取手段及び記憶手段の機能と対応する。ステップS104及びS105の処理が、特定手段の機能と対応する。ステップS105乃至S110の処理が、補正手段の機能と対応する。
この第1実施形態による処理により、所定の1色の光を基準白板に照射して読み取った第1ラインデータを用いて、その1色についての感度ムラの発生箇所を特定することができる。
また、複数色の光を原稿に照射して読み取った画像データのうち、上記感度ムラが発生した位置のデータを補正して、感度ムラの影響を取り除くことができる。従って、受光センサにおける受光感度の影響による読取画像のムラを低減することができる。
また、受光センサにおける受光感度の影響による原稿画像データの感度ムラの補正を、副走査方向のすべてのラインについて行うので、感度ムラの除去効果が高くなる。
〔第2実施形態:図6〕
次に、本発明の第2実施形態の画像読取装置について説明する。この第2実施形態の画像読取装置は、感度ムラの補正処理が第1実施形態と異なるのみである。そこで、この点を中心に説明し、第1実施形態の画像読取装置100と対応する箇所には同じ符号を用いる。
第1実施形態が、図4のステップS108において、Dif(B)≧0であると判定された画像データのすべてのラインについてステップS109で補正を行うのに対して、第2実施形態では、次の点が異なるのみである。
すなわち、第2実施形態では、ステップS108における「Dif(B)≧0?」の判定が、副走査方向に所定ライン数(ここでは5とする。)連続して発生している場合にのみ、ステップS109で画像データの補正を行う。
図6は、この第2実施形態の画像読取装置における感度ムラの補正処理の流れを示す、図4と対応するフローチャートである。各ステップにおける処理は、図3に示した制御部301が行うものである。
図6のフローチャートでは、図4と同じ処理については同じステップ番号を付しており、新たに追加した処理については、新たなステップ番号(S201〜S204)を付して区別している。
ステップS101〜S106の処理については図4と同じであるので説明を省略する。ステップS106の後、制御部301は、ステップS201において、補正レジスタhosei_regに「0」をセットする。この補正レジスタhosei_regは、ステップS108においてDif(B)≧0であると連続して判定した回数をカウントするためのものである。
ステップS108において、Dif(B)≧0の場合(S108のY)、制御部301は、補正レジスタhosei_regの値をインクリメントする(S202)。次に、補正レジスタhosei_regの値が5未満であるか否か判断する(S203)。ここで5未満であれば、そのままステップS110に移行する。ここで、ライン数レジスタcomp_lineをインクリメントし、S107に戻り、ステップS108以降の処理を繰り返す。
一方、ステップS203において補正レジスタhosei_regの値が5以上であると、制御部は、ステップS109の補正処理を実行する。なお、ステップS108において、Dif(B)≧0の判定が連続して5回以上になっている場合に、ステップS203はYesとなる。
一方、ステップS107〜S110の処理を繰り返す途中で、ステップS108において一度でもDif(B)<0と判定すると(S108のN)、制御部301は、補正レジスタhosei_regの値をゼロにリセットする(S204)。そして、ステップS110に移行し、次のラインに移って、ライン数がimg_lineに達するまでステップS107〜S110の処理を繰り返す。
ライン数がimg_lineを超えた場合(S107のN)、すべての画像データのラインについての補正処理が終了したことになるので、S111に移行し、制御部301は、第2ラインデータの感度ムラを、式5を用いて補正する(S111)。これ以降の処理については説明を省略する。
この第2実施形態による処理によれば、原稿画像データの感度ムラの補正を、副走査方向のすべてのラインについて行うのではなく、所定の数(たとえば5ライン)連続してムラが発生した場合にのみ行うので、第1の実施形態の場合と比べて補正処理を短時間で行うことができる。
〔第3実施形態:図7〕
次に、本発明の第3実施形態の画像読取装置について説明する。この第3実施形態の画像読取装置も、感度ムラの補正処理が第1実施形態と異なるのみである。そこで、この点を中心に説明し、第1実施形態の画像読取装置100と対応する箇所には同じ符号を用いる。
図7は、第3実施形態の画像読取装置における感度ムラの補正処理の流れを示す、図4と対応するフローチャートである。各ステップにおける処理は、図3に示した制御部301が行うものである。
第1実施形態が、図4のステップS108において、「Dif(B)≧0?」が「NO」と判定された場合に(S108のN)、次のラインに移行するが(S110)、この第3実施形態では、所定ライン数(例えば20ライン)飛ばして次のラインに移行する点が異なるのみである。
すなわち、第3実施形態では、ステップS108における判定が「NO」である場合に、ライン数レジスタの値に20を加算する処理であるステップS301が追加されただけであり、その他の点は第1実施形態と同じであるので、その他の説明は省略する。
