JP2015153019A - 無線車載機及び避難誘導システム - Google Patents

無線車載機及び避難誘導システム Download PDF

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【課題】 災害発生時にネットワークに通信の輻輳が生じても、最新の災害情報を受信し、ユーザーの現在位置情報を入手したら避難経路情報により、ユーザーを適切な避難場所へ避難誘導する。【解決手段】 プロセッサに制御される無線車載機において、路車間通信または車車間通信を行う第1の無線モジュールと、表示端末と情報を授受する第2の無線モジュールと、避難先情報を格納しておくメモリと、現在地情報を取得するGPSモジュールとを有し、プロセッサは、路車間通信または車車間通信により緊急避難情報を入手し、現在地情報と避難先情報とから適切な避難先を選定し、表示端末に避難先情報を送信して適切な避難先へ誘導する無線車載機を提供する。【選択図】 図1

Description

本発明は、無線車載機に関し、特に無線車載機を用いた避難誘導システムに関する。
津波発生時など緊急避難が必要な場合に、その情報をユーザーへ確実に知らせ、ユーザーを安全な避難場所へ速やかに誘導する技術が公開されている。この技術は、例えば、災害情報配信サーバからの災害情報受信を起点として、携帯情報端末の現在位置を検出し、その現在位置情報を避難誘導サーバへ送信する。その後避難誘導サーバから送信されてきた避難経路情報により、ユーザーを避難誘導するためのナビゲーション処理を行なうものである。
また、避難を要する対象者の所在地を自動的に把握し、同時に危険の少ない避難経路を選択して避難場所へ案内する避難誘導システムを提供する技術も公開されている。この技術は、ホスト装置が無線通信端末から避難場所への誘導を案内する要求を受けた際に、ホスト装置の災害関連情報データベースを参照して無線通信端末の近辺の避難場所およびその避難場所周辺の危険情報を読み出す。そのあと地図情報の上に避難場所への安全な避難経路を示した避難誘導地図情報を生成し、避難誘導地図情報を無線通信端末に送信する。
関連する技術として、下記特許文献1〜3のような技術が開示されている。
特許文献1には、津波発生時など緊急避難が必要な場合に、そのことをユーザーへ確実に知らせ、そのユーザーを安全な避難場所へ速やかに誘導する技術が開示されている。
また、特許文献2には、緊急放送受信時に、現在地周辺の避難場所や推奨避難経路などを検索して、最適な避難場所、現在位置からその避難場所までの最適経路を案内する技術が開示されている。
さらに、特許文献3には、災害発生時等にネットワークに通信の輻輳が生じても、誘導情報の提供が可能な技術が開示されている。
特開2010−244407号公報 特開2008−203039号公報 特開2007−333651号公報
特許文献1に記載の技術は、災害情報配信サーバから配信された災害情報の受信をトリガとして携帯情報端末の現在位置を検出し、その現在位置情報を避難誘導サーバへ送信し、その後当該避難誘導サーバから送信されてきた避難経路情報により、ユーザーを避難誘導するためのナビゲーション処理を行うものである。しかし、携帯情報端末網のデータ量が増大する緊急災害時に、避難誘導サーバと携帯情報端末との相互通信が必要であるため、相互通信が途切れるという課題がある。
特許文献2に記載の技術は、ナビゲーション装置において、自宅、会社等滞在時間が長いと思われる地点の位置とその地点から避難場所までの避難路を予め記憶しておき、災害発生時の緊急放送を受信した場合に、現在地が前述の記憶してある地点であれば登録した避難路を表示し、現在地が登録した地点でない場合は、周辺の避難場所や推奨避難経路などを検索して、最適な避難場所、現在位置からその避難場所までの最適経路を探索して案内するものである。しかしながら、緊急放送だけでは、地震の際の津波のように刻一刻と変化する状況には対応できない場合がある、という課題がある。
特許文献3に記載の技術は、車載のナビゲーションシステムと携帯端末とからなる経路誘導システムであって、車載のナビゲーションシステムが取得した現在位置近くの避難場所、地図データ及び避難場所までの経路を、ネットワークを介さず、無線LAN(Local Area Network)等の狭域通信を使って携帯端末に送信するものである。
