JP2019198427A - 撮影制御装置、放射線撮影システム、撮影制御方法及びプログラム - Google Patents

撮影制御装置、放射線撮影システム、撮影制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】実行された放射線撮影における照射野情報に基づいて面積線量を取得すること。【解決手段】撮影制御装置は、放射線撮影により取得された放射線画像、撮影情報、予め設定された放射線撮影の照射野情報のうち少なくとも何れか一つに基づいた照射野取得方法により、放射線撮影における照射野情報を取得する照射野取得部と、照射野情報に基づいて、放射線撮影における面積線量を取得する面積線量取得部と、を備える。照射野取得部は、照射野情報を取得できない場合、照射野取得方法とは異なる照射野取得方法に基づいて照射野情報を取得する。【選択図】図1

Description

本発明は、撮影制御装置、放射線撮影システム、撮影制御方法及びプログラムに関する。
近年では、被写体の放射線被ばく線量管理への重要性の認識により、面積線量の表示が求められている。面積線量は面積線量計を装着することにより計測することが可能であるが、面積線量計の装着によるコスト増を抑えるために、あるいは、面積線量計の装着が困難な放射線撮影システムのために、面積線量計を取り付けることなく、線量の算出が可能な放射線撮影システムが提案されている。特許文献1には、面積線量を算出するために、Non Dosimeter Dosimetry(NDD)法などの線量簡易換算法を利用する構成が開示されている。
特許第3133741号公報
しかしながら、NDD法などの線量簡易換算法を用いて面積線量を取得する場合、撮影時にコリメータを調節すると、放射線発生装置から放射線が照射された領域(以下、「照射野」)の情報、すなわち、コリメータの情報をリアルタイムで取得できず、実行された放射線撮影に対応する面積線量を取得することができない場合が生じ得る。
本発明は、実行された放射線撮影における照射野情報に基づいて面積線量を取得することが可能な技術の提供を目的とする。
本発明の一態様による撮影制御装置は以下の構成を備える。すなわち、
撮影制御装置は、放射線撮影により取得された放射線画像、前記放射線撮影に関する撮影情報、予め設定された前記放射線撮影の照射野情報のうち少なくとも何れか一つに基づいた照射野取得方法により、前記放射線撮影における照射野情報を取得する照射野取得手段と、
前記照射野情報に基づいて、前記放射線撮影における面積線量を取得する面積線量取得手段と、を備え、
前記照射野取得手段は、前記照射野情報を取得できない場合、前記照射野取得方法とは異なる照射野取得方法に基づいて前記照射野情報を取得することを特徴とする。
本発明によれば、実行された放射線撮影における照射野情報に基づいて面積線量を取得することが可能になる。
第1実施形態における放射線撮影システムの構成を例示した図。 第1実施形態に係る処理の流れを説明する図。 第1実施形態に係る処理の流れを説明する図。 第1実施形態に係る処理の流れを説明する図。 第1実施形態に係る処理の流れを説明する図。 第一の照射野取得方法、第二の照射野取得方法及び第三の照射野取得方法の処理内容を例示した図。 第2実施形態における放射線撮影システムの構成を例示した図。 第2実施形態に係る処理の流れを説明する図。 第2実施形態に係る処理の流れを説明する図。 第2実施形態に係る処理の流れを説明する図。 第3実施形態における放射線撮影システムの構成を例示した図。 第3実施形態に係る処理の流れを説明する図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。尚、放射線には、X線の他、α線、β線、γ線、及び各種粒子線なども含まれる。
[第1実施形態]
図1は第1実施形態における放射線撮影システムの構成を例示した図である。放射線撮影システムは、放射線発生装置102および放射線撮影装置103を制御する撮影制御装置101を有する。撮影制御装置101は、放射線発生装置102及び放射線撮影装置103(放射線検出器)と通信し、放射線撮影を制御する。放射線撮影装置103は、撮影制御装置101からの指示により撮影可能状態へと遷移し、放射線発生装置102と同期を取りながら放射線撮影を行う。
放射線発生装置102は、撮影条件に基づいて放射線を照射する。放射線発生装置102から照射された放射線により被写体は照射される。放射線撮影装置103は、放射線発生装置102から照射された放射線を検出し、放射線画像データを出力する。すなわち、放射線撮影装置103は、放射線発生装置102から照射され、被写体を透過して入射する放射線を検出し、放射線画像データを生成する。
撮影制御装置101は、機能構成として、撮影制御部111、撮影条件設定部112、撮影情報取得部113、画像取得部114、照射野取得部115、面積線量取得部116、表示制御部117を有する。
撮影制御部111は、撮影制御装置101の全体的な動作制御を行うと共に、機能構成である撮影制御装置101の各部、すなわち、撮影条件設定部112、撮影情報取得部113、画像取得部114、照射野取得部115、面積線量取得部116、表示制御部117の動作を制御することが可能である。
撮影条件設定部112は、放射線発生装置102や放射線撮影装置103に対して、撮影に使用する管電圧や管電流、照射時間など撮影条件に関する事前設定を行う。
撮影情報取得部113は、実際の放射線撮影における撮影情報を放射線発生装置102から取得することが可能である。例えば、撮影情報取得部113は、放射線撮影における撮影情報(管電圧や管電流、照射時間、mAs値、放射線発生装置102と被写体との距離(SOD(Source-to-Object Distance))など)を、放射線発生装置102や撮影制御装置101に保持された情報から取得する。尚、撮影情報としては、SODの他、放射線発生装置102と放射線撮影装置103(放射線検出器)の検出面との距離である、SID(Source to Image Distance)を用いてもよい。
そして、画像取得部114は、放射線発生装置102から照射された放射線に基づいて放射線撮影された放射線画像を取得する。すなわち、画像取得部114は、放射線撮影装置103で生成された放射線画像データを放射線撮影装置103から取得する。
照射野取得部115は、放射線撮影により取得された放射線画像、放射線撮影に関する撮影情報、予め設定された放射線撮影の照射野情報のうち少なくとも何れか一つに基づいた照射野取得方法により、放射線撮影における照射野情報を取得する。照射野取得部115は、照射野情報を取得できない場合、照射野取得方法とは異なる照射野取得方法に基づいて照射野情報を取得することが可能である。
面積線量取得部116は、照射野情報に基づいて、放射線撮影における面積線量を取得する。すなわち、面積線量取得部116は、照射野取得部115で取得された照射野の情報に基づいて、照射野の面積を取得する。そして、面積線量取得部116は、撮影情報取得部113で取得された撮影情報に基づいて、NDD法などの線量簡易取得法を用いて面積線量を取得する。