これは、あるラインにおいて感度ムラが発生していなければ、その近辺では感度ムラが発生している可能性は低いと考えられるので、所定のライン数は補正要否の判定及び補正自体をスキップしてからその後のラインについて再度補正要否の判定(S108の判定)をすればよいという考え方に基づいている。
この第3実施形態による処理によれば、原稿画像データの感度ムラの補正を、副走査方向のすべてのラインについて行うのではなく、あるラインにおいて感度ムラが発生していなければ、所定のライン数をスキップしてから次の補正要否の判定を行うので、補正処理を短時間で行うことができる。
〔第4実施形態:図8及び図9〕
次に、本発明の第4実施形態の画像読取装置について説明する。この第4実施形態の画像読取装置も、感度ムラの補正処理が第1実施形態と異なるのみである。そこで、この点を中心に説明し、第1実施形態の画像読取装置100と対応する箇所には同じ符号を用いる。
第1実施形態が、各ラインの主走査方向の全域に亘って感度ムラの発生位置の特定及びその位置における画像データの補正を行うのに対し、第4実施形態では、各ラインの読み取り領域を予め主走査方向に所定画素数で複数のエリアに分割し、感度ムラの発生位置の特定及び画像データの補正をそのエリア毎に行う点が異なる。
図8は、この第4実施形態の画像読取装置において用いる主走査方向のエリア分割について説明する図である。
図8に示すように、画像読取装置は、主走査方向の読取有効範囲を、所定の画素数ごとに所定の数に複数のエリアに分割する。図8では、P〜Pが読取有効範囲であるとし、これを第1〜第3エリアに分割している。そして、そのエリアごとに、エリア内で|fwr(x) − Ar|が最大となるような主走査方向位置xについてのみ、上述の式1及び式2を適用して感度ムラの発生有無を判定する。例えば、第1エリアであればfwr(x)=B1となるxについてであり、第2エリアであればfwr(x)=B2となるxについてである。
そして、該当のxについて式1及び式2が同時に成立すれば、そのxを含むエリア全体で感度ムラが発生していると判断する。平均から最も離れた読取結果の得られる領域で感度ムラを検出すれば、その周囲でもある程度感度ムラが発生していると考えられるためである。一方、このようにすれば、全てのxについて式1及び式2を適用する必要がないため、処理を高速化できる。
なお、この第4実施形態を採用する場合、式1及び式2で用いる閾値は、第1実施形態の場合よりも感度ムラを検出しにくい値(式1ではより大きい値、式2ではより小さい値)とするとよい。上記の「周囲でもある程度感度ムラが発生」は、実際に判定を行った点で大きな感度ムラが発生している場合に成り立つと考えられるためである。
図9は、この第4実施形態の画像読取装置における感度ムラの補正処理の流れを示すフローチャートである。各ステップにおける処理は、画像読取装置100の制御部301が行うものである。
第4実施形態は、各ラインを予め主走査方向に所定画素数で所定数(ここでは12個とする)で分割したエリアごとに処理するための、エリアレジスタareaを設けている。
図9の処理は、ステップS101〜S103までは、図4と同じである。その後、制御部301はエリアレジスタareaに「0」をセットし(S401)、次に、エリアレジスタareaをインクリメントし(S402)、area番目のエリアについて、ステップS403以降の処理を開始する。
制御部301はまず、area番目のエリアの第1ラインデータ及び第2ラインデータに基づき、area番目のエリアに第1ラインデータの感度ムラが発生しているか否か判定する(S403)。この判断手法は、上述のようにエリア内で|fwr(x) − Ar|が最大となるような主走査方向位置xについて第1実施形態で説明した式1及び式2を適用するものである。
そして、制御部301は、感度ムラが発生しているか否か判断し、発生している場合(S404のY)、area番目のエリアについて感度ムラの補正を行うべく、ステップS106〜S110の処理を行う。この処理は、図4の同ステップ番号の処理と同趣旨である。しかし、area番目のエリア全体で感度ムラが発生していると取り扱うため、ステップS108′では、area番目のエリアの主走査位置においてDif(B)を求める。
1つのエリアに関してステップS106〜S110の処理が終了するか、またはステップS404でNoであると、制御部301は、エリアレジスタareaの値が最大値(ここでは12)に達したか否か判断する(S405)。達していなければ、ステップS402に戻り、エリアレジスタareaをインクリメントして処理を繰り返す。
ステップS405において、Yesになると、すべてのエリアのライン全域についての必要な感度ムラの補正処理が終了したことになるので、制御部301は、第2ラインデータの補正(S111)及びシェーディング処理を行い(S112)処理を終了する。これらの処理は、図4と同じである。
この第4実施形態による処理によれば、感度ムラ発生有無の判定をエリアごとにその代表値を用いて行うので、判定の処理負荷を軽減することができる。このため、補正処理全体の処理負荷も軽減することができる。
