JP2015150072A - 画像処理装置およびその制御方法 - Google Patents

画像処理装置およびその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015150072A
JP2015150072A JP2014024730A JP2014024730A JP2015150072A JP 2015150072 A JP2015150072 A JP 2015150072A JP 2014024730 A JP2014024730 A JP 2014024730A JP 2014024730 A JP2014024730 A JP 2014024730A JP 2015150072 A JP2015150072 A JP 2015150072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutout
image
unit
ray
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014024730A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6371535B2 (ja
JP2015150072A5 (ja
Inventor
山田 大輔
Daisuke Yamada
大輔 山田
安部 雅浩
Masahiro Abe
雅浩 安部
圭亮 有馬
Keisuke Arima
圭亮 有馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2014024730A priority Critical patent/JP6371535B2/ja
Publication of JP2015150072A publication Critical patent/JP2015150072A/ja
Publication of JP2015150072A5 publication Critical patent/JP2015150072A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6371535B2 publication Critical patent/JP6371535B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

【課題】X線撮影時における切り出し領域の調整のためのユーザの手間を減らす。
【解決手段】X線撮影装置により取得されたX線画像を処理する画像処理装置は、保持部に保持されている切り出し情報に基づいて、X線画像から部分画像を切り出すための切り出し領域を設定し、X線画像から設定された切り出し領域の画像を切り出す。保持部では、以前に実行された切り出しの切り出し領域を表すように、保持されている切り出し情報が更新される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、たとえば放射線画像のための画像処理装置およびその制御方法に関する。
健康診断などにおいてX線撮影システムを検診に用いる場合は、多人数の被検者のX線画像が撮影され、撮影者は、適切なフイルムサイズに適切な画像を収めるために、撮影されたX線画像を見て、該X線画像から部分領域を切り出す処理を行う。このような切り出し処理に関わる撮影者の負担を軽減するために、撮影前に予め切り出し領域(切り出される画像のサイズ)を設定しておくことが行われている。この場合、X線撮影システムは、予め決められた切り出し領域を撮影されたX線画像に表示し、撮影者が表示された切り出し領域の位置を調整することにより適切な画像が切り出される。
従来より、複数のX線画像について、切り出しやトリミングのための撮影者に加わる負担を軽減する技術が提案されている。特許文献1では、過去の撮影時のトリミング処理情報を撮影条件とともに保存しておき、今回の撮影時において今回の撮影条件と一致する過去の撮影条件に関連付けられた画像処理情報を検索し、検索された画像処理の照射範囲を変更する。特許文献1によれば、放射線の照射範囲やトリミング処理の調整を毎回行う必要がなく、撮影技師の負担を軽減することができる。
特開2011−224331号公報
しかしながら、予め決められた切り出し領域に固定してしまうと、ある検診の期間で得られたX線画像が微妙にずれていた場合に、その検診の期間のX線画像の全てについて微調整が必要になってしまう。また、特許文献1では、過去の撮影と同じ位置で撮影できるため、経過観察の際などにポジショニングを行う手間を軽減することが可能となる。しかしながら、同一被検者の位置の履歴が用いられるため、被検者が異なれば依然として切り出し領域の微調整作業は軽減されない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、X線撮影時における切り出し領域の調整のためのユーザの手間を減らすことを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の一態様による画像処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
