JP2015150104A - 通過時刻集計システム、通過時刻集計方法 - Google Patents

通過時刻集計システム、通過時刻集計方法 Download PDF

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Abstract

【課題】任意の競技参加者について、チェックポイント等の通過地点での氏名や通過時刻等の競技者情報を容易に把握することを可能とする。【解決手段】選手が着用するゼッケンに付されたカラーコードを含むタグの識別情報と選手の識別情報とを対応付けた選手情報を記憶する選手管理テーブルと、選手の識別情報と競技ルート上のある間隔ごとの地点における選手の通過時刻とを対応付けた通過情報を記憶する通過情報テーブルとを記憶する記憶部と、各地点に設けられた第1の撮像部が撮像した画像の中からタグを検知する第1の検知部と、第1の検知部がタグを検知した時刻を計時するとともに、検知されたタグに含まれるタグの識別情報と選手管理テーブルと計時された時刻とに基づいて、通過情報テーブルに選手の通過情報を記録する記録部と、ネットワークを介して接続された端末からの要求に従って、記録部によって記録された選手の通過情報を端末に送信する情報提供部と、を備える。【選択図】 図14

Description

本発明は、競技者の通過時刻を集計する通過時刻集計システム、通過時刻集計方法に関する。
従来から、競技者の通過時刻を計測する様々な技術が存在する。例えば、特許文献1では、移動体が保持する計時用検出装置が、トリガ信号に応答して識別番号を出力可能なIDタグと、IDタグが出力した識別番号を受信するID受信アンテナとを含み、IDタグが複数の異なる周波数で固有番号を出力するとともにID受信アンテナが異なる複数の周波数の信号を受信することにより、多くの競争者等に対する計時を可能としている。
特開2004−057805号公報
しかしながら、上記従来技術では、競技参加者自身のスタート時間からゴール時間までの所要時間を計測することは可能であるが、各競技参加者の通過時刻は計測できず、また、通過時刻を集計する場合には、競技参加者全員のIDタグを読み取らなければならない。さらに、競技参加者の通過時刻をゴール以外の地点で計測することを想定していない。
本発明は、任意の競技参加者について、チェックポイント等の通過地点での氏名や通過時刻等の競技者情報を容易に把握することが可能な通過時刻集計システム、通過時刻集計方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる通過時刻集計システムは、選手が着用するゼッケンに付されたカラーコードを含むタグの識別情報と選手の識別情報とを対応付けた選手情報を記憶する選手管理テーブルと、選手の識別情報と競技ルート上のある間隔ごとの地点における選手の通過時刻とを対応付けた通過情報を記憶する通過情報テーブルとを記憶する記憶部と、前記地点に設けられた第1の撮像部が撮像した画像の中から前記タグを検知する第1の検知部と、前記第1の検知部が前記タグを検知した時刻を計時するとともに、検知された前記タグに含まれるタグの識別情報と前記選手管理テーブルと計時された時刻とに基づいて、前記通過情報テーブルに選手の通過情報を記録する記録部と、ネットワークを介して接続された端末からの要求に従って、前記記録部によって記録された選手の通過情報を前記端末に送信する情報提供部と、を備えることを特徴とする通過情報集計システムとして構成される。
また、本発明は、上記通過時刻集計システムで行われる通過時刻集計方法としても把握される。
本発明によれば、任意の競技参加者について、チェックポイント等の通過地点での氏名や通過時刻等の競技者情報を容易に把握することが可能となる。
本実施の形態における通過時刻集計システムの構成例を示す図である。 管理PCの機能的な構成を示すブロック図である。 管理サーバの機能的な構成を示すブロック図である。 記憶部が記憶するデータの例を示す図である。 端末の機能的な構成を示すブロック図である。 選手管理テーブルの構成例を示す図である。 通過情報テーブルの構成例を示す図である。 選手が着用するゼッケンに付されたタグの例を示す図である。 選手受付処理の処理手順を示すフローチャートである。 タグ検知処理の処理手順を示すフローチャートである。 競技終了処理の処理手順を示すフローチャートである。 競技者検索画面の例を示す図である。 情報提供部が端末に送信する検索結果の例を示す図である。 本システム全体のイメージ図である。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる通過時刻集計システム、通過時刻集計方法の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本実施の形態における通過時刻集計システム1000の構成例を示す図である。図1に示すように、通過時刻集計システム1000は、管理PC100と、管理サーバ200と、データ通信機器300およびカメラ400とがインターネットN1によって接続されている。また、管理サーバ200は、本システムにより競技を観戦する視聴者や観戦者の端末500に、インターネットN2を介して接続されている。