線量簡易取得法では、例えば、事前に照射線量を測定することで、管電圧および管電流など、放射線撮影における撮影情報または予め設定された放射線撮影の撮影条件と、放射線撮影における照射線量とを対応付けた線量情報テーブルを作成しておき、線量情報テーブルは、例えば、撮影制御装置101の内部に設けられた記憶部120に記憶される。面積線量取得部116は照射線量を取得する際に、記憶部120に記憶されている線量情報テーブルを参照して、撮影情報に対応する照射線量の情報を取得する。面積線量取得部116は、撮影情報に基づいて対応する照射線量を線量情報テーブルから取得し、取得した照射線量と、照射野情報から取得した照射野の面積とに基づいて面積線量を取得する。
面積線量取得部116は、撮影情報、および被写体(検出位置)と放射線発生装置102との距離に基づいて、例えば、NDD法を用いて、その検出位置における照射線量を取得することが可能である。線量の検出位置を被写体とすれば、放射線発生装置102と被写体までの距離であるSODを用いることが可能である。また、線量の検出位置を放射線撮影装置103(放射線検出器)の検出面とすれば、放射線発生装置102と放射線撮影装置103の検出面までの距離であるSIDを用いることが可能である。
面積線量取得部116は、実際に被写体へ放射線が照射された際の撮影情報と、放射線発生装置102と被写体との距離とに基づいて、被写体(検出位置)の照射線量を取得する。面積線量取得部116は、照射野の面積と、取得した照射線量に基づいて面積線量を取得する。例えば、取得した照射線量に照射野の面積を乗算することで面積線量を取得することができる。
表示制御部117は、面積線量取得部116で取得された面積線量を表示部104に表示させる表示制御を行う。
(画像処理またはプリセットされた照射野情報を用いる処理)
図2は、第1実施形態に係る処理の流れを説明する図であり、面積線量を取得し、取得した面積線量を表示する処理の流れを説明するフローチャートである。本実施形態では、線量簡易取得法として、NDD法を用いた例に基づいて説明しているが他の線量取得方法を用いることも可能である。
図2のフローチャートにおいて、照射野取得部115は、第一の照射野取得方法として、放射線画像に対する画像処理を行い(S103)、画像処理では照射野情報を取得できない場合、第二の照射野取得方法として、撮影条件に含まれる情報(撮影条件として予め設定された放射線撮影の照射野情報)に基づいて、放射線撮影における照射野情報を取得する(S105)。照射野取得部115は、放射線撮影の撮影条件に含まれる情報として予め設定された照射野情報が含まれている場合、すなわち、プリセットされた照射野情報が含まれている場合、予め設定された照射野情報を、放射線撮影における照射野情報として取得する。
尚、この処理は例示的なものであり、第一の照射野取得方法の画像処理と、第二の照射野取得方法の撮影条件に含まれる情報(撮影条件として予め設定された放射線撮影の照射野情報)に基づく処理を入れ替えてもよい。例えば、照射野取得部115は、第一の照射野取得方法として、撮影条件として予め設定された放射線撮影の照射野情報に基づいて、放射線撮影における照射野情報を取得する取得処理を行い(S103)、照射野情報が予め設定されておらず、ステップS103の取得処理では照射野情報を取得できない場合、第二の照射野取得方法として、放射線画像に対する画像処理に基づいて、照射野情報を取得する(S105)ことも可能である。
以下、図2のフローチャートの流れを説明する。ステップS101において、画像取得部114は、放射線撮影装置103から放射線画像を取得する。
ステップS102において、撮影情報取得部113は、放射線撮影における撮影情報として、例えば、管電圧、管電流、照射時間、mAs値などを放射線発生装置102から取得する。また、撮影情報取得部113は、SODを撮影制御装置101に事前に設定された情報から取得する。
本実施形態では、SODを撮影制御装置101に事前に設定された情報から取得する例を説明したが、この例に限られず、撮影情報取得部113は、撮影情報として、例えば、放射線発生装置102からSIDを取得してもよい。
ステップS103において、照射野取得部115は、取得した放射線画像に対して第一の照射野取得方法を適用し、放射線撮影における照射野を取得する。第一の照射野取得方法として種々の方法を適用することが可能であるが、ここでは第一の照射野取得方法として画像処理を用いた例を説明する。照射野取得部115は、放射線画像を取り込み、放射線画像を走査して、放射線が照射された領域(照射野)を認識するための画像処理を実行する。
被写体を透過した放射線は、被写体を透過していない放射線に比べて相対的に弱くなる。この特性に基づいて、照射野取得部115は、放射線画像において、被写体を透過した領域(以下、「被写体領域」)と、放射線が放射線撮影装置103(センサ)に直接照射された領域(以下、「素抜け領域」)とを区別して認識することが可能である。
照射野取得部115は、画像処理に基づいて、例えば、取得した放射線画像から素抜け領域を画素値から認識し、放射線画像から素抜け領域を除外した領域を被写体領域として取得することが可能である。また、照射野取得部115は、画像処理により取得した放射線画像の画素値に基づいて、被写体領域もしくは照射野情報を取得することが可能である。
第一の照射野取得方法における画像処理の解析アルゴリズムは、撮影部位ごとに対応するアルゴリズムである。この解析アルゴリズムによる画像処理を実行する際に、照射野取得部115は、被写体の撮影部位(関心領域)を放射線画像から認識し、認識した被写体の撮影部位の情報を第一の照射野取得方法に用いることが可能である。また、照射野取得部115は、撮影条件設定部112で事前に設定した部位情報を用いて画像処理を実行し、照射野情報を取得することも可能である。また、照射野取得部115は、画像処理に基づいて、放射線画像から被写体のエッジ部分を認識した形状情報に基づいて、照射野情報を取得することも可能である。
ステップS104において、照射野取得部115は、ステップS103の画像処理により照射野情報を取得できたか判定する。第一の照射野取得方法として画像処理を用いた場合、判定条件として、以下のような条件にあてはまる場合、照射野取得部115は、第一の照射野取得方法では、照射野情報を取得できないと判定する。
画像処理を用いた場合、画像処理がどのような手法であったとしても、少なからず照射野を正確に取得できない場合が存在し得る。例えば、素抜け領域を画素値から一定面積認識できなかった場合、照射野もしくは被写体領域を画素値から一定面積認識できなかった場合、放射線画像において、被写体の撮影部位が特定できなかった場合、事前に設定した部位情報と放射線画像から特定した部位情報が異なる場合、放射線画像において被写体のエッジが特定できなかった場合、エッジから特定した被写体が一定面積認識できなかった場合、あるいは、操作者が想定した被写体の照射野と異なると判定した場合など、種々の判定条件が挙げられる。
ステップS104の判定で、照射野情報を取得できた場合(S104−Yes)、照射野取得部115は処理をステップS106に進める。一方、ステップS104の判定で、照射野情報を取得できない場合(S104−No)、照射野取得部115は処理をステップS105に進める。
ステップS105において、照射野取得部115は第二の照射野取得方法に基づいて照射野情報を取得する。ここでは第二の照射野取得方法として、照射野取得部115は、放射線撮影で使用する照射野を撮影前に予めプリセットしておいた照射野情報を使用する。そして、照射野取得部115は、処理をステップS106に進める。