X線撮影装置により取得されたX線画像を処理する画像処理装置であって、
保持手段に保持されている切り出し情報に基づいて、前記X線画像から部分画像を切り出すための切り出し領域を設定する設定手段と、
前記X線画像から前記設定手段により設定された切り出し領域の画像を切り出す切り出し手段と、
前記切り出し手段により最後に実行された切り出しの切り出し領域を表すように、前記保持手段に保持されている前記切り出し情報を更新する更新手段と、を備える。
本発明によれば、切り出し領域を調整する手間を減らすことができ、操作性および検査のスループット向上が期待できる。
第1実施形態によるX線画像撮影システムの構成例を示すブロック図。 第1実施形態による画像処理装置のハードウエア構成例を示すブロック図。 第1実施形態による画像処理装置の動作を示すフローチャート。 前検査と現検査における切り出し領域の表示例を示す図。 第2実施形態による、前検査の切り出し領域の利用を判定する処理を示すフローチャート。 第3実施形態による、切り出し領域の引き継ぎの判定を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態のいくつかについて添付の図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態では、本発明の画像処理装置および方法をX線画像の処理に適用したX線撮影システムについて説明するが、本発明の適用は、X線画像に限られるものではない。たとえば、他の放射線を用いて放射線画像を得る放射線撮影システムや可視光により画像を得るカメラなどにも適用可能である。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るX線撮影システムの概略構成を示す図である。図1において、X線撮影装置100は、放射線(X線)による放射線画像(以下、X線画像)を撮影するX線撮影装置である。画像処理装置101は、放射線(X線)の照射により被写体を撮影して撮影されたX線画像をモニタなのどの表示部108に表示する。画像処理装置101は、たとえば、一般的なパーソナルコンピュータ(PC)から構成される。
図2は、画像処理装置101のハードウエア構成例を示すブロック図である。CPU201はROM202またはRAM203に格納されたプログラムを実行することにより、各種処理を実行し、図1により後述される各機能部を実現する。ROM202は、読み出し専用メモリであり、CPU201により実行されるプログラム等が格納される。RAM203は、ランダムアクセスメモリであり、CPU201のメインメモリ、作業メモリとして機能する。HDD204は二次記憶装置を構成し、RAM203へロードされる各種プログラム等が記憶される。
以上のCPU201、ROM202、RAM203、HDD204は、バス206に接続されており、相互に通信可能となっている。インターフェース205は、操作部109、表示部108などをバス206に接続する。表示部108はたとえば液晶パネルを有し、各種表示を行う。操作部109は、キーボード1091やマウスなどのポインティングデバイス1092を含み、ユーザによる指示を受け付ける。なお、表示部108にタッチパネルを設けて、操作部109の一部を構成してもよい。また、インターフェース205は、X線撮影装置100やネットワーク210をバス206と接続し、画像処理装置101とX線撮影装置100との通信や、ネットワーク210に接続された他の機器(たとえば外部格納装置211)との通信を可能にしている。
図1に戻り、画像取得部102は、インターフェース205を介してX線撮影装置100からX線画像を取得する。画像表示部103は、画像取得部102により取得されたX線画像等を表示部108に表示する。検査指示部104は、操作部109を介してなされた検査の開始および終了の操作指示を受け付ける。領域設定部105は運用モード設定部106で設定された運用モードに応じて、X線画像から部分画像を切り出すための切り出し領域を設定する。領域設定部105は、必要に応じて保持部111に保持されている切り出し情報を参照して、X線画像上に切り出し領域を設定する。
運用モード設定部106は、操作部109からのユーザ操作に応じて、画像処理装置101の運用モードを設定する。設定可能な運用モードとしては、たとえば、多数の被検者の所定部位(例えば胸部)のX線画像を処理する検診モード、特定の被検者のX線画像を得る一般撮影モード、回診時のX線撮影である回診モード、救急患者のX線撮影である救急モードが含まれる。領域制御部107は、操作部109からのユーザ操作に応じて、領域設定部105により設定された切り出し領域の位置や大きさを調整する。また、領域制御部107は、保持部111における切り出し情報の更新を制御する。画像切り出し部110は、表示部108に表示されているX線画像から、領域設定部105により設定された領域を切り出すことにより、X線画像の部分画像を取得する。
以上のような構成を備えた本実施形態の画像処理装置101の動作について、以下、図3、図4を参照して説明する。