管理PC100は、競技参加する選手を登録するために管理者(例えば、主催者)が使用する端末であり、一般的なコンピュータから構成される。
図2は、管理PC100の機能的な構成を示すブロック図である。図2に示すように、管理PC100は、入力受付部110と、表示部120と、通信部130と、制御部140とを有して構成されている。
入力受付部110は、選手名、その選手を識別するための選手ID、年齢、性別、国籍や地域等のその選手の属性情報、選手が着用するゼッケンに付されたタグ(後述)を識別するためのタグID等、本システムで使用する様々な情報の入力を受け付ける。表示部120は、入力受付部110が受け付けた選手の登録結果や管理サーバ200による競技終了後の各選手の計測時刻や順位等、競技の集計結果を表示する。通信部130は、管理サーバ200との間で、本システムで使用される各種データを送受信する。制御部140は、管理PC100の各部の動作を制御する。なお、以下では具体的な記載は省略しているが、管理PC100の各機能は、実際には、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置がROM(Read Only Memory)等のメモリに記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
管理サーバ200は、任意の競技参加者について、ある地点(チェックポイント)での氏名や通過時刻等の競技者情報を集計しその結果を出力するサーバであり、一般的なサーバから構成される。
図3は、管理サーバ200の機能的な構成を示すブロック図である。図3に示すように、管理サーバ200は、記憶部210と、受付処理部220と、検知部230と、記録再生部240と、集計部250と、情報提供部260と、通信部270と、制御部280とを有して構成されている。
記憶部210は、図4に示すように、選手管理テーブル2101と、通過情報テーブル2102とを記憶する。選手管理テーブル2101は、競技に参加する選手を管理するテーブルである。通過情報テーブル2102は、選手がチェックポイント、スタート、ゴール等のある地点における通過時刻を管理するテーブルである。これらの各テーブルの具体的な構成については後述する。なお、記憶部210は、これらの各テーブルの他、後述する記録再生部240が記録する画像を記憶する。続いて、図1に戻って、受付処理部220以降の各部について説明する。
受付処理部220は、管理PC100からの要求に従って、競技に参加する選手の登録や選手を識別するために着用するゼッケンを発行する処理部である。検知部230は、カメラ400によって撮像された画像からゼッケンに付されたタグを検知する処理部である。記録再生部240は、検知部230が検知したタグを読み取るとともにその時点の時刻を計時し、その結果を通過情報テーブル2102に記録する処理部である。集計部250は、記録再生部240が通過情報テーブル2102に記録した情報を集計する処理部である。
情報提供部260は、端末500からの要求により、集計された情報や通過情報テーブル2102に記録されている選手ごとの情報を端末500に提供する処理部である。通信部270は、管理PC100や端末500との間で、本システムで使用される各種データを送受信する。制御部280は、管理サーバ200の各部の動作を制御する。なお、以下では具体的な記載は省略しているが、管理PC100と同様に、これらの各機能は、実際には、例えば、CPU等の演算装置がROM等のメモリに記憶されているプログラムを実行することにより実現される。これらの各部が行う具体的な処理は、フローチャートを用いて後述する。
データ通信機器300は、カメラ400が撮像した画像を、インターネットN1を介して管理サーバ200に送信する機器であり、一般的な通信機器である。カメラ400は、選手が着用するゼッケンに付されたタグを撮像するカメラであり、スタート、ゴール、チェックポイント等、競技においてあらかじめ定められたルート上の地点に設置される。カメラ400が撮像している画像は、適宜データ通信機器300によって管理サーバ200に送信され、送信された画像に含まれるタグが、検知部230によって読み取られる。
端末500は、競技の視聴者や観戦者が競技を観戦するための端末であり、例えば、スマートフォンやタブレット等の一般的な端末から構成される。
図5は、端末500の機能的な構成を示すブロック図である。図5に示すように、端末500は、入力表示部510と、撮像部520と、検知部530と、通信部540と、制御部550とを有して構成されている。
