JP2010015481A - 移動体の制御方法及び制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】地震発生時において、路上走行する移動体の搭乗者の安全確保を支援すること。
【解決手段】自動車制御システム1において、自動車3に搭載されたカーナビゲーション装置4は、情報管理サーバ5から地震発生情報を受信する。そして、地震発生情報の受信に応じて、自動車制御部に地震発生情報を出力する。自動車制御部は、カーナビゲーション装置4から地震発生情報を入力した場合に、車車間通信によって他の自動車3に地震発生情報を送信するとともに、他の自動車3から地震発生情報を受信する。そして、カーナビゲーション装置4は、情報管理サーバ5又は他の自動車3から受信した地震発生情報に基づいて、地震発生情報を受信した場合の自動車3の制御として予め定められた制御内容を決定し、決定した制御内容に従って自動車3を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、路上走行する移動体の制御方法等に関する。
従来より、例えば地震や津波、火山噴火といった災害の発生時に、当該災害の発生に係る情報を人々に報知するシステムが知られている。その一例として、特許文献1には、災害の発生時に、一般電話や携帯電話、ファクシミリ等の一斉同報網を介して災害の発生を人々に報知する技術が開示されている。
特許第3371285号公報
特許文献1に開示されている技術は、人々が、在宅している場合や会社にいる場合等、災害の発生を知ったときに安全行動を迅速にとることができる環境下にあることを想定して考案された技術である。しかし、環境によっては、人々が安全行動を迅速にとることができない場合がある。例えば、地震の発生の場合がそれである。
具体的には、自動車等の路上走行する移動体は、地震が発生していない場合でも走行中に振動し得る。また、自動車等は、路面からの衝撃を緩和するためにサスペンション等の衝撃吸収部材を備えている。従い、実際に地震が発生したとしても、搭乗者は、地震による揺れを感知しにくく、また、揺れを感知したとしても地震による揺れであることを把握しにくい環境にあるといえる。そのため、移動体の搭乗者は地震の存在にすら気付かず、地震の規模が大きいために速やかに安全行動をとる必要がある場合であっても、安全行動をとることができないという問題があった。
本発明は、上述した課題に鑑みて為されたものであり、災害の発生、特に地震発生時において、路上走行する移動体の搭乗者の安全確保を支援することを目的としている。
以上の課題を解決するための第1の発明は、路上走行する移動体の制御方法であって、地震発生情報を受信することと、前記地震発生情報の受信に応じて、前記地震発生情報を受信した場合の前記移動体の制御として予め定められた制御を実行することと、を含む移動体の制御方法である。
また、他の発明として、路上走行する移動体の制御システムであって、地震発生情報を受信する受信部と、前記地震発生情報の受信に応じて、前記地震発生情報を受信した場合の前記移動体の制御として予め定められた制御を実行する制御部と、を備えた制御システムを構成してもよい。
この第1の発明等によれば、地震発生情報の受信に応じて、地震発生情報を受信した場合の移動体の制御として予め定められた制御を実行することで、路上走行する移動体を制御する。地震発生の際に、移動体の搭乗者が速やかに安全行動をとることができるような移動体の制御を実行することで、搭乗者の安全確保を支援することが可能となる。
また、第2の発明として、第1の発明の移動体の制御方法であって、前記地震発生情報には場所と震度の情報が少なくとも含まれ、走行位置を測位することと、前記走行位置と前記地震発生情報とに基づき、前記走行位置における震度に応じた前記移動体の制御レベルを判定することと、を更に含み、前記実行することは、前記判定された制御レベルに対応付けて予め定められた前記移動体の制御内容に従って前記移動体の制御を実行することを含む移動体の制御方法を構成してもよい。
この第2の発明によれば、測位した移動体の走行位置と受信した地震発生情報とに基づき、走行位置における震度に応じた移動体の制御レベルを判定する。そして、判定した制御レベルに対応付けて予め定められた移動体の制御内容に従って移動体の制御を実行する。このため、走行位置の震度に応じた適切な制御を実現することができる。
また、第3の発明として、第2の発明の移動体の制御方法であって、前記地震発生情報の受信に応じて、前記走行位置と前記移動体の識別情報とを、所定の安否情報蓄積サーバに送信することを更に含む移動体の制御方法を構成してもよい。
この第3の発明によれば、地震発生情報の受信に応じて、移動体の走行位置及び識別情報を安否情報蓄積サーバに送信する。安否情報蓄積サーバは、受信した移動体の走行位置及び識別情報を蓄積記憶する。安否情報蓄積サーバの活用方法としては、例えば移動体の搭乗者の家族から移動体の識別情報の連絡を受けて、当該移動体に搭乗していた者の安否の問い合わせがあった場合に、蓄積記憶している走行位置を家族に通知するといった方法が考えられる。
また、第4の発明として、第1〜第3の何れかの発明の移動体の制御方法であって、前記移動体が走行中の道路種別を判定することを更に含み、前記実行することは、前記判定された道路種別に対応付けて予め定められた前記移動体の制御内容に従って前記移動体の制御を実行することを含む移動体の制御方法を構成してもよい。
この第4の発明によれば、移動体が走行中の道路種別を判定し、判定した道路種別に対応付けて予め定められた移動体の制御内容に従って移動体の制御を実行する。例えば、移動体が一般道路と高速道路の何れを走行しているかに応じて制御内容を変更することで、走行している道路に応じた適切な移動体の制御を実現することができる。
また、第5の発明として、第1〜第4の何れかの発明の移動体の制御方法であって、前記移動体の走行状況を判定することを更に含み、前記実行することは、前記判定された走行状況に対応付けて予め定められた前記移動体の制御内容に従って前記移動体の制御を実行することを含む移動体の制御方法を構成してもよい。
この第5の発明によれば、移動体の走行状況を判定し、判定した走行状況に対応付けて予め定められた移動体の制御内容に従って移動体の制御を実行する。例えば、移動体の走行速度に応じて制御内容を変更することで、速度に応じた適切な移動体の制御を実現することができる。
また、第6の発明として、第1〜第5の何れかの発明の移動体の制御方法であって、前記実行することは、搭乗者の前記移動体からの退去を支援するための制御として予め定められた、前記移動体の速度制御と、ドアロックの解除制御と、ハザードランプの点灯制御とのうち少なくとも1つの制御を実行することを含む移動体の制御方法を構成してもよい。
この第6の発明によれば、移動体の速度制御と、ドアロックの解除制御と、ハザードランプの点灯制御とのうち少なくとも1つの制御を実行することで、搭乗者の移動体からの退去を支援することができる。
