JP2015150778A - プリンタおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】糊が付着した場合に、カッターの刃の清掃を報知することができるプリンタおよびプログラムを提供する。【解決手段】プリンタは、切断部と、駆動部と、計測手段と、判定手段と、報知手段と、を備える。前記切断部は、印刷対象となるラベル用紙の搬送経路に設けられ、当該ラベル用紙を切断する。前記駆動部は、前記切断部を駆動して前記ラベル用紙を所定の位置で切断させる。前記計測手段は、前記切断部による切断に起因する値を計測して計測値を出力する。前記判定手段は、前記計測手段による計測値が予め定められた閾値を超えたか否かを判定する。前記報知手段は、前記判定手段により前記計測値が前記閾値を超えたと判定した場合に、前記切断部に対する清掃を報知する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、プリンタおよびプログラムに関する。
通常ロール状に巻回されたラベル用紙の構造は、台紙の上に粘着層を有するラベルが一定間隔で隙間を空けて付いている。そして、プリンタのカッターは、ラベルとラベルの隙間を切断する。よって、台紙付きラベルの場合には、ラベルの粘着層を切断しないためカッターに糊が付着することがない。
近年、台紙のない長尺状の台紙なしラベル用紙が登場してきている。この台紙なしラベル用紙の場合、プリンタのカッターは、印刷後の粘着層を切断するため、糊がカッターの刃に付着する。そのため、そのまま使用を継続していると、糊によりカッターが動かなくなってしまう。これを防止するためには、定期的にカッターの刃を清掃する必要がある。
しかしながら、ラベルに使用された糊の種類や、ラベルの発行量により糊でカッターが動かなくなるタイミングは異なるため、想定される最も短い期間で、頻繁にカッターの刃を清掃しなければならなかった。
本発明が解決しようとする課題は、糊が付着した場合に、カッターの刃の清掃を報知することができるプリンタおよびプログラムを提供することである。
実施形態のプリンタは、切断部と、駆動部と、計測手段と、判定手段と、報知手段と、を備える。前記切断部は、印刷対象となるラベル用紙の搬送経路に設けられ、当該ラベル用紙を切断する。前記駆動部は、前記切断部を駆動して前記ラベル用紙を所定の位置で切断させる。前記計測手段は、前記切断部による切断に起因する値を計測して計測値を出力する。前記判定手段は、前記計測手段による計測値が予め定められた閾値を超えたか否かを判定する。前記報知手段は、前記判定手段により前記計測値が前記閾値を超えたと判定した場合に、前記切断部に対する清掃を報知する。
図1は、第1の実施形態に係るプリンタの外観構成を説明するための斜視図である。 図2は、第1印字ユニットが本体ハウジング(筺体)の内部から引き出された状態を示す斜視図である。 図3は、プリンタに収容される印字ユニットの概略的な構成、及び、台紙なしラベルの搬送状態を説明するための縦断側面図である。 図4は、概略的な駆動部を示す縦断側面図である。 図5は、プリンタの機能構成を示すブロック図である。 図6は、プリンタの制御部が制御プログラムに従って実行する清掃フラグの制御処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、プリンタの制御部が制御プログラムに従って実行する清掃を求める報知処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、報知画面の一例を示す説明図である。 図9は、第2の実施形態に係るプリンタに収容される印字ユニットの概略的な構成、及び、台紙なしラベルの搬送状態を説明するための縦断側面図である。
以下に添付図面を参照して、実施形態に係るプリンタおよびプログラムについて説明する。以下に説明する実施形態は、食品等の商品に関連する情報を印字したラベルやレシートを発行するプリンタに適用した例を示すが、これに限定されることなく用紙等の記録媒体に各種情報を印字する装置であればいずれの装置に適用してもよい。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るプリンタ1の外観構成を説明するための斜視図である。図1に示すように、このプリンタ1は、商品名、値段、重量、バーコードなどの商品に関連する情報を台紙なしラベル用紙に印字したラベルLを発行する印字装置2を主体に構成される。