入力表示部510は、視聴または観戦する選手名や選手ID等の選手に関する情報を表示するための指示や、撮像部520によって撮像された選手が着用するゼッケンに付されたタグを表示する。撮像部520は、選手が着用するゼッケンに付されたタグを含む画像を撮像する。検知部530は、撮像されたタグを検知する処理部である。通信部540は、管理サーバ200との間で、本システムで使用される各種データを送受信する。制御部550は、端末500の各部の動作を制御する。
なお、以下では具体的な記載は省略しているが、管理PC100や管理サーバ200と同様に、端末500の各機能は、実際には、例えば、CPU等の演算装置がROM等のメモリに記憶されているプログラムを実行することにより実現される。また、本実施例では、端末500に検知部530を有しているが、撮像部520によって撮像された画像をそのまま管理サーバ200に送信し、管理サーバ200の検知部230がその画像に含まれるタグを検知してもよい。これらの各部が行う具体的な処理は、フローチャートを用いて後述する。
図6は、選手管理テーブル2101の構成例を示す図である。図6に示すように、選手管理テーブル2101は、競技に参加する選手を識別するための選手IDと、その選手IDによって識別される選手名と、その選手の属性(年齢、性別、国籍や地域)と、その選手が着用するゼッケンに付されたタグを識別するためのタグIDとが対応付けた選手情報が記憶されている。図6では、例えば、選手ID「xxxxx1」によって識別される選手の選手名「選手1」の選手は、日本国籍を有する20歳の男性であり、タグID「00001」によって識別されるタグが付されたゼッケンを着用していることを示している。なお、本実施例では、選手の属性として国籍や地域を示しているが、例えば、高校や大学に代表される学校等の様々なグループを属性として記憶することとしてもよい。
図7は、通過情報テーブル2102の構成例を示す図である。図7に示すように、通過情報テーブル2102は、選手IDと、スタート、ゴール、チェックポイント等、競技においてあらかじめ定められた地点を示すポイントと、そのポイントをその選手が通過した時刻とが対応付けて記憶されている。図7では、例えば、この競技ではスタートからゴールまでに4つのチェックポイントが設けられており、選手ID「xxxxx1」によって識別される選手は、第1〜第4のチェックポイントを、それぞれ10時10分、11時15分、12時15分、12時40分に通過し、最終的に13時30分にゴールしたことを示している。同様に、選手ID「xxxxx2」によって識別される選手は、第1〜第4のチェックポイントを、それぞれ10時11分、10時50分、11時30分、12時10分に通過し、最終的に12時30分にゴールしたことを示している。このように、通過情報テーブル2102には、選手ごとにチェックポイントの通過時刻が記録されている。
ここで、選手が着用するゼッケンに付されたタグについて説明する。図8は、選手が着用するゼッケンに付されたタグの例を示す図である。図8に示すように、タグはゼッケンに記載されている選手IDの下部に付された複数の色彩から構成されたカラーコードであり、例えば、複数の色を二次元配列したカメレオンコードであり、タグIDを含んでいる。本実施例では、競技に参加する選手が着用するゼッケンごとにユニークなタグを各チェックポイント等に設置されたカメラ400が撮像し、撮像された画像から検知されたカメレオンコードのようなカラータグを識別することによって、スタートやゴール、各チェックポイントを通過する選手の時刻を計時している。したがって、従来技術のように、各競技参加者の通過時刻を計測したり集計する際に、競技参加者全員のIDタグを読み取らなければならないといった処理を実行する必要がなく、また、ゴール以外の地点での通過時刻を容易に計測することができ、各地点での各選手の氏名や通過時刻等の競技者情報を容易に把握することができる。続いて、本システムで行われる処理について説明する。
図9は、通過時刻集計システム1000が行う選手受付処理の処理手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、選手受付処理では、管理PC100の入力受付部110は、管理者から協議に参加する各選手の選手情報の入力を受け付け、制御部130は、受け付けられた選手情報を管理サーバ200に送信する(ステップS901)。
管理サーバ200の受付処理部220は、それぞれに異なるタグが付されたゼッケンの中から1つのゼッケンを発行し、管理PC100から受信した選手情報とともに、発行したゼッケンに付されるタグのタグIDを、図6に示した選手管理テーブル2101に登録する(ステップS902)。このステップS902の処理が終了すると、図9に示した選手受付処理が終了する。