この技術は、災害発生時にネットワークに通信の輻輳が生じても、携帯端末に誘導情報を提供するものである。しかしながら、輻輳が生じた後は、避難場所や推奨避難経路等の情報の更新がされないので最新の情報が得られないという課題がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決し、災害発生時にネットワークに通信の輻輳が生じても、最新の災害情報を受信し、ユーザーの現在位置情報を入手して避難経路情報によりユーザーを最適な避難場所へ避難誘導する、無線車載機を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために、プロセッサに制御される無線車載機において、路車間通信または車車間通信を行う第1の無線モジュールと、表示端末と情報を授受する第2の無線モジュールと、避難先情報を格納しておくメモリと、現在地情報を取得するGPSモジュールとを有し、プロセッサは、路車間通信または車車間通信により緊急避難情報を入手し、現在地情報と避難先情報とから適切な避難先を選定し、表示端末に避難先情報を送信して適切な避難先へ誘導することを特徴としている。
また、本発明は、路車間通信または車車間通信により緊急避難情報を入手し、現在地情報と避難先情報とから、避難先へ誘導する無線車載機において、無線車載機は、表示端末に避難先情報を送信して適切な避難先へ誘導することを特徴としている。
本発明によれば、災害発生時にネットワークに通信の輻輳が生じても、最新の災害情報を受信し、ユーザーの現在位置情報を入手して避難経路情報によりユーザーを避難誘導することができるという効果が得られる。
本発明の第1の実施形態における避難誘導システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における無線車載機の動作を示すフローチャートであって、一つのフローの前半を示すものである。 本発明の第1の実施形態における無線車載機の動作を示すフローチャートであって、一つのフローの後半を示すものである。 本発明の第2の実施形態における避難誘導システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態における無線車載機の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1を用いて、本発明の第1の実施形態である避難誘導システムの構成を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態である避難誘導システムの構成を示すブロック図である。
図1において、無線車載機100に設けられたCPU(Central Processing Unit)1には、周辺インタフェース(IF)である各種情報を格納するメモリ2、SDカードを接続するためのSDカードIF11が接続されている。また、表示端末としてのスマートホン9を第2の無線モジュールとしてのBluetooth(登録商標)で接続するためのインターフェースであるBluetoothモジュール4、振動情報を得るための、シリアルインタフェースを持つ3軸加速度センサ10を接続するため、振動情報入力部としてシリアルIF5が接続されている。
さらに、CPU1は、車車間通信や路車間通信を行うためのインターフェースである第1の無線モジュールとしての760MHz無線モジュール6、GPSからの情報を入手するインターフェースであるGPSモジュール7を備える。また、CPU1は、車両情報であるCAN(Controller Area Network)情報を入手するためのインターフェースである車両制御IF8を制御する。
メモリ2の内部には、避難先情報3が格納されているが、場所だけでなく、標高や、施設の場合は収容人数が格納されている。CPU1が避難先を特定する際、津波の予想高さや津波到達時間から避難先として安全な場所を特定する際のデータベースとして活用する。また、CPU1は、路車間通信で常に最新の情報を入手することができる。路車間通信及び車車間通信は、通信範囲が制限可能で輻輳を制御することが可能である。従って、固定電話回線、携帯電話回線等の主要システムが輻輳した場合の、迂回システムとしても使用可能である。