操作部109を介してユーザが検査の開始を指示すると、まず、ステップS301〜S303に示される画像表示処理が実行される。画像表示処理では、検査開始のユーザ指示を受け付けた検査指示部104が画像取得部102にX線画像の取得を指示し、この指示に応じて画像取得部102がX線撮影装置100からX線画像を取得する(ステップS301)。なお、取得されるX線画像は、X線撮影装置100による撮影直後のX線画像であってもよいし、X線撮影装置100が前もって撮影したX線画像であってもよい。また、X線画像の取得元はX線撮影装置100に限られるものではなく、たとえば、ネットワーク210上の外部格納装置211から取得されてもよい。画像取得部102は、取得したX線画像を画像表示部103へ出力する。画像表示部103は、画像取得部102より供給されたX線画像について階調処理などの画像処理を行い(ステップS302)、処理されたX線画像を表示部108に表示する(ステップS303)。
画像表示処理を終えると、画像処理装置101は、ステップS304〜S308、S321に示される切り出し領域設定処理を行う。切り出し領域設定処理では、前検査の切り出し領域設定を引き継ぐ条件が成立する場合に、前検査の切り出し領域設定を引き継いで現検査の切り出し領域に設定し、現在の検査で表示しているX線画像上にその切り出し領域を表示する。
より具体的には、まず、領域設定部105が、運用モード設定部106において設定されている運用モードを判定する(ステップS304)。運用モード設定部106によって設定されている運用モードが検診モードでなければ、それぞれの運用モードのプロトコルに応じて切り出し領域が設定、表示され、本処理を終了する(ステップS321)。
他方、ステップS304において運用モードが検診モードであると判定された場合は、領域設定部105は、保持部111に保持されている前検査の切り出し領域を示す切り出し情報を取得する(ステップS305)。切り出し領域の取得に成功した場合、領域設定部105は、ステップS303で表示したX線画像に、取得した情報に基づいて得られた切り出し領域を重ねて表示する(ステップS306、S307)。また、前検査の切り出し情報が存在しないなど、切り出し領域を取得できなかった場合、領域設定部105は、検診モードのプロトコルに設定してある切り出し領域が取得され、X線画像に重ねて表示する(ステップS306、S308)。
次に、ステップS309〜S313に示される切り出し領域制御処理が実行される。切り出し領域制御処理では、運用モードが検診モードであった場合に、今回の切り出し領域の設定を次回の切り出し領域の設定に受け継がせるために保持部111に保持されている切り出し情報を更新する処理が行われる。この更新処理により、画像切り出し部110によって最後に実行された切り出しの切り出し領域を表すように、保持部111に保持されている切り出し情報が更新される。
より具体的には、まず、領域制御部107が、操作部109からのユーザ操作に応じて、ステップS307またはステップS308で表示した切り出し領域のサイズや位置を調整する(ステップS309)。その後、操作部109からの切り出しの実行指示に応じて、画像切り出し部110が表示中のX線画像から設定された切り出し領域の画像を切り出す(ステップS310)。切り出しが実行されると領域制御部107は、今回の切り出しに用いられた切り出し領域を次回の切り出し領域に用いるか否かを判定する(ステップS311)。たとえば、ステップS309において切り出し領域を大きく変更した場合など、ユーザは次の検査に切り出し領域設定を引き継がせたくないことがある。このような場合、ユーザは操作部109を介して次の検査に切り出し領域設定を反映しない旨を指示することができる。このように、次の検査に採用される切り出し領域は原則として直前に設定された切り出し領域となるが、直前に設定された切り出し領域を引き継がせることが適当でないと判定された場合には、それより以前に設定された切り出し領域が引き継がれる。
ステップS311において、今回の切り出し領域を次の検査に反映しないと判定された場合は、領域制御部107は現検査の切り出し領域の設定情報を消去する(ステップS312)。これにより、領域制御部107による、保持部111に保持された切り出し情報の更新が禁止される。他方、今回の切り出し領域を次の検査に反映すると判定された場合は、領域制御部107は、現検査の切り出し領域を示すように、保持部111に保持されている切り出し情報を更新する(ステップS313)。なお、前検査と現検査で切り出し領域に変更が無い場合に更新を省略するようにしてもよいこと明らかである。