また、第7の発明として、第1〜第6の何れかの発明の移動体の制御方法であって、前記実行することは、地震発生を搭乗者に報知するための制御として予め定められた、前記移動体に設けられたオーディオ機器の音量制御及び報知メッセージの報音制御と、前記移動体に設けられた表示装置への報知メッセージの表示制御とのうち少なくとも1つの制御を実行することを含む移動体の制御方法を構成してもよい。
この第7の発明によれば、オーディオ機器の音量制御及び報知メッセージの報音制御と、表示装置への報知メッセージの表示制御とのうちの少なくとも1つの制御を実行することで、地震の発生を搭乗者に報知することができる。
以下、図面を参照して、本発明に好適な実施形態の一例を説明する。但し、本発明を適用可能な実施形態がこれらに限定されるわけではない。
1.第1実施形態
1−1.システム構成
図1は、第1実施形態における自動車制御システム1の構成を示す図である。自動車制御システム1は、路上走行する移動体の一種であり、カーナビゲーション装置4を搭載した自動車3と、情報管理サーバ5と、地震発生情報発信局6と、複数のGPS(Global Positioning System)衛星SV(SV1,SV2,SV3,SV4,・・・)とを備えて構成される。また、カーナビゲーション装置4は、ネットワークNを介して情報管理サーバ5と通信可能に構成されている。ネットワークNは、インターネット網や専用線網などの有線又は無線の通信路で構成されてなり、自動車3と無線通信するために各所に設置された基地局を含んで構成される。
カーナビゲーション装置4は、運転者が目的地までのルート検索を行うために使用する電子機器であり、GPS衛星SVから受信した測位用信号としてのGPS衛星信号に基づいて、自動車3の走行位置を測位する測位機能を有している。本実施形態では、カーナビゲーション装置4は、地震発生時に自動車3の制御内容を決定して自動車3本体の制御部に出力することで、自動車3を間接的に制御する処理を行う。
情報管理サーバ5は、カーナビゲーション装置4と通信を行うことで、地震発生情報発信局6から受信した地震発生情報をカーナビゲーション装置4に提供するコンピュータシステムである。また、情報管理サーバ5は、カーナビゲーション装置4から自動車3の走行位置及び自動車3のナンバーの情報を受信して、安否情報蓄積データベースに蓄積記憶する。そして、自動車3の搭乗者の家族等から、自動車3のナンバーの情報の連絡を受けて、搭乗者の安否情報の問い合わせがあった場合に、安否情報蓄積データベースに蓄積記憶されている当該自動車3の走行位置の情報を当該家族等に提供する。情報管理サーバ5は、例えば道路交通情報センター等に設置される。
地震発生情報発信局6は、地震の発生を検知して、震源地と震度の情報を含む地震発生情報を生成し、当該地震発生情報を情報管理サーバ5に発信する発信局である。地震発生情報発信局6は、例えば気象庁に設置される。
1−2.自動車の構成
図2は、第1実施形態における自動車3の機能構成を示すブロック図である。自動車3は、自動車制御部310と、走行センサ類320と、ボディ系330と、パワートレイン系340と、計器類350と、オーディオ類360と、車車間通信部370と、カーナビゲーション装置4とを備えて構成される。カーナビゲーション装置4は、通信ケーブルによって自動車3本体に通信接続され、自動車制御部310とデータの入出力を可能に構成されている。
自動車制御部310は、ROM311(Read Only Memory)及びRAM313(Random Access Memory)を備え、走行センサ類320で検出された各種の検出信号に基づき、ROM311に記憶されている燃料噴射制御プログラムやトランスミッション制御プログラム、自動車制御プログラム3111等に従って自動車3の各部を統括的に制御する制御装置である。
走行センサ類320は、自動車3の走行速度を検出する車速センサ321や自動車3の加速度を検出する加速度センサ323、自動車3の移動方向を検出する方位センサ325等の各種センサを含み、検出した情報を自動車制御部310に出力する。
ボディ系330は、自動車3の車体に関する機能部に相当し、アクセラレータ、ドア、パワーウィンドウ、シート、サスペンション、ヘッドライト、リアライト、ルームランプ、エアバック、ワイパー、エアコン等がこれに含まれる。
パワートレイン系340は、自動車3の駆動に関する機能部に相当し、エンジンやトランスミッション、ブレーキ等がこれに含まれる。
計器類350は、速度計や燃料計等を含み、自動車3の現在の走行状態等を運転者に知らせるための機器で構成される。
オーディオ類360は、ラジオ放送を受信して出力したり、CDやMD、カセットテープ等の記録媒体に記録されたメディアを出力するオーディオ機器であり、音出力部としてのスピーカを備えている。
車車間通信部370は、所定の通信規格に則って、他の自動車3と車車間通信を行うための通信装置である。車車間通信は、アクセスポイントを介さずにアドホックネットワークを構築して自動車同士で直接無線接続する通信方式で実現してもよいし、アクセスポイントを介して自動車同士を無線接続するインフラストラクチャネットワークを構築することで実現してもよい。
1−3.カーナビゲーション装置の構成
図3は、カーナビゲーション装置4の機能構成を示すブロック図である。カーナビゲーション装置4は、CPU(Central Processing Unit)410と、操作部420と、表示部430と、無線通信部440と、測位部450と、ROM460と、フラッシュROM470と、RAM480とを備え、各部がバス490で接続されたコンピュータシステムである。
操作部420は、例えばタッチパネルやボタンスイッチ等により構成される入力装置であり、押下されたアイコンやボタンの信号をCPU410に出力する。この操作部420の操作により、目的地の入力や、ナビゲーション画面の表示要求等の各種指示入力がなされる。
表示部430は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成され、CPU410から入力される表示信号に基づいた各種表示を行う表示装置である。表示部430には、ナビゲーション画面や地震発生報知メッセージ等が表示される。
無線通信部440は、ネットワークNに接続して情報管理サーバ5と無線通信を行う通信装置である。無線通信部440は、無線信号を送受信するための無線アンテナや、無線信号を処理する無線通信回路等を備えて構成される。
測位部450は、GPS衛星SVから発信されているGPS衛星信号を受信して自動車3の走行位置を測位する測位装置である。測位部450は、GPS衛星信号を含む高周波信号(RF(Radio Frequency)信号)を受信するGPSアンテナや、RF信号を中間周波数の信号(IF(Intermediate Frequency)信号)に変換するRF受信回路、IF信号からGPS衛星信号を捕捉して測位演算を行うベースバンド処理回路等を備えて構成される。
ROM460は、読み取り専用の不揮発性の記憶装置であり、CPU410がカーナビゲーション装置4を制御するためのシステムプログラムや、ナビゲーション機能を実現するための各種プログラムやデータ等を記憶している。
フラッシュROM470は、読み書き可能な不揮発性の記憶装置であり、ROM460と同様に、CPU410がカーナビゲーション装置4を制御するための各種プログラムやデータ等を記憶している。フラッシュROM470に記憶されているデータは、カーナビゲーション装置4の電源を切断しても失われない。
