JP2015153640A - スパークプラグ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
θ≧−44.5(X/Z)+35.6 …(1)
θ≦−2.86(X/Z)+10.7 …(2)
(X/Z)≦0.95 …(3)
θ≧0.1 …(4)
を満足する、ことを特徴とする。
この構成によれば、着火性と耐久性の両方に優れたスパークプラグを提供することができる。
θ≧−75(X/Z)+61 …(1a)
θ≧1.0 …(4a)
を満足するものとしてもよい。
この構成によれば、着火性が更に優れたスパークプラグを提供できる。
θ≦−4.7(X/Z)+8.1 …(2a)
を満足するものとしてもよい。
この構成によれば、耐久性が更に優れたスパークプラグを提供できる。
1.0<(L2/L1)<1.6、及び、1.1≦(L3/LG)≦1.2
を満足する、ことを特徴とする。
この構成によれば、上記の好ましい形状を有する接地電極を備えたスパークプラグを容易に製造することができる。
(1)オフセットX:接地電極30の曲げ部34の内面30iのうちで中心電極20の放電面22と同じ軸線方向高さを有する部位34aにおける接線と、接地電極30の放電面36iの接線とが交わる交点位置と、中心電極20の中心線Oとの間の横方向に沿った距離。ここで、「横方向」とは、軸線方向と垂直な方向を意味する。
(2)オフセットZ:中心電極20の中心線Oと、接地電極30の内面30iのうちで絶縁体10の先端と同じ軸線方向高さを有する部位32aとの間の最短距離。なお、この部位32aは、基端部32の内面にあることが好ましい。
・火花回数:100回/秒×250時間
・加圧力(窒素):0.4MPa
・直線f1:θ=−44.5(X/Z)+35.6
・直線f2:θ=−2.86(X/Z)+10.7
・直線f3:(X/Z)=0.95
・直線f4:θ=0.1
すなわち、この第1の好ましい範囲は、以下の4つの式で表される。
θ≧−44.5(X/Z)+35.6 …(1)
θ≦−2.86(X/Z)+10.7 …(2)
(X/Z)≦0.95 …(3)
θ≧0.1 …(4)
・直線f1a:θ=−75(X/Z)+61
・直線f2:θ=−2.86(X/Z)+10.7
・直線f3:(X/Z)=0.95
・直線f4a:θ=1.0
すなわち、この第2の好ましい範囲は、以下の4つの式で表される。
θ≧−75(X/Z)+61 …(1a)
θ≦−2.86(X/Z)+10.7 …(2)
(X/Z)≦0.95 …(3)
θ≧1.0 …(4a)
2つの形状パラメータ(X/Z),θをこの第2の範囲内に設定すれば、図5に示した第1の範囲に比べてより着火性に優れたスパークプラグを得ることができる。
・直線f1a:θ=−75(X/Z)+61
・直線f2a:θ=−4.7(X/Z)+8.1
・直線f3:(X/Z)=0.95
・直線f4a:θ=1.0
すなわち、この第3の好ましい範囲は、以下の4つの式で表される。
θ≧−75(X/Z)+61 …(1a)
θ≦−4.7(X/Z)+8.1 …(2a)
(X/Z)≦0.95 …(3)
θ≧1.0 …(4a)
2つの形状パラメータ(X/Z),θをこの第3の範囲内に設定すれば、図6に示した第2の範囲に比べてより耐久性に優れたスパークプラグを得ることができる。
(1)距離L1:接地電極部材30pの曲げ部34pの内面のうちで接地電極部材30pの基端部32に最も近い部位を曲げ部起点Aと呼び、接地電極部材30pの基端部32から最も遠い部位を曲げ部終点Bと呼ぶとき、曲げ部起点Aと曲げ部終点Bとの間の横方向に沿った距離。
(2)距離L2:曲げ部起点Aと曲げ部終点Bとの間の軸線方向に沿った距離。
(3)距離L3:曲げ部起点Aと主体金具50の先端部52との間の軸線方向に沿った距離。
(4)距離LG:主体金具50の先端部52と中心電極20の放電面22との間の距離。
なお、距離LGは、仮曲げ時の形状に依存しない一定値である。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
スパークプラグとしては、図1に示したもの以外の種々の構成を有するスパークプラグを本発明に適用することが可能である。特に、端子金具や絶縁体の具体的な形状については、様々な変形が可能である。