図4では、前検査画像400での前検査の切り出し領域401が、別の被検者の現検査画像402において、現検査の切り出し領域403として引き継がれている様子が示されている。図4に示されるように、体格の異なる被検者であっても、X線検出器の上端に肩当てなどがあり、ほぼ同じような領域が撮影されるため、前回の切り出し領域を単純に引き継ぐことで適切な領域を切り出せる。また、極端に体格の異なる被検者のX線画像について切り出し領域を行った場合は、当該切り出し領域を引き継がないように指示することができる。したがって、現検査の前に行った切り出し領域が用いられるため、適切な領域の設定を維持することができる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、前検査の切り出し領域を用いるか否かを運用モードが検診モードであるか否かに基づいて判断したが(図3のステップS304)、これに限られるものではない。第2実施形態では、前検査の切り出し領域を用いるか否かの判定において前検査の実施日および検査部位(撮影部位)を参照する。図5は、第2実施形態による切り出し領域設定処理を示すフローチャートである。第2実施形態の切り出し領域設定処理では、第1実施形態(図3)のステップS304〜S308、S320の処理において、ステップS304とステップS305の間にステップS501、S502が実行される。なお、第2実施形態の保持部111に保持されている切り出し情報は、切り出し領域の情報に加えて、その切り出し領域で最後に切り出しが行われた日時を示す情報と、切り出しの対象となるX線画像の検査部位(撮影部位)を示す情報を含む。
運用モードが診断モードの場合、領域設定部105は、保持部111に保持されている切り出し情報が示す日時と、不図示の時計機能から取得された日時とを参照し、前検査の実施日と現検査の実施日を比較する(ステップS501)。前検査と現検査とで実施日が一致した場合は、さらに、保持部111に保持されている切り出し情報が示す検査部位を参照して、前検査と現検査の検査部位を比較する(ステップS502)。そして、実施日と検査部位がともに一致した場合は、保持部111に保持されている切り出し情報(前検査の切り出し領域設定)が取得される(ステップS305)。また、前検査と現検査の実施日が一致しない、検査部位が一致しない、前検査が存在せず前検査の切り出し領域設定情報が取得できない、のいずれかの場合には、検診モードのプロトコルに設定してある切り出し領域が取得され、表示される(ステップS308)。
なお、第2実施形態では、運用モードが検診モードか否かを判定すること(S304)に加えて検査の実施日や検査部位の一致を判定することで前検査の切り出し領域を用いるか否かを決定したがこれに限られるものではない。たとえば、運用モードの種別、前検査と現検査の実施日、前検査と現検査の検査部位の少なくとも1つの条件が成立した場合に、前検査の切り出し領域設定を引き継ぐようにしてもよい。さらに、前検査の運用モードと現検査の運用モードの一致に基づいて前検査の切り出し領域を用いるか否かを決定するようにしてもよい。
また、運用モードの判定(ステップS304)を省略し、実施日や検査部位が一致した場合に前検査の切り出し領域を用いるようにしてもよい。運用モードの判定を省略した場合、任意の検査で収集された画像に対して切り出し操作を行った後、次検査の切り出し領域として前の検査の切り出し領域を用いることができ、運用の形態によっては切り出し領域の調整をする手間をさらに減らすことができる。
<第3実施形態>
第1実施形態では、現検査の切り出し領域を次の検査に引き継ぐか否かをユーザ指示に応じて判断したが(ステップS311)これに限られるものではない。第3実施形態では、第1実施形態の構成に、現検査の切り出し領域を次の検査に引き継ぐか否かを領域制御部107により行った切り出し領域の調整量に基づいて判定する構成が追加される。
図6は第3実施形態によるフローチャートである。図6に示されるように、第3実施形態の画像処理装置101では、現検査の切り出し領域を次の検査に引き継ぐか否かの判定において、ステップS311の判定に加えて、ステップS601の判定が追加されている。ステップS601において、領域制御部107は、ステップS309で行われた切り出し領域の調整量が予め設定した特定の閾値(移動量、サイズ変更量)を超えているかどうかを範地する。調整量が閾値を超えている場合は、領域制御部107は、次の検査に切り出し領域設定を反映しないと自動的に判断し、現検査の切り出し領域設定情報を消去(ステップS312)する。一方、調整量が閾値を超えていない場合は、領域制御部107は、現検査の切り出し領域設定情報を次の検査の切り出し領域として用いるべく、保持部111の切り出し情報を更新する。
以上のように、第3実施形態によれば、調整量の大きさに応じてユーザが切り出し領域を引き継ぐべきか否かを判断し、指示するというような手間を省くことができる。
<他の実施形態>
上記各実施形態では検査の対象部位や撮影方向が単一である場合を説明したが、同じ部位について複数の撮影方向から得られたX線画像を1組として用いる検査がある。たとえば、胸部正面のみではなく、胸部正面と胸部側面の2つを1組として検査に用いるようなことも一般に行われている。このような検査に適応するために、各被検者について常に正面、側面の順に撮影が行われるものとして、領域設定部105が直前に実行された切り出しの切り出し領域ではなく、2つ前に実行された切り出しの切り出し領域の設定を引き継ぐようにしてもよい。すなわち、一人の被検者についてn枚(n≧2)の撮影が行われる運用モードでは、n枚分だけ過去の切り出し領域(n回前の切り出し領域)を用いるように構成すればよい。そのため、保持部111は、少なくとも最新のn個の切り出し情報を保持できるようにすることが必要となる。
