JP2015153609A - 光電複合コネクタ及び携帯型電子機器 - Google Patents

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Keiichi Mori
惠一 森
貴義 山内
Takayoshi Yamauchi
貴義 山内
西本 益夫
Masuo Nishimoto
益夫 西本
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Abstract

【課題】小型化、軽薄化を可能とする。
【解決手段】少なくとも1つの光接続部と、少なくとも2つの電気接続部をそれぞれ有する2つのコネクタからなる光電複合コネクタにおいて、互いに接続される電気接続部の一方をピン35とし、他方をばね接点44bとする。ばね接点44bを有するコネクタはばね接点44bの前方にピン35が挿入される位置決め穴42dを備え、ピン35の先端がばね接点44bと接触して電気接続がなされ、ピン35の根元が前記位置決め穴42dに嵌まることで光接続のための位置決めがなされる。コネクタの少なくとも一方は光接続部を含む光学部品が光を透過する樹脂からなり、光学部品に電気接続部が組み込まれている。
【選択図】図3

Description

この発明は光接続と電気接続を同時に行う光電複合コネクタ及び2つのコネクタからなる光電複合コネクタの一方を搭載している携帯型電子機器に関する。
図17及び図18はこの種の光電複合コネクタの従来例として特許文献1に記載されている構成を示したものである。図17はレセプタクルを示し、図18はレセプタクルの断面構造及びレセプタクルと接続されるUSBコネクタの断面構造を示す。図17ではメタルシェルの図示は省略している。
レセプタクル10は本体部11と光デバイス部12を備えており、本体部11は突設部11aと収容部11bを有している。突設部11aには導体(接続導体)13が複数内蔵されている。導体13の一端側は突設部11aの表面に露出するように設けられており、接続部13aとなっている。導体13の他端側は本体部11の下方に向かって引き出されている。
光デバイス部12は基板14とレンズケース15とミラー部品16とによって構成されている。基板14の前端側には発光素子14aと受光素子(隠れて見えない)とICチップ14bが実装されている。基板14の後端側のスルーホールには端子17が挿入されて接続されている。
レンズケース15は発光素子14a、ICチップ14b等を覆うように基板14上に配置されており、レンズケース15の上面にはレンズ部15a,15bが形成されている。ミラー部品16はレンズケース15の上部に位置するように基板14上に配置されており、ミラー16aとガイドピン16b,16cを有している。ガイドピン16b,16cはミラー部品16の前面から前方に突出して設けられている。
レセプタクル10は光デバイス部12を組み立てた後に、光デバイス部12を本体部11の収容部11bに配置することで構成され、メタルシェル18に光デバイス部12を搭載した本体部11を挿入して完成する。
一方、レセプタクル10と結合されるUSBコネクタ20の差込部21にはフェルール22が内蔵されており、フェルール22は図示しない光ファイバ心線の先端部分を保持している。フェルール22の先端はレンズ22aとなっている。
レセプタクル10とUSBコネクタ20とはUSBコネクタ20がレセプタクル10に狭持されることで接続される。メタルシェル18には突出部18a,18bが設けられており、USBコネクタ20がレセプタクル10に挿入された際、USBコネクタ20の差込部21の上面21a及び下面21bは突出部18a,18bと当接し、これによりレセプタクル10とUSBコネクタ20との接続状態が保持される。
レセプタクル10はガイドピン16b,16cによってUSBコネクタ20と光軸の位置合わせが行われて光接続される。また、光接続と同時にUSBコネクタ20の導線とレセプタクル10の接続部13aとの接続も行われる。光接続により、発光素子14aから出射された出射光はレンズ部15aによってコリメートされ、ミラー16aによって反射されてフェルール22のレンズ22aに入射され、一方、フェルール22から出射された出射光も同様に、ミラー16aによって反射され、レンズ部15bによって集光されて受光素子に入射される。
特開2011−233501号公報
ところで、光電複合コネクタは各種分野で用いられるようになってきており、特に通信分野においてはスマートフォンやタブレットの普及により、光電複合コネクタに軽薄で小型のものが要求されている。しかしながら、上述したような構成を有する従来の光電複合コネクタ(レセプタクル)では、光接続部及び電気接続部とは別に、光接続のための位置決め用に専用のガイドピンを必要とするものとなっており、このようなガイドピンを必要とする分、小型化が困難となっていた。
この発明の目的はこの問題に鑑み、小型化、軽薄化が可能な光電複合コネクタを提供することにある。
請求項1の発明によれば、少なくとも1つの光接続部と少なくとも2つの電気接続部をそれぞれ有する2つのコネクタからなる光電複合コネクタにおいて、コネクタの少なくとも一方は光接続部を含む光学部品が光を透過する樹脂からなり、光学部品に電気接続部が組み込まれており、互いに接続される電気接続部の一方はピンとされ、他方はばね接点とされ、ばね接点を有するコネクタはばね接点の前方にピンが挿入される位置決め穴を備え、ピンの先端がばね接点と接触して電気接続がなされ、ピンの根元が前記位置決め穴に嵌まることで光接続のための位置決めがなされるものとされる。