CPU1は、緊急地震速報や津波警報などの非常事態が発令されたことを車車間通信や路車間通信を用いて、760MHz無線モジュール6から入手したとき、または強い揺れの地震が発生したことを3軸加速度センサ10によって感知してシリアルIF5から感知情報が入力されると、緊急事態と判断する。そして、CPU1は、GPSモジュール7から取得した現在の位置情報から、予めメモリ2に格納されている避難先情報3の中から安全な避難先情報を参照し、表示端末としてスマートホン9の画面を用いてユーザーを安全に避難先に誘導する。
また、CPU1は、緊急事態と判断したとき、他の処理は全て中止するとともに、緊急避難のための処理のみを最優先で行う。そのため処理速度を最大にし、避難指示を最速で行うことができる。
次に、図1、図2及び図3を用いて、本発明の第1の実施形態の動作について説明する。
図2及び図3は、緊急地震速報や津波警報が発令された場合や、強い地震の揺れが発生したときの無線車載機100の動作を示すフローチャートである。図2は一つのフローの前半、図3は後半を示している。
まず、CPU1は、ナビゲーション通常動作状態(S1)であるときに、760MHz無線モジュール6が車車間通信または路車間通信を用いて、緊急地震速報または地震情報を受信する(S2のYes)。その場合当初の目的地までのナビゲーション等の通常動作は全て中止し避難誘導処理を行う。緊急地震速報または地震情報を受信しない(S2のNo)の場合はS1に戻る。
避難誘導処理に入ったCPU1は、760MHz無線モジュール6が車車間通信または路車間通信を用いて、津波警報を受信すると(S3のYes)、この津波警報に含まれる津波の予想予想高さと到達予想時刻情報を取得する(S4)。
次にCPU1は、GPSからの位置情報をGPSモジュール7を介して取得すると(S5)、現在位置付近の避難地をメモリ2の避難先情報3から取得する(S6)。津波の予想予想高さと津波の到達予想時刻と避難先情報3とから、津波による被害がないと予想される一番安全で一番早く避難できる場所を選定し(S7)、スマートホン9を用いて避難先をユーザーに通知する(S8)。
そして、スマートホン9はインストールしてある避難誘導アプリケーションを起動して(図3S9)、避難誘導を開始する(図3S10)。
CPU1は、シリアルIF5に接続された3軸加速度センサ10から、揺れてはいるが強い揺れを感知したという情報ではないときは(S11のNo)、車両制御IF8のCAN情報を使ってクラクション鳴動させ周囲に避難するよう注意を促す(S12)。
一方、シリアルIF5に接続された3軸加速度センサ10から強い揺れ感知情報を受信したときは(S11のYes)、車両による移動は危険と判断し、車両から出て徒歩で移動するよう、スマートホン9単独の誘導表示に切り替える(S13)。
S12のクラクション鳴動による避難喚起後、CPU1は、メモリ2に格納されている、避難地からの距離に応じたハザードランプの点灯タイミングテーブル12を参照し(S14)、車両制御IF8からCAN情報を用いてハザードランプを点滅させる(S15)。同一の避難先に向かう複数の車両がタイミングテーブルにしたがってハザードランプを点滅させることにより、ハザードランプの点滅を現在地から避難地へ向けて誘導するように表示させることができる。
そのために各車両はGSPモジュールまたは路側機から自車の位置を取得し、避難先との距離を計算する。760Mhz無線モジュール6を経由した車車間通信で距離を比較し、避難先から最も遠い車両のハザードランプから最も近い車両のハザードランプに向かって点滅が移動するように、各車両のタイミングテーブル12にタイミングデータを書き込む。このタイミングデータに従って各車両はハザードランプ点灯のタイミングをCPU1で制御する。
CPU1は、760MHz無線モジュール6が車車間通信または路車間通信を用いて、津波警報などの非常事態が解除されたことを受信したときには(S16)、クラクション鳴動やハザードランプの点滅は車両制御IF8のCAN情報を使って解除する(S17)。
ところで、メモリ2の代わりに、外部記憶素子インターフェース部としてSDカードIF11に接続したSDカードを用いることにより、前記メモリ2をSDカードと読み替えることが可能である。また、SDカードをSDカードIF11に接続したときにメモリ2に避難先情報3をコピーする機能を設けることにより、SDカードを他の車両のSDカードIF11に接続すれば、他の車両に避難先情報3を容易に提供できる。