ステップS106において、面積線量取得部116は、ステップ103またはステップS105で取得した照射野情報に基づいて照射野の面積を取得する。そして、面積線量取得部116は、撮影情報取得部113が取得した撮影情報をもとに、NDD法などの線量簡易取得法を用いて面積線量を取得する。面積線量取得部116は、照射野の面積と、線量簡易取得法を用いて取得した照射線量とに基づいて面積線量を取得する。例えば、取得した照射線量に照射野の面積を乗算することで面積線量を取得することができる。
ステップS107において、表示制御部117は、ステップS106で取得された面積線量を表示部に表示させる表示制御を行う。
(画像処理または放射線発生装置のコリメータ情報を用いる処理)
図3は、第1実施形態に係る処理の流れを説明する図であり、面積線量を取得し、取得した面積線量を表示する処理の流れを説明するフローチャートである。
図3のフローチャートにおいて、照射野取得部115は、第一の照射野取得方法として、放射線画像に対する画像処理を行い(S103)、画像処理では照射野情報を取得できない場合、第二の照射野取得方法として、撮影情報に含まれる情報に基づいて、照射野情報を取得する(S105)。すなわち、照射野取得部115は、撮影情報に含まれる放射線発生装置のコリメータ情報に基づいて、照射野情報を取得する(S105)。
図2で説明したフローチャートでは、第二の照射野取得方法(S105)において、撮影前に本撮影に使用する照射野情報としてプリセットしておいた照射野情報を使用する方法を例として使用したが、図3においては、プリセットしておいた照射野情報(図2のS105)に代わり、照射野取得部115は、放射線発生装置102からコリメータ情報を取得する(S108)。
尚、この処理は例示的なものであり、第一の照射野取得方法の画像処理と、第二の照射野取得方法の撮影情報に含まれる情報に基づく処理を入れ替えてもよい。例えば、照射野取得部115は、第一の照射野取得方法として、撮影情報に含まれる情報に基づいて、照射野情報を取得する取得処理を行い(S103)、ステップS103の取得処理では照射野情報を取得できない場合、第二の照射野取得方法として、放射線画像に対する画像処理に基づいて、照射野情報を取得する(S105)ことも可能である。
以下、図3のフローチャートの流れを説明する。図3のフローチャートにおいて、図2のフローチャートと同様の処理については、同一のステップ番号を付し、重複する処理内容については説明を簡略化する。
ステップS101〜ステップS103の処理は図2の処理の流れと同様である。そして、ステップS104の判定で、照射野情報を取得できた場合(S104−Yes)、照射野取得部115は処理をステップS106に進める。一方、ステップS104の判定で、照射野情報を取得できない場合(S104−No)、照射野取得部115は処理をステップS108に進める。
ステップS108において、照射野取得部115は、第二の照射野取得方法に基づいて照射野情報を取得する。ここでは第二の照射野取得方法として、照射野取得部115は、放射線発生装置102から撮影終了後にコリメータ情報を取得する。照射野取得部115は、放射線発生装置102から取得したコリメータ情報に基づいて照射野情報を取得することができる。照射野取得部115は、コリメータ情報と、放射線発生装置102と放射線撮影装置103の検出面までの距離であるSIDとを用いることにより、照射野情報を推定することができる。そして、照射野取得部115は、処理をステップS106に進める。
尚、第二の照射野取得方法として、例えば、操作者が入力部を操作して、調整(手入力)された情報に基づいて、照射野取得部115は照射野情報を設定することも可能である。例えば、入力部の操作により、放射線撮影装置103の全面(有効画素領域)を照射野として設定することも可能である。また、照射野取得部115はデフォルト値に基づいて、照射野情報を取得することも可能である。
そして、ステップS106において、面積線量取得部116は、ステップ103またはステップS108で取得した照射野情報に基づいて照射野の面積を取得する。そして、面積線量取得部116は、照射野の面積と、線量簡易取得法を用いて取得した照射線量とに基づいて面積線量を取得する。
ステップS107において、表示制御部117は、ステップS106で取得された面積線量を表示部に表示させる表示制御を行う。
(照射野情報を取得できない場合の報知表示)
次に、照射野情報を取得できない場合、面積線量を取得できないことを示す報知表示を行う構成について説明する。表示制御部117は、照射野情報を取得できない場合、面積線量を取得できないことを示す報知表示を表示部104に表示させる表示制御を行う。
図4は、第1実施形態に係る処理の流れを説明する図であり、面積線量を取得し、取得した面積線量を表示する処理の流れを説明するフローチャートである。図2で説明したフローチャートでは、第二の照射野取得方法(S105)において、撮影前に本撮影に使用する照射野をプリセットしておいた照射野情報を使用する例を説明した。また、図3で説明したフローチャートでは、第二の照射野取得方法(S108)において、放射線発生装置102からコリメータ情報を取得する例を説明した。
図4においては、第一の照射野取得方法(S103)で照射野情報が取得できない場合(S104−No)、第二の照射野取得方法(S105、S108)を実施するのではなく、面積線量を取得できないことを示す報知表示を表示部に表示させる表示制御を行う(S109)。図4のフローチャートにおいて、図2のフローチャートと同様の処理については、同一のステップ番号を付し、重複する処理内容については説明を簡略化する。
ステップS101〜ステップS103の処理は図2及び図3の処理の流れと同様である。そして、ステップS104の判定で、照射野情報を取得できた場合(S104−Yes)、照射野取得部115は処理をステップS106に進める。
ステップS106において、面積線量取得部116は、ステップ103で取得した照射野情報に基づいて照射野の面積を取得する。そして、面積線量取得部116は、照射野の面積と、線量簡易取得法を用いて取得した照射線量とに基づいて面積線量を取得する。
そして、ステップS107において、表示制御部117は、ステップS106で取得された面積線量を表示部に表示させる表示制御を行う。
一方、ステップS104の判定で、照射野情報を取得できない場合(S104−No)、照射野取得部115は処理をステップS109に進める。
ステップS109において、表示制御部117は、面積線量を取得できないことを示す報知表示を表示部に表示させる表示制御を行う。報知表示としては、例えば、エラーメッセージを表示部に表示させたり、「#N/A」などのように面積線量を算出できなかったことを示す表示が可能である。
ステップS107の表示制御によれば、実際の撮影に使用された照射野を取得し、正確な面積線量を表示することが可能になる。
一方、ステップS109の表示制御によれば、ステップS103(第一の照射野取得方法)で照射野情報を取得できなかった場合に第二の照射野取得方法を実施するのではなく、実際の撮影に使用された照射野情報に基づいて面積線量を取得できないことを操作者に提示することが可能になる。
(異なる画像処理に基づいた処理)
図5は、第1実施形態に係る処理の流れを説明する図であり、面積線量を取得し、取得した面積線量を表示する処理の流れを説明するフローチャートである。