図10は、競技開始後に行われるタグ検知記録処理の処理手順を示すフローチャートである。以下では、選手がスタート地点から第1、第2のチェックポイントを通過してゴールする場合について説明しているが。第3、第4のチェックポイントにおいても同様である。
管理サーバ200の検知部230は、各チェックポイントに設置されているカメラ400から受信した画像の中からタグを検知し、記録再生部240は、検知したタグに含まれるタグIDを読み取って選手情報テーブル2101にアクセスし、そのタグIDに対応する選手IDを読み取る。そして、読み取った選手IDと、計時した時刻と、カメラ400が設置されているチェックポイントの地点とを対応付けて通過情報テーブル2102に記録する(ステップS1001)。この処理と同様に、他のチェックポイントに設置されているカメラ400が撮像した画像について、検知部230および記録再生部240は、それぞれ上述した処理を実行する(ステップS1002〜1003)。
図11は、競技終了後に行われる競技終了処理の処理手順を示すフローチャートである。図11に示すように、競技終了処理では、管理PC100の入力受付部101が、各選手が着用したゼッケンの返却を受け付け(ステップS1101)、集計部250が、選手の属性別の順位(例えば、男女別、年齢別などの順位)を、通過情報テーブル2102に記録されているデータを読み取り、集計する(ステップS1102)。さらに、情報提供部260は、集計部250による集計結果を、端末500に送信して競技結果を公開する(ステップS1103)。このステップS1103の処理が終了すると、図11に示した競技終了処理が終了する。
図9〜図11に示した各処理が実行されることにより、視聴者や観戦者は、各選手についての競技結果を知ることができる。本実施例では、さらに視聴者や観戦者が、端末500からの操作により、選手それぞれの通過情報を閲覧することができるようになっている。通過情報の閲覧は、競技開始後、通過情報が通過情報テーブル2102に記録されて以降、任意のタイミングで可能である。なお、以下では通過情報を画面に表示する場合について説明しているが、通過情報と共に、上述した集計結果を画面に表示させてもよい。
具体的には、視聴者や観戦者は、端末500の入力表示部510を操作して、図12に示すような競技者検索画面A1を表示する。競技者検索画面A1は、端末500のメモリ(不図示)にあらかじめダウンロードされている。図12に示すように、競技者検索画面A1は、選手を検索するための「選手ID入力」欄および「カラータグ読込」欄を有している。視聴者または観戦者は、この画面の「選手ID入力」欄を選択すると、その操作を入力表示部510が受け付けて選手ID入力画面A2を表示し、視聴者または観戦者は、その画面から選手IDを入力する。制御部550は、入力表示部510が受け付けた選手IDを管理サーバ200に送信し、管理サーバ200の情報提供部260は、その選手IDを参照して通過情報管理テーブル2102にアクセスし、その選手IDの通過情報を読み取り、結果を端末500に送信する。
また、視聴者または観戦者が、競技者検索画面の「カラータグ読込」欄を選択すると、その操作を入力表示部510が受け付けてカラータグ読込画面A3を表示するとともに撮像部520が起動する。撮像部520がカラータグを撮像すると、検知部530は撮像されたカラータグを検知する。カラータグの撮像は、例えば、視聴者や観戦者が撮像部520によりランナーが着用するゼッケンを直接撮像し、検知部530がカラータグを検知するケース(パターン1)、あらかじめ競技に参加する選手が着用するゼッケンや、そのゼッケンに付されたカラータグが掲載された選手一覧等のパンフレットを、撮像部520が撮像し、検知部530がカラータグを検知するケース(パターン2)などによって行われる。
カラータグが検知されると、制御部550は、検知したカラータグを管理サーバ200に送信し、そのカラータグのタグIDを参照して選手管理テーブル2101にアクセスし、そのタグIDに対応する選手IDを読み取る。そして、管理サーバ200の情報提供部260は、その選手IDを参照して通過情報管理テーブル2102にアクセスし、その選手IDの通過情報を読み取り、結果を端末500に送信し、端末500の入力表示部510が、その選手の通過情報を表示する。
図13は、情報提供部260が端末500に送信する検索結果の例を示す図である。図13では、選手IDやカラータグによる通過情報を検索した結果、ある特定の選手(A選手)の通過情報を入力表示部510に表示したり(図13左)、視聴中のTV画面に出力する(図13右)場合の例を示している。視聴者がTVにより競技を観戦している場合、そのTV画面に表示されている選手のゼッケンに付されたカラータグを端末500の撮像部520が撮像し、検知部530が検知したカラータグを管理サーバ200に送信し、上述した場合と同様に、TV画面にその結果を表示させる。