印字装置2の本体ハウジング(筺体)20の上面には、台紙なしラベル用紙に印字する情報を表示する表示器21と、その表示器21の表示面上に積層配置されて操作者が触れたパネル上の位置情報を検出するタッチパネル22と、操作者により押下操作される押しボタン式のキーボード23などが設けられている。
また、第1の実施形態のプリンタ1では、本体ハウジング20の内部に、第1印字ユニット15及び第2印字ユニット16の2つの印字ユニットが並列されて収容されている。それら各印字ユニット15、16は、それぞれの前面下部に設けられた溝部15a、16aに指を掛けてA方向に引っ張ることで、本体ハウジング20から引き出すことが可能である。各印字ユニット15、16の前面上部には、情報の印字が行われたラベルLを排出するためのラベル発行口15b、16bが設けられている。
図2は、第1印字ユニット15が本体ハウジング(筺体)20の内部から引き出された状態を示す斜視図である。第1印字ユニット15の底部の長手方向両脇には、その正面から奥へと向かう長手方向に沿うように配置された細長いインナーレール25が片側にそれぞれ1本ずつ設けられている。このインナーレール25が収納されるアウターレール26は、第1印字ユニット15が収められる本体ハウジング(筺体)20の正面向かって右側の開口内の両脇それぞれに設けられている。インナーレール25とアウターレール26との間には、インナーレール25と連動する中間レール27が介在し、第1印字ユニット15の奥まで、ほぼ一杯に引き出すことができる。その為、第1印字ユニット15の奥側にセットしなければならないロール状の台紙なしラベル用紙RPのセット作業が行い易い。このようなスライドレール機構SRは、第2印字ユニット16の底部の長手方向両脇、第2印字ユニット16が収められる本体ハウジング(筺体)20の正面向かって左側の開口内の両脇それぞれにも設けられている。
図3は、プリンタ1に収容される印字ユニットの概略的な構成、及び、台紙なしラベル用紙RPの搬送状態を説明するための縦断側面図である。図3に示すように、印字ユニットは、コントローラ310と記憶部320とを有する制御部300によって制御される。コントローラ310は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの演算などの制御装置である。記憶部320は、メモリなどの記憶装置である。記憶部320は、プリンタ1の電源が投入されていない状態であっても情報を保持することが可能な記憶媒体であることが望ましい。
制御部300は、表示器21と、用紙搬送プラテン202と、サーマルヘッド203と、モーター211と、ホームポジションセンサー207とを接続する。これにより、制御部300は、保持軸201に保持された台紙なしラベル用紙RPの搬送や、印字や、切断などの各処理を制御する。また、制御部300は、表示器21に表示される各種画面を制御する。
保持軸201は、台紙なしラベル用紙RPを回転自在に保持する。台紙なしラベル用紙RPは、表側に剥離処理が施された印字面が形成され、裏側に粘着層が形成された台紙(ライナー)のない長尺状の台紙なしラベル用紙RPをロール状に巻回したものである。
用紙搬送プラテン202は、モーター(不図示)により回転駆動されて、ロール状に巻回された台紙なしラベル用紙RPの自由端側を引き出してラベル発行口15bの方向(搬送方向)に搬送する。
サーマルヘッド203は、用紙搬送プラテン202と台紙なしラベル用紙RPとを挟持して、その台紙なしラベル用紙RPの印字面に情報を印字する。その後、台紙なしラベル用紙RPは、固定刃204と、可動刃205とを備えた、切断部であるカッターにより切断される。
台紙なしラベル用紙RPの搬送経路に設けられたカッターの可動刃205は、駆動部210によってホームポジションから迫り上げられ、固定刃204と重なり合う。そのため、可動刃205と、固定刃204との間にある台紙なしラベル用紙RPは、所定の位置で切断される。ホームポジションとは、例えば、可動刃205が上下方法に動いた際の最下点である。