図5のフローチャートにおいて、照射野取得部115は、第一の照射野取得方法として放射線画像に対して画像処理を行い(S103)、画像処理では照射野情報を取得できない場合、第二の照射野取得方法として、画像処理のアルゴリズムとは異なる画像処理を行い(S110)、照射野情報を取得する。
図2で説明したフローチャートでは、第二の照射野取得方法(S105)において、撮影前に本撮影に使用する照射野情報としてプリセットしておいた照射野情報を使用する方法を例として使用したが、図5においては、プリセットしておいた照射野情報(図2のS105)に代わり、照射野取得部115は、第一の照射野取得方法で用いた画像処理のアルゴリズムとは別アルゴリズムの画像処理に基づいて、放射線撮影における照射野を取得する(S110、S111)。
第一の照射野取得方法(S103)における画像処理は、撮影部位ごとに対応したアルゴリズムに基づいた処理であり、第二の照射野取得方法(S110)における画像処理は、撮影部位に限定されないアルゴリズムに基づいた処理である。撮影部位ごとに対応したアルゴリズムは、撮影条件に基づいて設定することが可能であり、また、操作者は、例えば、入力部を介して撮影部位ごとに対応したアルゴリズムを選択することも可能である。
以下、図5のフローチャートの流れを説明する。図5のフローチャートにおいて、図2のフローチャートと同様の処理については、同一のステップ番号を付し、重複する処理内容については説明を簡略化する。
ステップS101〜ステップS103の処理は図2の処理の流れと同様である。そして、ステップS104の判定で、照射野情報を取得できた場合(S104−Yes)、照射野取得部115は処理をステップS106に進める。一方、ステップS104の判定で、照射野情報を取得できない場合(S104−No)、照射野取得部115は処理をステップS110に進める。
ステップS110において、照射野取得部115は、取得した放射線画像に対して第二の照射野取得方法(別アルゴリズムの画像処理)を適用し、放射線撮影における照射野を取得する。
照射野取得部115は、放射線画像を取り込み、放射線画像を走査して、放射線が照射された領域(照射野)を認識するための画像処理を実行する。照射野取得部115により実行される第二の照射野取得方法における画像処理アルゴリズムは、第一の照射野取得方法の画像処理アルゴリズムとは異なるアルゴリズムである。
第一の照射野取得方法における画像処理(第一の画像処理)は、撮影部位ごとに対応したアルゴリズムに基づいた処理である。この撮影部位ごとに対応したアルゴリズムを用いることにより、より高精度に照射野情報を取得することができる。一方、第二の照射野取得方法における画像処理(第二の画像処理)は、特定の撮影部位に限定されないアルゴリズムに基づいた処理である。撮影部位の相違や撮影条件により、第一の照射野取得方法の画像処理では照射野情報を取得できない場合であっても、第二の照射野取得方法における画像処理を適用することで、照射野の認識率を、より向上させることが可能になる。
そして、ステップS111において、照射野取得部115は、ステップS110の別アルゴリズムに基づいた画像処理により照射野情報を取得できたか判定する。ステップS111の判定条件はステップS104の判定条件と同様である。
ステップS111の判定で、照射野情報を取得できた場合(S111−Yes)、照射野取得部115は処理をステップS106に進める。一方、ステップS111の判定で、照射野情報を取得できない場合(S111−No)、照射野取得部115は処理をステップS112に進める。
ステップS112において、照射野取得部115は、第三の照射野取得方法により照射野を設定する。第三の照射野取得方法として、操作者が入力部を操作して、調整(手入力)された情報に基づいて、照射野取得部115は照射野情報を設定することが可能である。例えば、入力部の操作により、放射線撮影装置103の全面(有効画素領域)を照射野として設定することも可能である。
尚、照射野取得部115は、ステップS112の第三の照射野取得方法として、図2のステップS105(プリセットしておいた照射野情報)、または図3のステップS108(放射線発生装置102から取得したコリメータ情報)に基づいて照射野情報を取得することも可能である。あるいは、第二の照射野取得方法(S111)で照射野情報が取得できない場合(S111−No)、第三の照射野取得方法を実施するのではなく、図4のステップS109の処理で説明したように、表示制御部117が面積線量を取得できないことを示す報知表示を表示部に表示させる表示制御を行うことも可能である。
図6は、第一の照射野取得方法、第二の照射野取得方法及び第三の照射野取得方法の処理内容を例示した図である。図6における設定601は、図2〜図5で説明した各フローチャートの処理に対応するものである。
すなわち、設定601では、第一の照射野取得方法として、画像処理に基づく放射線画像の解析に基づいて、照射野取得部115は照射野情報を取得する。この場合、第一の照射野取得方法の画像処理により照射野情報を取得できない場合、第二の照射野取得方法として、別アルゴリズムに基づいた画像処理による放射線画像の解析や、放射線発生装置102から取得したコリメータ情報、プリセットされた照射野情報、あるいは、操作者が入力部を操作して、調整(手入力)された情報に基づいて、照射野取得部115は照射野情報を設定することが可能である。
そして、第二の照射野取得方法において、別アルゴリズムの画像処理に基づいた放射線画像の解析により照射野情報を取得できない場合、第三の照射野取得方法として、操作者が入力部を操作して、調整(手入力)された情報に基づいて、照射野取得部115は照射野情報を設定することが可能である。
図2〜図5で説明した各フローチャートの処理では、第一の照射野取得方法として、画像処理を用いる例を説明したが、第一の照射野取得方法として、放射線発生装置102のコリメータ情報に基づいて照射野情報を取得してもよい。また、第一の照射野取得方法として、プリセットしておいた照射野情報に基づいて照射野情報を取得してもよい。
照射野取得部115は、第一の照射野取得方法として、撮影情報取得部113により撮影情報を取得できない場合、第二の照射野取得方法として、放射線画像に対する画像処理または予め設定された照射野情報に基づいて、照射野情報を取得することも可能である。
例えば、図6において、設定602では、第一の照射野取得方法として、放射線発生装置102から取得したコリメータ情報に基づいて照射野情報を取得する例を示している。この場合、放射線発生装置102からコリメータ情報を取得できない場合、第二の照射野取得方法として、画像処理に基づく放射線画像の解析や、プリセットされた照射野情報、あるいは、操作者が入力部を操作して、調整(手入力)された情報に基づいて、照射野取得部115は照射野情報を設定することが可能である。
画像処理に基づく放射線画像の解析により照射野情報を取得できない場合、第三の照射野取得方法として、操作者が入力部を操作して、調整(手入力)された情報に基づいて、照射野取得部115は照射野情報を設定することが可能である。
また、照射野取得部115は、第一の照射野取得方法として、照射野情報が予め設定されていない場合、第二の照射野取得方法として、放射線画像に対する画像処理または放射線撮影に関する撮影情報に含まれる情報に基づいて、照射野情報を取得することも可能である。