更に、避難先情報3は、760MHz無線モジュール6を介した車車間通信網を介して提供が可能である。避難先情報3は他車へ提供して誘導する場合と、自車が他車から提供されて誘導される場合の両方が想定できる。
このようにして、同じ避難先情報3を格納した車両が増えることにより、CPU1は、S7の安全な避難先を選定するときに、760MHz無線モジュール6が車車間通信または路車間通信を用いて、他車との避難先情報の交換をする。誘導する避難先が同一の車両同士が、相互に車車間通信を行い、避難先に一番近い車両が指揮車両となって、避難先の収容人数を超えないように避難先を割り振るように指揮する。
以上説明したように、本実施形態によれば、携帯情報端末網のデータ量が増えて、相互通信が途切れるような場合でも、車車間通信や路車間通信を用いて、避難地情報を入手しておけるので、安全な避難先を選定することができる。
さらに、Bluetooth機能を使って無線車載機にスマートホンを接続することにより、ユーザーによる目的地への誘導操作がなくても、非常事態であることを無線車載機が自動的に判断し、最適で安全な避難先を選定してスマートホン上の表示で誘導することが可能となる。
また、車車間通信を用いて車両同士が避難誘導先の情報を共有することにより、避難誘導先が一か所に集中して収容人数を超えるような事態にならないように、車両同士が連携して避難誘導先を適切に割り振ることができる。
避難中は、近くに複数の車両が走行している場合、安全な避難先情報を車車間通信で共有する。それととともに、同一の避難先に誘導している複数の車両がタイミングをずらしてハザードランプの点滅を繰り返すことにより複数の車両のハザードランプが避難先の方向に流れるようにして、点滅が流れる方向に避難先があることを注意喚起する。位置情報から得た自車の位置が避難所から遠い車両から近い車両に向かって、点滅が流れるようにすればよい。
これによって徒歩や自転車で避難先に向かっている人が、ハザードランプを頼りに避難することが可能となる。
また、無線車載機は、CAN信号を使って、クラクションを鳴らすよう制御する機能を有することにより、緊急地震速報や津波警報が発令されたことを周囲の住民に注意喚起することができる。クラクションの鳴動周期は予め設定した特徴的な周期とし、緊急地震速報や津波警報が発令されたことがわかるようにしておけばよい。
(第2の実施形態)
図4を用いて、本発明の第2の実施形態の構成について説明する。図4は、本発明の第2の実施形態の避難誘導システムの構成を示すブロック図で、無線車載機は第1の実施形態と同じものを用いている。
図4において、無線車載機100をLED表示方式の道路標識13とBluetoothモジュール4とBluetoothで接続する。道路標識13にも無線車載機100とBluetooth接続できる無線モジュール(不図示)を設けておく。予め規定しておいた表示コマンドを、Bluetoothを用いて道路標識13に送信すれば、道路標識表示だけでなくあらゆる表示が可能となる。従って、通常は道路標識として機能しているが、緊急地震速報や津波警報が発令されたときなど、非常事態が発生したときには、避難誘導表示に切り替えることができる。
図5を用いて、本発明の第2の実施形態の動作について説明する。図5は、本発明の第2の実施形態の無線車載機の動作を示すフローチャートで、無線車載機は第1の実施形態と同じものを用いている。
図5において、CPU1は、ナビゲーション通常動作状態(S101)であるときに、760MHz無線モジュール6が車車間通信または路車間通信を用いて、緊急地震速報または地震情報を受信する(S102のYes)。すると通常動作は全て中止し避難誘導処理に集中する。
避難誘導処理に入ったCPU1は、760MHz無線モジュール6が車車間通信または路車間通信を用いて、津波警報を受信すると(S103のYes)、津波の予想高さと到達予想時刻情報を取得する(S104)。
次に、CPU1は、現在位置付近の避難地をメモリ2の避難先情報3から取得する(S106)。津波の予想高さと津波の到達予想時刻と避難先情報3とから、津波による被害がないと予想される一番安全で一番早く避難できる場所を特定し(S107)、道路標識13は、避難先に誘導する表示に切り替わる(S118)。非常事態が解除されれば(S119)、元の道路標識表示に戻る(S120)。