RAM480は、読み書き可能な揮発性の記憶装置であり、CPU410により実行されるシステムプログラム、各種処理プログラム、各種処理の処理中データ、処理結果などを一時的に記憶するワークエリアを形成している。
図4は、ROM460に格納されたデータの一例を示す図である。ROM460には、カーナビ処理(図11参照)として実行されるカーナビ処理プログラム461が記憶されている。また、カーナビ処理プログラム461には、制御内容決定処理(図12参照)として実行される制御内容決定プログラム4611がサブルーチンとして含まれている。
カーナビ処理とは、CPU410が、測位位置に対するマップマッチング処理を行うことで得られるマップマッチング結果位置485をプロットしたナビゲーション画面を生成して、表示部430に表示させる処理である。また、CPU410は、情報管理サーバ5から地震発生情報481を受信した場合、又は、車車間通信等によって自動車制御部310から地震発生情報481を入力した場合に、地震に応じた自動車3の制御内容を決定して自動車制御部310に出力することで、自動車3を間接的に制御する処理を行う。カーナビ処理については、フローチャートを用いて詳細に後述する。
制御内容決定処理とは、CPU410が、測位位置が属する区域における震度及び測位位置から震源地までの距離に基づいて判定した危険度と、自動車3が走行している道路種別とに基づいて、自動車3の制御内容を決定する処理である。制御内容決定処理についても、フローチャートを用いて詳細に後述する。
図5は、フラッシュROM470に格納されたデータの一例を示す図である。フラッシュROM470には、地図データ471と、避難場所データ473と、危険度判定用データ475と、制御パターンデータ477と、制御内容データ479とが記憶されている。
地図データ471は、ナビゲーション画面を生成するための地図情報が記憶されたデータである。CPU410は、地図データ471に記憶されている地図情報を用いて、測位部450により求められた測位位置483を道路上に補正するマップマッチング処理を行う。また、CPU410は、測位位置483と地図データ471とを照査することで自動車3が走行している道路種別を判定する。
避難場所データ473は、地震発生時の避難場所として予め定められた場所の位置情報が記憶されたデータである。CPU410は、地震発生時に、地図データ471に記憶されている地図情報と、避難場所データ473に記憶されている避難場所の位置情報とに基づいて、測位位置483に最近接する避難場所までのルートを検索して、表示部430に表示させる。
図7は、危険度判定用データ475のデータ構成の一例を示す図である。危険度判定用データ475は、測位位置483がどの程度危険であるかを示す指標値としての危険度が定められたデータであり、危険度を判定するための条件である判定条件4751と、「1〜10」までの危険度4753とが対応付けて記憶される。後述するように、危険度4753は自動車3の制御内容を決定付けるパラメータであり、自動車3の制御レベルの一種として用いられる。従って、本実施形態では危険度としたが、緊急度といった別の指標で制御レベルを表してもよい。
判定条件4751は、測位位置483から震源地までの距離や測位位置483が属する区域の震度等に基づいて予め定められており、測位位置483から震源地までの距離が短いほど、また、測位位置483が属する区域の震度が大きいほど、高い危険度4753が対応付けられている。例えば、測位位置483から震源地までの距離が「5km未満」であるか、測位位置483が属する区域の震度が「7」である場合は、危険度4753として最大の「10」が対応付けられている。
制御内容決定処理において、CPU410は、RAM480に記憶された地震発生情報481に基づいて、測位位置483から震源地までの距離を算出するとともに、測位位置483が属する区域の震度を特定する。そして、危険度判定用データ475を参照して、算出した距離と特定した震度とから危険度4753を判定する。
図8は、制御パターンデータ477のデータ構成の一例を示す図である。制御パターンデータ477は、自動車3の制御がパターンとして定められたデータであり、番号4771と、制御パターン4773とが対応付けて記憶されている。また、制御パターン4773には、種別ごとに指示内容が定められている。
例えば、種別「ブレーキ」については「10秒間10%制動動作」と、「10秒間20%制動動作」と、「10秒間30%制動動作」と、「30秒間50%制動動作」との4つが指示内容として定められている。また、種別「アクセル」については「アクセル開度を15秒間全閉」、種別「オーディオ」については「音量を0にする」、種別「スピーカ」については「地震発生報知メッセージを音声出力」がそれぞれ定められている。また、種別「ディスプレイ」については「地震発生報知メッセージを表示」、種別「ハザードランプ」については「点灯」、種別「ドア」については、「ドアロック解除」がそれぞれ指示内容として定められている。
図9は、制御内容データ479のデータ構成の一例を示す図である。制御内容データ479は、地震発生時における自動車3の制御内容が定められたデータであり、各危険度4791それぞれについて、道路種別4793に応じた自動車3の制御内容が定められている。
危険度4791は、危険度判定用データ475に記憶されている「1〜10」までの危険度4753に対応している。また、道路種別4793は、一般道路及び高速道路であり、自動車3の走行位置が属する道路種別4793に応じて、制御パターンデータ477に記憶された制御パターン4773の組合せとして表される制御内容が定められている。
例えば、危険度4791が「2」の場合において、自動車3が一般道路を走行している場合の制御内容は、「ディスプレイに地震発生報知メッセージを表示した後(C8)、10秒間10%制動動作を実行する(C1)」である。また、自動車3が高速道路を走行している場合の制御内容は、「ディスプレイに地震発生報知メッセージを表示した後(C8)、アクセル開度を15秒間全閉する(C5)」である。
同様に、危険度4791が「10」の場合において、自動車3が一般道路を走行している場合の制御内容は、「オーディオの音量を0にした後(C6)、スピーカから地震発生報知メッセージを音声出力し(C7)、ハザードランプを点灯する(C9)。そして、10秒間30%制動動作を実行し(C3)、30秒間50%制動動作を実行した後(C4)、ドアロックを解除する(C10)」である。また、自動車3が高速道路を走行している場合の制御内容は、「オーディオの音量を0にした後(C6)、スピーカから地震発生報知メッセージを音声出力し(C7)、ハザードランプを点灯する(C9)。そして、アクセル開度を15秒間全閉し(C5)、10秒間30%制動動作を実行し(C3)、30秒間50%制動動作を実行した後(C4)、ドアロックを解除する(C10)」である。
図6は、RAM480に格納されるデータの一例を示す図である。RAM480には、地震発生情報481と、測位位置483と、マップマッチング結果位置485とが記憶される。