なお、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよい。たとえば、画像処理装置101が複数の装置に分かれ、互いに通信可能に接続されることにより、画像処理システムとして実現されてもよい。たとえば、画像処理装置101を互いにインターネットを介して通信が可能な第1の装置と第2の装置に分け、第1の装置が切り出し領域を設定するための切り出し情報を第2の装置へ送信し、第2の装置の画像切り出し部110が画像の切り出しを実行するようにしてもよい。この場合、X線画像は第2の装置に保持されてもよく、X線撮影装置100が第2の装置に接続されて接続されていてもよい。またこの場合、切り出しの対象となるX線画像を第1の装置で表示し、切り出し領域の確認、修正をユーザに行わせるために、X線画像が第2の装置から第1の装置へ送信されてもよい。さらにその場合、第2の装置から送信されるX線画像は縮小画像としてもよい。以上の構成によれば、第1の装置と第2の装置は別々の場所(別々の病院、あるいは国)に設置することも可能である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (15)

  1. X線撮影により得られたX線画像を処理する画像処理装置であって、
    保持手段に保持されている切り出し情報に基づいて、前記X線画像から部分画像を切り出すための切り出し領域を設定する設定手段と、
    前記X線画像から前記設定手段により設定された切り出し領域の画像を切り出す切り出し手段と、
    前記切り出し手段により実行された切り出しの切り出し領域を表すように、前記保持手段に保持されている前記切り出し情報を更新する更新手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記更新手段は、前記切り出し手段により最後に実行された切り出しの切り出し領域を表すように、前記保持手段に保持されている前記切り出し情報を更新することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記設定手段は、複数の運用モードのうちの第1の運用モードが設定されている場合には前記切り出し情報に基づいて切り出し領域を設定し、前記第1の運用モードとは異なる第2の運用モードが設定されている場合には該第2の運用モードに対して予め定められている切り出し領域を設定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第1の運用モードは、複数の被検者の所定の部位をX線撮影して得られた複数のX線画像から切り出し領域の画像を切り出す検診モードであることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記切り出し情報は、前記切り出し手段が該切り出し情報を用いて最後に切り出しを実行した日時の情報を含み、
    前記設定手段は、前記切り出し情報に含まれている前記日時の情報が所定の条件を満たす場合に、前記切り出し情報が示す切り出し領域を前記X線画像に設定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記切り出し情報は撮影部位を示す情報を含み、
    前記設定手段は、前記X線画像の撮影部位が前記切り出し情報が示す撮影部位と一致する場合に、前記切り出し情報によって示される切り出し領域を設定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記切り出し手段により用いられた切り出し情報を次のX線画像に用いないことを示すユーザ指示を受け付ける受け付け手段と、
    前記ユーザ指示に応じて前記更新手段よる更新を禁止する禁止手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記X線画像に前記設定された切り出し領域を重ねて表示する表示手段と、
    ユーザの操作に応じて、前記表示手段が表示している切り出し領域を変更する変更手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 前記変更手段による切り出し領域の変更量が閾値を超える場合に、前記更新手段による更新を禁止する禁止手段をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記切り出し手段により切り出された画像を、外部装置へ出力する出力手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. X線撮影装置により取得されたX線画像を処理する画像処理装置であって、
    保持手段に保持されている切り出し情報に基づいて、前記X線画像から部分画像を切り出すための切り出し領域を設定する設定手段と、
    前記X線画像から前記設定手段により設定された切り出し領域の画像を切り出す切り出し手段と、
    前記切り出し手段により最後に実行された切り出しの切り出し領域で前記保持手段に保持されている切り出し情報を更新する更新手段と、を備え、
    一人の被検者に対してn枚の撮影が行われ運用モードにおいて、前記保持手段にはn回前までの切り出しに用いられたn個の切り出し領域が保持され、
    前記設定手段は、前記保持手段に保持されているn回前の切り出しに用いられた切り出し情報を用いて切り出し領域を設定することを特徴とする画像処理装置。