非常事態でなく、進行方向の先が工事中の場合などのときは、S101の状態からCPU1は、760MHz無線モジュール6が車車間通信または路車間通信を用いて、車両の進行方向の先の情報を入手する。無線車載機のBluetoothモジュール4から道路標識13に対して通行止め表示のコマンドをBluetoothを用いて送ると、S18のように避難先に誘導する表示ではなく、通行止めなどの表示に切り替えることが可能となる。このように道路状況に応じた制御と表示が可能となる。
本実施形態によれば、避難誘導の際に、通信手段を持たない徒歩やオートバイ等で避難先に向かっている人が、道路標識を頼りに避難することが可能となる。
(第3の実施形態)
図6を用いて、本発明の第3の実施形態の動作について説明する。図6は、第3の実施形態の動作を示すフローチャートで、無線車載機は第1の実施形態と同じものを用いている。また、第2の実施形態と同じ動作は、同じステップ番号を付して説明は省略する。
本実施形態では、道路標識13がLED表示方式の道路標識13ではなく通常の道路標識であり、この道路標識13にLEDランプを取り付けてある点が第2実施形態と異なる。道路標識13に無線車載機100とBluetooth接続できる無線モジュール(不図示)を設けておく。無線車載機のBluetoothモジュール4から道路標識13のLEDランプのON/OFFタイミングを制御する。
S107で安全な避難地が選定されると、避難地からの距離に応じたLED点滅タイミングテーブル12を参照することにより(S121)、複数の道路標識13のLEDランプが避難先の方向に流れるように点滅を繰り返す。これにより徒歩や自転車で避難先に向かっている人が、LED点滅を頼りに避難することが可能となる。非常事態が解除されれば(S123)、LEDは消灯する(S124)。
尚、本願発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本願発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更、変形して実施することが出来る。例えばプロセッサを2つ備える車載無線機があり、一方のプロセッサをメインプロセッサ、他のプロセッサをサブプロセッサとした場合、処理能力さえあれば本発明の処理はメインプロセッサとサブプロセッサのどちらに担当させてもよい。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
プロセッサに制御される無線車載機において、
路車間通信または車車間通信を行う第1の無線モジュールと、
表示端末と情報を授受する第2の無線モジュールと、
避難先情報を格納しておくメモリと、
現在地情報を取得するGPSモジュールと、
を有し、
前記プロセッサは、路車間通信または車車間通信により緊急避難情報を入手し、現在地情報と前記避難先情報とから適切な避難先を選定し、前記表示端末に避難先情報を送信して前記適切な避難先へ誘導することを特徴とする無線車載機。
(付記2)
前記プロセッサは、搭載されている車両の注意喚起出力装置を制御する車両制御部を制御することを特徴とする付記1に記載の無線車載機。
(付記3)
緊急時に避難誘導のための表示が可能な道路標識を前記表示端末として用い、前記プロセッサは、前記第2の無線モジュールを制御し、前記道路標識に避難情報を送信して避難誘導させることを特徴とする付記1または2に記載の無線車載機。
(付記4)
前記プロセッサは、緊急時には、緊急避難の処理のみを最優先で実行することを特徴とする付記1から3のうちいずれか1つに記載の無線車載機。
(付記5)
路車間通信または車車間通信により緊急避難情報を入手し、現在地情報と避難先情報とから、避難先へ誘導する無線車載機において、
前記無線車載機は、表示端末に避難先情報を送信して適切な避難先へ誘導することを特徴とする避難誘導システム。
(付記6)
前記無線車載機は、車両の注意喚起出力装置を用いて、前記車両の周囲に注意を促し、避難先へ誘導することを特徴とする付記5に記載の避難誘導システム。
(付記7)
前記無線車載機は、路車間通信または車車間通信を行う第1の無線モジュールを用いて他の車両と通信を行い、最適適切な避難先へ誘導することを特徴とする付記5または6に記載の避難誘導システム。
(付記8)