図10は、地震発生情報481のデータ構成の一例を示す図である。地震発生情報481は、各地震それぞれを識別するための地震識別情報4811と、地震の震源地4813と、地震が発生した時刻である発生時刻4815と、震度データ4817とが記憶されている。また、震度データ4817には、各区域4818別に震度4819が対応付けて記憶されている。
CPU410は、情報管理サーバ5から地震発生情報481を受信した場合、又は、自動車制御部310から地震発生情報481を入力した場合に、当該地震発生情報481が新しい地震発生情報である場合は、RAM480に更新記憶させる。そして、この新しい地震発生情報に基づいて、自動車3の制御内容を決定する。
測位位置483は、測位部450の測位演算により求められた最新の測位位置である。また、マップマッチング結果位置485は、測位位置483に対するマップマッチング処理を行うことで得られる位置である。これらは、カーナビ処理においてCPU410により更新される。
1−4.処理の流れ
図11は、ROM460に記憶されているカーナビ処理プログラム461がCPU410により読み出されて実行されることで、カーナビゲーション装置4において実行されるカーナビ処理の流れを示すフローチャートである。尚、カーナビ処理の実行中は、測位部450による測位演算が随時行われ、その測位位置483がCPU410に随時出力される状態にあるものとする。
先ず、CPU410は、ナビゲーション処理を行う(ステップA1)。具体的には、フラッシュROM470の地図データ471に記憶されている地図情報を参照して、測位部450により測位された測位位置483に対してマップマッチング処理を行い、測位位置483を道路上に補正する。そして、測位位置483及びマップマッチング結果位置485をRAM480に記憶させるとともに、マップマッチング結果位置485をプロットしたナビゲーション画面を生成して、表示部430に表示させる。
次いで、CPU410は、情報管理サーバ5から地震発生情報481を受信したか否かを判定し(ステップA3)、受信したと判定した場合は(ステップA3;Yes)、同じ地震に関する地震発生情報481がRAM480に記憶済みであるか否かを判定する(ステップA5)。具体的には、地震発生情報481の地震識別情報4811が同一であるか否かを判定する。そして、記憶済みではないと判定した場合は(ステップA5;No)、受信した地震発生情報481をRAM480に更新記憶する(ステップA7)。
次いで、CPU410は、受信した地震発生情報481を自動車制御部310に出力する(ステップA9)。そして、CPU410は、ROM460に記憶されている制御内容決定プログラム4611を読み出して実行することで、制御内容決定処理を行う(ステップA11)。
図12は、制御内容決定処理の流れを示すフローチャートである。
先ず、CPU410は、RAM480に記憶されている測位位置483とフラッシュROM470に記憶されている地図データ471とを照査して、走行中の道路種別4793を判定する(ステップB1)。そして、CPU410は、RAM480に記憶されている地震発生情報481に含まれる震度データ4817を参照して、測位位置483が属する区域における震度4819を特定する(ステップB3)。また、地震発生情報481に含まれる震源地を参照して、測位位置483から震源地までの距離を算出する(ステップB5)。
次いで、CPU410は、フラッシュROM470に記憶されている危険度判定用データ475を参照して、ステップB3で特定した震度4819及びステップB5で算出した距離に基づいて危険度4753を判定する(ステップB7)。そして、フラッシュROM470に記憶されている制御パターンデータ477及び制御内容データ479を参照して、ステップB1で判定した道路種別4793及びステップB7で判定した危険度4753(4791)に基づいて自動車3の制御内容を決定して(ステップB9)、制御内容決定処理を終了する。
図11のカーナビ処理に戻って、制御内容決定処理を行った後、CPU410は、決定した制御内容を自動車制御部310に出力する(ステップA13)。そして、CPU410は、測位位置483と自動車3のナンバーとを、無線通信部440を介して情報管理サーバ5に送信する(ステップA15)。
その後、CPU410は、道路種別4793が一般道路であり、且つ、危険度が8以上であるか否かを判定する(ステップA17)。そして、この条件を満たすと判定した場合は(ステップA17;Yes)、フラッシュROM470に記憶されている地図データ471及び避難場所データ473に基づいて、測位位置483に最近接する避難場所までのルートを検索する(ステップA19)。そして、検索したルートを表示部430に表示させる(ステップA21)。
次いで、CPU410は、カーナビゲーション装置4の電源切断指示操作がなされたか否かを判定し(ステップA23)、なされなかったと判定した場合は(ステップA23;No)、ステップA1に戻る。また、電源切断指示操作がなされたと判定した場合は(ステップA23;Yes)、カーナビ処理を終了する。
一方、ステップA3において、情報管理サーバ5から地震発生情報481を受信しなかったと判定した場合は(ステップA3;No)、CPU410は、自動車制御部310から地震発生情報481を入力したか否かを判定する(ステップA25)。そして、入力したと判定した場合は(ステップA25;Yes)、同じ地震に関する地震発生情報481がRAM480に記憶済みであるか否かを判定する(ステップA27)。
そして、記憶済みではないと判定した場合は(ステップA27;No)、CPU410は、自動車制御部310から入力した地震発生情報481をRAM480に更新記憶する(ステップA29)。そして、ステップA11へと処理を移行して制御内容決定処理を行う。
ステップA5又はA27において、同じ地震に関する地震発生情報481がRAM480に記憶済みであると判定した場合は(ステップA5;Yes、又は、ステップA27;Yes)、CPU410は、ステップA15へと処理を移行する。これは、同じ地震に関する地震発生情報481が記憶済みである場合は、既に自動車3の制御内容が決定されて、自動車3の制御が実行されているためである。
また、ステップA17において条件を満たさないと判定した場合(ステップA17;No)、又は、ステップA25において自動車制御部310から地震発生情報481を入力しなかったと判定した場合は(ステップA25;No)、CPU410は、ステップA23へと処理を移行する。
図13は、ROM311に記憶されている自動車制御プログラム3111が自動車制御部310により読み出されて実行されることで、自動車3において実行される自動車制御処理の流れを示すフローチャートである。自動車制御処理は、自動車制御部310が、イグニッションスイッチにキーが差し込まれ、キーが回転されたことを検出した場合に実行を開始する処理である。尚、メカニカルキーが不要なインテリジェントキー(登録商標)でエンジン始動を行うシステムでは、インテリジェントキーに設けられたエンジン始動ボタンが押下された場合に処理を開始する。