請求項2の発明によれば、少なくとも1つの光接続部と少なくとも2つの電気接続部をそれぞれ有する2つのコネクタからなる光電複合コネクタにおいて、コネクタの少なくとも一方は光接続部を含む光学部品が光を透過する樹脂からなり、光学部品に電気接続部が組み込まれており、互いに接続される電気接続部の一方は先端にばね接点が一体形成された第1のピンとされ、他方は第2のピンとされ、第2のピンを有するコネクタは第2のピンの前方に第1のピンが挿入される位置決め穴を備え、第1のピンの先端のばね接点が第2のピンと接触して電気接続がなされ、第1のピンの根元が前記位置決め穴に嵌まることで光接続のための位置決めがなされるものとされる。
請求項3の発明では請求項1の発明において、ピンの根元の径は先端の径より大きいものとされる。
請求項4の発明では請求項2の発明において、第1のピンの延伸方向と直交する面内においてばね接点が占める領域の径は前記根元の径より小さいものとされる。
請求項5の発明では請求項1乃至4のいずれかの発明において、電気接続部は圧入により光学部品に組み込まれているものとされる。
請求項6の発明では請求項1乃至4のいずれかの発明において、電気接続部はインサート成形により光学部品に組み込まれているものとされる。
請求項7の発明では請求項1乃至6のいずれかの発明において、電気接続部は光接続部を挟んで光学部品の両脇に配置されているものとされる。
請求項8の発明では請求項1乃至7のいずれかの発明において、光学部品に光接続部を構成するレンズが一体形成されているものとされる。
請求項9の発明では請求項8の発明において、レンズは光学部品の前端面に設けた窪みのなかに形成されており、レンズは前記前端面よりも突出していないものとされる。
請求項10の発明では請求項9の発明において、電気接続部が組み込まれている部分の光学部品の前方端面は前記窪みが設けられている前端面より後方に位置しているものとされる。
請求項11の発明では請求項1乃至10のいずれかの発明において、光学部品の後方にコイルばねを備えているものとされる。
請求項12の発明では請求項1乃至11のいずれかの発明において、2つのコネクタは金属シェルをそれぞれ備えており、2つのコネクタの接続時には金属シェル同士が最初に嵌合するものとされる。
請求項13の発明では請求項1乃至11のいずれかの発明において、光学部品は光学部品を収容する収容部品に対して着脱可能とされている。
請求項14の発明では請求項13の発明において、収容部品は金属シェルと、金属シェル内に固定されて光学部品を位置決めする耐熱ガイドとよりなり、耐熱ガイドに光学部品を固定するロック片が一体形成されているものとされる。
請求項15の発明では請求項13の発明において、収容部品は金属シェルと、金属シェル内に固定されて光学部品を位置決めする耐熱ガイドとよりなり、金属シェルに光学部品を固定するロック片が一体形成されているものとされる。
請求項16の発明では請求項1乃至15のいずれかの発明において、2つのコネクタの少なくとも一方は光電変換回路を備えているものとされる。
請求項17の発明によれば、携帯型電子機器は請求項1乃至16記載のいずれかの光電複合コネクタにおける2つのコネクタのうちの一方を搭載しているものとされる。
この発明によれば、電気接続部を構成するピンは、その先端を電気接続用の接点として使用し、根元を光接続のための高精度な位置決めに使用するものとなっている。よって、従来、必要であった光接続のための位置決め用の専用のガイドピンは不要となる。
これにより、光電複合コネクタを構成する一方のコネクタにおいては、位置決め専用のガイドピンの配置スペースは不要となり、他方のコネクタにおいては、位置決め専用のガイドピンの嵌合スペースは不要となる。従って、この発明によれば、光電複合コネクタの小型化、軽薄化が可能となる。
この発明による光電複合コネクタの一実施例を示す斜視図。 Aは図1に示した光電複合コネクタの一方のコネクタであるプラグの正面図、Bは図1に示した光電複合コネクタの他方のコネクタであるレセプタクルの正面図。 Aはプラグとレセプタクルの電気接続部の構成を説明するための断面図、Bはプラグとレセプタクルの光接続部の構成を説明するための断面図。 プラグの前方側から見た分解斜視図。 プラグの後方側から見た分解斜視図。 レセプタクルの分解斜視図。 レセプタクルの基板への実装方法を説明するための図。 レセプタクルの基板への実装方法を説明するための図。 Aは図3Aに示した電気接続部の接続状態を示す断面図、Bは図3Bに示した光接続部の接続状態を示す断面図。 プラグとレセプタクルの嵌合過程を説明するための図。 Aは電気接続部の要部構成を示す断面図、B〜Dは電気接続部の他の構成例を示す断面図。 レセプタクルの他の構成例を示す斜視図。 図12に示したレセプタクルの分解斜視図。 図12に示したレセプタクルの基板への実装方法を説明するための図。 図12に示したレセプタクルの基板への実装方法を説明するための図。 光電変換回路を備えたレセプタクルの構成例を示す断面図。 レセプタクルの従来例を示す斜視図。 従来の光電複合コネクタにおけるUSBコネクタとレセプタクルの構成を示す断面図。
この発明の実施形態を図面を参照して実施例により説明する。
図1はこの発明による光電複合コネクタの一実施例の外観を示したものであり、光電複合コネクタはプラグ30とレセプタクル40とよりなる2つのコネクタによって構成されている。図2A,Bはプラグ30及びレセプタクル40をそれぞれ正面側(互いに接続される側)から見た状態を示したものであり、図3A,Bはプラグ30とレセプタクル40の要部断面構造を示したものである。また、図4,5はプラグ30を各部に分解して示したものであり、図6はレセプタクル40を各部に分解して示したものである。