次に、可動刃205を動かして台紙なしラベル用紙RPを切断させる駆動部210について説明を行う。ここで、図4は、概略的な駆動部210を示す縦断側面図である。駆動部210は、前述のモーター211と、円盤213と、円盤213に備えられたピン213aとを備える。そして、駆動部210は、取り付けられたホームポジションセンサー207から出力された信号によって監視される。
モーター211は、例えば、DC(Direct Current)モーターである。円盤213は、モーター211のシャフト212が取り付けられた中心点から離れた位置にピン213aを有する偏心機構を構成する。すなわち、円盤213は、回転運動をピン213aの往復運動に変えることができる。そして、ピン213aは、可動刃205に備えられた溝205aに挿入されている。
可動刃205に備えられた溝205aの形状は、矩形形状である。可動刃205が動く上下方向の溝205aの大きさは、ピン213aの直径と略同じである。一方、上下方向と垂直に交わる左右方向の溝205aの大きさは、ピン213aの円軌道の直径と略同じである。
よって、モーター211が回転し、円盤213に備えられたピン213aが円軌道で動いても、可動刃205は、左右方向には動かず、上下方向に動く。これにより、駆動部210は、搬送経路に設けられた可動刃205を動かし、台紙なしラベル用紙RPを切断することができる。
ホームポジションセンサー207は、可動刃205がホームポジションにあるか否かを検知する。ホームポジションセンサー207は、可動刃205が最下点であるホームポジションにある場合にON状態を示す信号を出力し、可動刃205が最下点であるホームポジションに無い場合にOFF状態を示す信号を出力する。すなわち、ホームポジションセンサー207は、可動刃205が台紙なしラベル用紙RPを切断し、ホームポジションに戻ったことを検知するセンサーである。これにより、制御部300は、ホームポジションセンサー207から信号を受信することで、台紙なしラベル用紙RPの切断の開始と、完了とを検知することができる。
次に、プリンタ1の制御部300が有している特徴的な機能について説明を行う。制御部300は、コントローラ310が記憶部320に記憶された情報の読み出しと、書き込みとを行うことによりプリンタ1を制御する。ここで、図5は、プリンタ1の機能構成を示すブロック図である。
まず、記憶部320が記憶する情報について説明を行う。記憶部320は、カッター清掃閾値情報321と、カッター清掃フラグ322と、ラベル情報323とを記憶している。
カッター清掃閾値情報321とは、台紙なしラベル用紙RPの切断時間の閾値を記憶した情報である。台紙なしラベル用紙RPの切断時間が、長くなった場合には、固定刃204や、可動刃205に台紙なしラベル用紙RPの糊が付着したために切断時間がかかっていると考えられる。そこで、カッター清掃閾値情報321は、固定刃204や、可動刃205から糊の清掃を求める切断時間の閾値を記憶している。
そして、カッター清掃閾値情報321は、任意の値を設定することができる。これにより、清掃を頻繁に行うモードや、清掃の頻度を最低限にとどめるモードなどを設けることができる。
カッター清掃フラグ322とは、切断時間が、カッター清掃閾値情報321に記憶された閾値を超えた場合に、有効となるフラグである。そして、カッター清掃フラグ322は、切断時間が、カッター清掃閾値情報321に記憶された閾値を超えていない場合に無効となる。
ラベル情報323とは、プリンタ1が印字するラベル用紙の種類が設定されている。ラベル用紙の種類とは、台紙なしラベル用紙RPや、台紙ありのラベル用紙などである。ラベル情報323は、使用されるラベル用紙に応じて、適宜、設定を変更することができる。
次に、制御部300が有している機能について説明を行う。制御部300は、コントローラ310と、記憶部320などに記憶された制御プログラムとが協働することにより、プラテン回転制御手段311と、ホームポジション検知手段312と、カッターモーター制御手段313と、計時手段314と、清掃フラグ制御手段315と、報知手段316と、として機能する。