例えば、図6の設定603では、第一の照射野取得方法として、プリセットされた照射情報に基づいて、照射野取得部115は照射野情報を取得する例を示している。この場合、照射野情報がプリセットされていない場合、第二の照射野取得方法として、画像処理に基づく放射線画像の解析や、放射線発生装置102から取得したコリメータ情報、あるいは、操作者が入力部を操作して、調整(手入力)された情報に基づいて、照射野取得部115は照射野情報を設定することが可能である。
撮影制御装置101は照射野情報を入力する入力部を備えており、照射野取得部115は、図6に示すように、第一の照射野取得方法、または、第二の照射野取得方法により照射野情報を取得できない場合、入力された照射野情報を、第三の照射野取得方法として、放射線撮影における照射野情報として取得する。すなわち、画像処理に基づく放射線画像の解析により照射野情報を取得できない場合、第三の照射野取得方法として、操作者が入力部を操作して、調整(手入力)された情報に基づいて、照射野取得部115は照射野情報を設定することが可能である。
本実施形態によれば、実行された放射線撮影における照射野情報に基づいて面積線量を取得することが可能になる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態で説明した撮影制御装置101に入力部201が接続し、撮影制御装置101が入力部201からの入力指示に基づいて撮影制御を行う構成について説明する。
第2実施形態では、入力部201から放射線撮影後に撮影条件の変更、例えば、撮影条件に含まれる情報として予め設定された放射線撮影の照射野情報の変更が入力された場合、面積線量取得部116は、変更後の撮影条件に基づいて、線量情報テーブルから取得した照射線量と、照射野の面積とに基づいて面積線量を取得する。また、照射野取得部115は、変更後の撮影条件を用いた画像処理を実行し、照射野情報を取得する。
図7は第2実施形態における放射線撮影システムの構成を例示した図である。撮影制御装置101は、放射線発生装置102及び放射線撮影装置103(放射線検出器)と通信し、放射線撮影を制御する。
第2実施形態における撮影制御装置101の構成は第1実施形態と同様であり、撮影制御部111は、撮影制御装置101を構成する機能構成として、撮影条件設定部112、撮影情報取得部113、画像取得部114、照射野取得部115、面積線量取得部116、表示制御部117の動作を制御することが可能である。撮影制御装置101には、入力部201が接続し、撮影制御装置101の撮影制御部111は入力部201からの入力指示に基づいて撮影制御を行うことが可能である。以下、主として第1実施形態と相違する点について説明する。
図8は、第2実施形態に係る処理の流れを説明する図であり、面積線量を取得し、取得した面積線量を表示する処理の流れを説明するフローチャートである。第1実施形態では、例えば、図2のフローチャートで、第一の照射野取得方法(S103)で照射野情報が取得できない場合(S104−No)、第二の照射野取得方法(S105)において、撮影前に本撮影に使用する照射野をプリセットしておいた照射野情報を使用する例を説明した。
図8においては、第一の照射野取得方法(S103)で照射野情報が取得できない場合(S104−No)、入力部201より照射野情報を設定する(S201)。図8のフローチャートにおいて、図2のフローチャートと同様の処理については、同一のステップ番号を付し、重複する処理内容については説明を簡略化する。
ステップS101〜ステップS103の処理は図2の処理の流れと同様である。そして、ステップS104の判定で、照射野情報を取得できた場合(S104−Yes)、照射野取得部115は処理をステップS106に進める。
一方、ステップS104の判定で、照射野情報を取得できない場合(S104−No)、照射野取得部115は処理をステップS201に進める。
ステップS201において、照射野取得部115は、入力部201から入力された照射野情報を設定する。入力部201は、例えば、マウスやキーボードなどの入力機器により構成されており、操作者は入力部201から照射野情報を入力することが可能である。本ステップにおいて、操作者が入力部201を操作して、入力された情報に基づいて、照射野取得部115は照射野情報を設定することが可能である。
そして、ステップS106において、面積線量取得部116は、ステップ103またはステップS201で取得した照射野情報に基づいて照射野の面積を取得する。そして、面積線量取得部116は、照射野の面積と、線量簡易取得法を用いて取得した照射線量とに基づいて面積線量を取得する。
ステップS107において、表示制御部117は、ステップS106で取得された面積線量を表示部に表示させる表示制御を行う。
図9は、第2実施形態に係る処理の流れを説明するフローチャートである。図9は、撮影時のフローチャートではなく、放射線撮影後に入力部201より撮影条件を変更した場合(ステップS202)に、変更後の撮影条件に基づいて、面積線量を取得し、取得した面積線量を表示する処理の流れを説明するフローチャートである。
まず、ステップS202において、操作者が入力部201を操作して、撮影条件を変更する。面積線量取得部116は、入力部201から入力された変更後の撮影条件を取得する。
撮影条件(例えば、部位情報・SODなど)を変更する理由としては、例えば、事前に設定した撮影部位を示す部位情報が誤っていた場合や、急遽異なる撮影条件で撮影を実施した場合などがある。NDD方式など線量簡易取得法などを用いる場合、撮影条件が変更されると面積線量を再取得する必要があるため、以下のステップS106で面積線量を再取得し、ステップS107にて表示する。
ステップS106において、面積線量取得部116は、ステップ103またはステップS201で取得した照射野情報に基づいて照射野の面積を取得する。そして、面積線量取得部116は、入力部201から入力された変更後の撮影条件をもとに、記憶部120に記憶されている線量情報テーブルを参照して、変更された撮影条件に対応する照射線量の情報を取得する。そして、面積線量取得部116は、照射野の面積と、取得した照射線量に基づいて面積線量を取得する。
ステップS107において、表示制御部117は、ステップS106で取得された面積線量を表示部に表示させる表示制御を行う。
本実施形態によれば、放射線撮影後において、撮影条件が変更される場合であっても、変更後の撮影条件に基づいて、面積線量を取得し、表示することが可能になる。
放射線撮影時において、図8のステップS103で、照射野取得部115が、事前に設定された部位情報を用いて画像処理を実行して照射野情報を取得している場合、照射野取得部115は、放射線撮影後に変更された撮影条件(例えば、部位情報など)に基づいて、照射野情報を設定した部位情報を用いて画像処理を実行し、照射野情報を取得することが必要となる。
図10は、第2実施形態に係る処理の流れを説明する図であり、変更された撮影条件に基づいて面積線量を取得し、取得した面積線量を表示する処理の流れを説明するフローチャートである。
図10のフローチャートでは、ステップS202で撮影条件が変更された場合、変更された撮影条件に基づいて、図8のステップS103以降の処理を再度実行し、変更された撮影条件に基づいて面積線量を取得し、取得した面積線量を表示する処理の流れを説明している。