まず、プラグ30の構成について説明する。
プラグ30は図4,5に示したように、金属シェル31,32とガイド33と光学部品34と2本のピン35とブロック36と2つのコイルばね37とハウジング38とによって構成されている。プラグ30は図1に示したようにケーブル50の端末に取り付けられる。ケーブル50はこの例では2本の電線51と4本の光ファイバ52を内部に有するものとなっている。
金属シェル31は前方側に角筒状をなす嵌合部31aを備え、後方側には底面が開放された断面コ字形状の囲い部31bを備えている。嵌合部31aと囲い部31bは連結部31cによって連結されており、連結部31cは嵌合部31aの上面後端から立ち上げられた後、囲い部31bの上面に連結するように折り曲げられた形状となっている。一方、嵌合部31aの下面後端からは連結部31cと線対称形状をなすように延長部31dが延長形成されている。
嵌合部31aの上面には一対の窓31eが形成されており、連結部31cにおける囲い部31bの上面の延長上に位置する部分には一対のばね片31fが内面側に突出するように切り起こされて形成されている。また、囲い部31bの両側面にはそれぞれ一対の凸部31gが切り起こされて突出形成されており、さらに延長部31dの下面にも一対の凸部31hが切り起こされて突出形成されている。なお、囲い部31bの上面後方には台形状をなす延長部31iが延長形成されており、さらに延長部31iの先端には短冊状をなす突出片31jが突出形成されている。
金属シェル32は金属シェル31と組み合わされて一体化されるもので、上面が開放された断面コ字形状をなす。金属シェル32の後端側は金属シェル31の台形状をなす延長部31iの形状と対応するように幅が徐々に狭められており、下面後端には突出部32aが突出形成され、さらに突出部32aの先にケーブル固定部32bが形成されている。ケーブル固定部32bはケーブルのまわりを囲んで圧着できるようにU字形状をなす。
金属シェル32の前端側にはわずかに幅狭とされた幅狭部32cが設けられており、幅狭部32cより後方の側壁と幅狭部32cの側壁とはスリット32dによって分断されている。幅狭部32cの両側壁には窓32eがそれぞれ形成されており、幅狭部32cより後方の両側壁にもそれぞれ一対の窓32fが形成されている。さらに、幅狭部32cの下面にも一対の窓32gが形成されている。
ガイド33は樹脂製とされ、角筒状をなす本体部33aと、本体部33aから前方に突出延長された一対の位置決め片33bとを有する。本体部33aは前端側の開口33cが狭められており、一対の位置決め片33bは開口33cの左右両側に位置されている。本体部33aの上面の前端側には一対の凹部33dが形成されており、本体部33aの上面及び下面の後端側にはそれぞれ窓33eが形成されている。本体部33aの両側壁には後端から前方に向かってスリット33fが形成されており、両側壁の前端側には凸部33gがそれぞれ突出形成されている。また、両側壁の下端側には1段高くされた(側方に突出された)段部33hがそれぞれ形成されている。
光学部品34は直方体状をなし、後端には上下方向に突出して鍔部34aが形成されている。光学部品34は光を透過する樹脂製とされる。光学部品34の上面の後端側には凹部34bが形成されており、凹部34bより前方側には光ファイバ52の端末が挿入固定される微細孔34c(図3B参照)が形成されている。微細孔34cは4つ形成されており、光学部品34の前端面34dの、各微細孔34cの延長上に位置する箇所には、集光レンズ34eが形成されている。集光レンズ34eは前端面34dの長手方向に配列されて形成されており、これら集光レンズ34eによって光接続部が構成されている。集光レンズ34eは前端面34dに設けた窪みのなかに形成されており、集光レンズ34eは前端面34dよりも突出しないようにされている。一方、凹部34bの内部底面の微細孔34c寄りの部分には1段高い段部34fが形成されており、この段部34fには各微細孔34cの延長上に位置するようにV溝34gが形成されている。
光学部品34の前端面34dの長手方向において前端面34dの両側に位置する部分の端面(前方端面)34d1は、前端面34dよりわずかに後方に位置されており、この端面34d1にそれぞれ電気接続部をなす金属製のピン35が設けられている。ピン35はこの例ではインサート成形により光学部品34に組み込まれている。
ピン35は光学部品34を貫通して設けられており、先端は光学部品34の端面34d1から突出されている。ピン35の後端側は筒状をなす筒部35a(図3A参照)とされ、光学部品34の後方に突出されている。なお、ピン35の中間部にはやや径が大とされた大径部35b(図3A参照)が設けられている。
光学部品34を構成する樹脂としては、例えばPEI(ポリエーテルイミド)、PC(ポリカーボネート)、COC(環状オレフィン・コポリマー)などを用いることができる。
ブロック36は直方体状をなし、後端には鍔部36aが形成されている。ブロック36は樹脂製とされる。ブロック36には長円形をなす貫通穴36bが前後方向に貫通形成されており、上面中央には貫通穴36bと連通する切欠き36cが前後方向全長に渡って形成されている。上面の前端側において切欠き36cを挟む両側にはそれぞれ突起36dが形成されている。また、鍔部36aの下面にも突起36eが形成されている。なお、貫通穴36bの内部において左右両側部分にはコイルばね37の受けとなる受け部36f(図3A参照)が内周に突出して形成されている。