プラテン回転制御手段311は、用紙搬送プラテン202を制御して台紙なしラベル用紙RPの搬送を制御する。これにより、用紙搬送プラテン202は、適切な長さの台紙なしラベル用紙RPを搬送することができる。
ホームポジション検知手段312は、ホームポジションセンサー207から出力された信号を受信することにより可動刃205がホームポジションにあるか否かを検知する。そして、ホームポジション検知手段312は、ホームポジションセンサー207からの出力がON状態からOFF状態へ移行したタイミングが台紙なしラベル用紙RPの切断開始であると判定する。一方、ホームポジション検知手段312は、ホームポジションセンサー207からの出力がOFF状態からON状態へ移行したタイミングが台紙なしラベル用紙RPの切断終了であると判定する。
カッターモーター制御手段313は、モーター211の回転を制御することで、可動刃205を制御する。カッターモーター制御手段313は、ホームポジション検知手段312が切断終了であると判定するまで、モーター211を回転させる。
計測手段である計時手段314は、ホームポジションセンサー207から出力された信号から台紙なしラベル用紙RPの切断にかかった時間を計測する。具体的には、計時手段314は、一つのラベルLを作成するために、駆動部210が台紙なしラベル用紙RPの切断に要した駆動時間を計測する。先ず計時手段314は、ホームポジション検知手段312が台紙なしラベル用紙RPの切断が開始されたと判定した場合に、計測を開始する。そして、ホームポジション検知手段312が台紙なしラベル用紙RPの切断が終了したと判定した場合に、計測を終了する。計測終了時の計測値が、台紙なしラベル用紙RPの切断にかかった時間を示している。
判定手段である清掃フラグ制御手段315は、計時手段314が計時した台紙なしラベル用紙RPの切断に要した時間と、カッター清掃閾値情報321に記憶された閾値とを比較して、カッター清掃フラグ322を制御する。具体的には、清掃フラグ制御手段315は、切断時間がカッター清掃閾値情報321に記憶された閾値を超えたと判定した場合に、カッター清掃フラグ322を有効にする。そして、清掃フラグ制御手段315は、切断時間がカッター清掃閾値情報321に記憶された閾値を越えていないと判定した場合に、カッター清掃フラグ322を無効にする。
報知手段316は、カッター清掃フラグ322が有効である場合に、糊が付着し、清掃が必要であることを報知する。その際、報知手段316は、印字作業が行われていない場合に報知する。印字作業が行われていない場合に報知することにより、作業者は、業務を中断することなく清掃を行うことができる。印字作業が行われていない場合とは、例えば、一連の印字が完了した場合や、電源処理を行う場合などである。一連の印字が完了した場合とは、例えば、印字枚数が指定された場合に、最後のラベルLの印字が完了したときである。電源処理を行う場合とは、例えば、プリンタ1の電源をONする操作が入力された場合や、プリンタ1の電源をOFFする操作が入力された場合などに行う処理である。
また、報知手段316は、プリンタ1に装着されているラベル用紙の種類によって、報知するか否かを判定する。具体的には、報知手段316は、記憶部320に記憶されたラベル情報323に、台紙があるラベル用紙が設定されている場合には、カッター清掃フラグ322に関わらず報知しない。台紙があるラベル用紙の場合には、糊が付着することがないため不要な報知となってしまう。報知手段316は、ラベル用紙の種類を判定することにより不要な報知を防止することができる。ただし、起動直後は、ラベル用紙の種類が不明であることから、ラベル用紙の種類に関わらず報知する。
次に、上述した実施形態にかかるプリンタ1の制御部300が制御プログラムに従って実行する切断処理について説明する。実施形態にかかるプリンタ1は、台紙なしラベル用紙RPの切断にかかる時間を計測することで、カッター清掃フラグ322を制御する。
図6は、プリンタ1の制御部300が制御プログラムに従って実行する清掃フラグの制御処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すように、プリンタ1の制御部300は、台紙なしラベル用紙RPを切断するモーター211の回転を開始する(ステップS11)。そして、プリンタ1の制御部300は、切断時間の計測を開始する(ステップS12)。