  12. X線撮影により得られたX線画像を処理する画像処理システムであって、
    保持手段に保持されている切り出し情報に基づいて、前記X線画像から部分画像を切り出すための切り出し領域を設定する設定手段と、
    前記X線画像から前記設定手段により設定された切り出し領域の画像を切り出す切り出し手段と、
    前記切り出し手段によりに実行された切り出しの切り出し領域を表すように、前記保持手段に保持されている前記切り出し情報を更新する更新手段と、を備えることを特徴とする画像処理システム。
  13. X線撮影により得られたX線画像を処理する画像処理方法であって、
    保持手段に保持されている切り出し情報に基づいて、前記X線画像から部分画像を切り出すための切り出し領域を設定する設定工程と、
    前記X線画像から、前記設定工程で設定された切り出し領域の画像を切り出す切り出し工程と、
    前記切り出し工程で実行された切り出しの切り出し領域を表すように、前記保持手段に保持されている前記切り出し情報を更新する更新工程と、を有することを特徴とする画像処理方法。
  14. X線撮影により得られたX線画像を処理する画像処理装置の制御方法であって、
    保持手段に保持されている切り出し情報に基づいて、前記X線画像から部分画像を切り出すための切り出し領域を設定する設定工程と、
    前記X線画像から前記設定工程で設定された切り出し領域の画像を切り出す切り出し工程と、
    前記切り出し工程で最後に実行された切り出しの切り出し領域で前記保持手段に保持されている切り出し情報を更新する更新工程と、を有し、
    一人の被検者に対してn枚の撮影が行われ運用モードにおいて、前記保持手段にはn回前までの切り出しに用いられたn個の切り出し領域が保持され、
    前記設定工程では、前記保持手段に保持されているn回前の切り出しに用いられた切り出し情報を用いて切り出し領域を設定することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  15. コンピュータに、請求項13または14に記載された画像処理方法の各工程を実行させるためのプログラム。
JP2014024730A 2014-02-12 2014-02-12 画像処理装置およびその制御方法 Active JP6371535B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014024730A JP6371535B2 (ja) 2014-02-12 2014-02-12 画像処理装置およびその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014024730A JP6371535B2 (ja) 2014-02-12 2014-02-12 画像処理装置およびその制御方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015150072A true JP2015150072A (ja) 2015-08-24
JP2015150072A5 JP2015150072A5 (ja) 2017-03-16
JP6371535B2 JP6371535B2 (ja) 2018-08-08

Family

ID=53892975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014024730A Active JP6371535B2 (ja) 2014-02-12 2014-02-12 画像処理装置およびその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6371535B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004000529A (ja) * 2002-03-28 2004-01-08 Konica Minolta Holdings Inc 放射線画像出力システム、放射線画像出力方法、及びプログラム
JP2006296954A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Canon Inc 画像取得装置
US20070197909A1 (en) * 2006-02-06 2007-08-23 General Electric Company System and method for displaying image studies using hanging protocols with perspectives/views
JP2011224331A (ja) * 2010-03-31 2011-11-10 Fujifilm Corp 放射線画像システム
JP2012055491A (ja) * 2010-09-08 2012-03-22 Canon Inc X線撮影装置及びx線画像出力方法