20…中心電極
22…放電面
30…接地電極
30i…内面
30p…接地電極部材
32…基端部
32a…部位
34…曲げ部
34a…部位
36…先端部
36e…外面
36i…放電面
40…端子金具
50…主体金具
52…先端部
54…ねじ部
58…孔
58i…先端部内面
100…スパークプラグ
210…仮曲げスペーサ
220…仮曲げパンチ
310…本曲げスペーサ
320…本曲げパンチ
Claims (4)
- 軸線方向に貫通する軸孔を有する筒状の絶縁体と、前記絶縁体の先端から突出し前記軸線方向と直交する方向に延びる放電面を先端に有する中心電極と、軸孔内に前記絶縁体を収容する主体金具と、基端部が前記主体金具の先端部に接合された接地電極であって前記接地電極の先端にある放電面が前記中心電極の放電面と火花ギャップを隔てて配置されるように曲げられた曲げ部を有する接地電極と、を備えるスパークプラグであって、
前記軸線方向に沿った前記中心電極の中心線と、前記接地電極のうちで前記中心電極の放電面と同じ軸線方向高さを有する部位における断面の面心とを通る平面上に、前記中心電極と前記接地電極とを投影した投影図上において、
前記軸線方向と垂直な方向を横方向と呼び、
前記接地電極の放電面と前記中心電極の放電面との間の前記軸線方向に沿った距離が前記接地電極の先端に行くほど小さくなるように前記中心電極の放電面に対して前記接地電極の放電面が傾いており、前記中心電極の放電面に対して前記接地電極の放電面が傾く角度をθ(°)とし、
前記接地電極の前記曲げ部の内面のうちで前記中心電極の放電面と同じ軸線方向高さを有する部位における接線と前記接地電極の放電面の接線とが交わる交点位置と、前記中心電極の中心線との間の前記横方向に沿った距離をX(mm)とし、
前記中心電極の中心線と、前記接地電極の内面のうちで前記絶縁体の先端と同じ軸線方向高さを有する部位との間の最短距離をZ(mm)としたとき、
前記θ、X、Zが、次式:
θ≧−44.5(X/Z)+35.6 …(1)
θ≦−2.86(X/Z)+10.7 …(2)
(X/Z)≦0.95 …(3)
θ≧0.1 …(4)
を満足する、ことを特徴とするスパークプラグ。 - 請求項1に記載のスパークプラグであって、
前記θ、X、Zが、上記(1)式及び(4)式の代わりに次式:
θ≧−75(X/Z)+61 …(1a)
θ≧1.0 …(4a)
を満足する、ことを特徴とするスパークプラグ。 - 請求項2に記載のスパークプラグであって、
前記θ、X、Zが、上記(2)式の代わりに次式:
θ≦−4.7(X/Z)+8.1 …(2a)
を満足する、ことを特徴とするスパークプラグ。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のスパークプラグの製造方法であって、
前記主体金具の先端部に、棒状の接地電極部材の基端部を接合する接合工程と、
前記接地電極部材を曲げることによって前記曲げ部を有する前記接地電極を形成する曲げ工程と、
を備え、
前記曲げ工程は、
前記接地電極部材を仮曲げする第1曲げ工程と、
前記仮曲げ後の前記接地電極部材を前記接地電極の形状になるまで更に曲げる第2曲げ工程と、
を含み、
前記仮曲げ後の前記接地電極部材のうちで前記中心電極の放電面と同じ軸線方向高さを有する部位における断面の面心と前記中心電極の中心線とを通る断面上において、
前記接地電極部材の曲げ部の内面のうちで前記接地電極部材の基端部に最も近い部位を曲げ部起点Aと呼び、前記接地電極部材の基端部から最も遠い部位を曲げ部終点Bと呼ぶとき、
前記曲げ部起点Aと前記曲げ部終点Bとの間の前記横方向に沿った距離L1と、
前記曲げ部起点Aと前記曲げ部終点Bとの間の前記軸線方向に沿った距離L2と、
前記曲げ部起点Aと前記主体金具の先端部との間の前記軸線方向に沿った距離L3と、
前記主体金具の先端部と前記中心電極の放電面との間の距離LGとが、
1.0<(L2/L1)<1.6、及び、1.1≦(L3/LG)≦1.2
を満足する、ことを特徴とするスパークプラグの製造方法。
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