まず、ステップS202において、操作者が入力部201を操作して、撮影条件を変更する。照射野取得部115及び面積線量取得部116は、入力部201から入力された変更後の撮影条件を取得する。
ステップS103において、照射野取得部115は、取得した放射線画像に対して、第一の照射野取得方法を適用し、放射線撮影における照射野を取得する。第一の照射野取得方法として種々の方法を適用することが可能であるが、ここでは第一の照射野取得方法として画像処理を用いた例を説明する。
照射野取得部115は、放射線画像を取り込み、放射線画像を走査して、放射線が照射された領域(照射野)を認識するための画像処理を実行する。画像処理を実行する際に、照射野取得部115は、変更された撮影条件(例えば、部位情報)を用いて画像処理を実行し、照射野情報を取得する。
そして、ステップS104の判定で、先のステップS103の処理により照射野情報を取得できた場合(S104−Yes)、照射野取得部115は処理をステップS106に進める。
一方、ステップS104の判定で、照射野情報を取得できない場合(S104−No)、照射野取得部115は処理をステップS201に進める。
ステップS201において、照射野取得部115は、第二の照射野取得方法として、入力部201から入力された照射野情報を設定する。操作者が入力部201を操作して、入力された情報に基づいて、照射野取得部115は照射野情報を設定することが可能である。
そして、ステップS106において、面積線量取得部116は、ステップ103またはステップS201で取得した照射野情報に基づいて照射野の面積を取得する。そして、面積線量取得部116は、照射野の面積と、線量簡易取得法を用いて取得した照射線量とに基づいて面積線量を取得する。
ステップS107において、表示制御部117は、ステップS106で取得された面積線量を表示部に表示させる表示制御を行う。
尚、本フローチャートでは、ステップS104の判定で、照射野情報を取得できない場合、第二の照射野取得方法として、照射野取得部115は、入力部201から入力された情報に基づいて照射野情報を設定する例を示しているが(S201)、第二の照射野取得方法として、他の設定方法を用いることも可能である。
第二の照射野取得方法として、例えば、図2で説明したように、第二の照射野取得方法として、撮影前に本撮影に使用する照射野をプリセットしておいた照射野情報を使用してもよい(S105)。
また、図3で説明したように、第二の照射野取得方法として、放射線発生装置102からコリメータ情報に基づいて照射野情報を取得してもよい(S108)。あるいは、図4で説明したように、第一の照射野取得方法(S103)で照射野情報が取得できない場合、面積線量を取得できないことを示す報知表示を表示部に表示させる表示制御を行うことも可能である(S109)。
また、図5で説明したように、取得した放射線画像に対して第二の照射野取得方法(別アルゴリズムの画像処理)を適用し、放射線撮影における照射野を取得することも可能である(S110)。そして、二の照射野取得方法(別アルゴリズムの画像処理)を適用しても、照射野情報を取得できない場合(S111−No)、第三の照射野取得方法として、照射野取得部115は、図10のステップS201の処理に基づく情報、すなわち、入力部201から入力された情報に基づいて照射野情報を設定することも可能である(S201)。
本実施形態によれば、放射線撮影後において、撮影条件が変更される場合であっても、変更後の撮影条件に基づいて取得した照射野情報及び照射線量から、面積線量を取得し、表示することが可能になる。
[第3実施形態]
第1実施形態及び第2実施形態では、放射線撮影装置103が単一の場合の放射線撮影システムの構成例について説明した。第3実施形態では、複数の放射線撮影装置含み、長尺撮影など複数の放射線撮影装置に同時に放射線発生装置102から放射線を照射することにより、長尺撮影を行うことが可能な放射線撮影システムの構成を説明する。
第3実施形態では、画像取得部114は、放射線発生装置102からの単一の放射線照射によって複数の放射線撮影装置103、301が撮影した複数の放射線画像を取得し、画像取得部114は、取得した複数の放射線画像を用いて長尺画像を生成する。
図11は、第3実施形態における放射線撮影システムの構成を例示した図である。撮影制御装置101は、放射線発生装置102及び放射線撮影装置103(放射線検出器)及び放射線撮影装置301(放射線検出器)と通信し、放射線撮影を制御する。放射線撮影装置103及び放射線撮影装置301は、撮影制御装置101からの指示により撮影可能状態へと遷移し、放射線発生装置102と同期を取りながら放射線撮影を行う。
図11に示す放射線撮影システムの構成は、第2実施形態の放射線撮影システムの構成(図7)に対して、放射線撮影装置301が追加された構成になっている。尚、複数の放射線撮影装置103、301の構成は、例示的なものであり、3以上の放射線撮影装置により長尺撮影を行うことも可能である。
放射線発生装置102から複数の放射線撮影装置103、301(放射線検出器)に向け照射された放射線は、被写体を透過して複数の放射線撮影装置103、301(放射線検出器)に到達して同時に検出される。
画像取得部114は、放射線発生装置102からの単一の放射線照射によって複数の放射線撮影装置103、301が撮影した複数の放射線画像を取得する。画像取得部114は、取得した複数の放射線画像を用いて長尺画像を生成することが可能である。
照射野取得部115は、放射線撮影における照射野情報を取得する。照射野取得部115は、複数の放射線撮影装置103、301のうち各放射線撮影装置で撮影された放射線画像に基づいて、放射線撮影における照射野情報を取得することが可能である。また、照射野取得部115は、複数の放射線撮影装置103、301で撮影された複数の放射線画像を用いて長尺画像に基づいて、放射線撮影における照射野情報を取得することも可能である。
照射野取得部115は、撮影条件設定部112により設定された撮影条件、または撮影情報取得部113で取得された撮影情報を用いて、照射野情報を取得することも可能である。
面積線量取得部116は、照射野取得部115で取得された照射野の情報に基づいて、照射野の面積を取得する。そして、面積線量取得部116は、撮影情報取得部113で取得された撮影情報または撮影条件設定部112により設定された撮影条件に基づいて、NDD法などの線量簡易取得法を用いて面積線量を取得する。
図12は、第3実施形態に係る処理の流れを説明する図であり、面積線量を取得し、取得した面積線量を表示する処理の流れを説明するフローチャートである。照射野取得部115は、第一の照射野取得方法として、複数の放射線画像について照射野情報を取得する処理を行い(S302)、複数の放射線画像のうちいずれか一つの放射線画像について照射野情報を取得できない場合(S104−No)、第一の照射野取得方法とは異なる第二の照射野取得方法で照射野情報を取得する(S201)。
以下の図12では、複数の放射線画像についてそれぞれ処理を行う例を説明しているが、複数の放射線画像を合成した長尺画像を一つの放射線画像として処理することも可能である。
