JP5201453B2 - X線撮影装置及び線量指標値表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、X線撮影装置及び線量指標値表示装置に係り、特にX線撮影の際に用いられたX線量の評価を行う技術に関する。
特許文献1には、X線撮影画像において、撮影に用いられた線量の指標となる値を提供できる装置についての技術が開示されている。
特開2001−149359号公報
しかしながら、上記の技術では、提供された線量指標を基に、適切な線量により撮影が行われたかどうかを判断するために予備知識を必要としていた。そのため、この予備知識の有無によって誰もが同等の評価を行えない可能性があるという問題があった。
本発明はこのような事情を鑑みてなされたもので、検者の予備知識の有無に関わらず、画質の評価が可能なX線撮影装置及び線量指標値表示装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明に係るX線撮影装置及び線量指標値表示装置は、今回の撮影時に使用されたX線量を、その撮影に使用されたオーダに対応して定められた標準的な線量指標値を基準としたときの相対値として表された偏差指標値を算出・表示する。
より詳しくは、本発明に係るX線撮影装置は、 X線を発生させるX線源と、前記X線源に対向配置され、前記X線を検出して画像データを出力するX線検出器と、前記画像データの画素値を代表する代表画素値と前記X線検出器の感度値とに基づいて、前記画像データを撮影したときのX線量の指標となる線量指標値を算出する線量指標値算出手段と、前記線量指標値が、前記画像データの撮影に適用されたオーダにおいて標準的に用いられるX線量の指標を示す標準線量指標値を基準としたときの相対値として表された偏差指標値を算出する偏差指標値算出手段と、前記偏差指標値を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする
ここでいう「オーダ」とは、X線撮影を行う被検体の部位情報や撮影に必要な各種設定値を定めた情報をいう。
また、本発明に係る線量指標表示装置は、X線撮影装置が撮影して得た画像データと、前記撮影に適用されたオーダ、前記撮影に用いられたX線検出器の感度値と、を取得する取得手段と、前記画像データの画素値を代表する代表画素値と前記X線検出器の感度値とに基づいて、前記画像データの撮影に用いられたX線量の指標となる線量指標値を算出する線量指標値算出手段と、前記線量指標値が、前記オーダにおいて標準的に用いられるX線量の指標を示す標準線量指標値を基準としたときの相対値として表された偏差指標値を算出する偏差指標値算出手段と、前記偏差指標値を表示する表示手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、検者の予備知識の有無に関わらず、一定したX線量の評価が可能なX線撮影装置及び線量指標値表示装置を提供することができる。
以下、添付図面に従って本発明に係るX線撮影装置及び線量指標値表示装置の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は本発明にかかるX線撮影装置のハードウェア構成図である。
本発明のX線撮影装置1は、X線管11と、X線管11を支持する支持器12、X線管11に設定した管電圧、管電流、曝射時間に従って、X線管11に高電圧を加圧するX線発生装置13、X線管11から曝射されるX線の照射野を制限する絞り装置14と、X線管11と被検体30を挟んで対向配置され、被検体30の透過X線を検出して画像データを出力するX線平面検出器であって、半導体により構成されたX線検出素子を2次元方向に配列して形成されたFPD(Flat Panel Detector)15と、FPD15のX線入射面に備えられ、FPDに入射したX線量を検出するイオンチャンバ16と、FPD15から送信されてくるX線画像を表示用に階調変換し、表示画像に変換する画像処理装置17と、画像処理装置17を操作する操作パネル18と、階調変換した画像を表示する画像表示装置19と、曝射ハンドスイッチ20と、を有する。
次にX線撮影装置1の制御例を説明する。まず、検者が操作パネル18により部位情報を含むオーダを指定すると、そのオーダに合った線量条件が操作パネル18からX線発生装置13へ送信される。X線発生装置13は受信した管電圧、管電流、曝射時間を設定し、絞り装置14により照射野が調節される。続いて、検者が曝射ハンドスイッチ20を押下すると、X線管11からX線が曝射される。被検体30を透過したX線はFPD15にて収集され、イオンチャンバ16が入射したX線量を計測し、その計測値に基づいて、曝射が停止される。収集されたX線画像情報は、画像処理装置17によって表示用に階調変換される。変換されたX線画像は、画像表示装置19に送信され、画像が表示される。