ハウジング38はプラグ30の外形を構成するもので直方体形状をなす。ハウジング38は上ハウジング38aと下ハウジング38bの2体によって構成されており、詳細図示は省略しているが、互いに組み合わせて押し付けることにより一方の爪が他方に引っ掛かって固定一体化されるものとなっている。ハウジング38の前面には開口38cが形成されており、背面にはケーブル50が挿入される円筒部38dが突出形成されている。
以下、プラグ30の組み立てについて順に説明する。
(1)ケーブル50から取り出した電線51及び光ファイバ52をブロック36の貫通穴36bに通す。
(2)光学部品34の各微細孔34cに光ファイバ52の端末を挿入して接着固定する。この際、光ファイバ52がV溝34gに位置決めされている部分も接着固定する。
(3)電線51をコイルばね37の内側に通してコイルばね37を電線51のまわりに位置させた後、ピン35の筒部35aに電線51の端末を挿入してピン35に電線51を接続する。接続は筒部35aをかしめることによって行う。
(4)金属シェル31の嵌合部31a内に一対の位置決め片33bを挿入してガイド33の本体部33aを金属シェル31の囲い部31b内に位置させ、本体部33aを挟み込むように金属シェル32を下側から取り付ける。金属シェル31の計4つの凸部31gは金属シェル32の窓32fにそれぞれ嵌り込み、金属シェル31の一対の凸部31hは金属シェル32の窓32gにそれぞれ嵌り込む。これにより、金属シェル31と金属シェル32は互いに固定一体化される。また、ガイド33の一対の凹部33dに金属シェル31の一対のばね片31fがそれぞれ嵌り、ガイド33の一対の凸部33gが金属シェル32の窓32eにそれぞれ嵌り込むことによってガイド33は金属シェル31,32内に位置決め固定される。なお、金属シェル31の囲い部31bの両側面の下端はガイド33の段部33hに突き当たった状態となる。
(5)ガイド33内に後方から光学部品34を挿入し、さらに後方からブロック36をガイド33に嵌め込む。ブロック36の上面の一対の突起36d及び下面の突起36eはガイド33の窓33eにそれぞれ嵌り込み、これによりブロック36は抜け止めされてガイド33に固定される。2つのコイルばね37は光学部品34の後端面とブロック36の貫通穴36b内に設けられている受け部36fによって挟み込まれた状態となり、このコイルばね37によって光学部品34はガイド33の開口33cから突出する方向に押されて前端側が金属シェル31の嵌合部31a内に位置される。なお、光学部品34には鍔部34aが設けられており、ガイド33の前端の内面に鍔部34aが突き当たることによってガイド33から抜け出ることはない。
(6)ケーブル50を金属シェル31,32に固定する。固定は金属シェル32のケーブル固定部32bのU字内にケーブル50を位置させた後、その上に金属シェル31の突出片31jを位置させ、ケーブル固定部32bのU字の両端を内側に曲げ込むことによって行う。これによりケーブル50は金属シェル31,32によって圧着固定される。
(7)最後にプラグ30の外形を構成するハウジング38を取り付ける。金属シェル31の嵌合部31aはハウジング38の開口38cから突出される。ケーブル50はハウジング38の円筒部38dから外部に引き出される。
上記のようにして、図1〜3に示したプラグ30が完成する。なお、上述した例ではピン35はインサート成形により光学部品34に組み込まれるものとなっているが、これに替え、圧入によってピン35を光学部品34に組み込むようにしてもよい。
次に、レセプタクル40の構成について説明する。
レセプタクル40は図6に示したように、金属シェル41と光学部品42と耐熱ガイド43と2つのソケット44とブロック45とによって構成されており、2本の電線61と4本の光ファイバ62が取り付けられるものとなっている。
金属シェル41は角筒状をなし、その上面には一対のばね片41aが形成され、各ばね片41aの先端には金属シェル41の内側に突出するように凸部41bが形成されている。また、上面の後端には切欠き41cが形成されている。金属シェル41の両側壁部分には側壁から下方に突出延長されて端子41dが形成されている。端子41dは両側壁部分にそれぞれ一対形成されている。また、両側壁の後端側には窓41eがそれぞれ形成されている。
耐熱ガイド43は矩形状をなす枠部43aと、枠部43aの両側壁部分からそれぞれ前方に突出延長された一対のガイド片43bと、枠部43aの両側壁部分からそれぞれ後方に突出延長された一対のロック片43cとを有する。各ロック片43cの先端は幅広とされてロック部43dが形成されている。枠部43aの両側壁の外面には突起43eがそれぞれ形成されており、枠部43aの上面には1段高い段部43fが形成され、さらに段部43fの両側に突条43gがそれぞれ形成されている。
光学部品42は直方体状をなし、光ファイバ62の端末が挿入固定される微細孔42a(図3B参照)が形成されている。微細孔42aは4つ形成されており、レンズブロック42の前端面42bの、各微細孔42aの延長上に位置する箇所には、集光レンズ42cが形成されている。集光レンズ42cは前端面42bの長手方向に配列されて形成されており、これら集光レンズ42cによって光接続部が構成されている。集光レンズ42cは前端面42bに設けた窪みのなかに形成されており、集光レンズ42cは前端面42bよりも突出しないようにされている。4つの集光レンズ42cの配列ピッチはプラグ30の4つの集光レンズ34eの配列ピッチと一致されている。
光学部品42の前端面42bの長手方向において前端面42bの両側に位置する部分の端面42b1は、前端面42bに対し、わずかに後方に位置されており、この端面42b1にそれぞれ位置決め穴42dが形成されている。各位置決め穴42dの奥には位置決め穴42dに続いて取り付け穴42e(図3A参照)が形成されている。