すなわち、照射野取得部115は、第一の照射野取得方法として、長尺画像について照射野情報を取得する処理を行い(S302)、長尺画像について照射野情報を取得できない場合(S104−No)、第一の照射野取得方法とは異なる第二の照射野取得方法で照射野情報を取得する(S201)ことも可能である。
以下、図12のフローチャートの流れを説明する。ステップS301において、画像取得部114は、放射線発生装置102からの単一の放射線照射によって複数の放射線撮影装置103、301が撮影した複数の放射線画像を取得する。
ステップS102において、撮影情報取得部113は、放射線撮影における撮影情報として、例えば、管電圧、管電流、照射時間、mAs値などを放射線発生装置102から取得する。また、撮影情報取得部113は、SODを撮影制御装置101に事前に設定された情報から取得する。
そして、ステップS302において、照射野取得部115は、取得した複数の放射線画像に対して第一の照射野取得方法を適用し、放射線撮影における照射野を取得する。本実施形態においても、第一の照射野取得方法として種々の方法を適用することが可能である。
例えば、図6に示すように、第一の照射野取得方法として画像処理を用いることも可能である(設定601)。あるいは、放射線発生装置102から取得したコリメータ情報に基づいて照射野情報を取得することも可能である(設定602)。また、撮影前に本撮影に使用する照射野をプリセットしておいた照射野情報を使用することも可能である(設定603)。
そして、ステップS104の判定で、先のステップS103の処理により、複数の放射線画像について照射野情報を取得できた場合(S104−Yes)、照射野取得部115は処理をステップS106に進める。一方、ステップS104の判定で、複数の放射線画像のうち少なくともいずれか一つの放射線画像について、照射野情報を取得できない場合(S104−No)、照射野取得部115は処理をステップS201に進める。
尚、ステップS104の判定では、複数の放射線画像についてそれぞれ照射野情報を取得できたか判定しているが、照射野取得部115は、複数の放射線画像から生成した長尺画像について照射野情報を取得できたか判定することも可能である。
ステップS201において、照射野取得部115は、第二の照射野取得方法として、入力部201から入力された照射野情報を設定する。操作者が入力部201を操作して、入力された情報に基づいて、照射野取得部115は照射野情報を設定することが可能である。
そして、ステップS106において、面積線量取得部116は、ステップ103またはステップS201で取得した照射野情報に基づいて照射野の面積を取得する。そして、面積線量取得部116は、照射野の面積と、線量簡易取得法を用いて取得した照射線量とに基づいて面積線量を取得する。
面積線量取得部116は、複数の放射線画像について取得された複数の面積線量を合計することにより、長尺画像に対する面積線量を取得する。長尺画像が2枚の放射線画像から合成された画像であれば、面積線量取得部116は、長尺画像を構成する2枚の放射線画像における2つの面積線量を合計する。
面積線量取得部116は、照射野の面積を取得するために、複数の放射線撮影装置103、301の空間的な配置により生じる重複部分を除いて面積を取得することが可能である。重複部分は、例えば、複数の放射線撮影装置103、301の位置情報に基づいて取得することが可能である。
ステップS107において、表示制御部117は、ステップS106で取得された面積線量を表示部に表示させる表示制御を行う。
尚、図12のフローチャートでは、ステップS104の判定で、照射野情報を取得できない場合、第二の照射野取得方法として、照射野取得部115は、入力部201から入力された情報に基づいて照射野情報を設定する例を示しているが(S201)、第二の照射野取得方法として、他の設定方法を用いることも可能である。
第二の照射野取得方法として、例えば、図2で説明したように、第二の照射野取得方法として、撮影前に本撮影に使用する照射野をプリセットしておいた照射野情報を使用してもよい(S105)。
また、図3で説明したように、第二の照射野取得方法として、放射線発生装置102からコリメータ情報に基づいて照射野情報を取得してもよい(S108)。あるいは、図4で説明したように、第一の照射野取得方法(S103)で照射野情報が取得できない場合、面積線量を取得できないことを示す報知表示を表示部に表示させる表示制御を行うことも可能である(S109)。
また、図5で説明したように、取得した放射線画像に対して第二の照射野取得方法(別アルゴリズムの画像処理)を適用し、放射線撮影における照射野を取得することも可能である(S110)。そして、二の照射野取得方法(別アルゴリズムの画像処理)を適用しても、照射野情報を取得できない場合(S111−No)、第三の照射野取得方法として、照射野取得部115は、図10のステップS201の処理に基づく情報、すなわち、入力部201から入力された情報に基づいて照射野情報を設定することも可能である(S201)。
本実施形態によれば、実行された長尺撮影における照射野情報に基づいて面積線量を取得することが可能になる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101:撮影制御装置、102:放射線発生装置、201:入力部、
103:放射線撮影装置、301:放射線撮影装置、111:撮影制御部、
112:撮影条件設定部、113:撮影情報取得部、114:画像取得部、
115:照射野取得部、116:面積線量取得部、117:表示制御部

Claims (24)

  1. 放射線撮影により取得された放射線画像、前記放射線撮影に関する撮影情報、予め設定された前記放射線撮影の照射野情報のうち少なくとも何れか一つに基づいた照射野取得方法により、前記放射線撮影における照射野情報を取得する照射野取得手段と、
    前記照射野情報に基づいて、前記放射線撮影における面積線量を取得する面積線量取得手段と、を備え、
    前記照射野取得手段は、前記照射野情報を取得できない場合、前記照射野取得方法とは異なる照射野取得方法に基づいて前記照射野情報を取得することを特徴とする撮影制御装置。
  2. 前記照射野取得手段は、第一の照射野取得方法として、前記放射線画像に対する画像処理を行い、前記画像処理では前記照射野情報を取得できない場合、第二の照射野取得方法として、前記撮影情報に含まれる情報に基づいて、前記照射野情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
  3. 前記照射野取得手段は、第一の照射野取得方法として、前記撮影情報に含まれる情報に基づいて、前記照射野情報を取得する取得処理を行い、前記取得処理では前記照射野情報を取得できない場合、第二の照射野取得方法として、前記放射線画像に対する画像処理に基づいて、前記照射野情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
  4. 前記照射野取得手段は、前記撮影情報に含まれる放射線発生装置のコリメータ情報に基づいて、前記照射野情報を取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮影制御装置。
  5. 前記照射野取得手段は、第一の照射野取得方法として、前記放射線画像に対する画像処理を行い、前記画像処理では前記照射野情報を取得できない場合、第二の照射野取得方法として、撮影条件として予め設定された放射線撮影の照射野情報に基づいて、前記放射線撮影における照射野情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