JP2013039199A (ja) * 2011-08-12 2013-02-28 Canon Inc X線撮影画像処理装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004000529A (ja) * 2002-03-28 2004-01-08 Konica Minolta Holdings Inc 放射線画像出力システム、放射線画像出力方法、及びプログラム
JP2006296954A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Canon Inc 画像取得装置
US20070197909A1 (en) * 2006-02-06 2007-08-23 General Electric Company System and method for displaying image studies using hanging protocols with perspectives/views
JP2011224331A (ja) * 2010-03-31 2011-11-10 Fujifilm Corp 放射線画像システム
JP2012055491A (ja) * 2010-09-08 2012-03-22 Canon Inc X線撮影装置及びx線画像出力方法
JP2013039199A (ja) * 2011-08-12 2013-02-28 Canon Inc X線撮影画像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6371535B2 (ja) 2018-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5201453B2 (ja) X線撮影装置及び線量指標値表示装置
WO2015064030A1 (ja) 制御装置、制御装置の動作方法およびプログラム
JP2021121401A (ja) 放射線撮影装置、放射線撮影システム、放射線撮影方法、及びプログラム
JP2010257210A (ja) 撮影情報処理装置、撮影情報処理方法及びプログラム
JP6727776B2 (ja) 支援システム、支援方法、プログラム
WO2020250917A1 (ja) 放射線撮影支援システム、放射線撮影支援方法及びプログラム
JP5822593B2 (ja) X線撮影制御装置及びその制御方法、x線撮影装置
JP6371535B2 (ja) 画像処理装置およびその制御方法
JP2022011259A (ja) 動態品質管理装置、動態品質管理プログラム及び動態品質管理方法
JP6033267B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理プログラム、及び画像処理方法
JP5968153B2 (ja) 制御装置、制御方法、及びプログラム
JP2021097727A (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP2005110844A (ja) X線画像撮影装置及び撮影方法
JP5474249B2 (ja) 放射線画像処理装置、放射線撮影システム、放射線撮影システムの制御装置、放射線画像処理装置の制御方法、放射線撮影システムの制御方法及びプログラム
JP7062447B2 (ja) 放射線撮影装置、転送制御方法及びプログラム
JP6921556B2 (ja) 放射線撮影システム、放射線撮影装置、放射線撮影方法、及びプログラム
JP5762597B2 (ja) 放射線撮影の制御装置、その制御方法及びプログラム
WO2021111939A1 (ja) 放射線撮影システム、放射線撮影方法、医用画像撮影システムおよびプログラム
JP6911884B2 (ja) 放射線撮影支援装置、放射線撮影支援システム及び放射線撮影支援プログラム
JP7115584B2 (ja) 動態品質管理装置、動態品質管理プログラム及び動態品質管理方法
JP6860050B2 (ja) 放射線撮影システム、撮影制御装置、放射線撮影方法及び放射線撮影プログラム
JP2021037370A (ja) 放射線撮影システム、放射線撮影方法およびプログラム
JP6930190B2 (ja) 放射線画像解析装置及び放射線画像撮影システム
WO2015083312A1 (ja) 放射線撮影装置、放射線撮影システム、放射線撮影装置の制御方法、制御装置、制御装置の動作方法およびプログラム
JP2007330514A (ja) 医用画像診断支援システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170208

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171215

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180615

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180713

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6371535

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151