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明において、画像読取装置の具体的な構成、処理の内容、データの構成等は、実施形態で説明したものに限るものではない。
例えば、上記の実施形態では、3色(RGB)のLED光源を用いて原稿を読み取るとき、LED光源の波長と受光センサの保護膜厚さとの関係によって干渉が発生する色を赤(R)として説明したが、これに限られないことは言うまでもない。他の色で干渉が発生する場合、その色を「所定の1色」とすればよい。
特定の色の光源で干渉が起こり易いことは分かっている場合が多いが、分からない場合は、事前にテストを行って決めることもできるので、予め特定の色に限定する必要もない。
また、感度ムラ発生位置の特定を行うときの基準となるラインデータを取得するための基準白板は、板でなくてベルトやローラ等の他の部材でもよいし、基準となり得る色であれば白でなくてもよい(例えば、RGBの3原色のいずれか)。
さらに、主走査方向の感度ムラの発生位置の特定に使用する式1及び式2は、上記実施形態では、両方の式を同時に満たす場合について説明したが、式1のみで判定してもよい。式2の方はR色以外の色(G+B)でムラが発生していない(若しくは少ない)ことの確認のための式であり、ムラ発生の可能性が低いと考えられるからである。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を損なわない範囲で変更することが可能である。
さらに、以上説明した各実施形態、動作の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることはもちろんである。
100:画像読取装置、103:光源、104:集光レンズ、105:イメージセンサ、106:画像読取ユニット、107:基準白板、201:CPU、202:ROM、205:HDD、301:制御部、302:ムラ発生位置特定部、303:画像補正部、304:記憶部、305:駆動部
特開2009−135917号公報

Claims (7)

  1. 複数色の光を読取対象物に照射してその画像を読み取る画像読取手段と、
    前記画像読取手段が前記複数色のうち所定の1色の光を基準部材に照射して読み取った第1基準画像データを記憶する記憶手段と、
    前記第1基準画像データに基づき、前記画像読取手段による前記1色の光を用いた読み取りにおける主走査方向の感度ムラの発生位置を特定する特定手段と、
    前記画像読取手段が前記複数色の光を原稿に照射して読み取った原稿画像データのうち前記特定手段が特定した感度ムラ発生位置のデータを、前記第1基準画像データを用いて補正する補正手段とを備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置であって、
    前記特定手段は、前記第1基準画像データの値が所定の範囲内にない位置を、前記感度ムラの発生位置として特定することを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1に記載の画像読取装置であって、
    前記記憶手段は、前記画像読取手段が複数色の光を前記基準部材に照射して読み取った第2基準画像データも記憶し、
    前記特定手段は、前記第1基準画像データと前記第2基準画像データとに基づき、前記感度ムラの発生位置を特定することを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像読取装置であって、
    前記補正手段は、前記感度ムラ発生位置について前記第1基準画像データの変動幅と前記原稿画像データの変動幅との差が所定閾値以上である場合に、前記感度ムラ発生位置における前記原稿画像データの補正を行うことを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項4に記載の画像読取装置であって、
    前記補正手段は、前記原稿画像データのうち副走査方向に連続する複数の読み取りラインについて連続して、前記第1基準画像データの変動幅と前記原稿画像データの変動幅との前記差が前記所定閾値以上である場合に、前記感度ムラ発生位置における前記原稿画像データの補正を行うことを特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項3又は4に記載の画像読取装置であって、
    前記補正手段は、前記第1基準画像データの変動幅と前記原稿画像データの変動幅との前記差が前記所定閾値未満である場合、その後の所定数の読み取りラインについて前記原稿画像データの補正を行わないことを特徴とする画像読取装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像読取装置であって、
    前記特定手段は、前記画像読取手段による読み取り領域を主走査方向に分割した複数のエリアごとに、該エリアで感度ムラが発生しているか否かを判定する手段であり、
    前記補正手段は、前記特定手段が感度ムラ発生ありと判断したエリアが前記感度ムラ発生位置であるとして、前記補正を行うことを特徴とする画像読取装置。
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