光学部品42の後端には上下方向に突出して鍔部42fが形成されている。鍔部42fの後端面には左右方向(長手方向)に溝42gが後端面の全長に渡って形成されており、微細孔42a及び取り付け穴42eはこの溝42gの底面に開口している。鍔部42fは溝42gによって上部と下部に分断されており、鍔部42fの上部及び下部にはそれぞれ窓42hが形成されている。
ブロック45は基部45aと、基部45aから前方に突出された突出部45bとよりなり、基部45aから突出部45bに渡って長円形をなす貫通穴45cが貫通形成されている。基部45aの両側面にはそれぞれ長円切欠き45dが形成されており、基部45aの両側面において長円切欠き45dを挟む上下には爪45eがそれぞれ突出形成されている。また、突出部45bの上面及び下面には突起45fがそれぞれ形成されている。
ソケット44は中間部44aが軸状とされ、中間部44aより前方には電気接続部をなす一対のばね接点44bが中間部44aから突出されて形成されている。ばね接点44bは断面略半円弧形状とされ、片持ち梁状とされている。一対のばね接点44bは互いに対向するように形成されており、先端側は互いに近接してすぼまった状態となっている。ソケット44の中間部44aより後方は筒状をなす筒部44cとされている。なお、中間部44aの後端側にはやや径が大とされた大径部44dが設けられている。
以下にレセプタクル各部の構成材料を例示する。
・金属シェル41…ステンレス鋼
・耐熱ガイド43…LCP(液晶ポリマー)やPPS(ポリフェニレンスルフィド)な
ど<耐熱性がある材料>
・光学部品42 …PEI、PC、COCなど<光を透過する樹脂>
・ブロック45 …LCP、PPS、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PA
(ポリアミド)など<耐熱性は特に必要ない>
・ソケット44 …銅合金
次に、レセプタクル40の組み立てについて順に説明する。
(1)光ファイバ62をブロック45の貫通穴45cに通す。
(2)レンズブロック42の各微細孔42aに光ファイバ62の端末を挿入して接着固定する。
(3)ソケット44の筒部44cに電線61の端末を挿入し、半田付けにより接続する。
(4)ブロック45の2つの長円切欠き45dにそれぞれソケット44の筒部44cを挿入してブロック45と2つのソケット44を一体化する。ソケット44の大径部44dはブロック45の基部45aの前面に位置し、ソケット44は大径部44dが基部45aの前面と突き当たることにより後方への動きが規制される。
(5)ソケット44を保持したブロック45の突出部45bを光学部品42の溝42gに後方から嵌め込む。ブロック45と光学部品42はブロック45の上下2つの突起45fが光学部品42の窓42hにそれぞれ位置して引っ掛かることにより互いに固定される。2つのソケット44は光学部品42の取り付け穴42eに挿入されて図3Aに示した状態となる。
(6)金属シェル41に後方から耐熱ガイド43を組み込む。耐熱ガイド43に設けられている2つの突起43eが金属シェル41の窓41eにそれぞれ位置して引っ掛かることにより金属シェル41と耐熱ガイド43は互いに固定される。耐熱ガイド43の段部43fは金属シェル41の切欠き41cに嵌まった状態となる。耐熱ガイド43の2つのガイド片43bは金属シェル41内に位置し、2つのロック片43cは金属シェル41の後方に突出される。
(7)ブロック45が取り付けられた光学部品42を金属シェル41に取り付けられた耐熱ガイド43内に後方から嵌め込む。耐熱ガイド43の一対のロック片43cの先端のロック部43dがブロック45の基部45aの両側面にそれぞれ形成されている爪45eに引っ掛かることにより光学部品42は耐熱ガイド43に固定されて金属シェル41内に収容される。なお、光学部品42は耐熱ガイド43の枠部43aに囲まれて位置決めされる。
上記のようにして図1〜3に示したレセプタクル40が完成する。
レセプタクル40は上述したように、光ファイバ62、ブロック45、ソケット44及び電線61が組み付けられた光学部品42が金属シェル41に組み込まれた耐熱ガイド43に最後に収容されて完成するものとなっており、つまり光学部品42が光学部品42を収容する収容部品に収容されてレセプタクル40が完成するものとなっている。収容部品に対する光学部品42の固定は耐熱ガイド43に設けられた一対のロック片43cがブロック45に形成された爪45eに引っ掛かることによって行われ、このようなロック片43cと爪45eとよりなるロック機構を採用したことにより、光学部品42は収容部品に対して容易に着脱可能とされている。これにより、この例では以下のような長所を有する。
即ち、レセプタクル40は基板に実装されるものとなっているが、実装にリフロー技術を用いる場合、レセプタクル40は例えば250℃といった高温にさらされることになる。このようなリフロー温度は光学部品42や光ファイバ62等の耐熱温度を超えるものであり、よって光学部品42や光ファイバ62に熱劣化が生じて性能が損なわれることになり、またゴミやガス等により汚染されているリフロー時の雰囲気により光学部品42が汚染されて性能が損なわれることになる。
この例では光学部品42が着脱可能とされているため、このような重大な問題を回避することができる。図7及び8はこの様子を示したものであり、レセプタクル40を基板70にリフロー実装する際には、光ファイバ62、ブロック45、ソケット44及び電線61が組み付けられた光学部品42を収容部品(耐熱ガイド43が組み込まれた金属シェル41)から取り外した状態で図7A,図8Aに示したように収容部品を基板70にリフロー実装し、実装後、図7B,図8Bに示したように光学部品42を取り付ける。これにより光学部品42や光ファイバ62の性能を損なうことなく、レセプタクル40を基板70にリフロー実装することができる。