画像処理装置17は、データを記憶する記憶手段21を内蔵し、または外付けされ、その記憶手段21には、後述するステップS4で使用するパラメータテーブル60と、ステップS6及びステップS8で使用する標準線量指標値テーブル61と、ステップS8で使用する線量指標値テーブル62とが格納される。
図8(a)はパラメータテーブル60、図8(b)は標準線量指標値テーブル、図8(c)は、線量指標値テーブル62を示す。
パラメータテーブル60は、画像データから代表画素値を算出する際に使用するパラメータをオーダに対応させて格納したテーブルである。
標準線量指標値テーブル61は、オーダと、標準線量指標値と、その標準線量指標値を算出する基礎となった撮影回数を示す標準線量指標累積サンプル数(以下「累積サンプル数」という。)と、を互いに関連付けて格納したテーブルである。
線量指標値テーブル62は、X線撮影装置が撮影した回数を示す撮影シーケンス番号(タイムスタンプでもよい)と、オーダと、撮影毎に得られる線量指標値と、を互いに関連付けて格納したテーブルである。
次に図2に基づいて、画像処理装置17にインストールされた線量指標値表示プログラムについて説明する。図2は、線量指標値表示プログラムを示すブロック図である。
線量指標値表示プログラムは、X線画像を読み込む画像読込部17aと、読み込まれたX線画像に関心領域(以下「ROI」という。)を設定するROI設定部17bと、ROIの画素値を代表する代表画素値を算出する代表画素値算出部17cと、読み込まれたX線画像の線量指標値を算出する線量指標値算出部17dと、線量指標値がそのオーダにおける標準的なX線量を示す標準線量指標値を基準としたときの相対値として表された偏差指標値を算出する偏差指標値算出部17eと、標準線量指標値を過去に撮影されたX線画像の画素値に基づいて算出し、更に今回の撮影により得られたX線画像の線量指標値を用いて標準線量指標値を更新する標準線量指標値算出部17fと、を備える。
これらのプログラムは画像処理装置が備える図示しない主メモリにロードされ、図示しないCPUにより実行させることによりその機能を果たす。
次に実施形態の動作について図3を用いて説明する。
(ステップS1)
画像読込部17aが、FPD15から14bitデータからなるX線画像を取得する(S1)。更に、画像読込部17aは、X線画像を撮影するときに適用されたオーダを示すオーダ情報と、FPD15の感度値情報とを取得する。
(ステップS2)
ROI設定部17bが、ステップS1で取得したX線画像にROIを設定する(S2)。ROIの設定は、イオンチャンバ16の領域を用いる方法と、エッジ処理によりエッジを抽出し、そのエッジ内をROIとして設定する方法とがある。また、絞り位置と直接X線領域の認識とを用いて被検体が撮影された領域(以下「被検体領域」という。)を抽出し、その被検体領域をROIに設定する方法もある。
X線画像の撮影時に、イオンチャンバ16が用いられる場合には、X線画像において、FPD15の入射面に設置されたイオンチャンバ16が位置している領域をROIに設定してもよい。
図4は、イオンチャンバ16の領域を元にROIを設定した図であって、図4(a)は、頚部側面を撮影した画像40上にROI50を設定した例、図4(b)は、腰部側面を撮影した画像41上にROI51を設定した例を示す。イオンチャンバ16は、撮影時の線量測定に使用されるため、その領域の画素値を用いることでより正確に入射線量を反映した線量指標値の算出が期待できる。
また、ROI設定部17bが、被検体領域をエッジ抽出処理、すなわち画素値のプロファイルを微分することでエッジを抽出する処理を用いて抽出し、この領域をROIに設定してもよい。
図5は、エッジ抽出処理により被検体領域を抽出してROIを設定した例を示す図であり、頚部側面を撮影した画像43から黒線で表示したエッジを抽出し、そのエッジ内をROI53として設定する。
更に、ROI設定部17bは、照射野の位置情報と撮影条件から算出された絞りと直接線にあたる画素値の除去を行い、被検体領域を抽出してもよい。図4(a)及び図4(b)において縁に沿った黒い領域(右上から左下への斜線を用いてハッチングされている領域)は、絞り位置に対応する入射面状の領域、すなわち絞り装置によりX線が遮蔽されている領域を示す。また図4(a)及び図4(b)において白く表示された領域(左上から右下への斜線を用いてハッチングされている領域)は、直接線にあたる領域、すなわち、X線が被検体を通らず直接FPD15に入射した領域を示す。画像40及び画像41から、絞り位置に対応する入射面状の領域と直接線にあたる領域とを除くことにより、被検体領域のみを抽出することができる。