このように、本実施例では、選手IDの入力やカラータグの検知によって通過情報を端末500に表示するので、視聴者や観戦者自らが確認したい様々な選手(例えば、有名選手だけでなく、一般市民の選手等)の通過情報を容易に確認することができる。なお、検知部530が複数の選手のカラータグを一度に検知した場合には、情報提供部260は、図13右に示すように、複数の選手の通過情報を表示する。視聴者や観戦者は、選手間のタイム差やチェックポイント間にかかった時間を確認したり、あるいはルート構成(例えば、第1チェックポイント直線は上り勾配である)、天候(例えば、向かい風5メートル)等の情報が分かっている場合には、さらにそのタイム差やチェックポイント間にかかった時間の原因を把握することができる。
本実施例では、上述した各処理を行うことにより、図14に示すように、選手Xが競技中に各チェックポイントを通過するごとにカメラ400が撮像したゼッケンに付されたカラータグを検知部230が検知し、記録再生部240が通過情報テーブル2102を随時更新する。観戦者Y1は自身の位置から選手を撮像し、選手が着用するゼッケンに付されたカラータグを検知して管理サーバ200にその情報を送信し、その選手の通過情報を受け取って、その内容を確認することができる。また、視聴者Y2は、自身が視聴するTVに映っている選手を撮像し、観戦者と同様に、ゼッケンに付されたカラータグを検知して管理サーバ200にその情報を送信し、その選手の通過情報を端末500またはTVにより受け取って、その内容を確認することができる。
なお、本実施例では、競技開催中における選手の通過情報を確認する場合について説明したが、TV中継等で録画された番組を視聴する場合にも生中継の場合と同様にもちろん適用することができる。さらに、視聴者が競技を番組録画しておき、自らは観戦者として観戦して選手が着用したゼッケンに付されたカラータグを撮像し、後で録画された番組を視聴する場合にも適用することができる。
具体的には、端末500の制御部550が撮像されたカラータグのタグIDと撮像時刻とを対応付けた撮像データを生成し、記録再生部240は生成した撮像データを管理サーバ200に送信して記憶部210に記憶しておく。記録再生部240は、TVやリモコンを介して、録画された競技番組に対する再生時間を含む再生信号を受信したときに、その録画データの再生時間と、生成した撮像データとを参照し、撮像時刻になったか否かを判定する。記録再生部240は、撮像時刻になったと判定した場合、生成した撮像データに含まれるカラータグのタグIDと、選手管理テーブル2101および通過情報テーブル2102とを参照し、図13に示したようにTV画面に表示させることとしてもよい。この場合、観戦者である視聴者は、自らの体験を踏まえつつ、臨場感のある番組を視聴することができる。
また、検知部230が、カメラ400が撮像した画像からカラータグを検知した場合には、図13に示したように、情報提供部260が、随時、TV画面に選手の通過情報を表示させてもよい。例えば、TV中継等でチェックポイントに設置されているカメラ400によって撮像された選手がアップ画像になった場合、その選手が着用するゼッケンに付されたカラータグを検知部230が検知し、情報提供部260がその選手の通過情報をTV画面の中継映像とともに表示する。この場合、視聴者は、アップ画像によって注目された選手についての通過情報を、中継画面と同時に確認することができる。
1000 通過時刻集計システム
100 管理PC
110 入力受付部
120 表示部
130 通信部
140 制御部
200 管理サーバ
210 記憶部
220 受付処理部
230 検知部
240 記録再生部
250 集計部
260 情報提供部
270 通信部
280 制御部
2101 選手管理テーブル
2102 通過情報テーブル
300 データ通信機器
400 カメラ
500 端末
510 入力表示部
520 撮像部
530 検知部
540 通信部
550 制御部
N1、N2 インターネット。

Claims (8)

  1. 選手が着用するゼッケンに付されたカラーコードを含むタグの識別情報と選手の識別情報とを対応付けた選手情報を記憶する選手管理テーブルと、選手の識別情報と競技ルート上のある間隔ごとの地点における選手の通過時刻とを対応付けた通過情報を記憶する通過情報テーブルとを記憶する記憶部と、
    前記地点に設けられた第1の撮像部が撮像した画像の中から前記タグを検知する第1の検知部と、
    前記第1の検知部が前記タグを検知した時刻を計時するとともに、検知された前記タグに含まれるタグの識別情報と前記選手管理テーブルと計時された時刻とに基づいて、前記通過情報テーブルに選手の通過情報を記録する記録部と、