なお、収容部品は、光学部品42を繰り返し着脱することができ、よって例えば光学部品42に不具合が生じても容易に修理することができる。
図9A,Bは上記のような構成を有するレセプタクル40とプラグ30が嵌合され、電気接続と光接続とが行われた状態をそれぞれ示したものであり、図9A,Bはそれぞれ図3A,Bと対応した図となっている。なお、基板70の図示は省略している。
電気接続は図9Aに示したようにプラグ30のピン35がレセプタクル40の位置決め穴42dに挿入され、さらに一対のばね接点44b間に挿入されて一対のばね接点44bにピン35の先端が挟み込まれることによって行われる。なお、プラグ30の金属シェル31の嵌合部31aは、レセプタクル40の金属シェル41内に嵌め込まれて金属シェル41と接触しており、これによりグランド接続が行われる。
光接続は図9Bに示したようにプラグ30の光学部品34の前端面34dと、レセプタクル40の光学部品42の前端面42bとが突き当てられて、集光レンズ34eと42cとが互いに対向されることによって行われる。この例では集光レンズ34e,42cともに前端面34d,42bよりも突出していないので、集光レンズ同士は接触することがなく、光接続は集光レンズ34e,42cによる空間結合によって行われるものとなっている。
光接続には極めて高精度な位置決めが要求されるが、この例ではレセプタクル40にはばね接点44bの前方に位置決め穴42dが設けられており、プラグ30のピン35がこの位置決め穴42dに挿入され、図9Aに示したようにピン35の根元が位置決め穴42dに嵌まることで、光接続のための高精度な位置決めが行われるものとなっている。
このようにこの例では電気接続部を構成するピン35の先端がばね接点44bと接触して電気接続が行われ、このピン35の根元を光接続のための位置決めに使用するものとなっており、接続方向において光接続部の位置(集光レンズ34e,42cの位置)とほぼ同じ位置で位置決めを行うため、高精度な位置決めが可能となっている。具体的には、本発明におけるピン35の先端とは図9A中、破線aで囲んだ部分の電気接続機能部を示し、ピン35の根元とは破線bで囲んだ部分の光接続のための位置決め機能部を示す。従って、電気接続機能部と光接続のための位置決め機能部が図9Aの位置関係で配置されていれば、それぞれが物理的なピンの先端、根元に位置しなくともよい。
図10(1)〜(4)はプラグ30とレセプタクル40の嵌合過程を順に示したものである。なお、図10(1)は嵌合前の状態を示す。
プラグ30とレセプタクル40の接続時には、図10(2)に示したように、最初にプラグ30の金属シェル31とレセプタクル40の金属シェル41が嵌合する。金属シェル同士の嵌合によりプラグ30とレセプタクル40とはほぼ位置決めされ、これにより図10(3)に示したレセプタクル40の位置決め穴42dへのプラグ30のピン35の挿入が容易となる。なお、光学部品34に設けられた一対のピン35が支障なく、良好に位置決め穴42dに挿入されるように、プラグ30の光学部品34は金属シェル31に対してわずかに動きうるフローティング構造を採用している。
さらに、嵌合を進めることにより、光学部品34の前端面34dは光学部品42の前端面42bに押し付けられる。これにより、光学部品同士の角度ずれも矯正されて、図10(4)に示した嵌合完了状態となり、電気接続と光接続が完了する。レセプタクル40の金属シェル41に形成されているばね片41aの先端の凸部41bは、プラグ30の金属シェル31に形成されている窓31eに嵌り込み、これにより抜け止めされ、嵌合状態が保持される。
上述した例ではプラグ30及びレセプタクル40は4つの光接続部と2つの電気接続部を有するものとなっているが、光接続部の数は特に限定されない。一方、電気接続部の数、言い換えればピン35の本数は少なくとも2本とされる。上述した例に示したように2本のピン35を光接続部を挟んでプラグ30の両脇に配置すれば、光接続のための位置決めをより高精度に行うことができる。
なお、ピン35とばね接点44bとの接触による電気接続においては、金属同士の接触、こすれにより金属摩耗粉が発生する恐れがあるが、ピン35とばね接点44bとは光接続のための高精度な位置決めを担う位置決め穴42dより奥まった位置で接触するため、金属摩耗粉が位置決め穴42dの内壁面に付着するといったことは生じにくいものとなっている。また、ピン35は位置決め穴42dに挿入されるため、こすれにより発生する樹脂摩耗粉やゴミ等が例えばピン35が設けられている光学部品34の端面34d1や位置決め穴42dが設けられている光学部品42の端面42b1に付着残留するといったことが生じうるが、これら端面34d1,42b1は光接続を担う前端面34d,42bよりそれぞれ後方に位置しているため、たとえ樹脂摩耗粉やゴミ等が付着残留したとしても光接続がその影響を受けることはない。
図11Aは上述したプラグ30とレセプタクル40の電気接続部をさらに拡大して示したものである。図11B〜Dは電気接続部の他の構成例を示したものである。
図11Bはピン35’の先端の径を根元の径より小さくし、これに対応して一対のばね接点44b’の先端がなすピン35’の挿入空間を図11Aに示した状態より狭くしたものであり、図11Cは図11Bと同様のばね接点44b’とし、ピン35’’の先端を先細形状としたものである。