被検体領域を抽出することによりROIを設定する場合は、イオンチャンバがX線平面検出器に搭載されているか否か、またイオンチャンバを撮影時に使用したか否かを問わず、ROIを設定することができる。
(ステップS3)
代表画素値算出部17cは、ステップS2で設定された抽出されたROIを構成する画素の画素値の分布を示すヒストグラムを生成する(S3)。図6は、本ステップで生成されるヒストグラムを示す。
(ステップS4)
代表画素値算出部17cは、ステップS3で生成されたヒストグラムを解析することによりROIの代表画素値を算出する(S4)。
代表画素値はROIの中央値・平均値・最頻値・重心値から求めてもよい。
また、代表画素値算出部17cは、図6のヒストグラムからヒストグラム累積値を算出し、図7に示すヒストグラム累積値グラフを生成する。そして、図8(a)のパラメータテーブル60から、オーダ毎に決められた累積率rを抽出し、図7のヒストグラム累積値グラフにおいて累積率rに相当する画素値を代表画素値としてもよい。図7は、頭部正面の画像のヒストグラム累積値表示の例であり、オーダ毎に決められている累積値は「頭部正面」の場合、仮にrとして表示している。
(ステップS5)
線量指標値算出部17dは、ステップS4で算出された代表画素値(例えばヒストグラムの中央値)をFPD15固有の感度値で除した値を線量指標値として算出する(S5)。例えば、代表画素値として中央値1100、FPD感度値を160とすると線量指標値は、6.875になる。この線量指標値を表示可能にしてもよい。
(ステップS6)
偏差指標値算出部17eは、撮影前に取得したオーダ情報に基づいて、標準的に使用される線量を示す標準線量指標値を、画像処理装置17が備える記憶手段に格納された標準線量指標値テーブル61から抽出する(S6)。
(ステップS7)
偏差指標値算出部17eは、ステップS5で得られた線量指標値とステップS6で抽出した標準線量指標値とを用いて、線量指標値が標準線量指標値を基準とした時の相対値として示された偏差指標値を算出・表示する(S7)。
偏差指標値算出部17eは、式(1)または式(2)により偏差指標値を求め、これを表示する。
[数1]
偏差指標値=10×Log10(線量指標値/標準線量指標値) ・・・(1)
[数2]
偏差指標値=(線量指標値/標準線量指標値)]×100・・・(2)
例えば、線量指標値500、標準線量指標値1000の場合、式(1)によれば10×Log10(500/1000)=−3となり、偏差指標値は−3となる。また、同様の例において、式(2)によれば、(500/1000)×100=50(%)となり、偏差指標値は50%となる。
(ステップS8)
標準線量指標値算出部17fは、S5で算出した線量指標値と、標準線量指標値テーブル61の中の標準線量指標値及び累積サンプル数と、を使って曝射毎に標準線量指標値を更新する(S8)。
標準線量指標値は、X線撮影装置1から出力された画像データに基づく線量指標値から算出されるので、X線撮影装置1ごとの標準値になる。
標準線量指標値を更新する方法として、以下に2例を示す。
(標準線量指標値を更新する第一の方法)
第一の方法は、標準線量指標値テーブル61の標準線量指標値と累積サンプル数(x)とを用いて算出・更新する方法である。標準線量指標値算出部17fは、標準線量指標値にX線画像の累積サンプル数(x)を乗算することで標準線量指標値のサンプル数分の総和を求め、これにS5で求めた今回の撮影による線量指標値を加算し、この加算値を累積サンプル数に1を加えた値で除す。式(3)は、上記処理を示す。
これにより、今回の撮影により得られた線量指標値を反映した新たな標準線量指標値を算出することができる。
標準線量指標値算出部17fは、式(3)に従い新しい標準線量指標値を算出し、標準線量指標値テーブル61の該当レコードを上書きする。
(標準線量指標値を更新する第二の方法)
第二の方法は撮影するごとに得られる線量指標値と、X線撮影装置1において何回目の撮影かを示す回数情報と、に基づいて毎回の線量指標値を用いて標準指標値を算出・更新する方法である。
標準線量指標値算出部17fは、直近の撮影から所定回数(例えば1500回)前までさかのぼり、線量指標値の平均を算出し標準線量指標値を算出する。式(4)は、第二の方法を示す。
式(4)におけるA1は、ステップS5で求めた線量指標値に相当する。
標準線量指標値算出部17fが、今回の撮影により得られた線量指標値と上記所定回数のうち最も古いときに得られた線量指標値とを入れ替えて再計算することにより、今回の撮影により得られた線量指標値を反映させた新しい標準線量指標値を算出することができる。算出された新しい標準線量指標値は、標準線量指標値算出部17fにより標準線量指標値テーブル61に上書きされ、標準線量指標値の更新がされる。