先ず、自動車制御部310は、運転者の操作に従って自動車3の各部を制御する(ステップC1)。そして、自動車制御部310は、車車間通信部370を介して、所定の通信可能範囲内に存在する自動車3との車車間通信を試行する(ステップC3)。車車間通信については公知の技術を適用することができるため、詳細な説明を省略する。
その後、自動車制御部310は、カーナビゲーション装置4から地震発生情報481を入力したか否かを判定し(ステップC5)、入力しなかったと判定した場合は(ステップC5;No)、ステップC9へと処理を移行する。また、地震発生情報481を入力したと判定した場合は(ステップC5;Yes)、当該地震発生情報481を車車間通信中の自動車3に送信する(ステップC7)。
次いで、自動車制御部310は、車車間通信中の自動車3から地震発生情報481を受信したか否かを判定し(ステップC9)、受信しなかったと判定した場合は(ステップC9;No)、ステップC13へと処理を移行する。また、地震発生情報481を受信したと判定した場合は(ステップC9;Yes)、当該地震発生情報481をカーナビゲーション装置4に出力する(ステップC11)。
その後、自動車制御部310は、カーナビゲーション装置4から制御内容を入力したか否かを判定し(ステップC13)、入力しなかったと判定した場合は(ステップC13;No)、ステップC17へと処理を移行する。また、制御内容を入力したと判定した場合は(ステップC13;Yes)、当該制御内容に従って自動車3の各部を制御する(ステップC15)。
次いで、自動車制御部310は、運転者によりエンジン停止指示操作がなされたか否かを判定し(ステップC17)、なされなかったと判定した場合は(ステップC17;No)、ステップC1に戻る。また、エンジン停止指示操作がなされたと判定した場合は(ステップC17;Yes)、自動車制御処理を終了する。
1−5.作用効果
自動車制御システム1において、自動車3に搭載されたカーナビゲーション装置4は、情報管理サーバ5から地震発生情報を受信する。そして、地震発生情報の受信に応じて、自動車制御部310に地震発生情報を出力する。自動車制御部310は、カーナビゲーション装置4から地震発生情報を入力した場合に、車車間通信によって他の自動車3に地震発生情報を送信するとともに、他の自動車3から地震発生情報を受信する。そして、カーナビゲーション装置4は、情報管理サーバ5又は他の自動車3から受信した地震発生情報に基づいて、地震発生情報を受信した場合の自動車3の制御として予め定められた制御内容を決定し、決定した制御内容に従って自動車3を制御する。
より具体的には、カーナビゲーション装置4は、GPSにより測位した測位位置に基づいて、自動車3が走行している道路種別を判定する。また、測位位置が属する区域の震度及び測位位置から震源地までの距離に基づいて、自動車3の制御レベルとしての危険度を判定する。そして、判定した道路種別及び危険度に基づいて自動車3の制御内容を決定して、自動車制御部310に出力する。かかる構成により、自動車3が走行している道路種別や走行位置における危険の度合いに応じた適切な自動車3の制御を実現することができ、自動車3の搭乗者の安全確保を支援することが可能となる。
また、カーナビゲーション装置4は、地震発生情報を受信した場合に、測位位置と自動車3のナンバーとを情報管理サーバ5に送信する。情報管理サーバ5は、受信した自動車3の測位位置及び自動車3のナンバーの情報を、安否情報蓄積データベースに蓄積記憶しておく。そして、例えば自動車3の搭乗者の家族から、自動車3のナンバーの情報の連絡を受けて搭乗者の安否の問い合わせがあった場合に、蓄積記憶している測位位置を家族に通知することで、家族は搭乗者の現在の居場所を知ることができる。
2.第2実施形態
2−1.システム構成
図14は、第2実施形態における自動車制御システム2の構成を示す図である。
自動車制御システム2は、カーナビゲーション装置4及び携帯型電話機7を備えた自動車3と、複数の基地局8と、携帯電話用サーバ9と、地震発生情報発信局6と、GPS衛星SVとを備えて構成される。また、基地局8は、携帯電話網NPを介して携帯電話用サーバ9に通信接続されている。尚、第1実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付して、説明を省略する。
携帯型電話機7は、ユーザが通話やメールの送受信等を行う端末装置であり、通話やメールの送受信といった本来的な機能の他、GPSによる測位を行う測位機能を有している。第2実施形態では、携帯型電話機7に備えられたCPUは、基地局8から基地局別地震発生情報931を受信し、受信した基地局別地震発生情報931をカーナビゲーション装置4に送信する中継処理を行う。
基地局8は、携帯型電話機7の通信サービス事業者が設置した無線基地局であり、携帯型電話機7と携帯電話用無線信号の送受信を行う。また、基地局8は、携帯電話用サーバ9から基地局別地震発生情報931を受信して記憶し、当該基地局別地震発生情報931を通信圏内に存在する携帯型電話機7に送信する。
携帯電話用サーバ9は、基地局8を統括するサーバであり、例えば携帯型電話機7の通信サービス事業者の事業所に設置されるものである。携帯電話用サーバ9は、基地局データ91を記憶しており、地震発生情報発信局6から受信した地震発生情報481と、基地局データ91とに基づいて、各基地局ごとの地震発生情報である基地局別地震発生情報931を生成して、基地局別地震発生情報データベース93に蓄積記憶する。そして、基地局別地震発生情報データベース93に記憶されている基地局別地震発生情報931を、対応する基地局8に送信する。
2−2.データ構成
第2実施形態では、携帯型電話機7のROMに携帯電話処理プログラムが記憶されており、携帯型電話機のCPUは、この携帯電話処理プログラムに従って携帯電話処理(図17参照)を実行する。
また、カーナビゲーション装置4のROM460には、第2のカーナビ処理プログラムが記憶されおり、CPU410は、この第2のカーナビ処理に従って第2のカーナビ処理(図18参照)を実行する。また、第2のカーナビ処理プログラムには、第2の制御内容決定プログラムがサブルーチンとして含まれており、CPU410は、この第2の制御内容決定プログラムに従って第2の制御内容決定処理(図19参照)を実行する。
図15は、携帯電話用サーバ9が記憶する基地局データ91のデータ構成の一例を示す図である。基地局データ91には、基地局ID(IDentification)911と、基地局位置913と、隣接基地局ID915とが対応付けて記憶されている。
基地局ID911は、各基地局8それぞれを識別するための識別情報である。基地局位置913は、各基地局8それぞれの設置位置であり、例えば地球基準座標系における3次元の座標値が記憶されている。また、隣接基地局ID915は、各基地局8それぞれに隣接する基地局(以下、「隣接基地局」と称す。)の識別情報である。
図16は、基地局別地震発生情報データベース93のデータ構成の一例を示す図である。基地局別地震発生情報データベース93には、各基地局8それぞれの地震発生情報である基地局別地震発生情報931(931−1,931−2,931−3,・・・)が記憶される。