  6. 前記照射野取得手段は、第一の照射野取得方法として、撮影条件として予め設定された放射線撮影の照射野情報に基づいて、前記放射線撮影における照射野情報を取得する取得処理を行い、前記取得処理では前記照射野情報を取得できない場合、第二の照射野取得方法として、前記放射線画像に対する画像処理に基づいて、前記照射野情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
  7. 前記照射野取得手段は、前記放射線撮影の撮影条件に含まれる情報として予め設定された照射野情報が含まれている場合、前記予め設定された照射野情報を、前記放射線撮影における照射野情報として取得することを特徴とする請求項5または6に記載の撮影制御装置。
  8. 前記照射野取得手段は、第一の照射野取得方法として、前記撮影情報を取得できない場合、第二の照射野取得方法として、前記放射線画像に対する画像処理または前記予め設定された照射野情報に基づいて、前記照射野情報を取得することを特徴とする請求項7に記載の撮影制御装置。
  9. 前記照射野取得手段は、第一の照射野取得方法として、照射野情報が予め設定されていない場合、第二の照射野取得方法として、前記放射線画像に対する画像処理または前記撮影情報に含まれる情報に基づいて、前記照射野情報を取得することを特徴とする請求項7に記載の撮影制御装置。
  10. 前記照射野取得手段は、第一の照射野取得方法として前記放射線画像に対して画像処理を行い、前記画像処理では前記照射野情報を取得できない場合、第二の照射野取得方法として、前記画像処理のアルゴリズムとは異なる画像処理を行い、前記照射野情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
  11. 前記第一の照射野取得方法における画像処理は、撮影部位ごとに対応したアルゴリズムに基づいた処理であり、前記第二の照射野取得方法における画像処理は、撮影部位に限定されないアルゴリズムに基づいた処理であることを特徴とする請求項10に記載の撮影制御装置。
  12. 前記照射野情報を入力する入力手段を更に備え、
    前記照射野取得手段は、前記第一の照射野取得方法、または、前記第二の照射野取得方法により前記照射野情報を取得できない場合、前記入力された前記照射野情報を、前記放射線撮影における照射野情報として取得することを特徴とする請求項2、3、5、6、8乃至11のいずれか1項に記載の撮影制御装置。
  13. 前記放射線撮影における前記撮影情報または予め設定された前記放射線撮影の撮影条件と、前記放射線撮影における照射線量とを対応付けた線量情報テーブルを記憶する記憶する記憶手段を更に備え、
    前記面積線量取得手段は、
    前記撮影情報または前記撮影条件に基づいて、対応する照射線量を前記線量情報テーブルから取得し、前記取得した照射線量と、前記照射野情報から取得した照射野の面積とに基づいて前記面積線量を取得する
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の撮影制御装置。
  14. 入力手段から放射線撮影後に撮影条件の変更が入力された場合、
    前記面積線量取得手段は、変更後の撮影条件に基づいて、前記線量情報テーブルから取得した照射線量と、前記照射野の面積とに基づいて前記面積線量を取得することを特徴とする請求項13に記載の撮影制御装置。
  15. 前記照射野取得手段は、変更後の撮影条件を用いた画像処理を実行し、前記照射野情報を取得することを特徴とする請求項14に記載の撮影制御装置。
  16. 放射線発生装置から照射された放射線に基づいて放射線撮影された放射線画像を取得する画像取得手段を更に備え、
    前記画像取得手段は、前記放射線発生装置からの単一の放射線照射によって複数の放射線撮影装置が撮影した複数の放射線画像を取得し、
    前記画像取得手段は、取得した複数の放射線画像を用いて長尺画像を生成することを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の撮影制御装置。
  17. 前記照射野取得手段は、第一の照射野取得方法として、前記複数の放射線画像について前記照射野情報を取得する処理を行い、前記複数の放射線画像のうちいずれか一つの放射線画像について前記照射野情報を取得できない場合、前記第一の照射野取得方法とは異なる第二の照射野取得方法で前記照射野情報を取得することを特徴とする請求項16に記載の撮影制御装置。
  18. 前記照射野取得手段は、第一の照射野取得方法として、前記長尺画像について前記照射野情報を取得する処理を行い、前記長尺画像について前記照射野情報を取得できない場合、前記第一の照射野取得方法とは異なる第二の照射野取得方法で前記照射野情報を取得することを特徴とする請求項16に記載の撮影制御装置。
  19. 前記面積線量取得手段で取得された前記面積線量を表示手段に表示させる表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載の撮影制御装置。
  20. 前記表示制御手段は、前記照射野情報を取得できない場合、前記面積線量を取得できないことを示す報知表示を前記表示手段に表示させる表示制御を行うことを特徴とする請求項19に記載の撮影制御装置。
  21. 前記放射線撮影における撮影情報を放射線発生装置から取得する撮影情報取得手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか1項に記載の撮影制御装置。
  22. 放射線発生装置および放射線撮影装置を制御する撮影制御装置を有する放射線撮影システムであって、前記撮影制御装置は、
    放射線撮影により取得された放射線画像、前記放射線撮影に関する撮影情報、予め設定された前記放射線撮影の照射野情報のうち少なくとも何れか一つに基づいた照射野取得方法により、前記放射線撮影における照射野情報を取得する照射野取得手段と、
    前記照射野情報に基づいて、前記放射線撮影における面積線量を取得する面積線量取得手段と、を備え、
    前記照射野取得手段は、前記照射野情報を取得できない場合、前記照射野取得方法とは異なる照射野取得方法に基づいて前記照射野情報を取得することを特徴とする放射線撮影システム。
  23. 撮影制御装置の撮影制御方法であって、
    放射線撮影により取得された放射線画像、前記放射線撮影に関する撮影情報、予め設定された前記放射線撮影の照射野情報のうち少なくとも何れか一つに基づいた照射野取得方法により、前記放射線撮影における照射野情報を取得する照射野取得工程と、
    前記照射野情報に基づいて、前記放射線撮影における面積線量を取得する面積線量取得工程と、を有し、
    前記照射野取得工程では、前記照射野情報を取得できない場合、前記照射野取得方法とは異なる照射野取得方法に基づいて前記照射野情報を取得することを特徴とする撮影制御方法。
  24. コンピュータに、請求項23に記載の撮影制御方法の各工程を実行させるプログラム。
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