本実施形態の標準線量指標値は、X線撮影装置1が撮影したX線画像に基づいて算出されるため、装置毎の標準値を定めることができる。そのため、病院ごと(より詳しくは装置毎)に異なる標準値を用いて線量評価を行うことができる。
さらに、標準線量指標値を毎回の曝射に応じて更新するため、直近のデータを反映した標準値に基づく評価をすることができ、例えば、その病院における画像処理が変更になった場合にも、徐々にその画像処理に応じた標準値へ修正をすることができる。
本実施形態では、装置毎の標準線量指標値を算出・更新するが、病院内に複数の撮影装置がある場合には、装置識別情報に基づいて、一の撮影装置において同一のオーダにより得られた線量指標値だけを抽出することにより撮影装置毎の標準線量指標値を算出することができる。
また、標準線量指標値は、過去の画像データから算出したが、一般的にそのオーダで使用される線量を基に設定値を標準線量指標値テーブル61に格納してもよい。その設定値を毎回の偏差指標値の算出に使用してもよいし、初期値として設定値を使用し、曝射毎に更新することで標準線量指標値のカスタマイズも可能になる。
図9は、本実施形態の画面表示例を示す模式図である。図9の画面70は、検者が撮影したX線画像をプレビュー画面として用い、再撮影の要否を判断に供されてもよい。再撮影が不要であれば、続いてトリミング処理が行われる。また、画面70は、検者が、診断時の線量評価に用いてもよい。
画面70には、X線画像71と、X線画像71に基づいて算出された線量指標値72、X線画像71のオーダ(図9では「頚部側面」に相当する。)に対応する標準線量指標値73、線量指標値72及び標準線量指標値73の表示/非表示を切り替えるラジオボタン74、偏差指標値の%表示75、偏差指標値のスケール76とX線画像71の偏差指標値を示す矢印77とが表示される。偏差指標値の表示は、上記に限らない。
本実施形態によれば、閲覧対象となるX線画像の線量指標値を、装置毎の標準線量指標値を基準としたときの偏差指標値として表示することができるので、線量の多少の評価にあたり、検者の予備知識の有無に関わらず、一定の評価を提供することができる。
本実施形態においては、ROIを設定し、そのROIの画素値から線量指標値を求めたが、ROIを設定することなく、X線画像全体の画素値から線量指標値の算出の基礎となる代表画素値を求めてもよい。
また、本実施形態では、ステップS1で読み込んだX線画像を使って標準線量指標値の更新を行ったが、より最近撮影されたX線画像の線量指標値の標準線量指標値に対する寄与率がより大きくなるように重みづけをしてもよい。さらに、偏差指標値に閾値を設定し、その閾値を超える及び下回る線量指標値は、更新対象としないように構成してもよい。これにより、線量を著しく間違って撮影されたX線画像が標準線量指標値に影響を与えないようにすることができる。
本実施形態では、図2に示す線量指標値表示プログラムをFPD15に接続された画像処理装置17にインストールしたが、これらのプログラムをX線撮影装置1とは接続されていない画像処理装置、例えば検者の机上に設置されたパソコンにインストールし、図示しない院内LANなどのネットワークを経由して取得した画像のビューアソフトとして機能させることも可能である。
本発明に係るX線撮影装置のハードウェア構成図。 本発明に係る線量指標値表示プログラムのブロック図。 本発明の処理例を示すフローチャート。 ROIを、イオンチャンバ領域を用いて設定した例を示す模式図であって、図4(a)は頚部側面を撮影した画像上にROIを設定した例を示す模式図であり、図4(b)は腰部側面を撮影した画像上にROIを設定した例を示す模式図である。 ROIを、被検体抽出処理を用いて設定した例を示す模式図であって、頚部側面を撮影した画像上にROIを設定した例を示す。 ROIにおけるヒストグラムを示す模式図。 ヒストグラム累積率を示す模式図。 画像処理装置17に格納されたテーブルを示す模式図であって、図8(a)は代表画素値を算出するときのパラメータを定めたパラメータテーブル、図8(b)は標準線量指標値テーブル61を示す模式図、図8(c)は、線量指標値を記憶した線量指標値テーブルを模式図。 本実施形態に係る画面表示例を示す模式図。
符号の説明
1:X線撮影装置、11:X線管、12:支持器、13:X線発生装置、14:絞り装置、15:FPD、16:イオンチャンバ、17:画像処理装置、18:操作パネル、19:画像表示装置、20:曝射ハンドスイッチ

Claims (8)

  1. X線を発生させるX線源と、