また、各基地局別地震発生情報931には、当該基地局の基地局ID9311と、地震識別情報9312と、震源地9313と、発生時刻9314と、震度データ9315とが記憶される。地震識別情報9312、震源地9313及び発生時刻9314は、図10の地震発生情報481の地震識別情報4811、震源地4813及び発生時刻4815にそれぞれ対応している。
震度データ9315は、当該基地局8と、当該基地局8に隣接している基地局である隣接基地局とのそれぞれについて震度が記憶されたデータであり、基地局ID9316と、基地局種別9317と、震度9318とが対応付けて記憶される。基地局種別9317は、当該基地局8については「当該」、隣接基地局については「隣接」が記憶される。
携帯電話用サーバ9は、基地局別地震発生情報の作成対象とする基地局8(当該基地局8)について、基地局データ91の隣接基地局ID915を参照して、作成対象の基地局に隣接する基地局を判定する。そして、地震発生情報発信局6から受信した地震発生情報481に記憶されている震度データ4817を参照して、当該基地局8の属する区域における震度4819と、隣接基地局の属する区域における震度4819とをそれぞれ判定する。
次いで、携帯電話用サーバ9は、判定した隣接基地局及び震度に基づいて、基地局ID9316と、基地局種別9317と、震度9318とを対応付けた震度データ9315を生成する。そして、当該基地局8の基地局ID9311と、地震発生情報481から取得した地震識別情報9312、震源地9313及び発生時刻9314と、生成した震度データ9315とを対応付けることで、当該基地局8の基地局別地震発生情報931を生成する。
2−3.処理の流れ
図17は、携帯型電話機7のROMに記憶されている携帯電話処理プログラムがCPUにより読み出されて実行されることで、携帯型電話機7において実行される携帯電話処理の流れを示すフローチャートである。
先ず、CPUは、所定の通信圏内に存在するカーナビゲーション装置4との間の通信の確立を試みる(ステップD1)。次いで、CPUは、通信を行っている基地局8から基地局別地震発生情報931を受信したか否かを判定し(ステップD3)、受信しなかったと判定した場合は(ステップD3;No)、ステップD15へと処理を移行する。
ステップD3において基地局8から基地局別地震発生情報931を受信したと判定した場合は(ステップD3;Yes)、CPUは、同じ地震に関する基地局別地震発生情報931がRAMに記憶済みであるか否かを判定する(ステップD5)。そして、記憶済みであると判定した場合は(ステップD5;Yes)、ステップD11へと処理を移行する。
ステップD5において記憶済みではないと判定した場合は(ステップD5;No)、CPUは、受信した基地局別地震発生情報931を更新記憶する(ステップD7)。そして、受信した基地局別地震発生情報931を通信中のカーナビゲーション装置4に送信する(ステップD9)。
その後、CPUは、GPS衛星SVから受信したGPS衛星信号に基づいて測位処理を行って測位する(ステップD11)。そして、測位位置と自動車3のナンバーとを携帯電話用サーバ9に送信する(ステップD13)。尚、自動車3のナンバーは、搭乗者が予め携帯型電話機7に登録しておく必要があるが、搭乗者にその場で入力させることとしてもよい。
その後、CPUは、ユーザにより電源切断指示操作がなされたか否かを判定し(ステップD15)、なされなかったと判定した場合は(ステップD15;No)、ステップD1に戻る。また、電源切断指示操作がなされたと判定した場合は(ステップD15;Yes)、携帯電話処理を終了する。
図18は、カーナビゲーション装置4のROM460に記憶されている第2のカーナビ処理プログラムがCPU410により読み出されて実行されることで、カーナビゲーション装置4において実行される第2のカーナビ処理の流れを示すフローチャートである。
先ず、CPU410は、ナビゲーション処理を行って、マップマッチング結果位置485を表示部430に表示させる(ステップE1)。次いで、CPU410は、携帯型電話機7から基地局別地震発生情報931を受信したか否かを判定する(ステップE3)。そして、受信したと判定した場合は(ステップE3;Yes)、同じ地震に関する基地局別地震発生情報931がRAM480に記憶済みであるか否かを判定する(ステップE5)。
ステップE5において記憶済みではないと判定した場合は(ステップE5;No)、CPU410は、ステップE3において受信した基地局別地震発生情報931をRAM480に更新記憶する(ステップE7)。そして、CPU410は、受信した基地局別地震発生情報931を自動車制御部310に出力する(ステップE9)。そして、CPU410は、ROMに記憶されている第2の制御内容決定プログラムを読み出して実行することで、第2の制御内容決定処理を行う(ステップE11)。
図19は、第2の制御内容決定処理の流れを示すフローチャートである。
先ず、CPU410は、RAM480に記憶されている測位位置483と、フラッシュROM470に記憶されている地図データ471とを照査して、走行中の道路種別4793を判定する(ステップF1)。そして、道路種別4793が一般道路である場合は(ステップF3;一般道路)、CPU410は、基地局別地震発生情報931に含まれる震度データ9315を参照して、携帯型電話機7が通信している基地局8に対応する震度9318を特定する(ステップF5)。
また、道路種別4793が高速道路であると判定した場合は(ステップF3;高速道路)、CPU410は、基地局別地震発生情報931に含まれる震度データ9315を参照して、その中の最大の震度9318を特定する(ステップF7)。自動車3が高速道路を走行している場合は、一般道路に比べて走行速度が大きいため、短時間で携帯型電話機7の通信基地局が切り替わる可能性がある。そこで、この場合は、通信中の基地局8及びそれに隣接する基地局8に対応する震度のうちの最大の震度を用いて危険度を判定することにしている。
その後、CPU410は、基地局別地震発生情報931に基づいて測位位置483から震源地までの距離を算出する(ステップF9)。そして、CPU410は、フラッシュROM470に記憶されている危険度判定用データ475を参照して、ステップF5又はF7で特定した震度9318及びステップF9で算出した距離に基づいて危険度4753を判定する(ステップF11)。
そして、CPU410は、フラッシュROM470に記憶されている制御パターンデータ477と制御内容データ479とを参照して、ステップF1で判定した道路種別4793及びステップF11で判定した危険度4753(4791)に基づいて自動車3の制御内容を決定する(ステップF13)。そして、CPU410は、第2の制御内容決定処理を終了する。
図18の第2のカーナビ処理に戻って、第2の制御内容決定処理を行った後、CPU410は、決定した制御内容を自動車制御部310に出力する(ステップE13)。その後、CPU410は、ステップF1で特定した道路種別4793が一般道路であり、且つ、ステップF11で判定した危険度が8以上であるか否かを判定する(ステップE15)。