このような形状を有するピン35’,35’’を採用すれば、高精度な位置決めを行うべく、ピン35’,35’’の根元部分と位置決め穴42dとの嵌合における隙間(クリアランス)を小さくしても、位置決め穴42dへの挿入を容易に行うことができる。
図11Dはレセプタクル40側に設けられる電気接続部をばね接点44bではなく、ピン(第2のピン)44eとし、プラグ30側のピン(第1のピン)35の先端にばね接点35cを一体形成したものであり、このような構成を採用することもできる。ピン35の延伸方向と直交する面内において一対のばね接点35cが占める領域の径はピン35の根元の径より小さくされる。これにより、このような先端にばね接点35cを有するピン35であっても位置決め穴42dへの挿入を良好に行うことができる。この例ではプラグ30のピン35のばね接点35cと、レセプタクル40のピン44eとが接触することによって電気接続が行われる。
以上説明した実施例においては、互いに接続される光接続部の双方にレンズが設けられているが、レンズは一方だけでもよく、またレンズをなしとしてもよい。例えば、レンズがない場合は光ファイバ52,62の端面同士が突き当てられる。
上述したレセプタクル40では、光ファイバ62、ブロック45、ソケット44及び電線61が組み付けられた光学部品42を収容部品(耐熱ガイド43が組み込まれた金属シェル41)に固定するためのロック機構は、耐熱ガイド43に設けたロック片43cとブロック45の爪45eとによって構成されているが、ロック片は金属シェルに設けることもできる。
図12はこのように金属シェルにロック片を設けたレセプタクル40’を示したものであり、図13は図12に示したレセプタクル40’を各部に分解して示したものである。なお、図1及び図6と対応する部分には同一符号を付してある。
一対のロック片41fは金属シェル41’の両側壁から後方に突出延長されて形成されており、各ロック片41fの先端は幅広とされてロック部41gが形成されている。なお、一対のロック片41fはロック部41gが互いに少し近接するように図12,13に示したように折り曲げられている。
耐熱ガイド43’は前述の図6に示した耐熱ガイド43から一対のロック片43cが削除された形状とされる。
図14,15は前述した図7,8と同様、レセプタクル40’を基板70にリフロー実装する際の様子を示したものであり、図14A,図15Aに示したように光学部品42を収容部品から取り外した状態で収容部品を基板70にリフロー実装し、実装後、図14B,図15Bに示したように光学部品42を取り付け、金属シェル41’の一対のロック片41fをブロック45の爪45eに引っ掛けることによって収容部品に光学部品42を固定する。
このように、ロック片は金属シェルに設けてもよく、これによっても収容部品に対して光学部品を着脱可能とすることができる。
なお、プラグとレセプタクルとよりなる2つのコネクタの少なくとも一方が光電変換回路を具備する構成としてもよい。図16はこのような構成の一例として光電変換回路を備えたレセプタクル40’’を示したものである。図16において、46は回路基板を示し、47は面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)、48はICを示す。光学部品42にはミラー面42iが形成されており、また面発光レーザ47と対向する位置には集光レンズ42jが形成されている。
以上、この発明による光電複合コネクタの実施例について説明したが、この発明によれば光電複合コネクタの小型化、軽薄化が可能であり、スマートフォンやタブレットなどの携帯型電子機器への搭載に極めて適したものとなる。携帯型電子機器にはプラグとレセプタクルとよりなる2つのコネクタのうちの一方、例えばレセプタクルが搭載される。
10 レセプタクル 11 本体部
11a 突設部 11b 収容部
12 光デバイス部 13 導体
13a 接続部 14 基板
14a 発光素子 14b ICチップ
15 レンズケース 15a,15b レンズ部
16 ミラー部品 16a ミラー
16b,16c ガイドピン 17 端子
18 メタルシェル 18a,18b 突出部
20 USBコネクタ 21 差込部
21a 上面 21b 下面
22 フェルール 22a レンズ
30 プラグ 31 金属シェル
31a 嵌合部 31b 囲い部
31c 連結部 31d 延長部
31e 窓 31f ばね片
31g,31h 凸部 31i 延長部
31j 突出片 32 金属シェル
32a 突出部 32b ケーブル固定部
32c 幅狭部 32d スリット
32e,32f,32g 窓 33 ガイド
33a 本体部 33b 位置決め片
33c 開口 33d 凹部
33e 窓 33f スリット
33g 凸部 33h 段部
34 光学部品 34a 鍔部
34b 凹部 34c 微細孔
34d 前端面 34d1 端面
34e 集光レンズ 34f 段部
34g V溝 35,35’,35’’ ピン
35a 筒部 35b 大径部
35c ばね接点 36 ブロック
36a 鍔部 36b 貫通穴
36c 切欠き 36d,36e 突起
36f 受け部 37 コイルばね
38 ハウジング 38a 上ハウジング
38b 下ハウジング 38c 開口
38d 円筒部 40,40’,40’’ レセプタクル
41,41’ 金属シェル 41a ばね片
41b 凸部 41c 切欠き
41d 端子 41e 窓
41f ロック片 41g ロック部
42,42’ 光学部品 42a 微細孔
42b 前端面 42b1 端面
42c 集光レンズ 42d 位置決め穴
42e 取り付け穴 42f 鍔部