    前記X線源に対向配置され、前記X線を検出して画像データを出力するX線検出器と、を備えたX線撮影装置であって、
    前記画像データの画素値を代表する代表画素値及び前記X線検出器の感度値に基づいて、前記画像データを撮影したときのX線量の指標となる線量指標値を算出する線量指標値算出手段と、
    同一の前記X線撮影装置が過去に出力した前記画像データを基に算出された線量指標値に基づいて、前記画像データの撮影に適用されたオーダにおいて標準的に用いられるX線量の指標を示す標準線量指標値を算出する標準線量指標値算出手段であって、前記過去に出力した画像データのうち、より最近撮影された画像データを基に算出された線量指標値の前記標準線量指標値に対する寄与率がより大きくなるように重み付けをして、前記標準線量指標値を算出する標準線量指標値算出手段と、
    前記標準線量指標値を基準としたときの相対値として前記線量指標値を表した偏差指標値を算出する偏差指標値算出手段と、
    前記偏差指標値を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とするX線撮影装置。
  2. 前記標準線量指標値算出手段は、前記画像データを基に算出された線量指標値を加えて、再度、前記標準線量指標値の算出を行うことにより、前記標準線量指標値の更新を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載のX線撮影装置。
  3. 前記標準線量指標値算出手段は、前記画像データを基に算出された線量指標値に対応する前記偏差指標値が、予め設定された閾値を超える又は下回る場合に、当該線量指標値を、前記標準線量指標値の更新に用いない、
    ことを特徴とする請求項2に記載のX線撮影装置。
  4. 前記偏差指標値算出手段は、下記式(1)又は式(2)のいずれかに従って前記偏差指標値を算出する、
    [数1]
    偏差指標値=10×Log10(線量指標値/標準線量指標値) (1)
    [数2]
    偏差指標値=(線量指標値/標準線量指標値)×100 (2)
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のX線撮影装置。
  5. 前記画像データにおいて、所望する領域を関心領域として設定する関心領域設定手段を更に備え、
    前記線量指標値算出手段は、前記関心領域の画素値に基づいて前記代表画素値を算出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のX線撮影装置。
  6. 前記線量指標値算出手段は、前記関心領域の画素値の分布を示すヒストグラムを作成し、そのヒストグラムの累積率に基づいて前記代表画素値を算出する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のX線撮影装置。
  7. 前記代表画素値を算出するために用いるパラメータを、前記オーダに対応させて格納するパラメータ格納手段を更に備え、
    前記線量指標値算出手段は、前記パラメータ格納手段から前記画像データの撮影に適用されたオーダに対応するパラメータを抽出し、そのパラメータを用いて前記代表画素値を算出する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のX線撮影装置。
  8. X線撮影装置が撮影して得た画像データ、前記撮影に適用されたオーダ、及び前記撮影に用いられたX線検出器の感度値を取得する取得手段と、
    前記画像データの画素値を代表する代表画素値及び前記X線検出器の感度値に基づいて、前記画像データの撮影に用いられたX線量の指標となる線量指標値を算出する線量指標値算出手段と、
    同一の前記X線撮影装置が過去に出力した画像データを基に算出された線量指標値に基づいて、前記画像データの撮影に適用されたオーダにおいて標準的に用いられるX線量の指標を示す標準線量指標値を算出する標準線量指標値算出手段であって、前記過去に出力した画像データのうち、より最近撮影された画像データを基に算出された線量指標値の前記標準線量指標値に対する寄与率がより大きくなるように重み付けをして、前記標準線量指標値を算出する標準線量指標値算出手段と、
    前記オーダにおいて標準的に用いられるX線量の指標を示す標準線量指標値を基準としたときの相対値として前記線量指標値を表した偏差指標値を算出する偏差指標値算出手段と、
    前記偏差指標値を表示する表示手段と、
    を備えることを特徴とする線量指標値表示装置。
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