次いで、プリンタ1の制御部300は、可動刃205がホームポジションに戻ったことを検知するか否かを判定する(ステップS13)。可動刃205がホームポジションに戻ったことを検知しない場合に(ステップS13;No)、プリンタ1の制御部300は、ステップS13にて待機する。
一方、可動刃205がホームポジションに戻ったことを検知した場合に(ステップS13;Yes)、プリンタ1の制御部300は、台紙なしラベル用紙RPを切断するモーター211の回転を停止する(ステップS14)。そして、プリンタ1の制御部300は、切断時間の計測を停止する(ステップS15)。
次いで、プリンタ1の制御部300は、切断時間が閾値を超えたか否かを判定する(ステップS16)。切断時間が閾値を超えた場合に(ステップS16;Yes)、プリンタ1の制御部300は、カッター清掃フラグ322を有効にする(ステップS17)。一方、切断時間が閾値を超えていない場合に(ステップS16;No)、プリンタ1の制御部300は、カッター清掃フラグ322を無効にする(ステップS18)。
次いで、プリンタ1の制御部300は、印字予定の全ラベルLの発行が完了したか否かを判定する(ステップS19)。印字予定の全ラベルLの発行が完了していない場合に(ステップS19;No)、プリンタ1の制御部300は、ステップS11に戻り再度処理を行う。一方、印字予定の全ラベルLの発行が完了した場合に(ステップS19;Yes)、プリンタ1の制御部300は、処理を終了する。
次に、上述した実施形態にかかるプリンタ1の制御部300が制御プログラムに従って実行する清掃を求める報知処理について説明する。実施形態にかかるプリンタ1は、カッター清掃フラグ322の状態により報知処理を実行する。
図7は、プリンタ1の制御部300が制御プログラムに従って実行する清掃を求める報知処理の流れを示すフローチャートである。図7に示すように、電源をONする操作が入力されたプリンタ1の制御部300は、立ち上げ処理を実行する(ステップS31)。
次いで、プリンタ1の制御部300は、カッター清掃フラグ322が有効であるか否かを判定する(ステップS32)。カッター清掃フラグ322が有効である場合に(ステップS32;Yes)、プリンタ1の制御部300は、報知画面G1を一定時間表示する(ステップS33)。
ここで、図8は、報知画面G1の一例を示す説明図である。報知画面G1は、カッターに糊が付着しているために清掃が必要であることを報知する画面である。よって、「カッターに糊が付着しています。カッターを清掃して下さい。」とのメッセージを表示する。報知画面G1を一定時間表示後、プリンタ1の制御部300は、待機画面(不図示)を表示する(ステップS34)。待機画面は、プリンタ1を操作する入力を待機する画面である。
一方、カッター清掃フラグ322が無効である場合に(ステップS32;No)、プリンタ1の制御部300は、報知画面G1を表示せずに待機画面を表示する(ステップS34)。
次いで、プリンタ1の制御部300は、ラベル発行にかかる操作が入力されたか否かを判定する(ステップS35)。ラベル発行にかかる操作が入力された場合に(ステップS35;Yes)、プリンタ1のプリンタ1の制御部300は、ラベル発行処理を行う(ステップS36)。ラベル発行処理とは、図6のステップS11〜ステップS18の処理である。
次いで、プリンタ1の制御部300は、印字予定の全ラベルLの発行が完了したか否かを判定する(ステップS37)。なお、この判定は、図6のステップS19の処理である。印字予定の全ラベルLの発行が完了していない場合に(ステップS37;No)、プリンタ1の制御部300は、ステップS36に戻り再度処理を行う。
一方、印字予定の全ラベルLの発行が完了した場合に(ステップS37;Yes)、プリンタ1の制御部300は、カッター清掃フラグ322が有効か否かを判定する(ステップS38)。
カッター清掃フラグ322が有効である場合に(ステップS38;Yes)、プリンタ1の制御部300は、ラベル情報323に台紙なしラベル用紙RPが設定されているか否かを判定する(ステップS39)。台紙なしラベル用紙RPが設定されていない場合に(ステップS39;No)、プリンタ1の制御部300は、報知画面G1を表示せずに、ステップS34に戻る。