そして、この条件を満たすと判定した場合は(ステップE15;Yes)、CPU410は、測位位置483に最近接する避難場所までのルートを検索する(ステップE17)。そして、CPU410は、検索したルートを表示部430に表示させる(ステップE19)。
その後、CPU410は、電源切断指示操作がなされたか否かを判定し(ステップE21)、なされなかったと判定した場合は(ステップE21;No)、ステップE1に戻る。また、電源切断指示操作がなされたと判定した場合は(ステップE21;Yes)、CPU410は、第2のカーナビ処理を終了する。
一方、ステップE3において携帯型電話機7から基地局別地震発生情報931を受信しなかったと判定した場合は(ステップE3;No)、CPU410は、自動車制御部310から基地局別地震発生情報931を入力したか否かを判定する(ステップE23)。そして、入力したと判定した場合は(ステップE23;Yes)、同じ地震に関する基地局別地震発生情報931がRAM480に記憶済みであるか否かを判定する(ステップE25)。
ステップE25において記憶済みではないと判定した場合は(ステップE25;No)、CPU410は、入力した基地局別地震発生情報931をRAM480に更新記憶する(ステップE27)。そして、CPU410は、ステップE11へと処理を移行して第2の制御内容決定処理を行う。
ステップE5又はE25において、同じ地震に関する基地局別地震発生情報931が記憶済みであると判定した場合は(ステップE5;Yes、又は、ステップE25;Yes)、CPU410は、ステップE15へと処理を移行する。また、ステップE15において条件を満たさないと判定した場合(ステップE15;No)、又は、ステップE23において自動車制御部310から基地局別地震発生情報931を入力しなかったと判定した場合は(ステップE23;No)、ステップE21へと処理を移行する。
図20は、自動車制御部310がROM311に記憶されている第2の自動車制御プログラムを読み出して実行することで、自動車3において実行される第2の自動車制御処理の流れを示すフローチャートである。第2の自動車制御処理は、図13の自動車制御処理と略同一の処理であるため、自動車制御処理とは異なる部分について簡単に説明する。
第2の自動車制御処理では、自動車制御部310は、カーナビゲーション装置4から基地局別地震発生情報931を入力したか否かを判定し(ステップG5)、入力したと判定した場合は(ステップG5;Yes)、入力した基地局別地震発生情報931を車車間通信中の自動車3に送信する(ステップG7)。
また、自動車制御部310は、車車間通信中の自動車3から基地局別地震発生情報931を受信したか否かを判定し(ステップG9)、受信したと判定した場合は(ステップG9;Yes)、受信した基地局別地震発生情報931をカーナビゲーション装置4に出力する(ステップG11)。そして、自動車制御部310は、カーナビゲーション装置4から入力した制御内容に従って、自動車3の各部を制御する(ステップG15)。
2−4.作用効果
自動車制御システム2において、携帯型電話機7が基地局8から基地局別地震発生情報を受信し、受信した基地局別地震発生情報を、カーナビゲーション装置4に送信する。また、携帯型電話機7は、基地局別地震発生情報を受信した場合に、GPS衛星信号に基づいて測位した測位位置及び自動車3のナンバーを、携帯電話用サーバ9に送信する。
カーナビゲーション装置4は、携帯型電話機7又は車車間通信中の他の自動車3から基地局別地震発生情報を受信した場合に、当該基地局別地震発生情報を自動車制御部310に出力するとともに、当該基地局別地震発生情報に基づいて自動車3の制御内容を決定する。そして、決定した制御内容を自動車制御部310に出力することで、自動車3の各部を間接的に制御する。
第2実施形態では、第1実施形態と同様にカーナビゲーション装置4が自動車3の制御内容を決定することに変わりはないが、カーナビゲーション装置4が携帯型電話機7を介して地震発生情報を取得する点が異なる。すなわち、携帯型電話機7が地震発生情報を中継する役割を担っており、カーナビゲーション装置4が通信機能を有しておらず、地震発生情報を直接取得することができない場合であっても、携帯型電話機7から地震発生情報を取得して、自動車3を制御することが可能となる。
3.第3実施形態
第3実施形態は、自動車制御部310が、カーナビゲーション装置4や携帯型電話機7を介さずに、情報管理サーバ5や車車間通信中の他の自動車3から地震発生情報481を直接受信して、自動車3の各部を制御する実施形態である。但し、測位演算は自動車制御部310が行うのではなく、自動車制御部310と通信接続されたカーナビゲーション装置4が行うものとして説明する。
この場合、自動車制御部310のROM311には、プログラムとして、第3の自動車制御プログラムと、そのサブルーチンとして制御内容決定プログラム4611とを格納しておく。そして、自動車制御部310は、この第3の自動車制御プログラム及び制御内容決定プログラム4611に従って、第3の自動車制御処理(図21参照)及び制御内容決定処理(図12参照)を行う。また、データとしては、図5のカーナビゲーション装置4のフラッシュROM470に格納されている各種データをROM311に格納しておき、自動車制御部310は、これらのデータを用いて処理を行う。
図21は、第3の自動車制御処理の流れを示すフローチャートである。
先ず、自動車制御部310は、運転者の操作に従って各部を制御する(ステップH1)。そして、自動車制御部310は、所定の通信可能範囲内に存在する自動車3との車車間通信を試みる(ステップH3)。
次いで、自動車制御部310は、情報管理サーバ5又は車車間通信中の自動車3から地震発生情報481を受信したか否かを判定し(ステップH5)、受信しなかったと判定した場合は(ステップH5;No)、ステップH19へと処理を移行する。また、受信したと判定した場合は(ステップH5;Yes)、カーナビゲーション装置4から測位位置483を取得する(ステップH7)。
次いで、自動車制御部310は、同じ地震に関する地震発生情報481がRAM313に記憶済みであるか否かを判定し(ステップH9)、記憶済みであると判定した場合は(ステップH9;Yes)、ステップH17へと処理を移行する。一方、記憶済みではないと判定した場合は(ステップH9;No)、受信した地震発生情報481をRAM313に更新記憶する(ステップH11)。
その後、自動車制御部310は、制御内容決定処理を行って、自動車3の制御内容を決定する(ステップH13)。制御内容決定処理は、図12と同一の処理である。そして、自動車制御部310は、決定した制御内容に従って、自動車3の各部を制御する(ステップH15)。そして、自動車制御部310は、ステップH7で取得した測位位置483及び自動車3のナンバーを情報管理サーバ5に送信する(ステップH17)。
その後、自動車制御部310は、運転者によりエンジン停止指示操作がなされたか否かを判定し(ステップH19)、なされなかったと判定した場合は(ステップH19;No)、ステップH1に戻る。また、エンジン停止指示操作がなされたと判定した場合は(ステップH19;Yes)、第3の自動車制御処理を終了する。
4.変形例
4−1.自動車制御システム