前記無線車載機を搭載した複数の車両が、自車両のランプを順次点灯させて避難先の方向に前記ランプの点滅が流れるようにすることを特徴とする付記5に記載の避難誘導システム。
(付記9)
前記無線車載機は、道路標識と情報を授受する第3の無線モジュールを用いて、車の周囲に注意を促し、避難誘導するよう道路標識を制御することを特徴とする付記5に記載の避難誘導システム。
(付記10)
前記無線車載機は、道路標識と情報を授受する第3の無線モジュールを用いて、LEDランプを備えた複数の道路標識に対して、前記ランプを順次点灯させて避難先の方向に前記ランプの点滅が流れるようにすることを特徴とする付記5に記載の避難誘導システム。
(付記11)
前記注意喚起出力装置はクラクションまたはハザードランプである付記2に記載の無線車載機。
(付記12)
前記プロセッサは、地震による振動情報を入力するための振動情報入力部から振動情報を得ることを特徴とする付記1から4のうちいずれか1つに記載の無線車載機。
(付記13)
前記プロセッサは、外部記憶素子を接続する外部記憶素子インターフェース部と情報を授受することを特徴とする付記1から4及び12のうちいずれか1つに記載の無線車載機。
本発明は、路車間通信、車車間通信を行う無線車載機に利用可能である。
1 CPU
2 メモリ
3 避難先情報
4 Bluetoothモジュール
5 シリアルIF
6 760MHz無線モジュール
7 GPSモジュール
8 車両制御モジュール
9 スマートホン
10 3軸加速度センサ
11 SDカードIF
12 タイミングテーブル
13 道路標識
100 無線車載機

Claims (10)

  1. プロセッサに制御される無線車載機において、
    路車間通信または車車間通信を行う第1の無線モジュールと、
    表示端末と情報を授受する第2の無線モジュールと、
    避難先情報を格納しておくメモリと、
    現在地情報を取得するGPSモジュールと、
    を有し、
    前記プロセッサは、路車間通信または車車間通信により緊急避難情報を入手し、現在地情報と前記避難先情報とから適切な避難先を選定し、前記表示端末に避難先情報を送信して前記適切な避難先へ誘導することを特徴とする無線車載機。
  2. 前記プロセッサは、搭載されている車両の注意喚起出力装置を制御する車両制御部を制御することを特徴とする請求項1に記載の無線車載機。
  3. 緊急時に避難誘導のための表示が可能な道路標識を前記表示端末として用い、前記プロセッサは、前記第2の無線モジュールを制御し、前記道路標識に避難情報を送信して避難誘導させることを特徴とする請求項1または2に記載の無線車載機。
  4. 前記プロセッサは、緊急時には、緊急避難の処理のみを最優先で実行することを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1つに記載の無線車載機。
  5. 路車間通信または車車間通信により緊急避難情報を入手し、現在地情報と避難先情報とから、避難先へ誘導する無線車載機において、
    前記無線車載機は、表示端末に避難先情報を送信して適切な避難先へ誘導することを特徴とする避難誘導システム。
  6. 前記無線車載機は、車両の注意喚起出力装置を用いて、前記車両の周囲に注意を促し、避難先へ誘導することを特徴とする請求項5に記載の避難誘導システム。
  7. 前記無線車載機は、路車間通信または車車間通信を行う第1の無線モジュールを用いて他の車両と通信を行い、適切な避難先へ誘導することを特徴とする請求項5または6に記載の避難誘導システム。
  8. 前記無線車載機を搭載した複数の車両が、自車両のランプを順次点灯させて避難先の方向に前記ランプの点滅が流れるようにすることを特徴とする請求項5に記載の避難誘導システム。
  9. 前記無線車載機は、道路標識と情報を授受する第3の無線モジュールを用いて、車の周囲に注意を促し、避難誘導するよう道路標識を制御することを特徴とする請求項5に記載の避難誘導システム。
  10. 前記無線車載機は、道路標識と情報を授受する第3の無線モジュールを用いて、LEDランプを備えた複数の道路標識に対して、前記ランプを順次点灯させて避難先の方向に前記ランプの点滅が流れるようにすることを特徴とする請求項5に記載の避難誘導システム。
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