一方、台紙なしラベル用紙RPが設定されている場合に(ステップS39;Yes)、プリンタ1の制御部300は、報知画面G1を一定時間表示する(ステップS40)。次いで、プリンタ1の制御部300は、ステップS34に戻る。
一方、カッター清掃フラグ322が無効である場合に(ステップS38;No)、プリンタ1の制御部300は、報知画面G1を表示せずに、ステップS34に戻る。
報知画面G1を表示後、ラベル発行にかかる操作が入力されない場合に(ステップS35;No)、プリンタ1の制御部300は、プリンタ1の電源をOFFにする操作が入力されたか否かを判定する(ステップS41)。プリンタ1の電源をOFFにする操作が入力されていない場合に(ステップS41;No)、プリンタ1の制御部300は、ステップS35に戻る。
一方、プリンタ1の電源をOFFにする操作が入力された場合に(ステップS41;Yes)、プリンタ1の制御部300は、カッター清掃フラグ322が有効か否かを判定する(ステップS42)。
カッター清掃フラグ322が有効である場合に(ステップS42;Yes)、プリンタ1の制御部300は、ラベル情報323に台紙なしラベル用紙RPが設定されているか否かを判定する(ステップS43)。台紙なしラベル用紙RPが設定されていない場合に(ステップS43;No)、プリンタ1の制御部300は、報知画面G1を表示せずに、プリンタ1の電源をOFFにするための立ち下げ処理を行い(ステップS45)、処理を終了する。
一方、台紙なしラベル用紙RPが設定されている場合に(ステップS43;Yes)、プリンタ1の制御部300は、報知画面G1を一定時間表示する(ステップS44)。次いで、プリンタ1の制御部300は、プリンタ1の電源をOFFにするための立ち下げ処理を行い(ステップS45)、処理を終了する。
カッター清掃フラグ322が無効である場合に(ステップS42;No)、プリンタ1の制御部300は、報知画面G1を表示せずに、プリンタ1の電源をOFFにするための立ち下げ処理を行い(ステップS45)、処理を終了する。
以上のように、第1の実施形態によれば、台紙なしラベル用紙RPを切断する可動刃205と、可動刃205を動かす駆動部210と、を備えている。そして、報知手段316は、駆動部が台紙なしラベル用紙RPを切断する時間を計測することで、糊が付着しているか否かを判定し、閾値を超えている場合に報知する。よって、糊が付着した場合に、カッターの刃の清掃を報知することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るプリンタ1cについて説明を行う。なお、第1の実施形態で説明した部分と共通する部分は説明を省略する。
図9は、第2の実施形態に係るプリンタ1cに収容される印字ユニットの概略的な構成、及び、台紙なしラベル用紙RPの搬送状態を説明するための縦断側面図である。
第2の実施形態に係るプリンタ1cは、可動刃205cを動かす駆動部210cにトルクセンサー220を備えている点が、第1の実施形態に係るプリンタ1とは異なっている。第2の実施形態に係るプリンタ1cは、台紙なしラベル用紙RPを切断する可動刃205cを動かすモーター211cのトルクを計測することにより、カッター清掃フラグ322を有効にするか否かを判定する。
すなわち、第2の実施形態に係る制御部300cは、トルクセンサー220から出力された信号から台紙なしラベル用紙RPの切断にかかったトルク(負荷)を計測する手段を備える。
そして、第2の実施形態に係る清掃フラグ制御手段315cは、トルクセンサー220が計測した台紙なしラベル用紙RPの切断に要したトルクと、カッター清掃閾値情報321cに記憶された閾値とを比較して、カッター清掃フラグ322cを制御する。具体的には、清掃フラグ制御手段315cは、切断に要したトルクがカッター清掃閾値情報321cに記憶された閾値を超えたと判定した場合に、カッター清掃フラグ322cを有効にする。そして、清掃フラグ制御手段315cは、切断時間がカッター清掃閾値情報321cに記憶された閾値を超えていない判定した場合に、カッター清掃フラグ322cを無効にする。