上述した実施形態では、電子機器としてカーナビゲーション装置や携帯型電話機を備えた自動車制御システムを例に挙げて説明したが、これらの電子機器の代わりに、ノート型パソコンやPDA(Personal Digital Assistant)等の電子機器を用いて自動車制御システムを構成することも可能である。
4−2.衛星測位システム
また、上述した実施形態では、衛星測位システムとしてGPSを例に挙げて説明したが、WAAS(Wide Area Augmentation System)、QZSS(Quasi Zenith Satellite System)、GLONASS(GLObal NAvigation Satellite System)、GALILEO等の他の衛星測位システムであってもよい。
4−3.移動体
上述した実施形態では、路上走行する移動体として自動車に本願発明を適用した場合について説明したが、他にはバスやトラック等の移動体についても同様に適用可能である。
4−4.走行状況に応じた自動車の制御
自動車3の走行状況を判定し、判定した走行状況に対応付けて予め定められた自動車3の制御内容に従って自動車3を制御することとしてもよい。具体的には、例えば図22のように、危険度と、自動車3の走行速度別の制御内容とを設定した制御内容データを予め記憶させておく。そして、地震発生情報を受信した場合は、危険度及び自動車3の走行速度を判定し、判定した危険度及び走行速度に対応する制御内容を読み出して、自動車3を制御するようにする。
尚、図9の制御内容データと図22の制御内容データとを組み合わせ、各危険度それぞれについて、道路種別及び走行速度別に制御内容が設定された制御内容データを用意しておき、当該制御内容データに従って自動車3を制御することとしてもよい。
4−5.走行位置
上述した実施形態では、GPS衛星から受信したGPS衛星信号に基づいて自動車3の走行位置を測位するものとして説明したが、他の方法によって走行位置を求めることとしてもよい。例えば、自動車3には走行センサ類320が搭載されているため、各センサの検出結果を用いた公知の慣性航法演算処理を行うことで、自動車3の走行位置を求めることができる。
また、自動車3に携帯型電話機7が搭載されたシステムでは、精度は劣るが、携帯型電話機7が通信可能な基地局8の位置を取得して基地局測位により走行位置を求めることができるし、前回測位からの経過時間が一定時間以下であるような場合は、前回測位により求めた測位位置を走行位置とすることもできる。
さらに、GPS衛星からGPS衛星信号を受信・捕捉する際には、受信周波数やコード位相、信号強度といった情報(以下、「メジャメント情報」と称す。)を得ることができる。携帯型電話機7で単独測位を行う場合は、このメジャメント情報を用いて測位演算を行うわけであるが、携帯型電話機7の処理負荷を軽減させるため、メジャメント情報を基地局8に送信して代わりに測位演算を行ってもらうことで、走行位置を取得することもできる。
自動車制御システムの概略構成を示す図。 自動車の機能構成を示すブロック図。 カーナビゲーション装置の機能構成を示すブロック図。 カーナビゲーション装置のROMに格納されたデータの一例を示す図。 カーナビゲーション装置のフラッシュROMに格納されたデータの一例を示す図。 カーナビゲーション装置のRAMに格納されたデータの一例を示す図。 危険度判定用データのデータ構成の一例を示す図。 制御パターンデータのデータ構成の一例を示す図。 制御内容データのデータ構成の一例を示す図。 地震発生情報のデータ構成の一例を示す図。 カーナビ処理の流れを示すフローチャート。 制御内容決定処理の流れを示すフローチャート。 自動車制御処理の流れを示すフローチャート。 第2実施形態における自動車制御システムの概略構成を示す図。 基地局データのデータ構成の一例を示す図。 基地局別地震発生情報データベースのデータ構成の一例を示す図。 携帯電話処理の流れを示すフローチャート。 第2のカーナビ処理の流れを示すフローチャート。 第2の制御内容決定処理の流れを示すフローチャート。 第2の自動車制御処理の流れを示すフローチャート。 第3の自動車制御処理の流れを示すフローチャート。 変形例における制御内容データのデータ構成の一例を示す図。
符号の説明
1、2 自動車制御システム 、 3 自動車、 4 カーナビゲーション装置、
5 情報管理サーバ、 6 地震発生情報発信局、 7 携帯型電話機、 8 基地局、
9 携帯電話用サーバ

Claims (8)

  1. 路上走行する移動体の制御方法であって、
    地震発生情報を受信することと、
    前記地震発生情報の受信に応じて、前記地震発生情報を受信した場合の前記移動体の制御として予め定められた制御を実行することと、
    を含む移動体の制御方法。
  2. 前記地震発生情報には場所と震度の情報が少なくとも含まれ、
    走行位置を測位することと、
    前記走行位置と前記地震発生情報とに基づき、前記走行位置における震度に応じた前記移動体の制御レベルを判定することと、
    を更に含み、
    前記実行することは、前記判定された制御レベルに対応付けて予め定められた前記移動体の制御内容に従って前記移動体の制御を実行することを含む、
    請求項1に記載の移動体の制御方法。
  3. 前記地震発生情報の受信に応じて、前記走行位置と前記移動体の識別情報とを、所定の安否情報蓄積サーバに送信することを更に含む請求項2に記載の移動体の制御方法。
  4. 前記移動体が走行中の道路種別を判定することを更に含み、
    前記実行することは、前記判定された道路種別に対応付けて予め定められた前記移動体の制御内容に従って前記移動体の制御を実行することを含む、
    請求項1〜3の何れか一項に記載の移動体の制御方法。
  5. 前記移動体の走行状況を判定することを更に含み、
    前記実行することは、前記判定された走行状況に対応付けて予め定められた前記移動体の制御内容に従って前記移動体の制御を実行することを含む、
    請求項1〜4の何れか一項に記載の移動体の制御方法。
  6. 前記実行することは、搭乗者の前記移動体からの退去を支援するための制御として予め定められた、前記移動体の速度制御と、ドアロックの解除制御と、ハザードランプの点灯制御とのうち少なくとも1つの制御を実行することを含む請求項1〜5の何れか一項に記載の移動体の制御方法。
  7. 前記実行することは、地震発生を搭乗者に報知するための制御として予め定められた、
    前記移動体に設けられたオーディオ機器の音量制御及び報知メッセージの報音制御と、前記移動体に設けられた表示装置への報知メッセージの表示制御とのうち少なくとも1つの制御を実行することを含む請求項1〜6の何れか一項に記載の移動体の制御方法。
  8. 路上走行する移動体の制御システムであって、
    地震発生情報を受信する受信部と、
    前記地震発生情報の受信に応じて、前記地震発生情報を受信した場合の前記移動体の制御として予め定められた制御を実行する制御部と、
    を備えた制御システム。
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