    ネットワークを介して接続された端末からの要求に従って、前記記録部によって記録された選手の通過情報を前記端末に送信する情報提供部と、
    を備えることを特徴とする通過時刻集計システム。
  2. 前記通過情報集計システムの各部は管理サーバに備えられ、
    選手が着用するゼッケンに付されたカラーコードを含むタグを撮像する第2の撮像部と、
    前記要求の入力および前記通過情報を表示する入力表示部と、
    前記第2の撮像部が撮像した画像の中から前記タグを検知する第2の検知部と、
    前記第2の検知部が検知した前記タグに含まれるタグの識別情報を前記要求として前記管理サーバに送信し、前記管理サーバから前記選手の通過情報を受信し前記入力表示部に表示する制御部と、を有した前記端末、
    を備えることを特徴とする通過時刻集計システム。
  3. 前記管理サーバは、前記通過情報テーブルに基づいて選手それぞれの競技結果を集計し、その集計結果を出力する集計部をさらに備え、前記情報提供部は、前記集計結果と前記通過情報とを前記端末に送信し、前記端末は、前記制御部が前記集計結果とともに前記通過情報を前記入力表示部に表示する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通過時刻集計システム。
  4. 前記端末は前記第2の撮像部を備えた携帯端末である、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の通過時刻集計システム。
  5. 前記通過情報集計システムは、前記カメラによる競技中継を受信して画面に表示するテレビ受像機をさらに備え、
    前記端末の前記第2の撮像部は前記テレビ受像機が画面に表示した選手が着用するゼッケンに付されたカラーコードを有したタグを含む画像を撮像し、第2の検知部は前記タグを検知し、前記タグに含まれるタグの識別情報を前記要求として前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバの前記情報提供部は前記記録部によって記録された選手の通過情報を前記端末に送信し、
    前記テレビ受像機は競技中継画面とともに前記通過情報を画面に表示する、
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の通過時刻集計システム。
  6. 前記端末の前記制御部は、前記第2の撮像部が撮像した前記タグを含む画像とその撮像時刻とを対応付けた撮像データを前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバの前記記録部は前記記憶部に前記撮像データを記憶し、録画された競技番組に対する再生時間を含む再生信号を前記テレビジョン受像機から受信した場合に、その録画データの再生時間と前記撮像データとに基づいて撮像時刻になったか否かを判定し、前記撮像時刻になったと判定した場合、前記撮像データに含まれる前記タグの識別情報と、前記選手管理テーブルおよび前記通過情報テーブルとに基づいて、前記通過情報を前記画面に表示する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の通過時刻集計システム。
  7. 競技ルート上のある間隔ごとの地点に設けられた第1の撮像部が撮像した画像の中から選手が着用するゼッケンに付されたカラーコードを含むタグを検知する第1の検知ステップと、
    前記第1の検知ステップにおいて前記タグを検知した時刻を計時するとともに、検知された前記タグに含まれるタグの識別情報と前記タグの識別情報と選手の識別情報とを対応付けた選手情報を記憶する選手管理テーブルと計時された時刻とに基づいて、選手の識別情報と競技ルート上のある間隔ごとの地点における選手の通過時刻とを対応付けた通過情報を記憶する通過情報テーブルに選手の通過情報を記録する記録ステップと、
    ネットワークを介して接続された端末からの要求に従って、前記記録ステップにおいて記録された選手の通過情報を前記端末に送信する情報提供ステップと、
    を含むことを特徴とする通過時刻集計方法。
  8. 前記記録ステップが実行された場合に、選手が着用するゼッケンに付されたカラーコードを含むタグを撮像する第2の撮像ステップと、
    前記要求の入力を受け付ける入力受付ステップと、
    前記第2の撮像ステップにおいて撮像した画像の中から前記タグを検知する第2の検知ステップと、
    前記第2の検知ステップにおいて検知した前記タグに含まれるタグの識別情報を前記要求として前記管理サーバに送信する送信ステップと、
    前記管理サーバから前記選手の通過情報を受信し前記端末に表示する受信表示ステップと、
    を含むことを特徴とする請求項7に記載の通過時刻集計方法。
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