第2の実施形態に係るプリンタ1cの場合には、多彩な種類のモーターを採用することができる。例えば、モーター211cに、ステッピングモーターを採用することができる。
ステッピングモーターは、負荷(トルク)が大きすぎると同期速度と実際の回転速度とが一致しなくなる。そこで、カッター清掃閾値情報321cに、同期が取れなくなる負荷(トルク)よりも小さな値を設定する。これにより、同期が取れなくなる前に、カッターの刃の清掃が報知されるため、負荷(トルク)が大きくなる前にされる。よって、ステッピングモーターを採用することができる。
以上のように、第2の実施形態によれば、トルクセンサー220を備えることにより、多彩な種類のモーターを採用することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
なお、上記実施形態では、表示器21に報知画面G1を表示することで報知すると説明している。しかし、報知方法は、これに限らない。例えば、音声で報知してもよい。または、清掃が必要な場合に点灯する発光素子により報知してもよい。
なお、上記実施形態では、印字作業が行われていない場合に報知すると説明したが、報知タイミングは、糊の清掃が必要であることを検知したタイミングに報知してもよい。
また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らず、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよく、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
1 プリンタ
205 可動刃
210 駆動部
300 制御部
310 コントローラ
314 計時手段
315 清掃フラグ制御手段
316 報知手段
320 記憶部
321 カッター清掃閾値情報
322 カッター清掃フラグ
特開平11−892号公報

Claims (6)

  1. 印刷対象となるラベル用紙の搬送経路に設けられ、当該ラベル用紙を切断する切断部と、
    前記切断部を駆動して前記ラベル用紙を所定の位置で切断させる駆動部と、
    前記切断部による切断に起因する値を計測して計測値を出力する計測手段と、
    前記計測手段による計測値が予め定められた閾値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記計測値が前記閾値を超えたと判定した場合に、前記切断部に対する清掃を報知する報知手段と、
    を備えたプリンタ。
  2. 前記計測手段は、信号から前記ラベル用紙の切断の際の前記駆動部の駆動時間を前記計測値として計測する、
    請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記計測手段は、信号から前記ラベル用紙の切断の際の前記駆動部におけるトルクを前記計測値として計測する、
    請求項1に記載のプリンタ。
  4. 前記判定手段は、前記閾値を超えたと判定した場合に、前記計測値が前記閾値を超えたことを記憶部に記憶し、
    前記報知手段は、電源処理の際に、前記計測値が前記閾値を超えたことが前記記憶部に記憶されている場合に報知する、
    請求項1〜3の何れか一項に記載のプリンタ。
  5. 前記報知手段は、前記ラベル用紙の種類によっては報知しない、
    請求項1〜4の何れか一項に記載のプリンタ。
  6. 印刷対象となるラベル用紙の搬送経路に設けられ、当該ラベル用紙を切断する切断部と、
    前記切断部を駆動して前記ラベル用紙を所定の位置で切断させる駆動部と、を備えたコンピュータを、
    前記切断部による切断に起因する値を計測して計測値を出力する計測手段と、
    前記計測手段による計測値が予め定められた閾値を超えたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記計測値が前記閾値を超えたと判定した場合に、前記切断部に対する清掃を報知する報知手段と、
    として機能させるプログラム。
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