42g 溝 42h 窓
42i ミラー面 42j 集光レンズ
43,43’ 耐熱ガイド 43a 枠部
43b ガイド片 43c ロック片
43d ロック部 43e 突起
43f 段部 43g 突条
44 ソケット 44a 中間部
44b,44b’ ばね接点 44c 筒部
44d 大径部 44e ピン
45 ブロック 45a 基部
45b 突出部 45c 貫通穴
45d 切欠き 45e 爪
45f 突起 46 回路基板
47 面発光レーザ 48 IC
50 ケーブル 51 電線
52 光ファイバ 61 電線
62 光ファイバ 70 基板

Claims (17)

  1. 少なくとも1つの光接続部と、少なくとも2つの電気接続部をそれぞれ有する2つのコネクタからなる光電複合コネクタであって、
    前記コネクタの少なくとも一方は前記光接続部を含む光学部品が光を透過する樹脂からなり、前記光学部品に前記電気接続部が組み込まれており、
    互いに接続される前記電気接続部の一方はピンとされ、他方はばね接点とされ、
    前記ばね接点を有する前記コネクタは、前記ばね接点の前方に前記ピンが挿入される位置決め穴を備え、
    前記ピンの先端が前記ばね接点と接触して電気接続がなされ、前記ピンの根元が前記位置決め穴に嵌まることで光接続のための位置決めがなされることを特徴とする光電複合コネクタ。
  2. 少なくとも1つの光接続部と、少なくとも2つの電気接続部をそれぞれ有する2つのコネクタからなる光電複合コネクタであって、
    前記コネクタの少なくとも一方は前記光接続部を含む光学部品が光を透過する樹脂からなり、前記光学部品に前記電気接続部が組み込まれており、
    互いに接続される前記電気接続部の一方は先端にばね接点が一体形成された第1のピンとされ、他方は第2のピンとされ、
    前記第2のピンを有する前記コネクタは、前記第2のピンの前方に前記第1のピンが挿入される位置決め穴を備え、
    前記第1のピンの先端の前記ばね接点が前記第2のピンと接触して電気接続がなされ、前記第1のピンの根元が前記位置決め穴に嵌まることで光接続のための位置決めがなされることを特徴とする光電複合コネクタ。
  3. 請求項1記載の光電複合コネクタにおいて、
    前記ピンの根元の径は先端の径より大きいことを特徴とする光電複合コネクタ。
  4. 請求項2記載の光電複合コネクタにおいて、
    前記第1のピンの延伸方向と直交する面内において前記ばね接点が占める領域の径は前記根元の径より小さいことを特徴とする光電複合コネクタ。
  5. 請求項1乃至4記載のいずれかの光電複合コネクタにおいて、
    前記電気接続部は圧入により前記光学部品に組み込まれていることを特徴とする光電複合コネクタ。
  6. 請求項1乃至4記載のいずれかの光電複合コネクタにおいて、
    前記電気接続部はインサート成形により前記光学部品に組み込まれていることを特徴とする光電複合コネクタ。
  7. 請求項1乃至6記載のいずれかの光電複合コネクタにおいて、
    前記電気接続部は前記光接続部を挟んで前記光学部品の両脇に配置されていることを特徴とする光電複合コネクタ。
  8. 請求項1乃至7記載のいずれかの光電複合コネクタにおいて、
    前記光学部品に前記光接続部を構成するレンズが一体形成されていることを特徴とする光電複合コネクタ。
  9. 請求項8記載の光電複合コネクタにおいて、
    前記レンズは前記光学部品の前端面に設けた窪みのなかに形成されており、
    前記レンズは前記前端面よりも突出していないことを特徴とする光電複合コネクタ。
  10. 請求項9記載の光電複合コネクタにおいて、
    前記電気接続部が組み込まれている部分の前記光学部品の前方端面は前記窪みが設けられている前端面より後方に位置していることを特徴とする光電複合コネクタ。
  11. 請求項1乃至10記載のいずれかの光電複合コネクタにおいて、
    前記光学部品の後方にコイルばねを備えていることを特徴とする光電複合コネクタ。
  12. 請求項1乃至11記載のいずれかの光電複合コネクタにおいて、
    前記2つのコネクタは金属シェルをそれぞれ備えており、
    前記2つのコネクタの接続時には前記金属シェル同士が最初に嵌合することを特徴とする光電複合コネクタ。
  13. 請求項1乃至11記載のいずれかの光電複合コネクタにおいて、
    前記光学部品は前記光学部品を収容する収容部品に対して着脱可能とされていることを特徴とする光電複合コネクタ。
  14. 請求項13記載の光電複合コネクタにおいて、
    前記収容部品は金属シェルと、前記金属シェル内に固定されて前記光学部品を位置決めする耐熱ガイドとよりなり、
    前記耐熱ガイドに前記光学部品を固定するロック片が一体形成されていることを特徴とする光電複合コネクタ。
  15. 請求項13記載の光電複合コネクタにおいて、
    前記収容部品は金属シェルと、前記金属シェル内に固定されて前記光学部品を位置決めする耐熱ガイドとよりなり、
    前記金属シェルに前記光学部品を固定するロック片が一体形成されていることを特徴とする光電複合コネクタ。
  16. 請求項1乃至15記載のいずれかの光電複合コネクタにおいて、
    前記2つのコネクタの少なくとも一方は光電変換回路を備えていることを特徴とする光電複合コネクタ。
  17. 請求項1乃至16記載のいずれかの光電複合コネクタにおける2つのコネクタのうちの一方を搭載していることを特徴とする携帯型電子機器。
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